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止め具 - 大阪美錠工業株式会社
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発明の名称 止め具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−112516(P2001−112516A)
公開日 平成13年4月24日(2001.4.24)
出願番号 特願平11−299689
出願日 平成11年10月21日(1999.10.21)
代理人 【識別番号】100082474
【弁理士】
【氏名又は名称】杉本 丈夫
【テーマコード(参考)】
3J022
【Fターム(参考)】
3J022 DA01 DA11 EA41 EC04 ED05 FA05 FB07 FB12 FB17 GA06 GA17 GB16 
発明者 宮永 憲一
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 板状の挾持部(2b)及び弾性変形可能な板状の弾性片(2d)を備え、後端部側がバンド(5)や紐(6)に取り付けられる合成樹脂製の本体(2)と、本体(2)に上下方向へ揺動自在に取り付けられ、本体(2)の挾持部(2b)との間で衣服の一部を挾持する挾持位置と本体(2)の弾性片(2d)により上方ヘ附勢されて衣服を放す開放位置とを取り得る揺動体(3)と、本体(2)に回動自在且つ傾倒自在に取り付けられ、揺動体(3)を揺動操作する操作レバー(4)とから成り、操作レバー(4)を本体(2)に対して傾倒状態にしたときには揺動体(3)が操作レバー(4)により本体(2)の弾性片(2d)の弾性力に抗して本体(2)側へ押圧されて挾持位置を取り、又、操作レバー(4)を本体(2)に対して起立状態にしたときには操作レバー(4)による揺動体(3)の押圧状態が解除されて揺動体(3)が弾性片(2d)の弾性力により開放位置を取るように構成した止め具(1)であって、前記弾性片(2d)を揺動体(3)の回動中心近傍に位置するように本体(2)に設け、又、揺動体(3)の回動中心近傍位置で且つ揺動体(3)に、当該揺動体(3)が開放位置を取るように本体(2)の弾性片(2d)により押圧される突起(3f)を設けたことを特徴とする止め具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズボンやスカート等の衣服がずり落ちるのを防止するサスペンダーのバンドやベルト、或いは携帯電話機に取り付けられる紐やウインドブレーカー等の衣服の裾等に取り付けられる締め付け用の紐に夫々装着されるものであり、衣服の腰周り部分を挾持して衣服がずり落ちるのを防止したり、或いは衣服の一部分を挾持して紐の遊端部を被服側へ止めるようにしたクリップ構造の止め具の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のクリップ構造の止め具10としては、例えば図19乃至図22に示す構造のものが知られている。
【0003】即ち、前記止め具10は、後端部側(図21の右側)に紐が挿通される紐通し穴11aを有すると共に、前端部側(図21の左側)に板状の挾持部11bを備え、中央部に上下方向へ弾性変形可能な弾性片11cを形成した合成樹脂製の本体11と、本体11の上面側に上下方向へ揺動自在に配置され、前端部側に本体11の挾持部11bとの間で衣服の一部分を挾持する板状の挾持部12aを備えた合成樹脂製の揺動体12と、揺動体12の上面側に配置され、本体11に回動自在且つ傾倒自在に取り付けられた合成樹脂製の操作レバー13とから成り、操作レバー13を図22に示す起立位置に回動操作すると、本体11の挾持部11bと揺動体12の挾持部12aとの間が開き、又、操作レバー13を図21に示す傾倒位置に回動操作すると、本体11の挾持部11bと揺動体12の挾持部12aとの間が閉じるように構成されている。
【0004】尚、図20及び図21に於いて、11dは本体11の挾持部11bの上面に形成した滑り止め用突起、11eは本体11の中央部側壁の内側面に形成した軸受溝、12bは揺動体12の挾持部12aの下面に形成した滑り止め用突起、13aは操作レバー13の後端部側に形成されて本体11の軸受溝11eに回転自在に嵌合される支持軸である。
