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発明の名称 熱板式グリル
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−231687(P2001−231687A)
公開日 平成13年8月28日(2001.8.28)
出願番号 特願2000−46413(P2000−46413)
出願日 平成12年2月23日(2000.2.23)
代理人 【識別番号】100080045
【弁理士】
【氏名又は名称】石黒 健二
【テーマコード(参考)】
4B040
【Fターム(参考)】
4B040 AA02 AA08 AC02 AD04 AE13 CA02 CA15 CB17 CB20 EA01 
発明者 加藤 憲治 / 稲山 浩哉
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 前面に被調理物の出入口を有するグリル庫と、該グリル庫の左側壁に沿った左側炎孔列および右側壁に沿った右側炎孔列を有する火口を備えたグリルバーナと、該グリルバーナの上方に配されるとともに中央に前後方向に長い通気窓を有する熱板とを備えた熱板式グリルにおいて、前記通気窓の前部の左右の縁に下方に突出したフィンを設け、該フィンにより前記熱板の下面に沿って前記通気窓に流れる熱排気を下方へ偏向させることを特徴とする熱板式グリル。
【請求項2】 請求項1に記載の熱板式グリルにおいて、前記通気窓のほぼ全長に渡って左右の縁に下方に突出したフィンを設けるとともに、前部のフィンの幅を後部のフィンの幅より大きく設定したことを特徴とする熱板式グリル。
【請求項3】 請求項1または2に記載の熱板式グリルにおいて、前記グリルバーナは、前記左側炎孔列および右側炎孔列の火移りを行う後側火移り炎孔列を備えた火口を有するU字形バーナであることを特徴とする熱板式グリル。
【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の熱板式グリルにおいて、前記熱板は、前部の幅が後部の幅より大きいことを特徴とする熱板式グリル。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、グリル庫にグリルバーナを取り付け、該グリルバーナで上方に設置した熱板を加熱し、該熱板で被調理物を調理する熱板式グリルに関する。
【0002】
【従来の技術】熱板式グリルは、前面が被調理物の出入口となっているグリル庫に、該グリル庫の左側壁に沿った左側炎孔列および右側壁に沿った右側炎孔列を有する火口を備えたグリルバーナを設置し、上方に装着した熱板の外縁部を加熱し、該熱板から放射される輻射熱により下方に配した被調理物を加熱する。
【0003】グリルバーナとして、左右の炎孔列の火移りのために火移り炎孔列を設けると、点火装置およびバーナが1つで良いなどの利点がある。この火移り炎孔列は、グリル庫の前面に形成すると被調理物の出入口を大きくできないので使い勝手が悪い。このため、図4に示す如く、グリル庫の後側(奥側)で左右の炎孔列が接続しており前面側が欠落した略U字形の火口を有するU字形バーナが使用される。
【0004】熱板は、グリルバーナの燃焼を良くするために前後方向に長い通気窓が形成された中央部を有し、被調理物の加熱効率を良くするために、該中央部の左右の両側から斜め下方に延長した左右の傾斜部を有する構造が一般的である、また、熱板の全面には、多数のスリット、凹凸、通気穴などが形成されて吸熱および放熱の向上による輻射熱の増大が図られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】グリル庫の前側部は、被調理物の出入口がグリル庫の前面にあるため、出入口からの空気の吸込、扉ガラスからの放熱などにより温度が低下し易い。また、グリルバーナにU字形バーナを用いると、熱板は炎孔列が欠落しているグリル庫の前側部の温度が低くなる。この結果、グリル庫内の温度が不均一となる問題が生じている。この発明の目的は、グリルバーナと熱板とを組み合わせた加熱源を有する熱板式グリルにおいて、グリル庫の前部の温度を高く保持できグリル庫内の温度分布を均一化できる熱板式グリルの提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前面に被調理物の出入口を有するグリル庫と、該グリル庫の左側壁に沿った左側炎孔列および右側壁に沿った右側炎孔列を有する火口を備えたグリルバーナと、該グリルバーナの上方に配されるとともに中央に前後方向に長い通気窓を有する熱板とを備えた熱板式グリルにおいて、前記通気窓の前部の左右の縁に下方に突出したフィンを設け、該フィンにより前記熱板の下面に沿って前記通気窓に流れる熱排気を下方へ偏向させることを特徴とする。通気窓のほぼ全長に渡って左右の縁に下方に突出したフィンを設けるとともに、前部のフィンの幅を後部のフィンの幅より大きく設定する方法が低コストにでき実用的である。
【0007】
【発明の作用効果】この発明では、グリル庫内の前部において、熱板のフィンに沿って下方に循環する熱気流を増大させているので、温度が後部に比較して低く成りやすいグリル庫の前部の温度を高く維持できる。このため、グリル庫内の温度分布の均一化を容易かつ確実に低コストで達成できる。
【0008】なお、グリル庫内の前部における熱排気の下方への還流量の選択的増大は、通気窓の前部および後部において、フィンの有無(請求項1)、フィンの幅の大小(請求項2)以外に、同一幅、同一傾斜のフィンにおいて、後部に通気穴を設ける方法、フィンの角度を前後で調整する方法、通気窓の幅を前後で調節する方法、またはこれらを適宜に組み合わせることにより実行してもよい。
