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発明の名称 連続炊飯装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−292899(P2001−292899A)
公開日 平成13年10月23日(2001.10.23)
出願番号 特願2000−113422(P2000−113422)
出願日 平成12年4月14日(2000.4.14)
代理人 【識別番号】100111257
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 栄二
【テーマコード(参考)】
4B054
【Fターム(参考)】
4B054 AA02 AA17 AB01 AC02 BA02 CG04 CG05 
発明者 山本 昭文 / 三谷 充男
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 炊飯前工程部から順次供給される内釜を釜受け渡し装置で加熱装置にセットして炊飯し、炊飯終了後の内釜を前記釜受け渡し装置で前記加熱装置から取り出して炊飯後工程部に送り出す連続炊飯装置において、前記炊飯前工程部と前記釜受け渡し装置と前記炊飯後工程部とを直列状に繋ぐと共にこの直列状に繋がる経路から外れた位置に前記加熱装置が設けられており、前記加熱装置は、前記1つの内釜を加熱する加熱源と該加熱源を制御する個別制御装置とが組み込まれた複数の炊飯ユニットと、前記釜受け渡し装置の近傍の釜出し入れ位置を通る閉ループ状の循環経路に沿って前記各炊飯ユニットを循環移動させる炊飯ユニット移送装置とを備えており、前記釜受け渡し装置は、前記釜出し入れ位置まで移送された特定の炊飯ユニットから炊飯終了後の内釜を取り出して前記炊飯後工程部に移し替えると共に、その後前記炊飯前工程部から内釜を取り出して前記釜出し入れ位置にある前記特定の炊飯ユニットにセットする、連続炊飯装置。
【請求項2】 請求項1に記載の連続炊飯装置において、前記炊飯前工程部は、前記内釜を搬送しながら該内釜に米粒と水を入れる被加熱物充填部を備えており、前記炊飯後工程部は、搬送される前記内釜内の米飯を別途設けられた米飯容器に移し替える米飯移し替え部と該米飯移し替え部から下流側に搬送される前記内釜を洗浄する洗浄部を備えており、前記炊飯前工程部の上流端と前記炊飯後工程部の下流端は繋がっている、連続炊飯装置。
【請求項3】 請求項1又は2に記載の連続炊飯装置において、前記炊飯ユニット移送装置は、鉛直方向の回転軸を有する回転テーブルに前記複数の炊飯ユニットが前記回転軸を中心とする円周上に並ぶ態様で配設された本体部と、前記本体部を前記回転軸を中心に自転させるモータを備えている、連続炊飯装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は大量の炊飯を行う給食会社等に設置される連続炊飯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の連続炊飯装置を例示する装置全体の斜視図である。このものでは、米計量部(81)→水計量部(82)→洗米・浸漬部(83)→調味料投入部(84)→加熱装置(85)の入口(851)→クレーン(92)→加熱装置(85)の出口(852)→コンベヤ(86)→蒸らし部(87)→ほぐし・移替部(88)→コンベヤ(86)→釜洗浄部(89)の順序で繋がった循環路(91)が形成されている。
【0003】上記加熱装置(85)には、複数の炊飯ユニット(71)(71)が二列に並ぶ態様で配設されていると共に、該加熱装置(85)の上方にはレール(94)(94)に沿って移動するクレーン(92)が配設されている。このものでは、上記循環路(91)に沿って搬送される内釜(93)(93)に米計量部(81)及び水計量部(82)で米粒及び水が投入され、これが洗米・浸漬部(83)→調味料投入部(84)→加熱装置(85)の入口(851)の順序で搬送されて該入口(851)で一時的にストックされる。
