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グリル - リンナイ株式会社
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発明の名称 グリル
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−275848(P2001−275848A)
公開日 平成13年10月9日(2001.10.9)
出願番号 特願2000−100756(P2000−100756)
出願日 平成12年4月3日(2000.4.3)
代理人 【識別番号】100060025
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 欣一 (外3名)
【テーマコード(参考)】
4B040
【Fターム(参考)】
4B040 AA02 AB02 AC01 AD04 CA02 CA12 LA02 
発明者 杉本 喜輝 / 今井 健次 / 山田 康雅
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 グリル庫内で被調理物が載置される焼き網の下方に位置してグリル庫の底部に収納されかつグリル使用時に内部に水が注入されるグリル皿と、前記グリル皿の底面温度を検出する温度センサーとを備え、該温度センサーが当接するグリル皿底板のセンサー当接部をグリル皿の底面より高い位置に設定し、該温度センサーでグリル皿の水位が所定の水位以下になったことを検出するように構成したグリルにおいて、前記センサー当接部の面積を、温度センサーのセンサー当接部への当接面の面積の35倍以上にしたことを特徴とするグリル。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グリル庫の底部に収納されたグリル皿の底面温度を温度センサーにより測定してグリル使用時にグリル皿に注入された水の水位を検出するように構成したグリルに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のグリルは、例えば、厨房家具の天板に吊持させて設定されるビルトインコンロに一体的に組み込まれ、焼き網に載置された魚等の被調理物を加熱調理するのに使用される。該グリルは、排気筒を備えたグリル庫の天井部にグリルバーナーを備える。また、グリル庫の底部には、被調理物を加熱調理した場合に生じる脂、水等の焼汁を収容するため、平坦な底板形状のグリル皿が焼き網の下方に位置して収納される。
【0003】ところで、グリルで被調理物を調理した場合に生じる焼汁は直接或いは焼き網を介して該グリル皿上に落下し、収容される。この状態でさらに調理を進めると、グリルバーナーの火炎の輻射でその焼汁が発火する場合がある。そのため、グリルでの調理時、グリル皿に水を入れると共に、その水位を監視する必要がある。そこで、従来のグリルでは、グリル庫に、該グリル皿の底板に当接する温度センサーを付勢されるような方法で配置すると共に、平坦なグリル皿の底板に温度センサーが当接する凸状のセンサー当接部を設けていた。
【0004】この場合、上記グリルでは、調理開始時、センサー当接部が水没するようにグリル皿に水が注入される。そして、調理を進めると、グリル皿内の水が蒸発し、減水していく。その際、センサー当接部はグリル皿の底面より高く設定されているので、減水してくると、先ずセンサー当接部の上面が冠水しなくなる。その結果、グリルバーナーの火炎の輻射熱でセンサー当接部の上面の温度が上昇し、温度センサーの検出温度が所定の設定温度に達するとグリル皿の水がなくなる前にグリル皿の水が所定の水位以下になったことを検出する。そして、温度センサーに接続されたコンロ制御ユニットによりグリルバーナーが自動消火される。ここで、使用に伴うグリル皿の弾性変形等を考慮し、温度センサーの検出温度が設定温度に達した際なるべくグリル皿全体に水が残るように、センサー当接部の面積は温度センサーのセンサー当接部への当接面の面積の25倍程度に設定される。また、グリルバーナーを自動消火する温度センサーの設定温度は、グリル皿に注入した水が蒸発した後、該グリル皿に落下した焼汁がグリルバーナーの火炎の輻射で発火する場合の温度センサーの検出温度(約150℃)以下の温度(135℃)に設定される(図4参照)。
