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発明の名称 スルホンアミド誘導体
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−26506(P2001−26506A)
公開日 平成13年1月30日(2001.1.30)
出願番号 特願2000−132869(P2000−132869)
出願日 平成12年4月27日(2000.4.27)
代理人 【識別番号】100062144
【弁理士】
【氏名又は名称】青山 葆 (外1名)
発明者 田渕 学典 / 山本 哲寛 / 中山 政治
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】式(I)
【化1】

〔式中、A1は(1)置換されていてもよいアリール基または(2)置換されていてもよい複素環基を、X1は(1)化学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)置換されていてもよいビニレン基を、B1は置換されていてもよい5員複素環基(但し、イソキサゾリル基を除く。)または置換されていてもよい縮合複素環基を、Z1は(1)置換されていてもよい炭化水素基、(2)置換されていてもよいアシル基、(3)ホルミル基、(4)置換されていてもよいアミノ基、(5)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれ水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基、(6)環状アミノ基、(7)−OR3(R3は水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいアシル基、ホルミル基または置換されていてもよいアルキルスルホニル基を示す)で表される基または(8)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基を示す〕で表される化合物またはその塩を含有する農園芸用殺微生物剤。
【請求項2】B1が、置換されていてもよい炭素原子以外の環構成原子が窒素原子および硫黄原子から選ばれるヘテロ原子である5員複素環基、または置換されていてもよい縮合複素環基である請求項1記載の農園芸用殺微生物剤。
【請求項3】A1は(1)(i)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1-4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1-4アルキルヒドラゾノおよびC1-4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルキル基、(iii)ハロゲン、シアノおよびニトロから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-4アルケニル基、(iv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルケニル基、(v)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2-4アルキニル基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)ハロゲンおよびC1-4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC1-4アルコキシ基、(viii)ホルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルオキシ基、(x)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルオキシ基、(xi)メルカプト基、(xii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルチオ基、(xiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルチオ基、(xiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルチオ基、(xv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルフィニル基、(xvi)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルホニル基、(xvii)スルファモイル基、(xviii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルスルファモイル基、(xix)【化2】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xx)C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、ヒドロキシ、C1-4アルコキシ、ホルミルオキシ、C1-4アルキル−カルボニルオキシ、ホルミルおよびC1-4アルキル−カルボニルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホルミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニル基、(xxv)C1-4アルキルチオ−カルボニル基、(xxvi)C1-4アルコキシ−チオカルボニル基、(xxvii)C1-4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xxviii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基、(xxx)【化3】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxiii)【化4】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xxxvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(xxxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシアノ基、(xliv)アゾキシシアノ基および(xlv)スルホ基からなる置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC6-14アリール基または(2)上記置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい複素環基を、X1は(1)化学結合、(2)C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシアノから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいメチレン基または(3)C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシアノから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいビニレン基を、B1は(1)上記置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい、炭素原子以外の環構成原子が窒素原子および硫黄原子から選ばれるヘテロ原子である5員複素環基または(2)上記置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい、5〜6員複素環とベンゼン環もしくは5〜6員複素環と5〜6員複素環とが形成する縮合複素環基を、Z1は(1)(i)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1-4アルキルチオ、(h)C1-4アルキルスルフィニル、(i)C1-4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1-4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-6アルキル基、(ii)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1-4アルキルチオ、(h)C1-4アルキルスルフィニル、(i)C1-4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1-4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-6アルケニル基、(iii)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1-4アルキルチオ、(h)C1-4アルキルスルフィニル、(i)C1-4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1-4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-6アルキニル基、(iv)(a)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、(b)ハロゲン、(c)アミノ、(d)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(e)ヒドロキシ、(f)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(g)メルカプト、(h)C1-4アルキルチオ、(i)C1-4アルキルスルフィニル、(j)C1-4アルキルスルホニル、(k)シアノ、(l)C1-4アルコキシ−カルボニル、(m)カルバモイルおよび(n)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルキル基、(v)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1-4アルキルチオ、(h)C1-4アルキルスルフィニル、(i)C1-4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1-4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC3-6アルカジエニル基および(vi)(a)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、(b)ハロゲン、(c)アミノ、(d)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(e)ヒドロキシ、(f)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(g)メルカプト、(h)C1-4アルキルチオ、(i)C1-4アルキルスルフィニル、(j)C1-4アルキルスルホニル、(k)シアノ、(l)C1-4アルコキシ−カルボニル、(m)カルバモイルおよび(n)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC6-14アリール基から選ばれる炭化水素基、(2)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよい、(i)C1-4アルキル−カルボニル、(ii)C1-4アルコキシ−カルボニル、(iii)C1-4アルキルチオ−カルボニル、(iv)C1-4アルコキシ−チオカルボニル、(v)C1-4アルキルチオ−チオカルボニル、(vi)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルおよび(vii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイルから選ばれるアシル基、(3)ホルミル基、(4)(a)C1-4アルキル、(b)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル、(c)C1-4アルコキシ−カルボニル、(d)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルおよび(e)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(5)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれ水素原子またはC1-4アルキル基を示す)で表される基、(6)3〜6員の環状アミノ基、(7)−OR3(R3は水素原子、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル基、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニル基、ホルミル基またはハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルホニル基を示す)で表される基または(8)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は(a)水素原子、(b)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基または(c)C1-4アルキルで1〜5個置換されていてもよいC6-14アリール基を示す)で表される基を示す請求項1記載の農園芸用殺微生物剤。
【請求項4】A1はC1-4アルキル基で1〜3個置換されていてもよいC6-14アリール基を、X1は化学結合を、B1はハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルキルチオ、シアノ、ハロゲンおよびニトロから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい、チエニル基、ピラゾリル基、イソチアゾリル基、イミダゾリル基、チアゾリル基、チアジアゾリル基、ジオキサインダニル基またはイミダゾピリジル基を、Z1はC1-6アルキル基またはC1-4アルコキシ基を示す請求項1記載の農園芸用殺微生物剤。
【請求項5】式(II)
【化5】

〔式中、A2は(1)(i)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1-4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1-4アルキルヒドラゾノおよびC1-4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルキル基、(iii)ハロゲン、シアノおよびニトロから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-4アルケニル基、(iv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルケニル基、(v)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2-4アルキニル基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)ハロゲンおよびC1-4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC1-4アルコキシ基、(viii)ホルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルオキシ基、(x)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルオキシ基、(xi)メルカプト基、(xii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルチオ基、(xiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルチオ基、(xiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルチオ基、(xv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルフィニル基、(xvi)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルホニル基、(xvii)スルファモイル基、(xviii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルスルファモイル基、(xix)
【化6】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xx)C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、ヒドロキシ、C1-4アルコキシ、ホルミルオキシ、C1-4アルキル−カルボニルオキシ、ホルミルおよびC1-4アルキル−カルボニルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホルミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニル基、(xxv)C1-4アルキルチオ−カルボニル基、(xxvi)C1-4アルコキシ−チオカルボニル基、(xxvii)C1-4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xxviii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基、(xxx)【化7】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxiii)【化8】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xxxvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(xxxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシアノ基および(xliv)スルホ基からなる置換基群(T')から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいアリール基または(2)置換されていてもよい複素環基を、X2は(1)化学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)置換されていてもよいビニレン基を、B2は置換されていてもよいアリール基を、Z2は(1)モノ−もしくはジ−C1-6アルキルアミノ、ヒドロキシ、ハロゲン、C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−カルボニル、C1-6アルキルチオおよびシアノから選ばれる置換基で置換されていてもよいアルキル基、(2)ビニル基、(3)アリル基、(4)プロパジエニル基、(5)置換されていてもよいアルキニル基、(6)置換されていてもよいシクロアルキル基、(7)置換されていてもよいアリール基、(8)置換されていてもよいアシル基、(9)ホルミル基、(10)置換されていてもよいアミノ基、(11)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれ水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基、(12)環状アミノ基、(13)−OR3(R3は水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいアシル基、ホルミル基または置換されていてもよいアルキルスルホニル基を示す)で表される基、または(14)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基を示す〕で表される化合物またはその塩を含有する農園芸用殺微生物剤。
【請求項6】A2は(1)(i)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1-4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1-4アルキルヒドラゾノおよびC1-4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルキル基、(iii)ハロゲン、シアノおよびニトロから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-4アルケニル基、(iv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよい3-6シクロアルケニル基、(v)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2-4アルキニル基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)ハロゲンおよびC1-4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC1-4アルコキシ基、(viii)ホルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルオキシ基、(x)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルオキシ基、(xi)メルカプト基、(xii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルチオ基、(xiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルチオ基、(xiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルチオ基、(xv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルフィニル基、(xvi)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルホニル基、(xvii)スルファモイル基、(xviii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルスルファモイル基、(xix)【化9】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xx)C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、ヒドロキシ、C1-4アルコキシ、ホルミルオキシ、C1-4アルキル−カルボニルオキシ、ホルミルおよびC1-4アルキル−カルボニルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホルミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニル基、(xxv)C1-4アルキルチオ−カルボニル基、(xxvi)C1-4アルコキシ−チオカルボニル基、(xxvii)C1-4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xxviii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基、(xxx)【化10】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxiii)【化11】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xxxvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(xxxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシアノ基および(xliv)スルホ基からなる置換基群(T')から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC6-14アリール基または(2)(i)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1-4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1-4アルキルヒドラゾノおよびC1-4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルキル基、(iii)ハロゲン、シアノおよびニトロから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-4アルケニル基、(iv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルケニル基、(v)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2-4アルキニル基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)ハロゲンおよびC1-4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC1-4アルコキシ基、(viii)ホルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルオキシ基、(x)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルオキシ基、(xi)メルカプト基、(xii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルチオ基、(xiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルチオ基、(xiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルチオ基、(xv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルフィニル基、(xvi)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルホニル基、(xvii)スルファモイル基、(xviii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルスルファモイル基、(xix)【化12】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xx)C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、ヒドロキシ、C1-4アルコキシ、ホルミルオキシ、C1-4アルキル−カルボニルオキシ、ホルミルおよびC1-4アルキル−カルボニルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホルミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニル基、(xxv)C1-4アルキルチオ−カルボニル基、(xxvi)C1-4アルコキシ−チオカルボニル基、(xxvii)C1-4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xxviii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基、(xxx)【化13】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxiii)【化14】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xxxvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(xxxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシアノ基、(xliv)アゾキシシアノ基および(xlv)スルホ基からなる置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい複素環基を、X2は(1)化学結合、(2)C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシアノから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいメチレン基または(3)C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシアノから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいビニレン基を、B2は上記置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC6-14アリール基を、Z2は(1)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、ヒドロキシ、ハロゲン、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシ−カルボニル、C1-4アルキルチオおよびシアノから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-6アルキル基、(2)ビニル基、(3)アリル基、(4)プロパジエニル基、(5)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1-4アルキルチオ、(h)C1-4アルキルスルフィニル、(i)C1-4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1-4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-6アルキニル基、(6)(a)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、(b)ハロゲン、(c)アミノ、(d)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(e)ヒドロキシ、(f)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(g)メルカプト、(h)C1-4アルキルチオ、(i)C1-4アルキルスルフィニル、(j)C1-4アルキルスルホニル、(k)シアノ、(l)C1-4アルコキシ−カルボニル、(m)カルバモイルおよび(n)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルキル基、(7)(a)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、(b)ハロゲン、(c)アミノ、(d)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(e)ヒドロキシ、(f)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(g)メルカプト、(h)C1-4アルキルチオ、(i)C1-4アルキルスルフィニル、(j)C1-4アルキルスルホニル、(k)シアノ、(l)C1-4アルコキシ−カルボニル、(m)カルバモイルおよび(n)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC6-14アリール基、(8)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよい、(i)C1-4アルキル−カルボニル、(ii)C1-4アルコキシ−カルボニル、(iii)C1-4アルキルチオ−カルボニル、(iv)C1-4アルコキシ−チオカルボニル、(v)C1-4アルキルチオ−チオカルボニル、(vi)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルおよび(vii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイルから選ばれるアシル基、(9)ホルミル基、(10)(a)C1-4アルキル、(b)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル、(c)C1-4アルコキシ−カルボニル、(d)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルおよび(e)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(11)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれ水素原子またはC1-4アルキル基を示す)で表される基、(12)3〜6員の環状アミノ基、(13)−OR3(R3は水素原子、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル基、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニル基、ホルミル基またはハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルホニル基を示す)で表される基または(14)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は(a)水素原子、(b)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基または(c)C1-4アルキルで1〜5個置換されていてもよいC6-14アリール基を示す)で表される基を示す請求項5記載の農園芸用殺微生物剤。
【請求項7】A2は(1)(i)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ基、(iii)C1-4アルキル−カルボニルで1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(iv)C1-4アルコキシ−カルボニル基、(v)ハロゲン原子、(vi)シアノ基および(vii)ニトロ基から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC6-14アリール基または(2)(i)C1-4アルキル基、(ii)C1-4アルコキシ−カルボニル基、(iii)カルバモイル基、(iv)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基、(v)C1-4アルキルスルホニル基、(vi)ハロゲン原子、(vii)カルボキシル基および(viii)シアノ基から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい、チエニル基、トリアゾリル基、イミダゾリル基、イソキサゾリル基、ピラゾリル基、ピリジル基、キノリル基、ベンゾチアジアゾリル基、イミダゾチアゾリル基またはイミダゾピリジル基を、X2は(1)化学結合、(2)C1-4アルキルで1もしくは2個置換されていてもよいメチレン基または(3)C1-4アルキルで1もしくは2個置換されていてもよいビニレン基を、B2は(1)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1-4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1-4アルキルヒドラゾノおよびC1-4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(2)C2-4アルキニル基、(3)ヒドロキシ基、(4)ハロゲンおよびC1-4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC1-4アルコキシ基、(5)C1-4アルキル−カルボニルオキシ基、(6)C1-4アルキルチオ基、(7)C1-4アルキルスルフィニル基、(8)C1-4アルキルスルホニル基、(9)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルスルファモイル基、(10)アミノ基、(11)ホルミル基、(12)C1-4アルコキシ−カルボニル基、(13)カルバモイル基、(14)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基、(15)チオカルバモイル基、(16)ハロゲン原子、(17)カルボキシル基、(18)チオシアナト基、(19)シアノ基、(20)ニトロソ基および(21)ニトロ基から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC6-14アリール基を、Z2は(1)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、ヒドロキシ、ハロゲン、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシ−カルボニル、C1-4アルキルチオおよびシアノから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-6アルキル基、(2)ビニル基、(3)アリル基、(4)プロパジエニル基、(5)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2-6アルキニル基、(6)C3-6シクロアルキル基、(7)C6-14アリール基、(8)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル、(9)C1-4アルキル、C1-4アルキル−カルボニルおよびC1-4アルコキシ−カルボニルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(10)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれC1-4アルキル基を示す)で表される基、(11)−OR3(R3はC1-4アルキル基またはC1-4アルキル−カルボニル基を示す)で表される基または(12)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は(a)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基または(b)C1-4アルキルで1〜5個置換されていてもよいC6-14アリール基を示す)で表される基を示す請求項5記載の農園芸用殺微生物剤。
【請求項8】A2はC1-4アルキル基、ハロゲンおよびシアノから選ばれる置換基で1〜3個置換されていてもよいフェニル基を、X2は化学結合を、B2は(1)ハロゲンで1〜3個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(2)C1-4アルコキシ基、(3)C1-4アルキルチオ基、(4)チオカルバモイル基、(5)ハロゲン原子、(6)シアノ基および(7)ニトロ基から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル基を、Z2は(1)C1-4アルコキシで1〜3個置換されていてもよいC1-6アルキル基、(2)C3-6シクロアルキル基、(3)アリル基または(4)C1-4アルコキシ基を示す請求項5記載の農園芸用殺微生物剤。
【請求項9】化合物またはその塩が4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド、2',4'−ジニトロ−N−エチル−p−トルエンスルホンアニリド、2',4'−ジシアノ−N−エチル−p−トルエンスルホンアニリド、4'−クロロ−N−イソプロピル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド、4'−フルオロ−N−イソプロピル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド、4'−シアノ−N−イソプロピル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド、4'−クロロ−N−イソプロピル−2'−シアノ−p−トルエンスルホンアニリド、2',4'−ジニトロ−N−イソプロピル−p−トルエンスルホンアニリド、4'−ニトロ−N−イソプロピル−2'−シアノ−p−トルエンスルホンアニリド、2'−シアノ−N−メトキシ−4'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドもしくは2',4'−ジニトロ−N−メトキシ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩である請求項5記載の農園芸用殺微生物剤。
【請求項10】式(III)
【化15】

〔式中、A3は(1)置換されていてもよいアリール基または(2)置換されていてもよい複素環基を、X3は(1)化学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)置換されていてもよいビニレン基を、B3は(i)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1-4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1-4アルキルヒドラゾノおよびC1-4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルキル基、(iii)ハロゲン、シアノおよびニトロから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-4アルケニル基、(iv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルケニル基、(v)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2-4アルキニル基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)ハロゲンおよびC1-4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC1-4アルコキシ基、(viii)ホルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルオキシ基、(x)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルオキシ基、(xi)メルカプト基、(xii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルチオ基、(xiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルチオ基、(xiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルチオ基、(xv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルフィニル基、(xvi)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルホニル基、(xvii)スルファモイル基、(xviii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルスルファモイル基、(xix)
【化16】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xx)C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、ヒドロキシ、C1-4アルコキシ、ホルミルオキシ、C1-4アルキル−カルボニルオキシ、ホルミルおよびC1-4アルキル−カルボニルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホルミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニル基、(xxv)C1-4アルキルチオ−カルボニル基、(xxvi)C1-4アルコキシ−チオカルボニル基、(xxvii)C1-4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xxviii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基、(xxx)【化17】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxiii)【化18】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xxxvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(xxxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシアノ基、(xliv)アゾキシシアノ基および(xlv)スルホ基からなる置換基群(T)から選ばれる置換基を有する6員複素環基を、Z3は(1)置換されていてもよい炭化水素基、(2)置換されていてもよいアシル基、(3)ホルミル基、(4)置換されていてもよいアミノ基、(5)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれ水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基、(6)環状アミノ基、(7)−OR3(R3は水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいアシル基、ホルミル基または置換されていてもよいスルホニル基を示す)で表される基または(8)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基を示す〕で表される化合物またはその塩を含有する農園芸用殺微生物剤。
【請求項11】A3は(1)(i)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1-4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1-4アルキルヒドラゾノおよびC1-4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルキル基、(iii)ハロゲン、シアノおよびニトロから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-4アルケニル基、(iv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルケニル基、(v)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2-4アルキニル基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)ハロゲンおよびC1-4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC1-4アルコキシ基、(viii)ホルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルオキシ基、(x)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルオキシ基、(xi)メルカプト基、(xii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルチオ基、(xiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルチオ基、(xiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルチオ基、(xv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルフィニル基、(xvi)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルホニル基、(xvii)スルファモイル基、(xviii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルスルファモイル基、(xix)【化19】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xx)C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、ヒドロキシ、C1-4アルコキシ、ホルミルオキシ、C1-4アルキル−カルボニルオキシ、ホルミルおよびC1-4アルキル−カルボニルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホルミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニル基、(xxv)C1-4アルキルチオ−カルボニル基、(xxvi)C1-4アルコキシ−チオカルボニル基、(xxvii)C1-4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xxviii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基、(xxx)【化20】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxiii)【化21】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xxxvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(xxxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシアノ基、(xliv)アゾキシシアノ基および(xlv)スルホ基からなる置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC6-14アリール基または(2)上記置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい複素環基を、X3は(1)化学結合、(2)C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシアノから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいメチレン基または(3)C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシアノから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいビニレン基を、B3は上記置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基で置換された6員複素環基を、Z3は(1)(i)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1-4アルキルチオ、(h)C1-4アルキルスルフィニル、(i)C1-4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1-4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-6アルキル基、(ii)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1-4アルキルチオ、(h)C1-4アルキルスルフィニル、(i)C1-4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1-4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-6アルケニル基、(iii)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1-4アルキルチオ、(h)C1-4アルキルスルフィニル、(i)C1-4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1-4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-6アルキニル基、(iv)(a)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、(b)ハロゲン、(c)アミノ、(d)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(e)ヒドロキシ、(f)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(g)メルカプト、(h)C1-4アルキルチオ、(i)C1-4アルキルスルフィニル、(j)C1-4アルキルスルホニル、(k)シアノ、(l)C1-4アルコキシ−カルボニル、(m)カルバモイルおよび(n)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルキル基、(v)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1-4アルキルチオ、(h)C1-4アルキルスルフィニル、(i)C1-4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1-4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC3-6アルカジエニル基および(vi)(a)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、(b)ハロゲン、(c)アミノ、(d)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(e)ヒドロキシ、(f)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(g)メルカプト、(h)C1-4アルキルチオ、(i)C1-4アルキルスルフィニル、(j)C1-4アルキルスルホニル、(k)シアノ、(l)C1-4アルコキシ−カルボニル、(m)カルバモイルおよび(n)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC6-14アリール基から選ばれる炭化水素基、(2)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよい、(i)C1-4アルキル−カルボニル、(ii)C1-4アルコキシ−カルボニル、(iii)C1-4アルキルチオ−カルボニル、(iv)C1-4アルコキシ−チオカルボニル、(v)C1-4アルキルチオ−チオカルボニル、(vi)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルおよび(vii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイルから選ばれるアシル基、(3)ホルミル基、(4)(a)C1-4アルキル、(b)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル、(c)C1-4アルコキシ−カルボニル、(d)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルおよび(e)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(5)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれ水素原子またはC1-4アルキル基を示す)で表される基、(6)3〜6員の環状アミノ基、(7)−OR3(R3は水素原子、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル基、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニル基、ホルミル基またはハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルホニル基を示す)で表される基または(8)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は(a)水素原子、(b)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基または(c)C1-4アルキルで1〜5個置換されていてもよいC6-14アリール基を示す)で表される基を示す請求項10記載の農園芸用殺微生物剤。
【請求項12】A3はC1-4アルキルで1〜5個置換されていてもよいフェニル基またはC1-4アルキルで1もしくは2個置換されていてもよいイミダゾリル基を、X3は化学結合を、B3はハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ハロゲン、ニトロおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換された、ピリジル基、ピリダジニル基またはピリミジニル基を、Z3はC1-6アルキル基、C3-6シクロアルキル基またはC1-4アルコキシ基を示す請求項10記載の農園芸用殺微生物剤。
【請求項13】式(IV)
【化22】

〔式中、A4は(1)置換されていてもよいアリール基または(2)置換されていてもよい複素環基を、X4は(1)化学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)置換されていてもよいビニレン基を、B4はピリダジニル基またはピラジニル基を、Z4は(1)置換されていてもよい炭化水素基、(2)置換されていてもよいアシル基、(3)ホルミル基、(4)置換されていてもよいアミノ基、(5)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれ水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基、(6)環状アミノ基、(7)−OR3(R3は水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいアシル基、ホルミル基または置換されていてもよいスルホニル基を示す)で表される基または(8)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基を示す〕で表される化合物またはその塩を含有する農園芸用殺微生物剤。
【請求項14】式(V)
【化23】

〔式中、A5は4−メチルフェニル基を、X5は化学結合を、B5はピリジル基またはピリミジニル基を、Z5はC1-4アルキル基を示す〕で表される化合物またはその塩を含有する農園芸用殺微生物剤。
【請求項15】式(VI)【化24】

〔式中、A6はC1-4アルキル,ハロゲンおよびシアノから選ばれる置換基で置換されていてもよいフェニル基を、X6は化学結合を、B6はハロゲン原子、ニトロおよびシアノから選ばれる置換基で置換された2−ニトロフェニル基または2−シアノフェニル基を、Z6はエチル基,イソプロピル基、シクロプロピル基、メトキシ基、エトキシ基またはイソプロポキシ基を示す〕で表される化合物またはその塩。
【請求項16】A6はC1-4アルキル,ハロゲンおよびシアノから選ばれる置換基で置換されていてもよいフェニル基を、X6は化学結合を、B6はハロゲン原子、ニトロおよびシアノから選ばれる置換基で置換された2−ニトロフェニル基を、Z6はエチル基,イソプロピル基またはシクロプロピル基を示す請求項15記載の化合物またはその塩。
【請求項17】4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド、2',4'−ジニトロ−N−エチル−p−トルエンスルホンアニリド、2',4'−ジシアノ−N−エチル−p−トルエンスルホンアニリド、4'−クロロ−N−イソプロピル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド、4'−フルオロ−N−イソプロピル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド、4'−シアノ−N−イソプロピル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド、4'−クロロ−N−イソプロピル−2'−シアノ−p−トルエンスルホンアニリド、2',4'−ジニトロ−N−イソプロピル−p−トルエンスルホンアニリド、4'−ニトロ−N−イソプロピル−2'−シアノ−p−トルエンスルホンアニリド、2'−シアノ−N−メトキシ−4'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドもしくは2',4'−ジニトロ−N−メトキシ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩である請求項15記載の化合物またはその塩。
【請求項18】(1)式【化25】

(式中の各記号は請求項15記載と同意義を示す)で表される化合物またはその塩と式Z6−L''(式中、L''は脱離基を、Z6は請求項15記載と同意義を示す)で表される求電子剤とを反応させるか、(2)式 A6−X6−SO2−L(式中、Lは脱離基を、その他の記号は請求項15記載と同意義を示す)で表される化合物またはその塩と、式 Z6HN−B6(式中の各記号は請求項15記載と同意義を示す)で表されるアミン類またはその塩とを反応させるか、(3)式 A6−X6−SO2−NHZ6(式中の各記号は請求項15記載と同意義を示す)で表される化合物またはその塩と、式 L'−B6(式中L'は脱離基を、その他の記号は請求項15記載と同意義を示す)で表される化合物またはその塩とを反応させるか、または(4)式【化26】

(式中B7はハロゲン原子、ニトロおよびシアノから選ばれる置換基で置換された2−位または6−位の少なくともひとつが置換されていないフェニル基を、その他の記号は請求項15記載と同意義を示す)で表される化合物またはその塩をニトロ化することを特徴とする式【化27】

(式中の各記号は請求項15記載と同意義を示す)で表される化合物またはその塩の製造法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農園芸用殺微生物剤として有用なスルホンアミド誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から多数の殺微生物活性を有する化合物が合成され、農園芸用殺微生物剤として使用されることにより農作物の安定供給に寄与している。しかし、限られた範囲の化合物が多用されてきたため、薬剤抵抗性の微生物が発生し問題となっていることは周知の通りである。また、化学物質の安全性、環境に対する影響への要求の高まりから、より安全な農園芸用殺微生物剤の開発が望まれている。このため、新規な殺微生物活性を有する化合物の探索研究が行われてきている。スルホンアミド誘導体についてもその生物または化学的性質が注目され、多数の化合物が今日まで合成されてきている。しかしながら、そのほとんどは合成中間体、医薬品、化学反応の解明のために合成した化合物、または試薬類である。殺微生物剤に関係するスルホンアミド誘導体としては、特開昭61−286366号公報、特開昭63−239264号公報、特開昭63−238006号公報、特開昭63−307851号公報、特開平1−156952号公報、J.Med.Chem.1983, 26, 1741、DE19725447などが報告されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人畜、天敵、環境に対する影響が小さく安全で、薬剤抵抗性微生物に対しても優れた防除効果を有するスルホンアミド誘導体は未だ開発されていない。
【0004】
【問題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題を解決すべく、優れた殺微生物活性を有する化合物を見出すために、長年鋭意研究を続けてきた結果、式(I0
【化28】

〔式中、A0は(1)置換されていてもよいアリール基または(2)置換されていてもよい複素環基を、X0は(1)化学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)置換されていてもよいビニレン基を、B0は置換されていてもよい複素環基または置換されていてもよいアリール基を、Z0は(1)置換されていてもよい炭化水素基、(2)置換されていてもよいアシル基、(3)ホルミル基、(4)置換されていてもよいアミノ基、(5)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれ水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基、(6)環状アミノ基、(7)−OR3(R3は水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいアシル基、ホルミル基または置換されていてもよいアルキルスルホニル基を示す)で表される基または(8)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基を示す〕で表される化合物(以下、化合物(I0)と略称する場合がある)またはその塩、なかでも後記する化合物(I)〜(V)またはその塩が意外にも非常に強い殺微生物作用を有し、しかも人畜、魚類、天敵に対する毒性が低いことを見出した。これらの知見に基づいて更に鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
【0005】即ち、本発明は、〔1〕式(I)
【化29】

〔式中、A1は(1)置換されていてもよいアリール基または(2)置換されていてもよい複素環基を、X1は(1)化学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)置換されていてもよいビニレン基を、B1は置換されていてもよい5員複素環基(但し、イソキサゾリル基を除く。)または置換されていてもよい縮合複素環基を、Z1は(1)置換されていてもよい炭化水素基、(2)置換されていてもよいアシル基、(3)ホルミル基、(4)置換されていてもよいアミノ基、(5)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれ水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基、(6)環状アミノ基、(7)−OR3(R3は水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいアシル基、ホルミル基または置換されていてもよいアルキルスルホニル基を示す)で表される基または(8)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基を示す〕で表される化合物またはその塩を含有する農園芸用殺微生物剤、【0006】〔2〕B1が、置換されていてもよい炭素原子以外の環構成原子が窒素原子および硫黄原子から選ばれるヘテロ原子である5員複素環基、または置換されていてもよい縮合複素環基である上記〔1〕項記載の農園芸用殺微生物剤、【0007】〔3〕A1は(1)(i)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1-4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1-4アルキルヒドラゾノおよびC1-4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルキル基、(iii)ハロゲン、シアノおよびニトロから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-4アルケニル基、(iv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルケニル基、(v)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2-4アルキニル基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)ハロゲンおよびC1-4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC1-4アルコキシ基、(viii)ホルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルオキシ基、(x)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルオキシ基、(xi)メルカプト基、(xii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルチオ基、(xiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルチオ基、(xiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルチオ基、(xv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルフィニル基、(xvi)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルホニル基、(xvii)スルファモイル基、(xviii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルスルファモイル基、(xix)【化30】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xx)C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、ヒドロキシ、C1-4アルコキシ、ホルミルオキシ、C1-4アルキル−カルボニルオキシ、ホルミルおよびC1-4アルキル−カルボニルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホルミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニル基、(xxv)C1-4アルキルチオ−カルボニル基、(xxvi)C1-4アルコキシ−チオカルボニル基、(xxvii)C1-4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xxviii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基、(xxx)【化31】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxiii)【化32】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xxxvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(xxxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシアノ基、(xliv)アゾキシシアノ基および(xlv)スルホ基からなる置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC6-14アリール基または(2)上記置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい複素環基を、X1は(1)化学結合、(2)C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシアノから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいメチレン基または(3)C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシアノから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいビニレン基を、B1は(1)上記置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい、炭素原子以外の環構成原子が窒素原子および硫黄原子から選ばれるヘテロ原子である5員複素環基または(2)上記置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい、5〜6員複素環とベンゼン環もしくは5〜6員複素環と5〜6員複素環とが形成する縮合複素環基を、Z1は(1)(i)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1-4アルキルチオ、(h)C1-4アルキルスルフィニル、(i)C1-4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1-4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-6アルキル基、(ii)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1-4アルキルチオ、(h)C1-4アルキルスルフィニル、(i)C1-4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1-4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-6アルケニル基、(iii)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1-4アルキルチオ、(h)C1-4アルキルスルフィニル、(i)C1-4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1-4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-6アルキニル基、(iv)(a)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、(b)ハロゲン、(c)アミノ、(d)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(e)ヒドロキシ、(f)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(g)メルカプト、(h)C1-4アルキルチオ、(i)C1-4アルキルスルフィニル、(j)C1-4アルキルスルホニル、(k)シアノ、(l)C1-4アルコキシ−カルボニル、(m)カルバモイルおよび(n)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルキル基、(v)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1-4アルキルチオ、(h)C1-4アルキルスルフィニル、(i)C1-4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1-4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC3-6アルカジエニル基および(vi)(a)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、(b)ハロゲン、(c)アミノ、(d)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(e)ヒドロキシ、(f)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(g)メルカプト、(h)C1-4アルキルチオ、(i)C1-4アルキルスルフィニル、(j)C1-4アルキルスルホニル、(k)シアノ、(l)C1-4アルコキシ−カルボニル、(m)カルバモイルおよび(n)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC6-14アリール基から選ばれる炭化水素基、(2)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよい、(i)C1-4アルキル−カルボニル、(ii)C1-4アルコキシ−カルボニル、(iii)C1-4アルキルチオ−カルボニル、(iv)C1-4アルコキシ−チオカルボニル、(v)C1-4アルキルチオ−チオカルボニル、(vi)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルおよび(vii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイルから選ばれるアシル基、(3)ホルミル基、(4)(a)C1-4アルキル、(b)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル、(c)C1-4アルコキシ−カルボニル、(d)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルおよび(e)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(5)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれ水素原子またはC1-4アルキル基を示す)で表される基、(6)3〜6員の環状アミノ基、(7)−OR3(R3は水素原子、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル基、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニル基、ホルミル基またはハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルホニル基を示す)で表される基または(8)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は(a)水素原子、(b)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基または(c)C1-4アルキルで1〜5個置換されていてもよいC6-14アリール基を示す)で表される基を示す上記〔1〕項記載の農園芸用殺微生物剤、【0008】〔4〕A1はC1-4アルキル基で1〜3個置換されていてもよいC6-14アリール基を、X1は化学結合を、B1はハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルキルチオ、シアノ、ハロゲンおよびニトロから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい、チエニル基、ピラゾリル基、イソチアゾリル基、イミダゾリル基、チアゾリル基、チアジアゾリル基、ジオキサインダニル基またはイミダゾピリジル基を、Z1はC1-6アルキル基またはC1-4アルコキシ基を示す上記〔1〕項記載の農園芸用殺微生物剤、【0009】〔5〕式(II)
【化33】

〔式中、A2は(1)(i)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1-4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1-4アルキルヒドラゾノおよびC1-4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルキル基、(iii)ハロゲン、シアノおよびニトロから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-4アルケニル基、(iv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルケニル基、(v)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2-4アルキニル基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)ハロゲンおよびC1-4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC1-4アルコキシ基、(viii)ホルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルオキシ基、(x)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルオキシ基、(xi)メルカプト基、(xii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルチオ基、(xiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルチオ基、(xiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルチオ基、(xv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルフィニル基、(xvi)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルホニル基、(xvii)スルファモイル基、(xviii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルスルファモイル基、(xix)【化34】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xx)C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、ヒドロキシ、C1-4アルコキシ、ホルミルオキシ、C1-4アルキル−カルボニルオキシ、ホルミルおよびC1-4アルキル−カルボニルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホルミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニル基、(xxv)C1-4アルキルチオ−カルボニル基、(xxvi)C1-4アルコキシ−チオカルボニル基、(xxvii)C1-4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xxviii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基、(xxx)【化35】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxiii)
【化36】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xxxvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(xxxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシアノ基および(xliv)スルホ基からなる置換基群(T')から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいアリール基または(2)置換されていてもよい複素環基を、X2は(1)化学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)置換されていてもよいビニレン基を、B2は置換されていてもよいアリール基を、Z2は(1)モノ−もしくはジ−C1-6アルキルアミノ、ヒドロキシ、ハロゲン、C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−カルボニル、C1-6アルキルチオおよびシアノから選ばれる置換基で置換されていてもよいアルキル基、(2)ビニル基、(3)アリル基、(4)プロパジエニル基、(5)置換されていてもよいアルキニル基、(6)置換されていてもよいシクロアルキル基、(7)置換されていてもよいアリール基、(8)置換されていてもよいアシル基、(9)ホルミル基、(10)置換されていてもよいアミノ基、(11)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれ水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基、(12)環状アミノ基、(13)−OR3(R3は水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいアシル基、ホルミル基または置換されていてもよいアルキルスルホニル基を示す)で表される基、または(14)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基を示す〕で表される化合物またはその塩を含有する農園芸用殺微生物剤、【0010】〔6〕A2は(1)(i)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1-4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1-4アルキルヒドラゾノおよびC1-4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルキル基、(iii)ハロゲン、シアノおよびニトロから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-4アルケニル基、(iv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルケニル基、(v)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2-4アルキニル基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)ハロゲンおよびC1-4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC1-4アルコキシ基、(viii)ホルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルオキシ基、(x)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルオキシ基、(xi)メルカプト基、(xii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルチオ基、(xiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルチオ基、(xiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルチオ基、(xv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルフィニル基、(xvi)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルホニル基、(xvii)スルファモイル基、(xviii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルスルファモイル基、(xix)【化37】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xx)C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、ヒドロキシ、C1-4アルコキシ、ホルミルオキシ、C1-4アルキル−カルボニルオキシ、ホルミルおよびC1-4アルキル−カルボニルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホルミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニル基、(xxv)C1-4アルキルチオ−カルボニル基、(xxvi)C1-4アルコキシ−チオカルボニル基、(xxvii)C1-4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xxviii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基、(xxx)【化38】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxiii)【化39】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xxxvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(xxxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシアノ基および(xliv)スルホ基からなる置換基群(T')から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC6-14アリール基または(2)(i)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1-4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1-4アルキルヒドラゾノおよびC1-4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルキル基、(iii)ハロゲン、シアノおよびニトロから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-4アルケニル基、(iv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルケニル基、(v)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2-4アルキニル基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)ハロゲンおよびC1-4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC1-4アルコキシ基、(viii)ホルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルオキシ基、(x)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルオキシ基、(xi)メルカプト基、(xii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルチオ基、(xiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルチオ基、(xiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルチオ基、(xv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルフィニル基、(xvi)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルホニル基、(xvii)スルファモイル基、(xviii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルスルファモイル基、(xix)【化40】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xx)C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、ヒドロキシ、C1-4アルコキシ、ホルミルオキシ、C1-4アルキル−カルボニルオキシ、ホルミルおよびC1-4アルキル−カルボニルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホルミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニル基、(xxv)C1-4アルキルチオ−カルボニル基、(xxvi)C1-4アルコキシ−チオカルボニル基、(xxvii)C1-4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xxviii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基、(xxx)【化41】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxiii)【化42】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xxxvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(xxxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシアノ基、(xliv)アゾキシシアノ基および(xlv)スルホ基からなる置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい複素環基を、X2は(1)化学結合、(2)C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシアノから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいメチレン基または(3)C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシアノから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいビニレン基を、B2は上記置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC6-14アリール基を、Z2は(1)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、ヒドロキシ、ハロゲン、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシ−カルボニル、C1-4アルキルチオおよびシアノから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-6アルキル基、(2)ビニル基、(3)アリル基、(4)プロパジエニル基、(5)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1-4アルキルチオ、(h)C1-4アルキルスルフィニル、(i)C1-4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1-4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-6アルキニル基、(6)(a)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、(b)ハロゲン、(c)アミノ、(d)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(e)ヒドロキシ、(f)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(g)メルカプト、(h)C1-4アルキルチオ、(i)C1-4アルキルスルフィニル、(j)C1-4アルキルスルホニル、(k)シアノ、(l)C1-4アルコキシ−カルボニル、(m)カルバモイルおよび(n)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルキル基、(7)(a)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、(b)ハロゲン、(c)アミノ、(d)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(e)ヒドロキシ、(f)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(g)メルカプト、(h)C1-4アルキルチオ、(i)C1-4アルキルスルフィニル、(j)C1-4アルキルスルホニル、(k)シアノ、(l)C1-4アルコキシ−カルボニル、(m)カルバモイルおよび(n)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC6-14アリール基、(8)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよい、(i)C1-4アルキル−カルボニル、(ii)C1-4アルコキシ−カルボニル、(iii)C1-4アルキルチオ−カルボニル、(iv)C1-4アルコキシ−チオカルボニル、(v)C1-4アルキルチオ−チオカルボニル、(vi)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルおよび(vii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイルから選ばれるアシル基、(9)ホルミル基、(10)(a)C1-4アルキル、(b)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル、(c)C1-4アルコキシ−カルボニル、(d)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルおよび(e)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(11)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれ水素原子またはC1-4アルキル基を示す)で表される基、(12)3〜6員の環状アミノ基、(13)−OR3(R3は水素原子、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル基、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニル基、ホルミル基またはハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルホニル基を示す)で表される基または(14)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は(a)水素原子、(b)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基または(c)C1-4アルキルで1〜5個置換されていてもよいC6-14アリール基を示す)で表される基を示す上記〔5〕項記載の農園芸用殺微生物剤、【0011】〔7〕A2は(1)(i)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ基、(iii)C1-4アルキル−カルボニルで1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(iv)C1-4アルコキシ−カルボニル基、(v)ハロゲン原子、(vi)シアノ基および(vii)ニトロ基から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC6-14アリール基または(2)(i)C1-4アルキル基、(ii)C1-4アルコキシ−カルボニル基、(iii)カルバモイル基、(iv)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基、(v)C1-4アルキルスルホニル基、(vi)ハロゲン原子、(vii)カルボキシル基および(viii)シアノ基から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい、チエニル基、トリアゾリル基、イミダゾリル基、イソキサゾリル基、ピラゾリル基、ピリジル基、キノリル基、ベンゾチアジアゾリル基、イミダゾチアゾリル基またはイミダゾピリジル基を、X2は(1)化学結合、(2)C1-4アルキルで1もしくは2個置換されていてもよいメチレン基または(3)C1-4アルキルで1もしくは2個置換されていてもよいビニレン基を、B2は(1)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1-4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1-4アルキルヒドラゾノおよびC1-4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(2)C2-4アルキニル基、(3)ヒドロキシ基、(4)ハロゲンおよびC1-4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC1-4アルコキシ基、(5)C1-4アルキル−カルボニルオキシ基、(6)C1-4アルキルチオ基、(7)C1-4アルキルスルフィニル基、(8)C1-4アルキルスルホニル基、(9)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルスルファモイル基、(10)アミノ基、(11)ホルミル基、(12)C1-4アルコキシ−カルボニル基、(13)カルバモイル基、(14)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基、(15)チオカルバモイル基、(16)ハロゲン原子、(17)カルボキシル基、(18)チオシアナト基、(19)シアノ基、(20)ニトロソ基および(21)ニトロ基から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC6-14アリール基を、Z2は(1)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、ヒドロキシ、ハロゲン、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシ−カルボニル、C1-4アルキルチオおよびシアノから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-6アルキル基、(2)ビニル基、(3)アリル基、(4)プロパジエニル基、(5)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2-6アルキニル基、(6)C3-6シクロアルキル基、(7)C6-14アリール基、(8)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル、(9)C1-4アルキル、C1-4アルキル−カルボニルおよびC1-4アルコキシ−カルボニルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(10)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれC1-4アルキル基を示す)で表される基、(11)−OR3(R3はC1-4アルキル基またはC1-4アルキル−カルボニル基を示す)で表される基または(12)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は(a)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基または(b)C1-4アルキルで1〜5個置換されていてもよいC6-14アリール基を示す)で表される基を示す上記〔5〕項記載の農園芸用殺微生物剤、【0012】〔8〕A2はC1-4アルキル基、ハロゲンおよびシアノから選ばれる置換基で1〜3個置換されていてもよいフェニル基を、X2は化学結合を、B2は(1)ハロゲンで1〜3個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(2)C1-4アルコキシ基、(3)C1-4アルキルチオ基、(4)チオカルバモイル基、(5)ハロゲン原子、(6)シアノ基および(7)ニトロ基から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル基を、Z2は(1)C1-4アルコキシで1〜3個置換されていてもよいC1-6アルキル基、(2)C3-6シクロアルキル基、(3)アリル基または(4)C1-4アルコキシ基を示す上記〔5〕項記載の農園芸用殺微生物剤、【0013】〔9〕化合物またはその塩が4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド、2',4'−ジニトロ−N−エチル−p−トルエンスルホンアニリド、2',4'−ジシアノ−N−エチル−p−トルエンスルホンアニリド、4'−クロロ−N−イソプロピル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド、4'−フルオロ−N−イソプロピル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド、4'−シアノ−N−イソプロピル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド、4'−クロロ−N−イソプロピル−2'−シアノ−p−トルエンスルホンアニリド、2',4'−ジニトロ−N−イソプロピル−p−トルエンスルホンアニリド、4'−ニトロ−N−イソプロピル−2'−シアノ−p−トルエンスルホンアニリド、2'−シアノ−N−メトキシ−4'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドもしくは2',4'−ジニトロ−N−メトキシ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩である上記〔5〕項記載の農園芸用殺微生物剤、【0014】〔10〕式(III)
【化43】

