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発明の名称 グリル
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−190421(P2001−190421A)
公開日 平成13年7月17日(2001.7.17)
出願番号 特願2000−1518(P2000−1518)
出願日 平成12年1月7日(2000.1.7)
代理人 【識別番号】100060025
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 欣一 (外3名)
【テーマコード(参考)】
4B040
【Fターム(参考)】
4B040 AA03 AA08 AB02 AC02 AD04 AE13 EA19 EB14 LA02 LA11 LA17 
発明者 山根 賢哉 / 戸田 裕
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 グリル庫内で被調理物が載置される焼き網の下方に位置してグリル庫の底部に収納され、かつグリル使用時に内部に水が注入されるグリル皿と、前記グリル皿の外周面温度を検出する温度センサーとを備え、該温度センサーでグリル皿の水位が所定の水位以下になったことを検出するように構成したグリルにおいて、前記温度センサーが当接するグリル皿底板のセンサー当接部を、グリル庫の後側であって、グリル皿の底面より高い位置に設定し、前記グリル皿底板のうち、グリル庫の正面側略半分の上面を前記センサー当接部の上面の高さと一致させることで、グリル皿底板のセンサー当接部周辺領域を一段低く形成したことを特徴とするグリル。
【請求項2】 前記グリル庫の正面側略半分の上面が、グリル皿の後方に向かって下方に傾斜していることを特徴とする請求項1記載のグリル。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスコンロ等に一体的に組み込まれ、かつグリル庫内で被調理物が載置される焼き網の下方に位置してグリル庫の底部に収納され、グリル使用時に内部に水が注入されるグリル皿と、前記グリル皿の外周面温度を検出する温度センサーとを備え、該温度センサーでグリル皿の水位が所定の水位以下になったことを検出するように構成したグリルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のグリルは、例えば、ガスコンロに一体的に組み込まれ、焼き網に載置された被調理物を加熱調理するのに使用される。該グリルは、排気筒を備えたグリル庫の天井部にグリルバーナーを備えるとともに、被調理物を加熱調理した場合に生じる脂、水等の焼汁を収容するため、グリル庫の底部には、平坦な底板形状のグリル皿が焼き網の下方に位置して収納される。
【0003】ところで、グリルでの被調理物の調理中に、被調理物から生じた焼汁は直接或いは焼き網を介して該グリル皿上に落下し、収容されるが、この状態でさらに調理を進めると、その焼汁へのグリルバーナーの火炎の輻射によってバーナーの火炎がその焼汁に引火する場合がある。そのため、グリルでの調理の際、グリル皿に水を入れて使用するとともに、該グリル皿の外周面温度からグリル皿の水位が所定の水位以下になったことを検出できるように、グリル庫には、該グリル皿の底板に当接する温度センサーが、付勢されるような方法で配置される。その温度センサーの高さに対応して、平坦なグリル皿の底板には、温度センサーと当接する凸状のセンサー当接部が設けられる。この場合、グリル庫内には、庫内ドラフトにより、グリル扉とグリル庫との隙間やグリル扉に形成された空気取入口から排気筒への空気の流れが生じるので、グリルの庫内温度はグリル庫の後側が高くなる。そのため、温度センサーは、グリル庫の後側に配置される。
【0004】通常、上述のグリルでは、調理開始時、センサー当接部が水没するようにグリル皿に水が注入される。そして、調理を進めると、グリル皿内の水が蒸発し、減水していく。この場合、センサー当接部は、グリル皿の底面より突出しているので、減水してくると、先ず、センサー当接部の上面が冠水しなくなる。その結果、グリルバーナーからの熱によって、その面の温度が急速に高くなり、センサーでの検出温度が設定温度に達すると、グリル皿の水がなくなる前に、グリル皿の水が所定の水位以下になったことが検出され、該センサーと接続されたガスコンロの制御ユニットによりグリルバーナーが自動消火される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述のグリル皿では、センサー当接部のみをグリル底板の底面より一段高く形成しただけであるため、センサー当接部の上面より直ぐ下側の水位であって、グリル皿全面に十分な水を残留させた状態にもかかわらず、温度センサーが早期に作動し、グリルバーナーが消火してしまう。そのため、調理時間の長い被調理物を調理する場合には、一旦、グリル皿をグリル庫から取り出し、再度、水を注入して調理を開始しなければならない。この場合、グリル皿には、その全面に多量の水が残留しているので、グリル皿の取り出しの際、その動作によってグリル皿内部の水が取り出し方向に飛び出す場合があった。そのため、グリル皿の底板の、グリル庫の正面側に位置する個所に、線状の凹凸部を設け、水の飛び出しを防止することが提案されているが、グリル庫内には、該グリル庫に連結された排気筒による庫内ドラフトにより、グリル庫とグリル扉との隙間等から吸込まれた空気がグリル皿の下側を通って排気筒へ流れる、という空気の流れが発生するので、線状の凹凸部を形成し、グリル庫へのグリル皿の収納時、該グリル皿底板から下側に突出した部分がグリル庫の底部に当接することで、空気の流れが阻害され、グリル皿が冷却されない。
