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発明の名称 刈払機用刈刃安全カバー
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−333616(P2001−333616A)
公開日 平成13年12月4日(2001.12.4)
出願番号 特願2000−152802(P2000−152802)
出願日 平成12年5月24日(2000.5.24)
代理人 【識別番号】100059959
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 稔 (外10名)
【テーマコード(参考)】
2B083
【Fターム(参考)】
2B083 AA02 BA02 CA07 CA14 CA27 DA02 GA02 HA52 
発明者 手塚 文紀 / 大澤 久人
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 ルーフプレート部分(36)とスカート部分(38)とを有する、刈払機の刈刃(22、32)の後部を覆うための刈刃安全カバー(30、30’)であって、該刈刃安全カバー(30、30’)を前記ルーフプレート部分(36)の半径方向中間部分で分割し、前記刈刃安全カバー(30、30’)の半径方向外側部分(44、44’)を半径方向内側部分(42)に対して着脱自在とし、前記半径方向外側部分(44、44’)を、装着された前記刈刃(22、32)に適した寸法のものに交換可能にした、ことを特徴とする刈払機用刈刃安全カバー。
【請求項2】 前記半径方向内側部分(42)の外周部および前記半径方向外側部分(44)の内周部のいずれか一方の縁部(52、52’)には、該一方の縁部(52、52’)の面との間に他方の縁部(50)を受け入れる受入れ領域(S)を形成するように、前記一方の縁部(52、52’)の面に沿って延びる棚部(54、54’)を有し、前記一方の縁部(52、52’)の壁部には、前記棚部(54、54’)に対して成形のための金型(58、59)の型抜き方向において隣接した位置に、前記棚部(54、54’)を成形するための成形金型部分(58a)が貫通可能な窓部(56、56’)が形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載する刈払機用刈刃安全カバー。
【請求項3】 前記棚部(54、54’)と前記他方の縁部(50)には、半径方向への抜け防止のため互いに噛み合う凹凸部(60、60’、62)が形成されており、前記他方の縁部(50)を前記一方の縁部(52、52’)と前記棚部(54、54’)との間に周方向に挿入することによって、前記半径方向内側部分(42)と前記半径方向外側部分(44)とは互いに連結され、前記凹凸部(60、60’、62)は前記型抜きの方向に配向されている、ことを特徴とする請求項2に記載の刈払機用刈刃安全カバー。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雑草等を刈るための携帯用刈払機に関し、より詳細には、携帯用刈払機の刈刃安全カバーに関する。
【従来技術】従来から、雑草等を刈るための携帯用刈払機が知られている。従来の典型的な携帯用刈払機は、原動機(例えば、小型空冷式2サイクル内燃エンジン)と、該エンジンから前方に向かって真っ直ぐに延びる伝動軸を挿通した操作杆と、該操作杆の前端に設けられ、且つ、前記原動機によって回転駆動される刈刃と、を有する。このような携帯用刈払機の操作杆の先端には、作業者が、回転刃によって飛散した石等に当たって怪我をするのを未然に防止するために、安全基準に基づいて、前記刈刃の後部(作業者側)を覆う刈刃安全カバーが取付けられている。該刈刃安全カバーは、一般的に、前記刈刃の上方において、前記刈刃の回転面に沿って半径方向外方に延びるルーフプレート部分と、更に、該ルーフプレート部分の外周縁から前記回転面まで下方にのびるスカート部分と、からなる。
【0002】刈刃には何種かあり、例えば、周囲に複数のブレードが形成された金属製の円板状刈刃と、ナイロンコードと、がある。前記円板状刈刃とナイロンコードとでは、互いに回転面の径が異なり、また、前記円板状刈刃においても、径が異なる刈刃がある。更に、前記円板状刈刃とナイロンコードとでは、前記操作杆の先端への取付構造が異なるために、前記刈刃安全カバーの前記操作杆への取付位置から前記刈刃の回転面までの縦方向の距離が異なる。前記刈刃安全カバーは、前記刈刃の刃先と前記スカートの内周部分との間に必要以上の隙間があると、その間に草等が引っ掛かり易くなるので、また、前記刈刃を覆う前記スカート部分が長すぎると、草等を短く刈ることができないので、使用する前記刈刃によって最適な寸法のものを使用することが望ましい。従って、前記刈刃を取り替える際には、前記刈刃安全カバーも対応する寸法のものに交換する必要がある。
