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発明の名称 浴槽のエプロン取付構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−327418(P2001−327418A)
公開日 平成13年11月27日(2001.11.27)
出願番号 特願2000−150011(P2000−150011)
出願日 平成12年5月22日(2000.5.22)
代理人 【識別番号】100084571
【弁理士】
【氏名又は名称】平野 玄陽
【テーマコード(参考)】
2D032
【Fターム(参考)】
2D032 AA18 
発明者 松尾 憲彦 / 丸川 達也 / 鹿田 久喜 / 秋山 浩史
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 浴槽のフランジの裏面にフランジの前側の立ち下がり片から一定の間隔をあけてエプロン取付用の補助部材が設けられ、この補助部材が上記の立ち下がり片と形成する溝状スペースにエプロンの上部が係合されて取り付けられた浴槽のエプロン取付構造であって、上記の補助部材が、フランジの裏面に嵌合して接着されると共に、この補助部材の上記立ち下がり片と対向する側面の下部が、下方になるに連れ、立ち下がり片から徐々に遠ざけられて形成されたことを特徴とする浴槽のエプロン取付構造。
【請求項2】 請求項1記載の浴槽のエプロン取付構造であって、補助部材が、嵌合用の凸部を複数備えてなることを特徴とする浴槽のエプロン取付構造。
【請求項3】 請求項1又は2記載の浴槽のエプロン取付構造であって、補助部材が棒状に形成され、その長手方向と直交する方向の断面形状が、中央縦線を介して左右対称であることを特徴とする浴槽のエプロン取付構造。
【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載の浴槽のエプロン取付構造であって、補助部材が、その上面に溝を備えてなることを特徴とする浴槽のエプロン取付構造。
【請求項5】 排水栓の開閉操作ボタン等の浴槽付属装置を浴槽のフランジの上面に備え、この浴槽のフランジの裏面にフランジの前側の立ち下がり片から一定の間隔をあけてエプロン取付用の補助部材が設けられ、この補助部材が上記の立ち下がり片と形成する溝状スペースにエプロンの上部が係合されて取り付けられた浴槽のエプロン取付構造であって、上記の補助部材が、フランジの裏面にあてがわれるプレート部と、上記の立ち下がり片と対向する垂下片部とで形成され、上記のプレート部に貫通孔が形成され、この貫通孔を介して補助部材が、上記浴槽付属装置の取付用ナットでフランジの裏面に、この浴槽付属装置と一緒に締め付けられたことを特徴とする浴槽のエプロン取付構造。
【請求項6】 請求項5記載の浴槽のエプロン取付構造であって、補助部材が、金属板で形成されると共に、プレート部の端を屈曲させて垂下片部に形成されたことを特徴とする浴槽のエプロン取付構造。
【請求項7】 浴槽のフランジにエプロンの上部を取り付けるための浴槽のエプロン取付構造であって、上記フランジの立ち下がり片の下端部に嵌着部材が嵌め付けられ、この嵌着部材のフランジの裏側にあたる位置に、エプロンの上端部が嵌め付けられ、この嵌着部材を介してエプロンの上部が浴槽のフランジに取り付けられたことを特徴とする浴槽のエプロン取付構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽のエプロン取付構造に関し、更に詳しくはエプロンの上部を浴槽のフランジに簡便且つ堅固に取り付けでき、エプロンの取付作業、組付作業を容易化できるよう形成した浴槽のエプロン取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の取付構造としては、例えば図14に示されるように、浴槽aのフランジbの裏面に、フランジbの前側の立ち下がり片cから一定の間隔をあけて、断面L字形のエプロン取付用補助部材dを設け、この補助部材dが上記の立ち下がり片cと形成する溝状スペースSに、エプロンeの上部を係合させて取り付けたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の取付構造は、浴槽の生産効率や、施工現場でエプロンを組付けする際の手間暇の増減に影響を与えるため、浴槽の生産効率を低下させることなく、且つ簡単、容易にエプロンを現場で取付け、組付けできるよう形成されているのが望ましい。又この種の構造は、長期間使用してもエプロンが外れることがないよう、エプロンを堅固に取り付けできるよう形成されているのが望ましい。