【0004】上記入口(851)にストックされた内釜(93)(93)はクレーン(92)で運ばれて加熱装置(85)の炊飯ユニット(71)(71)に順次セットされると共に炊飯終了後の内釜(93)(93)は、クレーン(92)で保持されて出口(852)に搬送される。その後、出口(852)まで搬送された内釜(93)(93)は蒸らし部(87)に搬送されて該部分で米飯が蒸らされ、その後、内釜(93)(93)内の米飯がほぐし・移し替え部(88)で飯櫃(96)に移し替えられ、これにより空になった内釜(93)(93)が、コンベヤ(86)から釜洗浄部(89)に搬送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来のものでは、炊飯ユニット(71)(71)に対して内釜(93)(93)の出し入れが迅速に行えないという問題があった。上記従来のものでは、クレーン(92)が特定の炊飯ユニット(71)から炊飯終了後の内釜(93)を取り出して出口(852)に搬送した後、入口(851)まで戻って炊飯前の新たな内釜(93)を保持し、これを前記特定の炊飯ユニット(71)まで搬送してこれにセットする1サイクルの動作を行う必要がある。そして、この1サイクルの動作を行う際にクレーン(92)が走行する走行距離は、少なくとも加熱装置(85)の入口(851)と出口(852)の相互間の往復距離以上は必要となる。ところが、上記従来例のものでは,加熱装置(85)の両端の隔たった位置に入口(851)と出口(852)が形成されていることから、上記1サイクルの動作を行う際の上記クレーン(92)の走行距離が長くなり、その分、内釜(93)(93)の着脱作業の迅速性が阻害されるのである。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、『炊飯前工程部から順次供給される内釜を釜受け渡し装置で加熱装置にセットして炊飯し、炊飯終了後の内釜を前記釜受け渡し装置で前記加熱装置から取り出して炊飯後工程部に送り出す連続炊飯装置』において、加熱装置に対する内釜の出し入れ動作が迅速に行えるようにすることをその課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】〔1項〕上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、『前記炊飯前工程部と前記釜受け渡し装置と前記炊飯後工程部とを直列状に繋ぐと共にこの直列状に繋がる経路から外れた位置に前記加熱装置が設けられており、前記加熱装置は、前記1つの内釜を加熱する加熱源と該加熱源を制御する個別制御装置とが組み込まれた複数の炊飯ユニットと、前記釜受け渡し装置の近傍の釜出し入れ位置を通る閉ループ状の循環経路に沿って前記各炊飯ユニットを循環移動させる炊飯ユニット移送装置とを備えており、前記釜受け渡し装置は、前記釜出し入れ位置まで移送された特定の炊飯ユニットから炊飯終了後の内釜を取り出して前記炊飯後工程部に移し替えると共に、その後前記炊飯前工程部から内釜を取り出して前記釜出し入れ位置にある前記特定の炊飯ユニットにセットする』ことである。
【0008】上記技術的手段は次のように作用する。内釜を加熱する加熱源と該加熱源を制御して炊飯動作を行わせる個別制御装置とを各別に備えた炊飯ユニットは、炊飯ユニット移送装置によって釜出し入れ位置を通る閉ループ状の循環経路に沿って移送される。そして、前記炊飯ユニットが前記循環経路に沿って移送される途中で該炊飯ユニットがこれに装着された内釜を加熱炊飯しながら釜出し入れ位置へ戻って行く。そして、釜受け渡し装置近傍の釜出し入れ位置まで戻って来た特定の炊飯ユニットに装着された炊飯終了後の内釜は、釜受け渡し装置で取り出されて炊飯後工程部に移し替えられる。その後、釜受け渡し装置は前記釜出し入れ位置にある前記特定の炊飯ユニット(内釜が取り除かれている)に対して炊飯前工程部にある未炊飯の内釜をセットする。
【0009】このように、上記技術的手段によれば、釜受け渡し装置の近傍の釜出し入れ位置にある炊飯ユニットに対して内釜のセット及び取り出しを行うから、加熱装置(85)の入口(851)と出口(852)の距離が大きい既述従来のものに比べて、内釜の出し入れ動作が迅速化できる。