【0009】請求項4に記載の発明は、熱板は、中央より前部の幅を後部の幅より大きく設定したことを特徴とする。これにより、熱板からの輻射熱はグリル庫の前部で選択的に増大してグリル庫の前部の温度を高く維持でき、グリル庫内の温度分布の均一化がさらに容易になる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜図3はこの発明の熱板式グリル10を示し、グリル庫1の上部にグリルバーナ2を取り付け、該グリルバーナ2の上方に熱板3を配している。グリル庫1の底には汁受け皿11が出し入れ自在に設置され、汁受け皿11に焼網12が載置されている。焼網12には、図1に示すグリル庫1の前部1Aに被調理物A、図2に示すグリル庫1の後部1Bに被調理物Bが載せられている。
【0011】グリル庫1の前面は、汁受け皿11および焼網12に載せられた前後の被調理物A、Bの出入口となっており、図示しない扉で開閉自在となっている。グリル庫1の天板13は排気カバーを兼ねており、排気を円滑に行うため上方に膨出した構造を有し、中央には前後方向に長い略矩形の排気口14が上方に膨出形成されている。この実施例では排気口14がグリル庫1の天板13の中央に空けられた中央排気式のグリルとなっているが、グリル庫1の後方に排気口が設けられた後方排気式のグリルであってもよい。
【0012】グリルバーナ2は、グリル庫1の左右の側壁15、16の上部に沿って前後方向に水平的に形成された左側炎孔列21および右側炎孔列22と、後部において左右の炎孔列21、22の火移りのために水平的に形成された後側火移り炎孔列23からなる略U字形の火口20を備えたU字形バーナ(図4参照)となっている。グリルバーナ2は、1つの点火装置(図示せず)で全ての炎孔列に点火でき、点火により略U字形に火炎列F(図1、図2に示す)を形成する。
【0013】熱板3は、図3、図5、図6に示す如く、火炎列Fに合わせた平面形状を有し、天板13の形状に対応した3つ折の略台形の断面形状を呈する耐熱金属板で形成されている。熱板3は、グリル庫1の前後(図5で左右)方向に長く水平的に配された帯状の中央部31、該中央部31の左右両側から延長され、下方に約15度傾斜した左右の傾斜側部32、33からなる。
【0014】熱板3の全面には、多数のスリット34が形成されるとともにスリット34に沿った膨出部35が形成され、膨出部35には適宜に多数の小穴36が形成されている。左右の傾斜側部32、33の傾斜角度、スリット34、膨出部35および小穴36の寸法、数、形状は、火炎列Fからの受熱と下方への輻射熱の放出が効率良くできるように適宜に決定される。中央部31には、排気口14とほぼ同一形状の通気窓4が同一位置的に形成され、火炎列Fの熱排気が熱板3の下面に沿って通気窓4に流れ、排気口14から排出されるようになっている。
【0015】熱板3は、火口20で生じる火炎列Fによって炙られ昇温するが、前部3Aは火炎列Fの欠落部となっているため、後部3Bに比較して温度が低い。高温度の熱板3からは輻射熱が放出され、焼網12に乗せられた前後の被調理物A、Bを加熱するが、熱板3の前部3Aの温度が後部3Bに較べて低いために、輻射熱のみではグリル庫1内の温度分布は前部1A(図1に示す)が後部1B(図2に示す)に較べ低くなり易い。
【0016】通気窓4には、左右両側の縁に下方へ85度の角度で折れ曲がったフィン5、5が形成されている。フィン5、5は、通気窓4の前側部51の幅D1 は(図1参照)、後側部52の幅D2 に対し、D1 >D2 に設定されている。このフィン5、5により、グリルバーナ2の火炎列Fの熱排気は、左右の傾斜側部32、33の下面に衝突して中央側(通気窓4側)に流れ、一部は左右の傾斜側部32、33を加熱しながら小穴36およびスリット34から上方に抜け、天板13の下面に沿って流れ排気口14から排気される。
【0017】グリル庫1の前部1Aでは、図1に示す如く、火炎列Fの熱排気流の他の一部がフィン5、5の前側部51、51により下方に偏向して、下降熱気流Cとなり焼網12上の被調理物Aを加熱し、残部は通気窓4から上方へ流出する。この際に、前部1Aではフィン5の前側部51の幅D1 が大きいため、大部分が下降熱気流Cとなり焼網12上の被調理物Aを加熱する。
【0018】これに対し、グリル庫1の前部1Bでは、図2に示す如く、フィン5の後側部52が幅D2 が小さいため、熱排気流の大部分が通気窓4から上方へ流出する。この結果、下降熱気流Cにより焼網12の前部に載置されている被調理物Aが加熱されるので、グリル庫1内は全体として温度の均一化ができ、均一な調理が可能となる。
【0019】この実施例では、熱板3の全幅Wは、左右の傾斜側部32、33の前側部を後側部に較べ幅Eだけ外側に延長した拡幅部37、38を設け、前側部が後側部より2Eだけ広く形成してある。これは、熱板3の前部3Aの放熱面積を増大させ、グリル庫1の前部1Aの温度を上げる作用を増大させる効果を有する。
【0020】グリル庫1の前部1Aにおける下降熱気流Cの増大は、フィン5の幅Dを前部で大きくし後部で小さくするか廃止する方法の他に、通気窓4の幅を前部で小さくしたり、フィン5の傾斜角度を調整したり、フィン5に通気穴を空けたり、これらを組み合わせて行ってもよいことは当然である。なお、熱板3の断面形状は、上記実施例の台形以外に、逆V字形、円弧形、多角形などであってもよいが、中央部が上方に膨出していることが望ましい。




 

 


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