【0004】しかるに従来構造は、補助部材を上記の通り、断面L字形に形成し、この補助部材をフランジの裏面に位置決めして単に接着するものであったから、従来構造によると、所定の位置に補助部材を接着するのが難しかっただけではなく、エプロンに加わる振動や衝撃等で補助部材が脱落し易く、その結果エプロンが外れる惧れがあった。
【0005】又従来構造は、上記の通り、補助部材が断面L字形のため、溝状スペースの開口下面(間口)が狭いものであった。従って従来構造の場合は、エプロンの上部を、上記のスペースに差し入れて組付けし難かったから、従来構造によると、エプロンの取付作業、組付作業を簡便にできない、という問題点があった。
【0006】本発明は、このような従来構造の問題点に鑑み、提案されたものである。従って本発明の技術的課題は、補助部材の取付けを容易化し、浴槽を効率良く生産、製造でき、又エプロンの取付け状態を、長期間にわたって堅固、確実にでき、更にはエプロンの取付作業、組付作業を、簡単、迅速にできるよう形成した浴槽のエプロン取付構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を解決するために、次のような技術的手段を採る。
【0008】即ち本発明は、図1に示されるように、浴槽1のフランジ2の裏面2aにフランジ2の前側の立ち下がり片2bから一定の間隔をあけてエプロン取付用の補助部材3が設けられ、この補助部材3が上記の立ち下がり片2bと形成する溝状スペースSにエプロン4の上部4aが係合されて取り付けられた浴槽1のエプロン取付構造であって、上記の補助部材3が、フランジ2の裏面2aに嵌合して接着されると共に、この補助部材3の上記立ち下がり片2bと対向する側面の下部3cが、下方になるに連れ、立ち下がり片2bから徐々に遠ざけられて形成されたことを特徴とする(請求項1)。
【0009】この場合本発明は、補助部材3が、嵌合用の凸部3aを複数備えてなるのが好ましい(請求項2)。
【0010】本発明は、例えばフランジ2の裏面2aに雄部を形成し、この雄部に補助部材3を嵌合させるのでも良いが、請求項2記載のように形成される場合は、フランジ2の裏面2aに嵌合用の有底孔を、後加工することで済むから、この種の取付構造を、簡単化、低コスト化できる。又この場合は、凸部3aを複数備えてなるから、補助部材3の固定状態を、一層、堅固、確実にできる。
【0011】又ここで、補助部材3の立ち下がり片2bと対向する側面の下部3cが、下方になるに連れ、立ち下がり片2bから徐々に遠ざけられて形成され、とは、溝状スペースSの間口を広く形成する、ということを意味する。具体的には、上記側面の下部3cを、傾斜面状、或いは湾曲面状に形成することで達成される。
【0012】又本発明は、図2等に示されるように、補助部材3が棒状に形成され、その長手方向と直交する方向の断面形状が、中央縦線L(図7参照)を介して左右対称であるのが好ましい(請求項3)。
【0013】なぜならこの場合は、補助部材3を手指で摘まんでフランジ2の裏面2aに嵌め付け易く、又側面の何れか一方を選ぶことなく、フランジ2の立ち下がり片2bに対向させることができるからである。
【0014】又本発明は、図2等に示されるように、補助部材3が、その上面に溝3bを備えてなるのが好ましい(請求項4)。
【0015】なぜならこの場合は、溝3bによって上面の接着面積が拡大し、又溝3bが接着剤の溜り箇所となり、一層、堅固に補助部材3を接着できるからである。この本発明の場合、溝3bは、補助部材3の長手方向に延びて形成される場合には限られず、その他例えば網目状や斜目状に形成されるのでも良い。