【0006】また、グリル庫にグリル皿を収納した場合、グリル皿の底板がほぼ水平になるように、当初該グリル皿は形成されているが、例えば、熱によってグリル皿に歪が生じ、グリル庫に収納した場合にグリル皿の底板がグリル庫の手前に向かって傾斜しているような場合、上述のように、温度センサーは、庫内温度が特に高くなり、水の蒸発量が多いグリルの後側に配置されているので、調理を進めると、グリル皿内の水が蒸発し、減水していくが、センサー当接部の周辺に水が無い状態で、より早期にセンサーが作動する場合もあった。
【0007】そこで、本発明は、温度センサーが作動するまでの時間を長くでき、温度センサーが作動した場合、グリル皿のセンサー配置部の周辺領域にのみに水を残留させることで、グリル皿に残留した水の量を少なくできるとともに、その上、グリル皿を取り出す場合であっても、その動作によってグリル皿に残留した水が手前に飛び出すことを防止でき、また、センサーが作動するまでの間、グリル皿が十分に冷却され、グリルでの被調理物の調理中に被調理物から生じ、グリル皿に収容された焼汁へのグリルバーナーの火炎の輻射による引火が防止できるグリルを提供をすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するために本発明は、グリル庫内で被調理物が載置される焼き網の下方に位置してグリル庫の底部に収納され、かつグリル使用時に内部に水が注入されるグリル皿と、前記グリル皿の外周面温度を検出する温度センサーとを備え、該温度センサーでグリル皿の水位が所定の水位以下になったことを検出するように構成したグリルにおいて、前記温度センサーが当接するグリル皿底板のセンサー当接部を、グリル庫の後側であって、グリル皿の底面より高い位置に設定し、前記グリル皿底板のうち、グリル庫の正面側略半分の上面を前記センサー当接部の上面の高さと一致させることで、グリル皿底板のセンサー当接部周辺領域を一段低く形成したことを特徴とする。
【0009】これにより、調理開始時、センサー当接部が水没するようにグリル皿に注入された水が、調理を進めると蒸発し、減水していくが、グリル皿底板のセンサ当接部を、グリル庫の後側であって、グリル皿の底面より高い位置に設定し、グリル皿底板のうちグリル庫の正面側略半分をセンサー当接部の上面の高さと一致させることで、グリル皿底板のセンサー当接部の周辺領域を一段低く形成したので、グリルセンサーはグリル皿内の水がグリル庫内温度が最も高くなる部分、即ち、グリル庫後側の一段下がった部分にのみ水が残留した状態になるまで作動しないため、調理時間を長くできるとともに、温度センサーが作動した時に残留する水の量を少なくできる。この場合、センサーが作動するまでの間、グリル皿のうちグリル庫の正面側略半分は冠水していないが、その部分は、水が残留した部分より一段高くなっているので、グリル庫の底部とグリル皿のその部分との間には、グリル扉とグリル庫等の隙間等から流入する空気の通路が確保され、これにより、その部分が冷却されているので、この状態で、たとえ焼汁が落下したとしても、その焼汁へのグリルバーナーの火炎の輻射による引火は防止される。また、グリル皿の底板を段付きに形成したので、センサーが作動した後、グリル庫からグリル皿を引き出す場合であっても、水が飛び出すことが防止できる。
【0010】また、前記グリル庫の正面側略半分の上面が、グリル皿の後方に向かって下方に傾斜していることが好ましい。これにより、例えば、熱によってグリル皿に歪が生じている場合でも、グリル皿が庫内温度が特に高くなり、水の蒸発量が多いグリルの後側に水を残留させることができるとともに、グリル庫からグリル皿を引き出す場合に、水の飛び出しを防止する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明のグリルが一体的に組み込まれたガスコンロの斜視図である。図2は図1のII−II線に沿った断面図である。図に示すように、魚等の被調理物を調理するグリル1は、両端の正面パネル21に取付けられたバーナー等の操作ボタン22や火力調節レバー23と、コンロ器体の天板24の開口部25に臨ませて設けられた2個のコンロバーナー26とを備えたガスコンロ2の中央部に、即ち、天板24の下側であって、両端の正面パネル21の間に位置するように一体的に組み込まれている。該グリル1は略直方体形状であって、スチール製のグリル庫11を備えている。グリル庫11の後側には、ガスコンロ2の天板24に設けられた排気口28に連通する排気筒5が設けられている。