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発明の名称 積層ウエブおよび積層ウエブ包装体
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−145587(P2001−145587A)
公開日 平成13年5月29日(2001.5.29)
出願番号 特願平11−370721
出願日 平成11年11月18日(1999.11.18)
代理人
発明者 福田 昭治 / 山路 誠記
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 左側ウエブ(2)と右側ウエブ(3)とを所定長さずつ重合させ、かつ、相互に相手側ウエブに折り込んだ状態で前記左右各側のウエブ(2,3)を順次積層させてなる積層ウエブ(1)であって、前記左右各ウエブは、ウエブ幅をほぼ4等分し、そのほぼ1/4(ほぼ3/4)を折り目として左右両端のウエブが中央部に向かって断面C状に折り畳まれ、かつ、各左側ウエブ(2)と各右側ウエブ(3)を相互にほぼ1/4長さだけ重合させた状態で、該各ウエブ幅のほぼ1/4の位置を2枚重ねのまま順次交互にジグザグ状に折り込んで積層した構造である、ことを特徴とする積層ウエブ。
【請求項2】 請求項1の積層ウエブ部(1)を上面部に取出口(11)を形成した容器(10)内に収納し、該容器(10)の取出口(11)から最上位のウエブを引き出すことにより次順に位置するウエブの一部が取出口(11)から臨出するようにしたことを特徴とする積層ウエブ包装体。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、例えばウェットティッシュや乾ティッシュのようなウエブを多数枚積層させた積層ウエブ、および、その積層ウエブを容器内に収納した積層ウエブ包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例えば、ウェットティッシュや乾ティッシュのようなウエブは、左右各側から相互に相手側ウエブに折り込んだ状態で積層させた積層ウエブの状態で製造される。また、この種の積層ウエブは、容器内に収納して積層ウエブ包装体の状態で使用される。そして、この積層ウエブ包装体では、容器の取出口からウエブを1枚引き出す度に、ウエブ同士の摩擦力によって次順のウエブの一部が取出口から臨出するようになり、そのウエブ臨出部分をつまんで次順のウエブを引き出し得るようになっている。
【0003】ところで、この種の積層ウエブの折り畳み積層構造として、従来から図4〜図10に示すようなものが知られている。
図4の第1従来例図4に示す積層ウエブ包装体内の積層ウエブ1は、左側ウエブ2と右側ウエブ3を1/2長さに2つ折りした状態で相互に全深さまで相手側のウエブに折り込ませている。この場合、左側ウエブ2と右側ウエブ3との重合幅Waは、元のウエブ長さのほぼ1/2である。
【0004】したがって、図4の積層ウエブ包装体では、左右各側のウエブ2,3の重合幅Waが大きくなり(元のウエブ長さのほぼ1/2幅)、ウエブ引き出し時に容器10の取出口11から臨出する次順のウエブ臨出部3aが長くなり(例えば元のウエブ長さの1/2〜1/3程度)、美観を損なう。さらに、ウェットティッシュの場合では、ウエブ間の摩擦力が大きいので、左側ウエブ2と右側ウエブ3との重合長さ(重合面積)が大きくなると、ウエブ引き出し時に次順のウエブ全体が連れて引き出されることがある。
図5の第2従来例図5に示す積層ウエブ包装体内の積層ウエブ1は、左右各側のウエブ2,3をそれぞれS字状に3つ折りした状態で相互に相手側ウエブに折り込ませている。この場合、左側ウエブ2と右側ウエブ3との重合幅Wbは、元のウエブ長さのほぼ1/3である。
【0005】この図5の場合のウエブ重合幅Wbは、図4の積層ウエブ1の重合幅、Waよりやや小さくなっているが、それでも元のウエブ長さのほぼ1/3が重合しており、容器取出口11から臨出するウエブ臨出部2aがかなり長くなる(美観を損なう)とともに、ウェットティッシュの場合は次順のウエブが連れて引き出されることがある。
図6の第3従来例図6に示す積層ウエブ包装体内の積層ウエブ1では、図6(A)に示すように、左側ウエブ2と右側ウエブ3とを積層ウエブ1の中央部において小長さ範囲(重合幅Wc)だけ重合させている。
【0006】ところが、この図6の場合は、該重合幅Wcが小さいので、次順のウエブ臨出部2aが小さくなるが、積層ウエブ1の中央部(重合幅Wcの範囲)においてウエブ積層枚数がその両側部より多くなって、図6(B)に示すように積層ウエブ1が部分的に嵩高になる(この場合は中央部が嵩高になる)。このように、積層ウエブ1が部分的に嵩高になると、積層ウエブ1の製造時に姿勢が不安定になるとともに、ウエブ枚数の割りに積層ウエブ1の高さが高くなり、容器10内への収容量が少なくなる。