〔式中、A3は(1)置換されていてもよいアリール基または(2)置換されていてもよい複素環基を、X3は(1)化学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)置換されていてもよいビニレン基を、B3は(i)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1-4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1-4アルキルヒドラゾノおよびC1-4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルキル基、(iii)ハロゲン、シアノおよびニトロから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-4アルケニル基、(iv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルケニル基、(v)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2-4アルキニル基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)ハロゲンおよびC1-4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC1-4アルコキシ基、(viii)ホルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルオキシ基、(x)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルオキシ基、(xi)メルカプト基、(xii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルチオ基、(xiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルチオ基、(xiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルチオ基、(xv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルフィニル基、(xvi)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルホニル基、(xvii)スルファモイル基、(xviii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルスルファモイル基、(xix)【化44】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xx)C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、ヒドロキシ、C1-4アルコキシ、ホルミルオキシ、C1-4アルキル−カルボニルオキシ、ホルミルおよびC1-4アルキル−カルボニルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホルミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニル基、(xxv)C1-4アルキルチオ−カルボニル基、(xxvi)C1-4アルコキシ−チオカルボニル基、(xxvii)C1-4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xxviii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基、(xxx)
【化45】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxiii)【化46】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xxxvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(xxxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシアノ基、(xliv)アゾキシシアノ基および(xlv)スルホ基からなる置換基群(T)から選ばれる置換基を有する6員複素環基を、Z3は(1)置換されていてもよい炭化水素基、(2)置換されていてもよいアシル基、(3)ホルミル基、(4)置換されていてもよいアミノ基、(5)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれ水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基、(6)環状アミノ基、(7)−OR3(R3は水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいアシル基、ホルミル基または置換されていてもよいスルホニル基を示す)で表される基または(8)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基を示す〕で表される化合物またはその塩を含有する農園芸用殺微生物剤、【0015】〔11〕A3は(1)(i)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1-4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1-4アルキルヒドラゾノおよびC1-4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルキル基、(iii)ハロゲン、シアノおよびニトロから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-4アルケニル基、(iv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルケニル基、(v)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2-4アルキニル基、(vi)ヒドロキシ基、(vii)ハロゲンおよびC1-4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC1-4アルコキシ基、(viii)ホルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルオキシ基、(x)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルオキシ基、(xi)メルカプト基、(xii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルチオ基、(xiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルチオ基、(xiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルチオ基、(xv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルフィニル基、(xvi)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルホニル基、(xvii)スルファモイル基、(xviii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルスルファモイル基、(xix)【化47】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xx)C1-4アルキル、C2-4アルケニル、C2-4アルキニル、ヒドロキシ、C1-4アルコキシ、ホルミルオキシ、C1-4アルキル−カルボニルオキシ、ホルミルおよびC1-4アルキル−カルボニルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基、(xxii)ホルミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル基、(xxiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニル基、(xxv)C1-4アルキルチオ−カルボニル基、(xxvi)C1-4アルコキシ−チオカルボニル基、(xxvii)C1-4アルキルチオ−チオカルボニル基、(xxviii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基、(xxx)【化48】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイル基、(xxxiii)【化49】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基を示す)で表される基、(xxxiv)ハロゲン原子、(xxxv)カルボキシル基、(xxxvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(xxxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、(xl)アジド基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシアノ基、(xliv)アゾキシシアノ基および(xlv)スルホ基からなる置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC6-14アリール基または(2)上記置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい複素環基を、X3は(1)化学結合、(2)C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシアノから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいメチレン基または(3)C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルキルチオ、ハロゲン原子およびシアノから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいビニレン基を、B3は上記置換基群(T)から選ばれる1〜5個の置換基で置換された6員複素環基を、Z3は(1)(i)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1-4アルキルチオ、(h)C1-4アルキルスルフィニル、(i)C1-4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1-4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-6アルキル基、(ii)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1-4アルキルチオ、(h)C1-4アルキルスルフィニル、(i)C1-4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1-4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-6アルケニル基、(iii)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1-4アルキルチオ、(h)C1-4アルキルスルフィニル、(i)C1-4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1-4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-6アルキニル基、(iv)(a)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、(b)ハロゲン、(c)アミノ、(d)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(e)ヒドロキシ、(f)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(g)メルカプト、(h)C1-4アルキルチオ、(i)C1-4アルキルスルフィニル、(j)C1-4アルキルスルホニル、(k)シアノ、(l)C1-4アルコキシ−カルボニル、(m)カルバモイルおよび(n)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルキル基、(v)(a)ハロゲン、(b)アミノ、(c)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(d)ヒドロキシ、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(f)メルカプト、(g)C1-4アルキルチオ、(h)C1-4アルキルスルフィニル、(i)C1-4アルキルスルホニル、(j)シアノ、(k)C1-4アルコキシ−カルボニル、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC3-6アルカジエニル基および(vi)(a)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、(b)ハロゲン、(c)アミノ、(d)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、(e)ヒドロキシ、(f)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(g)メルカプト、(h)C1-4アルキルチオ、(i)C1-4アルキルスルフィニル、(j)C1-4アルキルスルホニル、(k)シアノ、(l)C1-4アルコキシ−カルボニル、(m)カルバモイルおよび(n)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC6-14アリール基から選ばれる炭化水素基、(2)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよい、(i)C1-4アルキル−カルボニル、(ii)C1-4アルコキシ−カルボニル、(iii)C1-4アルキルチオ−カルボニル、(iv)C1-4アルコキシ−チオカルボニル、(v)C1-4アルキルチオ−チオカルボニル、(vi)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルおよび(vii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイルから選ばれるアシル基、(3)ホルミル基、(4)(a)C1-4アルキル、(b)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル、(c)C1-4アルコキシ−カルボニル、(d)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイルおよび(e)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(5)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれ水素原子またはC1-4アルキル基を示す)で表される基、(6)3〜6員の環状アミノ基、(7)−OR3(R3は水素原子、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル基、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニル基、ホルミル基またはハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルホニル基を示す)で表される基または(8)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は(a)水素原子、(b)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基または(c)C1-4アルキルで1〜5個置換されていてもよいC6-14アリール基を示す)で表される基を示す上記〔10〕項記載の農園芸用殺微生物剤、【0016】〔12〕A3はC1-4アルキルで1〜5個置換されていてもよいフェニル基またはC1-4アルキルで1もしくは2個置換されていてもよいイミダゾリル基を、X3は化学結合を、B3はハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ハロゲン、ニトロおよびシアノから選ばれる1〜5個の置換基で置換された、ピリジル基、ピリダジニル基またはピリミジニル基を、Z3はC1-6アルキル基、C3-6シクロアルキル基またはC1-4アルコキシ基を示す上記〔10〕項記載の農園芸用殺微生物剤、【0017】〔13〕式(IV)
【化50】

〔式中、A4は(1)置換されていてもよいアリール基または(2)置換されていてもよい複素環基を、X4は(1)化学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)置換されていてもよいビニレン基を、B4はピリダジニル基またはピラジニル基を、Z4は(1)置換されていてもよい炭化水素基、(2)置換されていてもよいアシル基、(3)ホルミル基、(4)置換されていてもよいアミノ基、(5)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれ水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基、(6)環状アミノ基、(7)−OR3(R3は水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいアシル基、ホルミル基または置換されていてもよいスルホニル基を示す)で表される基または(8)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基を示す〕で表される化合物またはその塩を含有する農園芸用殺微生物剤、【0018】〔14〕式(V)
【化51】

〔式中、A5は4−メチルフェニル基を、X5は化学結合を、B5はピリジル基またはピリミジニル基を、Z5はC1-4アルキル基を示す〕で表される化合物またはその塩を含有する農園芸用殺微生物剤、【0019】〔15〕式(VI)【化52】

〔式中、A6はC1-4アルキル,ハロゲンおよびシアノから選ばれる置換基で置換されていてもよいフェニル基を、X6は化学結合を、B6はハロゲン原子、ニトロおよびシアノから選ばれる置換基で置換された2−ニトロフェニル基または2−シアノフェニル基を、Z6はエチル基,イソプロピル基、シクロプロピル基、メトキシ基、エトキシ基またはイソプロポキシ基を示す〕で表される化合物またはその塩、【0020】〔16〕A6はC1-4アルキル,ハロゲンおよびシアノから選ばれる置換基で置換されていてもよいフェニル基を、X6は化学結合を、B6はハロゲン原子、ニトロおよびシアノから選ばれる置換基で置換された2−ニトロフェニル基を、Z6はエチル基,イソプロピル基またはシクロプロピル基を示す上記〔15〕項記載の化合物またはその塩、【0021】〔17〕4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド、2',4'−ジニトロ−N−エチル−p−トルエンスルホンアニリド、2',4'−ジシアノ−N−エチル−p−トルエンスルホンアニリド、4'−クロロ−N−イソプロピル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド、4'−フルオロ−N−イソプロピル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド、4'−シアノ−N−イソプロピル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド、4'−クロロ−N−イソプロピル−2'−シアノ−p−トルエンスルホンアニリド、2',4'−ジニトロ−N−イソプロピル−p−トルエンスルホンアニリド、4'−ニトロ−N−イソプロピル−2'−シアノ−p−トルエンスルホンアニリド、2'−シアノ−N−メトキシ−4'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドもしくは2',4'−ジニトロ−N−メトキシ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩である上記〔15〕項記載の化合物またはその塩、および【0022】〔18〕(1)式【化53】

(式中の各記号は上記〔15〕項記載と同意義を示す)で表される化合物またはその塩と式Z6−L''(式中、L''は脱離基を、Z6は上記〔15〕項記載と同意義を示す)で表される求電子剤とを反応させるか、(2)式 A6−X6−SO2−L(式中、Lは脱離基を、その他の記号は上記〔15〕項記載と同意義を示す)で表される化合物またはその塩と、式 Z6HN−B6(式中の各記号は上記〔15〕項記載と同意義を示す)で表されるアミン類またはその塩とを反応させるか、(3)式 A6−X6−SO2−NHZ6(式中の各記号は上記〔15〕項記載と同意義を示す)で表される化合物またはその塩と、式 L'−B6(式中L'は脱離基を、その他の記号は上記〔15〕項記載と同意義を示す)で表される化合物またはその塩とを反応させるか、または(4)式【化54】

(式中B7はハロゲン原子、ニトロおよびシアノから選ばれる置換基で置換された2−位または6−位の少なくともひとつが置換されていないフェニル基を、その他の記号は上記〔15〕項記載と同意義を示す)で表される化合物またはその塩をニトロ化することを特徴とする式【化55】

(式中の各記号は上記〔15〕項記載と同意義を示す)で表される化合物またはその塩の製造法に関する。
【0023】スルホンアミド誘導体である化合物(I0)は、光学活性体、ジアステレオマーおよび/または幾何異性体が存在する場合があるが、本発明はそれら各々の異性体およびそれらの異性体の混合物を包含する。A0における「置換されていてもよいアリール基」におけるアリール基としてはフェニル、ナフチル(例、1−ナフチル、2−ナフチル)などのC6-14アリール基が挙げられる。該アリール基の置換基としては、(1)(i)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1-4アルコキシイミノ(例、メトキシイミノ、エトキシイミノ)、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1-4アルキルヒドラゾノ(例、メチルヒドラゾノ、エチルヒドラゾノ、ジメチルヒドラゾノ)およびC1-4アルキルチオ(例、メチルチオ、エチルチオ、n-プロピルチオ、イソプロピルチオ、n-ブチルチオ、sec-ブチルチオ、イソブチルチオ、tert-ブチルチオ)から選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基(例、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、sec-ブチル、イソブチル、tert-ブチル)、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルキル基(例、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル)、(iii)ハロゲン、シアノおよびニトロから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC2-4アルケニル基(例、ビニル、アリル、プロペニル、イソプロペニル、2−メチル−1−プロペニル、1−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル)、(iv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC3-6シクロアルケニル基(例、シクロプロペニル、シクロブテニル、シクロペンテニル、シクロヘキセニル)、(v)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2-4アルキニル基(例、エチニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニル、3−ブチニル)、(vi)ヒドロキシ基、(vii)ハロゲンおよびC1-4アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ)から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC1-4アルコキシ基(例、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、イソプロポキシ、n-ブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、tert-ブトキシ)、(viii)ホルミルオキシ基、(ix)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルオキシ基(例、アセチルオキシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、イソブチリルオキシ)、【0024】(x)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルオキシ基(例、メトキシカルボニルオキシ、エトキシカルボニルオキシ、n-プロポキシカルボニルオキシ、イソプロポキシカルボニルオキシ)、(xi)メルカプト基、(xii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルチオ基(例、メチルチオ、エチルチオ、n-プロピルチオ、イソプロピルチオ、n-ブチルチオ、イソブチルチオ、sec-ブチルチオ、tert-ブチルチオ)、(xiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニルチオ基(例、アセチルチオ、プロピオニルチオ、ブチリルチオ、イソブチリルチオ)、(xiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニルチオ基(例、メトキシカルボニルチオ、エトキシカルボニルチオ、n-プロポキシカルボニルチオ、イソプロポキシカルボニルチオ)、(xv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルフィニル基(例、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、n-プロピルスルフィニル、イソプロピルスルフィニル)、(xvi)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルホニル基(例、メチルスルホニル、エチルスルホニル、n-プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル)、(xvii)スルファモイル基、(xviii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルスルファモイル基(例、メチルスルファモイル、エチルスルファモイル、n-プロピルスルファモイル、ジメチルスルファモイル、エチルメチルスルファモイル、ジエチルスルファモイル)、(xix)【化56】

〔環Cは3〜6員含窒素複素環基(例、アジリジノ、アゼチジノ、ピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ)を示す〕で表される基、【0025】(xx)C1-4アルキル(例、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル)、C2-4アルケニル(例、ビニル、アリル、プロペニル、イソプロペニル、2−メチル−1−プロペニル、1−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル)、C2-4アルキニル(例、エチニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニル、3−ブチニル)、ヒドロキシ、C1-4アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、イソプロポキシ、n-ブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、tert-ブトキシ)、ホルミルオキシ、C1-4アルキル−カルボニルオキシ(例、アセチルオキシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、イソブチルオキシ)、ホルミルおよびC1-4アルキル−カルボニル(例、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル)から選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(xxi)3〜6員の環状アミノ基(例、アジリジノ、アゼチジノ、ピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ)、(xxii)ホルミル基、(xxiii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル基(例、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル)、(xxiv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニル基(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n-プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル)、(xxv)C1-4アルキルチオ−カルボニル基(例、(メチルチオ)カルボニル、(エチルチオ)カルボニル、(n-プロピルチオ)カルボニル、(イソプロピルチオ)カルボニル、(n-ブチルチオ)カルボニル、(イソブチルチオ)カルボニル、(sec-ブチルチオ)カルボニル、(tert-ブチルチオ)カルボニル)、(xxvi)C1-4アルコキシ−チオカルボニル基(例、(メトキシ)チオカルボニル、(エトキシ)チオカルボニル、(n-プロポキシ)チオカルボニル、(イソプロポキシ)チオカルボニル)、(xxvii)C1-4アルキルチオ−チオカルボニル基(例、(メチルチオ)チオカルボニル、(エチルチオ)チオカルボニル、(n-プロピルチオ)チオカルボニル、(イソプロピルチオ)チオカルボニル、(n-ブチルチオ)チオカルボニル、(イソブチルチオ)チオカルボニル、(sec-ブチルチオ)チオカルボニル、(tert-ブチルチオ)チオカルボニル)、(xxviii)カルバモイル基、(xxix)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基(例、メチルカルバモイル、エチルカルバモイル、n-プロピルカルバモイル、ジメチルカルバモイル、エチルメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイル)、【0026】(xxx)【化57】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基(例、アジリジノ、アゼチジノ、ピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ)を示す)で表される基、(xxxi)チオカルバモイル基、(xxxii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイル基(例、(メチル)チオカルバモイル、(エチル)チオカルバモイル、(n-プロピル)チオカルバモイル、(ジメチル)チオカルバモイル、(エチルメチル)チオカルバモイル、(ジエチル)チオカルバモイル)、(xxxiii)【化58】

(環Cは3〜6員含窒素複素環基(例、アジリジノ、アゼチジノ、ピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ)を示す)で表される基、(xxxiv)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、(xxxv)カルボキシル基、(xxxvi)チオシアナト基、(xxxvii)イソチオシアナト基、(xxxviii)シアノ基、(xxxix)イソシアノ基、【0027】(xl)アジド基、(xli)ニトロソ基、(xlii)ニトロ基、(xliii)アゾシアノ基、(xliv)アゾキシシアノ基(−NO=N−CN)および(xlv)スルホ基が挙げられる。以下、上記(i)〜(xlv)の置換基群を置換基群(T)と略称する場合がある。また、上記(i)〜(xliii)および(xlv)からなる置換基群を置換基群(T')と略称する場合がある。(上記置換基において「ハロゲン」としてはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素が挙げられる。)該アリール基における置換基の数は1〜5個(好ましくは1〜3個)である。
【0028】A0における「置換されていてもよい複素環基」における複素環基としては例えば、窒素原子,酸素原子および硫黄原子から選ばれるヘテロ原子を1〜4個含む5〜6員複素環基、または、窒素原子,酸素原子および硫黄原子から選ばれるヘテロ原子を1〜4個含む5〜6員複素環とベンゼン環、もしくは窒素原子,酸素原子および硫黄原子から選ばれるヘテロ原子を1〜4個含む5〜6員複素環と窒素原子,酸素原子および硫黄原子から選ばれるヘテロ原子を1〜4個含む5〜6員複素環とが形成する縮合複素環基を示す。具体的には、ピロリル(例、1−,2−または3−ピロリル),ピラゾリル(例、1−,3−,4−または5−ピラゾリル),イミダゾリル(例、1−,2−,4−または5−イミダゾリル),トリアゾリル(例、1,2,3−トリアゾール−1−,4−または5−イル,1,2,4−トリアゾール−1−,3−,4−または5−イル),テトラゾリル(例、テトラゾール−1−,2−または5−イル),フリル(例、2−または3−フリル),チエニル(例、2−または3−チエニル),オキサゾリル(例、2−,4−または5−オキサゾリル),イソキサゾリル(例、3−,4−または5−イソキサゾリル),オキサジアゾリル(例、1,2,3−オキサジアゾール−4−または5−イル,1,2,4−オキサジアゾール−3−または5−イル,1,2,5−オキサジアゾール−3−イル,1,3,4−オキサジアゾール−2−イル),チアゾリル(例、2−,4−または5−チアゾリル),イソチアゾリル(例、3−,4−または5−イソチアゾリル),チアジアゾリル(例、1,2,3−チアジアゾール−4−または5−イル,1,2,4−チアジアゾール−3−または5−イル,1,2,5−チアジアゾール−3−イル,1,3,4−チアジアゾール−2−イル),ピロリジニル(例、1−,2−または3−ピロリジニル),ピリジル(例、2−,3−または4−ピリジル),ピリダジニル(例、3−または4−ピリダジニル),ピリミジニル(例、2−,4−または5−ピリミジニル),ピラジニル,ピペリジニル(例、1−,2−,3−または4−ピペリジニル),ピペラジニル(例、1−または2−ピペラジニル),インドリル(例、3H−インドール−2−,3−,4−,5−,6−または7−イル),ピラニル(例、2−,3−または4−ピラニル),チオピラニル(例、2−,3−または4−チオピラニル),モルホリニル(例、2−,3−または4−モルホリニル)、チオモルホリニル,キノリル(例、2−,3−,4−,5−,6−,7−または8−キノリル),イソキノリル、ピリド〔2,3−d〕ピリミジニル(例、ピリド〔2,3−d〕ピリミジン−2−イル),1,5−,1,6−,1,7−,1,8−,2,6−または2,7−ナフチリジニルなどのナフチリジニル(例、1,5−ナフチリジン−2−または3−イル),チエノ〔2,3−d〕ピリジル(例、チエノ〔2,3−d〕ピリジン−3−イル),ピラジノキノリル(例、ピラジノ〔2,3−d〕キノリン−2−イル),クロメニル(例、2H−クロメン−2−,3−,4−,5−または6−イル),クロマニル(例、1−,2−,3−,4−,5−,6−,7−または8−クロマニル),イソクロマニル(例、1−,3−,4−,5−,6−,7−または8−イソクロマニル),ベンゾフリル(例、2−,3−,4−,5−,6−または7−ベンゾフリル),ベンゾチエニル(例、2−,3−,4−,5−,6−または7−ベンゾチエニル),ベンゾイミダゾリル(例、2−,4−,5−,6−または7−ベンズイミダゾリル),インダゾリル(例、1H−インダゾール−1−,3−,4−,5−,6−または7−イル),ベンゾオキサゾリル(例、2−,4−,5−,6−または7−ベンゾオキサゾリル),ベンゾイソキサゾリル(例、3−,4−,5−,6−または7−ベンゾイソキサゾリル),ベンゾチアゾリル(例、2−,4−,5−,6−または7−ベンゾチアゾリル),ベンゾチアジアゾリル(例、ベンゾ−1,2,3−チアジアゾール−4−,5−,6−または7−イル、ベンゾ−1,2,4−チアジアゾール−3−,4−,5−,6−または7−イル、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール−3−,4−,5−,6−または7−イル、ベンゾ−1,3,4−チアジアゾール−2−,4−,5−,6−または7−イル、),ベンゾイソチアゾリル(例、3−,4−,5−,6−または7−ベンゾイソチアゾリル),ベンゾトリアゾリル(例、4−,5−,6−,7−または8−ベンゾ−1,2,3−トリアゾリル、3−,5−,6−,7−または8−ベンゾ−1,2,4−トリアゾリル),シンノリル(例、3−,4−,5−,6−,7−または8−シンノリル),フタラジニル(例、1−,5−または6−フタラジニル),キナゾリニル(例、2−,4−,5−,6−,7−または8−キナゾリニル),キノキサリニル(例、2−,5−または6−キノキサリニル),イミダゾピリジル(例、イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル、イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イルなどのイミダゾ[1,2−a]ピリジル),イミダゾチアゾリル(例、イミダゾ[2,1−b]チアゾール−5−イルなどのイミダゾ[2,1−b]チアゾリル)、ジオキサインダニル(例、1,3−ジオキサインダン−2−,4−,5−,6−または7−イルなどの1,3−ジオキサインダニル)などが挙げられる。このような複素環基のなかでも特に、イソキサゾリル、トリアゾリル、ピリジル、キノリル、チエニル、イソキサゾリル、ピラゾリル、イミダゾリル、ベンゾチアジアゾリル、イミダゾピリジル、イミダゾチアゾリルなどが好ましい。
【0029】該複素環基の置換基としては、上記置換基群(T)に含まれる置換基が好ましい。該置換基の数は1〜5個(好ましくは1〜3個)である。A0の「置換されていてもよいアリール基」におけるアリール基または「置換されていてもよい複素環基」における複素環基への好ましい置換基としては(1)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、(2)C1-4アルキル−カルボニルで1もしくは2個置換されていてもよいアミノ、(3)ニトロ、(4)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ、(5)ハロゲン、(6)C1-4アルコキシ−カルボニル、(7)シアノ、(8)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル、(9)C1-4アルキルスルホニル、(10)カルバモイルおよび(11)カルボキシルが挙げられる。A0としては、C1-4アルキル、ハロゲンおよびシアノから選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいフェニル基が好ましく、特にC1-4アルキルおよびハロゲンから選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいフェニル基が好ましい。置換基はフェニル基の4−位に置換している場合が特に好ましい。
【0030】X0におけるメチレン基の置換基としては(1)C1-4アルキル(例、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル)、(2)C1-4アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、イソプロポキシ、n-ブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、tert-ブトキシ)、(3)C1-4アルキルチオ(例、メチルチオ、エチルチオ、n-プロピルチオ、イソプロピルチオ、n-ブチルチオ、イソブチルチオ、sec-ブチルチオ、tert-ブチルチオ)、(4)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)および(5)シアノが好ましい。該置換基の数は1もしくは2個である。X0におけるビニレン基の置換基としては、上記X0のメチレン基における置換基と同様のものが挙げられる。該置換基の数は1もしくは2個である。X0としては、化学結合(単結合もしくは結合手)、C1-4アルキルで1もしくは2個置換されていてもよいメチレン基、C1-4アルキルで1もしくは2個置換されていてもよいビニレン基が好ましい。特に、化学結合が好ましい。
【0031】B0における「置換されていてもよい複素環基」としてはA0における「置換されていてもよい複素環基」と同様のものが挙げられる。好ましい複素環基はチエニル、ピラゾリル、イミダゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル、イミダゾピリジル、ジオキサインダニルである。該複素環基の置換基として好ましいものはニトロ、ハロゲン、シアノ、ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルキルチオである。B0における「置換されていてもよいアリール基」としてはA0における「置換されていてもよいアリール基」と同様のものが挙げられる。アリール基としては特にフェニル基が好ましい。該アリール基の置換基としては、(1)ハロゲン、(2)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1-4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1-4アルキルヒドラゾノおよびC1-4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、(3)C2-4アルキニル、(4)ハロゲンおよびC1-4アルコキシから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいアルコキシ、(5)C1-4アルキルチオ、(6)C1-4アルキルスルフィニル、(7)C1-4アルキルスルホニル、(8)C1-4アルキル−カルボニルオキシ、(9)C1-4アルコキシ−カルボニル、(10)カルボキシル、(11)シアノ、(12)ニトロ、(13)ニトロソ、(14)ホルミル、(15)カルバモイル、(16)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル、(17)チオカルバモイル、(18)ヒドロキシ、(19)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルスルファモイル、(20)チオシアナト、(21)アゾキシシアノ、(22)アミノが好ましい。
【0032】Z0における「置換されていてもよい炭化水素基」における「炭化水素基」としては、(i)C1-6アルキル基(例、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、n-ペンチル、sec-ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、n-ヘキシル、イソヘキシル)、(ii)C2-6アルケニル基(例、ビニル、アリル、プロペニル、イソプロペニル、1−ブテニル、2−ブテニルまたは3−ブテニルなどの直鎖状C2-6アルケニル基;2−メチル−1−プロペニル、2−メチル−2−プロペニル、1−メチル−2−プロペニル、2−メチル−1−ブテニル、3−メチル−1−ブテニル、1,2−ジメチル−2−プロペニル、1,1−ジメチル−2−プロペニル、1−メチル−2−ブテニル、3−メチル−2−ブテニル、2−メチル−2−ブテニル、1−メチル−3−ブテニル、1−エチル−2−プロペニル、2−メチル−3−ブテニル、3−メチル−3−ブテニル、2−メチル−1−ペンテニル、3−メチル−1−ペンテニル、4−メチル−1−ペンテニル、1−メチル−2−ペンテニル、2−メチル−2−ペンテニル、3−メチル−2−ペンテニル、4−メチル−3−ペンテニル、1,1−ジメチル−2−ブテニル、1,2−ジメチル−2−ブテニル、1,3−ジメチル−2−ブテニル、2,3−ジメチル−2−ブテニル、1−メチル−3−ペンテニル、2−メチル−3−ペンテニル、3−メチル−3−ペンテニル、4−メチル−3−ペンテニル、1,1−ジメチル−3−ブテニル、1,2−ジメチル−3−ブテニル、1,3−ジメチル−3−ブテニル、2,2−ジメチル−3−ブテニル、2,3−ジメチル−3−ブテニル、1−メチル−4−ペンテニル、2−エチル−1−ブテニル、2−エチル−2−ブテニル、1−エチル−1−ブテニル、1−エチル−2−ブテニルなどの分枝状C2-6アルケニル基)、(iii)C2-6アルキニル基(例、エチニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニル、3−ブチニル)、(iv)C3-6シクロアルキル基(例、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル)、(v)C3-6アルカジエニル基(例、1,2−プロパジエニル、1,2−ブタジエニル、1,3−ブタジエニル、3−メチル−1,2−ジエニル、1,2−ペンタジエニル、2,4−ペンタジエニル、1−メチル−1,2−ペンタジエニル、1−メチル−1,3−ペンタジエニル)、および(vi)C6-14アリール基(例、フェニル;1−ナフチル、2−ナフチルなどのナフチル)が挙げられる。
【0033】該炭化水素基がアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アルカジエニル基の場合、該炭化水素基の置換基としては、(a)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、(b)アミノ基、(c)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ基(例、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、メチルエチルアミノ)、(d)ヒドロキシ基、(e)ハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で1〜5個(好ましくは1〜3個)置換されていてもよいC1-4アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、イソプロポキシ、n-ブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、tert-ブトキシ)、(f)メルカプト、(g)C1-4アルキルチオ(例、メチルチオ、エチルチオ、n-プロピルチオ、イソプロピルチオ、n-ブチルチオ、イソブチルチオ、sec-ブチルチオ、tert-ブチルチオ)、(h)C1-4アルキルスルフィニル(例、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、n-プロピルスルフィニル、イソプロピルスルフィニル)、(i)C1-4アルキルスルホニル(例、メチルスルホニル、エチルスルホニル、n-プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル)、(j)シアノ、(k)C1-4アルコキシ−カルボニル(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n-プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル)、(l)カルバモイルおよび(m)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイル(例、メチルカルバモイル、エチルカルバモイル、n-プロピルカルバモイル、ジメチルカルバモイル、エチルメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイル)が挙げられる。該置換基の数は1〜5個(好ましくは1〜3個)である。該炭化水素基がシクロアルキル基またはアリール基の場合、該炭化水素基の置換基としては、(a)ハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で1〜5個(好ましくは1〜3個)置換されていてもよいC1-4アルキル(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、tert-ブチル、クロロメチル、トリフルオロメチル)、(b)ハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、(c)アミノ基、(d)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ基(例、メチルアミノ、エチルアミノ、ジメチルアミノ、メチルエチルアミノ)、(e)ヒドロキシ基、(f)ハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で1〜5個(好ましくは1〜3個)置換されていてもよいC1-4アルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、イソプロポキシ、n-ブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、tert-ブトキシ)、(g)メルカプト、(h)C1-4アルキルチオ(例、メチルチオ、エチルチオ、n-プロピルチオ、イソプロピルチオ、n-ブチルチオ、イソブチルチオ、sec-ブチルチオ、tert-ブチルチオ)、(i)C1-4アルキルスルフィニル(例、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、n-プロピルスルフィニル、イソプロピルスルフィニル)、(j)C1-4アルキルスルホニル(例、メチルスルホニル、エチルスルホニル、n-プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル)、(k)シアノ、(l)C1-4アルコキシ−カルボニル(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n-プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル)、(m)カルバモイルおよび(n)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイル(例、メチルカルバモイル、エチルカルバモイル、n-プロピルカルバモイル、ジメチルカルバモイル、エチルメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイル)が挙げられる。該置換基の数は1〜5個(好ましくは1〜3個)である。
【0034】Z0の「置換されていてもよいアシル基」における「アシル基」としては(i)C1-4アルキル−カルボニル基(例、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル)、(ii)C1-4アルコキシ−カルボニル基(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n-プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル)、(iii)C1-4アルキルチオ−カルボニル基(例、(メチルチオ)カルボニル、(エチルチオ)カルボニル、(n-プロピルチオ)カルボニル、(イソプロピルチオ)カルボニル、(n-ブチルチオ)カルボニル、(イソブチルチオ)カルボニル、(sec-ブチルチオ)カルボニル、(tert-ブチルチオ)カルボニル)、(iv)C1-4アルコキシ−チオカルボニル基(例、(メトキシ)チオカルボニル、(エトキシ)チオカルボニル、(n-プロポキシ)チオカルボニル、(イソプロポキシ)チオカルボニル)、(v)C1-4アルキルチオ−チオカルボニル基(例、(メチルチオ)チオカルボニル、(エチルチオ)チオカルボニル、(n-プロピルチオ)チオカルボニル、(イソプロピルチオ)チオカルボニル、(n-ブチルチオ)チオカルボニル、(イソブチルチオ)チオカルボニル、(sec-ブチルチオ)チオカルボニル、(tert-ブチルチオ)チオカルボニル)、(vi)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイル基(例、メチルカルバモイル、エチルカルバモイル、n-プロピルカルバモイル、ジメチルカルバモイル、エチルメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイル)、および(vii)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイル基(例、(メチル)チオカルバモイル、(エチル)チオカルバモイル、(n-プロピル)チオカルバモイル、(ジメチル)チオカルバモイル、(エチルメチル)チオカルバモイル、(ジエチル)チオカルバモイル)が挙げられる。該アシル基の置換基としてはハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)が好ましい。該置換基の数は1〜5個(好ましくは1〜3個)である。
【0035】Z0における「置換されていてもよいアミノ基」の置換基としては、(a)C1-4アルキル(例、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル)、(b)ハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で1〜5個(好ましくは1〜3個)置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル(例、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル)、(c)C1-4アルコキシ−カルボニル(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n-プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル)、(d)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−カルバモイル(例、メチルカルバモイル、エチルカルバモイル、n-プロピルカルバモイル、ジメチルカルバモイル、エチルメチルカルバモイル、ジエチルカルバモイル)、および(e)モノ−もしくはジ−C1-4アルキル−チオカルバモイル(例、(メチル)チオカルバモイル、(エチル)チオカルバモイル、(n-プロピル)チオカルバモイル、(ジメチル)チオカルバモイル、(エチルメチル)チオカルバモイル、(ジエチル)チオカルバモイル)が挙げられる。該置換基の数は1もしくは2個である。
【0036】R1、R2、R3およびR4における「置換されていてもよい炭化水素基」としては上記Z0における「置換されていてもよい炭化水素基」と同様のものが挙げられる。R1およびR2における「置換されていてもよい炭化水素基」としては中でもC1-4アルキル基(例、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル)が好ましい。R3における「置換されていてもよい炭化水素基」としては中でもハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で1〜5個(好ましくは1〜3個)置換されていてもよいC1-4アルキル基(例、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル)が好ましい。R4における「置換されていてもよい炭化水素基」としては中でも(1)ハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で1〜5個(好ましくは1〜3個)置換されていてもよいC1-4アルキル基(例、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル)、および(2)C1-4アルキル(例、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル)で1〜5個(好ましくは1〜3個)置換されていてもよいC6-14アリール基(例、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチルなどのナフチル)が好ましい。
【0037】Z0の環状アミノ基としては3〜6員の環状アミノ基(例、アジリジノ、アゼチジノ、ピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、チオモルホリノ)が挙げられる。R3の「置換されていてもよいアシル基」としては上記Z0における「置換されていてもよいアシル基」と同様のものが挙げられる。中でもハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で1〜5個(好ましくは1〜3個)置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル基(例、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル)、およびハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)で1〜5個(好ましくは1〜3個)置換されていてもよいC1-4アルコキシ−カルボニル基(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n-プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル)が好ましい。R3の「置換されていてもよいアルキルスルホニル基」における「アルキルスルホニル」としてはメチルスルホニル、エチルスルホニル、n-プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニルなどのC1-4アルキルスルホニル基が挙げられる。該アルキルスルホニル基の置換基としてはハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)が好ましい。該置換基の数は1〜5個(好ましくは1〜3個)である。
【0038】Z0としては上記した中でも(1)ヒドロキシ、ハロゲン、シアノ、C1-4アルキルチオ、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシ−カルボニルおよびモノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノから選ばれる置換基で1〜3個置換されていてもよいC1-6アルキル基、(2)C2-6アルケニル基、(3)ハロゲンで1〜3個置換されていてもよいC2-6アルキニル基、(4)C3-6シクロアルキル基、(5)C3-6アルカジエニル基、(6)フェニル基、(7)ハロゲンで1〜3個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル基、(8)C1-4アルキル、C1-4アルキル−カルボニルおよびC1-4アルコキシ−カルボニルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(9)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれ水素原子またはC1-4アルキル基を示す)で表される基、(10)C1-4アルコキシ基、(11)C1-4アルキル−カルボニルオキシ基(12)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルチオ基、(13)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルスルフィニル基、(14)C1-4アルキルスルホニル基、(15)C1-4アルキルで1〜3個置換されていてもよいフェニルスルホニル基が好ましい。
【0039】化合物(I0)の塩としては、農薬化学上許容可能な塩であればよい。化合物(I0)が塩基性の性質を有している場合、例えばフッ化水素酸、塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫酸、硝酸、過塩素酸等の無機酸の塩、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、シュウ酸、コハク酸、安息香酸、ピクリン酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸の塩等が挙げられる。化合物(I0)が酸性の性質を有している場合、例えばリチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、例えばマグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属塩、例えばアンモニア、メチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、エチレンジアミン、TMEDA(テトラメチルエチレンジアミン)、アニリン、N,N−ジメチルアニリン、ピリジン、ルチジン、コリジン、ヒドラジン等のアンモニウム塩、例えば尿素、グアニジン等との塩が挙げられる。
【0040】化合物(I0)またはその塩に含まれる化合物の中でも以下に示される化合物(I),化合物(II),化合物(III),化合物(IV)および化合物(V)またはそれらの塩が好ましい。
〔1〕化合物(I)またはその塩は式【化59】