【0005】而して、前記クリップ構造の止め具10に於いて、操作レバー13を図21に示す傾倒位置に回動操作すると、操作レバー13の後端部により揺動体12の後端部側が本体11の弾性片11cの弾性力に抗して本体11側へ押圧され、揺動体12は本体11に対して略平行姿勢となる挾持位置を取ることになる。その結果、止め具10は、本体11の挾持部11bと揺動体12の挾持部12aとの間が閉じた状態となり、衣服の一部分を挾持することになる。又、操作レバー13を図22に示す起立位置に回動操作すると、操作レバー13の後端部による揺動体12の押圧状態が解除され、揺動体12は弾性片11cの弾性力により上方ヘ附勢されて本体11に対して傾斜姿勢となる開放位置を取ることになる。その結果、止め具10は、本体11の挾持部11bと揺動体12の挾持部12aとの間が開いた状態となり、衣服の一部分を開放することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記止め具10は、本体11の弾性片11cが揺動体12の操作レバー13の回動支点(支持軸13a)から離れた部分を押圧附勢する構造となっている為、弾性片11cの変形量が大きくなるように設定しなければ、揺動体12を開放位置へ確実且つ良好に押圧附勢することができない。ところが、弾性片11cの変形量が大きくなるように設定した場合、弾性片11cを何回も弾性変形させると、弾性力が次第になくなり、揺動体12を開放位置へ押圧附勢することができなくなる。その結果、従来の止め具10に於いては、操作レバー13を起立位置に回動操作しても、弾性片11cが揺動体12を開放位置まで押圧附勢することができず、本体11の挾持部11bと揺動体12の挾持部12aとの間隔が必然的に狭くなり、両挾持部11b,12a間に衣服の一部分を介在させ難くなると云う問題が発生することになる。特に、本体11の弾性片11cは、細幅薄板状に形成されている為、前記問題がより一層助長されることになる。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みて為されたものであり、その目的は揺動体を開放位置へ確実且つ良好に押圧附勢することができる止め具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に、本発明の止め具は、板状の挾持部及び弾性変形可能な板状の弾性片を備え、後端部側がバンドや紐に取り付けられる合成樹脂製の本体と、本体に上下方向へ揺動自在に取り付けられ、本体の挾持部との間で衣服の一部を挾持する挾持位置と本体の弾性片により上方ヘ附勢されて衣服を放す開放位置とを取り得る揺動体と、本体に回動自在且つ傾倒自在に取り付けられ、揺動体を揺動操作する操作レバーとから成り、操作レバーを本体に対して傾倒状態にしたときには揺動体が操作レバーにより本体の弾性片の弾性力に抗して本体側へ押圧されて挾持位置を取り、又、操作レバーを本体に対して起立状態にしたときには操作レバーによる揺動体の押圧状態が解除されて揺動体が弾性片の弾性力により開放位置を取るように構成した止め具であって、前記弾性片を揺動体の回動中心近傍に位置するように本体に設け、又、揺動体の回動中心近傍位置で且つ揺動体に、当該揺動体が開放位置を取るように本体の弾性片により押圧される突起を設けたことに特徴がある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1乃至図15は本発明の第1の実施の形態に係るクリップ構造の止め具1の一例を示し、当該止め具1は、ズボンやスカート等の衣服がずり落ちるのを防止するサスペンダーに用いられるものであり、後端部側(図1乃至図3の右側)をサスペンダーのバンド5やベルト5に装着し、前端部側(図1乃至図3の左側)でズボンやスカートの腰回り部分を挾持するようにしたものである。
【0010】即ち、前記止め具1は、図1乃至図4に示す如く、サスペンダーのバンド5やベルト5に取り付けられる本体2と、本体2の上面側に位置して本体2に上下方向(図2及び図3の上下方向)へ揺動自在に取り付けられ、本体2との間で衣服の一部分を挾持する揺動体3と、揺動体3の上面側に位置して本体2に回動自在且つ形動自在に取り付けられ、揺動体3を揺動操作する操作レバー4とから成り、操作レバー4を傾倒位置(図3に示す位置)に回動操作すると、本体2の前端部と揺動体3の前端部との間が閉じてズボンやスカートの腰回り部分を挾持し、又、操作レバー4を起立位置(図4に示す位置)に回動操作すると、本体2の前端部と揺動体3の前端部との間が開いてズボンやスカートの腰回り部分を放すように構成されている。