【0005】ところで、例えば、グリルバーナーを着火した状態で魚等の被調理物をひっくり返すためにグリル皿を引き出すと、温度センサーの外表面は露出してグリルバーナーの火炎の輻射を直接受ける。そのため、温度センサーの検出温度は急速に上昇するが、図4に示すように調理者がその作業を行うのに十分な90秒程度の時間では温度センサーの検出温度は設定温度まで達しない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ビルトインコンロの下側にガスオーブン等の加熱装置を組込み、グリルと加熱装置とを同時に使用すると、該加熱装置の使用に伴う熱がグリル庫の底板に伝達され、その熱が温度センサーの外表面にも伝達される。そのため、図5に示すようにグリルバーナーを着火した状態で被調理物をひっくり返すためにグリル皿を引き出すと、その作業を行う間(90秒)に温度センサーの検出温度が設定温度を越え(約135℃)、グリルバーナーが消火してしまうという不具合があった。
【0007】この場合、温度センサーが作動しないように設定温度を高く設定することもできるが(例えば、145℃に設定)、センサー当接部の面積が小さいため、センサー当接部の上面が冠水したとしても、センサー当接部周辺に残る水の冷却作用によりセンサー当接部では熱が蓄熱され難く、温度センサーの検出温度の上昇速度は遅い。そうすると、設定温度に達する前にグリル皿内の水が全て蒸発し、該グリル皿に落下した焼汁がバーナーの火炎の輻射で発火する場合がある。というのは、加熱装置からグリル庫に伝達された熱によりグリル庫内の温度がグリルのみの使用の場合に比べて高くなるためグリル皿内の水の蒸発速度が早くなってグリル皿の水切れまでの時間が短くなると共に、魚の調理速度も早くなるので、温度センサーの温度検出速度が、グリルバーナーの火炎の輻射による焼汁の発火に追随できないためである。
【0008】そこで、本発明の課題は、例えば、被調理物をひっくり返すためにグリル皿を引き出した場合に、その作業を行うのに十分な時間内ではグリルバーナーが自動消火しないように設定温度を高く設定したとしても、グリル皿内部の水が全て蒸発し、該グリル皿に落下した焼汁がバーナーの火炎の輻射により発火する前に、グリルバーナーの自動消火が可能なグリルを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するために本発明は、グリル庫内で被調理物が載置される焼き網の下方に位置してグリル庫の底部に収納されかつグリル使用時に内部に水が注入されるグリル皿と、前記グリル皿の底面温度を検出する温度センサーとを備え、該温度センサーが当接するグリル皿底板のセンサー当接部をグリル皿の底面より高い位置に設定し、該温度センサーでグリル皿の水位が所定の水位以下になったことを検出するように構成したグリルにおいて、前記センサー当接部の面積を、温度センサーのセンサー当接部への当接面の面積の35倍以上にしたことを特徴とする。
【0010】この構成によれば、該センサー当接部の面積が大きくすることで、センサー当接部の上面が冠水しなくなった場合にセンサー当接部周辺の水の冷却作用を受け難く、バーナーからの輻射熱が急速に蓄熱される。そのため、グリルバーナーを自動消火させる温度センサーの設定温度を高く設定したとしても、センサー当接部の上面が冠水しなくなると該センサー当接部ではバーナーからの輻射熱が急速に蓄熱されて温度センサーの検出温度の上昇速度が早くなる。その結果、グリル皿の水が全て蒸発し、該グリル皿に落下した焼汁がグリルバーナーの火炎の輻射で発火し得る前にグリルバーナーを自動消火させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1を参照して、厨房家具1には、その上面の開口に吊持させてビルトインコンロ2が設置されていると共に、該コンロ2の下側にオーブン3が組み込まれている。図1及び図2を参照して、ビルトインコンロ2は、コンロ器体に設けられたコンロバーナー21を備え、該コンロバーナー21は、両端の正面パネル22に取付けられた操作ボタン23や火力調節レバー24により操作される。また、箱状のコンロ器体2aの中央部、即ち、両端の正面パネル22の間には、魚等の被調理物を調理するグリル4が一体的に組み込まれ、該グリル4のグリルバーナー47もまた、両端の正面パネル22に取付けられた操作ボタン23や火力調節レバー24により操作される。