〔式中、A1は(1)置換されていてもよいアリール基または(2)置換されていてもよい複素環基を、X1は(1)化学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)置換されていてもよいビニレン基を、B1は置換されていてもよい5員複素環基(但し、イソキサゾリル基を除く。)または置換されていてもよい縮合複素環基を、Z1は(1)置換されていてもよい炭化水素基、(2)置換されていてもよいアシル基、(3)ホルミル基、(4)置換されていてもよいアミノ基、(5)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれ水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基、(6)環状アミノ基、(7)−OR3(R3は水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいアシル基、ホルミル基または置換されていてもよいアルキルスルホニル基を示す)で表される基または(8)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基を示す〕で表される化合物またはその塩である。A1、X1およびZ1の各置換基はそれぞれ上記A0、X0およびZ0と同意義を示す。
【0041】B1の「置換されていてもよい5員複素環基」における5員複素環基としては、例えばピロリル(例、1−,2−または3−ピロリル),ピラゾリル(例、1−,3−,4−または5−ピラゾリル),イミダゾリル(例、1−,2−,4−または5−イミダゾリル),トリアゾリル(例、1,2,3−トリアゾール−1−,4−または5−イル,1,2,4−トリアゾール−1−,3−,4−または5−イル),テトラゾリル(例、テトラゾール−1−,2−または5−イル),チエニル(例、2−または3−チエニル),チアゾリル(例、2−,4−または5−チアゾリル),イソチアゾリル(例、3−,4−または5−イソチアゾリル),チアジアゾリル(例、1,2,3−チアジアゾール−4−または5−イル,1,2,4−チアジアゾール−3−または5−イル,1,2,5−チアジアゾール−3−イル,1,3,4−チアジアゾール−2−イル),ピロリジニル(例、1−,2−または3−ピロリジニル)などの炭素原子以外の環構成原子が窒素原子または硫黄原子であり、窒素原子および硫黄原子から選ばれるヘテロ原子を1〜4個(好ましくは1〜3個)含有する5員複素環基が挙げられる。特にチエニル、ピラゾリル、イソチアゾリル、イミダゾリル、チアゾリル、チアジアゾリルが好ましい。
【0042】該5員複素環基の置換基としては、上記置換基群(T)から選ばれる置換基が好ましい。置換基の数は1〜5個(好ましくは1〜3個)である。置換基としては特にハロゲン、ニトロ、シアノ、ハロゲンで1〜5個(好ましくは1〜3個)置換されていてもよいC1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルキルチオが好ましい。B1の「置換されていてもよい縮合複素環基」における「縮合複素環基」としては5〜6員複素環とベンゼン環もしくは5〜6員複素環と5〜6員複素環とが形成する縮合複素環基が好ましく、具体的にはインドリル(例、3H−インドール−2−,3−,4−,5−,6−または7−イル),キノリル(例、2−,3−,4−,5−,6−,7−または8−キノリル),イソキノリル、ピリド〔2,3−d〕ピリミジニル(例、ピリド〔2,3−d〕ピリミジン−2−イル),1,5−,1,6−,1,7−,1,8−,2,6−または2,7−ナフチリジニルなどのナフチリジニル(例、1,5−ナフチリジン−2−または3−イル),チエノ〔2,3−d〕ピリジル(例、チエノ〔2,3−d〕ピリジン−3−イル),ピラジノキノリル(例、ピラジノ〔2,3−d〕キノリン−2−イル),クロメニル(例、2H−クロメン−2−,3−,4−,5−または6−イル),クロマニル(例、1−,2−,3−,4−,5−,6−,7−または8−クロマニル),イソクロマニル(例、1−,3−,4−,5−,6−,7−または8−イソクロマニル),ベンゾフリル(例、2−,3−,4−,5−,6−または7−ベンゾフリル),ベンゾチエニル(例、2−,3−,4−,5−,6−または7−ベンゾチエニル),ベンゾイミダゾリル(例、2−,4−,5−,6−または7−ベンズイミダゾリル),インダゾリル(例、1H−インダゾール−1−,3−,4−,5−,6−または7−イル),ベンゾオキサゾリル(例、2−,4−,5−,6−または7−ベンゾオキサゾリル),ベンゾイソキサゾリル(例、3−,4−,5−,6−または7−ベンゾイソキサゾリル),ベンゾチアゾリル(例、2−,4−,5−,6−または7−ベンゾチアゾリル),ベンゾチアジアゾリル(例、ベンゾ−1,2,3−チアジアゾール−4−,5−,6−または7−イル、ベンゾ−1,2,4−チアジアゾール−3−,4−,5−,6−または7−イル、ベンゾ−1,2,5−チアジアゾール−3−,4−,5−,6−または7−イル、ベンゾ−1,3,4−チアジアゾール−2−,4−,5−,6−または7−イル、),ベンゾイソチアゾリル(例、3−,4−,5−,6−または7−ベンゾイソチアゾリル),ベンゾトリアゾリル(例、4−,5−,6−,7−または8−ベンゾ−1,2,3−トリアゾリル、3−,5−,6−,7−または8−ベンゾ−1,2,4−トリアゾリル),シンノリル(例、3−,4−,5−,6−,7−または8−シンノリル),フタラジニル(例、1−,5−または6−フタラジニル),キナゾリニル(例、2−,4−,5−,6−,7−または8−キナゾリニル),キノキサリニル(例、2−,5−または6−キノキサリニル),イミダゾピリジル(例、イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル、イミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イルなどのイミダゾ[1,2−a]ピリジル),イミダゾチアゾリル(例、イミダゾ[2,1−b]チアゾール−5−イルなどのイミダゾ[2,1−b]チアゾリル)、ジオキサインダニル(例、1,3−ジオキサインダン−2−,4−,5−,6−または7−イルなどの1,3−ジオキサインダニル)が挙げられる。中でもイミダゾピリジルおよびジオキサインダニルが好ましい。「縮合複素環基」の置換基としては、上記置換基群(T)から選ばれる置換基が好ましい。置換基の数は1〜5個(好ましくは1〜3個)である。置換基としては特にニトロが好ましい。
【0043】化合物(I)に含まれる化合物としては、上記式(I)中、A1はC1-4アルキル基で1〜3個置換されていてもよいC6-14アリール基を、X1は化学結合を、B1はハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルキルチオ、シアノ、ハロゲンおよびニトロから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい、チエニル基、ピラゾリル基、イソチアゾリル基、イミダゾリル基、チアゾリル基、チアジアゾリル、ジオキサインダニル基またはイミダゾピリジル基を、Z1はC1-6アルキル基またはC1-4アルコキシ基を示す化合物(I)またはその塩が好ましい。
【0044】化合物(I)またはその塩のさらに好ましい態様を以下に示す。
(1)A1としてはC1-4アルキルで1〜3個置換されていてもよいフェニルが好ましく、特に4−メチルフェニル基が好ましい。
(2)B1としては(i)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルキルチオ、シアノ、ハロゲンおよびニトロから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい、チエニル基、ピラゾリル基、イソチアゾリル基、イミダゾリル基、チアゾリル基またはチアジアゾリル基、または(ii)ニトロで1〜3個置換されていてもよいジオキサインダニル基またはイミダゾピリジル基が好ましい。より好ましいB1は(i)ハロゲンおよびニトロから選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいチエニル基、(ii)C1-4アルキル、ニトロおよびシアノから選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいピラゾリル基、(iii)C1-4アルキルおよびニトロから選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいイミダゾリル基、(iv)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、C1-4アルキルチオ、ハロゲン、ニトロおよびシアノから選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいチアゾリル基、(v)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキルで置換されていてもよいチアジアゾリル基(好ましくは1,3,4−チアジアゾリル基)、(vi)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ニトロおよびシアノから選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいイソチアゾリル基、(vi)ニトロで1〜3個置換されていてもよい1,3−ジオキサインダニル基、および(vii)ニトロで1〜3個置換されていてもよいイミダゾ〔1,2−a〕ピリジル基である。
(3)Z1としてはC1-6アルキル基またはC1-4アルコキシ基が好ましい。
(4)X1としては化学結合(単結合もしくは結合手)が好ましい。上記(1)〜(4)に示したA1、B1、Z1およびX1の好ましい態様は任意に組み合わされてよい。
【0045】〔2〕化合物(II)またはその塩は式(II)
【化60】

〔式中、A2は(1)上記置換基群(T')から選ばれる1〜5個(好ましくは1〜3個)の置換基で置換されていてもよいアリール基または(2)置換されていてもよい複素環基を、X2は(1)化学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)置換されていてもよいビニレン基を、B2は置換されていてもよいアリール基を、Z2は(1)モノ−もしくはジ−C1-6アルキルアミノ、ヒドロキシ、ハロゲン、C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−カルボニル、C1-6アルキルチオおよびシアノから選ばれる置換基で置換されていてもよいアルキル基、(2)ビニル基、(3)アリル基、(4)プロパジエニル基、(5)置換されていてもよいアルキニル基、(6)置換されていてもよいシクロアルキル基、(7)置換されていてもよいアリール基、(8)置換されていてもよいアシル基、(9)ホルミル基、(10)置換されていてもよいアミノ基、(11)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれ水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基、(12)環状アミノ基、(13)−OR3(R3は水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいアシル基、ホルミル基または置換されていてもよいアルキルスルホニル基を示す)で表される基、または(14)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基を示す〕で表される化合物またはその塩である。A2におけるアリール基としてはフェニル、ナフチル(例、1−ナフチル、2−ナフチル)などのC6-14アリール基が挙げられる。特にフェニル基が好ましい。A2における置換されていてもよい複素環基はA0における置換されていてもよい複素環基と同意義を示す。X2の各置換基は上記X0と同意義を示す。
【0046】B2における置換されていてもよいアリール基は、B0における置換されていてもよいアリール基と同意義を示す。アリール基としては特にフェニル基が好ましい。Z2の「モノ−もしくはジ−C1-6アルキルアミノ、ヒドロキシ、ハロゲン、C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシ−カルボニル、C1-6アルキルチオおよびシアノから選ばれる置換基で置換されていてもよいアルキル基」におけるアルキル基としては、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、sec-ブチル、tert-ブチル、n-ペンチル、sec-ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、n-ヘキシル、イソヘキシルなどのC1-6アルキル基が挙げられる。該アルキル基における置換基の数は1〜5個、好ましくは1〜3個である。該置換基におけるモノ−もしくはジ−C1-6アルキルアミノとしてはメチルアミノ、エチルアミノ、n-プロピルアミノ、ジメチルアミノ、エチルメチルアミノ、ジエチルアミノなどが挙げられ、特にモノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノが好ましい。ハロゲンとしてはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素が挙げられる。C1-6アルコキシとしては、メトキシ、エトキシ、n-プロポキシ、イソプロポキシ、n-ブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ、tert-ブトキシなどが挙げられ、特にC1-4アルコキシが好ましい。C1-6アルコキシ−カルボニルとしてはメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n-プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニルなどが挙げられ、特にC1-4アルコキシ−カルボニルが好ましい。C1-6アルキルチオとしてはメチルチオ、エチルチオ、n-プロピルチオ、イソプロピルチオ、n-ブチルチオ、イソブチルチオ、sec-ブチルチオ、tert-ブチルチオなどが挙げられ、特にC1-4アルキルチオが好ましい。Z2の「置換されていてもよいアルキニル」におけるアルキニルとしてはエチニル、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニル、3−ブチニルなどの2-6アルキニル基が挙げられる。「置換されていてもよいシクロアルキル」におけるシクロアルキルとしてはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルなどのC3-6シクロアルキル基が挙げられる。「置換されていてもよいアリール基」におけるアリールとしてはフェニル、ナフチル(例、1−ナフチル、2−ナフチル)などのC6-14アリールが挙げられる。上記アルキニル基、シクロアルキル基またはアリール基の置換基としては、上記Z0の「置換されていてもよい炭化水素基」の炭化水素基において例示したアルキニル基、シクロアルキル基またはアリール基のそれぞれが有していてもよい置換基と同様のものが挙げられる。該アルキニル基、シクロアルキル基またはアリール基における置換基の数はそれぞれ1〜5個、好ましくは1〜3個である。
【0047】Z2における「置換されていてもよいアシル基」、「置換されていてもよいアミノ基」、「−N=CR12で表される基」、「環状アミノ基」、「−OR3で表される基」および「−S(O)n4で表される基」は、それぞれ前記Z0における「置換されていてもよいアシル基」、「置換されていてもよいアミノ基」、「−N=CR12で表される基」、「環状アミノ基」、「−OR3で表される基」および「−S(O)n4で表される基」と同意義を示す。
【0048】化合物(II)に含まれる化合物としては、上記式(II)中、A2は(1)(i)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ基、(iii)C1-4アルキル−カルボニルで1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(iv)C1-4アルコキシ−カルボニル基、(v)ハロゲン原子、(vi)シアノ基および(vii)ニトロ基から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC6-14アリール基または(2)(i)C1-4アルキル基、(ii)C1-4アルコキシ−カルボニル基、(iii)カルバモイル基、(iv)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基、(v)C1-4アルキルスルホニル基、(vi)ハロゲン原子、(vii)カルボキシル基および(viii)シアノ基から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい、チエニル基、トリアゾリル基、イミダゾリル基、イソキサゾリル基、ピラゾリル基、ピリジル基、キノリル基、ベンゾチアジアゾリル基、イミダゾチアゾリル基またはイミダゾピリジル基を、X2は(1)化学結合、(2)C1-4アルキルで1もしくは2個置換されていてもよいメチレン基または(3)C1-4アルキルで1もしくは2個置換されていてもよいビニレン基を、B2は(1)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1-4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1-4アルキルヒドラゾノおよびC1-4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(2)C2-4アルキニル基、(3)ヒドロキシ基、(4)ハロゲンおよびC1-4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC1-4アルコキシ基、(5)C1-4アルキル−カルボニルオキシ基、(6)C1-4アルキルチオ基、(7)C1-4アルキルスルフィニル基、(8)C1-4アルキルスルホニル基、(9)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルスルファモイル基、(10)アミノ基、(11)ホルミル基、(12)C1-4アルコキシ−カルボニル基、(13)カルバモイル基、(14)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基、(15)チオカルバモイル基、(16)ハロゲン原子、(17)カルボキシル基、(18)チオシアナト基、(19)シアノ基、(20)ニトロソ基および(21)ニトロ基から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC6-14アリール基を、Z2は(1)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、ヒドロキシ、ハロゲン、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシ−カルボニル、C1-4アルキルチオおよびシアノから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-6アルキル基、(2)ビニル基、(3)アリル基、(4)プロパジエニル基、(5)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2-6アルキニル基、(6)C3-6シクロアルキル基、(7)C6-14アリール基、(8)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル−カルボニル、(9)C1-4アルキル、C1-4アルキル−カルボニルおよびC1-4アルコキシ−カルボニルから選ばれる置換基で1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(10)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれC1-4アルキル基を示す)で表される基、(11)−OR3(R3はC1-4アルキル基またはC1-4アルキル−カルボニル基を示す)で表される基または(12)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は(a)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基または(b)C1-4アルキルで1〜5個置換されていてもよいC6-14アリール基を示す)で表される基を示す化合物(II)またはその塩が好ましい。
【0049】化合物(II)またはその塩のさらに好ましい態様を以下に示す。
(1)A2は(a)ハロゲンで1〜3個置換されていてもよいC1-4アルキル、ハロゲン、ニトロ、シアノ、アセチルアミノ、ハロゲンで1〜3個置換されていてもよいC1-4アルコキシおよびC1-4アルコキシ−カルボニルから選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいフェニル基、(b)ナフチル基、(c)C1-4アルキル基で1〜3個置換されていてもよいイソキサゾリル基、(d)モノ−もしくはジ−C1-4カルバモイルで1〜3個置換されていてもよいトリアゾリル基、(e)ピリジル基、(f)キノリル基、(g)C1-4アルキルおよびハロゲンから選ばれる置換基で1〜3個置換されていてもよいチエニル基、(h)C1-4アルキル、C1-4アルコキシ−カルボニル、カルボキシル、カルバモイル、シアノおよびハロゲンから選ばれる置換基で1〜3個置換されていてもよいピラゾリル基、(i)C1-4アルキルで1〜3個置換されていてもよいイミダゾリル基、(j)ベンゾチアジアゾリル基(好ましくは、2,1,3−ベンゾチアジアゾリル基)、(k)ハロゲンで1〜3個置換されていてもよいイミダゾチアゾリル基(好ましくは、イミダゾ〔2,1−b〕チアゾリル基)または(l)ハロゲンおよびC1-4アルキルスルホニルから選ばれる置換基で1〜3個置換されていてもよいイミダゾピリジル基(好ましくは、イミダゾ〔1,2−a〕ピリジル基)が好ましく、C1-4アルキル基、C1-4アルコキシ基、ハロゲンまたはシアノ基で1〜3個置換されていてもよい、フェニル基またはチエニル基がより好ましい。なかでもC1-4アルキルおよびハロゲンから選ばれる置換基で1〜3個置換されていてもよいフェニル基が好ましく、特にフェニル基の4−位がメチル基もしくは塩素原子で置換されたフェニルが好ましい。
【0050】(2)B2はフェニル基の2−位または4−位が(a)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1-4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1-4アルキルヒドラゾノおよびC1-4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(b)C2-4アルキニル基、(c)ヒドロキシ基、(d)ハロゲンおよびC1-4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC1-4アルコキシ基、(e)C1-4アルキル−カルボニルオキシ基、(f)C1-4アルキルチオ基、(g)C1-4アルキルスルフィニル基、(h)C1-4アルキルスルホニル基、(i)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルスルファモイル基、(j)ホルミル基、(k)C1-4アルコキシ−カルボニル基、(l)カルバモイル基、(m)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基、(n)チオカルバモイル基、(o)ハロゲン原子、(p)カルボキシル基、(q)チオシアナト基、(r)シアノ基、(s)ニトロソ基および(t)ニトロ基から選ばれる置換基で置換されたフェニル基が好ましい。B2としては【化61】

(M1はニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル基またはチオカルバモイル基を、M2はハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基またはトリフルオロメチル基を示す)で表される基が特に好ましい。
【0051】(3)Z2は(a)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルアミノ、ヒドロキシ、ハロゲン、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシ−カルボニル、C1-4アルキルチオおよびシアノから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-6アルキル基、(b)ビニル基、(c)アリル基、(d)プロパジエニル基、(e)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC2-6アルキニル基、または(f)C3-6シクロアルキル基、または(g)C1-4アルコキシ基が好ましい。特に、C1-6アルキル基、C3-6シクロアルキル基、ビニル基、アリル基、C2-6アルキニル基またはC1-4アルコキシ基が好ましい。
(4)X2は化学結合(単結合もしくは結合手)が好ましい。上記(1)〜(4)に示したA2、B2、Z2およびX2の好ましい態様は任意に組み合わされてよい。
【0052】別の態様として化合物(II)またはその塩としては、A2はC1-4アルキル基、ハロゲン及びシアノから選ばれる置換基で1〜3個置換されていてもよいフェニル基を、X2は化学結合を、B2は(1)ハロゲンで1〜3個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(2)C1-4アルコキシ基、(3)C1-4アルキルチオ基、(4)チオカルバモイル基、(5)ハロゲン原子、(6)シアノ基および(7)ニトロ基から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいフェニル基を、Z2は(1)C1-4アルコキシで1〜3個置換されていてもよいC1-6アルキル基、(2)C3-6シクロアルキル基、(3)アリル基または(4)C1-4アルコキシ基を示す化合物またはその塩が好ましい。
【0053】〔3〕化合物(III)またはその塩は式(III)
【化62】

〔式中、A3は(1)置換されていてもよいアリール基または(2)置換されていてもよい複素環基を、X3は(1)化学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)置換されていてもよいビニレン基を、B3は置換基を有する6員複素環基を、Z3は(1)置換されていてもよい炭化水素基、(2)置換されていてもよいアシル基、(3)ホルミル基、(4)置換されていてもよいアミノ基、(5)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれ水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基、(6)環状アミノ基、(7)−OR3(R3は水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいアシル基、ホルミル基または置換されていてもよいスルホニル基を示す)で表される基または(8)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基を示す〕で表される化合物またはその塩である。A3、X3およびZ3の各置換基はそれぞれ上記A0、X0およびZ0と同意義を示す。
【0054】B3の「置換基を有する6員複素環基」における「6員複素環基」としては窒素原子,酸素原子および硫黄原子から選ばれるヘテロ原子を1〜4個含む6員複素環基が挙げられる。具体的には、ピリジル(例、2−,3−または4−ピリジル),ピリダジニル(例、3−または4−ピリダジニル),ピリミジニル(例、2−,4−または5−ピリミジニル),ピラジニル,ピペリジニル(例、1−,2−,3−または4−ピペリジニル),ピペラジニル(例、1−または2−ピペラジニル)などが挙げられる。このような6員複素環基のなかでも特に、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニルが好ましい。該6員複素環基の置換基としては、上記置換基群(T)に含まれる置換基が好ましい。該置換基の数は1〜5個(好ましくは1〜3個)である。
【0055】化合物(III)に含まれる化合物としては、上記式(III)中、A3はC1-4アルキルで1〜5個置換されていてもよいフェニル基またはC1-4アルキルで1もしくは2個置換されていてもよいイミダゾリル基を、X3は化学結合を、B3はC1-4アルキル、C1-4アルコキシ、ハロゲンおよびニトロから選ばれる1〜5個の置換基で置換された、ピリジル基、ピリダジニル基またはピリミジニル基を、Z3はC1-6アルキル基またはC3-6シクロアルキル基を示す化合物(III)またはその塩が好ましい。なお、上記A3としてはC1-4アルキルで1〜5個置換されていてもよいフェニル基がより好ましく、さらに4−メチルフェニル基が好ましい。
【0056】〔4〕化合物(IV)またはその塩は式(IV)
【化63】

〔式中、A4は(1)置換されていてもよいアリール基または(2)置換されていてもよい複素環基を、X4は(1)化学結合、(2)置換されていてもよいメチレン基または(3)置換されていてもよいビニレン基を、B4はピリダジニル基またはピラジニル基を、Z4は(1)置換されていてもよい炭化水素基、(2)置換されていてもよいアシル基、(3)ホルミル基、(4)置換されていてもよいアミノ基、(5)−N=CR12(R1およびR2はそれぞれ水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基、(6)環状アミノ基、(7)−OR3(R3は水素原子、置換されていてもよい炭化水素基、置換されていてもよいアシル基、ホルミル基または置換されていてもよいスルホニル基を示す)で表される基または(8)−S(O)n4(nは0〜2の整数を、R4は水素原子または置換されていてもよい炭化水素基を示す)で表される基を示す〕で表される化合物またはその塩である。A4、X4およびZ4の各置換基はそれぞれ上記A0、X0およびZ0と同意義を示す。
【0057】〔5〕化合物(V)またはその塩は式(V)
【化64】

〔式中、A5は4−メチルフェニル基を、X5は化学結合(単結合もしくは結合手)を、B5はピリジル基またはピリミジニル基を、Z5はC1-4アルキル基(例、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル)を示す〕で表される化合物またはその塩である。
【0058】上記した化合物(I)〜(V)の中でも、化合物(I)〜(III)またはそれらの塩が好ましく、化合物(II)またはその塩が特に好ましい。上記した化合物(I0)またはそれらの塩の中で、以下に示される化合物(VI)またはその塩は新規化合物であり、特に好ましく用いられる。該化合物(VI)またはその塩は上記化合物(II)またはその塩に包含される化合物である。式(VI)【化65】

