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発明の名称 泡風呂機能付き浴槽
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−344(P2001−344A)
公開日 平成13年1月9日(2001.1.9)
出願番号 特願平11−175443
出願日 平成11年6月22日(1999.6.22)
代理人 【識別番号】100084571
【弁理士】
【氏名又は名称】平野 玄陽
発明者 下 英郎 / 森川 聡 / 高根 豪
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 フランジ部の上面に泡発生用エアーの取り込み部を備えてなる泡風呂機能付き浴槽であって、上記の取り込み部が、上記フランジ部の上面に配設された排水栓操作スイッチ部に組み込まれたことを特徴とする泡風呂機能付き浴槽。
【請求項2】 フランジ部の上面に泡発生用エアーの取り込み部を備えてなる泡風呂機能付き浴槽であって、上記の取り込み部が、エアーの流入口を上記フランジ部の下側に開口させて形成されたことを特徴とする泡風呂機能付き浴槽。
【請求項3】 請求項2記載の泡風呂機能付き浴槽であって、泡発生用エアーの取り込み部が、フランジ部の取付孔に周囲が水密状に取り付けられる筒状の本体部と、この本体部の短筒状の螺合部に螺合されてこの本体部の開口面を閉塞する蓋とを備え、上記本体部の上記螺合部の内方位置に内筒が形成され、この内筒と上記螺合部とを接続する鍔状の接続面部にエアーの流入口が形成され、このエアーの流入口から取り込まれたエアーをジェットノズルに導く流通管と内筒のエアー流出端とが連通状に接続されたことを特徴とする泡風呂機能付き浴槽。
【請求項4】 請求項3記載の泡風呂機能付き浴槽であって、エアーの流入口が鍔状の接続面部に形成されるのに代え、螺合部の外周壁に形成され、内筒のエアー流出端が分岐されてなることを特徴とする泡風呂機能付き浴槽。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽に関し、更に詳しくは外部からエアーを取り込み、このエアーを湯と一緒に浴槽内に噴出させ泡が吹き出るよう形成した泡風呂機能付き浴槽に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の浴槽にあっては、図8に示されるように、排水栓を操作するためのスイッチaがフランジ部bの上面に、泡発生用のエアーの取り込み部cとは別個に設けられるのが通例であった(その他例えば実公昭61ー30682号公報、特開平9ー47372号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の浴槽は、泡風呂機能を備える分、通常の浴槽より部品数が増加し、価格が高くなるのを避けられないから、製造コストを抑えることができるよう、できるだけ部品数が少なくて済むよう形成されているのが望ましい。
【0004】しかるに従来品は、上記の通り、排水栓の操作スイッチと泡発生用エアーの取り込み部とがフランジ部に別個に取り付けられていた。従って従来品の場合は、上記の各部品をフランジ部に夫々取り付ける必要があったから、従来品によると、その分、部品数が増加し、組付けに手間暇がかかり、製造コストが高く付いただけではなく、フランジ部の上面が雑然化し意匠性を損なわせる、という問題点があった。
【0005】又従来この種浴槽の場合、泡発生用エアーの取り込み部は、湯水がこの取り込み部を介して侵入しないよう、通常、排水栓の操作スイッチ部より高く形成されるものである。従って従来品を使用すると、浴槽の蓋は上記の取り込み部に対応する位置を切り欠いた専用品によらなければならない、という問題点があった。
【0006】又この種の浴槽は、快適なバスライフを入浴者に提供しようとするものであるから、入浴者に不快感を与え易いエアーの吸い込み音を、消音器等の特別の部品や機構を伴うことなく、低コスト且つ簡単な仕組みで一掃できるよう形成されているのが望ましい。
【0007】しかるに従来品は、上記の通り、エアーの吸い込み部がフランジ部に設けられ、フランジ部の上面からエアーを吸い込む仕組みであったから、従来品を使用すると、エアーの吸気音が入浴者に不快感を与え易い、という問題があった。又従来品は、この吸気音を消すため、消音器等を管路に付設するのが通例であったから、従来品によると、その分、価格が高く付くことになるのを避けられなかった。
