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発明の名称 混練機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−112648(P2001−112648A)
公開日 平成13年4月24日(2001.4.24)
出願番号 特願平11−292701
出願日 平成11年10月14日(1999.10.14)
代理人
発明者 伊東 正吉 / 清水 寛
要約 目的
「こねる」、「練る」等の調理を行う混練機にモータ冷却と材料冷却とを行う機能を備え、モータの加熱を防止すると共に、コシの強い餅をつくことを目的とするものである。

構成
本体にファン装置19を備え、ホッパー13とホッパー取り付け口14との隙間Sから吸気し、本体内の熱気を含んで排気口20より排気する通風経路Rを本体内部に形成した。
特許請求の範囲
【請求項1】 材料が投入されるホッパーと、該ホッパーを着脱自在に収容する本体と、前記ホッパーの底部に突出する回転軸と、該回転軸に装着される回転翼と、前記回転軸を回転駆動するモータとを備え、モータの駆動により回転翼を回転し、ホッパー内に投入した材料を混練する混練機において、前記本体にファン装置を備え、前記ホッパーが収容された状態で本体上面のホッパー取り付け口とホッパー開口縁外側との隙間から本体内に外気を導入し、本体内の熱気と合わせて前記ファン装置により本体外部に排気する通風経路を形成したことを特徴とする混練機。
【請求項2】 上記請求項1記載の混練機において、前記ホッパーは本体に収容された状態で、該ホッパーの開口縁が前記本体上面のホッパー取り付け口の開口縁よりも上方で且つ、外側に位置するように構成したことを特徴とする混練機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、「こねる」、「練る」等の調理を行う混練機に関し、特に蒸した後の餅米をつき上げるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から家庭で簡単に餅を作るための装置として、特に重労働を要する「つく」作業を簡易化させる混練機が知られており、普及している。この種の装置は、本体に着脱されるホッパーに蒸し終えた餅米を投入すると、ホッパーの内底部に突出した回転軸に取り付けられる回転翼がモータの駆動によって回転し、餅米をホッパー内で「こねる」、「たたく」等の作用を加えながら餅としてつき上げるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような装置を用いて餅をつき上げる場合に次のような課題があった。
■.餅を冷却しながらつく。
餅を冷却しながらつき上げると、べたべたせず、コシが強くおいしい餅を作ることができ、また、小餅などに成形する場合にも表層と内面との温度差が小さくなることで、冷えて固まっても表面にひび割れができにくいといわれている。
■.モータの過負荷による停止を防ぐ。
餅など粘性の高いものを混練する場合には、回転抵抗が大きいためモータが過負荷の状態となり、発熱して自身の安全装置によって停止してしまうことがあった。特に装置を連続使用した場合にはその可能性が高かった。このような課題を解決するために、本体内に冷却ファンを備えたものが知られているが、両方の課題を同時に解決したものはなかった。すなわち、実公昭61−32603号では前記課題■しか解決できず、実公昭62−4279号では前記課題■しか解決できなかった。そこで本発明は、冷却ファンが1つで上記課題を解決することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決するために本発明は、材料が投入されるホッパーと、該ホッパーを着脱自在に収容する本体と、前記ホッパーの底部に突出する回転軸と、該回転軸に装着される回転翼と、前記回転軸を回転駆動するモータとを備え、モータの駆動により回転翼を回転し、ホッパー内に投入した材料を混練する混練機において、前記本体にファン装置を備え、前記ホッパーが収容された状態で本体上面のホッパー取り付け口とホッパー開口縁外側との隙間から本体内に外気を導入し、本体内の熱気と合わせてと前記ファン装置により本体外部に排気する通風経路を形成したものである。前記ホッパーは本体に収容された状態で、該ホッパーの開口縁が前記本体上面のホッパー取り付け口の開口縁よりも上方で且つ、外側に位置するように構成されている。
【0005】
【作用】本発明によれば、本体に備えたファン装置を駆動することにより、モータから発生する熱が外部に排出されることで、間接的にモータ自体の温度上昇を防ぐことができる。ファンの吸い込みはホッパーと本体との隙間から行われるため、外気はホッパーの周囲を通過しながら本体内に取り込まれることとなり、その過程においてホッパーは冷やされ、結果的に餅の温度を低下させることとなる。また、ホッパーの取り付け状態は、ホッパーの開口縁が前記本体上面のホッパー取り付け口の開口縁よりも上方で且つ、外側に位置するように構成されているので、餅から発生する蒸気がホッパーと本体の隙間から本体内部に引き込まれることがない。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本発明一実施例について説明する。図1は本発明一実施例の混練機を示す内部断面図である。尚、ここでの混練機は主に餅をつきあげる機能のみを有する装置である。1は混練機本体で、天面及び底面を除く4面を構成する胴板2に天板3と底板4を取り付けた箱型の形状をなしている。本体1の内底部には、ベース5が取り付けられており、モータ6と軸受7を固定支持している。これは、装置のメンテナンスをしやすくすることを目的としている。8は軸受7に支持される回転軸で、下端に大プーリ9を備え、モータ6の出力軸10の先端に備えられる小プーリ11とVベルト12によって連係されて、モータ6の回転が減速伝達される。