【0012】グリル4は、略直方体形状であって、スチール製のグリル庫41を備えている。グリル庫41の後側には、コンロ器体2aを覆うように厨房家具1に載置された天板2bに設けた排気口に連通する排気筒42が備えられている。また、該グリル庫41の開口した前面には、耐熱性ガラスが嵌め込まれたグリル扉43が装着される。該グリル扉43は、枠材44を備え、グリル庫の前後方向に摺動自在であって、着脱自在である。また、該グリル扉43に着脱自在な枠材44は後述するグリル皿45を支持し、グリル扉43の開閉に伴ってグリル皿45をグリル庫41から出し入れする役割を果たす。グリル庫41内で、魚等の被調理物を保持する焼き網46の前後の端部には、網面に対して直角に延びる支持部材46aが備えられ、グリル使用時、支持部材46aをグリル皿45の焼き網支持部45aに載置することで、焼き網46はグリル皿45と共にグリル庫41に収納される。
【0013】グリル庫41の天井部にはグリルバーナー47が取付けられている。該グリルバーナー47は、ガス混合室の上面に、貫通する複数個のガス噴出口を備えた複数枚のセラミック製プレートを装着してなるシュバンク式バーナーで構成されている。また、グリル庫41の後側の底板41aにはグリル皿45の底板温度を測定する温度センサー48が配置され、該温度センサー48はその頭部をグリル庫底板41aから突出させている。該温度センサー48の頭部の突出量は、後述のグリル皿45のセンサー当接部45bの高さに対応させている。ここで、温度センサー48は、例えばサーミスタ素子をステンレス等の円筒状の耐熱性部材で覆ったものである。また、センサー当接部45bに確実に当接させるため、該温度センサー48は付勢手段(図示せず)を備えている。
【0014】図3を参照して、グリル扉43に着脱自在な枠材44に載置されるグリル皿45は、スチール製薄板を略長方形の皿状でかつその周囲に略水平なつば部が形成されるようにプレス成形した後、ホーロー等の仕上塗装を施したものである。グリル皿45の底板の四隅には、焼き網46が載置される焼き網支持部45aが形成されている。また、グリル皿45には、グリル庫41にグリル皿45を収納した時、温度センサー48上面の当接面48aが当接する略長方形のセンサー当接部45bをグリル皿45の底面より突出しかつ焼き網支持部45aに隣接して設けている。この場合、センサー当接部45bの面積は、温度センサー48のセンサー当接部45bへの当接面48aの面積の50倍に設定されると共に、グリル皿3の長手方向に延びている。
【0015】図4から図7は、下側にオーブン3を組み込んだ上記実施形態のビルトインコンロ2のグリル4においてセンサー当接部45bの面積を変化させた実験での温度センサー48の検出温度と、グリル皿45の水が全て蒸発し、該グリル皿45に落下した焼汁がグリルバーナー47の火炎の輻射で発火した温度との関係を示すグラフである。
【0016】図4はオーブン3を使用せずにグリル4で調理を行った場合の結果を示す。この場合、グリルバーナー47が自動消火される温度センサー48の設定温度を135℃とし、センサー当接部45bの面積を、従来と同様に温度センサー48のセンサー当接部45bへの当接面48aの面積の25倍とした。そして、焼き網46上に魚を載置し、該焼き網46を支持するグリル皿45と共にグリル庫41に収納し、グリルバーナー47を点火、着火して調理を開始した。この場合、グリル皿45にはセンサー当接部45bが冠水するように水が注入された。次いで、調理中に調理者が魚をひっくり返すのに十分な時間である90秒間、グリル皿45をグリル庫41から引き出した。その際、温度センサー48の外表面はグリルバーナー47からの火炎の輻射を直接受け、その検出温度は約125℃まで上昇した。再び、グリル皿45をグリル庫41に収納しさらに調理を行った。そうすると、温度センサー48の検出温度が125℃の近傍でグリル皿45の温度センサー当接部45bの上面が冠水しなくなった。そして、そのまま調理を進めると、グリル皿45の水が全て蒸発し、該グリル皿45に落下した焼汁がグリルバーナー47の火炎の輻射により発火した。その時の温度センサー48の検出温度は約150℃であった。この場合、焼汁が発火した温度(150℃)より十分手前に、温度センサー48の検出温度が設定温度に達していた。
