米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 衣類 -> 松下電器産業株式会社

発明の名称 暖房装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−49507(P2001−49507A)
公開日 平成13年2月20日(2001.2.20)
出願番号 特願平11−216395
出願日 平成11年7月30日(1999.7.30)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【テーマコード(参考)】
3B011
3B035
【Fターム(参考)】
3B011 AA01 AB01 AC01 AC17 
3B035 AB01 AB05
発明者 中井 厚仁 / 花田 徹
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 燃料ガスを貯蔵する燃料タンク、前記燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃焼加熱部、前記触媒燃焼加熱部で発生する熱を検知して同触媒燃焼加熱部を任意の温度に制御する制御部を有する発熱部と、前記発熱部を収納する収納部と、前記収納部と連通してその上方に形成した暖気格納部と、前記暖気格納部を人体の背面に保持する第1の保持部を設けた衣類本体とを具備し、前記暖気格納部の人体側を形成する裏地部を良熱伝導性素材により構成した暖房装置。
【請求項2】 裏地部を金属蒸着布または金属コーティング布で構成した請求項1記載の暖房装置。
【請求項3】 衣類本体を人体の腰部に保持する第2の保持部を設け、前記第2の保持部を収納部の両側に一対設けるとともに、その少なくとも一方に伸縮部を設けた請求項1または2記載の暖房装置。
【請求項4】 第2の保持部は、重合して相互に結合させた外側に伸縮部を設けた請求項3記載の暖房装置。
【請求項5】 触媒燃焼加熱部に供給するための外気を取り入れる吸気窓を第2の保持部に設け、前記吸気窓の大きさを伸縮部の伸び量と同等またはそれ以上に設定した請求項3または4記載の暖房装置。
【請求項6】 第1の保持部に固定部を設け、前記固定部を伸縮部の外側で第2の保持部に固定した請求項3〜5のいずれか1項に記載の暖房装置。
【請求項7】 固定部を第2の保持部に対して着脱自在に設けた請求項6記載の暖房装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液化燃料ガスを触媒燃焼させることによって得られる熱を利用して、人体を暖める暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の液化燃料ガスを触媒燃焼させる加熱部を有して人体を暖める暖房装置は、衣類に発熱部を装着し、前記発熱部によって加熱した空気を衣類の空気噴出部から人体に向けて流出させることによって人体を暖めるものが考えられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従来の暖房装置では、加熱された空気が空気噴出部から人体に向けて流出するので、流出部分の近傍が常時局部的に暖められることになり、例えば人体の背面から暖気を流出させて暖める場合でも、暖気が流出する部分の近傍の温度が他の部位より高くなることから、温度差が生じて人体を快適に暖めることができないという問題を有していた。
【0004】本発明は、上記課題を解決するもので、人体を快適に暖めることを第1の目的としている。第2の目的は、人体への衣類の装着性を向上することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的を達成するために、衣類本体に発熱部を収納する収納部を設けるとともに、前記収納部と連通してその上方に暖気格納部を形成し、前記暖気格納部の人体側を形成する裏地部を良熱伝導性素材により構成したものである。
【0006】これにより、暖気格納部内の空気を発熱部で加熱して同暖気格納部内に充満させることができる。加熱空気を有した暖気格納部はその熱で均一に暖められる。そして、暖気格納部の人体側の裏地部を良熱伝導性素材により形成しているため、暖気が人体に均一かつ良好に伝達されて快適に暖めることができ、採暖性を向上させることができる。
【0007】また、上記第2の目的を達成させるために、衣類本体を人体の腰部に保持する第2の保持部に伸縮部を設けたものである。
【0008】これにより、衣類を着用する際に人体の腰部にたるみなく的確に装着することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、燃料ガスを貯蔵する燃料タンク、前記燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃焼加熱部、前記触媒燃焼加熱部で発生する熱を検知して同触媒燃焼加熱部を任意の温度に制御する制御部を有する発熱部と、前記発熱部を収納する収納部と、前記収納部と連通してその上方に形成した暖気格納部を人体の背面に保持する第1の保持部を設けた衣類本体とを具備し、前記暖気格納部の人体側を形成する裏地部を良熱伝導性素材により構成したものであり、商用電源に接続することなく、任意の場所で人体を暖めることができるとともに、人体の広い範囲を均一な温度で快適に暖めることができる。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、裏地部を金属蒸着布または金属コーティング布で構成したものであり、暖気格納部の熱を効率よく人体に伝達することができ、人体を快適に暖めることができる。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、衣類本体を人体の腰部に保持する第2の保持部を設け、前記第2の保持部を収納部の両側に一対設けるとともに、その少なくとも一方に伸縮部を設けたものであり、衣類を着用する際に人体の腰部にたるみなく的確に装着することができる。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、上記請求項3に記載の発明において、重合して相互に結合させた第2の保持部の外側に伸縮部を設けたものであり、衣類を着用する際の装着性を向上することができる。