【0011】具体的には、前記本体2は、可撓性及び弾性を有するナイロン樹脂やABS樹脂等の合成樹脂材により一体的に形成されて居り、図5乃至図8に示す如く、上面に複数の滑り止め用突起2aを一体的に突出形成した略四角板状の挾持部2bと、挾持部2bの後端に対向状に連設された一対の側壁部2cと、両側壁部2cの後端部間に起立姿勢で架設され、前後方向(図5乃至図7の左右方向)へ弾性変形可能な板状の弾性片2dと、両側壁部2cの後端に連設され、弾性片2dとの間にサスペンダーのバンド5やベルト5が挿通されるスリット状の取付け穴2eを形成する取付け部2fとを備えている。又、本体2の両側壁部2cの内側面には、後述する揺動体3の支持軸3eが回転自在に嵌合される第1軸受溝2gと操作レバー4の支持軸4cが遊嵌される第2軸受溝2hとが夫々形成されている。第1軸受溝2gは、上端側が開放された略U字形を呈して居り、弾性片2dの近傍位置で且つ両側壁部2cの内側面に対向状に形成されている。第2軸受溝2hは、第1軸受溝2gの幅よりも広幅の下端側が開放された略逆U字形を呈して居り、第1軸受溝2gの前側位置(図7に示す第1軸受溝2gの左側位置)で且つ両側壁部2cの内側面に対向状に形成されている。更に、本体2の弾性片2dは、図8に示すように略四角板状を呈して居り、その両側の下端部分のみが両側壁部2cの内側面に夫々連設されている。従って、弾性片2dは、下端部を中心にして上端部側が前後方向へ弾性変形可能となっている。又、弾性片2dの上端部は、本体2の前方側へ若干折り曲げられて居り、揺動体3の一部分に当接して揺動体3の支持軸が第1軸受溝2gから抜けるのを防止する抜け止め部となっている(図4参照)。
【0012】前記揺動体3は、可撓性及び弾性を有するナイロン樹脂やABS樹脂等の合成樹脂材(本体2と同じ材質)により一体的に形成されて居り、図9乃至図12に示す如く、本体2の挾持部2bに対向する略四角板状の挾持部3aと、挾持部3aの後端に連設され、本体2の側壁部2c間に収納されて本体2の弾性片2dにより上方ヘ附勢される揺動部3bとを備えている。
【0013】具体的には、挾持部3aは、本体2の挾持部2bと略同じ大きさ及び形状に形成されて居り、挾持部3aの下面側には、本体2の挾持部2bの滑り止め用突起2aに噛合する複数の滑り止め用突起3cが一体的に突出形成されていると共に、挾持部3aの上面側には、後述する操作レバー4が収納される収納溝3dが形成されている。一方、揺動部3bは、本体2の両側壁部2c間に形成された平面形状が略四角形の開口2iよりも若干小さめで且つ開口2iの形状と略同じ形状に形成された平板部分3b1 と、平板部分3b1 の先端に上方へ向って連設された板状の前側垂直部分3b2 と、平板部分3b1 の後端に上方へ向って連設され、本体2の弾性片2dに近接状態若しくは当接状態で対向する略板状の後側垂直部分3b3 とから成る。又、後側垂直部分3b3 の両側面には、本体2の第1軸受溝2gに回転自在に嵌合される支持軸3eが形成されていると共に、後側垂直部分3b3 の後面には、本体2の弾性片2dにより押圧される突起3fが一体的に突出形成されている。更に、突起3fは、揺動体3の回動中心(支持軸3eの中心)の近傍位置で且つ揺動体3の回動中心(支持軸3eの中心)よりも下方位置になるように後側垂直部分3b3 の後面に形成されて居り、支持軸3eを本体2の第1軸受溝2gに嵌合したときには弾性片2dに当接して弾性片2dを後方(図3の右側方向)へ弾性変形させるようになっている。従って、揺動体3は、突起3fが揺動体3の回動中心よりも下方に位置し、且つ弾性片2dにより押圧されていることとも相俟って、弾性片2dの弾性力により附勢され、支持軸3eを支点にして挾持部3aが本体2の挾持部2bから離間する方向へ揺動し、本体2に対して傾斜姿勢となる開放位置を取ることができる。
【0014】そして、前記揺動体3は、揺動部3bに形成した支持軸3eを本体2の第1軸受溝2gに嵌合することによって、本体2に上下方向へ揺動自在に取り付けられて居り、本体2の挾持部2bとの間で衣服の一部を挾持する挾持位置(図3に示す位置)と本体2の弾性片2dにより上方ヘ附勢されて衣服を放す開放位置(図4に示す位置)とを取り得るようになっている。