〔式中、A6はC1-4アルキル(例、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル),ハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)およびシアノから選ばれる置換基で置換されていてもよいフェニル基を、X6は化学結合(単結合もしくは結合手)を、B6はハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、ニトロおよびシアノから選ばれる置換基で置換された2−ニトロフェニル基(または6−ニトロフェニル基)または2−シアノフェニル基(または6−シアノフェニル基)を、Z6はエチル基,イソプロピル基,シクロプロピル基,メトキシ基,エトキシ基またはイソプロポキシ基を示す〕で表される化合物またはその塩。特に、A6はC1-4アルキル,ハロゲンおよびシアノから選ばれる置換基で置換されていてもよいフェニル基を、X6は化学結合を、B6はハロゲン原子、ニトロおよびシアノから選ばれる置換基で置換された2−ニトロフェニル基を、Z6はエチル基,イソプロピル基またはシクロプロピル基を示す化合物またはその塩。A6のフェニル基における置換基の数は1〜3個である。該置換基としてはメチルおよび塩素原子が特に好ましい。該フェニル基の置換基はフェニル基の4−位に有するのが好ましい。B6の2−ニトロフェニル基(または6−ニトロフェニル基)または2−シアノフェニル基(または6−シアノフェニル基)の置換基の数は1〜3個である。該置換基としては特にハロゲンおよびシアノが好ましい。このような置換基は好ましくは2−ニトロフェニル基(または6−ニトロフェニル基)または2−シアノフェニル基(または6−シアノフェニル基)の4−位に有する。
【0059】上記化合物(I0)、(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)もしくは(VI)またはそれらの塩(以下、「化合物(I0)またはその塩」と略称することがある)を殺微生物剤組成物として使用するにあたっては、一般の農薬組成物の取り得る自体公知の形態として使用する。即ち、化合物(I0)またはその塩の一種または二種以上(好ましくは一種以上、三種以下)を有効成分として使用目的によって適当な液体の担体と混合させるか分散させ、または適当な固体担体と混合させるか吸着させ、乳剤、油剤、水性懸濁剤、エマルジョン、液剤、ULV剤、水和剤、粉剤、DL(ドリフトレス)粉剤、粒剤、微粒剤、微粒剤F、フロアブル剤、ドライフロアブル剤、錠剤、ジャンボ剤、噴霧剤、軟膏、ペースト、泡沫剤、エアゾール、マイクロカプセル、種子用被覆剤、燻煙剤、作物体灌注用スティック剤の剤型として使用する。これらの製剤は必要ならば例えば乳化剤、懸濁剤、展着剤、浸透剤、湿潤剤、分散剤、粘漿剤、安定剤、結合剤、流動助剤、固結防止剤、凝集剤、酸化防止剤、浮遊剤、消泡剤、凍結防止剤、防腐剤、水分除去剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤、着色剤、懸濁安定剤等を添加してもよく、自体公知の方法で調製することができる。すなわち、化合物(I0)またはその塩、液体担体または固体担体、必要により上記した各種各種添加剤、他の農薬活性成分などを均一に混合することにより製造することができる。例えば乳剤は、化合物(I0)またはその塩、乳化剤、有機溶剤などを均一に混合溶解することにより製造できる。例えば粒剤、顆粒水和剤などは、化合物(I0)またはその塩、分散剤(界面活性剤)、結合剤、増量剤(または固体担体)などを均一に混合し造粒することにより製造できる。例えば粉剤(DL粉剤など)は、化合物(I0)またはその塩、増量剤(または固体担体)などを均一に混合粉砕することにより製造できる。例えばフロアブル剤は、化合物(I0)またはその塩、分散剤などの成分を攪拌機を用いて混合分散し、ダイノミルなどを用いて湿式粉砕することにより製造される。例えばジャンボ剤は、化合物(I0)またはその塩、分散剤(界面活性剤)、結合剤、浮遊剤、増量剤(または固体担体)などを均一に混合し造粒することにより製造できる。ジャンボ剤や粉剤、粒剤、顆粒水和剤、水和剤などでは散布に際して簡便なように、20〜200gの単位で水溶性フィルムに包装して使用してもよい。該水溶性フィルムとしてはポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、デンプン、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸およびその塩、プルラン(商品名:でんぷん系多糖類)、パオゲン(商品名:熱可塑性水溶性ポリマー)などが挙げられる。
【0060】使用する液体担体(溶剤)としては例えば水、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、エチレングリコール等のアルコール類、例えばアセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、例えば1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル等のエーテル類、例えばケロシン、灯油、燃料油、機械油、食用油等の脂肪族炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、ソルベントナフサ、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素類、例えばジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等の酸アミド類、例えば酢酸エチル、酢酸ブチル、脂肪酸グリセリンエステル等のエステル類、例えばアセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類等の溶媒が適当であり、これらは一種または二種以上(好ましくは一種以上、三種以下)を適当な割合で混合して適宜使用することができる。
【0061】固体担体(希釈、増量剤)としては、例えば大豆粉、タバコ粉、小麦粉、木粉等の植物性粉末、例えばカオリン、ベントナイト、酸性白土等のクレイ類、例えば滑石粉、ロウ石粉等のタルク類、例えば珪藻土、雲母粉等のシリカ類等鉱物性粉末、炭酸カルシウム、アルミナ、硫黄粉末、活性炭等が用いられ、これらは一種または二種以上(好ましくは一種以上、三種以下)を適当な割合で混合して適宜使用することができる。また軟膏基剤としては、例えばポリエチレングリコール、ペクチン、例えばモノステアリン酸グリセリンエステル等の高級脂肪酸の多価アルコールエステル、例えばメチルセルロース等のセルロース誘導体、アルギン酸ナトリウム、ベントナイト、高級アルコール、例えばグリセリン等の多価アルコール、ワセリン、白色ワセリン、流動パラフィン、豚脂、各種植物油、ラノリン、脱水ラノリン、硬化油、樹脂類等の一種または二種以上(好ましくは一種以上、三種以下)、あるいはこれらに下記に示す各種界面活性剤を添加したもの等が適宜使用される。乳化剤、展着剤、浸透剤、湿潤剤、分散剤として使用される界面活性剤としては、必要に応じて石鹸類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類(ニューカルゲンD1504TM(TMは登録商標であることを示す。)、ノイゲンET65TM、ノイゲンET83TM、ノイゲンET157TM等)、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル類(ノニポール20TM、ノニポール100TM等)、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル類[例、ノイゲンEA142TM、ノイゲンEA92TM;第一工業製薬(株)製、ノナールTM;東邦化学(株)製]、ポリエチレングリコールエーテル類[例、ノニポール85TM、ノニポール160TM;三洋化成(株)製]、多価アルコールエステル類[例、トゥイーン20TM、トゥイーン80TM;花王(株)製]、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンエーテル類、ポリオキシエチレンジスチレン化フェニルエーテル(ノイゲンEA87TM、ノイゲンEA177TM等)、ポリオキシエチレンアルキルエステル類(イオネットMO20TM、イオネットMO600TM等)、ソルビタン脂肪酸エステル(レオドールSP−S10TM、レオドールTW−S20TM等)、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、酸化エチレンと酸化プロピレンのブロック共重合物(ニューポールPE64TM)、高級脂肪酸アルカノールアマイド、アルキルマレイン酸共重合物(デモールEPTM等)などの非イオン系界面活性剤;アルキルアミン塩、第4級アンモニウム塩などの陽イオン系界面活性剤;アルキル硫酸塩類[例、エマール10TM、エマール40TM;花王(株)製]、アルキルスルホン酸塩類[例、ネオゲンTM、ネオゲンTTM;第一工業製薬(株)製、ネオペレックス;花王(株)製]、ナフタレンスルホン酸重縮合物金属塩、ナフタレンスルホン酸塩のホルマリン縮合物(ニューカルゲンFS4TM等)、アルキルナフタレンスルホン酸塩(ソルポール5115TM等)、リグニンスルホン酸金属塩、アルキルアリルスルホン酸塩、アルキルアリルスルホネート硫酸塩などの高分子化合物、ポリナフチルメタンスルホン酸塩、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム塩、ポリカルボン酸金属塩、ポリオキシイチレンヒスチリルフェニルエーテルサルフェートアンモニウム、高級アルコールスルホン酸塩、高級アルコールエーテルスルホン酸塩、ジアルキルスルホサクシネート(ニューカルゲンEP70PTM等)、高級脂肪酸アルカリ金属塩などの陰イオン系界面活性剤が用いられる。塩としては、界面活性剤の性能を阻害しない程度にナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、モノイソプロパノールアミン塩、ジイソプロパノールアミン塩、トリイソプロパノールアミン塩、その他の第3級アミン塩、たとえば、ジアルキルジメチルアンモニウム塩等が用いられる。展着剤としては上記した界面活性剤の中でも3級アミンをカチオンとして含む陰イオン性界面活性剤〔例、ニーズTM(クミアイ化学販売、花王原体製造)などのポリナフチルメタンスルホン酸ジアルキルジメチルアンモニウムなど〕が好ましい。安定化剤としては、エポキシ基を有する化合物、抗酸化剤〔例、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、テトラキス〔3−(3、5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシメチル〕メタン(Irganox 1010)、DL−トコフェロール、没食子酸プロピル、エリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム、クエン酸イソプロピル等〕、リン酸、PAP助剤(イソプロピルアシッドフォスフェート)、シクロデキストリン(トヨデリンP)、トール油脂肪酸(ハ−トール脂肪酸)等が用いられ、これらは一種または二種以上(好ましくは一種以上、三種以下)を適当な割合で混合して適宜使用することができる。結合剤としては、デキストリン、アルファ化澱粉、ポリビニルアルコール、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、グルコース、ショ糖、マンニトール、ソルビトール等が用いられ、これらは一種または二種以上(好ましくは一種以上、三種以下)を適当な割合で混合して適宜使用することができる。流動性助剤としては、PAP助剤(例、イソプロピルアシッドホスフェート)、タルク等が用いられ、これらは一種または二種以上(好ましくは一種以上、三種以下)を適当な割合で混合して適宜使用することができる。固結防止剤としては、ホワイトカーボン、珪藻土、ステアリン酸マグネシウム、酸化アルミニウム、二酸化チタン等が用いられ、これらは一種または二種以上(好ましくは一種以上、三種以下)を適当な割合で混合して適宜使用することができる。凝集剤としては、流動パラフィン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、イソブチレン重合体(例、IPソルベント)等が用いられ、これらは一種または二種以上(好ましくは一種以上、三種以下)を適当な割合で混合して適宜使用することができる。酸化防止剤としては、ジブチルヒドロキシトルエン、4、4−チオビス−6−tert−ブチル−3−メチルフェノール、ブチルヒドロキシアニソール、パラオクチルフェノール、モノ(またはジまたはトリ)(a−メチルベンジル)フェノ−ル、2、6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール、テトラキス[3−(3、5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシメチル]メタン等が用いられ、これらは一種または二種以上(好ましくは一種以上、三種以下)を適当な割合で混合して適宜使用することができる。浮遊剤は特にジャンボ剤の製造に用いられ、比重が1以下(好ましくは1〜0.5)の粉末基剤などが好ましい。該粉末基剤としてはその粒子径が600μm以下、好ましくは600μm〜10μmであるものがよく、無機物では天然のガラス質を焼成加工することにより、その中に独立した1個または複数個の気泡を有するものであり、例えば真珠岩や黒曜石からなるパーライト、シラスよりなるシラスバルーン(商品名)、蛭石よりなるバーミキュライト等や、アルミノシリケート系で同じく焼成加工することにより得られる微小中空体のフィライト(商品名)等が挙げられる。また、有機物では、一般にろう状物質と呼ばれる、常温で固体のステアリン酸やパルミチン酸等の高級脂肪酸や、ステアリルアルコール等の高級アルコール、パラフィンワックス等が挙げられるが、これらのろう状物質は撥水性であるため、水が浸透し難く、ろう状物質内にいつまでも農薬活性成分が閉じ込められ、水中へ分散しがたくなる恐れもあり、好ましくは上記のガラス質中空体と混合して用いられる。消泡剤としては、シリコン系消泡剤(例えば、アンチホームE20)等が用いられ、これらは一種または二種以上(好ましくは一種以上、三種以下)を適当な割合で混合して適宜使用することができる。凍結防止剤としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン等が用いられ、これらは一種または二種以上(好ましくは一種以上、三種以下)を適当な割合で混合して適宜使用することができる。防腐剤としては、ブチルパラベン、ソルビン酸カリウム等が用いられ、これらは一種または二種以上(好ましくは一種以上、三種以下)を適当な割合で混合して適宜使用することができる。水分除去剤としては、無水石膏、シリカゲル粉末等が用いられ、これらは一種または二種以上(好ましくは一種以上、三種以下)を適当な割合で混合して適宜使用することができる。紫外線吸収剤としては、2−(2´−ヒドロキシ−5´−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−エトキシ−2´メチルオキザリックアシッドビスアニリド、コハク酸ジメチル−1−(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−2、2、6、6−テトラメチルピペリジン重縮合物等が用いられ、これらは一種または二種以上(好ましくは一種以上、三種以下)を適当な割合で混合して適宜使用することができる。紫外線散乱剤としては、二酸化チタン等が用いられ、これらは一種または二種以上(好ましくは一種以上、三種以下)を適当な割合で混合して適宜使用することができる。着色剤としては、シアニングリーンG、エリオグリーンB400等が用いられ、これらは一種または二種以上(好ましくは一種以上、三種以下)を適当な割合で混合して適宜使用することができる。懸濁安定剤としては、ポリビニルアルコール(ゴーセノールGH17等)、粘土鉱物(クニピアF、VEEGUM R等)、二酸化ケイ素(アエロジルCOK84等)等が用いられ、これらは一種または二種以上(好ましくは一種以上、三種以下)を適当な割合で混合して適宜使用することができる。ジャンボ剤や粉剤、粒剤、顆粒水和剤、水和剤などでは散布に際して簡便なように、20〜200gの単位で水溶性フィルムに包装して使用してもよい。該水溶性フィルムとしてはポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、デンプン、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸およびその塩、プルラン(商品名:でんぷん系多糖類)、パオゲン(商品名:熱可塑性水溶性ポリマー)などが挙げられる。
【0062】また、化合物(I0)またはその塩と、例えば殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物発育調節物質、殺菌剤、共力剤、誘引剤、忌避剤、色素、肥料等とを配合し、適宜使用することも可能である。すなわち、本願発明には化合物(I0)またはその塩と他の農薬活性成分とを含有する農園芸用殺微生物剤が包含される。他の農薬活性成分は、化合物(I0)またはその塩と同一製剤中に含有していてもよい。また、別個の製剤に製剤化した後に使用時に混合してもよい。化合物(I0)またはその塩と混合して使用できる殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤の代表例を以下に示す。アセフェート(acephate)、アセタミプリド(acetamiprid)、アクリナトリン(acrinathrin)、アラニカルブ(alanycarb)、アルドリン(aldrin)、アレスリン(allethrin)、りん化アルミニウム(Aluminium phosphide)、アミトラズ(amitraz)、亜ひ酸(Arsenic acid)、アベルメクチン(avermectin-B)、ベンダイオカルブ(bendiocarb)、ベンフラカルブ(benfuracarb)、ベンスルタップ(bensultap)、ベンゾキシメート(benzoximate)、ビフェントリン(bifenthrin)、ブロモプロピレート(bromopropylate)、ブプロフェジン(buprofezin)、石灰窒素(Calcium cyanamide)、石灰硫黄合剤(Calcium polysulfide)、カルバリル(carbaryl:NAC)、カルボフラン(carbofuran)、カルボスルファン(carbosulfan)、カルタップ(cartap)、クロルデン(chlordane)、クロルフェンビンホス(chlorfenvinphos:CVP)、クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、クロルフェナピル(chlorphenapyr)、クロルピリホス・メチル(chlorpyrifos-methyl)、クロマフェノジド(chromafenozide)、クロフェンテジン(clofentezine)、クロチアニジン(clothianidin)、シアノホス(cyanophos:CYAP)、シクロプロトリン(cycloprothrin)、シフルトリン(cyfluthrin)、シハロトリン(cyhalothrin)、シペルメトリン(cypermethrin)、シロマジン(cyromazine)、DCIP(dichlorodiisopropyl ether)、D−D(1,3-Dichloropropene)、DDT、デルタメトリン(deltamethrin)、ジアフェンチウロン(diafenthiuron)、ダイアジノン(diazinon)、ジクロフェンチオン(dichlofenthion)、ジクロルボス(dichlorvos:DDVP)、ジコホル(dicofol)、ディルドリン(dieldrin)、ジエノクロル(dienochlor)、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、ジメトエート(dimethoate)、ジメチルビンホス(dimethylvinphos)、ジスルホトン(disulfoton)、DSP、エンドスルファン(endosulfan)、EPN、エスフェンバレレート(esfenvalerate)、エチオン(ethion)、エトフェンプロックス(ethofenprox)、エトプロホス(ethoprophos)、エトキサゾール(etoxazole)、酸化フェンブタスズ(fenbutatin oxide)、フェニトロチオン(fenitrothion:MEP)、フェノブカルブ(fenobucarb)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェノキシカルブ(fenoxycarb)、フェンプロパトリン(fenpropathrin)、フェンピロキシメート(fenpyroximate)、フェンバレレート(fenvalerate)、フィプロニル(fipronil)、フルアジナム(fluazinam)、フルシトリネート(flucythrinate)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、フルピラゾホス(flupyrazofos)、フルバリネート(fluvalinate)、ホルメタネート(formetanate)、ホルモチオン(formothion)、ホスチアゼート(fosthiazate)、フラチオカルブ(furathiocarb)、ハルフェンプロックス(halfenprox)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron)、ヘキシチアゾクス(hexythiazox)、りん化水素(Hydrogen phosphide)、イミダクロプリド(imidacloprid)、イソフェンホス(isofenphos)、イソプロカルブ(isoprocarb)、イソキサチオン(isoxathion)、マラチオン(malathion)、メスルフェンホス(mesulfenfos)、メタム・アンモニウム(metam-ammonium)、メタム・ナトリウム(metam-sodium)、メチダチオン(methidathion)、メチオカルブ(methiocarb)、メソミル(methomyl)、メトキシクロル(methoxychlor)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide)、臭化メチル(Methyl bromide)、メトルカルブ(metolcarb:MTMC)、ミルベマイシンA(milbemycin-A)、モノクロトホス(monocrotophos)、ナレッド(naled:BRP)、硫酸ニコチン(nicotine-sulfate)、ニディノテフラン(nidinotefuran)、ニテンピラム(nitenpyram)、オキサミル(oxamyl)、オキシデプロホス(oxydeprofos:ESP)、パラチオン(parathion)、ペルメトリン(permethrin)、フェントエート(phenthoate:PAP)、ホサロン(phosalone)、ホスメット(phosmet:PMP)、ピリミカーブ(pirimicarb)、ピリミホス・メチル(pirimiphos-methyl)、オレイン酸カリウム(Potassium oleate)、プロフェノホス(profenofos)、プロパホス(propaphos)、プロパルギット(propargite:BPPS)、プロポキスル(propoxur)、プロチオホス(prothiofos)、プロトリフェンビュート(protrifenbute)、ピメトロジン(pymetrozine)、ピラクロホス(pyraclofos)、ピレトリン(pyrethrins)、ピリダベン(pyridaben)、ピリダフェンチオン(pyridafenthion)、ピリミジフェン(pyrimidifen)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、キナルホス(quinalphos)、レスメトリン(resmethrin)、サリチオン(salithion)、シラフルオフェン(silafluofen)、硫黄(Sulfur)、スルプロホス(sulprofos)、テブフェノジド(tebufenozide)、テブフェンピラド(tebufenpyrad)、テフルベンズロン(teflubenzuron)、テフルトリン(tefluthrin)、テメホス(temephos)、テトラクロルビンホス(tetrachlorvinphos)、テトラジホン(tetradifon)、チアクロプリド(thiacloprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)、チオシクラム(thiocyclam)、チオジカルブ(thiodicarb)、チオメトン(thiometon)、トルフェンピラド(tolfenpyrad)、トラロメトリン(tralomethrin)、トリクロルホン(trichlorfon:DEP)、トリフルムロン(triflumuron)、バミドチオン(vamidothion)、XMC。
【0063】化合物(I0)またはその塩と混合して使用できる殺菌剤の代表例を以下に示す。例えば酢酸(acetic acid)、アシベンゾラル・S・メチル(acibenzolar-S-methyl)、アンバム(amobam)、アニラジン(anilazine)、アゾキシストロビン(azoxystrobin)、ベノミル(benomyl)、ベンチアゾール(benthiazole)、ビテルタノール(bitertanol)、ブラストサイジン・S(blasticidin-S)、ボルドー液(Bordeaux mixture)、ブロムコナゾール(bromuconazole)、ブチオベート(buthiobate)、次亜塩素酸カルシウム(Calcium hypochlorite)、石灰硫黄合剤(Calcium polysulfide)、キャプタン(captan)、カルベンダゾール(carbendazol)、カルプロパミド(carpropamid)、IKF−916(4-chloro-2-cyano-N,N-dimethyl-5-p-tolylimidazole-1-sulfonamide)、クロロネブ(chloroneb)、クロルピクリン(chloropicrin)、クロロタロニル(chlorothalonil:TPN)、桂皮アルデヒド(Cinnamaldehyde)、RH−7281(3,5-dichloro-N-(3-chloro-1-ethyl-1-methyl-2-oxopropyl)4-methylbenzamide)、CNA(2,6-Dichloro-4-nitroaniline)、水酸化第二銅(Copper hydroxide)、硫酸銅(Copper sulfate)、AC382042(N-(1-cyano-1,2-dimethylpropyl)-2-(2,4-dichlorophenoxy)propionamide(R,S)-and(R,R)-and(S,R)-and(S,S))、シモキサニル(cymoxanil)、シプロコナゾール(cyproconazole)、シプロジニル(cyprodinil)、ダゾメット(dazomet)、ジクロフルアニド(dichlofluanid)、D−D(1,3-Dichloropropene)、ジクロシメット(diclocymet)、ジクロメジン(diclomezine)、ジエトフェンカルブ(diethofencarb)、ジフェノコナゾール(difenoconazole)、ジフルメトリム(diflumetorim)、ジメチリモール(dimethirimol)、ジメトモルフ(dimethomorph)、ジニコナゾール・M(diniconazole-M)、ジノカップ(dinocap)、ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル、エトリジアゾール(etridiazole)、ファモキサドン(famoxadone)、フェナリモル(fenarimol)、フェンブコナゾール(fenbuconazole)、フェンダゾスラム(Fendazosulam)、フェンヘキサミド(fenhexamid)、フェノキサニル(NNF-9425:fenoxanil)、フェンピクロニル(fenpiclonil)、フェンチアゾン(fentiazon)、水酸化トリフェニルスズ(fentinhydroxide)、フェリムゾン(ferimzone)、フルアジナム(fluazinam)、フルジオキソニル(fludioxonil)、フルメトバー(RPA-403397:flumetover)、フルオルイミド(fluoroimide)、フルキンコナゾール(fluquinconazole)、フルスルファミド(flusulfamide)、フルトラニル(flutolanil)、ホセチル(fosetyl-Al)、フサライド(fthalide)、フラメトピル(furametpyr)、ヘキサコナゾール(hexaconazole)、ヒメキサゾール(hymexazol)、イマザリル(imazalil)、イミベンコナゾール(imibenconazole)、イミノクタジン・アルベシル酸塩(iminoctadine-albesilate)、イミノクタジン酢酸塩(iminoctadine-triacetate)、ヨードカルブ(iodocarb)、イプコナゾール(ipconazole)、イプロジオン(iprodione)、イソプロチオラン(isoprothiolane)、カスガマイシン(kasugamycin)、クレソキシム・メチル(kresoxim-methyl)、マンコゼブ(mancozeb)、マンネブ(maneb)、メパニピリム(mepanipyrim)、メプロニル(mepronil)、メタラキシル(metalaxyl)、メタラキシル・M(metalaxyl-M)、メタム・ナトリウム(metam-sodium)、メタスルホカルブ(methasulfocarb)、臭化メチル(Methyl bromide)、RPA407213((s)-5-methyl-2-methylthio-5-phenyl-3-phenylamino-3,5-dihydroimidazol-4-one)、メトミノストロビン(metominostrobin)、ミルディオマイシン(mildiomycin)、ミルネブ(milneb)、ミクロブタニル(myclobutanil)、ナーバム(nabam)、オキサジキシル(oxadixyl)、オキソリニック酸(oxolinic acid)、オキシポコナゾール(oxpoconazole)、オキシカルボキシン(oxycarboxin)、オキシテトラサイクリン(oxytetracycline)、ペフラゾエート(pefurazoate)、ペンコナゾール(penconazole)、ペンシクロン(pencycuron)、ピコキシストロビン(picoxystrobin)、ポリカーバメート(polycarbamate)、ポリオキシン(polyoxin)、炭酸水素カリウム(Potassium hydrogen carbonate)、プロベナゾール(probenazole)、プロクロラズ(prochloraz)、プロシミドン(procymidone)、プロパモカルブ塩酸塩(propamocarb-hydrochloride)、プロピコナゾール(propiconaole)、プロピネブ(propineb)、ピラゾホス(pyrazophos)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、ピリフェノックス(pyrifenox)、ピリメタニル(pyrimethanil)、ピロキロン(pyroquilon)、キノキシフェン(quinoxyfen)、キントゼン(quintozene:PCNB)、シルチオファーム(MON65500:silthiopham)、シプコナゾール(sipconazole)、炭酸水素ナトリウム(Sodium bibarbonate)、次亜塩素酸ナトリウム(sodium hypochlorite)、SSF−129((E)-2[2-(2,5-dimethylphenoxymethyl)phenyl]-2-methoxyimino-N-methylacetamide)、ストレプトマイシン(streptomycin)、硫黄(Sulfur)、テブコナゾール(tebuconazole)、テクロフタラム(tecloftalam)、テトラコナゾール(tetraconazole)、チアベンダゾール(thiabendazole)、チウラム(thiram:TMTD)、チフルザミド(thifluzamide)、チオファネートメチル(thiophanate-methyl)、トリアジメホン(triadimefon)、トリアジメノール(triadimenol)、トリシクラゾール(tricyclazole)、トリデモルフ(tridemorph)、トリフルミゾール(triflumizole)、トリフロキシストロビン(trifloxystrobin)、トリホリン(triforine)、バリダマイシン(validamycin)、ビンクロゾリン(vinclozolin)、ジネブ(zineb)、ジラム(ziram)。
【0064】化合物(I0)またはその塩と混合して使用できる除草剤、植物ホルモン剤、植物発育調節物質の代表例を以下に示す。アブシジン酸(Abscisic acid)、アセトクロール(acetochlor)、アシフルオルフェン(acifluorfen-sodium)、アラクロール(alachlor)、アロキシジム(alloxydim)、アメトリン(ametryn)、アミドスルフロン(amidosulfuron)、アミプロホスメチル(amiprofos-methyl)、アンシミドール(ancymidol)、アシュラム(asulam)、アトラジン(atrazine)、アジムスルフロン(azimsulfuron)、ベンフルラリン(benfluralin)、ベンフレセート(benfuresate)、ベンスルフロン・メチル(bensulfuron-methyl)、ベンスリド(bensulide:SAP)、ベンタゾン(bentazone)、ベンチオカーブ(benthiocarb)、ベンザミゾール(benzamizole)、ベンズフェンディゾン(benzfendizone)、ベンゾフェナップ(benzofenap)、ベンジルアデニン(Benzyl adenine)、ビアラホス(bialaphos)、ビフェノックス(bifenox)、ブラシノライド(Brassinolide)、ブロマシル(bromacil)、ブロモブチド(bromobutide)、ブタクロール(butachlor)、ブタフェナシル(butafenacil)、ブタミホス(butamifos)、ブチレート(butylate)、カフェンストロール(cafenstrole)、炭酸カルシウム(Calcium carbonate)、過酸化カルシウム(Calcium peroxide)、カルバリル(carbaryl)、クロメトキシニル(chlomethoxynil)、クロリダゾン(chloridazon)、クロリムロン・エチル(chlorimuron-ethyl)、クロルフタリム(chlorphthlim)、クロルプロファム(chlorpropham)、クロルスルフロン(chlorsulfuron)、クロルタル・ジメチル(chlorthal-dimethyl)、クロルチアミド(chlorthiamid:DCBN)、塩化コリン(choline chloride)、シンメチリン(cinmethylin)、シノスルフロン(cinosulfuron)、クレトジム(clethodim)、クロメプロップ(clomeprop)、クロキシホナック(cloxyfonac-sodium)、4−CPA(4-chlorophenoxyacetic acid)、クミルロン(cumyluron)、シアナジン(cyanazine)、シクロスルファムロン(cyclosulfamron)、シハロホップ・ブチル(cyhalofop-butyl)、2,4−D塩(2,4-Dichlorophenoxyacetic acid salts)、ジクロルプロップ(dichlorprop:2,4-DP)、ダイムロン(daimuron)、ダラポン(dalapon:DPA)、ダミノジット(daminozide)、ダゾメット(dazomet)、デシルアルコール(n-Decyl alcohol)、ジカンバ(dicamba-sodium:MDBA)、ジクロベニル(dichlobenil:DBN)、ジフルフェニカン(diflufenican)、ジメピペレート(dimepiperate)、ジメタメトリン(dimethametryn)、ジメテナミド(dimethenamid)、ジクワット(diquat)、ジチオピル(dithiopyr)、ジウロン(diuron)、エンドタール(endothal)、エスプロカルブ(esprocarb)、エテホン(ethephon)、エチジムロン(ethidimuron)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、エチクロゼート(ethychlozate)、エトベンザニド(etobenzanid)、フェナリモル(fenarimol)、フェノキサプロップ・エチル(fenoxaprop-ethyl)、フェントラザミド(fentrazamide)、フラザスルフロン(flazasulfuron)、フロラスラム(florasulam)、フルアジホップ(fluazifop-butyl)、フルミオキサジン(flumioxazin)、フルプロパネート・ナトリウム(flupropanate-sodium)、フルルプリミドール(flurprimidol)、フルチアセット・メチル(fluthiacet-methyl)、ホルクロルフェニュロン(forchlorfenuron)、ホメサフェン(formesafen)、ジベレリン(gibberellin)、グルホシネート(glufosinate)、グリホサート(glyphosate)、ハロスルフロン・メチル(halosulfuron-methyl)、ヘキサジノン(hexazinone)、イマザモックス(imazamox)、イマザピル(imazapyr)、イマザキン(imazaquin)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、イナベンフィド(inabenfide)、インドール酢酸(Indole acetic acid:IAA)、インドール酪酸(Indole butyric acid)、アイオキシニル(ioxynil-octanoate)、イソウロン(isouron)、カルブチレート(karbutilate)、ラクトフェン(lactofen)、レナシル(lenacil)、リニュロン(linuron)、マレイン酸ヒドラジド(Maleic hydrazide)、メコプロップ(mecoprop:MCPP)、MCP塩(2-Methyl-4-chlorophenoxyacetic acid salts)、MCPA・チオエチル(MCPA-thioethyl)、MCPB(2-Methyl-4-chlorophenoxybutanoic acid ethyl ester)、メフェナセット(mefenacet)、メフルイジド(mefluidide)、メピコート(mepiquat)、メチルダイムロン(methyl daimuron)、メトラクロール(metolachlor)、メトリブジン(metribuzin)、メトスルフロン・メチル(metsulfuron-methyl)、モリネート(molinate)、NAD(1-naphthaleneacetamide)、ナプロアニリド(naproanilide)、ナプロパミド(napropamide)、ニコスルフロン(nicosulfuron)、オルベンカルブ(orbencarb)、オキサジアゾン(oxadiazon)、オキサジクロメホン(oxaziclomefone)、オキシン硫酸塩(oxine-sulfate)、パクロブトラゾール(paclobutrazol)、パラコート(paraquat)、ペラルゴン酸(Pelargonic acid)、ペンディメタリン(pendimethalin)、ペントキサゾン(pentoxazone)、ペトキサミド(pethoxamide)、フェンメディファム(phenmedipham)、ピクロラム(picloram)、ピペロニルブトキシド(piperonyl butoxide)、ピペロホス(piperophos)、プレチラクロール(pretilachlor)、プリミスルフロン(primisulfuron-methyl)、プロカルバゾン(procarbazone)、プロジアミン(prodiamine)、プロヘキサジオン・カルシウム(prohexadione-calcium)、プロメトリン(prometryn)、プロパニル(propanil)、プロピザミド(propyzamide)、ピラフルフェン・エチル(pyraflufen-ethyl)、ピラゾレート(pyrazolate)、ピラゾスルフロン・エチル(pyrazosulfuron-ethyl)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、ピリデート(pyridate)、ピリミノバック・メチル(pyriminobac-methyl)、ピリチオバック(pyrithiobac)、キンクロラック(quiclorac)、キノクラミン(quinoclamine)、キザロホップ・エチル(quizalofop-ethyl)、リムスルフロン(rimsulfuron)、セトキシジム(sethoxydim)、シデュロン(siduron)、シマジン(simazine)、シメトリン(simetryn)、塩素酸ナトリウム(Sodium chlorate)、スルホスルフロン(sulfosulfuron)、スェップ(swep:MCC)、テブチウロン(tebuthiuron)、ターバシル(terbacil)、テルブカルブ(terbucarb:MBPMC)、テニルクロール(thenylchlor)、チアザフルロン(thiazafluron)、チフェンスルフロン・メチル(thifensulfuron-methyl)、トリアジフラム(triaziflam)、トリクロピル(triclopyr)、トリジファン(tridiphane)、トリフルラリン(trifluralin)、トリネキサパック・エチル(trinexapac-ethyl)、トリトスルフロン(tritosulfuron)、ウニコナゾール・P(uniconazole-P)、バーナレート(vemolate:PPTC)。
【0065】上記した「他の農薬活性成分」のなかでも特に、殺菌活性成分、殺虫活性成分が好ましい。また、上記殺菌活性化合物としては、アゾキシストロビン、クロロタロニル、ヘキサコナゾール、イミノクタジン、メパニピリム、クレソキシム−メチル、イプロジオンに加えて、イネ用の土壌処理剤、種子処理剤、あるいは水面施用剤として、カルプロパミド、ジクロシメット、プロベナゾール、トリシクラゾール、ピロキノン、イソプロチオラン、アシベンゾール-S-メチル;茎葉散布剤としてカルプロパミド、ジクロシメット、プロベナゾール、トリシクラゾール、ピロキロン、イソプロチオラン、アシベンゾラル-S-メチル、バリダマイシンA、フェリムゾン、フサライドなどが好ましく用いられる。バリダマイシンA、フェリムゾン、フサライドなどが特に好ましく用いられる。また、上記殺虫活性成分としては、特にクロチアニジン〔1-(2-クロロチアゾ−ル−5−イルメチル)-3-メチル-2-ニトログアニジン〕、ニテンピラム〔(E)−N−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−N−エチル−N'−メチル−2−ニトロビニリデンジアミン〕、カルタップ塩酸塩〔1、3−ビス(カルバモイルチオ)−2−(N、N−ジメチルアミノ)プロパン塩酸塩〕、ベンスルタップ〔S、S'−2−ジメチルアミノトリメチレン=ジ(ベンゼンチオスルホナート)〕、ピラクロホス〔(RS)−[O−1−(4−クロロフェニル)ピラゾール−4−イル]=O−エチル=S−プロピル=ホスホロチオエート〕などが好ましく用いられる。すなわち、本願発明には[1]化合物(I)またはその塩と他の農薬活性成分とを含有する農園芸用殺微生物剤、[2]化合物(II)またはその塩と他の農薬活性成分とを含有する農園芸用殺微生物剤、[3]化合物(III)またはその塩と他の農薬活性成分とを含有する農園芸用殺微生物剤、[4]化合物(IV)またはその塩と他の農薬活性成分とを含有する農園芸用殺微生物剤、[5]化合物(V)またはその塩と他の農薬活性成分とを含有する農園芸用殺微生物剤、[6]化合物(VI)またはその塩と他の農薬活性成分とを含有する農園芸用殺微生物剤、[7]後述の化合物(II')またはその塩と他の農薬活性成分とを含有する農園芸用殺微生物剤、[8]他の農薬活性成分が殺虫性成分である上記[1]〜[7]記載の農園芸用殺微生物剤、[9]殺虫性成分が、ベンスルタップ、カルタップ、クロチアニジン、ニテンピラムおよびピラクロホスから選ばれる1種以上である上記[8]記載の農園芸用殺微生物剤、[10]他の農薬活性成分が殺菌性成分である上記[1]〜[7]記載の農園芸用殺微生物剤、[11]殺菌性成分が、アゾキシストロビン、クロロタロニル、ヘキサコナゾール、イミノクタジン、メパニピリム、クレソキシム−メチル、イプロジオン、フェリムゾン、フサライドおよびバリダマイシンから選ばれる1種以上である上記[10]記載の農園芸用殺微生物剤、および[12]化合物(I), (II), (III), (IV), (V), (VI)もしくは後述の化合物(II')またはそれらの塩と他の農薬活性成分とを組合せて用いることを特徴とする、化合物(I), (II), (III), (IV), (V), (VI)もしくは(II')の殺微生物効果を増強させる方法が包含される。他の農薬活性成分と組み合わされる上記化合物(I), (II), (III), (IV), (V), (VI)もしくは後述の化合物(II')またはそれら塩の中でも、化合物(I), (II), (III), (VI)もしくは(II')またはその塩が好ましく、化合物 (II), (VI)もしくは(II')またはその塩が特に好ましい。具体的には、4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド、2',4'−ジニトロ−N−エチル−p−トルエンスルホンアニリド、2',4'−ジシアノ−N−エチル−p−トルエンスルホンアニリド、4'−クロロ−N−イソプロピル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド、4'−フルオロ−N−イソプロピル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド、4'−シアノ−N−イソプロピル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド、4'−クロロ−N−イソプロピル−2'−シアノ−p−トルエンスルホンアニリド、2',4'−ジニトロ−N−イソプロピル−p−トルエンスルホンアニリド、4'−ニトロ−N−イソプロピル−2'−シアノ−p−トルエンスルホンアニリド、2'−シアノ−N−メトキシ−4'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドもしくは2',4'−ジニトロ−N−メトキシ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩が好ましい。化合物(I0)〔例、化合物(I), (II), (III), (IV), (V), (VI)もしくは後述の化合物(II')〕またはその塩とニテンピラムとを含有する組成物においては、組成物の安定性を向上させる目的で、ニテンピラムをたとえばトヨデリンP(商品名)などのシクロデキストリンで包接物とし、組成物中に含有させてもよい。これらの組成物は、さらに別の農薬活性成分(例えば、上記した殺虫活性成分、殺ダニ活性成分、殺菌活性成分等)を一種以上(好ましくは一種以上三種以下)含有していてもよい。例えば、化合物(I0)〔例、化合物(I), (II), (III),(IV), (V), (VI)もしくは後述の化合物(II')〕またはその塩、フェリムゾンおよびフサライドを含有する組成物;化合物(I0)〔例、化合物(I), (II), (III), (IV), (V), (VI)もしくは後述の化合物(II')〕またはその塩、バリダマイシン、フェリムゾンおよびフサライドを含有する組成物などが挙げられる。
【0066】他の農薬活性成分を含有する組成物としてより好ましい態様を以下に示す。
(i)4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩およびフェリムゾンを含有する農園芸用殺微生物剤。
(ii)4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩およびフサライドを含有する農園芸用殺微生物剤。
(iii)4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩およびバリダマイシンを含有する農園芸用殺微生物剤。
(iv)4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩およびベンスルタップを含有する農園芸用殺虫殺微生物剤。
(v)4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩およびカルタップを含有する農園芸用殺虫殺微生物剤。
(vi)4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩およびクロチアニジンを含有する農園芸用殺虫殺微生物剤。
(vii)4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩およびニテンピラムを含有する農園芸用殺虫殺微生物剤。
(viii)4'−クロロ−N−エチル−2'−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩およびピラクロホスを含有する農園芸用殺虫殺微生物剤。
(ix)2',4'−ジニトロ−N−メトキシ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩およびフェリムゾンを含有する農園芸用殺微生物剤。
(x)2',4'−ジニトロ−N−メトキシ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩およびフサライドを含有する農園芸用殺微生物剤。
(xi)2',4'−ジニトロ−N−メトキシ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩およびバリダマイシンを含有する農園芸用殺微生物剤。
(xii)2',4'−ジニトロ−N−メトキシ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩およびベンスルタップを含有する農園芸用殺虫殺微生物剤。
(xiii)2',4'−ジニトロ−N−メトキシ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩およびカルタップを含有する農園芸用殺虫殺微生物剤。
(xiv)2',4'−ジニトロ−N−メトキシ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩およびクロチアニジンを含有する農園芸用殺虫殺微生物剤。
(xv)2',4'−ジニトロ−N−メトキシ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩およびニテンピラムを含有する農園芸用殺虫殺微生物剤。
(xvi)2',4'−ジニトロ−N−メトキシ−p−トルエンスルホンアニリドまたはその塩およびピラクロホスを含有する農園芸用殺虫殺微生物剤。
上記[12]に関し、本発明者らは本願発明における上記化合物(I), (II), (III), (IV), (V), (VI)もしくは後述の(II')またはそれらの塩は他の農薬活性成分と組合せることにより、それぞれ単剤として用いた場合よりも殺微生物効果が相乗的に増強される場合があることを見出した。上記したような本発明におけるスルホンアミド誘導体〔例、化合物(I), (II),(III), (IV), (V), (VI)もしくは後述の化合物(II')〕と他の農薬活性成分とを組合せた殺微生物剤は、(1)各薬剤の単独での施用の場合に比べ、その殺菌・殺虫・殺ダニ・殺線虫の効力が増強される場合があり、(2)即効的な殺菌・殺虫・殺ダニ・殺線虫効果が付与され、(3)既存の殺菌・殺虫・殺ダニ・殺線虫剤にみられない広い殺菌・殺虫・殺ダニ・殺線虫スペクトラムや、長い残効性が誘導され、(4)各薬剤を単独で使用した場合に比べ、投下薬量を低下でき、(5)各種有害生物に対して各薬剤を単独で使用するよりも確実な防除効果が期待できるなどの優れた作用を発揮する。
【0067】化合物(I0)またはその塩により防除効果が認められる病害としては、例えばいもち病(Pyricularia oryzae)、ごま葉枯病(Helminthosporium oryzaeCochliobolus miyabeanus)、馬鹿苗病(Gibberella fujikuroi)、苗立枯病(Rhizopusoryzae)、紋枯病(Rhizoctonia solani)等の稲の病害、例えば冠さび病(Pucciniacoronata)等のエン麦の病害、例えばうどん粉病(Erysiphe graminis)、雲形病(Rhynchsporium secalis)、斑点病(Cochliobolus sativus)、斑葉病(Helminthosporium gramineum, Pyrenophora gramineum)、網斑病(Pyrenophra teres)、網腥黒穂病(Tilletia caries)、裸黒穂病(Ustilago nuda)等の大麦の病害、例えばうどん粉病(Erysiphe graminis)、ふ枯病(Leptosphaeria nodorum,Septoria nodorum)、黄さび病(Puccinia striiformis)、褐色小粒菌(Typhula incarnata)、眼紋病(Pseudocercosporella herpotrichoides)、紅色雪腐病(Calonectria graminicola,Fusarium nivale)、黒さび病(Puccinia graminis)、黒色小粒菌(Typhula ishikariensis)、赤かび病(Gibberella zeae)、赤さび病(Puccinia recondita,Puccinia triticina)、斑葉病(Helminthosporium gramineum)、網腥黒穂病(Tilletia caries)、葉枯病(Septoria tritici)、裸黒穂病(Ustilago tritici)等の小麦の病害、例えば苗立枯病(Pythium debaryanum)等のトウモロコシの病害、例えば紅色雪腐病(Fusarium nivale)等のライ麦の病害、例えば疫病(Phytophthora infestans)等のジャガイモの病害、例えばべと病(Peronospora tabacina)、疫病(Phytophthora parasitica var)、白星病(Cercospora nicotianae)、モザイク病(tobacco mosaic virus)等のタバコの病害、褐斑病(Cercospora beticola)、苗立枯病(Pythium debaryanum,Rhizoctonia solani)、立枯病(Pythium aphanidermatum)等のテンサイの病害、例えば灰色かび病(Botrytis cinerea)等のパプリカの病害、例えば灰色かび病(Botrytis cinerea)、菌核病(Sclerotinia sclerotiorum)、白絹病(Corticium rolfsii)等のインゲンの病害、例えばうどん粉病(Erysiphepolygoni,Sphaerotheca fuliginea)、さび病(Uromyces fabae,Uromyces phaseoli)、灰色かび病(Botrytis cinerea)等のソラマメの病害、例えば褐斑病(Mycosphaerella arachidicola)等のラッカセイの病害、例えば苗立枯病(Rhizoctonia solani)等のキャベツの病害、例えばうどん粉病(Sphaerotheca fuliginea)、つる割病(Fusarium oxysporum)、つる枯病(Mycosphaerella melonis)、べと病(Pseudoperonospora cubensis)、灰色かび病(Botrytis cinerea)、菌核病(Sclerotiniasclerotiorum)、炭そ病(Colletotrichum lagenarium)、苗立枯病(Fusarium oxysporum,Pythium aphanidermatum,Rhizoctonia solani)、モザイク病(Cucumber mosaic virus)等のキュウリの病害、例えば黒すす病(Alternaria brassicicola)、根こぶ病(Plasmodiophora brassicae)等のコマツナの病害、例えば葉枯病(Septoria apii)等のセロリの病害、例えば萎黄病(Fusarium oxysporum)等のダイコンの病害、例えば萎凋病(Fusarium oxysporum)、疫病(Phytophthora infestans)、輪紋病(Alternaria solani)、灰色かび病(Botrytis cinerea)、灰色疫病(Phytophthora capsici)、黒斑病(Alternaria tomato)等のトマトの病害、例えば褐色腐敗病(Phytophthora capsici)、半身萎凋病(Verticillium albo-atrum)等のナスの病害、例えば黒斑病(Alternaria japonica)、根こぶ病(Plasmodiophora brassicae)等のハクサイの病害、例えば疫病(Phytophthora capsici)、灰色かび病(Botrytis cinerea)等のピーマンの病害、例えば灰色かび病(Botrytis cinerea)等のレタスの病害、例えば黒点病(Diaporthe citri)等カンキツ類の病害、例えば黒星病(Venturia nashicola)、黒斑病(Alternaria kikuchiana)、赤星病(Gymnosporangium haraeanum)等のナシの病害、例えばべと病(Plasmopara viticola)、灰色かび病(Botrytis cinerea)、黒とう病(Elsinoe ampelina)等のぶどうの病害、縮葉病(Taphrina deformans)、穿孔病(Mycosphaerella cerasella)等のモモの病害、例えばうどん粉病(Podosphaera leucotria)、そうか病(Cladsporium carpophilum)、灰色かび病(Botrytis cinerea)、黒星病(Venturia inaequalis)、赤星病(Gymnosporangium yamadae)、白紋羽病(Rosellinia nectrix)、斑点落葉病(Alternaia mali)等のリンゴの病害、アブラナ、ヒマワリ、ニンジン、トウガラシ、イチゴ、メロン、キウイフルーツ、タマネギ、ニラ、サツマイモ、イチジク、ウメ、アスパラガス、カキ、ダイズ、アズキ、スイカ、カキ、シュンギク、ホウレンソウ、茶等の穀物果樹蔬菜の病害が挙げられる。特にPyricularia属、Cochliobolus属、Curvularia属、Pyrenophora属、Alternaria属、およびこれらの近縁属に属する菌に由来する病害に対して高い活性を示し、このような病害として例えば、稲のいもち病、ごま葉枯病、褐色米病、大麦の斑点病、斑葉病、網斑病、小麦の斑葉病、斑点病、トウモロコシのごま葉枯病、ジャガイモの夏疫病、コマツナの黒すす病、トマトの輪紋病、黒斑病、ハクサイの黒斑病、ナシの黒斑病、リンゴの斑点落葉病等が挙げられる。
【0068】上記化合物(I0)またはその塩においてZ0が−OR3で表わされる基である化合物またはその塩はアブラナ科植物(例えば、カノーラ、カブ、カリフラワー、キャベツ、コマツナ、ナタネ、ハクサイ)の根こぶ病に対し、優れた防除効果を有している。中でも上記化合物(I), (II)および(III)においてZ1,Z2もしくはZ3がそれぞれ−OR3で表わされる基である化合物またはその塩が好ましく、特に下記の化合物(II')またはその塩が好ましい。式(II')
【化66】

〔式中、A2'、X2'およびB2'はそれぞれ前記A2、X2およびB2と同意義を、Z2'は−OR3(R3は前記と同意義を示す。)で表わされる基を示す。〕で表わされる化合物またはその塩。
【0069】化合物(II')に含まれる化合物の中でも、A2'は(1)(i)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(ii)ハロゲンで1〜5個置換されていてもよいC1-4アルコキシ基、(iii)C1-4アルキル−カルボニルで1もしくは2個置換されていてもよいアミノ基、(iv)C1-4アルコキシ−カルボニル基、(v)ハロゲン原子、(vi)シアノ基および(vii)ニトロ基から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC6-14アリール基または(2)(i)C1-4アルキル基、(ii)C1-4アルコキシ−カルボニル基、(iii)カルバモイル基、(iv)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基、(v)C1-4アルキルスルホニル基、(vi)ハロゲン原子、(vii)カルボキシル基および(viii)シアノ基から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよい、チエニル基、トリアゾリル基、イミダゾリル基、イソキサゾリル基、ピラゾリル基、ピリジル基、キノリル基、ベンゾチアジアゾリル基、イミダゾチアゾリル基またはイミダゾピリジル基を、X2'は(1)化学結合、(2)C1-4アルキルで1もしくは2個置換されていてもよいメチレン基または(3)C1-4アルキルで1もしくは2個置換されていてもよいビニレン基を、B2'は(1)ハロゲン、ヒドロキシ、イミノ、ヒドロキシイミノ、C1-4アルコキシイミノ、ヒドラゾノ、モノ−もしくはジ−C1-4アルキルヒドラゾノおよびC1-4アルキルチオから選ばれる置換基で1〜5個置換されていてもよいC1-4アルキル基、(2)C2-4アルキニル基、(3)ヒドロキシ基、(4)ハロゲンおよびC1-4アルコキシから選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC1-4アルコキシ基、(5)C1-4アルキル−カルボニルオキシ基、(6)C1-4アルキルチオ基、(7)C1-4アルキルスルフィニル基、(8)C1-4アルキルスルホニル基、(9)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルスルファモイル基、(10)アミノ基、(11)ホルミル基、(12)C1-4アルコキシ−カルボニル基、(13)カルバモイル基、(14)モノ−もしくはジ−C1-4アルキルカルバモイル基、(15)チオカルバモイル基、(16)ハロゲン原子、(17)カルボキシル基、(18)チオシアナト基、(19)シアノ基、(20)ニトロソ基および(21)ニトロ基から選ばれる1〜5個の置換基で置換されていてもよいC6-14アリール基を、Z2'は−OR3(R3はC1-4アルキル基またはC1-4アルキル−カルボニル基を示す)で表される基を示す)で表される基を示す化合物またはその塩が好ましい。
【0070】化合物(II')またはその塩のさらに好ましい態様を以下に示す。
(1)A2'は(a)ハロゲンで1〜3個置換されていてもよいC1-4アルキル、ハロゲンおよびニトロから選ばれる1〜3個の置換基で置換されていてもよいフェニル基、(b)ハロゲンで1〜3個置換されていてもよいチエニル基、または(c)C1-4アルキルおよびハロゲンから選ばれる置換基で1〜3個置換されていてもよいピラゾリル基が好ましい。特にフェニル基の4−位がメチル基で置換されたフェニルが好ましい。
【0071】(2)B2'は(a)ハロゲンで1〜5個(好ましくは1〜3個)置換されていてもよいC1-4アルキル基、(b)ハロゲン原子、(c)シアノ基および(d)ニトロ基から選ばれる置換基で置換されたフェニル基が好ましい。該置換基をフェニル基の2−位または4−位にしている化合物が特に好ましい。
【0072】(3)Z2はC1-4アルコキシ基またはC1-4アルキル−カルボニルオキシ基が好ましく、特に、メトキシ基およびエトキシ基が好ましい。
(4)X2は化学結合(単結合もしくは結合手)が好ましい。
上記(1)〜(4)に示したA2'、B2'、Z2'およびX2'の好ましい態様は任意に組み合わされてよい。
【0073】化合物(I0)またはその塩は、殺微生物作用を有し、毒性が極めて少なく安全で、優れた殺微生物剤組成物として使用することができる。本発明組成物は、従来の殺微生物剤と同様な方法で用いることができ、その結果従来品に比べて優れた効果を発揮することができる。例えば、本発明組成物を水田、畑地、果樹園、非農耕地などに自体公知の方法により散布することにより使用できる。より具体的には、例えば、育苗箱処理、作物の茎葉散布、水田の水中施用、種子処理あるいは土壌処理、果樹の幹への直接塗布などにより使用することができる。そしてその施用量は、施用時期、施用場所、施用方法等に応じて広範囲に変えることができるが、一般的にはヘクタール当たり有効成分(化合物(I0)またはその塩)が0.3g〜3,000g好ましくは50g〜1,000gとなるように施用することが望ましい。また、本発明組成物が水和剤である場合には、有効成分の最終濃度が0.1〜1,000ppm好ましくは10〜500ppmの範囲となるように希釈して使用すればよい。化合物(I0)またはその塩の含有割合は、製剤全量に対して、通常約0.1〜80重量%、好ましくは約1〜20重量%程度である。具体的には、乳剤、液剤、水和剤(例えば顆粒水和剤)、水性懸濁製剤、マイクロエマルジョンなどで用いる場合は、通常約1〜80重量%程度、好ましくは約1〜20重量%程度が適当である。油剤、粉剤等で用いる場合は、通常0.1〜50重量%程度、好ましくは約1〜20重量%程度が適当である。粒剤、錠剤、ジャンボ剤等で用いる場合は、通常約5〜50重量%程度、好ましくは約1〜20重量%程度が適当である。本発明の組成物において配合される他の農薬活性成分(例、殺虫剤、殺ダニ剤、除草剤および(または)殺微生物剤)は製剤全量に対して、通常約1〜80重量%程度、好ましくは約1〜20重量%程度の範囲で使用される。上記有効成分以外の添加剤の含量は、農薬活性成分の種類または含量、あるいは製剤の剤形等によって異なるが、通常0.001〜99.9重量%程度、好ましくは約1〜99重量%程度である。より具体的には、組成物全量に対して、界面活性剤を通常1〜20重量%程度、好ましくは約1〜15重量%程度、流動助剤を約1〜20重量%程度、担体を約1〜90重量%程度、好ましくは約1〜70重量%程度を添加するのが好ましい。具体的には、液剤を製造する場合は、界面活性剤を通常約1〜20重量%程度、好ましくは1〜10重量%程度と、水を20〜90重量%程度添加するのが好ましい。乳剤、水和剤(例えば、顆粒水和剤)等は使用に際して、水等で適宜希釈増量(例えば、約100〜5,000倍)して散布するのがよい。
【0074】化合物(I0)またはその塩は、例えば、以下の反応式(A)、(B)、(C)または合成法(D)にしたがって製造することができる。
〔反応式(A)〕
【化67】

化合物(I0)またはその塩は、■式(VII):A0−X0−SO2−L(A0およびX0は前記と同意義を、Lは脱離基を示す)で表されるスルホニル化剤と、式(VIII):H2N−B0(B0は前記と同意義を示す)で表されるアミン類またはその塩との反応、または■式(IX):A0−X0−SO2−NH2(式中の記号は前記と同意義を示す)で表されるスルホンアミド体またはその塩と、式(X):L'−B0(式中、L'は脱離基を、B0は前記と同意義を示す)で表される化合物またはその塩との反応で得られる式(XI):【化68】

(式中の各記号は前記と同意義を示す)で表される化合物またはその塩を式(XII):Z0−L''(式中、L''は脱離基を、Z0は前記と同意義を示す)で表される求電子剤との反応に付すことにより得られる。式(VII)で表されるスルホニル化剤としては、例えば塩化スルホニル、臭化スルホニル、スルホン酸無水物等が挙げられる。L、L'またはL''における脱離基としては、例えばフッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲン原子、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ等の低級アルコキシ基(好ましくはC1-4アルコキシ基)、フェノキシ基、例えばメチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ等の低級アルキルチオ基(好ましくはC1-4アルキルチオ基)、例えばメチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピルスルフィニル等の低級アルキルスルフィニル基(好ましくはC1-4アルキルスルフィニル基)、メチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル等の低級アルキルスルホニル基(好ましくはC1-4アルキルスルホニル基)、メチルスルホニルオキシ、エチルスルホニルオキシ、プロピルスルホニルオキシ等の低級アルキルスルホニルオキシ基(好ましくはC1-4アルキルスルホニルオキシ基)、トリフルオロメチルスルホニルオキシ基、ベンゼンスルホニルオキシ基、p−トルエンスルホニルオキシ基等が挙げられる。
■スルホニル化剤(VII)とアミン類(VIII)との反応は、例えば日本農薬学会誌21巻、31頁(1996年)、特公昭45−6836号公報、特公昭40−19199号公報、特開昭57−31655号公報、特開昭58−219159号公報、特開昭61−197553号公報、特開昭61−271270号公報、特開昭63−57565号公報、特開平1−272566号公報、特開平1−156953号公報、特開平2−72151号公報、特開平2−96560号公報、特開平2−231465号公報、特開平2−212467号公報、特開平4−54161号公報、特開平4−145060号公報等に記載の方法に準じて実施することができる。
【0075】■スルホンアミド体(IX)と化合物(X)との反応は通常、溶媒中または無溶媒中で行われる。溶媒を用いる場合の溶媒としては、例えば石油エーテル、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン等の炭化水素類、例えばジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、1,2−ジクロロエチレン、トリクロロエチレン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、例えばジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジメトキシエタン、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類、例えば酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、例えばアセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、例えばアセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン等のアミド類、例えばジメチルスルホキシド等のスルホキシド類、例えばスルホラン等のスルホン類、例えばニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物類、例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール、1−ブタノール、エチレングリコール等のアルコール類、二硫化炭素、水等が挙げられる。反応温度は−100〜300℃で、好ましくは−50〜200℃で、反応時間は1分〜1週間、好ましくは5分〜24時間で行われる。反応の促進のために酸または塩基を添加してもよく、このような酸としては、例えばフッ化水素酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、リン酸、硫酸、硝酸、過塩素酸等の無機酸、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、シュウ酸、コハク酸、安息香酸、ピクリン酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸等の有機酸が挙げられ、塩基としては、例えば水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム等の金属水酸化物類、例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等の金属炭酸塩類、例えば水素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化カルシウム等の金属水素化物、例えばリチウムジイソプロピルアミド、ナトリウムアミド、カリウムアミド等の金属アミド類、例えばメチルリチウム、n−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウム、フェニルリチウム等の有機リチウム試薬類、例えばメチルマグネシウムブロミド、エチルマグネシウムクロリド等の有機マグネシウム試薬類(グリニャール試薬)、例えば金属リチウム、金属ナトリウム、金属カリウム等の金属類、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、ピリジン、ルチジン、コリジン、DMAP(4−ジメチルアミノピリジン)、TMEDA(テトラメチルエチレンジアミン)、DBU(1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデス−7−エン)等の有機塩基が挙げられる。また、反応促進のために、例えばチタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、銀、カドニウム、タングステン、白金、金、水銀等の金属塩(例えば酸化物、フッ化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物、硫化物、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、過塩素酸塩等)または金属単体を触媒として0.000001〜1000当量、好ましくは0.001〜10当量添加してもよい。
【0076】■スルホンアミド体(XI)と求電子剤(XII)との反応は通常、溶媒中または無溶媒中で行われる。溶媒を用いる場合の溶媒としては、上記■の反応で用いられる溶媒と同様の溶媒が挙げられる。反応温度は−100〜300℃で、好ましくは−50〜200℃で、反応時間は1分〜1週間、好ましくは5分〜24時間で行われる。反応の促進のために酸または塩基を添加してもよく、このような酸、塩基としては、上記■の反応で用いられる酸、塩基と同様のものが挙げられる。また、反応促進のために、例えばチタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、銀、カドニウム、タングステン、白金、金、水銀等の金属塩(例えば酸化物、フッ化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物、硫化物、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、過塩素酸塩等)または金属単体を触媒として0.000001〜1000当量、好ましくは0.001〜10当量添加してもよい。求電子剤(XII)はスルホンアミド体(XI)に対して反応に悪影響を及ぼさない限り大過剰量用いることも可能であるが、1.0〜10当量用いるのが好ましい。このような求電子剤としては、例えばヨウ化メチル、ヨウ化エチル、臭化プロピル、ヨウ化プロピル、ヨウ化イソプロピル、臭化シクロプロピル、臭化ブチル、臭化イソブチル、塩化アリル、臭化アリル、臭化プロパルギル、1,2−ジブロモエタン、塩化アセチル、塩化プロパルギル、クロロギ酸メチル、クロロギ酸エチル、塩化メタンスルホニル、塩化ベンゼンスルホニル、塩化p-トルエンスルホニル等のハロゲン化物、例えば硫酸ジメチル、硫酸ジエチル等の硫酸エステル類、例えばメチルメタンスルホネート、エチルベンゼンスルホネート、イソプロピルp-トルエンスルホネート等のスルホン酸エステル類、例えば無水酢酸、無水トリフルオロ酢酸、無水トリフルオロメタンスルホン酸、酢酸−ギ酸の混合酸無水物等の酸無水物等が挙げられる。
【0077】〔反応式(B)〕
【化69】

化合物(I0)またはその塩は前記式(VII)で表されるスルホニル化剤と式(XIII):Z0HN−B0(式中の各記号は前記と同意義を示す)で表されるアミン類またはその塩とを反応させることにより得られる。このような反応は通常、溶媒中または無溶媒中で行われる。溶媒を用いる場合の溶媒としては、上記反応式(A)■において記載した溶媒と同様の溶媒が挙げられる。反応温度は−100〜300℃で、好ましくは−50〜200℃で、反応時間は1分〜1週間、好ましくは5分〜24時間で行われる。反応の促進のために酸または塩基を添加してもよく、このような酸、塩基としては、上記反応式(A)■において記載した酸、塩基と同様のものが挙げられる。また、反応促進のために、例えばチタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、銀、カドニウム、タングステン、白金、金、水銀等の金属塩(例えば酸化物、フッ化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物、硫化物、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、過塩素酸塩等)または金属単体を触媒として0.000001〜1000当量、好ましくは0.001〜10当量添加してもよい。
【0078】〔反応式(C)〕
【化70】