【0013】また、請求項5に記載の発明は、上記請求項3または4に記載の発明において、触媒燃焼加熱部に供給するための外気を取り入れる吸気窓を第2の保持部に設け、前記吸気窓の大きさを伸縮部の伸び量と同等またはそれ以上に設定したものであり、衣類を着用する際の装着性を向上することができるとともに、触媒燃焼加熱部への外気の供給を良好にして安定した触媒燃焼を行うことができる。
【0014】また、請求項6に記載の発明は、上記請求項3〜5に記載の発明において、第1の保持部に固定部を設け、前記固定部を外側で第2の保持部に固定したものであり、伸縮部の伸縮量の変化の影響を受けることなく固定部の位置を安定させることができ、衣類を着用した際の着用性をよくすることができる。
【0015】また、請求項7に記載の発明は、上記請求項6に記載の発明において、固定部を第2の保持部に対して着脱自在に設けたものであり、衣類を着脱する際の使い勝手をよくすることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0017】(実施例1)図1〜図4に示すように、発熱部1は、燃料ガスを貯蔵する着脱自在な燃料タンク2と、この燃料タンク2から供給管3を介して供給される燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃焼加熱部4と、この触媒燃焼加熱部4で発生する熱を検知して同触媒燃焼加熱部4を任意の温度に制御する制御部5を有している。
【0018】衣類本体6の下部には収納部7を設けて内側の人体側からファスナー8等で開閉自在にしてあり、前記ファスナー8を横方向へ開いて前記発熱部1を衣類本体6に収納することができるとともに、発熱部1を収納部7から取り出すことができる。収納部7に収納されている発熱部1は、衣類本体6が着用されているときは保持部7aにより収納部7内の所定の位置に保持される。
【0019】収納部7の下方には排気ガスを排出する通気部9を形成してあり、発熱部1で発生した排気ガスは収納部7からこの通気部9を通して外部へ排出することができ、収納部7内に排気ガスが充満するのを防止する。収納部7の上方にはこの収納部7と連通して暖気格納部10が設けてあり、発熱部1から放出される熱は、暖気格納部10内の空気を加熱して暖気格納部10内に溜めることができる。
【0020】また、前記暖気格納部10の人体側を構成する裏地部11は、ステンレスまたはアルミニウム等の金属を蒸着あるいはコーティングした布などからなる良熱伝導性素材で構成されている。第1の保持部12は、衣類本体6の前部に左右に一対設けてあり、衣類本体6をその着用時に人体の肩に保持するもので、着用する人の体型に合わせてその長さが調節できるようになっている。
【0021】衣類本体6を人体の腰部に保持する第2の保持部13は、収納部7の両側に一対設け、面ファスナー13a等により任意の位置で接合できるように着脱自在に構成している。第2の保持部13を互いに重合させたときに外側に位置する部分に網状にした吸気窓14を設け、発熱部1の触媒燃焼加熱部4に外気が供給されるように接続した吸気部15の一端を対向させている。
【0022】次に、上記構成における動作を説明する。まず、燃料タンク2内に貯蔵した燃料ガスを触媒燃焼加熱部4へ供給するとともに、燃料ガスと空気を酸化反応させて発熱部1で熱を発生させる。衣類本体6に設けた収納部7に収納された発熱部1から放出される熱は、暖気格納部10内の空気を加熱して暖気格納部10内に溜めることができる。
【0023】衣類本体6は、前部の左右に設けた一対の第1の保持部12と、収納部7の両側に設けた第2の保持部13とで人体に着用し、第1の保持部12で衣類本体6を人体の肩に保持するとともに、第2の保持部13を面ファスナー13a等により任意の位置で着脱自在に接合して人体の腰部に保持するように構成し、衣類本体6の重さが肩と腰とに分散されるようにしている。
【0024】加熱された暖気格納部10の熱は、衣類本体6を着用した人体側を構成する裏地部11を介して人体に伝達されるため、流出する加熱空気によって人体の一部を局部的に過熱することもなく、広い範囲を快適に暖めることができる。そして、暖気格納部10の人体側を形成する裏地部11を良熱伝導性素材により構成しているため、暖気格納部10の熱を効率よく人体に伝達することができ、均一な温度で快適に暖めることができる。
【0025】また、触媒燃焼加熱部4に接続された吸気部15は、その一端を吸気窓14に対向させて外気を取り入れるように構成しているため、常に新鮮な外気を触媒燃焼加熱部4へ供給することができるとともに、触媒燃焼加熱部4から排出される排気ガスは、収納部7の下部に設けた通気部9を通して外部へ排出するため、収納部7内に排気ガスが充満するのを防止して良好な触媒燃焼を継続することができる。