【0015】前記操作レバー4は、可撓性及び弾性を有するナイロン樹脂やABS樹脂等の合成樹脂材(本体2と同じ材質)により一体的に形成されて居り、図13乃至図15に示す如く、本体2の両側壁部2c間に収納され、揺動体3の揺動部3bを弾性片2dの弾性力に抗して押圧操作する作動部4aと、作動部4aに連設され、揺動体3の挾持部3aの上面に対向可能な板状の把持部4bとを備えている。
【0016】具体的には、作動部4aは、本体2の両側壁部2c間並びに揺動部3bの両垂直部分3b2 ,3b3 間に収納できる大きさの略ブロック状に形成されて居り、その両側面には本体2の第2軸受溝2hに回転自在に遊嵌される支持軸4cが一体的に突出形成されている。この支持軸4cの先端部には、支持軸4cを第2軸受溝2hへ簡単且つ容易に挿入できるように傾斜状のガイド面4c1 が形成されている。尚、作動部4aの大きさ及び形状、作動部4aに形成した支持軸4cの位置及び形状等は、操作レバー4を本体2に対して傾倒状態(図3に示す状態)にしたときには揺動体3が作動部4aにより本体2の弾性片2dの弾性力に抗して本体2側へ押圧されて挾持位置を取り、又、操作レバー4を本体2に対して起立状態(図4に示す状態)にしたときには作動部4aによる揺動体3の押圧状態が解除されて揺動体3が弾性片2dの弾性力により開放位置を取るように夫々設定されている。一方、把持部4bは、揺動体3の収納溝3dへ収納できる大きさの長方形の板状に形成されて居り、その長さは揺動体3の収納溝3dへ収納したときにその一端が揺動体3の挾持部3aの前端から外方へ突出するように選定されている。
【0017】そして、前記操作レバー4は、作動部4aに形成した支持軸4cを本体2の第2軸受溝2hに遊嵌することによって、本体2に回動自在且つ傾倒自在に取り付けられて居り、本体2に対して傾倒状態のときには揺動体3の揺動部3bを弾性片2dの弾性力に抗して本体2の開口2i内へ押圧して揺動体3を挾持位置に保持し、又、本体2に対して起立状態のときには揺動体3の揺動部3bの押圧状態が解除されて揺動体3が開放位置を取れるようになっている。
【0018】即ち、操作レバー4が傾倒状態のときには、支持軸4cから遠い位置にある作動部4aの下面側4a1 が揺動部3bの平板部分3b1 の上面に当接すると共に、作動部4aの支持軸4cが第2軸受溝2hの上端に当接している為、揺動体3の揺動部3bが作動部4aによって弾性片2dの弾性力に抗して本体2の開口2i内へ完全に押し込まれた状態となっている。その結果、揺動体3は、本体2に対して略平行姿勢となる挾持位置に保持されることになる(図3参照)。又、操作レバー4が起立状態のときには、支持軸4cから近い位置にある作動部4aの後面側4a2 が揺動部3bの平板部分3b1 の上面に当接している為、作動部4aによる揺動部3bの押圧状態が解除されることになる。その結果、揺動体3は、弾性片2dの弾性力により附勢され、支持軸3eを支点にして挾持部3aが本体2の挾持部2bから離間する方向へ揺動し、本体2に対して傾斜姿勢となる開放位置に保持されることになる(図4参照)。
【0019】而して、上述した止め具1を組み立てるには、先ず本体2の上面側に揺動体3を配置して挾持部2b,3a同士を対向させ、本体2の側壁部2c間に揺動体3の揺動部3bを収納すると共に、揺動体3の支持軸3eを本体2の第1軸受溝2gに嵌合する。次に操作レバー4を揺動体3の上面側に配置して支持軸4cに形成したガイド面4c1 を本体2の側壁部2cの内側縁に対向させ、この状態で操作レバー4の作動部4aを本体2側へ強制的に押し込む。そうすると、本体2の側壁部2cが操作レバー4の支持軸4cにより押圧されて拡がる方向へ弾性変形し、操作レバー4の支持軸4cが本体2の第2軸受溝2hに嵌合されることになる。その結果、操作レバー4は、本体2の第2軸受溝2hから抜け止めされ、本体2の側壁部2cに回動自在且つ傾倒自在に取り付けられることになる。又、揺動体3は、本体2に回動自在に取り付けられた操作レバー4により本体2から抜け止めされ、本体2と操作レバー4との間に位置して本体2の側壁部2cに上下方向へ揺動自在に取り付けられることになる。
【0020】次に、前記サスペンダー用の止め具1を用いてズボンやスカートの腰回り部分を挾持する場合について説明する。