化合物(I0)またはその塩は、式(XIV):A0−X0−SO2−NHZ0(式中の各記号は前記と同意義を示す)で表されるスルホンアミド体またはその塩と、前記式(X)で表される化合物またはその塩とを反応させることにより得られる。このような反応は通常、溶媒中または無溶媒中で行われる。溶媒を用いる場合の溶媒としては、上記反応式(A)■において記載した溶媒と同様の溶媒が挙げられる。反応温度は−100〜300℃で、好ましくは−50〜200℃で、反応時間は1分〜1週間、好ましくは5分〜24時間で行われる。反応の促進のために酸または塩基を添加してもよく、このような酸、塩基としては、上記反応式(A)■において記載した酸、塩基と同様のものが挙げられる。また、反応促進のために、例えばチタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、銀、カドニウム、タングステン、白金、金、水銀等の金属塩(例えば酸化物、フッ化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物、硫化物、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、過塩素酸塩等)または金属単体を触媒として0.000001〜1000当量、好ましくは0.001〜10当量添加してもよい。化合物(VII)〜(XIV)が塩を形成している場合、それらの塩としては前記化合物(I0)の塩と同様のものが挙げられる。
〔合成法(D)〕化合物(I0)またはその塩がB0上の置換基としてニトロ基を有する場合、対応する原料(ニトロ基が導入される位置が置換されていない化合物)をニトロ化剤によってニトロ化することによっても得ることができる〔合成法(D)〕。ニトロ化剤としては30〜100%硝酸や発煙硝酸が汎用されるが、例えば硝酸ナトリウム、硝酸カリウム等の硝酸アルカリ金属塩、例えば硝酸エチル、硝酸アミル等の硝酸アルキルエステル、ニトロニウムテトラフルオロボレート(NO2BF4)、ニトロニウムトリフルオロメタンスルホナート(NO2CF3SO3)、窒素酸化物(例えば、NO2、N23、N24、N25)等を用いてもよい。特に50〜100%硝酸が好ましい。ニトロ化剤はニトロ基が導入される位置が置換されていない原料に対して約1.0〜20当量程度用いることができるが、好ましくは硝酸を用いた場合で1.0〜10当量である。更に90%以上の硝酸を用いた場合は約1.0〜3.0当量が好ましい。ニトロ化反応は、無溶媒で行ってもよいが、通常は硫酸、酢酸、無水酢酸、無水トリフルオロ酢酸、トリフルオロメタンスルホン酸等の酸性溶媒の存在下行われる。所望により反応に悪影響を及ぼさない溶媒あるいはこれらの混合物を用いてもよい。このような溶媒としては上記した酸性溶媒の他、反応式(A)■において記載した溶媒と同様の溶媒が挙げられる。これらの溶媒は単独で用いることもできるし、また必要に応じて二種またはそれ以上(好ましくは二種〜三種)を適当な割合、例えば約1:1〜1:10(容量比)の割合で混合して用いてもよい。反応溶媒が均一でない場合には、例えばトリエチルベンジルアンモニウムクロリド、トリn-オクチルメチルアンモニウムクロリド、トリメチルデシルアンモニウムクロリド、テトラメチルアンモニウムブロミド、セチルピリジニウムブロミド等の四級アンモニウム塩やクラウンエーテル類等の相間移動触媒の存在下に反応を行ってもよい。特に好ましい溶媒は酢酸、無水酢酸である。本反温度は通常約−50〜200℃、好ましくは約−20〜130℃の範囲である。反応時間は約1分〜24時間、好ましくは約15分〜3時間の範囲である。ここで、化合物(VI)またはその塩は、上記した合成法(D)にしたがって製造する場合、例えば、式【化71】