【0010】〔2項〕前記1項に於いて、『前記炊飯前工程部は、前記内釜を搬送しながら該内釜に米粒と水を入れる被加熱物充填部を備えており、前記炊飯後工程部は、搬送される前記内釜内の米飯を別途設けられた米飯容器に移し替える米飯移し替え部と該米飯移し替え部から下流側に搬送される前記内釜を洗浄する洗浄部を備えており、前記炊飯前工程部の上流端と前記炊飯後工程部の下流端は繋がっている』ものでは、被加熱物充填部→加熱装置→内釜の洗浄部→被加熱物充填部と循環する経路で内釜を移送しながら前記被加熱物の充填から炊飯後の内釜の洗浄作業までの一連の作業を、前記内釜を循環させながら連続的に繰り返えすことができる。
【0011】〔3項〕前記1項又は2項に於いて、『前記炊飯ユニット移送装置は、鉛直方向の回転軸を有する回転テーブルに前記複数の炊飯ユニットが前記回転軸を中心とする円周上に並ぶ態様で配設された本体部と、前記本体部を前記回転軸を中心に自転させるモータを備えている』ものとすることができる。このものでは、モータの回転によって回転テーブルが前記回転軸を中心に自転させられ、これにより、該回転テーブルに設けられた炊飯加熱ユニットが円形の閉ループに沿って移動する。
【0012】
【発明の効果】本発明は次の特有の効果を有する。釜受け渡し装置の近傍の釜出し入れ位置にある炊飯ユニットに対して内釜の装着及び取り出しを行うから、加熱装置(85)の入口(851)と出口(852)の距離が大きい既述従来のものに比べて、内釜の出し入れ動作が迅速化できる。
【0013】2項の発明では、前記効果に加えて、内釜に米粒と水を入れる作業から炊飯した米粒を取り出した後の内釜の洗浄作業までの作業を繰り返して行わせることができる効果がある。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、上記した本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の実施の形態に係る連続炊飯装置の全体斜視図である。このものでは、閉ループ状の循環搬送路(11)で内釜(93)(93)と蓋(90)(90)が搬送されながら炊飯や内釜(93)(93)の洗浄等が連続的に行われるようになっている。
【0015】循環搬送路(11)の走行域の内側には、浸漬配米配水機(13)が配設されていると共に、該浸漬配米配水機(13)のホッパ(14)の下方には内釜(93)(93)に設定量の米粒と水を投入する被加熱物投入管(15)が連設されている。上記浸漬配米配水機(13)の上部に設けられたホッパ(14)には、移送パイプ(17)を介して洗米機(16)が連設されており、該洗米機(16)で洗浄された米粒は移送パイプ(17)を介して浸漬配米配水機(13)のホッパ(14)内に水に漬けられた状態で貯留される。この為、浸漬配米配水機(13)には図示しない給水管から給水されるようになっている。
【0016】上記洗米機(16)には、移送パイプ(19)を介して貯米庫(18)に繋がっており、該貯米庫(18)に貯留された米粒が移送パイプ(19)を介して洗米機(16)に移送されて該洗米機(16)内で洗米される。
【0017】上記浸漬配米配水機(13)の配設部(被加熱物充填部)から下流側の一定範囲の循環搬送路(11)はベルトコンベヤ(12)で構成されており、該ベルトコンベヤ(12)の下流側に配設されたローラコンベヤ(21)の下流端は、図1,図3に示すように、釜受け渡し装置(40)の配設部まで延びている。
【0018】上記釜受け渡し装置(40)の配設部の近傍であって循環搬送路(11)から外れた位置には加熱装置(5)が設置されていると共に、該加熱装置(5)は図1〜図3に示す構造を有している。
【0019】次に、加熱装置(5)の構造を詳述する。図2に示すように、上記加熱装置(5)は床面(10)に載置され且つ上端が開放した円筒状の基台(51)を具備していると共に、該基台(51)の上端周縁部には後述の支持ローラ(52)(52)を受けるフランジ部(53)が周設されている。上記基台(51)の中心線部(鉛直方向の回転軸)には支柱(54)が配設されていると共に、該支柱(54)には軸受(55)(55)を介して回転筒(56)が回転自在に取り付けられており、該回転筒(56)の下端から放射状に延びる支持脚(57)(57)の外端には、既述フランジ部(53)上を走行する支持ローラ(52)(52)が設けられている。
