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発明の名称 燃焼板式グリルバーナ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−70179(P2001−70179A)
公開日 平成13年3月21日(2001.3.21)
出願番号 特願平11−247581
出願日 平成11年9月1日(1999.9.1)
代理人 【識別番号】100080045
【弁理士】
【氏名又は名称】石黒 健二
【テーマコード(参考)】
4B040
【Fターム(参考)】
4B040 AA03 AA08 AB03 AC02 CA02 CA15 CB02 
発明者 冨浦 英行 / 遠山 学
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 板金製で後部に混合管が連設されたバーナ本体と、該バーナ本体の下面に保持されるとともに炎孔が設けられた燃焼板とからなり、調理用グリルのグリル庫の上部に設置されて下方に配された被調理物を加熱する燃焼板式グリルバーナにおいて、前記バーナ本体の前部および左右両側部に帯状燃焼板を保持させて、略凵字形の燃焼面を形成していることを特徴とする燃焼板式グリルバーナ。
【請求項2】 請求項1に記載の燃焼板式グリルバーナにおいて、前記バーナ本体は所定の形状に成形された一枚の上板と一枚の下板とを突き合わせて結合して形成されていることを特徴とする燃焼板式グリルバーナ。
【請求項3】 請求項2に記載の燃焼板式グリルバーナにおいて、前記上板は、平板状の外周縁と、該外周縁の内側に設けられ、中間段部を有する矩形の上方膨出部、該上方膨出部から延長された上側混合管部および前記上方膨出部の中央に設けられた下方膨出部を備えており、前記下板は、前記上側混合管部に対応した下側混合管部と、該下側混合管部から前記下方膨出部に対応して延設された中央段つき中縁部と、中縁部から下方に延長された支持片とからなり、前記上板と下板との結合は、外周は折り曲げ加締めにより行い、前記中縁部は、前記下方膨出部と前記中縁部との溶接または膨出加締め、または前記支持片と前記上方膨出部の壁面との溶接または膨出加締めにより行ったことを特徴とする燃焼板式グリルバーナ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、調理用グリルに使用される燃焼板式グリルバーナに関する。
【0002】
【従来の技術】調理用グリルには、グリル庫の天井部分に装着され、略下方を指向した燃焼面を有する燃焼板式グリルバーナが使用されている。グリル庫は、前面が被調理物の出し入れ口となっており、後方には排気口が設けられている。従来の燃焼板式グリルバーナは、帯状の燃焼板を、板金製で偏平なバーナ本体の下面の、前部(グリル庫の前面開口側)、左右側部および後部(グリル庫の排気口側)に固定して略口字型の燃焼面を形成するか、又は左右側部および後部に固定して略冂字型の燃焼面を形成していた。
【0003】バーナ本体は、前後方向に長い略矩形の燃焼板保持部と、燃焼板保持部の後部に連結した混合管とからなる。従来のバーナ本体は、プレス成形された上板、下板および燃焼板受け部材の3部品で構成されている。上板は、外周縁を残して、矩形状の燃焼板保持部および該燃焼板保持部の後端に連なる混合管路部を膨出成形して形成され、下板は、燃焼板保持部の一部および混合管路部を塞ぐ形状を有し、上板と下板とは外周縁を加締めて連結されている。燃焼板受け部材は、燃焼板保持部の中央にビスにより締結されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の略口字型または略冂字型の燃焼面を有する燃焼板式グリルバーナでは、つぎの不具合があった。
イ)混合管と燃焼板保持部との連結部にも燃焼板があり、該連結部の上下方向の寸法が大きくなるため、装着性が悪い。
ロ)略冂字型の燃焼面を有する燃焼板式グリルバーナでは、グリル庫の入口部分の温度が吸入空気のために低くなり、焼物等の調理が均一にでき難い。
ハ)燃焼板の温度が混合管側で高く、グリル庫の入口側で低くなるという温度分布の不均一が生じる。
ニ)燃焼板の内側縁を保持する燃焼板受け部材が、ビス止めされているため、ビスの締結が緩んでガス漏れが生じる恐れがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、板金製で後部に混合管が連設されたバーナ本体と、該バーナ本体の下面に保持されるとともに炎孔が設けられた燃焼板とからなり、調理用グリルのグリル庫の上部に設置されて下方に配された被調理物を加熱するグリルバーナにおいて、前記燃焼板は、バーナ本体の前部および左右両側部に帯状燃焼板を保持させて、略凵字形の燃焼面を形成していることを特徴とする。
【0006】
【発明の効果】この発明では、燃焼面が左右燃焼面、前燃焼面からなる略凵字型に形成されているので、つぎの効果を奏する。
1)前燃焼面は、グリル庫の前面から吸い込まれる空気を加熱するため、グリル庫内の温度分布が均一化する。
2)略凵字形の燃焼面であるため、混合管のベンチュリーから燃焼面へのガスの流れが円滑にできるので、バーナ本体が薄く形成できる。これにより、グリル庫の有効高さが大きくできる。
【0007】請求項2に記載の燃焼板式グリルバーナは、バーナ本体を、所定の形状に成形した一枚の上板と一枚の下板とを突き合わせて一体化しているので、2つの部品でバーナ本体が形成できる。これは、略凵字形の燃焼面は、燃焼板の内側縁を保持する燃焼板受け部材を下板の延長部分で形成できるためである。