(式中B7はハロゲン原子(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、ニトロおよびシアノから選ばれる置換基で置換された2−位または6−位の少なくともひとつが置換されていないフェニル基を、その他の記号は前記と同意義を示す)で表される化合物またはその塩をニトロ化することにより得ることができる。B6の「2−位または6−位の少なくともひとつが置換されていないフェニル基」におけるハロゲン原子、ニトロおよびシアノから選ばれる置換基の数は1〜3個である。化合物(I0)またはその塩が置換基を有する場合、その置換基は予め原料または中間体(VII)〜(XIV)に導入しておくこともできるし、化合物(I0)またはその塩を合成した後、公知の官能基変換法、例えばオルガニック リアクションズ(Organic Reactions)、オルガニック シンセセス(Organic Syntheses)、シンセティック メソッズ オブ オルガニック ケミストリー(Synthetic methods of Organic Chemistry)、コンペンディウム オブ オルガニック シンセティック メソッズ(Compendium of Organic Synthetic Methods)等に記載の方法に従って、必要な置換基を導入もしくは変換することも可能である。この様な置換基変換反応として例えば、以下の合成法(E)〜(T)を挙げることができるが、以下の例に限定されるべきものではない。
〔合成法(E)〕反応式(A)、(B)または(C)の方法で公知の原料から合成されるアルキルチオ基を有する化合物を、適当な酸化剤(例えば、過酸化水素、過酢酸、過安息香酸、メタクロロ過安息香酸、過マンガン酸カリウム等)0.5〜2.0当量、好ましくは0.8〜1.5当量と反応させることにより、アルキルスルフィニル基を有する化合物に変換することができる。また、上記したような酸化剤を1.5当量以上、好ましくは2.0〜3.0当量反応させることによりアルキルスルホニル基を有する化合物に変換することができる。
〔合成法(F)〕反応式(A)、(B)または(C)の方法で公知の原料から合成されるアルコキシカルボニル基を有する化合物を、塩基(例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の塩基)または酸(例えば硫酸、塩酸等の酸)存在下で加水分解反応に付すことによりカルボキシル基を有する化合物に変換することができる。
〔合成法(G)〕カルボキシル基を有する化合物を適当な酸(例、硫酸、p−トルエンスルホン酸)存在下、アルコール類(例、メタノール、エタノール等)と反応させることにより該化合物をエステル化することができる。また、カルボキシル基を活性化(例えば塩化チオニルやオキシ塩化リンによる酸塩化物への変換、例えばカルボン酸塩化物、クロロギ酸エステル類による酸無水物への変換、例えばジシクロカルボジイミド、メチルピリジニウムクロリド等によるカルボン酸の活性化)した後、アルコール類と反応させることによりエステルを有する化合物に変換することができ、アミン類と反応させることによりアミド基を有する化合物に変換することができる。
〔合成法(H)〕アミド基(CONH2)を有する化合物を塩基(例えばピリジン、トリエチルアミン等)の存在下または非存在下、脱水剤(例えば無水酢酸、無水トリフルオロ酢酸、塩化チオニル、オキシ塩化リン、五酸化二リン)と反応させることによりシアノ基を有する化合物に変換することができる。
〔合成法(I)〕アミド基を有する化合物とローソン試薬(2,4−ビス(4−メトキシフェニル)−1,3−ジチア−2,4−ジホスフェタン−2,4−ジスルフィド)または五硫化リンとを反応させること、またはシアノ基を有する化合物に硫化水素を付加させることによりチオアミド基を有する化合物に変換することができる。
〔合成法(J)〕合成法(F)等により合成されるカルボキシル基を有する化合物、合成法(G)等により合成されるエステル基、アミド基を有する化合物、または合成法(H)等により合成されるシアノ基を有する化合物を適当な還元剤(例えば水素添加、ジボラン、シラン類、水素化ホウ素ナトリウム、水素化リチウムアルミニウム、ジイソブチルアルミニウム等)により還元反応を行うことによりホルミル基を有する化合物に変換することができる。また、反応式(A)〜(C)の方法により、公知の原料から合成されるメチル基、ヒドロキシメチル基を有する化合物を酸化剤(例えばクロム酸類、重クロム酸類、二酸化マンガン、過マンガン酸カリウム、二酸化セレン、ジメチルスルホキシド−シュウ酸クロリド−トリエチルアミン[スワン(swern)酸化]等)により酸化反応を行うことによりホルミル基を有する化合物に変換することができる。
〔合成法(K)〕反応式(A)、(B)または(C)の方法により公知の原料から合成される化合物(ホルミル基が導入される位置が置換されていない化合物)をホルミル化(例えばオキシ塩化リン−N,N−ジメチルホルムアミド[フィルスマイアー(Vilsmeier)反応]、塩化亜鉛−シアン化水素−塩化水素[ガッターマン(Gattermann)反応]、クロロホルム−水酸化ナトリウム[ライマー−チーマン(Reimer-Tiemann)反応]、ジクロロメトキシメタン−塩化アルミニウム等によるホルミル化)することによりホルミル基を有する化合物に変換することができる。
〔合成法(L)〕合成法(J)または合成法(K)等により合成されるホルミル基を有する化合物とヒドロキシルアミン類またはヒドラジン類とを反応させることによりオキシム類またはヒドラゾン類を合成することができる。
〔合成法(M)〕反応式(A)、(B)または(C)の方法により公知の原料から合成されるハロアルキル基を有する化合物と適当な求核剤(例えばメチルメルカプタン、エチルメルカプタン等のメルカプタン類、例えばアンモニア、メチルアミン、ジメチルアミン等のアミン類、例えばメタノール、エタノール等のアルコール類等)とを適当な塩基(例えば水酸化ナトリウム、水素化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等)の存在下、置換反応に付すことにより各種の官能基を変換することができる。
〔合成法(N)〕反応式(A)、(B)または(C)の方法により公知の原料から合成されるハロエチル基を有する化合物を塩基処理による脱ハロゲン化水素反応に付すことによりビニル基に変換することができる。
〔合成法(O)〕反応式(A)、(B)または(C)の方法により公知の原料から合成される末端アセチレン基を有する化合物を適当な塩基(例えば水酸化ナトリウム、水素化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、n-ブチルリチウム等)の存在下、ハロゲン源(例えばN−クロロコハク酸イミド、N−ブロモコハク酸イミド、N−ヨードコハク酸イミド、塩素、臭素、ヨウ素等)と反応させることによりハロアセチレン基を有する化合物に変換することができる。
〔合成法(P)〕反応式(A)、(B)または(C)、または合成法(D)で得られるニトロ基を有する化合物を還元剤(例えば水素添加、鉄、スズ、亜鉛、塩化第一鉄、塩化第一スズ等)で還元することによりアミノ基を有する化合物に変換することができる。
〔合成法(Q)〕合成法(P)等により合成されるアミノ基を有する化合物を酸化剤(例えば過酸化水素、過酢酸、過安息香酸、メタクロロ過安息香酸、過マンガン酸カリウム等)と反応させることによりニトロソ基を有する化合物に変換することができる。
〔合成法(R)〕合成法(Q)等により合成されるニトロソ基を有する化合物をN−酸化剤(例えばN−クロロコハク酸イミド、N−ブロモコハク酸イミド、ヨードベンゼンジアセテート等)と反応させ、続いて塩基(例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム等)存在下、シアナミドと反応させることによりアゾキシシアノ基(-N(O)=N-CN)を有する化合物に変換することができる。
〔合成法(S)〕反応式(A)、(B)または(C)の方法により公知の原料から合成される保護基(例えばメトキシメチル基、ジヒドロピラニル基、アセチル基、メトキシカルボニル基、ベンジル基、tert-ブチルジメチルシリル基等)で保護されたヒドロキシ基を有する化合物を、例えばプロテクティブ グループス イン オルガニック シンセシス(Protective Groups in Organic Synthesis)等に記載の方法にしたがって脱保護基反応に付すことによりヒドロキシル基を有する化合物に変換することができる。
〔合成法(T)〕合成法(S)等により合成されるヒドロキシ基を有する化合物を適当な塩基(例えば水酸化ナトリウム、水素化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等)の存在下、求電子剤(例えばヨウ化メチル、硫酸ジメチル、ヨウ化エチル、ヨウ化イソプロピル、臭化プロピル、1,2−ジブロモエタン、無水酢酸、塩化アセチル、クロロギ酸メチル、無水トリフルオロ酢酸、塩化メタンスルホニル、塩化p-トルエンスルホニル等)と反応(置換反応)させることにより各種置換基に置換することができる。
【0079】
【発明の効果】化合物(I0)またはその塩、特に化合物(I)〜(V)またはそれらの塩は、殺微生物作用を有し、人畜、天敵、環境に対する影響が小さく安全で、薬剤抵抗性微生物に対しても優れた防除効果を有するスルホンアミド誘導体であるため、優れた農園芸用殺微生物剤として有用である。特に、稲のいもち病、ごま葉枯病、褐色米病、大麦の斑点病、斑葉病、網斑病、小麦の斑葉病、斑点病、トウモロコシのごま葉枯病、ジャガイモの夏疫病、コマツナの黒すす病、トマトの輪紋病、黒斑病、ハクサイの黒斑病、ナシの黒斑病、リンゴの斑点落葉病などの防除剤として卓効を示す。
【0080】
【発明の実施の形態】以下に実施例、製剤例、試験例を挙げて、さらに詳しく説明するが、化合物(I0)またはその塩の範囲は実施例に限定解釈されるべきものではない。合成例のシリカゲルカラムクロマトグラフィーにおける溶出はTLC(Thin Layer Chromatograph、薄層クロマトグラフィー)による観察下に行われた。TLC観察においては、TLCプレートとしてメルク(Merck)社製のキーゼルゲル60F254(70〜230メッシュ)を、展開溶媒としてはカラムクロマトグラフィーで溶出溶媒として用いた溶媒を、検出法としてUV検出器またはヨウ素発色法を採用した。カラム用シリカゲルは同じメルク社製のキーゼルゲル60(70〜230メッシュ)を用いた。展開溶媒として混合溶媒を用いる場合に( )内に示した数値は各溶媒の容量混合比である。NMR(核磁気共鳴)スペクトルはプロトンNMRを示し、内部基準としてテトラメチルシランを用いて、ブルカー(Bruker)AC−200P(200MHz)型スペクトロメーターで測定し、全δ値をppmで示した。下記参考例、実施例および表で用いる略号は、次のような意義を有する。s:シングレット、d:ダブレット、t:トリプレット、q:クァルテット、m:マルチフ゜レット、dd:ダブルダブレット、dt:ダブルトリプレット、dq:ダブルクァルテット、septet:セプテット(七重線)、br:ブロード(幅広い)、brs:ブロードシングレット、ddd:ダブルダブルダブレット、ddt:ダブルダブルトリプレット、brd:ブロードダブレット、brq:ブロードクァルテット、J:カップリング定数、JHF:水素原子とフッ素原子間のカップリング定数、Hz:ヘルツ、CDCl3:重クロロホルム、DMSO-d6:重ジメチルスルホキシド、DMF:N,N−ジメチルホルムアミド、%:重量%、mp:融点、また室温とあるのは15〜25℃を意味する。
【0081】
【実施例】実施例1 2’,4’−ジクロロ−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.51)の合成60%水素化ナトリウム 0.07g(1.75mmol)をDMF 2.0mlに懸濁させ、室温下攪拌しながら2’,4’−ジクロロ−p−トルエンスルホンアニリド 0.50g(1.58mmol)を加えた。室温で15分間攪拌した後、硫酸ジメチル 0.17ml(1.80mmol)を滴下した。室温で15時間攪拌した後、水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。析出結晶を濾取しジイソプロピルエーテルで洗浄して、標記化合物を白色結晶として0.38g(73%)得た。
融点:86.0-87.0℃NMR(CDCl3)δ:2.44(3H,s), 3.17(3H,s), 7.13(1H,d,J=8.6Hz), 7.22(1H,dd,J=8.6 & 2.3Hz), 7.30(2H,d,J=8.4Hz), 7.42(1H,d,J=2.3Hz), 7.65(2H,d,J=8.4Hz).【0082】実施例2 N,4’−ジメチル−3’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.126)
60%水素化ナトリウム 0.14g(3.50mmol)をDMF 3.0mlに懸濁させ、室温下攪拌しながら4’−メチル−3’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド 1.00g(3.26mmol)を加えた。室温下15分間攪拌した後、硫酸ジメチル 0.34ml(3.56mmol)を滴下した。室温で1時間加熱攪拌した後、反応液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物にエーテルを加え濾過、洗浄することにより、標記化合物を淡黄色結晶として0.79g(76%)得た。
融点:103.5-106.0℃NMR(CDCl3)δ:2.43(3H,s), 2.59(3H,s), 3.17(3H,s), 7.27(2H,d,J=8.3Hz), 7.31(1H,d,J=8.2Hz), 7.43(2H,d,J=8.3Hz), 7.45(1H,dd,J=8.2 & 2.3Hz), 7.58(1H,d,J=2.3Hz).【0083】実施例3 N−エチル−4’−フルオロ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.263)の合成60%水素化ナトリウム 0.05g(1.25mmol)をDMF 2.0mlに懸濁させ、室温下攪拌しながら4’−フルオロ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド 0.31g(1.00mmol)を加えた。室温下15分間攪拌した後、ヨウ化エチル 0.30ml(3.75mmol)を滴下した。100℃で30分間加熱攪拌した後、反応液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物にジイソプロピルエーテルを加え、析出した結晶を濾取、洗浄して、標記化合物を淡黄色結晶として0.25g(74%)得た。
融点:93.0-94.5℃NMR(CDCl3)δ:1.18(3H,s), 2.44(3H,s), 3.67(2H,brq,J=7.2Hz), 7.10(1H,dd,J=8.9Hz,JHF=5.1Hz), 7.23(1H,ddd,J=8.9 & 2.9Hz,JHF=7.2Hz), 7.27(2H,d,J=8.4Hz), 7.53(2H,d,J=8.4Hz), 7.60(1H,dd,J=2.9Hz,JHF=7.7Hz).【0084】実施例4 4’−クロロ−N−エチル−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.289)の合成60%水素化ナトリウム 0.05g(1.25mmol)をDMF 2.0mlに懸濁させ、室温下攪拌しながら4’−クロロ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド 0.30g(0.92mmol)を加えた。室温下15分間攪拌した後、ヨウ化エチル 0.50ml(6.25mmol)を滴下した。100℃で1時間加熱攪拌した後、反応液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3)で溶出することにより、標記化合物を淡黄色結晶として0.24g(74%)得た。
融点:132.5-134.0℃NMR(CDCl3)δ:1.18(3H,t,J=7.2Hz), 2.44(3H,s), 3.66(2H,q,J=7.2Hz), 7.05(1H,d,J=8.6Hz), 7.28(2H,d,J=8.2Hz), 7.50(1H,dd,J=8.6 & 2.5Hz), 7.53(2H,d,J=8.2Hz), 7.86(1H,d,J=2.5Hz).【0085】実施例5 4’−メトキシ−2’−ニトロ−N−イソプロピル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.207)の合成60%水素化ナトリウム 0.10g(2.50mmol)をDMF 2.0mlに懸濁させ、室温下攪拌しながら4’−メトキシ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド 0.65g(2.02mmol)を加えた。室温下15分間攪拌した後、ヨウ化イソプロピル 1.00g(5.88mmol)を滴下した。130℃で5時間加熱攪拌した後、反応液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2)で溶出することにより、標記化合物を淡褐色結晶として0.21g(28.5%)得た。
融点:148.0-149.5℃NMR(CDCl3)δ:1.04(3H,d,J=6.7Hz), 1.11(3H,d,J=6.7Hz), 2.43(3H,s), 3.89(3H,s), 4.36(1H,septet,J=6.7Hz), 7.06(1H,dd,J=8.8 & 2.8Hz), 7.16(1H,d,J=8.8Hz), 7.28(2H,d,J=8.3Hz), 7.38(1H,d,J=2.8Hz), 7.67(2H,d,J=8.3Hz).【0086】実施例6 4−クロロ−4’−シアノ−2’−ニトロ −N−(イソプロピル)ベンゼンスルホンアニリド(化合物No.413)の合成(1)4−アミノベンゾニトリル2.36g(20.0mmol)をピリジン10mlに溶かし水浴(15℃)で冷却しながら、4−クロロベンゼンスルホニルクロリド4.35g(20.6mmol)を加えた。室温で18時間攪拌した後、水100mlを加え攪拌を続けると結晶が析出してきた。この結晶をろ取して、水洗することにより、4−クロロ−4’−シアノベンゼンスルホンアニリドを淡橙色結晶として4.45g(76%)得た。
融点:182.5-184.0℃NMR(CDCl3)δ:7.11(1H.s), 7.18(2H,d,J=8.8Hz), 7.47(2H,d,J=8.8Hz), 7.56(2H,d,J=8.8Hz), 7.78(2H,d,J=8.8Hz).(2)4−クロロ−4’−シアノベンゼンスルホンアニリド4.03g(13.8mmol)を無水酢酸15mlに懸濁させ室温下攪拌しながら97%発煙硝酸0.61ml(14.3mmol)を滴下した。50℃で1時間攪拌した後、反応液を水に注ぐと結晶が析出した。この結晶をろ取して水洗することにより、4−クロロ−4’−シアノ−2’−ニトロベンゼンスルホンアニリドを淡黄色結晶として4.30g(93%)得た。
融点:193.0-195.0℃NMR(CDCl3)δ:7.53(2H,d,J=8.8Hz), 7.81(1H,dd,J=8.8 & 1.9Hz), 7.88(2H,d,J=8.8Hz), 7.95(1H,d,J=8.8Hz), 8.50(1H,d,J=1.9Hz), 10.28(1H,brs).(3)60%水素化ナトリウム 0.10g(2.50mmol)をDMF 4.0mlに懸濁させ、室温下攪拌しながら4−クロロ−4’−シアノ−2’−ニトロベンゼンスルホンアニリド 0.70g(2.07mmol)を加えた。室温下15分間攪拌した後、ヨウ化イソプロピル0.50ml(5.01mmol)を滴下した。130℃で3時間加熱攪拌した後、反応液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2)で溶出させることにより、標記化合物を淡黄色結晶として0.11g(14%)得た。
融点:167.5-168.5℃NMR(CDCl3)δ:1.07(3H,d,J=6.7Hz), 1.19(3H,d,J=6.7Hz), 4.39(1H,septet,J=6.7Hz), 7.46(1H,d,J=8.3Hz), 7.50(2H,d,J=8.8Hz), 7.72(2H,d,J=8.8Hz), 7.89(1H,dd,J=8.3 & 2.0Hz), 8.20(1H,d,J=2.0Hz).【0087】実施例7 N−アリル−4’−クロロ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.299)の合成60%水素化ナトリウム 0.05g(1.25mmol)をDMF 2.0mlに懸濁させ、室温下攪拌しながら4’−クロロ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド 0.30g(0.92mmol)を加えた。室温下15分間攪拌した後、臭化アリル 0.50ml(5.78mmol)を滴下した。50℃で30分間、室温で15時間攪拌した後、反応液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物にジイソプロピルエーテルを加え、析出した結晶を濾取、洗浄して、標記化合物を淡黄色結晶として0.21g(62%)得た。
融点:77.0-78.0℃NMR(CDCl3)δ:2.44(3H,s), 4.22(2H,dt,J=6.9 & 1.2Hz), 5.05(1H,ddt,J=17.0& 2.5 & 1.2Hz), 5.11(1H,ddt,J=10.1 & 2.5 & 1.2Hz), 5.89(2H,ddt,J=17.0 &10.1 & 6.9Hz), 7.05(1H,d,J=8.5Hz), 7.28(2H,d,J=8.4Hz), 7.48(1H,dd,J=8.5& 2.4Hz), 7.54(2H,d,J=8.4Hz), 7.84(1H,d,J=2.4Hz).【0088】実施例8 N−アセチル−4’−メトキシ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.213)の合成60%水素化ナトリウム 0.08g(2.00mmol)をDMF 3.0mlに懸濁させ、室温下攪拌しながら4’−メトキシ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド 0.50g(1.55mmol)を加えた。室温下15分間攪拌した後、無水酢酸 0.20ml(2.12mmol)を滴下した。室温で1時間攪拌した後、反応液に水を注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。析出結晶にエーテルを加え、濾過して洗浄することにより、標記化合物を淡黄色結晶として0.51g(90%)得た。
融点:172.5-174.0℃NMR(CDCl3)δ:2.08(3H,s), 2.45(3H,s), 3.94(3H,s), 7.22(1H,dd,J=8.8 & 2.9Hz), 7.32(2H,d,J=8.5Hz), 7.37(1H,d,J=8.8Hz), 7.56(1H,d,J=2.9Hz), 7.82(2H,d,J=8.5Hz).【0089】実施例9 N,N−ビス(p−トルエンスルホニル)−4−メトキシ−2−ニトロアニリン(化合物No.214)の合成4’−メトキシ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド 0.32g(1.00mmol)をピリジン 1.0mlに溶かし室温下攪拌しながら、塩化p−トルエンスルホニル0.20g(1.05mmol)を加えた。室温で15時間攪拌した後、水に注ぎ析出した結晶を濾取、水洗して、標記化合物を淡黄色結晶として0.34g(83%)得た。
融点:180.5-182.0℃NMR(CDCl3)δ:2.46(6H,s), 3.90(3H,s), 6.95-7.15(2H,m), 7.33(4H,d,J=8.4Hz), 7.45-7.55(1H,m), 7.83(4H,d,J=8.4Hz).【0090】実施例10 4−クロロ−2−ニトロ−N−メチル−N−[(トランス)−β−スチレンスルホニル]アニリン(化合物No.282)の合成60%水素化ナトリウム 0.13g(3.25mmol)をDMF 7.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら4−クロロ−2−ニトロ−N−[(トランス)−β−スチレンスルホニル]アニリン 1.00g(2.95mmol)を加えた。室温で15分間攪拌した後、硫酸ジメチル0.32ml(3.38mmol)を加えた。80℃で3時間攪拌した後、反応液を水に注ぎエーテルで抽出した。抽出液を1%水酸化ナトリウム水洗、水洗、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物に少量のエーテルを加え析出した結晶を濾取、洗浄して、標記化合物を淡黄色結晶として0.99g(95%)得た。
融点:162.0-164.0℃NMR(CDCl3)δ:3.28(3H,s), 6.74(1H,d,J=15.4Hz), 7.35-7.60(7H,m), 7.60(1H,dd,J=8.6 & 2.3Hz), 7.87(1H,d,J=2.3Hz).【0091】実施例11 2’,4’−ジニトロ−N−メチルベンゼンスルホンアニリド(化合物No.425)の合成60%水素化ナトリウム 0.12g(3.00mmol)をDMF 4.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら、N−メチル−2,4−ジニトロアニリン 0.39g(1.98mmol)を加えた。室温下15分間攪拌した後、塩化ベンゼンスルホニル 0.38ml(2.98mmol)を滴下した。室温で2時間攪拌した後、反応液を水に注ぎエーテルで抽出した。抽出液を水洗、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2)で溶出することにより、標記化合物を淡黄色結晶として0.52g(78%)得た。
融点:151.5-153.0℃NMR(CDCl3)δ:3.28(3H,s), 7.38(1H,d,J=8.8Hz), 7.45-7.75(5H,m), 8.39(1H,dd,J=8.8 & 2.6Hz), 8.73(1H,d,J=2.6Hz).【0092】実施例12 2’,4’−ジニトロ−N−エチル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.435)の合成60%水素化ナトリウム 0.12g(3.00mmol)をDMF 4.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら2,4−ジニトロ−N−エチルアニリン 0.42g(1.99mmol)を加えた。室温で15分間攪拌した後、塩化p−トルエンスルホニル 0.57g(2.99mmol)を加えた。室温で2時間攪拌した後、反応液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2)で溶出することにより、標記化合物を淡黄色結晶として0.47g(65%)得た。
融点:135.0-136.5℃NMR(CDCl3)δ:1.21(3H,t,J=7.2Hz), 2.45(3H,s), 3.69(2H,q,J=7.2Hz), 7.30(2H,d,J=8.4Hz), 7.30(1H,d,J=8.8Hz), 7.52(2H,d,J=8.4Hz), 8.38(1H,dd,J=8.8 &2.6Hz), 8.74(1H,d,J=2.6Hz).【0093】実施例13 4’−クロロ−N−シクロプロピル−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.292)の合成(1)2,5−ジクロロニトロベンゼン2.00g(10.4mmol)とシクロプロピルアミン2.0mlの混合物を60時間加熱還流させた後、過剰のシクロプロピルアミンを減圧下濃縮することにより除去した。残留物を酢酸エチルに溶かし1%水酸化ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順に洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧濃縮した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:10)で溶出することにより、4−クロロ−N−シクロプロピル−2−ニトロアニリンを橙色結晶として1.30g(59%)得た。
融点:65.0-66.0℃NMR(CDCl3)δ:0.60-0.75(2H,m), 0.85-1.00(2H,m), 2.50-2.65(1H,m), 7.29(1H,d,J=9.5Hz), 7.42(1H,dd,J=9.5 & 2.4Hz), 8.05(1H,brs), 8.15(1H,d,J=2.4Hz).(2)60%水素化ナトリウム 0.10g(2.50mmol)をDMF 3.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら4−クロロ−N−シクロプロピル−2−ニトロアニリン 0.40g(1.88mmol)を加えた。室温で15分間攪拌した後、塩化p−トルエンスルホニル 0.38g(1.99mmol)を加えた。室温で1時間攪拌した後、反応液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3)で溶出することにより、標記化合物を黄色結晶として0.42g(61%)得た。
融点:98.5-100.0℃NMR(CDCl3)δ:0.55-0.85(2H,m), 0.85-1.20(2H,m), 2.45(3H,s), 2.60-2.80(1H,m), 7.02(1H,d,J=8.6Hz), 7.32(2H,d,J=8.2Hz), 7.48(1H,dd,J=8.6 & 2.4Hz),7.60(2H,d,J=8.2Hz), 7.81(1H,d,J=2.4Hz).【0094】実施例14 2’,4’−ジニトロ−N−メトキシ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.545)の合成(1)2,4−ジニトロクロロベンゼン4.05g(20.0mmol)とメトキシルアミン塩酸塩2.00g(23.9mmol)をアセトニトリル15mlに溶かし氷冷下攪拌しながらトリエチルアミン7.00ml(50.2mmol)を滴下した。室温で24時間攪拌を続けた後、得られた黒色溶液を減圧下濃縮した。残留物に水、希塩酸を加えた後、酢酸エチルで抽出し、抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:5)で溶離することにより、N−(2,4−ジニトロフェニル)−O−メチルヒドロキシルアミンを黄色結晶として2.26g(53%)得た。
融点:109.5-111.5℃NMR(CDCl3)δ:3.92(3H,s), 7.47(1H,d,J=9.5Hz), 8.38(1H,dd,J=9.5 & 2.6Hz),9.11(1H,d,J=2.6Hz), 10.23(1H,brs).(2)60%水素化ナトリウム 0.24g(6.00mmol)をDMF 8.0mlに懸濁させ氷冷下攪拌しながら、N−(2,4−ジニトロフェニル)−O−メチルヒドロキシルアミン 0.85g(3.99mmol)を加えた。氷冷下15分間攪拌した後、塩化p−トルエンスルホニル 1.15g(6.03mmol)を加えた。室温に戻し18時間攪拌した後、水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3)で溶出することにより、標記化合物を橙色結晶として0.30g(21%)得た。
融点:146.0-148.0℃NMR(CDCl3)δ:2.47(3H,s), 3.90(3H,s), 7.31(1H,d,J=9.0Hz), 7.32(2H,d,J=8.3Hz), 7.54(2H,d,J=8.3Hz), 8.28(1H,dd,J=9.0 & 2.5Hz), 8.71(1H,d,J=2.5Hz).【0095】実施例15 N−(5−クロロ−3−ニトロピリジン−2−イル)−N−メチル−p−トルエンスルホンアミド(化合物No.494)の合成60%水素化ナトリウム 0.05g(1.25mmol)をDMF 2.0mlに懸濁させ氷冷下攪拌しながら、5−クロロ−2−メチルアミノ−3−ニトロピリジン 0.20g(1.07mmol)を加えた。氷冷下15分間攪拌した後、塩化p−トルエンスルホニル 0.23g(1.21mmol)を加えた。氷冷下30分間、室温で30分間攪拌した後、水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3)で溶出することにより、標記化合物を淡黄色結晶として0.16g(44%)得た。
融点:141.0-143.0℃NMR(CDCl3)δ:2.44(3H,s), 3.22(3H,s), 7.29(2H,d,J=8.3Hz), 7.48(2H,d,J=8.3Hz), 8.28(1H,d,J=2.4Hz), 8.48(1H,d,J=2.4Hz).【0096】実施例16 4’,5−ジクロロ−N−メチル−2’−ニトロ−2−チオフェンスルホンアニリド(化合物No.370)の合成60%水素化ナトリウム 0.15g(3.75mmol)をDMF 5.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら、4−クロロ−N−メチル−2−ニトロアニリン 0.34g(1.82mmol)を加えた。室温下30分間攪拌した後、塩化5−クロロ−2−チオフェンスルホニル 0.67g(3.11mmol)を加えた。室温で24時間攪拌した後、水に注ぎクロロホルムで抽出した。抽出液を水洗、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、アセトン−ヘキサン(1:4)で溶出することにより、標記化合物を淡黄色結晶として0.11g(16%)得た。
融点:85.0-86.0℃NMR(CDCl3)δ:3.31(3H,s), 6.96(1H,d,J=4.0Hz), 7.17(1H,d,J=8.5Hz), 7.26(1H,d,J=4.0Hz), 7.56(1H,dd,J=8.5 & 2.5Hz), 7.90(1H,d,J=2.5Hz).【0097】実施例17 N−(6−クロロ−3−ピリダジニル)−N−メチル−p−トルエンスルホンアミド(化合物No.420)の合成60%水素化ナトリウム 0.42g(10.5mmol)をDMF 10.0mlに懸濁させ氷冷下攪拌しながら、N−メチル−p−トルエンスルホンアミド 1.85g(9.99mmol)を加えた。氷冷下15分間攪拌した後、3,6−ジクロロピリダジン 1.49g(10.0mmol)を加えた。室温で1時間攪拌した後、得られた溶液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3)で溶出することにより、標記化合物を白色結晶として1.41g(47%)得た。
融点:80.0-81.0℃NMR(CDCl3)δ:2.41(3H,s), 3.38(3H,s), 7.27(2H,d,J=8.4Hz), 7.47(2H,d,J=8.4Hz), 7.48(1H,d,J=9.3Hz), 8.02(1H,d,J=9.3Hz).【0098】実施例18 N,2’−ジメチル−4’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.125)の合成60%水素化ナトリウム 0.08g(2.00mmol)をDMF 2.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら、N−メチル−p−トルエンスルホンアミド 0.37g(2.00mmol)を加えた。室温下15分間攪拌した後、2−フルオロ−5−ニトロトルエン 0.31g(2.00mmol)を加えた。室温で2時間攪拌した後、得られた溶液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物にジイソプロピルエーテルを加え析出結晶を濾取、洗浄して、標記化合物を淡黄色結晶として0.22g(36%)得た。
融点:103.0-104.0℃NMR(CDCl3)δ:2.47(3H,s), 2.51(3H,s), 3.13(3H,s), 6.77(1H,d,J=8.7Hz), 7.34(2H,d,J=8.3Hz), 7.58(2H,d,J=8.3Hz), 7.92(1H,dd,J=8.7 & 2.6Hz), 8.17(1H,d,J=2.6Hz).【0099】実施例19 5−クロロ−N−メチル−N−(p−トルエンスルホニル)アントラニル酸(化合物No.71)の合成(1)5−クロロアントラニル酸メチル10.50g(56.6mmol)をピリジン30mlに溶かし5℃下攪拌しながら、塩化p−トルエンスルホニル12.00g(62.9mmol)を加えた。室温で18時間攪拌を続けた後、水200mlを加え、析出した結晶をろ取、水洗することにより、4’−クロロ−2’−メトキシカルボニル−p−トルエンスルホンアニリドを白色結晶として18.20g(95%)得た。
融点:112.5-113.5℃NMR(CDCl3)δ:2.37(3H,s), 3.88(3H,s), 7.23(2H,d,J=8.4Hz), 7.40(1H,dd,J=9.0 & 2.6Hz), 7.67(1H,d,J=9.0Hz), 7.72(2H,d,J=8.4Hz), 7.88(1H,d,J=2.6Hz),10.48(1H,s).(2)60%水素化ナトリウム0.43g(10.8mmol)をDMF10mlに懸濁させ氷冷下攪拌しながら、4’−クロロ−2’−メトキシカルボニル−p−トルエンスルホンアニリド3.33g(9.80mmol)を加えた。氷冷下15分間攪拌した後、硫酸ジメチル1.02ml(10.8mmol)を滴下し、室温下16時間攪拌を続けた。反応液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した後、抽出液を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3)で溶出することにより、4’−クロロ−2’−メトキシカルボニル−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリドを白色結晶として2.95g(85%)得た。
融点:65.5-67.0℃NMR(CDCl3)δ:2.43(3H,s), 3.23(3H,s), 3.85(3H,s), 6.85(1H,d,J=8.5Hz), 7.27(2H,d,J=8.3Hz), 7.37(1H,dd,J=8.5 & 2.6Hz), 7.52(2H,d,J=8.3Hz), 7.82(1H,d,J=2.6Hz).(3)4’−クロロ−2’−メトキシカルボニル−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリド 13.3g(37.5mmol)をメタノール 30.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら10%水酸化ナトリウム水溶液30.0mlを滴下した。室温で48時間攪拌した後、減圧下濃縮した。残留物に水を加え均一溶液とした後、濃塩酸10.0mlを加えて結晶を析出させた。酢酸エチルを加えて抽出した後、抽出液を水洗し無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、析出した結晶にエーテルを加え、濾過、洗浄して、標記化合物を白色結晶として10.4g(82%)得た。
融点:175.0-177.0℃NMR(CDCl3)δ:2.44(3H,s), 3.25(3H,s), 5.70-6.60(1H,br), 6.86(1H,d,J=8.5Hz), 7.31(2H,d,J=8.3Hz), 7.42(1H,dd,J=8.5 & 2.6Hz), 7.55(2H,d,J=8.3Hz), 7.98(1H,d,J=2.6Hz).【0100】実施例20 4’−クロロ−2’−カルバモイル−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.79)の合成5−クロロ−N−メチル−N−(p−トルエンスルホニル)アントラニル酸 5.00g(14.7mmol)とピリジン 1.33ml(16.4mmol)をアセトニトリル 70.0mlに溶かし氷冷下攪拌しながらクロロギ酸イソプロピル 2.00g(16.3mmol)を滴下した。氷冷下30分間攪拌した後、アンモニアガス 約1.25g(73.4mmol)を吹き込んだ。氷冷下30分間、室温で20時間攪拌した後、減圧下濃縮した。残留物に水を注ぎ、酢酸エチルで抽出した後、水洗、希水酸化ナトリウム水で洗浄、水洗を順に行った。無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮して粗結晶を得た。この結晶にエーテルを加え、濾過、洗浄することにより、標記化合物を白色結晶として1.70g(34%)得た。
融点:176.5-178.0℃NMR(CDCl3)δ:2.49(3H,s), 3.17(3H,s), 5.92(1H,brs), 6.44(1H,d,J=8.5Hz),7.24(1H,dd,J=8.5 & 2.6Hz), 7.37(2H,d,J=8.4Hz), 7.44(1H,br), 7.61(2H,d,J=8.4Hz), 7.84(1H,d,J=2.6Hz).【0101】実施例21 4’−クロロ−2’−シアノ−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.94)の合成4’−クロロ−2’−カルバモイル−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリド 0.70g(2.07mmol)をピリジン 3.0mlに溶かし氷冷下攪拌しながら、無水トリフルオロ酢酸 0.40ml(2.83mmol)を滴下した。室温に戻し2時間攪拌した後、水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を希塩酸洗浄、水洗、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物にジイソプロピルエーテルを加え、析出した結晶を濾取、洗浄することにより、標記化合物を白色結晶として0.63g(95%)得た。
融点:145.0-147.0℃NMR(CDCl3)δ:2.46(3H,s), 3.22(3H,s), 7.24(1H,d,J=8.7Hz), 7.33(2H,d,J=8.3Hz), 7.54(1H,dd,J=8.7 & 2.5Hz), 7.63(1H,d,J=2.5Hz), 7.64(2H,d,J=8.3Hz).【0102】実施例22 4’−クロロ−N−メチル−2’−チオカルバモイル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.83)の合成4’−クロロ−2’−カルバモイル−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリド 1.05g(3.10mmol)と95%ローソン試薬(2,4−ビス(4−メトキシフェニル)―1,3−ジチア−2,4−ジホスフェタン−2,4−ジスルフィド) 1.70g(3.99mmol)を1,4−ジオキサン 10.0ml中、100℃で1時間加熱攪拌した。減圧濃縮後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、クロロホルムで溶出することにより、標記化合物を淡黄色結晶として0.51g(46%)得た。
融点:180.5-182.5℃NMR(CDCl3)δ:2.50(3H,s), 3.17(3H,s), 6.34(1H,d,J=8.5Hz), 7.16(1H,dd,J=8.5 & 2.5Hz), 7.38(2H,d,J=8.3Hz), 7.64(2H,d,J=8.3Hz), 7.74(1H,d,J=2.5Hz),8.04(1H,brs), 8.68(1H,brs).
【0103】実施例23 4’−クロロ−N−メチル−2’−メタンスルフィニル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.63)の合成4’−クロロ−N−メチル−2’−メチルチオ−p−トルエンスルホンアニリド0.35g(1.02mmol)を酢酸2.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら、30%過酸化水素水0.12g(1.06mmol)を滴下した。50℃で15分間攪拌して均一溶液とした後、室温で18時間攪拌を続けた。得られた溶液を酢酸エチルに溶かし、水酸化ナトリウム水溶液で洗浄、水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮することにより粗結晶を得た。この結晶にジイソプロピルエーテルを加え、濾取、洗浄して、標記化合物を白色結晶として0.27g(74%)得た。
融点:142.0-143.5℃NMR(CDCl3)δ:2.49(3H,s), 2.98(3H,s), 3.12(3H,s), 6.59(1H,d,J=8.5Hz), 7.33(1H,dd,J=8.5 & 2.3Hz),7.37(2H,d,J=8.3Hz),7.60(2H,d,J=8.3Hz),8.06(1H,d,J=2.3Hz).【0104】実施例24 4’−フルオロ−N−メチル−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.262)の合成(1)60%水素化ナトリウム0.31g(7.75mmol)をDMF10.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら、4’−フルオロ−p−トルエンスルホンアニリド2.00g(7.54mmol)を加えた。室温で15分間攪拌した後、硫酸ジメチル0.75ml(7.93mmol)を滴下し、室温で1時間攪拌を続けた。反応液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した後、抽出液を水、飽和食塩水で順に洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧下濃縮した。残留物にジイソプロピルエ−テルを加え析出した結晶をろ取、洗浄することにより、4’−フルオロ−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリドを淡黄灰色結晶として1.96g(93%)得た。
融点:92.0-94.5℃NMR(CDCl3)δ:2.43(3H,s), 3.14(3H,s), 6.90-7.15(4H,m), 7.25(2H,dt,J=8.3& 0.6Hz), 7.43(2H,dt,J=8.3 & 1.8Hz).(2)4’−フルオロ−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリド 1.00g(3.58mmol)を酢酸 5.0mlに溶かし室温下攪拌しながら、97%発煙硝酸0.35ml(8.19mmol)を滴下した。100℃で1時間加熱攪拌した後、水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和重曹水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮して粗結晶を得た。この結晶にエーテルを加え、濾過、洗浄して、標記化合物を黄色結晶として0.81g(70%)得た。
融点:93.5-94.5℃NMR(CDCl3)δ:2.45(3H,s), 3.25(3H,s), 7.11(1H,dd,J=8.8Hz,JHF=4.9Hz), 7.15-7.40(3H,m), 7.50-7.65(3H,m).【0105】実施例25 N−(2−ブロモエチル)−4’−クロロ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.305)
60%水素化ナトリウム0.20g(5.00mmol)をDMF7.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら、4’−クロロ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド1.20g(3.67mmol)を加えた。室温下15分間攪拌した後、1,2−ジブロモエタン2.00ml(23.2mmol)を加え130℃で1時間加熱攪拌した。室温まで冷却後、反応液を水に注ぎエーテルで抽出した。抽出液を1%水酸化ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順に洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮したら残留物が結晶化した。ヘキサンを加え結晶を洗浄しながらろ取することにより、標記化合物を淡黄色結晶として1.12g(70%)得た。
融点:70.0-72.0℃NMR(CDCl3)δ:2.44(3H,s), 3.61(2H,t,J=8.1Hz), 3.97(2H,t,J=8.1Hz), 7.15(1H,d,J=8.6Hz), 7.28(2H,d,J=8.4Hz), 7.50(2H,d,J=8.4Hz), 7.54(1H,dd,J=8.6 &2.5Hz), 7.89(1H,d,J=2.5Hz).【0106】実施例26 4’−クロロ−N−(2−メチルチオエチル)−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.307)の合成N−(2−ブロモエチル)−4’−クロロ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド 0.30g(0.69mmol)をアセトニトリル 3.0mlに溶かし室温下攪拌しながら15%メチルメルカプタンナトリウム塩水溶液0.50g(1.07mmol)を滴下した。室温で15時間攪拌した後、減圧下濃縮した。残留物に水を加え酢酸エチルで抽出した後、抽出液を水洗、飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して、残渣にジイソプロピルエーテルを加えて結晶を析出させた。結晶を濾取、洗浄することにより、標記化合物を淡黄色結晶として0.22g(79%)得た。
融点:94.5-95.5℃NMR(CDCl3)δ:2.09(3H,s), 2.44(3H,s), 2.77(2H,dd,J=7.9 & 5.9Hz), 3.78(2H,dd,J=7.9 & 7.5Hz), 7.13(1H,d,J=8.6Hz), 7.28(2H,d,J=8.3Hz), 7.51(2H,d,J=8.3Hz), 7.52(1H,dd,J=8.6 & 2.5Hz), 7.87(1H,d,J=2.5Hz).【0107】実施例27 4’−クロロ−2’−ニトロ−N−ビニル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.298)の合成60%水素化ナトリウム 0.04g(1.00mmol)をDMF 5.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら1,2,4-トリアゾール 0.08g(1.16mmol)を加えた。室温で15分間攪拌した後、N−(2−ブロモエチル)−4’−クロロ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド 0.35g(0.81mmol)を加えた。室温で18時間攪拌した後、反応液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥して濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3)で溶出することにより、標記化合物を淡黄色結晶として0.052g(18%)得た。
融点:>108.0℃(分解)
NMR(CDCl3)δ:2.45(3H,s), 3.88(1H,dd,J=15.5 & 1.7Hz), 4.40(1H,dd,J=8.9 &1.7Hz), 6.96(1H,d,J=8.5Hz), 7.12(1H,dd,J=15.5 & 8.9Hz), 7.30(2H,d,J=8.3Hz), 7.54(1H,dd,J=8.5 & 2.4Hz), 7.57(2H,d,J=8.3Hz), 7.99(1H,d,J=2.4Hz).【0108】実施例28 4’−メトキシメトキシ−N−メチル−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.219)の合成(1)60%水素化ナトリウム2.70g(67.5mmol)をTHF100.0mlに懸濁させ氷冷下攪拌しながら4−アミノ−3−ニトロフェノール10.0g(64.9mmol)を加えた。氷冷下10分間攪拌した後、クロロメチルメチルエーテル5.50g(68.3mmol)を滴下した。5℃で1時間、室温で1時間攪拌した後、減圧下濃縮した。残留物を酢酸エチルに溶かし水、飽和重曹水で順に洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、クロロホルム−エタノール(100:1)で溶出することにより、4−メトキシメトキシ−2−ニトロアニリンを赤色油状物として7.69g(60%)得た。
NMR(CDCl3)δ:3.48(3H,s), 5.12(2H,s), 5.92(2H,brs), 6.77(1H,d,J=9.0Hz),7.15(1H,dd,J=9.0 & 2.9Hz), 7.78(1H,d,J=2.9Hz).(2)4−メトキシメトキシ−2−ニトロアニリン7.69g(38.8mmol)をピリジン19.0mlに溶かし室温下攪拌しながら、塩化p−トルエンスルホニル8.14g(42.7mmol)を加えた。室温で18時間攪拌後、水200.0mlを加えクロロホルムで抽出した。抽出液を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、クロロホルム−エタノール(100:1)で溶出することにより、4’−メトキシメトキシ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドを黄色油状物として9.46g(63%)得た。
NMR(CDCl3)δ:2.38(3H,s), 3.46(3H,s), 5.16(2H,s), 7.23(2H,d,J=8.4Hz), 7.29(1H,dd,J=9.1Hz & 2.7Hz), 7.64(2H,dt,J=8.4 & 2.0Hz), 7.70(1H,d,J=2.7Hz), 7.79(1H,d,J=9.1Hz), 9.34(1H,brs).(3)60%水素化ナトリウム 0.40g(10.0mmol)をDMF 15.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら、4’−メトキシメトキシ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド3.00g(8.51mmol)を加えた。室温で15分間攪拌した後、硫酸ジメチル1.0ml(10.6mmol)を滴下し、室温下15時間攪拌を続けた。反応液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出し、抽出液を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2)で溶出することにより、標記化合物を黄色結晶として2.91g(93%)得た。
融点:110.5-112.0℃NMR(CDCl3)δ:2.44(3H,s), 3.24(3H,s), 3.49(3H,s), 5.21(2H,s), 7.01(1H,d,J=8.8Hz), 7.15(1H,dd,J=8.8 & 2.8Hz), 7.29(2H,d,J=8.3Hz), 7.50(1H,d,J=2.8Hz), 7.57(2H,d,J=8.3Hz).
【0109】実施例29 4’−ヒドロキシ−N−メチル−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.156)の合成4’−メトキシメトキシ−N−メチル−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド 2.70g(7.37mmol)をメタノール20.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら35%塩酸5.0mlを加えた。室温で15時間攪拌した後、減圧下濃縮乾固した。残留固体にエーテルを加え、濾過、洗浄することにより、標記化合物を淡赤色結晶として2.30g(97%)得た。
融点:173.0-174.0℃NMR(CDCl3)δ:2.45(3H,s), 3.22(3H,s), 6.37(1H,brs), 6.90-7.05(2H,m), 7.25(1H,d,J=2.3Hz), 7.31(2H,d,J=8.4Hz), 7.59(2H,d,J=8.4Hz).【0110】実施例30 N−メチル−2’−ニトロ−4’−(n−プロポキシ)−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.216)の合成60%水素化ナトリウム 0.05g(1.25mmol)をDMF 1.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら、4’−ヒドロキシ−N−メチル−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド 0.32g(0.99mmol)を加えた。室温で15分間攪拌した後、臭化n−プロピル 0.20ml(2.20mmol)を滴下した。室温で15時間攪拌した後、反応液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物にジイソプロピルエーテルを加え、析出した結晶を濾取、洗浄することにより、標記化合物を淡黄色結晶として0.15g(42%)得た。
融点:93.0-94.0℃NMR(CDCl3)δ:1.05(3H,t,J=7.3Hz), 1.83(2H,tq,J=6.5 & 7.3Hz), 2.44(3H,s),3.24(3H,s), 3.96(2H,t,J=6.5Hz), 6.90-7.10(2H,m), 7.20-7.35(3H,m), 7.56(2H,d,J=8.3Hz).【0111】実施例31 4’−ブロモ−N−メチル−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.398)の合成(1)60%水素化ナトリウム0.18g(4.50mmol)をDMF5.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら、4’−ブロモ−p−トルエンスルホンアニリド1.30g(3.99mmol)を加えた。室温で15分間攪拌した後、硫酸ジメチル0.40ml(4.23mmol)を滴下し、室温で24時間攪拌を続けた。反応液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出し、抽出液を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧下濃縮すると残留物が結晶化した。ジイソプロピルエーテルを加えて結晶を洗浄しながらろ過することにより4’−ブロモ−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリドを白色結晶として1.17g(86%)得た。
融点:82.5-83.5℃NMR(CDCl3)δ:2.42(3H,s), 3.13(3H,s), 6.98(2H,d,J=8.9Hz), 7.25(2H,d,J=8.4Hz), 7.42(2H,d,J=8.9Hz), 7.42(2H,d,J=8.4Hz).(2)4’−ブロモ−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリド0.90g(2.65mmol)を酢酸5.0mlに溶かし室温下攪拌しながら97%発煙硝酸0.64ml(15.0mmol)を滴下した。100℃で1.5時間加熱攪拌した後、室温まで冷却し反応液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和重曹水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3)で溶出することにより、標記化合物を淡黄色結晶として0.64g(63%)得た。
融点:108.0-110.5℃NMR(CDCl3)δ:2.45(3H,s), 3.24(3H,s), 7.00(1H,d,J=8.5Hz), 7.31(2H,d,J=8.4Hz), 7.56(2H,d,J=8.4Hz), 7.65(1H,dd,J=8.5 & 2.3Hz), 7.99(1H,d,J=2.3Hz).【0112】実施例32 4’−クロロ−N−エチル−2’−メトキシカルボニル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.76)の合成実施例19の(2)において、硫酸ジメチルの代わりに硫酸ジエチルを用い80℃で1時間反応することにより、標記化合物を白色結晶として72%の収率で得た。
融点:105.0-107.0℃NMR(CDCl3)δ:1.15(3H,t,J=7.1Hz), 2.42(3H,s), 3.67(2H,q,J=7.1Hz), 3.81(3H,s), 6.86(1H,d,J=8.5Hz), 7.25(2H,d,J=8.4Hz), 7.38(1H,dd,J=8.5 & 2.6Hz),7.50(2H,d,J=8.4Hz), 7.84(1H,d,J=2.6Hz).【0113】実施例33 4’−クロロ−N−イソプロピル−2’−メトキシカルボニル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.77)の合成実施例19の(2)において、硫酸ジメチルの代わりにヨウ化イソプロピルを用い130℃で1時間反応することにより、標記化合物を白色結晶として19%の収率で得た。
融点:113.5-115.5℃NMR(CDCl3):1.04(3H,d,J=6.7Hz), 1.06(3H,d,J=6.7Hz), 2.42(3H,s), 3.87(3H,s), 4.49(1H,septet,J=6.7Hz), 6.94(1H,d,J=8.5Hz), 7.26(2H,d,J=8.4Hz), 7.41(1H,dd,J=8.5 & 2.6Hz), 7.60(2H,d,J=8.4Hz), 7.89(1H,d,J=2.6Hz).【0114】実施例34 5−クロロ−N−エチル−N−(p−トルエンスルホニル)アントラニル酸(化合物No.72)の合成実施例19の(3)において、4’−クロロ−2’−メトキシカルボニル−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリドの代わりに4’−クロロ−N−エチル−2’−メトキシカルボニル−p−トルエンスルホンアニリドを用いることにより標記化合物を白色結晶として68%の収率で得た。
融点:163.0-165.0℃NMR(CDCl3)δ:1.12(3H,t,J=7.2Hz), 2.44(3H,s), 3.20-3.80(1H,br), 3.50-4.10(1H,br), 4.00-5.20(1H,br), 6.77(1H,d,J=8.6Hz), 7.30(2H,d,J=8.3Hz), 7.41(1H,dd,J=8.6 & 2.6Hz), 7.55(2H,d,J=8.3Hz), 7.99(1H,d,J=2.6Hz).【0115】実施例35 5−クロロ−N−イソプロピル−N−(p−トルエンスルホニル)アントラニル酸(化合物No.73)の合成実施例19の(3)において、4’−クロロ−2’−メトキシカルボニル−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリドの代わりに4’−クロロ−N−イソプロピル−2’−メトキシカルボニル−p−トルエンスルホンアニリドを用いることにより標記化合物を白色結晶として90%の収率で得た。
融点:175.0-176.5℃NMR(CDCl3)δ:1.02(3H,d,J=6.7Hz), 1.10(3H,d,J=6.7Hz), 2.46(3H,s), 4.67(1H,septet,J=6.7Hz), 6.61(1H,d,J=8.6Hz), 7.32(2H,d,J=8.3Hz), 7.36(1H,dd,J=8.6 & 2.6Hz), 7.61(2H,d,J=8.3Hz), 7.91(1H,d,J=2.6Hz).【0116】実施例36 4’−クロロ−2’−カルバモイル−N−エチル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.80)の合成5−クロロ−N−エチル−N−(p−トルエンスルホニル)アントラニル酸3.40g(9.61mmol)と塩化チオニル5.00ml(68.5mmol)の混合物をクロロホルム50.0mlと混合し70℃で1時間加熱攪拌した。室温まで放冷後、減圧下濃縮することにより酸クロリドの粗結晶を得た。酸クロリドをアセトニトリル25.0mlに溶かした溶液を、25%アンモニア水5.00g(73.4mmol)をアセトニトリル25.0mlに溶かした溶液に氷冷下滴下した。氷冷下30分間攪拌した後、減圧下濃縮した。残留物に水を加え結晶を析出させた後、濾過し水洗することにより標記化合物を白色結晶として3.14g(93%)得た。
融点:148.5-150.0℃NMR(CDCl3)δ:1.05(3H,t,J=7.2Hz), 2.49(3H,s), 2.90-3.70(1H,br), 3.60-4.40(1H,br), 5.93(1H,brs), 6.37(1H,d,J=8.5Hz), 7.24(1H,dd,J=8.5 & 2.6Hz), 7.36(2H,d,J=8.3Hz), 7.61(2H,d,J=8.3Hz), 7.63(1H,brs), 7.82(1H,d,J=2.6Hz).【0117】実施例37 4’−クロロ−2’−カルバモイル−N−イソプロピル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.81)の合成実施例36の5−クロロ−N−エチル−N−(p−トルエンスルホニル)アントラニル酸の代わりに5−クロロ−N−イソプロピル−N−(p−トルエンスルホニル)アントラニル酸を用いることにより標記化合物を白色結晶として94%の収率で得た。
融点:177.0-178.5℃NMR(CDCl3)δ:0.84(3H,d,J=6.7Hz), 1.14(3H,d,J=6.7Hz), 2.48(3H,s), 4.65(1H,septet,J=6.7Hz), 5.87(1H,brs), 6.43(1H,d,J=8.6Hz), 7.25(1H,dd,J=8.6 &2.6Hz), 7.35(2H,d,J=8.3Hz), 7.67(2H,d,J=8.3Hz), 7.78(1H,d,J=2.6Hz),7.82(1H,brs).【0118】実施例38 4’−クロロ−2’−シアノ−N−エチル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.95)の合成実施例21の4’−クロロ−2’−カルバモイル−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリドの代わりに4’−クロロ−2’−カルバモイル−N−エチル−p−トルエンスルホンアニリドを用いることにより標記化合物を白色結晶として84%の収率で得た。
融点:138.5-140.5℃NMR(CDCl3)δ:1.10(3H,t,J=7.2Hz), 2.45(3H,s), 3.64(2H,q,J=7.2Hz), 7.20(1H,d,J=8.6Hz), 7.32(2H,d,J=8.4Hz), 7.55(1H,dd,J=8.6 & 2.5Hz), 7.60-7.75(3H,m).【0119】実施例39 4’−クロロ−2’−シアノ−N−イソプロピル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.97)の合成実施例21の4’−クロロ−2’−カルバモイル−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリドの代わりに4’−クロロ−2’−カルバモイル−N−イソプロピル−p−トルエンスルホンアニリドを用いることにより標記化合物を白色結晶として90%の収率で得た。
融点:129.5-130.5℃NMR(CDCl3)δ:1.14(6H,d,J=6.7Hz), 2.44(3H,s), 4.49(1H,septet,J=6.7Hz), 7.26(1H,d,J=8.6Hz), 7.31(2H,d,J=8.5Hz), 7.57(1H,dd,J=8.6 & 2.5Hz), 7.68(1H,d,J=2.5Hz), 7.74(2H,d,J=8.5Hz).【0120】実施例40 4’−クロロ−N−エチル−2’−チオカルバモイル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.84)の合成実施例22の4’−クロロ−2’−カルバモイル−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリドの代わりに4’−クロロ−2’−カルバモイル−N−エチル−p−トルエンスルホンアニリドを用いることにより標記化合物を淡黄色結晶として91%の収率で得た。
融点:180.0-182.0℃NMR(CDCl3)δ:1.06(3H,t,J=7.2Hz), 2.49(3H,s), 3.21(1H,dq,J=7.0 & 7.2Hz),3.88(1H,dq,J=7.0 & 7.2Hz), 6.29(1H,d,J=8.6Hz), 7.17(1H,dd,J=8.6 & 2.5Hz), 7.37(2H,d,J=8.4Hz), 7.63(2H,d,J=8.4Hz), 7.84(1H,d,J=2.5Hz), 8.01(1H,brs), 9.04(1H,brs).【0121】実施例41 4’−クロロ−N−イソプロピル−2’−チオカルバモイル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.85)の合成実施例22の4’−クロロ−2’−カルバモイル−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリドの代わりに4’−クロロ−2’−カルバモイル−N−イソプロピル−p−トルエンスルホンアニリドを用いることにより標記化合物を淡黄色結晶として34%の収率で得た。
融点:189.0-191.0℃NMR(CDCl3)δ:0.85(3H,d,J=6.8Hz), 1.23(3H,d,J=6.8Hz), 2.48(3H,s), 4.59(1H,septet,J=6.8Hz), 6.36(1H,d,J=8.6Hz), 7.19(1H,dd,J=8.6 & 2.6Hz), 7.35(2H,d,J=8.4Hz), 7.65(2H,d,J=8.4Hz), 7.98(1H,d,J=2.6Hz), 7.99(1H,brs), 9.29(1H,brs).【0122】実施例42 2’−シアノ−N−メトキシ−4’−ニトロ―p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.535)の合成(1)メトキシルアミン塩酸塩9.00g(108mmol)をピリジン30.0mlに懸濁させて氷冷下攪拌しながら塩化p−トルエンスルホニル19.07g(100mmol)を加えた。氷冷下30分間、室温下2時間攪拌した後、水200.0mlを注ぎ結晶を析出させた。30分間攪拌した後、結晶を濾取、水洗することによりN−メトキシ−p−トルエンスルホンアミドを白色結晶として20.26g(99%)得た。
融点:116.0-117.0℃NMR(CDCl3)δ:2.45(3H,s), 3.79(3H,s), 7.14(1H,s), 7.35(2H,d,J=8.3Hz), 7.84(2H,d,J=8.3Hz).(2)60%水素化ナトリウム0.09g(2.25mmol)をDMF3.0mlに懸濁させ氷冷下攪拌しながらN−メトキシ−p−トルエンスルホンアミド0.45g(2.20mmol)を加えた。氷冷下15分間攪拌した後、2−クロロ−5−ニトロベンゾニトリル0.37g(2.03mmol)を加えた。氷冷下1時間、室温下18時間攪拌した後、水に注ぎエーテルで抽出した。抽出液を2回水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥して減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:5)で溶出することにより、標記化合物を淡黄色結晶として0.48g(68%)得た。
融点:148.0-149.5℃NMR(CDCl3)δ:2.48(3H,s), 3.84(3H,s), 7.32(1H,d,J=9.0Hz), 7.35(2H,d,J=8.3Hz), 7.62(2H,d,J=8.3Hz), 8.32(1H,dd,J=9.0 & 2.5Hz), 8.54(1H,d,J=2.5Hz).【0123】実施例43 2’−クロロ−N−エトキシ−4’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.533)の合成(1)実施例42の(1)においてメトキシルアミン塩酸塩の代わりにエトキシルアミン塩酸塩を用いることによりN−エトキシ−p−トルエンスルホンアミドを白色結晶として91%の収率で得た。
融点:94.0-95.0℃NMR(CDCl3)δ:1.20(3H,t,J=7.0Hz), 2.45(3H,s), 4.03(2H,q,J=7.0Hz), 6.89(1H,s), 7.35(2H,d,J=8.3Hz), 7.82(2H,d,J=8.3Hz).(2)60%水素化ナトリウム0.18g(4.50mmol)をDMF6.0mlに懸濁させ氷冷下攪拌しながら、N−エトキシ−p−トルエンスルホンアミド0.90g(4.18mmol)を加えた。氷冷下15分間攪拌した後、3−クロロ−4−フルオロニトロベンゼン0.70g(3.99mmol)を加えた。氷冷下1時間、室温下18時間攪拌した後、反応液を水に注ぎエーテルで抽出した。抽出液を2回水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮したら粗結晶が得られた。この結晶をジイソプロピルエーテルで洗浄後、濾取することにより標記化合物を淡黄色結晶として1.06g(72%)得た。
融点:133.5-135.0℃NMR(CDCl3)δ:1.15(3H,t,J=7.0Hz), 2.49(3H,s), 4.10(2H,q,J=7.0Hz), 6.89(1H,d,J=8.9Hz), 7.34(2H,d,J=8.4Hz), 7.62(2H,d,J=8.4Hz), 7.95(1H,dd,J=8.9 &2.5Hz), 8.35(1H,d,J=2.5Hz).【0124】実施例44 2’−クロロ−N−イソプロポキシ−4’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.534)の合成(1)実施例42の(1)においてメトキシルアミン塩酸塩の代わりにイソプロポキシルアミン塩酸塩を用いることによりN−イソプロポキシ−p−トルエンスルホンアミドを淡黄色結晶として96%の収率で得た。
融点:103.5-104.5℃NMR(CDCl3)δ:1.18(6H,d,J=6.2Hz), 2.45(3H,s), 4.24(1H,septet,J=6.2Hz), 6.75(1H,s), 7.34(2H,d,J=8.3Hz), 7.81(2H,d,J=8.3Hz).(2)実施例43の(2)においてN−エトキシ−p−トルエンスルホンアミドの代わりにN−イソプロポキシ−p−トルエンスルホンアミドを用いることにより標記化合物を淡黄色結晶として80%の収率で得た。
融点:160.5-162.0℃NMR(CDCl3)δ:1.14(6H,d,J=6.2Hz), 2.49(3H,s), 4.42(1H,septet,J=6.2Hz), 6.86(1H,d,J=9.0Hz), 7.34(2H,d,J=8.3Hz), 7.59(2H,d,J=8.3Hz), 7.94(1H,dd,J=9.0 & 2.5Hz), 8.35(1H,d,J=2.5Hz).【0125】実施例45 2’,4−ジクロロ−N−メトキシ−4’−ニトロベンゼンスルホンアニリド(化合物No.526)の合成(1)実施例42の(1)において塩化p−トルエンスルホニルの代わりに塩化4−クロロベンゼンスルホニルを用いることにより4−クロロ−N−メトキシベンゼンスルホンアミドを淡黄色結晶として97%の収率で得た。
融点:81.0-82.5℃NMR(CDCl3)δ:3.81(3H,s), 7.23(1H,s), 7.53(2H,dt,J=8.7 & 2.5Hz), 7.87(2H,dt,J=8.7 & 2.5Hz).(2)実施例43の(2)においてN−エトキシ−p−トルエンスルホンアミドの代わりに4−クロロ−N−メトキシベンゼンスルホンアミドを用いることにより標記化合物を淡黄色結晶として49%の収率で得た。
融点:150.0-151.0℃NMR(CDCl3)δ:3.84(3H,s), 6.91(1H,d,J=8.9Hz), 7.54(2H,d,J=8.5Hz), 7.70(2H,d,J=8.5Hz), 8.00(1H,dd,J=8.9 & 2.5Hz), 8.37(1H,d,J=2.5Hz).【0126】実施例46 2’,4’−ジシアノ−N−イソプロピル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.114)の合成(1)過マンガン酸カリウム47.5g(0.30mol)を水500.0mlに溶かし3−メチル−4−ニトロ安息香酸20.0g(0.13mol)を加え70℃で一夜攪拌した。過マンガン酸カリウム24.5g(0.16mol)を追加して更に70℃で2日間攪拌を続けた。反応液が温かいうちに不溶物を濾過して除き、冷却後濃塩酸で酸性にして結晶を析出させた。この結晶を濾取、水洗することにより4−ニトロイソフタル酸を白色結晶として11.9g(51%)得た。
融点:256.8-258.5℃NMR(DMSO-d6)δ:8.07(1H,dd,J=8.3 & 0.3Hz), 8.27(1H,dd,J=8.3 & 1.9Hz), 8.34(1H,dd,J=1.9 & 0.3Hz), 13.80(2H,brs).(2)4−ニトロイソフタル酸11.9g(56.4mmol)と塩化チオニル20.0mlの混合物を70℃で2日間加熱攪拌した後、減圧下濃縮した。残留物をアセトニトリル30.0mlで希釈し、氷冷した25%アンモニア水30.0mlに滴下した。析出した結晶を濾取、水洗することで4−ニトロイソフタルアミドを白色結晶として11.9g(100%)得た。
融点:287.0-289.0℃NMR(DMSO-d6)δ:7.77(2H,br), 8.00-8.20(3H,m), 8.25(2H,br).(3)4−ニトロイソフタルアミド6.0g(28.7mmol)をエタノール150.0mlに溶かし塩化第一スズ20.02g(86.1mmol)を加え70℃で一夜攪拌した。放冷後、飽和重曹水で中和し、生成不溶物を濾過して除いた。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して4−アミノイソフタルアミドを淡黄色結晶として2.59g(50%)得た。
融点:177.0-197.5℃NMR(DMSO-d6)δ:6.68(1H,d,J=8.6Hz), 6.90-7.30(4H,m), 7.40-7.80(2H,m), 7.65(1H,dd,J=8.6 & 1.9Hz), 8.11(1H,d,J=1.9Hz).(4)4−アミノイソフタルアミド1.00g(5.58mmol)をピリジン10.0mlに溶かし室温下攪拌しながら、塩化p−トルエンスルホニル1.06g(5.58mmol)を加えた。室温下3時間攪拌した後、水を加え結晶を析出させた。この結晶を濾取、水洗、酢酸エチル洗浄することにより2’,4’−ジカルバモイル−p−トルエンスルホンアニリドを白色結晶として0.94g(51%)得た。
融点:212.0-215.0℃NMR(DMSO-d6)δ:2.33(3H,s), 7.35(2H,d,J=8.3Hz), 7.40(1H,brs), 7.53(1H,d,J=8.6Hz), 7.70(2H,d,J=8.3Hz), 7.79(1H,brs), 7.90(1H,dd,J=8.6 & 1.8Hz), 7.97(1H,brs), 8.26(1H,d,J=1.8Hz), 8.38(1H,brs), 12.30(1H,s).(5)2’,4’−ジカルバモイル−p−トルエンスルホンアニリド0.30g(0.90mmol)にオキシ塩化リン5.00gを加え50℃で4時間加熱攪拌した。放冷後、水を加え攪拌すると不溶の固体が析出してきた。この結晶を濾取、水洗した後、酢酸エチル−ヘキサンから再結晶することにより2’,4’−ジシアノ−p−トルエンスルホンアニリドを淡褐色結晶として0.16g(60%)得た。
融点:200.0-206.0℃NMR(DMSO-d6)δ:2.38(3H,s), 7.31(1H,d,J=8.7Hz), 7.41(2H,d,J=8.3Hz), 7.73(2H,d,J=8.3Hz), 8.01(1H,dd,J=8.7 & 2.0Hz), 8.40(1H,d,J=2.0Hz).(6)65%水素化ナトリウム0.12g(3.30mmol)をDMF6.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら2’,4’−ジシアノ−p−トルエンスルホンアニリド0.49g(1.65mmol)を加えた。室温下10分間攪拌した後、ヨウ化イソプロピル0.50ml(4.94mmol)を加え130℃で6時間加熱攪拌した。放冷後、反応液を水に注ぎエーテルで抽出した。抽出液を1%水酸化ナトリウム水溶液洗浄、飽和食塩水洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:7)で溶出することにより、標記化合物を白色結晶として0.07g(13%)得た。
融点:157.2-157.7℃NMR(CDCl3)δ:1.16(6H,d,J=6.7Hz), 2.45(3H,s), 4.48(1H,q,J=6.7Hz), 7.33(2H,d,J=8.4Hz), 7.49(1H,d,J=8.3Hz), 7.74(2H,d,J=8.4Hz), 7.89(1H,dd,J=8.3 &2.0Hz), 8.01(1H,d,J=2.0Hz).【0127】実施例47 2’−シアノ−N−エチル−4’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.420)の合成(1)2−アミノベンゾニトリル2.36g(20.0mmol)をピリジン10.0mlに溶かし室温下攪拌しながら、塩化p−トルエンスルホニル4.20g(22.0mmol)を加えた。室温で15時間攪拌した後、水100.0mlを注ぎ30分間攪拌を続けた。析出結晶を濾取、水洗した。得られた結晶を一度クロロホルムに溶かし1%水酸化ナトリウム水溶液に可溶分を抽出した。水層を塩酸で酸性にした後、再びクロロホルムで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して結晶化させた。この結晶をジイソプロピルエーテルで洗浄し、濾取することにより2’−シアノ−p−トルエンスルホンアニリドを白色結晶として4.83g(89%)得た。
融点:134.5-136.5℃NMR(CDCl3)δ:2.39(3H,s), 7.06(1H,brs), 7.10-7.35(3H,m), 7.40-7.60(2H,m), 7.60-7.80(3H,m).(2)2’−シアノ−p−トルエンスルホンアニリド2.67g(9.80mmol)を無水酢酸7.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら、97%発煙硝酸0.45ml(10.5mmol)を滴下した。50℃で1時間攪拌したら結晶が析出してきた。水を注ぎ無水酢酸を分解した後、結晶を濾取、水洗した。結晶を乾燥後、エーテルで洗浄、濾過して2’−シアノ−4’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドを淡黄色結晶として3.05g(98%)得た。
融点:165.5-167.0℃NMR(CDCl3)δ:2.43(3H,s), 7.34(2H,d,J=8.4Hz), 7.62(1H,s), 7.81(2H,d,J=8.4Hz), 7.80-7.95(1H,m), 8.25-8.45(2H,m).(3)60%水素化ナトリウム0.12g(3.00mmol)をDMF3.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら2’−シアノ−4’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド0.80g(2.52mmol)を加えた。室温で15分間攪拌した後、硫酸ジエチル0.40ml(3.05mmol)を滴下し80℃で2時間、100℃で2時間加熱攪拌した。室温まで放冷後、反応液を水に注ぎエーテルで抽出した。抽出液を1%水酸化ナトリウム水溶液で3回洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:2)で溶出することにより、標記化合物を白色結晶として0.23g(26%)得た。
融点:135.0-136.5℃NMR(CDCl3)δ:1.13(3H,t,J=7.2Hz), 2.46(3H,s), 3.72(2H,q,J=7.2Hz), 7.34(2H,d,J=8.4Hz), 7.50(1H,d,J=8.8Hz), 7.65(2H,d,J=8.4Hz), 8.43(1H,dd,J=8.8 &2.2Hz), 8.54(1H,d,J=2.2Hz).【0128】実施例48 4’−クロロ−N−エチル−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.289)の合成(1)4−クロロアニリン(98%)500g(3.84mol)をピリジン338mlとアセトニトリル800mlに溶かし15℃以下で攪拌しながら、塩化p−トルエンスルホニル807.8g(4.11mol)を加えた。室温で16時間攪拌した後、水4000mlを加え3時間攪拌を続け結晶を晶出させた。この結晶を濾過、水洗して、4’−クロロ−p−トルエンスルホンアニリドを淡赤色粗結晶として1100g(102%)得た。