【0008】本発明は、このような従来品の問題点に鑑み、提案されたものである。従って本発明の技術的課題は、フランジ部の上面に排水栓の操作スイッチ部を備えてなる泡風呂機能付き浴槽において、エアーの取り込み部を独立に設けることによる、コストの増加、フランジ部の意匠性の低下、更には蓋の専用化という弊害を一掃できるよう形成した泡風呂機能付き浴槽を提供することにある。
【0009】又本発明の技術的課題は、フランジ部の上面に泡発生用エアーの取り込み部を備えてなる泡風呂機能付き浴槽において、エアーの吸気音を低コストな仕組みで一掃し、快適に入浴できるよう形成した泡風呂機能付き浴槽を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を解決するために、次のような技術的手段を採る。
【0011】即ち本発明は、図1に示されるように、フランジ部1の上面に泡発生用エアーの取り込み部2を備えてなる泡風呂機能付き浴槽であって、上記の取り込み部2が、上記フランジ部1の上面に配設された排水栓操作スイッチ部3に組み込まれたことを特徴とする(請求項1)。
【0012】ここで、取り込み部2が操作スイッチ部3に組み込まれた、とは、操作スイッチ部3が泡発生用エアーの取り込み機能を持つ、ということを意味する。具体的には、図1に示されるように、操作スイッチ部3の押しボタン3aの回りに、取り込み部2としてのエアー流路を形成し、押しボタン3aを内包するブッシュ3bが螺合するスイッチ本体部3cの周壁にエアーの排出端3dを形成し、この排出端3dと、エアーをジェットノズル6に導く流通管5とを、連通状に接続することで達成される。
【0013】この場合、エアーの流通管5は、例えば図2に示されるように、管継ぎ手14の側端に、連通状に接続するのでも良い。この場合、管継ぎ手14は、操作スイッチ部3の動作を排水栓4に伝える伝動部材8の保護チューブ9の適宜位置に接続される。エアーの流通管5が、このように接続される場合は、浴槽内の湯の逆流を防止するため、図示されるように、経路の途中をフランジ部1の近くに配管するのが好ましい。又管継ぎ手14は、万一浴水が逆流した場合も、保護チューブ9から浴水を排水できるよう、エアーの流路14aと連通する貫通部14bを備えてなるのが好ましい。
【0014】又本発明浴槽は、図3に示されるように、フランジ部1の上面に泡発生用エアーの取り込み部2を備えてなる泡風呂機能付き浴槽であって、上記の取り込み部2が、エアーの流入口10を上記フランジ部1の下側に開口させて形成されたことを特徴とする(請求項2)。
【0015】この場合、泡発生用エアーの取り込み部2は、同図に示されるように、フランジ部1の取付孔1aに周囲が水密状に取り付けられる筒状の本体部2aと、この本体部2aの短筒状の螺合部2bに螺合されてこの本体部2aの開口面を閉塞する蓋2cとを備え、上記本体部2aの上記螺合部2bの内方位置に内筒2dが形成され、この内筒2dと上記螺合部2bとを接続する鍔状の接続面部2eにエアーの流入口10が形成され、このエアーの流入口10から取り込まれたエアーをジェットノズル6に導く流通管5と内筒2dのエアー流出端2fとが連通状に接続されるのが好ましい(請求項3)。
【0016】この場合は、蓋2cをフランジ部1の上面側から取り外し、流入口10のごみ詰まり等の点検を簡単に行なえる、という利点がある。
【0017】又本発明の場合、エアーの流入口10が、図5に示されるように、螺合部2bの外周壁に形成され、内筒2dのエアー流出端2fが分岐されてなるのが好ましい(請求項4)。
【0018】即ち本発明の場合、エアーの流入口10は、要は、フランジ部1の下側に開口しているのであれば、その形成位置、形状、個数等は任意である。又エアーの流入口10は、例えば蓋2cを回転させることにより、その口径や、開口数を変更できるよう形成されるのでも良い。又取り込み部2は、浴槽内の湯が満水時に内筒2dの上端を越えて逆流することがないよう、フランジ部1の上面より内筒2dが高くなるよう形成されるのが好ましい。なお取り込み部2が、図5に示されるように形成される場合は、複数系統の流通管5に浴槽の裏側からエアーを吸い込んで分配でき、吸い込み音を取り除くための消音器を各流通管5に夫々設ける必要がない、という利点がある。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に従って説明する。