【0016】又本発明の課題を達成する他の構成としては、図8等に示されるように、排水栓6の開閉操作ボタン等の浴槽付属装置7を浴槽1のフランジ2の上面に備え、この浴槽1のフランジ2の裏面2aにフランジ2の前側の立ち下がり片2bから一定の間隔をあけてエプロン取付用の補助部材3が設けられ、この補助部材3が上記の立ち下がり片2bと形成する溝状スペースSにエプロン4の上部4aが係合されて取り付けられた浴槽1のエプロン取付構造であって、上記の補助部材3が、フランジ2の裏面2aにあてがわれるプレート部31と、上記の立ち下がり片2bと対向する垂下片部32とで形成され、上記のプレート部31に貫通孔31aが形成され、この貫通孔31aを介して補助部材3が、上記浴槽付属装置7の取付用ナット8でフランジ2の裏面2aに、この浴槽付属装置7と一緒に締め付けられたことを特徴とするものがある(請求項5)。
【0017】ここで、浴槽付属装置7としては、排水栓6の開閉操作ボタンのほか、例えば泡風呂の泡噴出操作ボタンがある。本発明は、浴槽1のフランジ2の上面に、フランジ2の裏面2aから取付用ナット8で締め付けられて設けられるものであれば、排水栓6の開閉操作ボタンに限定されるものではない。
【0018】又この本発明の場合は、補助部材3が、金属板で形成されると共に、プレート部31の端を屈曲させて垂下片部32に形成されるのが好ましい(請求項6)。
【0019】なぜならこれによると、補助部材3を、簡単、安価に製造、加工できるからである。
【0020】更に本発明の課題を達成する他の構成としては、図12等に示されるように、浴槽1のフランジ2にエプロン4の上部4aを取り付けるための浴槽1のエプロン取付構造であって、上記フランジ2の立ち下がり片2bの下端部に嵌着部材9が嵌め付けられ、この嵌着部材9のフランジ2の裏側にあたる位置に、エプロン4の上端部が嵌め付けられ、この嵌着部材9を介してエプロン4の上部4aが浴槽1のフランジ2に取り付けられたことを特徴とするものがある(請求項7)。
【0021】嵌着部材9は、例えば合成ゴム、樹脂材、耐蝕性の金属材等で形成される。又嵌着部材9は、フランジ2の立ち下がり片2bの前側に露出する部分が、例えば薄く形成されたり、高さが低く形成されるのでも良い。又本発明は、この露出部分が浴槽1の前面のアクセントになるよう、エプロン4と色を違えて形成されるのでも良い。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に従って説明する。
【0023】本発明は、図1に示されるように、浴槽1のフランジ2の裏面2aにフランジ2の前側の立ち下がり片2bから一定の間隔をあけてエプロン取付用の補助部材3が設けられる。同図において、Sは、補助部材3が上記の立ち下がり片2bと形成する溝状スペースである。エプロン4は、このスペースSに差し入れられ、上部4aが係合されて取り付けられる。なお5は、パッキンである。
【0024】上記の補助部材3は、フランジ2の裏面2aに嵌合させ、接着することにより設けられている。3a(図2等参照)は、補助部材3の上面に所定の間隔をあけて設けられた嵌合用の凸部である。この凸部3aは、この実施形態では二個形成されている。
【0025】又補助部材3は、図2等に示されるように、この実施形態では長手方向に延びて形成された溝3bを、上面に備えてなる。この溝3bは、補助部材3の接着面積を拡大させると共に、接着剤の溜り箇所として機能する。従ってこの実施形態の場合、補助部材3は、フランジ2の裏面2aに堅固に接着される。
【0026】又補助部材3は、立ち下がり片2bと対向する側面の下部3cが、下方になるに連れ、立ち下がり片2bから徐々に遠ざけられて形成されている。この実施形態の場合、具体的には補助部材3の側面の下部3cは、傾斜面状に形成されている。
【0027】又補助部材3は、図示されるように、この実施形態では棒状に形成され、その長手方向と直交する方向の断面形状が、中央縦線L(図7参照)を介して左右対称に形成されている。