図7の第4従来例図7に示す積層ウエブ包装体内の積層ウエブ1では、図7(A)に示すように、左側ウエブ2と右側ウエブ3とを積層ウエブ1の片側の所定範囲(重合幅Wdの範囲)において重合させている。
【0007】したがって、この図7の場合は、左右各側のウエブ2,3の重合部分が一方に片寄っているので、図7(B)に示すように積層ウエブ1の形状が変形し(部分的に嵩高になる)、容器10内への収容量が少なくなる。
図8の第5従来例図8に示す積層ウエブ包装体内の積層ウエブ1では、左右各側のウエブ2,3をそれぞれ1/3長さの位置に2つ折りした状態で相互に相手側ウエブに折り込まれている。
【0008】この図8の場合は、左側ウエブ2と右側ウエブ3との重合幅We(左右に2箇所できる)が元のウエブの長さのほぼ1/3となって次順のウエブ臨出部2aがかなり長くなるとともに、積層ウエブ1の全幅Lが元のウエブ長さの2/3となって容器10が大型化する(積層ウエブ包装体の占有面積が大きくなる)。
図9及び図10の第6従来例図9に示す従来例は、特開平7−213453号公報に示されるもので、この積層ウエブ包装体内の積層ウエブ1は、左右各側のウエブ2,3をその中央部(符号b,d)で2つ折りするとともに、その各一方の折り方をさらに2つ折りした状態で、相互に相手側ウエブに折り込んでいる。したがって、左側ウエブ2と右側ウエブ3との重合幅、Wf(左右2箇所にある)は、元のウエブ長さのほぼ1/4となって適当範囲となっている。
【0009】ところで、図10には、図9の積層ウエブ1の左右各ウエブ2,3の折り畳み方法を示しているが、この従来例の積層ウエブ1では、1単位当たり符号a〜dの4箇所で折り畳む必要があり、積層ウエブ1の製造時において1単位当たりの折り回数が多くなるとともに、その折り装置の構成が複雑となる(折り箇所が多くなる)。
【0010】このように、上記の第1〜第6従来例では、それぞれ一長一短があってそれらの全部を満足し得るものではない。
【0011】本願発明は、上記事情に鑑み、積層ウエブの全幅が大きくならず(元のウエブ長さのほぼ1/2)、かつ、該積層ウエブにおける左側ウエブと右側ウエブとの重合幅を適正(元のウエブ長さのほぼ1/4)にするようにした積層ウエブを提供することを第1の目的とし、さらに、その積層ウエブを収納した積層ウエブ包装体を提供することを第2の目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。
本願請求項1の発明本願請求項1の発明は、左側ウエブと右側ウエブとを所定長さずつ重合させ、かつ、相互に相手側ウエブに折り込んだ状態で左右各側のウエブを順次積層させてなる積層ウエブを対象にしている。
【0013】そして、この請求項1の積層ウエブは、ウエブ幅をほぼ4等分し、そのほぼ1/4(ほぼ3/4)を折り目として左右両端のウエブが中央部に向かって断面C状に折り畳まれ、かつ、各左側ウエブ2と各右側ウエブ3を相互にほぼ1/4長さだけ重合させた状態で、該各ウエブ幅のほぼ1/4の位置を2枚重ねのまま順次交互にジグザグ状に折り込んで積層した構造を有している。
【0014】この請求項1の積層ウエブでは、その全幅にわたって同じ嵩高となる(部分的な嵩高部分がない)。
【0015】この積層ウエブは、包装袋内に収納した状態で商品化され、例えば、詰め替え式の容器に収納して使用される。そして、この積層ウエブは、左側ウエブと右側ウエブとが相互にほぼ1/4長さで重合された状態で左右各側ウエブが交互にジグザグ状に折り込んで積層しているので、取出口から最上位のウエブを引き出したときに次順のウエブの一部が該取出口から臨出するようになる。なお、積層ウエブがウェットティッシュの場合は、引き出されるウエブと次順のウエブとの摩擦力が強くなるが、本願の積層ウエブでは、ウエブ引き出し時に摩擦力が発生する範囲が元のウエブ長さのほぼ1/4であるので、次順のウエブ臨出長さは、元のウエブ長さのほぼ1/4以下(実際には元のウエブ長さの1/6〜1/8程度)となって見栄えが悪くならない。
本願請求項2の発明本願請求項2の発明は、上記請求項1の積層ウエブを上面部に取出口を形成した容器内に収納してなる積層ウエブ包装体を対象にしている。
【0016】そして、この請求項2の積層ウエブ包装体では、容器の取出口から最上位のウエブを引き出すことにより次順に位置するウエブの一部が取出口から臨出するようにしている。
【0017】この請求項2の積層ウエブ包装体では、積層ウエブの全幅が元のウエブ長さのほぼ1/2であるので容器がさほど大きくならず、また、取出口からウエブを引き出した際に次順のウエブが取出口から臨出する長さがさほど長くならない。
【0018】
【発明の実施形態】図1〜図3を参照して本願実施形態を説明すると、図1には積層ウエブ1を気密袋15で包装した状態を示し、図2には図1の積層ウエブ1の折り畳み方法を示し、図3には積層ウエブ1を容器10内に収納した積層ウエブ包装体を示している。また、この実施形態では、ウエブとしてウェットティッシュや乾ティッシュが適用される。