また、該グリル庫11の開口した前面には、耐熱性ガラスが嵌め込まれたグリル扉12が装着される。該グリル扉12は、枠材13を備えかつガスコンロ2の前後方向に摺動自在であって、グリル庫11に着脱自在である。グリル扉12のガラスの下側には、グリル庫11の底部に収納されたグリル皿3を冷却するため、スリット状の空気取入口16が開設されている。また、該グリル扉12に着脱自在な枠材13は後述するグリル皿3を支持し、グリル扉12の開閉に伴ってグリル皿3をグリル庫11から出し入れする役割を果たす。グリル庫11内で被調理物を保持する焼き網4の前後の端部には、網面に対して直角に延びる支持部材41が備えられ、グリル使用時、支持部材41を後述するグリル皿3の焼き網支持部31に載置することで、焼き網4は、グリル皿3とともにグリル庫11に収納される。
【0012】グリル庫11の天井部にはグリルバーナー14が取付けられている。該グリルバーナー14は、ガス混合室の上面に、貫通する複数個のガス噴出口を備えた複数枚のセラミック製プレートを装着してなるシュバンク式バーナーで構成されている。また、グリル庫11の底部であって、グリル庫11の後側に位置する場所には、後述するグリル皿3の外周面温度を測定するため、後述のグリル皿3のセンサー当接部33の位置に対応して温度センサー15が配置されている。該温度センサー15は、例えば、サーミスタ素子をステンレス等の耐熱性部材で覆ったものである。また、グリル皿3のセンサー当接部33に温度センサー15を確実に当接させるために、該温度センサーは付勢手段を備えている。
【0013】図3(a)及び図3(b)には、グリル扉12の枠材13に載置されるグリル皿3の上面図及び縦断面図が示されている。該グリル皿3は、スチール製薄板を略長方形の皿状でかつその周囲に略水平なつば部が形成されるようにプレス成形した後、ホーロー等の仕上塗装を施したものである。つば部の端部は、略直角に曲げられ、その先端部に、へミング加工により折り返し部が形成されている。この場合、該折り返し部では、略直角に曲げられた部分と、その先端の折り返された部分とが密接している。これにより、グリル皿3の取扱いの際、そのつば部の端面で怪我することが防止できるとともに、プレス成形時のプレス油の脱脂残りがなくなるので、良好な仕上塗装ができる。また、グリル皿3の底板32の四隅には、焼き網4が載置される焼き網支持部31が形成されるとともに、グリル皿の後側であって、焼き網支持部31の近傍には、グリル庫11にグリル皿3を収納した時、グリル庫11に配置された温度センサー15と当接するセンサー当接部33が、温度センサー15の高さに応じてグリル皿3の底面より突出して形成されている。また、底板32は、その正面側略半分の平坦部34の上面をセンサー当接部33の上面の高さと一致させて形成することで、グリル皿3の底板の、センサー当接部33が設けられた後側略半分の平坦部35が一段低くなるように形成されている。この場合、後側の平坦部35は、その深さが従来のグリル皿の深さとほぼ同様となるように定寸されている。また、グリル皿3の正面側略半分の平坦部34は、グリル皿の後側に向かって下方に傾斜して形成されている。さらに正面側の平坦部34と後側の平坦部35との境界部36は、グリル皿3の収納方向下側に傾斜している。
【0014】次に、本発明のグリルでの調理時の作用について説明する。
【0015】先ず、焼き網4上に魚等の被調理物を載置するとともに、グリル皿3の所定の位置まで水を注入して、該焼き網4を支持するグリル皿3をグリル庫11に収納する。その際、グリル庫11の底部に配置された温度センサー15をグリル皿3のセンサー当接部33と当接させる。そして、グリルバーナー14を点火、着火して調理を開始する。この状態で調理が進むと、被調理物から脂や水等の焼汁が発生し、直接或いは焼き網4を介してグリル皿3上に該焼汁が落下するとともに、グリル皿内の水が蒸発し、減水していく。次いで、センサー当接部33は、グリル皿3の底板32より突出しているので、減水してくると、先ず、センサー当接部32の上面が冠水しなくなるとともに、そのセンサー当接部32の上面と高さが同じである正面側の平坦部34も冠水しなくなる。この場合、温度センサー15が作動するまで間、グリル皿3の平坦部34もグリルバーナー14の輻射に曝されるが、その平坦部34は、グリル扉12の空気取入口から吸込まれた空気によって冷却されているので、その平坦部34に被調理物の焼汁が落下してきたとしても、その焼汁へのグリルバーナー14の火炎の輻射による引火は防止される。次いで、センサー当接部33の上面の温度は、グリルバーナー14からの熱によって急速に高められ、センサーでの検出温度が設定温度に達すると、一段低くなったグリル皿後側に水を残留させた状態で、温度センサーと接続されたガスコンロの制御ユニットがグリルバーナー14を自動消火する。この場合、グリル皿3には、その後側略半分の平坦部35にのみ水が残留しているので、グリル皿3を取り出す場合であっても、その動作によってグリル皿内部の水が飛び出し難い。




 

 


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