【0028】次に請求項5記載の本発明構造の好適な一実施形態を、図8から図11に従って説明する。上例と説明が重複する箇所は、同一番号を付し、詳しい説明は省略する。
【0029】6(図9参照)は排水栓であり、7は浴槽付属装置としての、排水栓6の開閉操作ボタンである。この浴槽付属装置7としての開閉操作ボタンは、浴槽1のフランジ2の上面に設けられている。なお71は、操作用の管である。
【0030】エプロン取付用の補助部材3は、上例と同様、浴槽1のフランジ2の裏面2aにフランジ2の前側の立ち下がり片2bから一定の間隔をあけて設けられ、エプロン4はこの補助部材3が上記の立ち下がり片2bと形成する溝状スペースSに差し入れられ、上部4aが係合されて取り付けられる。
【0031】而して上記の補助部材3は、図10、図11に示されるように、フランジ2の裏面2aにあてがわれるプレート部31と、上記の立ち下がり片2bと対向する垂下片部32とで形成される。補助部材3は、この実施形態では金属板で形成され、垂下片部32はプレート部31の端が屈曲されることにより形成されている。又垂下片部32は、この実施形態では強度を高めるため、下端が内側に折り返されている。
【0032】31aは、プレート部31に形成された貫通孔である。補助部材3は、この貫通孔31aを介して浴槽付属装置7の取付用ナット8で、フランジ2の裏面2aに、この浴槽付属装置7としてのボタンと一緒に締め付けられる。
【0033】次に請求項7記載の本発明構造の好適な一実施形態を、図12、図13に従って説明する。上例と同一部材、同一箇所については、同一番号を付し、詳しい説明を省略する。
【0034】本発明は、上例と同様、浴槽1のフランジ2に、エプロン4の上部4aを取り付けるための浴槽1のエプロン取付構造である。図において、9は、例えば樹脂材で形成された嵌着部材である。この嵌着部材9は、その長手方向にわたって嵌合溝9a、9bを、溝面が上下逆向きになるよう平行状に備え、断面がS字クランク形に形成されている。ここで、嵌合溝9aは、フランジ2の立ち下がり片2bの下端部に嵌合し、嵌合溝9bはエプロン4の上端部と嵌合するものである。
【0035】而して嵌着部材9は、フランジ2の立ち下がり片2bの下端部に嵌め付けられると共に、この嵌着部材9のフランジ2の裏側にあたる位置に、エプロン4の上部4aが嵌め付けられ、エプロン4の上部4aはこの嵌着部材9を介して浴槽1のフランジ2に取り付けられている。この本発明の場合、エプロン4の取付作業は、具体的には、先ず嵌着部材9をエプロン4の上端部に嵌め付け、次にフランジ2の立ち下がり片2bの下端部に嵌め付けて行なわれる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、補助部材を、フランジの裏面に嵌合して接着すると共に、この補助部材の立ち下がり片と対向する側面の下部を、下方になるに連れ、立ち下がり片から徐々に遠ざけて形成したものである。
【0037】従って本発明によれば、フランジ裏面に予め加工する有底孔をガイドにして補助部材を取付けできるから、補助部材の位置決めが容易になり、その分、浴槽を効率良く生産できる。又本発明の場合は、補助部材の固定状態が強固になるから、エプロンを長期間わたって確実、堅固に取り付けできる。更に本発明は、エプロンの上部を差し込むための溝状スペースの間口が広くなるから、これによれば、エプロンを、簡単、容易に組付けできる。
【0038】又請求項5記載の本発明の場合は、例えば排水栓の開閉操作ボタンや泡風呂の泡噴出操作ボタンを取り付ける際、補助部材を、これら浴槽付属装置の取付用ナットで、とも締めできる。従ってこれによれば、補助部材の位置決め作業を一掃でき、その分、浴槽を効率良く生産できる。
【0039】更に請求項7記載の本発明の場合は、補助部材の位置決め作業を一掃できるだけではなく、補助部材を接着することなくエプロンを固定できるから、これによれば、エプロンの取付作業、組付作業を、より簡単、容易にできる。




 

 


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