【0019】図1の積層ウエブ1は、左側ウエブ2と右側ウエブ3とを所定長さづつ重合させ、かつ、相互に相手側ウエブに折り込んだ状態で左右各側のウエブ2,3を順次積層させて形成している。また、この積層ウエブ1は、図2に示す工程によって図面(B)に示すようにC状に折り畳まれている。この折り畳み工程を図2を参照しながら順に説明すると、まず、図1(A)に示す方形のウエブ0において、横方向からほぼ4等分し、ほぼ1/4、ほぼ3/4の位置に谷折り線23(33)(ほぼ1/4の位置)、24(34)(ほぼ3/4の位置)を設定する。次に、図2(B)に示すように、谷折り線21,31を折り返すことによりC状の折り畳み形状とされる。
【0020】かくしてC状に折り畳まれたウエブ0は、図2(C)に示すような態様で、上下方向に積層されるが、ここでは左右各側ウエブ2、3・・を繰り返し積層させた例について説明する。左側ウエブ2と右側ウエブ3とを所定長さずつ重合させ、かつ、相互に相手側ウエブに折り込んだ状態で前記左右各側のウエブ2,3を順次積層させてなる積層ウエブ1であって、各左側ウエブ2と各右側ウエブ3を相互にほぼ1/4長さだけ重合させた状態で、該各ウエブ幅の1/4の位置を2枚重ねのまま順次交互にジグザグ状に折り込んで積層している。
【0021】すなわち、各左側ウエブ(2,2・・・)の各左端(21,21・・・)と各右側ウエブ(3,3・・・)の各左端(31,31・・・)、および、各左側ウエブ(2,2・・・)の各右端(22,22・・・)と各右側ウエブ(3,3・・・)の各右端(32,32・・・)とで形成された左右の各2枚重ね部分が、該2枚重ね部分の各端部から該各ウエブ幅のほぼ1/4の位置で2枚重ねのまま順次折り畳まれて、かつ、各左側重合部においては右側ウエブが左側ウエブの内側に折り込まれ、各右側重合部においては左側ウエブが右側ウエブの内側に折り込まれた状態とすることにより、該左右各側のウエブ(2,3)が交互にジグザグ状に折り畳まれた積層ウエブが形成されている。なお、図2(C)では、前記2枚重ね部分で上向きに折り畳まれているために、該左右各重合部では上記の折り込み状態が形成されているが、前記2枚重ね部分の各端部での折り畳みを上下逆方向として、各左側重合部においては左側ウエブが右側ウエブの内側に折り込まれ、かつ、各右側重合部においては右側ウエブが左側ウエブの内側に折り込まれた状態を形成することもできる。
【0022】図1の積層ウエブ1の積層構造を形成する折り畳み方法は、必ずしも図2の2枚重ねのまま折り畳む方法に限定されるものではない。図10に示す従来例と同様に、先ず右側ウエブ3の左端31および左側ウエブ2の右端22を折り畳み、次いで左側ウエブ2の左端21および右側ウエブ3の右端32を折り畳む方法、あるいはこの逆に、先ず左側ウエブ2の左端21および右側ウエブ3の右端32を折り畳み、次いで右側ウエブ3の左端31および左側ウエブ2の右端22を折り畳む方法など、2段階に折り畳むこともできる。
【0023】この積層ウエブ1では、図1に示すように全幅Mが元のウエブ長さの1/2となり、また、各左側ウエブ2,2・・と各右側ウエブ3,3・・とが左右各側においてそれぞれ符号Wgの長さ(元のウエブ長さのほぼ1/4長さ)ずつ重合している。したがって、積層ウエブ1がコンパクトになるとともに、全幅Mにわたって嵩高さが同じになる。
【0024】この積層ウエブ1は、ウェットティッシュの場合は、図1に示すように気密袋15で包装した状態で商品化したり、あるいは図3に示すように取出口11つきの袋入り積層ウエブ1は、詰め替え用として使用したり、気密袋15に取出口を形成してそのまま使用したりすることができる。
【0025】そして、図3の積層ウエブ包装体では、容器10内の積層ウエブ1も最上位のウエブを引き出すと、次順のウエブに幅Wgの範囲で摩擦力が作用して、該次順のウエブの一部が連れ引き出しされるが、取出口11から臨出するウエブ臨出部は、符号2aで示すように比較的小長さとなる(実際には元のウエブ長さの1/6〜1/8程度)。したがって、該ウエブ臨出部2aの見栄えがさほど悪くならない。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなとおり、本発明によれば、嵩高が低くなり、積層ウエブ1の全幅Mを元のウエブ長さのほぼ1/2とし、かつ、左側ウエブ2と右側ウエブ3におけるウエブ引出し時に実質的な摩擦力が作用する重合幅Wgを元のウエブ長さのほぼ1/4とすることによって、取出時の抵抗が小さく、次のウエブの露出量が少なくなるなど、この種のウェットティッシュ、乾ティッシュ製品に求められている要求に満足できる効果がある。




 

 


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