【0020】上記支持脚(57)(57)は、前記回転筒(56)を包囲する態様でこれと同軸状に設けられた中間ドラム(58)を貫通していると共に、該中間ドラム(58)の下端外周にはローラチェーン(68)が巻回されている。そして、該ローラチェーン(68)にはモータ(72)の回転軸に取り付けられたスプロケット(73)が係合している。尚、モータ(72)としては汎用モータやサーボモータを採用することができる。
【0021】又、上記中間ドラム(58)の上端によって円板状の回転テーブル(50) が支持されていると共に、上記回転テーブル(50)の外周部には、炊飯ユニット(61)(61)が円周方向に一定角度のピッチで配設されている。そして、上記中間ドラム(58)がモータ(72)によって回転されると、該中間ドラム(58)の上端で支持された回転テーブル(50)が炊飯ユニット(61)(61)を保持した状態で該炊飯ユニット(61)(61)の配設ピッチ単位で間欠的に回転するように構成されている。尚、本実施の形態では、炊飯ユニット(61)(61)とこれを保持する回転テーブル(50),中間ドラム(58),支持脚(57)及び回転筒(56)等が既述3項の本体部に対応する。又、該本体部とこれを回転させる後述のモータ(72)の組み合わせが既述1項に記載の炊飯ユニット移送装置に対応する。
【0022】上記炊飯ユニット(61)内には、該炊飯ユニット(61)にセットされた内釜(93)の釜底温度を検知する釜底温度センサ(62)と、上記内釜(93)を加熱する加熱源たる加熱コイル(79)に高周波電流を通電するインバータ回路(63)と、上記釜底温度センサ(62)の検知温度を示す信号等に基づいて上記インバータ回路(63)を制御する為の個別制御装置(64)と、更に、炊飯ユニット(61)に内釜(93)がセットされたことを検知する釜検知センサ(65)を備えている。又、回転テーブル(50)の上面の回転中心近傍には、後述する蒸気温度送信器(67)(67)の信号を受信する温度受信器(59)(59)が配設されており、該温度受信器(59)(59)はリード線(66)(66)を介して各炊飯ユニット(61)(61)の個別制御装置(64)(64)に接続されている。
【0023】既述した支柱(54)の上端から放射状に突出する支持板(69)(69)の外端部は扇形の蒸気フード(31)の下面に固定されていると共に、該蒸気フード(31)は下方に開放し且つ外周から中心に向かって次第に競り上がる形状を有している。又、蒸気フード(31)の上面中心部には図示しない排気ダクトを接続する為のダクト接続筒(32) が突出している。
【0024】前記蒸気フード(31)の下面には、その外周部から中心に向けて延びる蒸気ガイド(33)(33)が上記炊飯ユニット(61)(61)と同一ピッチで周方向に間隔を置いて配設されている。各蒸気ガイド(33)は下方に開放する逆U字状断面を有していると共に、夫々の蒸気ガイド(33)には、各内釜(93)を覆う蓋(90)の中央に設けられた摘み(34)を貫通する蒸気孔(35)から排出される蒸気の温度を検知する蒸気温度センサ(70)が配設されている。そして、上記各蒸気ガイド(33)(33)に配設された蒸気温度センサ(70)(70)による検知温度を示す信号は、リード線(60)(60)を介して支柱(54)の外周に固定された蒸気温度送信器(67)(67)に伝わるようになっている。そして、前記検知温度を示す信号は、上記蒸気温度送信器(67)(67)からこれらの下方に位置する回転テーブル(50)上の温度受信器(59)(59)に各別に伝達され、該伝達信号は更にリード線(66)(66)を介して各炊飯ユニット(61)(61)の個別制御装置(64)(64)に伝達されるようになっている。尚、各個別制御装置(64)には、加熱コイル(79)で内釜(93)を加熱する量(発熱量)の経時変化を示す複数の炊飯加熱パターンが予め記憶させてある。そして、メーンコントローラ(80)を操作することによって、上記各炊飯加熱パターンから特定の炊飯加熱パターンが選択できるようになっている。