融点:122.0-123.0℃NMR(CDCl3)δ:2.39(3H,s), 6.73(1H,brs), 7.00(2H,d,J=8.8Hz), 7.20(2H,d,J=8.8Hz), 7.24(2H,d,J=8.3Hz), 7.64(2H,d,J=8.3Hz).(2)4’−クロロ−p−トルエンスルホンアニリド1100g(3.90mol)を酢酸2200mlに懸濁させ50℃で攪拌しながら、発煙硝酸273.9g(4.22mol)を40分間かけて滴下した。滴下終了後、同温で2時間攪拌し反応を完結させた。室温まで放冷後、水7000mlを加え攪拌する事により結晶を晶出させた。析出結晶を濾過、水洗して4’−クロロ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドを黄色結晶として1261g(99%)得た。
融点:110.0-111.0℃NMR(CDCl3)δ:2.40(3H,s), 7.27(2H,d,J=8.4Hz), 7.54(1H,dd,J=9.0 & 2.4Hz),7.71(2H,d,J=8.4Hz), 7.83(1H,d,J=9.0Hz), 8.09(1H,d,J=2.4Hz), 9.72(1H,s).(3)96%水酸化ナトリウム164.0g(3.94mol)を水390mlとエタノール1600mlの混合溶媒に溶かし10〜25℃で攪拌しながら、4’−クロロ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド1261g(3.86mol)を加えた。室温で4時間攪拌した後、氷冷して結晶を濾過、エタノール洗浄し4’−クロロ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド ナトリウム塩を橙色結晶として1253g(93%)得た。
融点:267.0-284.0℃NMR(DMSO-d6)δ:2.29(3H,s), 7.06(1H,dd,J=9.1 & 2.7Hz), 7.17(2H,d,J=8.3Hz), 7.25(1H,d,J=9.1Hz), 7.42(1H,d,J=2.7Hz), 7.59(2H,d,J=8.3Hz).(4)4’−クロロ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド ナトリウム塩1046g(3.00mol)とDMF1100mlの混合物を100℃のオイルバスで加熱しながら、硫酸ジエチル733.8g(4.50mol)を1時間かけて滴下した後、同温で1.5時間熟成攪拌した。室温まで放冷後、1.5%水酸化ナトリウム水溶液を注ぎ1時間攪拌した。固体を濾過、水洗、乾燥後、酢酸エチル1450mlから再結晶して標記化合物を淡黄色結晶として858g(81%)得た。
融点:132.5-134.0℃NMR(CDCl3)δ:1.18(3H,t,J=7.2Hz), 2.44(3H,s), 3.66(2H,q,J=7.2Hz), 7.05(1H,d,J=8.6Hz), 7.28(2H,d,J=8.2Hz), 7.50(1H,dd,J=8.6 & 2.5Hz), 7.53(2H,d,J=8.2Hz), 7.86(1H,d,J=2.5Hz).【0129】実施例49 4’−クロロ−N−イソプロピル−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.291)の合成実施例48の(4)において、硫酸ジエチルの代わりにヨウ化イソプロピルを用いて120℃のオイルバス上で3時間加熱することにより標記化合物を淡黄色結晶として48%の収率で得た。
融点:112.0-114.0℃NMR(CDCl3)δ:1.06(3H,d,J=6.7Hz), 1.13(3H,d,J=6.7Hz), 2.44(3H,s), 4.38(1H,septet,J=6.7Hz), 7.22(1H,d,J=8.5Hz), 7.29(2H,d,J=8.4Hz), 7.54(1H,dd,J=8.5 & 2.5Hz), 7.66(2H,d,J=8.4Hz), 7.88(1H,d,J=2.5Hz).【0130】実施例50 4’−フルオロ−N−イソプロピル−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.265)の合成(1)4−フルオロアニリン200.0g(1.80mol)をピリジン155.0g(1.96mol)とアセトニトリル155mlに溶かし氷冷下攪拌しながら、塩化p−トルエンスルホニル360.3g(1.89mol)を加えた。室温下20時間攪拌した後、水1500mlを加え結晶を晶出させた。結晶を濾過、水洗して4’−フルオロ−p−トルエンスルホンアニリドを淡赤色粗結晶として486.6g(102%)得た。
融点:78.0-79.5℃NMR(CDCl3)δ:2.39(3H,s), 6.61(1H,brs), 6.85-7.10(4H,m), 7.23(2H,dt,J=8.3 & 0.6Hz), 7.60(2H,dt,J=8.3 & 1.8Hz).(2)4’−フルオロ−p−トルエンスルホンアニリド486.6g(1.80mol)を酢酸955mlに懸濁させ内温45℃で攪拌しながら、97%発煙硝酸128.6g(1.98mol)を40分間かけて滴下し、滴下終了後、50℃で2時間攪拌した。室温まで放冷後、水2000mlを注ぎ30分間攪拌を続けた。析出結晶を濾過、水洗して、4’−フルオロ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドを黄色結晶として543.5g(97%)得た。
融点:117.5-118.5℃NMR(CDCl3)δ:2.39(3H,s), 7.25(2H,d,J=8.4Hz), 7.35(1H,ddd,J=9.3 & 3.0Hz,JHF=6.9Hz), 7.66(2H,d,J=8.4Hz), 7.79(1H,dd,J=3.0Hz,JHF=8.2Hz), 7.89(1H,dd,J=9.3Hz,JHF=4.9Hz), 9.51(1H,s).(3)97%水酸化ナトリウム12.0g(291mmol)を水24mlとメタノール89mlの混合溶媒に溶かし室温下攪拌しながら、4’−フルオロ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド89.16g(287mmol)を加えた。得られた混合懸濁液を室温下30分間攪拌した後、氷冷し濾過、メタノール洗浄することにより、4’−フルオロ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド ナトリウム塩を橙色結晶として79.31g(83%)を得た。
融点:276.0-278.0℃NMR(DMSO-d6)δ:2.29(3H,s), 6.97(1H,ddd,J=9.3 & 3.2Hz,JHF=8.3Hz), 7.16(2H,d,J=8.3Hz), 7.20-7.40(2H,m), 7.58(2H,d,J=8.3Hz).(4)4’−フルオロ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド ナトリウム塩66.46g(200mmol)をDMF66mlに溶かし120℃のオイルバス上で加熱しながらヨウ化イソプロピル102.0g(600mmol)を20分間かけて滴下した。室温まで放冷後、1%水酸化ナトリウム水溶液を加え攪拌した。析出結晶を濾過後、水、エタノールで順に洗浄した。得られた粗結晶を酢酸エチルから再結晶して、標記化合物を淡黄色結晶として30.58g(43%)得た。
融点:129.0-130℃NMR(CDCl3)δ:1.05(3H,d,J=6.7Hz), 1.13(3H,d,J=6.7Hz), 2.44(3H,s), 4.38(1H,septet,J=6.7Hz), 7.20-7.40(4H,m), 7.55-7.75(3H,m).【0131】実施例51 4’−シアノ−N−イソプロピル−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.409)の合成(1)4−アミノベンゾニトリル(98%)500.0g(4.15mol)をピリジン360mlとアセトニトリル900mlの混合溶媒に溶かし室温下攪拌しながら、塩化p−トルエンスルホニル872.3g(4.44mol)を加えた。室温下16時間攪拌した後、水4000mlを加え結晶を析出させた。結晶を濾過、水洗することにより、4’−シアノ−p−トルエンスルホンアニリドを淡赤色粗結晶として1153g(98%)得た。
融点:182.0-184.0℃NMR(CDCl3)δ:2.40(3H,s), 7.18(2H,dt,J=8.8 & 2.3Hz), 7.28(2H,d,J=8.4Hz),7.52(2H,dt,J=8.8 & 2.0Hz), 7.59(1H,s), 7.75(2H,dt,J=8.4 & 1.7Hz).(2)4’−シアノ−p−トルエンスルホンアニリド1153g(4.23mol)を無水酢酸2306mlに懸濁させ50℃で攪拌しながら、発煙硝酸294.3g(4.53mol)を100分かけて滴下した。滴下終了後50℃で1.5時間攪拌を続けた後、発煙硝酸1.75ml(0.042mol)を追加し、更に50℃で1時間攪拌を続けた。室温まで放冷後、水7000mlを注ぎ結晶を析出させた。氷冷下1時間攪拌した後、結晶を濾過、水洗することにより、4’−シアノ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドを黄色結晶として1305g(97%)得た。
融点:150.0-152.0℃NMR(CDCl3)δ:2.42(3H,s), 7.33(2H,d,J=8.5Hz), 7.78(1H,dd,J=8.8 & 2.3Hz),7.82(2H,d,J=8.5Hz), 7.95(1H,d,J=8.8Hz), 8.46(1H,d,J=2.3Hz), 10.60(1H,brs).(3)96%水酸化ナトリウム174.8g(4.20mol)を水420mlとメタノール1950mlの混合溶媒に溶かし氷冷下攪拌しながら、4’−シアノ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド1305g(4.11mol)を加えた。5〜12℃で75分間攪拌した後、析出した結晶を濾過、メタノール洗浄することにより、4’−シアノ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド ナトリウム塩を黄色結晶として1330g(95%)得た。
融点:300℃以上NMR(DMSO-d6):2.31(3H,s), 7.22(2H,d,J=8.1Hz), 7.29(1H,d,J=8.9Hz), 7.39(1H,dd,J=8.9 & 2.0Hz), 7.61(2H,d,J=8.1Hz), 7.85(1H,d,J=2.0Hz).(4)4’−シアノ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド ナトリウム塩1330g(3.92mol)とDMF3000mlの混合物を110℃のオイルバス上で加熱しながら、ヨウ化イソプロピル2019g(11.8mol)を1.5時間かけて滴下した。滴下終了後、同温で3時間加熱攪拌を続けた。室温まで放冷後、水1500mlを注ぎ結晶を析出させた。結晶を濾過、水洗、乾燥後、エーテルに懸濁させ4時間攪拌した。不溶成分を濾過して除いた後、エーテル溶液を0.1%水酸化ナトリウム水溶液で洗浄することで原料の4’−シアノ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドを除去した。エーテル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過、減圧濃縮して粗結晶を得た。この結晶をエタノールで洗浄後、酢酸エチルから再結晶することにより標記化合物を淡黄色結晶として124g(8.8%)得た。
融点:125.0-126.0℃NMR(CDCl3)δ:1.07(3H,d,J=6.7Hz), 1.15(3H,d,J=6.7Hz), 2.45(3H,s), 4.40(1H,septet,J=6.7Hz), 7.31(2H,d,J=8.4Hz), 7.44(1H,d,J=8.3Hz), 7.66(2H,d,J=8.4Hz), 7.86(1H,dd,J=8.3 & 1.9Hz), 8.19(1H,d,J=1.9Hz).【0132】実施例52 N−メチル−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.38)およびN,N−ビス(p−トルエンスルホニル)−2’−ニトロアニリン(化合物No.39)の合成(1)2−ニトロアニリン2.15g(15.6mmol)をピリジン10.0mlに溶かし室温下攪拌しながら、塩化p−トルエンスルホニル3.55g(18.6mmol)を加えた。室温下15時間攪拌した後、水100mlを注ぎ結晶を析出させた。結晶を濾過、水洗、乾燥後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(2:3)で溶出することにより2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドを黄色結晶として2.88g(53%)、N,N−ビス(p−トルエンスルホニル)−2’−ニトロアニリン(化合物No.39)を淡黄色結晶として1.17g(17%)得た。
2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドの物性値融点:115.0-116.5℃NMR(CDCl3)δ:2.39(3H,s), 7.15(1H,dt,J=1.3 & 8.5Hz), 7.26(2H,d,J=8.3Hz),7.58(1H,dt,J=1.5 & 8.5Hz), 7.73(2H,d,J=8.3Hz), 7.85(1H,dd,J=8.5 & 1.3Hz), 8.11(1H,dd,J=8.5 & 1.5Hz), 9.85(1H,s).化合物No.39の物性値融点:184.5-186.5℃NMR(CDCl3)δ:2.47(6H,s), 7.15(1H,dd,J=7.6 & 2.0Hz), 7.33(4H,d,J=8.5Hz),7.56(1H,dt,J=2.0 & 7.5Hz), 7.62(1H,dt,J=1.9 & 7.6Hz), 7.84(4H,dt,J=8.5& 1.9Hz), 8.02(1H,dd,J=7.5 & 1.9Hz).(2)60%水素化ナトリウム0.15g(3.75mmol)をDMF3.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド1.00g(3.42mmol)を加えた。室温で15分間攪拌した後、硫酸ジメチル0.4ml(4.22mmol)を滴下した。2時間攪拌を続けた後、水を加えて結晶を析出させた。結晶を濾過、水洗、乾燥後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:2→1:1)で溶出することにより、N−メチル−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.38)を淡黄色結晶として0.93g(89%)得た。
融点:131.5-132.5℃NMR(CDCl3)δ:2.44(3H,s), 3.26(3H,s), 7.11(1H,dd,J=7.1 & 2.2Hz), 7.29(2H,d,J=8.5Hz), 7.40-7.60(2H,m), 7.55(2H,d,J=8.5Hz), 7.85(1H,dd,J=7.5 & 2.3Hz).【0133】実施例53 2’−クロロ−N−エチル−4’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.275)の合成(1)2−クロロ−4−ニトロアニリン1.73g(10.0mmol)をピリジン5.0mlに溶かし室温下攪拌しながら、塩化p−トルエンスルホニル1.91g(10.0mmol)を加えた。室温下18時間攪拌した後、水50mlを注ぎ結晶を析出させた。結晶を濾過、水洗後、水酸化ナトリウム水溶液に溶かしてエーテルで洗浄した。水層を塩酸で酸性に戻し、酢酸エチルで抽出した後、抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥、減圧濃縮することにより2’−クロロ−4’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリドを淡黄色結晶として2.61g(80%)得た。
融点:167.0-168.5℃NMR(CDCl3)δ:2.41(3H,s), 7.30(2H,d,J=8.4Hz), 7.41(1H,s), 7.77(1H,d,J=9.0Hz), 7.77(2H,d,J=8.4Hz), 8.09(1H,dd,J=9.0 & 2.5Hz), 8.21(1H,d,J=2.5Hz).(2)60%水素化ナトリウム0.07g(1.75mmol)をDMF3.0mlに懸濁させ氷冷下攪拌しながら、2’−クロロ−4’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド0.50g(1.53mmol)を加えた。氷冷下15分間攪拌した後、硫酸ジエチル0.23ml(1.76mmol)を滴下し、100℃で2時間加熱攪拌した。室温まで放冷後、水を注ぎエーテルで抽出した。抽出液を水洗、1%水酸化ナトリウム水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過後、減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:3)で溶出して精製した。得られた結晶を酢酸エチルから再結晶することにより標記化合物を淡黄色結晶として0.31g(57%)得た。
融点:118.0-119.0℃NMR(CDCl3)δ:1.10(3H,t,J=7.2Hz), 2.45(3H,s), 3.67(2H,q,J=7.2Hz), 7.30(2H,d,J=8.3Hz), 7.39(1H,d,J=8.7Hz), 7.64(2H,d,J=8.3Hz), 8.11(1H,dd,J=8.7 &2.6Hz), 8.31(1H,d,J=2.6Hz).【0134】実施例54 2’−クロロ−N−イソプロピル−4’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.272)の合成実施例53の(2)において硫酸ジエチルの代わりにヨウ化イソプロピルを用いて130℃で2時間加熱することにより標記化合物を淡黄色結晶として24%の収率で得た。
融点:154.0-157.0℃NMR(CDCl3)δ:1.09(3H,d,J=6.7Hz), 1.14(3H,d,J=6.7Hz), 2.45(3H,s), 4.46(1H,septet,J=6.7Hz), 7.31(2H,d,J=8.4Hz), 7.33(1H,d,J=8.7Hz), 7.69(2H,d,J=8.4Hz), 8.11(1H,dd,J=8.7 & 2.6Hz), 8.38(1H,d,J=2.6Hz).【0135】実施例55 2’−クロロ−4’−シアノ−N−エチル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.92)の合成(1)4−アミノ−3−クロロベンゾニトリル1.50g(9.83mmol)をピリジン5.0mlに溶かし氷冷下攪拌しながら、塩化p−トルエンスルホニル1.90g(9.97mmol)を加えた。室温下18時間攪拌を続けた後、水100mlを注ぎ結晶を析出させた。結晶を濾過、水洗後、水酸化ナトリウム水溶液に溶かしてエーテルで洗浄した。水層を塩酸で酸性に戻し、クロロホルムで抽出した後、抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥、減圧濃縮することにより2’−クロロ−4’−シアノ−p−トルエンスルホンアニリドを白色結晶として1.65g(55%)得た。
融点:186.0-187.0℃NMR(CDCl3)δ:2.41(3H,s), 7.20-7.40(1H,br), 7.29(2H,d,J=8.4Hz), 7.49(1H,dd,J=8.7 & 1.7Hz), 7.58(1H,d,J=1.7Hz), 7.72(1H,d,J=8.7Hz), 7.75(2H,d,J=8.4Hz).(2)60%水素化ナトリウム0.07g(1.75mmol)をDMF3.0mlに懸濁させ氷冷下攪拌しながら、2’−クロロ−4’−シアノ−p−トルエンスルホンアニリド0.50g(1.63mmol)を加えた。氷冷下15分間攪拌した後、硫酸ジエチル0.25ml(1.91mmol)を滴下し、100℃で2時間加熱攪拌した。室温まで放冷後、水を注ぎエーテルで抽出した。抽出液を水洗、1%水酸化ナトリウム水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過後、減圧濃縮し、得られた結晶をエーテルから再結晶することにより標記化合物を白色結晶として0.33g(61%)得た。
融点:112.0-114.0℃NMR(CDCl3)δ:1.08(3H,t,J=7.1Hz), 2.44(3H,s), 3.64(2H,q,J=7.1Hz), 7.29(2H,d,J=8.4Hz), 7.31(1H,d,J=8.3Hz), 7.55(1H,dd,J=8.3 & 1.9Hz), 7.63(2H,d,J=8.4Hz), 7.73(1H,d,J=1.9Hz).
【0136】実施例56 2’−クロロ−4’−シアノ−N−イソプロピル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.93)の合成実施例55の(2)において硫酸ジエチルの代わりにヨウ化イソプロピルを用いて130℃で2時間加熱することにより標記化合物を淡黄色結晶として19%の収率で得た。
融点:118.0-119.0℃NMR(CDCl3)δ:1.06(3H,d,J=6.7Hz), 1.12(3H,d,J=6.7Hz), 2.45(3H,s), 4.45(1H,septet,J=6.7Hz), 7.26(1H,d,J=8.3Hz), 7.30(2H,d,J=8.4Hz), 7.56(1H,dd,J=8.3 & 1.9Hz), 7.68(2H,d,J=8.4Hz), 7.81(1H,d,J=1.9Hz).【0137】実施例57 メチル 5−クロロ−2−(N−エチル−N−p−トルエンスルホニル)アミノベンズチオイミデート ヨウ化水素酸塩(化合物No.87)の合成4’−クロロ−N−エチル−2’−チオカルバモイル−p−トルエンスルホンアニリド0.30g(0.81mmol)とヨウ化メチル1.0ml(16.1mmol)の混合物をクロロホルム3.0ml中で5時間加熱還流した。室温まで放冷後、減圧下濃縮して粗結晶を得た。エーテルを加え攪拌後、濾過、エーテル洗浄することにより、標記化合物を淡黄色結晶として0.41g(99%)得た。
融点:>160℃(分解)
NMR(CDCl3)δ:1.03(3H,t,J=7.2Hz), 2.47(3H,s), 3.30(3H,s), 3.00-3.50(1H,br), 3.50-4.10(1H,br), 6.72(1H,d,J=8.6Hz), 7.38(2H,d,J=8.3Hz), 7.49(1H,dd,J=8.6 & 2.4Hz), 7.62(2H,d,J=8.3Hz), 7.82(1H,d,J=2.4Hz), 10.50-12.50(2H,br).【0138】実施例58 エチル 5−クロロ−2−(N−エチル−N−p−トルエンスルホニル)アミノベンズチオイミデート ヨウ化水素酸塩(化合物No.88)の合成実施例57において、ヨウ化メチルの代わりにヨウ化エチルを用いて6時間加熱還流することにより標記化合物を淡黄色結晶として94%の収率で得た。
融点:>161℃(分解)
NMR(CDCl3)δ:1.03(3H,t,J=7.1Hz), 1.56(3H,t,J=7.5Hz), 2.47(3H,s), 2.90-3.50(1H,br), 3.50-4.00(1H,br), 3.93(2H,q,J=7.5Hz), 6.74(1H,d,J=8.6Hz), 7.38(2H,q,J=8.4Hz), 7.49(1H,dd,J=8.6 & 2.4Hz), 7.63(2H,d,J=8.4Hz), 7.79(1H,d,J=2.4Hz), 10.50-12.50(2H,br).【0139】実施例59 N−エチル−4’−メチルチオ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.227)の合成(1)チオシアン酸4−アミノフェニル10.0g(66.6mmol)をピリジン70mlに溶かし室温下攪拌しながら、塩化p−トルエンスルホニル12.7g(66.6mmol)を加えた。室温下16時間攪拌した後、水を加え酢酸エチルで抽出した。抽出液を希塩酸、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過後、減圧下濃縮し4’−チオシアノ−p−トルエンスルホンアニリドを淡黄色結晶として19.4g(96%)得た。
融点:122.0-123.5℃NMR(CDCl3)δ:2.40(3H,s), 7.16(2H,dt,J=8.7 & 2.0Hz), 7.20-7.30(2H,m), 7.37(1H,brs), 7.40(2H,dt,J=8.7 & 2.0Hz), 7.71(2H,d,J=8.3Hz).(2)4’−チオシアノ−p−トルエンスルホンアニリド19.2g(63.2mmol)を酢酸60mlに溶かし室温下攪拌しながら、発煙硝酸3.04ml(75.9mmol)を滴下した。50℃で4時間攪拌した後、水に注ぎ析出した結晶を濾過、水洗した。結晶を酢酸エチルに溶かし無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮して2’−ニトロ−4’−チオシアノ−p−トルエンスルホンアニリドを淡黄色結晶として21.8g(99%)得た。
融点:121.0-122.5℃NMR(CDCl3)δ:2.42(3H,s), 7.32(2H,d,J=8.6Hz), 7.73(1H,dd,J=9.0 & 2.3Hz),7.78(2H,d,J=8.6Hz), 7.95(1H,d,J=9.0Hz), 8.33(1H,d,J=2.3Hz).(3)2’−ニトロ−4’−チオシアノ−p−トルエンスルホンアニリド5.0g(14.3mmol)をメタノール20mlに溶かし氷冷下攪拌しながら、水素化ホウ素ナトリウム2.80g(66.7mmol)を加えた。30分間攪拌した後、氷冷下ヨウ化メチル3.67ml(59.0mmol)を滴下した。室温で20時間攪拌した後、水を加え酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:4)で溶出した。得られた結晶を酢酸エチルから再結晶することに2’−ニトロ−4’−メチルチオ−p−トルエンスルホンアニリドを橙色結晶として2.27g(47%)得た。
融点:116.0-117.0℃NMR(CDCl3)δ:2.39(3H,s), 2.48(3H,s), 7.25(2H,d,J=8.4Hz), 7.44(1H,dd,J=8.8 & 2.3Hz), 7.68(2H,d,J=8.4Hz), 7.78(1H,d,J=8.8Hz), 7.88(1H,d,J=2.3Hz).(4)65%水素化ナトリウム0.21g(5.76mmol)をDMF4.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら2’−ニトロ−4’−メチルチオ−p−トルエンスルホンアニリド1.50g(4.43mmol)を加えた。室温下30分間攪拌した後、ヨウ化エチル0.52ml(6.21mmol)を滴下し、室温下16時間攪拌した。反応液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した後、抽出液を飽和重曹水、希塩酸、飽和食塩水で順に洗浄した。酢酸エチル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付しクロロホルムで溶出することにより標記化合物を淡黄色結晶として1.04g(64%)得た。
融点:135.0-136.5℃NMR(CDCl3)δ:1.18(3H,t,J=7.2Hz), 2.43(3H,s), 2.53(3H,s), 3.50-3.80(2H,m), 6.96(1H,d,J=8.5Hz), 7.20-7.40(3H,m), 7.53(2H,d,J=8.3Hz), 7.62(1H,d,J=2.3Hz).【0140】実施例60 N−イソプロピル−4’−メチルチオ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.229)の合成実施例59の(4)において、ヨウ化エチルの代わりにヨウ化イソプロピルを用いて80℃で7時間加熱攪拌することにより標記化合物を淡黄色結晶として31%の収率で得た。
融点:124.5-126.0℃NMR(CDCl3)δ:1.05(3H,d,J=6.7Hz), 1.11(3H,d,J=6.7Hz), 2.43(3H,s), 2.54(3H,s), 4.37(1H,septet,J=6.7Hz), 7.14(1H,d,J=8.5Hz), 7.28(2H,d,J=8.2Hz), 7.36(1H,dd,J=8.5 & 2.3Hz), 7.60-7.70(3H,m).【0141】実施例61 2’−シアノ−N−メチル−4’−メチルチオ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.99)の合成(1)2−アミノベンゾニトリル4.00g(33.9mmol)とチオシアン酸ナトリウム3.00g(37.0mmol)をメタノール20.0mlに溶かし氷冷下攪拌しながら、臭素5.50g(34.4mmol)をメタノール5.0mlに溶かした溶液を40分間で滴下した。氷冷下30分間攪拌した後、飽和重曹水で中和し酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付しクロロホルムで溶出して2−アミノ−5−チオシアノベンゾニトリルを淡黄白色結晶として4.21g(71%)得た。
融点:123.5-125.0℃NMR(CDCl3)δ:4.77(2H,br), 6.81(1H,d,J=8.8Hz), 7.54(1H,dd,J=8.8 & 2.2Hz), 7.64(1H,d,J=2.2Hz).(2)97%水酸化ナトリウム1.20g(29.1mmol)を水4.0mlとメタノール20.0mlの混合溶媒に溶かし攪拌しながら、2−アミノ−5−チオシアノベンゾニトリル5.03g(28.7mmol)を加えた。氷冷下30分間攪拌した後、90%水素化ホウ素ナトリウム0.60g(14.3mmol)を加え30分間攪拌を続けた。95%硫酸ジメチル3.0ml(30.0mmol)を滴下し、氷冷下30分間、室温下30分間攪拌した後、反応液を減圧下濃縮した。残留物に水を注ぎエーテルで抽出し、抽出液を2回水洗した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧濃縮することにより2−アミノ−5−メチルチオベンゾニトリルを淡黄色結晶として4.73g(100%)得た。
融点:50.0-54.0℃NMR(CDCl3)δ:2.41(3H,s), 3.20-4.60(2H,br), 6.70(1H,ddd,J=9.1 & 2.2 & 1.1Hz),7.30-7.45(2H,m).(3)2−アミノ−5−メチルチオベンゾニトリル4.60g(28.0mmol)をピリジン20.0mlに溶かし氷冷下攪拌しながら、塩化p−トルエンスルホニル5.60g(29.4mmol)を加えた。氷冷下30分間、室温下1時間攪拌した後、水200mlを注ぎ30分間攪拌し結晶を析出させた。結晶を濾過、水洗することにより2’−シアノ−4’−チオメチル−p−トルエンスルホンアニリドを淡黄色結晶として8.33g(93%)得た。
融点:170.0-173.0℃NMR(CDCl3)δ:2.40(3H,s), 2.45(3H,s), 7.20-7.35(3H,m), 7.40(1H,dd,J=8.9& 2.3Hz), 7.64(1H,d,J=8.9Hz), 7.67(2H,d,J=8.3Hz).(4)60%水素化ナトリウム0.27g(6.75mmol)をDMF7.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら、2’−シアノ−4’−チオメチル−p−トルエンスルホンアニリド2.00g(6.28mmol)を加えた。室温で15分間攪拌した後、硫酸ジメチル0.70ml(7.38mmol)を滴下した。室温下18時間攪拌した後、反応液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、飽和食塩水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付しクロロホルムで溶出することにより標記化合物を白色結晶として1.63g(78%)得た。
融点:139.0-140.0℃NMR(CDCl3)δ:2.45(3H,s), 2.51(3H,s), 3.22(3H,s), 7.17(1H,d,J=8.4Hz), 7.25-7.45(4H,m), 7.65(2H,d,J=8.3Hz).【0142】実施例62 2’−シアノ−N−エチル−4’−メチルチオ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.100)の合成実施例61の(4)において、硫酸ジメチルの代わりに硫酸ジエチルを用いて100℃で1時間加熱攪拌することにより、標記化合物を白色結晶として43%の収率で得た。
融点:136.0-137.0℃NMR(CDCl3)δ:1.10(3H,t,J=7.2Hz), 2.44(3H,s), 2.51(3H,s), 3.63(2H,q,J=7.2Hz), 7.12(1H,d,J=8.5Hz), 7.31(2H,d,J=8.4Hz), 7.38(1H,dd,J=8.5 & 2.3Hz),7.44(1H,d,J=2.3Hz), 7.66(2H,d,J=8.4Hz).【0143】実施例63 2’−シアノ−4’−メタンスルホニル−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.105)の合成2’−シアノ−N−メチル−4’−メチルチオ−p−トルエンスルホンアニリド0.29g(0.87mmol)をクロロホルム2.0mlに溶かし氷冷下攪拌しながら、70%mCPBA(m−クロロ過安息香酸)0.43g(1.74mmol)を加えた。氷冷下30分間、室温下2時間攪拌した後、クロロホルムで希釈して重亜硫酸水素ナトリウム水溶液、1%水酸化ナトリウム水溶液で順に洗浄した。クロロホルム層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮して標記化合物を白色結晶として0.31g(97.5%)得た。
融点:179.0-180.5℃NMR(CDCl3)δ:2.47(3H,s), 3.12(3H,s), 3.26(3H,s), 7.36(2H,d,J=8.3Hz), 7.56(1H,d,J=8.5Hz), 7.67(2H,d,J=8.3Hz), 8.13(1H,dd,J=8.5 & 2.2Hz), 8.23(1H,d,J=2.2Hz).【0144】実施例64 N−メトキシ−4’−ニトロ−2’,3,4−トリクロロベンゼンスルホンアニリド(化合物No.527)の合成(1)メトキシルアミン塩酸塩0.93g(11.1mmol)をピリジン5.0mlに懸濁させ氷冷下攪拌しながら、塩化3,4−ジクロロベンゼンスルホニル2.73g(11.1mmol)を加えた。氷冷下1時間、室温下18時間攪拌した後、水50.0mlを注ぎ結晶を晶出させた。結晶を濾過、水洗して、3,4−ジクロロ−N−メトキシベンゼンスルホンアミドを淡黄色結晶として2.69g(95%)得た。
融点:146.0-147.0℃NMR(CDCl3)δ:3.82(3H,s), 7.63(1H,dd,J=8.4 & 0.3Hz), 7.76(1H,dd,J=8.4 &2.1Hz), 7.86(1H,s), 8.02(1H,dd,J=2.1 & 0.3Hz).(2)60%水素化ナトリウム0.09g(2.25mmol)をDMF3.0mlに懸濁させ氷冷下攪拌しながら、3,4−ジクロロ−N−メトキシベンゼンスルホンアミド0.56g(2.19mmol)を加えた。氷冷下15分間攪拌した後、3−クロロ−4−フルオロニトロベンゼン0.35g(1.99mmol)を加え、氷冷下1時間、室温下3時間攪拌を続けた。水を加えエーテルで抽出した後、抽出液を2回水洗した。エーテル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮して標記化合物を淡黄白色結晶として0.56g(68%)得た。
融点:132.0-133.0℃NMR(CDCl3)δ:3.87(3H,s), 6.95(1H,d,J=8.8Hz), 7.53(1H,dd,J=8.4 & 2.1Hz),7.64(1H,dd,J=8.4 & 0.3Hz), 7.88(1H,dd,J=2.1 & 0.3Hz), 8.03(1H,dd,J=8.8& 2.5Hz), 8.39(1H,d,J=2.5Hz).【0145】実施例65 N−メトキシ−4’−ニトロ−2,2’,5−トリクロロベンゼンスルホンアニリド(化合物No.528)
(1)実施例64の(1)において、塩化3,4−ジクロロベンゼンスルホニルの代わりに塩化2,5−ジクロロベンゼンスルホニルを用いて2,5−ジクロロ−N−メトキシベンゼンスルホンアミドを淡黄色結晶として93%の収率で得た。
融点:127.0-128.5℃NMR(CDCl3)δ:3.80(3H,s), 7.48(1H,dd,J=8.5 & 0.4Hz), 7.55(1H,dd,J=8.5 &2.3Hz), 8.14(1H,dd,J=2.3 & 0.4Hz), 8.14(1H,s).(2)実施例64の(2)において、3,4−ジクロロ−N−メトキシベンゼンスルホンアミドの代わりに2,5−ジクロロ−N−メトキシベンゼンスルホンアミドを用いて標記化合物を淡黄白色結晶として68%の収率で得た。
融点:132.0-133.0℃NMR(CDCl3)δ:3.83(3H,s), 7.23(1H,d,J=9.0Hz), 7.50(1H,dd,J=8.6 & 0.3Hz),7.59(1H,dd,J=8.6 & 2.4Hz), 7.96(1H,dd,J=2.4 & 0.3Hz), 8.06(1H,dd,J=9.0 & 2.5Hz), 8.37(1H,d,J=2.5Hz).【0146】実施例66 2’−クロロ−N−メトキシ−4’−ニトロ−3−トリフルオロメチルベンゼンスルホンアニリド(化合物No.529)の合成(1)実施例64の(1)において、塩化3,4−ジクロロベンゼンスルホニルの代わりに塩化3−トリフルオロメチルベンゼンスルホニルを用いてN−メトキシ−3−トリフルオロメチルベンゼンスルホンアミドを淡黄色結晶として97%の収率で得た。
融点:78.0-81.0℃NMR(CDCl3)δ:3.83(3H,s), 7.27(1H,s), 7.72(1H,t,J=7.8Hz), 7.92(1H,dt,J=7.8 & 0.6Hz), 8.13(1H,dt,J=7.8 & 0.6Hz), 8.20(1H,t,J=0.6Hz).
(2)実施例64の(2)において、3,4−ジクロロ−N−メトキシベンゼンスルホンアミドの代わりにN−メトキシ−3−トリフルオロメチルベンゼンスルホンアミドを用いて標記化合物を白色結晶として57%の収率で得た。
融点:95.5-96.5℃NMR(CDCl3)δ:3.86(3H,s), 6.86(1H,d,J=9.0Hz), 7.73(1H,t,J=7.9Hz), 7.90-8.10(4H,m), 8.39(1H,d,J=2.5Hz).【0147】実施例67 2’−クロロ−3,4’−ジニトロ−N−メトキシベンゼンスルホンアニリド(化合物No.530)の合成(1)実施例64の(1)において、塩化3,4−ジクロロベンゼンスルホニルの代わりに塩化3−ニトロベンゼンスルホニルを用いてN−メトキシ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドを淡黄色結晶として85%の収率で得た。
融点:1110.-113.0℃NMR(CDCl3)δ:3.86(3H,s), 7.28(1H,s), 7.80(1H,t,J=8.3Hz), 8.26(1H,ddd,J=8.3 & 1.8 & 1.1Hz), 8.52(1H,ddd,J=8.3 & 2.2 & 1.1Hz), 8.77(1H,dd,J=2.2 &1.8Hz).(2)実施例64の(2)において、3,4−ジクロロ−N−メトキシベンゼンスルホンアミドの代わりにN−メトキシ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドを用いて標記化合物を淡黄色結晶として80%の収率で得た。
融点:167.5-169.0℃NMR(CDCl3)δ:3.89(3H,s), 6.90(1H,d,J=8.8Hz), 7.80(1H,t,J=8.2Hz), 7.95-8.10(2H,m), 8.40(1H,d,J=2.5Hz), 8.55-8.70(2H,m).【0148】実施例68 2’,4−ジクロロ−3,4’−ジニトロ−N−メトキシベンゼンスルホンアニリド(化合物No.531)の合成(1)メトキシルアミン塩酸塩0.90g(10.8mmol)をピリジン3.0mlに懸濁させ氷冷下攪拌しながら、塩化4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホニル2.56g(10.8mmol)を加えた。氷冷下1時間、室温下3時間攪拌した後、水50.0mlを注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を希塩酸、水で順に洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧下濃縮して4−クロロ−N−メトキシ−3−ニトロベンゼンスルホンアミドを淡黄白色結晶として2.02g(76%)得た。
融点:69.5-71.0℃NMR(CDCl3)δ:3.86(3H,s), 7.29(1H,s), 7.77(1H,d,J=8.4Hz), 8.05(1H,dd,J=8.4 & 2.1Hz), 8.41(1H,d,J=2.1Hz).(2)4−クロロ−N−メトキシ−3−ニトロベンゼンスルホンアミド0.53g(1.99mmol)と3−クロロ−4−フルオロニトロベンゼン1.05g(5.98mmol)をDMF5.0mlに溶かし氷冷下攪拌しながら、60%水素化ナトリウム0.09g(2.25mmol)を少しずつ加えた。氷冷下1時間、室温下2時間攪拌した後、水とエーテルを加え不溶物を濾過して除いた。濾液を静置後、分液し有機層を水洗した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:5)で溶出して、標記化合物を淡黄白色結晶として0.10g(12%)得た。
融点:138.0-139.0℃NMR(CDCl3)δ:3.89(3H,s), 6.96(1H,d,J=8.9Hz), 7.70-7.90(2H,m), 8.05(1H,dd,J=8.9 & 2.5Hz), 8.26(1H,d,J=1.5Hz), 8.40(1H,d,J=2.5Hz).【0149】実施例69 4−クロロ−2’−フルオロ−N−メトキシ−4’−ニトロ−3−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアニリド(化合物No.524)の合成(1)実施例68の(1)において、塩化4−クロロ−3−ニトロベンゼンスルホニルの代わりに塩化4−クロロ−3−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルを用いて4−クロロ−N−メトキシ−3−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミドを白色結晶として92%の収率で得た。
融点:88.0-90.5℃NMR(CDCl3)δ:3.84(3H,s), 7.20(1H,s), 7.72(1H,d,J=8.4Hz), 8.03(1H,dd,J=8.4 & 2.2Hz), 8.23(1H,d,J=2.2Hz).(2)4−クロロ−N−メトキシ−3−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミド0.58g(2.00mmol)と3,4−ジフルオロニトロベンゼン0.66ml(5.96mmol)をDMF5.0mlに溶かし氷冷下攪拌しながら、60%水素化ナトリウム0.09g(2.25mmol)を少しずつ加えた。氷冷下1時間攪拌した後、室温まで戻し水を加えてエーテルで抽出した。抽出液を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮することにより標記化合物を淡黄色結晶として0.32g(37%)得た。
融点:104.5-105.5℃NMR(CDCl3)δ:3.92(3H,s), 7.03(1H,dd,J=9.0Hz,JHF=7.0Hz), 7.60-7.85(2H,m), 7.90-8.15(3H,m).【0150】実施例70 4−クロロ−2’−シアノ−N−メトキシ−4’−ニトロ−3−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアニリド(化合物No.536)の合成実施例69の(2)において、3,4−ジフルオロニトロベンゼンの代わりに2−クロロ−5−ニトロベンゾニトリルを用いて標記化合物を淡黄白色結晶として38%の収率で得た。
融点:140.5-142.0℃NMR(CDCl3)δ:3.88(3H,s), 7.36(1H,d,J=9.0Hz), 7.72(1H,d,J=8.4Hz), 7.82(1H,dd,J=8.4 & 2.1Hz), 8.07(1H,d,J=2.1Hz), 8.39(1H,dd,J=9.0 & 2.5Hz), 8.58(1H,d,J=2.5Hz).【0151】実施例71 5−クロロ−1,3−ジメチル−N−(2,4−ジニトロフェニル)−N−メトキシ−4−ピラゾールスルホンアミド(化合物No.552)の合成(1)メトキシルアミン塩酸塩0.90g(10.8mmol)をピリジン2.0mlに懸濁させ氷冷下攪拌しながら、塩化5−クロロ−1,3−ジメチル−4−ピラゾールスルホニル2.29g(10.0mmol)をアセトニトリル2.0mlに溶かした溶液を滴下した。氷冷下1時間、室温下1時間攪拌した後、水50.0mlを注ぎ結晶を析出させた。結晶を濾過、水洗、乾燥後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:1)で溶出することにより5−クロロ−1,3−ジメチル−N−メトキシ−4−ピラゾールスルホンアミドを白色結晶として1.72g(72%)得た。
融点:120.0-122.5℃NMR(CDCl3)δ:2.43(3H,s), 3.82(3H,s), 3.83(3H,s), 7.09(1H,s).(2)5−クロロ−1,3−ジメチル−N−メトキシ−4−ピラゾールスルホンアミド0.48g(2,00mmol)と2,4−ジニトロクロロベンゼン0.49g(2.42mmol)をDMF3.0mlに溶かし氷冷下攪拌しながら、60%水素化ナトリウム0.09g(2.25mmol)を少しずつ加えた。氷冷下1時間、室温下1時間攪拌した後、水を注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付しクロロホルム−ヘキサン(10:1)で溶出することにより標記化合物を淡黄色結晶として0.65g(87%)得た。
融点:189.0-191.0℃(分解)
NMR(CDCl3)δ:2.14(3H,s), 3.81(3H,s), 3.99(3H,s), 7.59(1H,d,J=9.0Hz), 8.35(1H,dd,J=9.0 & 2.5Hz), 8.67(1H,d,J=2.5Hz).【0152】実施例72 5−クロロ−N−(2−シアノ−4−ニトロフェニル)−N−メトキシ−2−チオフェンスルホンアミド(化合物No.537)の合成(1)実施例71の(1)において、塩化5−クロロ−1,3−ジメチル−4−ピラゾールスルホニルの代わりに塩化5−クロロ−2−チオフェンスルホニルを用いることにより、5−クロロ−N−メトキシ−2−チオフェンスルホンアミドを白色結晶として69%の収率で得た。
融点:65.5-66.5℃NMR(CDCl3)δ:3.86(3H,s), 6.99(1H,d,J=4.1Hz), 7.08(1H,s), 7.53(1H,d,J=4.1Hz).(2)5−クロロ−N−メトキシ−2−チオフェンスルホンアミド0.46g(2.02mmol)と2−クロロ−5−ニトロベンゾニトリル0.45g(2.46mmol)をDMF3.0mlに溶かし氷冷下攪拌しながら、60%水素化ナトリウム0.09g(2.25mmol)を少しずつ加えた。氷冷下1時間、室温下1時間攪拌した後、水を注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:3)で溶出することにより、標記化合物を淡黄色結晶として0.41g(54%)得た。
融点:144.0-146.0℃NMR(CDCl3)δ:3.99(3H,s), 7.03(1H,d,J=4.1Hz), 7.29(1H,d,J=4.1Hz), 7.37(1H,d,J=9.0Hz), 8.37(1H,dd,J=9.0 & 2.5Hz), 8.57(1H,d,J=2.5Hz).【0153】実施例73 2’−クロロ−4’−シアノ−N−メトキシ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.566)の合成60%水素化ナトリウム0.09g(2.25mmol)をDMF3.0mlに懸濁させ氷冷下攪拌しながら、N−メトキシ−p−トルエンスルホンアミド0.45g(2.20mmol)を加えた。氷冷下15分間攪拌した後、3−クロロ−4−フルオロベンゾニトリル0.31g(1.99mmol)を加えた。氷冷下1時間、50℃下18時間攪拌した後、水を加えエーテルで抽出した。抽出液を水、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧下濃縮して、標記化合物を白色結晶として0.54g(81%)得た。
融点:145.0-147.0℃NMR(CDCl3)δ:2.49(3H,s), 3.81(3H,s), 6.82(1H,d,J=8.3Hz), 7.34(2H,d,J=8.3Hz), 7.39(1H,dd,J=8.3 & 1.8Hz), 7.63(2H,d,J=8.3Hz), 7.77(1H,d,J=1.8Hz).【0154】実施例74 2−クロロ−2’,4’−ジニトロ−N−メトキシベンゼンスルホンアニリド(化合物No.563)の合成(1)メトキシルアミン塩酸塩0.95g(11.4mmol)をピリジン4.0mlに懸濁させ氷冷下攪拌しながら、塩化2−クロロベンゼンスルホニル2.11g(10.0mmol)を加えた。氷冷下1時間、室温下1時間攪拌した後、水50.0mlを加え酢酸エチルで抽出した。抽出液を水、希塩酸、飽和食塩水で順に洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧下濃縮し、2−クロロ−N−メトキシベンゼンスルホンアミドを淡黄色結晶として1.41g(64%)得た。
融点:92.5-94.0℃NMR(CDCl3)δ:3.80(3H,s), 7.40-7.70(3H,m), 7.86(1H,s), 8.17(1H,ddd,J=7.7& 1.6 & 0.8Hz).(2)60%水素化ナトリウム0.09g(2.25mmol)をDMF3.0mlに懸濁させ氷冷下攪拌しながら、2−クロロ−N−メトキシベンゼンスルホンアミド0.48g(2.17mmol)を加えた。氷冷下15分間攪拌した後、2,4−ジニトロクロロベンゼン0.41g(2.02mmol)を加えた。氷冷下1時間、室温下1時間攪拌した後、水を加えエーテルで抽出した。抽出液を水、希塩酸、飽和食塩水で順に洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮して、標記化合物を淡黄色結晶として0.49g(62%)得た。
融点:112.5-114.0℃NMR(CDCl3)δ:3.93(3H,s), 7.40-7.70(4H,m), 7.96(1H,dd,J=7.9 & 1.7Hz), 8.34(1H,dd,J=8.9 & 2.5Hz), 8.67(1H,d,J=2.5Hz).【0155】実施例75 3−クロロ−2’,4’−ジニトロ−N−メトキシベンゼンスルホンアニリド(化合物No.564)
(1)実施例74の(1)において、塩化2−クロロベンゼンスルホニルの代わりに塩化3−クロロベンゼンスルホニルを用いることにより、3−クロロ−N−メトキシベンゼンスルホンアミドを淡黄色結晶として38%の収率で得た。
融点:72.0-74.5℃NMR(CDCl3)δ:3.83(3H,s), 7.10(1H,s), 7.50(1H,dd,J=8.0 & 7.7Hz), 7.63(1H,ddd,J=8.0 & 2.0 & 1.2Hz), 7.82(1H,ddd,J=7.7 & 1.7 & 1.2Hz), 7.92(1H,dd,J=2.0 & 1.7Hz).(2)実施例74の(2)において、2−クロロ−N−メトキシベンゼンスルホンアミドの代わりに3−クロロ−N−メトキシベンゼンスルホンアミドを用いることにより、標記化合物を淡黄色結晶として76%の収率で得た。
融点:157.0-159.0℃NMR(CDCl3)δ:3.94(3H,s), 7.35(1H,d,J=8.9Hz), 7.45-7.55(2H,m), 7.65-7.75(2H,m), 8.32(1H,dd,J=8.9 & 2.7Hz), 8.73(1H,d,J=2.7Hz).【0156】実施例76 2’−シアノ−N−メトキシ−4’−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアニリド(1)実施例74の(1)において、塩化2−クロロベンゼンスルホニルの代わりに塩化4−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルを用いることにより、N−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミドを淡黄白色結晶として22%の収率で得た。
融点:96.0-97.0℃NMR(CDCl3)δ:3.84(3H,s), 7.15(1H,s), 7.83(2H,d,J=8.2Hz), 8.07(2H,d,J=8.2Hz).(2)60%水素化ナトリウム0.09g(2.25mmol)をDMF4.0mlに懸濁させ氷冷下攪拌しながら、N−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミド0.55g(2.16mmol)を加えた。氷冷下15分間攪拌した後、2−クロロ−5−ニトロベンゾニトリル0.37g(2.03mmol)を加えた。氷冷下1時間、室温下1時間攪拌した後、水を加えエーテルで抽出した。抽出液を水、希塩酸、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:4)で溶出することにより標記化合物を白色結晶として0.51g(63%)得た。
融点:133.5-135.0℃NMR(CDCl3)δ:3.87(3H,s), 7.34(1H,d,J=9.0Hz), 7.84(2H,d,J=8.6Hz), 7.91(2H,d,J=8.6Hz), 8.37(1H,dd,J=9.0 & 2.7Hz), 8.57(1H,d,J=2.7Hz).【0157】実施例77 2’,4’−ジニトロ−N−メトキシ−3−メチルベンゼンスルホンアニリド(化合物No.562)の合成(1)実施例74の(1)において、塩化2−クロロベンゼンスルホニルの代わりに塩化3−メチルベンゼンスルホニルを用いることにより、N−メトキシ−3−メチルベンゼンスルホンアミドを淡黄色結晶として53%の収率で得た。
融点:90.0-92.0℃NMR(CDCl3)δ:2.45(3H,s), 3.80(3H,s), 7.05(1H,s), 7.40-7.55(2H,m), 7.70-7.80(2H,m).(2)実施例74の(2)において、2−クロロ−N−メトキシベンゼンスルホンアミドの代わりにN−メトキシ−3−メチルベンゼンスルホンアミドを用いることにより、標記化合物を淡黄色結晶として77%の収率で得た。
融点:147.5-149.5℃NMR(CDCl3)δ:2.42(3H,s), 3.90(3H,s), 7.32(1H,d,J=9.0Hz), 7.35-7.45(2H,m), 7.45-7.60(2H,m), 8.29(1H,dd,J=9.0 & 2.5Hz), 8.72(1H,d,J=2.5Hz).【0158】実施例78 N−メトキシ−4’−メチルチオ−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.572)の合成(1)乾燥させたフッ化カリウム0.57g(9.79mmol)をジメチルスルホキシド10.0mlに懸濁させ、2−クロロ−5−(メチルチオ)ニトロベンゼン1.88g(9.23mmol)を加え、170℃で3時間攪拌した。反応が完結していなかったため、乾燥させたフッ化カリウム0.68g(11.7mmol)を加え、170℃で3時間攪拌した。反応混合物を水に注ぎ、エーテルで抽出した。抽出液を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧濃縮した。残留物を減圧下、ガラスチューブオーブンで蒸留し、留分(110-160℃/0.8mmHg)として2−フルオロ−5−(メチルチオ)ニトロベンゼンと2−クロロ−5−(メチルチオ)ニトロベンゼンの3:2混合物を黄色油状物として1.39g得た。
(2)60%水素化ナトリウム0.33g(8.17mmol)をDMF10.0mlに懸濁させ、氷冷下攪拌しながらN−メトキシ−p−トルエンスルホンアミド1.63g(8.17mmol)を加えた。室温下15分間攪拌した後、2−フルオロ−5−(メチルチオ)ニトロベンゼンと2−クロロ−5−(メチルチオ)ニトロベンゼンの3:2混合物1.39gを加えた。室温で終夜攪拌した後、水に注ぎエーテルで抽出した。抽出液を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:6→1:4)で溶出後、酢酸エチル−ヘキサンから再結晶を行い、標記化合物を黄色結晶として0.60g得た。
融点:110.3-110.8℃NMR(CDCl3)δ:2.46(3H,s), 2.52(3H,s), 3.82(3H,s), 6.89(1H,d,J=8.6Hz), 7.23(1H, dd,J=8.6 & 2.2Hz), 7.30(2H,d,J=8.0Hz), 7.50-7.70(3H,m).【0159】実施例79 2’−シアノ−N−メトキシ−4’−メチルチオ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.571)の合成(1)2−アミノ−5−(チオシアナト)ベンゾニトリル2.00g(11.4mmol)および42%ほうフッ化水素酸7.16g(34.2mmol)のエタノール10.0ml溶液に氷冷下、水1.2mlに溶解した亜硝酸ナトリウム0.87g(12.6mmol)を滴下した。氷冷下2時間攪拌した後、析出した結晶をろ取、固体を水、メタノール、エーテルでそれぞれ洗浄した。得られた固体を減圧下乾燥し、2−シアノ−4−(チオシアナト)ベンゼンジアゾニウムフルオボレートを白色結晶として2.98g(95%)得た。
融点:191℃(分解)
NMR(DMSO-d6)δ:8.47(1H,dd,J=8.9 & 2.1Hz), 8.82(1H,d,J=2.1Hz), 9.01(1H,d,J=8.9Hz).(2)2−シアノ−4−(チオシアナト)ベンゼンジアゾニウムフルオボレート2.98g(10.9mmol)をヒートガンで加熱し分解させた。全体的に黒くなったところでオイルバスを用い30分間200℃で加熱した。冷却後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をガラスチューブオーブンで蒸留し(180-240℃/0.2mmHg)、 2−フルオロ−5−(チオシアナト)ベンゾニトリルを淡黄白色結晶として0.29g(15%)得た。
融点:39.0-41.0℃NMR(CDCl3)δ:8.36(1H,ddd,J=9.4 & 8.1 & 1.2Hz), 7.7-7.9(2H,m), 7.67(1H,d,J=2.2Hz).(3)90%水素化ホウ素ナトリウム0.41g(9.76mmol)をエタノール10mlに懸濁させ氷冷下攪拌しながら2−フルオロ−5−(チオシアナト)ベンゾニトリル0.29g(1.63mmol)を加えた。室温下1時間攪拌した後、ヨウ化メチル0.11ml(1.71mmol)を加え、室温下終夜攪拌した。反応混合物を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(3:7)で溶出し、2−フルオロ−5−(メチルチオ)ベンゾニトリルを淡黄白色結晶として0.25g(92%)得た。
融点:61.7-62.7℃NMR(CDCl3)δ:2.50(3H,s), 7.05-7.2(1H,m), 7.4-7.55(2H,m).(4)60%水素化ナトリウム0.07g(1.64mmol)をDMF5.0mlに懸濁させ、氷冷下攪拌しながらN−メトキシ−p−トルエンスルホンアミド0.33g(1.64mmol)を加えた。室温下15分間攪拌した後、2−フルオロ−5−(メチルチオ)ベンゾニトリル0.25g(1.50mmol)を加え、室温で終夜攪拌した。反応が進行していなかったため、50℃で3日間攪拌した。冷却後、反応混合物を水に注ぎエーテルで抽出した。抽出液を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4)で溶出後、酢酸エチル−ヘキサンで再結晶精製し、標記化合物を白色結晶として0.34g(65%)得た。
融点:146.8-147.6℃NMR(CDCl3)δ:2.47(3H,s),2.51(3H,s),3.76(3H,s),6.96(1H,d,J=8.7Hz),7.2-7.4(3H,m),7.44(1H,d,J=2.2Hz),7.66(2H,d,J=8.3Hz).【0160】実施例80 N−(4−シアノ−3−メトキシ−5−イソチアゾリル)−N−メトキシ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.560)の合成60%水素化ナトリウム0.09g(2.25mmol)をDMF3.0mlに懸濁させ氷冷下攪拌しながら、N−メトキシ−p−トルエンスルホンアミド0.45g(2.20mmol)を加えた。氷冷下15分間攪拌した後、4−シアノ−5−メタンスルホニル−3−メトキシイソチアゾール0.44g(2.02mmol)を加えた。氷冷下30分間、室温下30分間攪拌した後、反応液に水を注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗、飽和食塩水洗した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:3)で溶出して標記化合物を白色結晶として0.44g(64%)得た。
融点:115.5-118.0℃NMR(CDCl3)δ:2.46(3H,s), 4.00(3H,s), 4.14(3H,s), 7.35(2H,d,J=8.3Hz), 7.77(2H,d,J=8.3Hz).【0161】実施例81 4’−クロロ−4−エチル−N−イソプロピル−2’−ニトロベンゼンスルホンアニリド(化合物No.328)の合成(1)90%塩化4−エチルベンゼンスルホニル4.25g(20.8mmol)をピリジン10.0mlに溶かし室温下攪拌しながら、4−クロロアニリン2.55g(20.0mmol)を加えた。室温で18時間攪拌した後、水100.0mlを加え酢酸エチルで抽出した。抽出液を希塩酸、水、飽和食塩水で順に洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮して、4’−クロロ−4−エチルベンゼンスルホンアニリドを白色結晶として5.26g(89%)得た。
融点:119.5-121.5℃NMR(CDCl3)δ:1.23(3H,t,J=7.6Hz), 2.68(2H,q,J=7.6Hz), 6.90(1H,s), 7.02(2H,d,J=8.8Hz), 7.20(2H,d,J=8.8Hz), 7.26(2H,d,J=8.4Hz), 7.68(2H,d,J=8.4Hz).(2)4’−クロロ−4−エチルベンゼンスルホンアニリド4.70g(15.9mmol)を酢酸15.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら、97%発煙硝酸0.69ml(16.1mmol)を滴下した。50℃で30分間攪拌した後、室温まで放冷して水100.0mlを注ぎ結晶を析出させた。結晶を濾過、水洗して、4’−クロロ−4−エチル−2’−ニトロベンゼンスルホンアニリドを淡黄色結晶として5.35g(99%)得た。
融点:104.5-105.5℃NMR(CDCl3)δ:1.23(3H,t,J=7.6Hz), 2.69(2H,q,J=7.6Hz), 7.30(2H,d,J=8.4Hz), 7.54(1H,dd,J=9.0 & 2.5Hz), 7.74(2H,d,J=8.4Hz), 7.84(1H,d,J=9.0Hz), 8.10(1H,d,J=2.5Hz), 9.73(1H,brs).(3)60%水素化ナトリウム0.12g(3.00mmol)をDMF7.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら、4’−クロロ−4−エチル−2’−ニトロベンゼンスルホンアニリド1.00g(2.93mmol)を加えた。室温で15分間攪拌した後、ヨウ化イソプロピル0.70ml(7.01mmol)を滴下し、130℃で2時間加熱攪拌した。室温まで放冷後、水にエーテルで抽出した。抽出液を1%水酸化ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:3)で溶出することにより、標記化合物を淡赤色結晶として0.41g(37%)得た。
融点:117.0-118.5℃NMR(CDCl3)δ:1.06(3H,d,J=6.7Hz), 1.13(3H,d,J=6.7Hz), 1.27(3H,t,J=7.6Hz), 2.74(2H,q,J=7.6Hz), 4.37(1H,septet,J=6.7Hz), 7.23(1H,d,J=8.6Hz), 7.32(2H,d,J=8.4Hz), 7.55(1H,dd,J=8.6 & 2.5Hz), 7.69(2H,d,J=8.4Hz), 7.89(1H,d,J=2.5Hz).【0162】実施例82 4,4’−ジクロロ−N−エチル−2’−ニトロベンゼンスルホンアニリド(化合物No.338)の合成(1)実施例81の(1)において、塩化4−エチルベンゼンスルホニルの代わりに塩化4−クロロベンゼンスルホニルを用いて4,4’−ジクロロベンゼンスルホンアニリドを淡赤色結晶として86%の収率で得た。
融点:144.5-145.5℃NMR(CDCl3)δ:6.71(1H,s), 7.01(2H,d,J=8.9Hz), 7.23(2H,d,J=8.9Hz), 7.43(2H,d,J=8.8Hz), 7.68(2H,d,J=8.8Hz).(2)実施例81の(2)において、4’−クロロ−4−エチルベンゼンスルホンアニリドの代わりに4,4’−ジクロロベンゼンスルホンアニリドを用いて、4,4’−ジクロロ−2’−ニトロベンゼンスルホンアニリドを96%の収率で得た。
融点:122.0-123.0℃NMR(CDCl3)δ:7.46(2H,d,J=8.8Hz), 7.57(1H,dd,J=9.0 & 2.5Hz), 7.77(2H,d,J=8.8Hz), 7.83(1H,d,J=9.0Hz), 8.12(1H,d,J=2.5Hz), 9.74(1H,s).(3)60%水素化ナトリウム0.13g(3.25mmol)をDMF7.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら、4,4’−ジクロロ−2’−ニトロベンゼンスルホンアニリド1.00g(2.88mmol)を加えた。室温で15分間攪拌した後、硫酸ジエチル0.45ml(3.44mmol)を滴下し、100℃で2時間加熱攪拌した。室温まで放冷後、反応液を水に注ぎエーテルで抽出した。抽出液を1%水酸化ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧下濃縮することにより標記化合物を淡黄色結晶として0.51g(47%)得た。
融点:121.5-123.0℃NMR(CDCl3)δ:1.20(3H,t,J=7.2Hz), 3.68(2H,q,J=7.2Hz), 7.09(1H,d,J=8.6Hz), 7.47(2H,d,J=8.7Hz), 7.54(1H,dd,J=8.6 & 2.5Hz), 7.60(2H,d,J=8.7Hz), 7.88(1H,d,J=2.5Hz).【0163】実施例83 4’−クロロ−2’−ヒドロキシメチル−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.65)の合成5−クロロ−N−メチル−N−(p−トルエンスルホニル)アントラニル酸5.20g(15.3mmol)をクロロホルム20.0mlに溶かし室温下攪拌しながら、塩化チオニル2.00ml(27.4mmol)を滴下した。50℃で2時間加熱攪拌した後、減圧下濃縮した。残留物をアセトニトリル20.0mlに溶かし、90%水素化ホウ素ナトリウム1.30g(30.9mmol)を水20.0mlに溶かした溶液に氷冷下滴下した。室温下1時間攪拌した後、水100.0mlを加え酢酸エチルで抽出した。抽出液を希塩酸で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮することにより標記化合物を白色結晶として4.40g(88%)得た。
融点:130.0-132.0℃NMR(CDCl3)δ:2.47(3H,s), 2.70-3.20(1H,br), 3.12(3H,s), 4.61(1H,brs), 4.94(1H,brs), 6.37(1H,d,J=8.5Hz), 7.10(1H,dd,J=8.5 & 2.5Hz), 7.32(2H,d,J=8.3Hz), 7.54(2H,d,J=8.3Hz), 7.60(1H,d,J=2.5Hz).【0164】実施例84 5−クロロ−2−(N−メチル−N−p−トルエンスルホニル)アミノベンズアルデヒド(化合物No.66)の合成4’−クロロ−2’−ヒドロキシメチル−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリド3.83g(11.8mmol)と二酸化マンガン5.11g(58.8mmol)をアセトニトリル30.0ml中、室温で3時間攪拌した。二酸化マンガン5.11g(58.8mmol)を追加して更に20時間攪拌を続けた後、濾過した。濾液を減圧下濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付しクロロホルム−エタノール(100:1)で溶出することにより、標記化合物を白色結晶として2.33g(61%)得た。
融点:123.0-124.0℃NMR(CDCl3)δ:2.46(3H,s), 3.22(3H,s), 6.64(1H,d,J=8.6Hz), 7.30(2H,d,J=8.4Hz), 7.41(1H,dd,J=8.6 & 2.6Hz), 7.44(2H,d,J=8.4Hz), 7.97(1H,d,J=2.6Hz),10.39(1H,s).
【0165】実施例85 5−クロロ−2−(N−メチル−N−p−トルエンスルホニル)アミノベンズアルデヒド メトキシム(化合物No.68)の合成5−クロロ−2−(N−メチル−N−p−トルエンスルホニル)アミノベンズアルデヒド0.30g(0.93mmol)とメトキシルアミン塩酸塩0.10g(1.20mmol)をピリジン0.50ml中、室温で18時間攪拌した。反応液を減圧濃縮後、エーテルに溶かし水洗した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させた後、減圧下濃縮して標記化合物を白色結晶として0.30g(92%)得た。
融点:123.5-124.5℃NMR(CDCl3)δ:2.45(3H,s), 3.11(3H,s), 3.99(3H,s), 6.56(1H,d,J=8.6Hz), 7.18(1H,dd,J=8.6 & 2.5Hz), 7.31(2H,d,J=8.4Hz), 7.54(2H,d,J=8.4Hz), 7.96(1H,d,J=2.5Hz), 8.38(1H,s).【0166】実施例86 2’−アミノ−4’−クロロ−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.61)の合成4’−クロロ−N−メチル−2’−ニトロ−p−トルエンスルホンアニリド7.11g(20.9mmol)と塩化第一スズ14.7g(62.6mmol)をエタノール100.0ml中で、室温下45分間、50℃で16時間攪拌した。室温まで放冷後、飽和重曹水で中和し、不溶性固体を濾過して除いた。濾液から酢酸エチルで抽出し、抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、アセトン−クロロホルム−ヘキサン(1:3:5)で溶出することにより、標記化合物を白色結晶として5.22g(81%)得た。
融点:101.5-102.5℃NMR(CDCl3)δ:2.46(3H,s), 3.10(3H,s), 3.65(2H,brs), 6.21(1H,d,J=8.5Hz),6.50(1H,dd,J=8.5 & 2.3Hz), 6.81(1H,d,J=2.3Hz), 7.31(2H,d,J=8.3Hz), 7.58(2H,d,J=8.3Hz).【0167】実施例87 4’−クロロ−N−メチル−2’−ニトロソ−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.284)の合成2’−アミノ−4’−クロロ−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリド1.50g(4.83mmol)をクロロホルム20.0mlに溶かし室温下攪拌しながら、70%mCPBA(m−クロロ過安息香酸)2.38gを加えた。室温下3日間攪拌した後、飽和重曹水を加えクロロホルムで抽出した。抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:6)で溶出することにより標記化合物を青緑色結晶として1.15g(73%)得た。
融点:113.0-114.5℃NMR(CDCl3)δ:2.40(3H,s), 3.63(3H,s), 6.09(1H,dd,J=1.8 & 1.1Hz), 7.17(2H,m), 7.45(2H,d,J=8.3Hz), 7.66(1H,d,J=1.8Hz), 7.66(1H,d,J=1.1Hz).【0168】実施例88 2’−アゾキシシアノ−4’−クロロ−N−メチル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.393)の合成4’−クロロ−N−メチル−2’−ニトロソ−p−トルエンスルホンアニリド0.50g(1.54mmol)をDMF6.0mlに溶かし室温下攪拌しながら、NBS(N−ブロモコハク酸イミド)0.28g(1.54mmol)を加えた。室温下20分間攪拌した後、シアナミド0.10g(2.31mmol)を水1.0mlに溶かした溶液を滴下した。室温下2日間攪拌した後、反応液に水を加え酢酸エチルで抽出した。抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付しアセトン−クロロホルム−ヘキサン(1:3:8)で溶出することにより、標記化合物を淡黄白色結晶として0.32g(57%)得た。
融点:140.0-142.0℃NMR(CDCl3)δ:2.46(3H,s), 3.24(3H,s), 7.11(1H,d,J=8.6Hz), 7.31(2H,d,J=8.4Hz), 7.52(2H,d,J=8.4Hz), 7.57(1H,d,J=8.6Hz), 7.84(1H,d,J=2.5Hz).【0169】実施例89 4’−シアノ−N−エチル−p−トルエンスルホンアニリド(化合物No.29)の合成65%水素化ナトリウム3.39g(91.8mmol)をDMF60.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら、4’−シアノ−p−トルエンスルホンアニリド10.0g(36.7mmol)を加えた。室温下1時間攪拌した後、硫酸ジエチル12.0ml(91.8mmol)を滴下し75℃で4時間加熱攪拌した。室温まで放冷後、水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を希塩酸、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付しクロロホルムで溶出することにより、標記化合物を白色結晶として9.8g(89%)得た。
融点:85.4-86.6℃NMR(CDCl3)δ:1.08(3H,t,J=7.1Hz), 2.43(3H,s), 3.63(2H,q,J=7.1Hz), 7.15-7.30(4H,m), 7.44(2H,dt,J=8.4 & 2.0Hz), 7.62(2H,dt,J=8.4 & 2.0Hz).【0170】実施例90 5−クロロ−N−(4−シアノ−2−ニトロフェニル)−N−エチル−2−チオフェンスルホンアミド(化合物No.415)の合成(1)4’−シアノ−N−エチル−p−トルエンスルホンアニリド6.95g(23.1mmol)を氷冷下濃硫酸20.0mlに溶かした溶液に97%発煙硝酸1.00ml(23.4mmol)を滴下した。氷冷下30分間攪拌した後、氷水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:3)で溶出することにより4−シアノ−N−エチル−2−ニトロアニリンを黄色結晶として1.25g(28%)得た。
融点:130.0-131.5℃NMR(CDCl3)δ:1.41(3H,t,J=7.2Hz), 3.42(2H,dq,J=5.1 & 7.2Hz), 6.91(1H,d,J=9.0Hz), 7.61(1H,dd,J=9.0 & 2.0Hz), 8.33(1H,br), 8.52(1H,d,J=2.0Hz).(2)60%水素化ナトリウム0.10g(2.50mmol)をテトラヒドロフラン(THF)3.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら、4−シアノ−N−エチル−2−ニトロアニリン0.38g(1.99mmol)を加えた。室温で15分間攪拌して濃紫色溶液となった後、塩化5−クロロ−2−チオフェンスルホニル0.55g(2.53mmol)を加え、室温下18時間攪拌した。反応液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥して減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し酢酸エチル−ヘキサン(1:3)で溶出することにより標記化合物を淡黄色結晶として0.22g(30%)得た。
融点:101.5-103.0℃NMR(CDCl3)δ:1.24(3H,t,J=7.2Hz), 3.75(2H,q,J=7.2Hz), 6.96(1H,d,J=4.1Hz), 7.25(1H,d,J=4.1Hz), 7.36(1H,d,J=8.3Hz), 7.88(1H,dd,J=8.3 & 1.9Hz), 8.22(1H,d,J=1.9Hz).【0171】実施例91 5−クロロ−N−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)−N,1,3−トリメチル−4−ピラゾールスルホンアニリド(化合物No.377)の合成65%水素化ナトリウムをDMF5.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら、4−クロロ−N−メチル−2−ニトロアニリン0.48g(2.57mmol)を加えた。室温下1時間攪拌し濃紫色溶液になってから、塩化5−クロロ−1,3−ジメチル−4−ピラゾールスルホニル0.70g(3.06mmol)を加え室温下16時間攪拌した。反応液に水を加え固体を析出させた。固体を濾過、水洗、乾燥した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付しアセトン−クロロホルム−ヘキサン(1:3:8→1:0:5)で溶出することにより、標記化合物を白色結晶として0.55g(56%)得た。
融点:102.0-103.0℃NMR(CDCl3)δ:2.14(3H,s), 3.33(3H,s), 3.81(3H,s), 7.41(1H,d,J=8.6Hz), 7.57(1H,dd,J=8.6 & 2.4Hz), 7.82(1H,d,J=2.4Hz).【0172】実施例92 N−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)−N,3,5−トリメチル−4−イソキサゾールスルホンアミド(化合物No.376)の合成(1)炭酸カリウム0.18g(1.28mmol)をアセトニトリル5.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら、4−クロロアニリン0.33g(2.56mmol)、塩化3,5−ジメチル−4−イソキサゾールスルホニル0.50g(2.56mmol)、18−クラウン−6 0.20g(0.77mmol)を加え16時間攪拌した。水15.0mlを加え酢酸エチルで抽出した後、抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付しクロロホルムで溶出することにより、N−(4−クロロフェニル)−3,5−ジメチル−4−イソキサゾールスルホンアミドを0.68g(92%)得た。
融点:143.5-144.3℃NMR(CDCl3)δ:2.31(3H,s), 3.46(3H,s), 6.92(1H,brs), 7.04(2H,d,J=8.8Hz),7.29(2H,d,J=8.8Hz).(2)N−(4−クロロフェニル)−3,5−ジメチル−4−イソキサゾールスルホンアミド1.10g(3.84mmol)を酢酸4.0mlに溶かし室温下攪拌しながら、発煙硝酸0.20ml(4.68mmol)を滴下した。50℃で1時間攪拌した後、反応液に水20.0mlを注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を水酸化ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付しアセトン−クロロホルム−ヘキサン(1:3:8)で溶出することにより、N−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)−3,5−ジメチル−4−イソキサゾールスルホンアミドを黄色結晶として0.82g(64%)得た。
融点:129.5-130.7℃NMR(CDCl3)δ:2.18(3H,s), 2.35(3H,s), 7.44(1H,d,J=8.7Hz), 7.81(1H,dd,J=8.7 & 2.5Hz), 8.10(1H,d,J=2.5Hz), 10.70(1H,brs).(3)65%水素化ナトリウム0.05g(1.36mmol)をDMF3.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら、N−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)−3,5−ジメチル−4−イソキサゾールスルホンアミド0.30g(0.90mmol)を加えた。室温下1時間攪拌した後、硫酸ジメチル0.13ml(1.36mmol)を滴下し16時間攪拌を続けた。反応液に水20.0mlを注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、アセトン−ヘキサン(1:4)で溶出することにより、標記化合物を白色結晶として0.11g(35%)得た。
融点:99.0-101.0℃NMR(CDCl3)δ:2.21(3H,s), 2.40(3H,s), 3.33(3H,s), 7.40(1H,d,J=8.6Hz), 7.61(1H,dd,J=8.6 & 2.4Hz), 7.86(1H,d,J=2.4Hz).【0173】実施例93 4’−クロロ−4−シアノ−N−エチル−2’−ニトロベンゼンスルホンアニリド(化合物No.356)の合成60%水素化ナトリウム0.10g(2.50mmol)をテトラヒドロフラン(THF)3.0mlに懸濁させ室温下攪拌しながら、4−クロロ−N−エチル−2−ニトロアニリン0.40g(1.99mmol)を加えた。室温下30分間攪拌した後、塩化4−シアノベンゼンスルホニル0.50g(2.48mmol)を加えた。室温下3時間攪拌した後、反応液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:2)で溶出することにより、標記化合物を淡黄色結晶として0.47g(64%)得た。
融点:146.0-148.0℃NMR(CDCl3)δ:1.22(3H,t,J=7.2Hz), 3.71(2H,q,J=7.2Hz), 7.16(1H,d,J=8.5Hz), 7.58(1H,dd,J=8.5 & 2.5Hz), 7.78(4H,s), 7.89(1H,d,J=2.5Hz).【0174】実施例1〜93と同様の方法もしくはそれに準じた方法(例えば、上記した反応式(A)〜(D)および合成法(D)〜(T))により製造できる化合物(I0)を〔表1〕に示す。表中の略号は次のような意義を有する。Me:メチル基、Et:エチル基、n-Pr:n−プロピル基、i-Pr:イソプロピル基、c-Pr:シクロプロピル基、n-Bu:n−ブチル基、i-Bu:イソブチル基、s-Bu:s−ブチル基、t-Bu:t−ブチル基、Ph:フェニル基、Ac:アセチル基。
【化72】