【0020】図1等において、1はフランジ部であり、2は泡発生用エアーの取り込み部としてのエアー流路である。又3は、上記フランジ部1の上面に配設された排水栓操作スイッチ部である。本発明では、この操作スイッチ部3に泡発生用エアーの取り込み部2が組み込まれている。なお4は、上記の排水栓操作スイッチ部3で開閉制御される排水栓である。
【0021】上記の取り込み部2としてのエアー流路は、操作スイッチ部3の押しボタン3aの回りに平面視で環状に形成されている。3bは、押しボタン3aを内包するブッシュである。3cは、このブッシュ3bが螺合するスイッチ本体部である。このスイッチ本体部3cは、周壁にエアーの排出端3dが形成されている。5は、エアーをジェットノズル6に導く流通管である。この流通管5と上記の排出端3dとは、連通状に接続されている。
【0022】3eは、押しボタン3aを復元するためのコイルスプリング3fが内蔵された筒状の収納部である。この収納部3eは、上部がブッシュ3bの底面部3gに係止され、下部がスイッチ本体部3cの雄螺子状の下端3hに固定されている。ブッシュ3bの底面部3gには、エアーの流通孔3iが軸心回りに複数形成されている。
【0023】なお7はパッキンであり、8は操作スイッチ部3の動作を排水栓4に伝える伝動部材である。又9は、この伝動部材8の保護チューブである。
【0024】次に本発明の作用を説明する。エアーは、取り込み部2としてのエアー流路から操作スイッチ部3内に取り込まれる。このエアーは、図1に矢示されるように、流通孔3iを介して排出端3dから流通管5に送られ、ジェットノズル6から浴槽内に泡として吹き出される。
【0025】次に請求項2記載の本発明浴槽の好適な一実施形態を、図3に従って説明する。なお上例と同一箇所は同一番号を付し、詳しい説明を省略する。
【0026】この本発明浴槽は、泡発生用エアーの取り込み部2がエアーの流入口10を、フランジ部1の下側に開口させて形成されている。この実施形態の場合、泡発生用エアーの取り込み部2は、同図に示されるように、フランジ部1の取付孔1aに取り付けられる筒状の本体部2aと、この本体部2aの短筒状の螺合部2bに螺合されてこの本体部2aの開口面を閉塞する蓋2cとを備えてなる。
【0027】2dは、本体部2aの螺合部2bの内方位置に形成された内筒である。上記エアーの流入口10は、この内筒2dと上記螺合部2bとを接続する鍔状の接続面部2eに形成されている。このエアーの流入口10は、この実施形態では図4に示されるように、軸心回りに等間隔をおいて三箇所形成されている。なお内筒2dのエアー流出端2fと、エアーの流通管5とは、連通状に接続されている。
【0028】次にこの本発明浴槽の作用を説明する。ジェットポンプ11(図7参照)が始動すると、エアーは図3に矢示されるように、エアーの流入口10から吸い込まれ、内筒2d、流通管5を経てジェットノズル6から浴槽内に泡として噴き出される。
【0029】この本発明の場合、エアーの流入口10等の点検作業は、フランジ部1の上面側から蓋2cを取り外して行なう。なおこの本発明の場合は、エアーの流入口10がフランジ部1の下側に開口しているから、万一、浴槽の吐水口12(図7参照)が塞がれて湯が逆流しても、湯はエアーの流入口10から吹き出し、その後、防水パン13から排水できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、泡発生用エアーの取り込み部を、フランジ部の上面に配設した排水栓操作スイッチ部に組み込み、この操作スイッチ部からエアーを吸い込むよう形成したものである。
【0031】従って本発明によれば、上記の取り込み部と操作スイッチ部とを夫々別個に設ける場合に比べ、部品を共用化できる分、材料費の軽減化、組付け工数の減少化を図ることができ、又フランジ部の上面の取付部品が減るため、フランジ部の意匠性を向上でき、蓋についても汎用品の使用が可能になる、という利点がある。
【0032】又請求項2記載の本発明の場合は、騒音の発生箇所が浴槽の裏側になるため、消音器等を必要とすることなく、エアーの吸気音を一掃でき、入浴者に快適なバスライフを提供できる。




 

 


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