【0008】請求項3に記載の如く、上板と下板との結合を、外周は折り曲げ加締めにより行い、中縁部は、下方膨出部と中縁部との溶接または膨出加締め、または/および支持片と上方膨出部の壁面との溶接または膨出加締めにより行うと、ビス穴からのガスの漏れが防止できるとともにバーナ本体の構造強度(機械的強度)は大きくできる。この発明で膨出加締めとは、ポンチとダイにより重ねた2枚の薄鋼板を板厚方向側に膨出させて加締め接合する接合方法である。なお、膨出加締めの代わりにスポット溶接で固着してもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1、図2はこの発明の燃焼板式グリルバーナAを示し、板金製のバーナ本体1の下面に、セラミック製で炎孔が所定の配列で設けられた燃焼板2を保持させた構成を有する。バーナ本体1は、偏平な矩形状の平面を有し、内部が燃料ガスと空気との混合気室となっているバーナ部11と、バーナ部11の後端から図示左側方に延設され、先端にガス噴射ノズルおよび一次空気の吸入口が設けられている混合管12とからなる。
【0010】バーナ部11の下面(図示上面)には、グリル庫への装着時に前部となる図1の下側部分、および左右側部からなるに略凵字形の燃焼板取付け口10(図2(イ)参照)が形成されている。燃焼板取付け口には、帯状の燃焼板2が5個、耐熱性帯状シール材21を介して嵌め込まれ、各燃焼板2は内周縁が保持板13に保持されている。保持板13はビス14、14によりバーナ本体1に締結されている。図1に示す如く、5個の燃焼板2は、グリル庫の入口側となる前部2A、および左右側部2B、2Cからなる略凵字形の燃焼面20を形成している。
【0011】燃焼板式グリルバーナAは、図3〜図5に示す如く、中央に燃焼面20より幾分大きい窓51が形成された排気カバー5が天井を形成しているグリル庫に、燃焼面20が下方に設定されて装着される。燃焼面20は、前部2Aによりグリル庫の前面に設けた空気吸込口から吸い込んだ空気を加熱できる。このため、温度が低下し易いグリル庫の前部の温度を、グリル庫の中間部または後部と均等に維持することが容易になる。
【0012】略凵字形の燃焼面20は、略口字型または略冂字型の燃焼面に較べて、温度が上昇し易い後部の燃焼板が不要である。このため、図1の(ロ)に示す如く、バーナ部11の後部1Aは厚さを薄くできる。この結果、燃焼板式グリルバーナAの上下方向の寸法(厚さ)を小さくでき、グリル庫の上下方向の高さを大きく取れる利点が生じる。
【0013】略凵字形の燃焼面20は、混合管12からの燃料ガスと一次空気との混合気の流れは、最も遠距離となる前部2Aに燃焼板式グリルバーナAの全幅にわたる最大燃焼面があり、かつ、途中の左右側部2B、2Cは燃焼面の幅が一部且つ一定であるため、滞留が生じにくく円滑となる。また、バーナ部11の後部1Aは、燃焼板が無いため混合気の流路として使用でき、上下方向の寸法が大きい混合管12から、厚さの薄い後部1Aへの混合気の流れも円滑となる。
【0014】バーナ本体1は、所定の形状にプレス成形された上板3と下板4とを突き合わせて結合して形成されている。上板3は、平板状の外周縁31と、該外周縁31の内側に設けられ、中間段部32を有する矩形の上方膨出部33および該上方膨出部33から延長された上側混合管部34とを備えている。上方膨出部33の中央には前後方向に長い下方膨出部35が成形され、下方膨出部35の頂部にはネジ穴36、36が形成されている。
【0015】下板4は、上側混合管部34に対応した下側混合管部41、上方膨出部33の後端の左右両側部に対応した両側部42、43、および下方膨出部35に対応して両側部42、43の中間から前方に延設された中縁部44からなる。両側部42、43、および中縁部44は逆山字型を呈している。
【0016】下板4の内側縁には、中間段部32と同一レベルに中間段部45が形成され、外側縁には外周縁31に外嵌して折り曲げられる折り曲げ代46が設けられている。中縁部44の中間段部45から上方に多数の(図では先端に1つ、左右に2つづつ)支持片47が延設され、各支持片47の先端は90度折り曲げた接合代48となっている。中縁部44には、ネジ穴36、36に対応した貫通穴49、49が開けられている。
【0017】上板3と下板4とは突き合わされ、外周は折り曲げ代46は外周縁31を挟み込むように折り曲げて加締め、気密に結合される。中央は、上板3の下方膨出部35と下板4の中縁部44とが当接し、図2の(ロ)に示す膨出加締め5により固着されている。膨出加締め5は、ポンチとダイスとにより、重ねた2枚の薄鋼板を板厚方向側に膨出させることによりなされる。接合代48は上方膨出部33に当接して膨出加締め5により固着されている。
【0018】このように、上板3と下板4とを、外周で加締め、中央で膨出加締めして一体化しバーナ本体1を形成する工法は、上板3と下板4との結合強度が大きくでき、バーナ本体1の機械的強度が増大して変形が防止ができるとともに、ビス止めの場合に生じやすいビスの緩みによるガス漏れが防止できる利点がある。なお、膨出加締め5の代わりにスポット溶接を行ってもよいが、製造装置および製造工程の簡素化の観点から膨出加締め5が有利である。
【0019】中間段部32および中間段部45には、燃焼板2が嵌め込まれ、ビス止めされた保持板13により5個全ての燃焼板2の内側縁を押さえて保持し燃焼板式グリルバーナAが組み付けられる。混合管12の先端には連絡管支え15が取り付けられる。
【0020】この発明では、上板3と下板4とが、外周縁を折り曲げ加締めるとともに内部を膨出加締めまたは溶接してバーナ本体1が形成されている。このため2つの部品でバーナ本体1が構成でき、部品数の低減およびコストの低減が可能となる。また、従来はビス止めであった内部分を膨出加締め5による接合としたため、構造強度が増大できるとともにビスの緩みによるガス漏れが防止できる。




 

 


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