【表1】





























【0175】製剤例1 化合物No.171(20重量%)、キシレン(75重量%)、ポリオキシエチレングリコールエーテル(ノニポール85TM)(5重量%)をよく混合して、乳剤を製造する。
【0176】製剤例2 化合物No.226(30重量%)、リグニンスルホン酸ナトリウム(5重量%)、ポリオキシエチレングリコールエーテル(ノニポール85TM)(5重量%)、ホワイトカーボン(30重量%)、クレー(30重量%)をよく混合して、水和剤を製造する。
【0177】製剤例3 化合物No.263(3重量%)、ホワイトカーボン(3重量%)、クレー(94重量%)をよく混合して、粉剤を製造する。
【0178】製剤例4 化合物No.291(10重量%)、リグニンスルホン酸ナトリウム(5重量%)、クレー(85重量%)をよく粉砕混合し、水を加えてよく練り合わせた後、造粒乾燥して粒剤を製造する。
【0179】製剤例5 化合物No.289(11重量%)、エチレングリコール(12重量%)、アンチホームE20(0.2重量%)、ブチルパラベン(0.1重量%)、ノイゲンEA−177(2重量%)、ニューカルゲンFS−7(2重量%)、クニピアF(1重量%)、ポリビニルアルコール224(1重量%)、水(70.7重量%)を混合した後、ダイノミルKDLで湿式粉砕して均一懸濁液(フロアブル剤)を製造した。
【0180】製剤例6 化合物No.409(11重量%)、エチレングリコール(12重量%)、アンチホームE20(0.2重量%)、ブチルパラベン(0.1重量%)、ノイゲンEA−177(2重量%)、ニューカルゲンFS−7(2重量%)、クニピアF(1重量%)、セロゲン7A(1.5重量%)、水(70.2重量%)を混合した後、ダイノミルKDLで湿式粉砕して均一懸濁液(フロアブル剤)を製造した。
【0181】製剤例7 化合物No.292(2重量%)、フェリムゾン(2重量%)、ホワイトカーボン(3重量%)、クレー(93重量%)をよく混合して、混合粉剤を製造する。
【0182】製剤例8 化合物No.289 (11部)、フェリムゾン(20部)、エチレングリコール(12部)、アンチホームE20(0.2部)、ブチルパラベン(0.1部)、ノイゲンEA−177(2部)、ニューカルゲンFS−7(2部)、クニピアF(1部)、ポリビニルアルコール(1部)、水(50.7部)を混合した後、ダイノミルKDLで湿式粉砕して均一懸濁液(フロアブル剤)を製造する。
【0183】製剤例9 化合物No.289 (11部)、アゾキシストロビン(2部)、エチレングリコール(12部)、アンチホームE20(0.2部)、ブチルパラベン(0.1部)、ノイゲンEA−177(2部)、ニューカルゲンFS−7(2部)、クニピアF(1部)、ポリビニルアルコール(1部)、水(68.7部)を混合した後、ダイノミルKDLで湿式粉砕して均一懸濁液(フロアブル剤)を製造する。
【0184】製剤例10 化合物No.289(4部)、バリダマイシンA (0.3部)、フェリムゾン (2部)、フサライド(1.5部)、IPソルベント (0.2部)、ニューカルゲンEP−60P (2部)、ホワイトカーボン (1.5部)、ブチルパラベン(0.05部)、ニューカルゲンD−1504 (3部)、ハートール脂肪酸 (0.25部)、炭酸カルシウム (85.2部)を均一に混合した後、粉砕してDL粉剤を得る。
【0185】製剤例11 化合物No.421 (15部)、クロロタロニル(15部)、リグニンスルホン酸ナトリウム(5部)、ポリオキシエチレングリコールエーテル(ノニポール85TM)(5部)、ホワイトカーボン(30部)、クレー(30部)をよく混合して水和剤を製造する。
【0186】製剤例12 化合物No.289 (17部)、クロチアニジン(8部)、キシレン(70部)、ポリオキシエチレングリコールエーテル(ノニポール85TM)(5部)をよく混合して乳剤を製造する。
【0187】製剤例13 化合物No.289(17部)、クロチアニジン (8部)、ノイゲンEA−177 (0.5部)、ニューカルゲンFS−4 (2部)、ゴーセノールGH−17(2部)、ブチルパラベン (0.1部)、水 (70.4部)を高速攪拌機を用いて充分混合分散した後、ダイノミル(シンマルエンタープライズ製、1.0 mmガラスビーズ、充填率80%、周速15m/s)を用いて湿式粉砕し、均一懸濁液(フロアブル剤)を製造する。
【0188】製剤例14 化合物No.437 (5部)、クロチアニジン (1部)、ニューポールPE−64 (0.5部)、デキストリンNDS (4部)、クレー(89.5部)を均一に混合後、水 5〜10部を加え混練し、0.8 mmφのスクリーンから押し出して造粒する。得られる造粒物を60℃で1時間乾燥し、粒剤を得る。
【0189】製剤例15 ニテンピラム 20部およびトヨデリンP 80部を水 400部に溶解したものを噴霧乾燥し、ニテンピラムのシクロデキストリン包接物Aを得る。化合物No.274 1部、シクロデキストリン包接物A 5部、ニューカルゲンEP−70P 2部、デキストリンNDS 10部、クレー 82部を均一に混合後、水 5〜10部を加え混練し、0.8 mmφのスクリーンから押し出して造粒する。得られる造粒物を60℃で1時間乾燥し、粒剤を得る。
【0190】製剤例16 化合物No.545 (4部)、クロチアニジン (0.15部)、ニューカルゲンEP−70P(2部)、IPソルベント (0.2部)、ホワイトカーボン(1部)、クレー(92.65部)を均一に混練した後、粉砕してDL粉剤を得る。
【0191】製剤例17 化合物No.409 (4部)、シクロデキストリン包接物A (1.25部)、ニューカルゲンEP−70P (2部)、IPソルベント (0.2部)、ホワイトカーボン(1.5部)、クレー(91.05部)を均一に混練した後、粉砕してDL粉剤を得る。
【0192】製剤例18 化合物No. 545(4部)、カルタップ塩酸塩 (2部)、ハートール脂肪酸 (1部)、IPソルベント (0.2部)、ホワイトカーボン(1.5部)、クレー(91.3部)を均一に混練した後、粉砕してDL粉剤を得る。
【0193】製剤例19 化合物No. 525(60部)、クロチアニジン (15部)、ハイテノールNE-15(5部)、バニレックスN(10部)、ホワイトカーボンカープレックス#80D(10部)を均一に混合粉砕した後、少量の水を加えて撹拌混合捏和し、押出式造粒機で造粒し、乾燥して顆粒水和剤(ドライフロアブル剤)とする。
【0194】試験例1 稲いもち病(Pyricularia oryzae)に対する予防効果供試化合物(上記表1に示す化合物のNo.で示す。)をジメチルホルムアミド(最終濃度1重量%)に溶解し、さらに、キシレン(最終濃度0.02重量%)、トウィーン20(商品名)(最終濃度0.02重量%)を加え、所定の有効成分濃度(200ppm)になるように水で希釈した。この液に展着剤ダイン(商品名、武田薬品工業(株)製、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル20重量%とリグニンスルホン酸カルシウム12重量%を含む)を0.05重量%(最終濃度)の割合で添加して散布液を調製し、温室内で2〜3週間栽培した稲(品種:旭4号)幼苗に10ml/ポットの割合で噴霧した。風乾後、処理稲間にいもち病罹病稲を置き自然感染により接種した。24時間後、罹病稲を除去し、25〜35℃の温室内(湿度70%以上)で1週間栽培し、無処理区の病斑面積に対する供試化合物処理区の病斑面積の比率を調査し、結果を以下の防除価を用いて表した。
防除価3:対無処理区比率 14%以下防除価2:対無処理区比率 15〜29%防除価1:対無処理区比率 30〜55%防除価0:対無処理区比率 56%以上その結果、化合物No.43、174、201、262、305、519、276、361、362、393、538の化合物は防除価3の結果を与えた。
【0195】試験例2 稲ごま葉枯病(Cochliobolus miyabeanus)に対する予防効果試験例1と同様の方法で所定の有効成分濃度(200ppm)になるように調製した散布液を、温室内で3〜4週間栽培した稲(品種:日本晴または旭4号)幼苗に10ml/ポットの割合で噴霧した。風乾後、3〜5×105個/mlの稲ごま葉枯病菌胞子懸濁液を噴霧接種し、2日間28℃の湿室に保った。その後、5日間温室内で栽培し無処理区の病斑面積に対する供試化合物処理区の病斑面積の比率を調査し、結果を以下の防除価を用いて表した。
防除価3:病斑面積率 10%以下防除価2:病斑面積率 11〜20%防除価1:病斑面積率 21〜50%防除価0:病斑面積率 51%以上その結果、化合物No.171、207、262、288、289、292の化合物は防除価3の結果を与えた。
【0196】試験例3 リンゴ斑点落葉病(Alternaria mali)に対する予防効果試験例1と同様の方法で所定の有効成分濃度(200ppm)になるように調製した散布液を、温室内で3〜4週間栽培したリンゴ(品種:スターキング・デリシャス)幼木に10ml/ポットの割合で噴霧した。処理1日後、1%酵母エキス、1%蔗糖、5×105個/mlのリンゴ斑点落葉病菌胞子を含む懸濁液を1ml/ポットの割合で噴霧接種した。接種後4日間28℃の湿室に保った後、処理葉の病斑面積率を調査し、結果を以下の防除価を用いて表した。
防除価3:病斑面積率 10%以下防除価2:病斑面積率 11〜20%防除価1:病斑面積率 21〜50%防除価0:病斑面積率 51%以上その結果、化合物No.12、23、25、30、40、51、84、94、116、118、119、125、126、127、163、171、172、177、194、195、205、206、207、209、210、211、213、214、216、218、219、226、262、263、264、265、266、273、274、276、277、279、282、288、289、290、291、292、295、298、299、300、305、307、308、309、311、322、324、326、332、337、338、340、370、387、396、398、404、406、407、409、411、412、413、423、425、426、429、434、435、438、545、448、449、450、456、464、494、503、504、511、517、26、61、65、67、69、80、83、85、86、87、88、89、95、97、99、100、101、105、111、112、113、114、227、229、348、354、356、414、415、419、420、421、437、455、457、522、523、525、533、535、538、539、540、554、563、565、566、567,571,572の化合物は防除価3を与えた。
【0197】試験例4 コマツナ根こぶ病(Plasmodiophora brassicae)に対する防除試験供試化合物(上記表1に示す化合物のNo.で示す。)をジメチルホルムアミド(最終濃度1重量%)に溶解し、さらに、キシレン(最終濃度0.02重量%)、トウィーン20(商品名)(最終濃度0.02重量%)を加えて水で希釈した。この調製した薬液を根こぶ病に汚染された土壌に、活性成分が353.7mg/m2になるように灌注し、よく混和した後、コマツナを播種した。温室で4〜6週間栽培した後、コマツナの根を洗い出し発病度を調査し、結果を以下の防除価を用いて表した。
防除価3:発病度 25%以下防除価2:発病度 26〜50%防除価1:発病度 51〜75%防除価0:発病度 76%以上その結果、化合物No.115、312、525、528、529、535、536、537、545、552、560の化合物は防除価3の結果を与えた。
【0198】以下、試験例5〜9において殺菌剤の評価は、病斑面積率(百分率)を測定し、防除価に変換することよって行った。防除価は以下の式で算出した。
防除価=(1−(薬剤処理区の病斑面積率/無処理区の病斑面積率))×100有効成分の混合物の予測防除価をコルビーの式(Colby's formula)[R.S.Colby,Weeds 15,20−22(1967)]を用いて決定し、実際の防除価と比較した。
コルビーの式:E=x+y−xy/100上式において、Eは有効成分AおよびBの混合物を濃度aおよびbで使用した際における予想防除価(相加効果)を表し、xは有効成分Aを濃度aで使用した際における防除価を表し、そして、yは有効成分Bを濃度bで使用した際における防除価を表す。試験により得られた防除価が予想される効果Eよりも大きい値を示す場合は相乗効果を有する。尚、防除価0は試験植物の病斑面積率が無処理の対照標準のものに対応する。防除価100は試験植物が病気に冒されていないことを意味する。
【0199】試験例5 リンゴ斑点落葉病(Alternaria mali)に対する予防効果供試化合物(上記表1に示す化合物のNo.で示す。)、クロロタロニル、ヘキサコナゾールおよびアゾキシストロビンを単独あるいは混合して、ジメチルホルムアミド(最終濃度1重量%)に溶解し、さらに、キシレン(最終濃度0.02重量%)、トウィーン20(商品名)(最終濃度0.02重量%)を加え、所定の有効成分濃度(ppm)になるように水で希釈した。この液に展着剤シンダイン(商品名、武田薬品工業(株)製、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル20重量%とリグニンスルホン酸カルシウム12重量%を含む)を0.05重量%(最終濃度)の割合で添加して散布液を調整し、温室内で3〜4週間栽培したリンゴ(品種:スターキング・デリシャス)幼木に10ml/ポットの割合で噴霧した。処理1日後、1%酵母エキス、1%蔗糖、5×105個/mlのリンゴ斑点落葉病菌胞子を含む懸濁液を1ml/ポットの割合で噴霧接種した。接種後4日間28℃の湿室に保った後、処理葉の病斑面積率を調査し、結果を上記の防除価を用いて表した。結果を表2に示した。化合物No.289およびNo.421はクロロタロニル、ヘキサコナゾールおよびアゾキシストロビンと混合して用いることによって、それぞれの化合物を単独で用いた場合よりも高い防除効果を発現し、混合による相乗作用が認められた。
【表2】

【0200】試験例6 リンゴ斑点落葉病(Alternaria mali)に対する予防効果供試化合物(上記表1に示す化合物のNo.で示す。)、イミノクタジン、メパニピリムおよびクレソキシム-メチルを単独あるいは混合して、試験例4と同様に処理葉の病斑面積率を調査し、結果を上記の防除価を用いて表した。結果を表3に示した。化合物No.289はメパニピリムと、No.97はイミノクタジンと混合して用いることによって、それぞれの化合物を単独で用いた場合よりも高い防除効果を発現し、混合による相乗作用が認められた。
【表3】

【0201】試験例7 稲いもち病(Pyricularia oryzae)に対する予防効果供試化合物(上記表1に示す化合物のNo.で示す。)およびアゾキシストロビンを単独あるいは混合して、ジメチルホルムアミド(最終濃度1重量%)に溶解し、さらに、キシレン(最終濃度0.02重量%)、トウィーン20(商品名)(最終濃度0.02重量%)を加え、所定の有効成分濃度になるように水で希釈した。この液に展着剤シンダイン(商品名、武田薬品工業(株)製、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル20重量%とリグニンスルホン酸カルシウム12重量%を含む)を0.05重量%(最終濃度)の割合で添加して散布液を調製し、温室内で2〜3週間栽培した稲(品種:旭4号)幼苗に10ml/ポットの割合で噴霧した。風乾後、処理稲間にいもち病罹病稲を置き自然感染により接種した。24時間後、罹病稲を除去し、25〜35℃の温室内(湿度70%以上)で1週間栽培し、無処理区の病斑面積に対する本スルホンアミド処理区および他薬剤処理区の病斑面積の比率を調査し、結果を上記の防除価を用いて表した。結果を表4に示した。化合物No.289はアゾキシストロビンと混合して用いることによって、それぞれの化合物を単独で用いた場合よりも高い防除効果を発現し、混合による相乗作用が認められた。
【表4】

【0202】試験例8 稲ごま葉枯病(Cochliobolus miyabeanus)に対する予防効果供試化合物(上記表1に示す化合物のNo.で示す。)およびフェリムゾンを単独あるいは混合して、ジメチルホルムアミド(最終濃度1重量%)に溶解し、さらに、キシレン(最終濃度0.02重量%)、トウィーン20(商品名)(最終濃度0.02重量%)を加え、所定の有効成分濃度(200ppm)になるように水で希釈した。この液に展着剤シンダイン(商品名、武田薬品工業(株)製、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル20重量%とリグニンスルホン酸カルシウム12重量%を含む)を0.05重量%(最終濃度)の割合で添加して散布液を調製し、温室内で3〜4週間栽培した稲(品種:日本晴または旭4号)幼苗に10ml/ポットの割合で噴霧した。風乾後、3〜5×105個/mlの稲ごま葉枯病菌胞子懸濁液を噴霧接種し、2日間28℃の湿室に保った。その後、5日間温室内で栽培し無処理区の病斑面積に対する本スルホンアミド処理区および他薬剤処理区の病斑面積の比率を調査し、結果を上記の防除価を用いて表した。結果を表5に示した。化合物No.289はフェリムゾンと混合して用いることによって、それぞれの化合物を単独で用いた場合よりも高い防除効果を発現し、混合による相乗作用が認められた。
【表5】

【0203】試験例9 キュウリ灰色かび病(Botrytis cinerea)に対する予防効果供試化合物(上記表1に示す化合物のNo.で示す。)およびアゾキシストロビン、メパニピリムあるいはイプロジオンを単独あるいは混合して、ジメチルホルムアミド(最終濃度1重量%)に溶解し、さらに、キシレン(最終濃度0.02重量%)、トウィーン20(商品名)(最終濃度0.02重量%)を加え、所定の有効成分濃度(200ppm)になるように水で希釈した。この液に展着剤シンダイン(商品名、武田薬品工業(株)製、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル20重量%とリグニンスルホン酸カルシウム12重量%を含む)を0.05重量%(最終濃度)の割合で添加して散布液を調製し、温室内で3〜4週間栽培したキュウリ(品種:四葉)幼苗に10ml/ポットの割合で噴霧した。風乾後、灰色かび病菌が全面に成育したPSA培地から菌叢ディスクを打ち抜き、これをキュウリ葉上に置いて菌糸接種し、3日間28℃の湿室に保った。その後、無処理区の病斑面積に対する本スルホンアミド処理区および他薬剤処理区の病斑面積の比率を調査し、上記の防除価を用いて表した。結果を表6に示した。化合物No.289はアゾキシストロビン、メパニピリムあるいはイプロジオンと混合して用いることによって、それぞれの化合物を単独で用いた場合よりも高い防除効果を発現し、混合による相乗作用が認められた。
【表6】





 

 


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