【0021】先ず、操作レバー4を指で摘んで傾倒位置(図3に示す位置)から起立位置(図4に示す位置)へ回動させると、支持軸4cから近い位置にある作動部4aの後面側4a2 が揺動部3bの平板部分3b1 の上面に当接し、作動部4aによる揺動部3bの押圧状態が解除されることになる。その結果、揺動体3は、弾性片2dの弾性力により附勢され、支持軸4cを支点にしてその挾持部3aが本体2の挾持部2bから離間する方向へ揺動し、本体2に対して傾斜姿勢となる開放位置に保持される。このとき、操作レバー4の支持軸4cが第2軸受溝2hの上端に当接して揺動体3の揺動量が規制される為、揺動体3は弾性片2dの弾性力により上方へ附勢されていることとも相俟って、開放位置に確実に保持される。
【0022】次に、本体2の挾持部2bと揺動体3の挾持部3aとの間にズボンやスカートの腰回り部分を挿入し、操作レバー4を指で摘んで起立位置から傾倒位置へ順次回動させて行くと、操作レバー4及び揺動体3が夫々支持軸4c,3eを支点にして回動すると共に、揺動体3の揺動部3bが回動操作されている操作レバー4の作動部4aによって弾性片2dの弾性力に抗して本体2の開口2iへ押し込まれて行く。
【0023】そして、操作レバー4が傾倒位置まで回動すると、支持軸4cから遠い位置にある作動部4aの下面側4a1 が揺動部3bの平板部分3b1 の上面に当接すると共に、操作レバー4の把持部4bが揺動体3の収納溝3d内へ当接し、該操作レバー4の回動が規制される。その結果、揺動体3は、その揺動部3bが操作レバー4の作動部4aによって弾性片2dの弾性力に抗して本体2の開口2i内へ完全に押し込まれた状態となり、本体2に対して略平行姿勢となる挾持位置に保持されることになる。従って、止め具1は、本体2の挾持部2bと揺動体3の挾持部3aとでズボンやスカートの腰回り部分を確実且つ強固に挾持することになる。
【0024】一方、止め具1をズボンやスカートの腰回り部分から取り外す場合には、操作レバー4を傾倒位置から起立位置へ回動させる。そうすると、支持軸4cから近い位置にある作動部4aの後面側4a2 が揺動部3bの平板部分3b1 の上面に当接し、作動部4aによる揺動部3bの押圧状態が解除されることになり、揺動体3は弾性片2dの弾性力により附勢されて本体2に対して傾斜姿勢となる開放位置に保持される。その結果、止め具1をズボンやスカートの腰回り部分から取り外すことができる。
【0025】この止め具1は、弾性片2dを揺動体3の回動中心(支持軸3eの中心)近傍に位置するように本体2に設け、又、揺動体3の回動中心近傍位置で且つ揺動体3に、揺動体3が開放位置を取るように本体2の弾性片2dにより押圧される突起3fを設ける構成としている為、弾性片2dの変形量が小さくても揺動体3を大きく揺動させることができる。即ち、この止め具1は、弾性片2dの変形量を小さく設定することができる。その結果、弾性片2dを何回弾性変形させても、弾性力が無くなると云うことがなく、揺動体3を開放位置へ常時確実且つ良好に押圧附勢することができる。
【0026】図16乃至図18は本発明の第2の実施の形態に係るクリップ構造の止め具1を示し、当該止め具1は、携帯電話機に取り付けられる紐6やウインドブレーカー等の衣服の裾等に取り付けられる締め付け用の紐6に夫々装着されるものであり、衣服の一部分を挾持して紐6の遊端部を被服側へ止めるようにしたものである。即ち、この止め具1は、本体2と、本体2に上下方向へ揺動自在に支持された揺動体3と、本体2に回動自在且つ傾倒自在に支持され、揺動体3を揺動操作する操作レバー4とから成り、本体2の後端部に略円形の紐通し穴2jを形成したものである。尚、本体2は、後端部分の形状が異なるだけであり、その他の部分は上記第1の実施の形態に係る止め具1の本体2と同様構造に構成されている。又、揺動体3及び操作レバー4は、上記第1の実施の形態に係る揺動体3及び操作レバー4と全く同一形状及び同一構造に構成されている。この止め具1も、上記第1の実施の形態に係る止め具1と同様の作用効果を奏することができる。
【0027】
【発明の効果】上述の通り、本発明の止め具にあっては、弾性片を揺動体の回動中心近傍に位置するように本体に設け、又、揺動体の回動中心近傍位置で且つ揺動体に、揺動体が開放位置を取るように本体の弾性片により押圧される突起を設ける構成としている為、弾性片の変形量が小さくても揺動体を大きく揺動させることができる。即ち、本発明の止め具は、弾性片の変形量を小さく設定することができる。その結果、弾性片を何回弾性変形させても、弾性力が無くなると云うことがなく、揺動体を開放位置へ確実且つ良好に押圧附勢することができる。




 

 


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