【0025】図1〜図3に示すように、炊飯前工程部側のローラコンベヤ(21)と炊飯後工程部側の蒸らしコンベヤ(22)の間に介在する釜受け渡し装置(40)は、内釜(93)の上端フランジ(99)に対して下方から係合するように開閉駆動源(図示せず)で開閉される一対の挟持腕(42)(42)を有する回転頭部(43)を備えている。図2に示すように、上記回転頭部(43)は該回転頭部(43)から下方に突出する支軸(44)に支持されていると共に、該支軸(44)は首振りモータ(45)で上記回転頭部(43)と一体的に回転されるようになっている。又、上記支軸(44)は昇降駆動源(46)で昇降されるようになっている。従って、図示しない開閉駆動源で挟持腕(42)(42)を開閉させると共に、首振りモータ(45)で支軸(44)を回転させ、更に、該支軸(44)を昇降駆動源(46)で昇降させると、釜受け渡し装置(40)に最接近した位置(釜受け渡し装置(40)近傍の釜出し入れ位置)にある特定の炊飯ユニット(61)から内釜(93)を挟持腕(42)(42)で保持した状態で取り出してこれを炊飯後工程部側の蒸らしコンベヤ(22)上に排出することができる。又、挟持腕(42)(42)の開閉や支軸(44)の回転によって、上記特定の炊飯ユニット(61)に対してローラコンベヤ(21)上の内釜(93)を投入することができる。
【0026】循環搬送路(11)の走行域に於ける上記釜受け渡し装置(40)の配設部の下流側に設けられた蒸らし部(24)は、蒸らしコンベヤ(22)を包囲し且つ断熱材で形成されたトンネル型の覆い部材(25)を具備しており、炊飯終了直後の内釜(93)(93)(蓋(90)(90)で覆われている)が前記覆い部材(25)内を通過する間に、これが高温状態に保たれて蒸らしが進行する。
【0027】蒸らし部(24)の下流側に位置する米飯移し替え部(26)には、内釜(93)(93)を覆う蓋(90)(90)を除去する為の蓋除去機(27)が設けられていると共に、蓋(90)が除去された内釜(93)を挟持アーム(20)(20)で保持した状態で上昇させつつ倒立させて該内釜(93)内の米飯をシュート(28)から米飯容器(29)に移し替える米飯移し替え装置(23)が設けられている。
【0028】循環搬送路(11)の走行域に於ける上記米飯移し替え部(26)の下流側には、内釜(93)を上下反転させて倒立状態にする反転装置(36)が設けられていると共に、該反転装置(36)の下流側には前記倒立状態にある内釜(93)(93)と蓋(90)(90)を洗浄する既述洗浄部たる釜洗浄装置(37)が配設されている。
【0029】次に、上記連続炊飯装置の動作を説明する。循環搬送路(11)に内釜(93)(93)と蓋(90)(90)が交互に載置された状態で浸漬配米配水機(13)の配設部を通過すると、ホッパ(14)に貯留された米粒と水が内釜(93)に設定量投入される。次に、被加熱物(米粒と水)が収容された内釜(93)の開口に作業者が蓋(90)を被せると、蓋(90)の施された内釜(93)が循環搬送路(11)を構成するベルトコンベヤ(12)から、その下流側のローラコンベヤ(21)上に送り出され、これが釜受け渡し装置(40)部分まで移送される。そして釜受け渡し装置(40)部分まで移送された内釜(93)(93)は釜受け渡し装置(40)で加熱装置(5)にセットされて加熱炊飯される。
【0030】図4は、加熱装置(5)の動作を説明するフローチャートである。釜受け渡し装置(40)がローラコンベヤ(21)から取り出した内釜(93)を、釜出し入れ位置(釜受け渡し装置(40)に最も近い位置)にある炊飯ユニット(61)に投入すると、図2に現れる釜検知センサ(65)がON信号を出力する。すると、図4のステップ(ST1)からステップ(ST2)に制御動作が移行し、上記ON信号に応答してモータ(72)が回転し始める。すると、スプロケット(73)とローラチェーン(68)の噛み合いによって中間ドラム(58)が回転テーブル(50)と共に図3の矢印で示す時計方向に回転し、これにより、炊飯ユニット(61)(61)の配設ピッチ分に相当する角度だけ回転テーブル(50)が回転せしめられる。又、ステップ(ST2)では炊飯ユニット(61)の個別制御装置(64)がインバータ回路(63)を制御して内釜(93)を加熱コイル(79)で弱加熱し始め、その後、釜底温度センサ(62)の検知温度が80℃になると、加熱コイル(79)の出力が増加されて内釜(93)が強加熱される。