【0017】図5は、温度センサー48の設定温度及びグリル皿45のセンサー当接部45bの面積を上記実験と同様にすると共に、グリル4での調理と併せてオーブン3で調理を行った場合の結果を示す。この場合、調理中にグリル皿45を引き出して90秒間放置すると、温度センサー48の検出温度は135℃を越えた。そして、そのまま調理を進めると、グリル皿45の水が全て蒸発し、該グリル皿45に落下した焼汁がグリルバーナー47の火炎の輻射により発火した。その時の温度センサー48の検出温度は約125℃であった。これは、オーブン3からグリル庫41に伝達された熱によりグリル庫41内の温度がグリル4のみの使用の場合に比べて高くなるためグリル皿内の水の蒸発速度が早くなってグリル皿の水切れまでの時間が短くなると共に、魚の調理速度も早くなるので、温度センサー48の温度検出速度がグリルバーナー47の火炎の輻射による焼汁の発火に追随できないためである。従って、調理中に調理者が魚をひっくり返すのに十分な時間である90秒の間に温度センサー48が設定温度に達しないように、設定温度を高く設定すると(この場合、135℃以上)、焼汁が発火したとしても、温度センサー48の検出温度はその設定温度に達しないことになる。
【0018】図6は、グリル4とオーブン3とを同時使用した場合の結果を示す。ここでは、グリルバーナー47が自動消火される温度センサー48の設定温度を145℃とし、センサー当接部45bの面積を、温度センサー48のセンサー当接部45bへの当接面48aの面積の35倍とした。そして、90秒間、グリル皿45をグリル庫41から引き出した。その際、温度センサー48の検出温度は約135℃まで上昇した。再び、グリル皿45をグリル庫41に収納し、さらに調理を行った。そうすると、温度センサー48の検出温度が125℃の近傍でグリル皿45の温度センサー当接部45bの上面が冠水しなくなった。そして、そのまま調理を進めると、グリル皿45の水が全て蒸発し、該グリル皿45に落下した焼汁がグリルバーナー47の火炎の輻射により発火した。その時の温度センサー48の検出温度は約150℃であった。この場合、焼汁が発火する前に、温度センサー48の検出温度は急激に上昇して設定温度に達していた。
【0019】図7は、グリル4とオーブン3とを同時使用した場合の実験結果を示す。この場合、上記と同様にグリルバーナー47が自動消火される温度センサー48の設定温度は145℃とし、センサー当接部45bの面積を、温度センサー45のセンサー当接部45bへの当接面48aの面積の50倍とした。そして、調理中に90秒間、グリル皿45をグリル庫41から引き出した。その際、温度センサー48の検出温度は約135℃まで上昇した。再び、グリル皿45をグリル庫41に収納し、さらに調理を行った。そうすると、温度センサー48の検出温度が125℃の近傍でグリル皿45の温度センサー当接部45bの上面が冠水しなくなった。そして、そのまま調理を進めると、グリル皿45の水が全て蒸発し、該グリル皿45に落下した焼汁がグリルバーナー47の火炎の輻射により発火した。その時の温度センサー48の検出温度は約160℃であった。この場合、焼汁が発火した温度(160℃)より十分手前に、温度センサー48の検出温度は急激にj上昇して設定温度に達していた。
【0020】以上より、センサー当接部45bの面積は、温度センサー48のセンサー当接部45bへの当接面48aの面積の35倍以上であれば、グリル4とオーブン3との同時使用の間に、例えば、被調理物をひっくり返すためにグリル皿45を引き出した場合に、その作業を行うのに十分な時間内でグリルバーナー47が自動消火しないように、設定温度を高く設定したとしても、グリル皿45内部の水が全て蒸発し、該グリル皿45に落下した焼汁がバーナーからの火炎の輻射で発火する前に、グリルバーナー47の自動消火ができる。
【0021】尚、本発明では、センサー当接部45bの面積を、温度センサー48のセンサー当接部45bへの当接面の面積の35倍以上とし、本実施形態では、その面積を50倍としたが、使用に伴うグリル皿の弾性変形等を考慮すると共に、温度センサー45が設定温度に達した場合に、グリル使用時グリル庫41内の温度が高くなる領域に所定量の水が残留する所定面積の領域が確保されるならば、その上限は特に制約されない。




 

 


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