【0007】13は材料が投入されるホッパーで、上方から下方にかけて小径となる円形のすり鉢状をなし、底部外周縁に前記本体1内のベース5に着脱自在で取り付けるための係合爪18を備え、内底部中心に前記回転軸8が貫通する孔15を備えている。また、上面開口縁は、カーリング加工され、内面は餅がスムーズに取り出せるようにフッ素樹脂コーティングが施されている。
【0008】このホッパー13は、前記本体1の天板3に開口したホッパー取り付け口14から本体内に収容され、前記ベース5に成型した切り起こし部16に係合爪18をバヨネット結合することで本体内に装着される。また、ホッパー13は、本体内に装着された状態で、その上面開口部が天板3よりも高さH程度上方になり、その上面開口部の開口径r1が天板3のホッパー取り付け口14の開口径r2よりも大きくなり、しかもその外周面とホッパー取り付け口14との間に隙間Sが生ずるように形成されている。このとき高さHは、ホッパー13を本体1に取り付ける際にホッパーの開口縁を持って本体1内に収容できるように指が十分に挟まらない位にするとよい。また、開口径r1は、上面から見たときにホッパー取り付け口14との隙間Sが見えない程度にするとよい。
【0009】ホッパー13を本体に取り付けた状態で、回転軸8はホッパー13底面の孔15から貫通し、ホッパー内に突出する。17はこの回転軸8に取り付けられる回転翼であり、表面は餅がスムーズに取り出せるようにフッ素樹脂コーティングが施されている。回転翼17は、回転軸に対して着脱自在であるので、形状の異なる回転翼を差し替えることでさまざまな混練調理を行うことができる。例えば、餅をつく場合の回転翼の他に、パン、うどんの生地づくり用の回転翼や豆をつぶす場合の回転翼を備え、調理の内容に応じて差し替えて用いるものである。
【0010】19は本体1の胴板2の内側面に形成した排気口20に設けられるファン装置で、本体内にこもった熱気を外部に排出するものである。ファン装置19は、回転羽根21と、それを駆動するモータ22とからなり、回転羽根21は異物の進入を防ぐために格子状のカバー23で覆われている。このファン装置19により、ホッパー13とホッパー取り付け口14との隙間Sから外気を導入し、胴板2の排気口20から排気する通風経路Rが形成されることになり、ファン装置19を駆動することにより本体内の熱気だけでなく、ホッパー13自体の熱を低下させることができる。
【0011】尚、24は本体胴板2の前面に設けられる電源スイッチ、25は豆をつぶす場合や保管する際にホッパーの上面開口部を閉塞する蓋である。
【0012】続いて、本発明における動作を餅をつく場合について説明する。まず、回転軸8に回転翼17を取り付け、ホッパー13に蒸し終えた餅米を入れて、ホッパー13をベース5の切り起こし部16にバヨネット結合して本体に装着する。この状態で電源スイッチ24をONするとモータ6及びファン装置19が駆動し、餅をつき上げるのである。
【0013】このとき、モータ6の回転力は前説したような伝達手段により、回転軸8に伝わり回転翼17を回転して餅米を混練するが、回転抵抗の高い餅米の混練によってモータ6は加熱し、過加熱になるとモータ内の安全装置によって停止してしまう恐れがある。ファン装置19はこのモータの発熱を抑制する役割を持ち、モータの加熱によって上昇する本体1内の空気を外部に排出し、結果的にモータ6の温度上昇を防いでいる。
【0014】また、ファン装置19の駆動により、ホッパー13と天板3のホッパー取り付け口14との隙間Sから外気が吸気されることとなり、ホッパー13の周囲には冷えた外気が作用して、結果的にホッパー13内の餅が冷やされ、コシが強く、固まってもひび割れのない理想的な餅をつき上げることができるのである。このとき、ホッパーの開口径r1がホッパー取り付け口の開口径r2よりも大きいので、外気を吸気する際に餅から発生する蒸気を吸い込むことがなく、効率を損なわない。
【0015】こうして、餅を混練しユーザが餅の状態を見てつき上がりを確認し、電源スイッチ23をOFFして作業は終了する。仮に、連続して餅を混練する場合でもモータ6の温度は従来に比べ格段に低下しているので、待機時間を設けることなく使用することが可能である。
【0016】尚、モータ6を停止させた後もファン装置19だけを所定時間継続して回転させておけばモータの冷却作用を更に向上させることができる。また、つき上がりを目視で確認することはユーザの経験に頼るところが大きいので、所定の時間に達したらブザーでつき上がりを報知するようにしてもよい。このとき、一度モータを停止させてしまうと餅の負荷が大きくてモータが回転できなくなってしまうため、ブザーを鳴らすだけでモータ及びファン装置は停止させないことが望ましい。
【0017】更に、ブザーによる報知を所定時間毎に行い、且つ時間の経過に伴いそのブザーの鳴らし方を変化させていくことでもよい(例えば経過時間分の回数ブザーを鳴らす等)。こうすれば、ユーザは遠くにいながら経過時間が分かり、モータの止め時が認識できるようになる。いずれの場合でも、つき過ぎを防止するために、最大つき時間に達したらモータを停止するようにすることが望ましい。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上のように構成し、本体内に排気用ファンを備え、前記ホッパーが収容された状態で本体上面のホッパー取り付け口とホッパー開口縁外側との隙間から本体内に外気を導入し、本体内の熱気と合わせてと前記排気用ファンにより本体外部に排気する通風経路を形成したものであるから、モータの冷却とホッパー及び餅の冷却が一つのファンで兼用でき、効率的であるとともに、低コストでモータの過熱防止及び餅を冷やしながら混練することのメリットを達成することが可能となる。
【0019】また、ホッパーは本体に収容された状態で、該ホッパーの開口縁が前記本体上面のホッパー取り付け口の開口縁よりも上方で且つ、外側に位置するように構成されているので、ホッパーから立ち上る蒸気を隙間から吸い込むことなく、湿気を含んだ空気によりファン装置を故障させたりすることがない。




 

 


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