釜出し入れ位置にある炊飯ユニット(61)に内釜(93)がセットされる毎に回転テーブル(50)が上記配設ピッチ単位で間欠回転されると、炊飯ユニット(61)にセットされた内釜(93)が加熱コイル(79)で加熱されて該内釜(93)内が次第に沸騰する。内釜(93)内が沸騰する頃になると、該内釜(93)がセットされた炊飯ユニット(61)が蒸気フード(31)に設けられた第1蒸気温度センサ(70a)の下方に到達し、これにより、内釜(93)から発生する蒸気(蓋(90)の摘み(34)に形成された蒸気孔(35)から噴出される。)の温度が該第1蒸気温度センサ(70a)で検知される。そして、回転テーブル(50)が間欠回転するのに伴って、内釜(93)が第1蒸気温度センサ(70a)→第2蒸気温度センサ(70b)→第3蒸気温度センサ(70c)の順でこれらに順次下方から対向する。そして、上記第1蒸気温度センサ(70a)等の検知する水蒸気の温度が70℃になると、ステップ(ST5)からステップ(ST6)に制御が進んでインバータ回路(63)の出力が低下され、これにより、内釜(93)が弱加熱される。この頃になると弱加熱状態になった内釜(93)がセットされた炊飯ユニット(61)は、第1蒸気温度センサ(70a)又は第2蒸気温度センサ(70b)の配設部の下方に到達している。尚、内釜(93)から吐出される水蒸気の温度が上記70℃になる頃には該内釜(93)がセットされた炊飯ユニット(61)が第1蒸気温度センサ(70a)又は第2蒸気温度センサ(70b)の配設部の下方に到達するようにモータ(72)の回転速度等の種々の条件が設定されている。やがて内釜(93)内の水分が殆ど蒸発して釜底温度センサ(62)の検知する釜内温度が140℃になって炊飯終了状態になると、ステップ(ST7)からステップ(ST8)に制御が移されて加熱コイル(79)による加熱動作が停止される。このとき、炊飯終了状態になった内釜(93)がセットされた炊飯ユニット(61)が、釜出し入れ位置(釜受け渡し装置(40)の最接近位置)まで移動してきていない場合は、該炊飯ユニット(61)が釜出し入れ位置に移動するまで回転テーブル(50)を回転させ、その後に個別制御装置(64)が炊飯終了信号を出力する。すると、該炊飯終了信号が図示しない送信器を介して釜受け渡し装置(40)に送られ、これにより、釜受け渡し装置(40)が炊飯終了状態にある内釜(93)を炊飯ユニット(61)から取り出してこれを炊飯後工程部を構成する蒸らしコンベヤ(22)上に載置する。又、前記釜受け渡し装置(40)は、ローラコンベヤ(21)から未炊飯の内釜(93)を取り出して上記釜出し入れ位置にある炊飯ユニット(61)にセットする。
【0031】蒸らしコンベヤ(22)に供給された炊飯済みの内釜(93)は、図1に現れる蒸らし部(24)の覆い部材(25)内を通過する間に蒸らされ、その後、米飯移し替え部(26)まで搬送される。米飯移し替え部(26)まで搬送された内釜(93)の蓋(90)は蓋除去機(27)で取り外され、その後、蓋(90)の除去された内釜(93)が挟持アーム(20)(20)で挟まれて上方に持ち上げられつつ上下反転せしめられ、これにより、内釜(93)内の米飯がシュート(28)から米飯容器(29)に落下する。米飯が無くなって空になった内釜(93)は、再び循環搬送路(11)上に戻され、これが、反転装置(36)を通過するときに倒立され、該倒立状態にある内釜(93)は釜洗浄装置(37)内で洗浄される。その後、釜洗浄装置(37)から出た内釜(93)は釜反転装置(98)で再び正立状態に戻され、浸漬配米配水機(13)の配設部に帰還する。
【0032】尚、上記実施の形態では、長方形の軌跡に沿って走行する循環搬送路(11)の内側に加熱装置(5)が配設されているが、図5の(イ)〜(ヘ)に示すように循環搬送路(11)や加熱装置(5)等の配置態様を変更することも可能である。即ち、循環搬送路(11)の走行軌跡を円形((ハ))や三角形((ヘ))等の種々の形状に変更することも可能であり、又、加熱装置(5)の配設位置を循環搬送路(11)の走行軌跡の内外いずれの位置にすることも可能である。




 

 


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