【0026】したがって、商用電源に接続することなく、任意の場所で人体を暖めることができるとともに、暖気格納部10の熱を良熱伝導性素材からなる裏地部11によって人体へ均一に伝達し、快適な温度で効率よく暖めることができる。
【0027】(実施例2)図5に示すように、衣類本体16を人体の腰部に保持する第2の保持部17a,17bを設け、この第2の保持部17a,17bは収納部7の両側に一対設けている。そして、一方の第2の保持部17bに伸縮部18を設けるとともに、第2の保持部17a,17bを重合した外側に伸縮部18を設けたものである。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0028】上記構成によれば、結合時に第2の保持部17bを引き伸ばした任意の状態で容易に結合することができるとともに、衣類本体16を着用した後に人体の姿勢が変化した場合でも、人体の動作に対応して伸縮部18が伸縮し、人体を圧迫するのを防止することができ、快適な装着性を得ることができる。また、第2の保持部17a,17bを相互に結合する際の調節範囲を広くすることができ、着用する使用者の体型に合わせて最適な状態に装着することができる。
【0029】(実施例3)図6に示すように、触媒燃焼加熱部4に供給するための外気を取り入れる吸気窓19を第2の保持部20に設け、前記吸気窓19の大きさを伸縮部18の伸び量と同等またはそれ以上に設定したものである。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0030】上記構成によれば、衣類本体16を人体に装着するときは、図6(a)に示すように、伸縮部18が縮んでいるときに吸気部15が吸気窓19と対向している状態にしてあり、伸縮部18が矢印の方向へ伸ばされた場合でも、吸気窓19の大きさを伸縮部18の伸び量と同等またはそれ以上に設定しているため、(b)に示すように、吸気窓19に対向している吸気部15が吸気窓19から外れることがない。したがって、常に新鮮な外気を十分に取り込んで触媒燃焼加熱部4に供給することができ、安定した触媒燃焼を確保することができる。
【0031】(実施例4)図7に示すように、第1の保持部21に固定部22を設け、前記固定部22を伸縮部23の外側で第2の保持部24に固定したものである。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0032】上記構成によれば、固定部22は伸縮部23の外側に設けられているので、固定部22の位置が伸縮部23の伸縮量に依存して変化するのを防止することができ、衣類本体25を着用した際の着用性をよくすることができる。
【0033】(実施例5)図8に示すように、固定部22を第2の保持部24に対して着脱自在に設けたものである。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0034】上記構成によれば、衣類を着脱が容易に行え使い勝手をよくすることができるとともに、使用者の体型に応じて第2の保持部24の任意の位置に取付けることができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、燃料ガスを貯蔵する燃料タンク、前記燃料ガスと空気を酸化反応させて熱を発生させる触媒燃焼加熱部、前記触媒燃焼加熱部で発生する熱を検知して同触媒燃焼加熱部を任意の温度に制御する制御部を有する発熱部と、前記発熱部を収納する収納部と、前記収納部と連通してその上方に形成した暖気格納部と、前記暖気格納部を人体の背面に保持する第1の保持部を設けた衣類本体とを具備し、前記暖気格納部の人体側を形成する裏地部を良熱伝導性素材により構成したから、商用電源に接続することなく、任意の場所で人体を暖めることができるとともに、人体を均一な温度で快適に暖めることができる。
【0036】また、請求項2に記載の発明によれば、裏地部を金属蒸着布または金属コーティング布で構成したから、暖気格納部の熱を効率よく人体に伝達することができ、人体を快適に暖めることができる。
【0037】また、請求項3に記載の発明によれば、衣類本体を人体に保持する第2の保持部を設け、前記第2の保持部を収納部の両側に一対設けるとともに、その少なくとも一方に伸縮部を設けたから、衣類を着用する際の装着性を向上することができる。
【0038】また、請求項4に記載の発明によれば、第2の保持部は、重合して相互に結合させた外側に伸縮部を設けたから、衣類を着用する際の装着性を向上することができる。
【0039】また、請求項5に記載の発明によれば、触媒燃焼加熱部に供給するための外気を取り入れる吸気窓を第2の保持部に設け、前記吸気窓の大きさを伸縮部の伸び量と同等またはそれ以上に設定したから、衣類を着用する際の装着性を向上することができるとともに、触媒燃焼加熱部への外気の供給を良好にして安定した触媒燃焼を行うことができる。
【0040】また、請求項6に記載の発明によれば、第1の保持部に固定部を設け、前記固定部を伸縮部の外側で第2の保持部に固定したから、伸縮部の伸縮量によって固定部の位置が変化するのを防止することができ、衣類を着用した際の着用性をよくすることができる。
【0041】また、請求項7に記載の発明によれば、固定部を第2の保持部に対して着脱自在に設けたから、衣類を着脱する際の使い勝手をよくすることができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013