【0003】従来から、異なる刈刃に対応するように工夫された刈刃安全カバーがある。例えば、米国特許第4,864,728号特許には、異なる取付高さを有する刈刃に対応できる刈刃安全カバーが開示されている。該刈刃安全カバーにおいては、異なる高さ位置に取付けられた刈刃に対応するために、前記スカート部分の上下方向の長さを変更可能な構造としている。前記刈刃安全カバーは、前記スカート部分の上下方向の中間において周方向に分割した構造とし、前記スカート部分を前記ルーフプレート部分に対して、高さ方向に二段階の異なる高さ位置で取付け可能とし、前記スカート部分の長さを変更可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した如き従来の刈刃安全カバーにおいては、前記スカート部分の長さを変更することはできるが、異なる径を有する刈刃を使用する場合には、前記刈刃安全カバー全体を取り替えなければならない。更に、前記刈刃安全カバーは、一般的に、プラスチック材の射出成形によって成形されるので、型抜きの容易な形状であることが望ましい。そこで、本発明の第一の目的は、刈刃の種類によって最適な形状のものに容易に交換可能な刈刃安全カバーを提供することにある。更に、本発明の第二の目的は、射出成形容易な刈刃安全カバーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の前記第一の目的は、ルーフプレート部分とスカート部分とを有する、刈払機の回転刃の後部を覆うための刈刃安全カバーであって、該刈刃安全カバーを前記ルーフプレート部分の半径方向中間部分で分割し、前記刈刃安全カバーの半径方向外側部分を半径方向内側部分に対して着脱自在とし、前記半径方向外側部分を、装着された刈刃に適した寸法のものに交換可能にした、ことを特徴とする刈払機用刈刃安全カバーによって達成することができる。本発明においては、該刈刃安全カバーの前記ルーフプレート部分の半径方向中間部分で分割し、前記刈刃安全カバーの半径方向外側部分を半径方向内側部分に対して着脱自在としている。従って、様々な前記刈刃に対応する径方向の寸法や前記スカート部分の上下方向長さ寸法を有する前記半径方向外側部分をそれぞれ予め準備することにより、前記刈刃を交換する際、前記半径方向外側部分だけを、対応する大きさのものに交換すればよいので、交換作業が容易である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しつつ、本発明にかかる刈払機用刈刃安全カバーの種々の実施の形態について説明する。図1は、本発明にかかる携帯用刈払機の一例の全体を示す斜視図である。また、図2は、円板状刈刃を取付けた状態の、携帯用刈払機の刈刃装置部の縦断面拡大図である。
【0007】図1に示すように、前記携帯用刈払機2は、原動機としての小型空冷式2サイクル内燃エンジン4と、該エンジン4から前方に向かって真っ直ぐに延びる、前記エンジン4に駆動上連結された伝動軸6a(図2参照)を挿通した操作杆6と、該操作杆6の先端に取付けられた刈刃装置8と、前記操作杆6の途中部分に設けられたハンドル部10と、該ハンドル部10に設けられた、前記エンジン4の出力制御等を行うための操作レバー12とを有する。前記刈刃装置8は、図2に示す如く、前記伝動軸6aの先端に設けられた傘歯車筺14と、該傘歯車筐14を介して回転駆動される回転軸16(刈刃取付軸)と、を有する。該回転軸16の下部にはスプライン部18が形成され、前記回転軸16には、前記スプライン部18との嵌合によって一体的に回転する、刈刃受け座金20が下側から装着されている。更に、前記回転軸16には、前記刈刃受け座金20の下側から、刈刃としての円板状刈刃22が装着され、また、更に下方には、前記円板状刈刃22を前記刈刃受け座金20に対して押さえ付け、また、前記回転軸16の下端部の地面への接触を防止するための押さえ座金21及び保護カバー24が装着されている。これらは、前記回転軸16の下端部に形成された雄ねじ部26に螺合する緩み止め付ナット28を締め付けることにより、前記回転軸16に対して固定される。更に、前記操作杆6の先端には、刈った草や、小石が作業者に向かって飛散するのを防止するための刈刃安全カバー30が、前記円板状刈刃22の後部(作業者側)を覆うようにして設けられている。
【0008】図3は、ナイロンコード式刈刃装置を取付けた状態の、携帯用刈払機の刈刃装置部の縦断拡大面図である。図3は、図2に示す前記携帯用刈払機2の前記円板状刈刃22を、刈刃としてのナイロンコード32に交換した状態を示す。前記円板状刈刃22を前記ナイロンコード32に交換するには、図2に示す前記保護カバー24、および前記ナット28を取外し、前記円板状刈刃22を外した後、内部に前記ナイロンコード32を巻回したリールハウジング34を前記回転軸16に下方から挿入し、更に、ノブ式ナット28’及び抜け止め用ビス29で固定する。前記ナイロンコード32は、予備分が、前記リールハウジング34内に巻回されている。前記ナイロンコード32は、使用しているうちに摩耗したり切れたりし易く、そのような場合には、前記ナイロンコード32を延長する必要があり、前記ノブ式ナット28’を緩めると、前記ナイロンコード32を手で前記リールハウジング34から引き出すことができる。
【0009】図2と図3とを対比すると分かるように、図2に示す前記円板状刈刃22は、直接、前記刈刃受け座金20に対して取付けられているので、前記円板状刈刃22の回転面P1は、前記刈刃受け座金20と略同じ高さ位置にあるのに対して、図3に示す前記ナイロンコード32においては、厚みのある前記リールハウジング34が前記刈刃受け座金20に対して取付けられているので、前記ナイロンコード32の回転面P2は、前記刈刃受け座金20より所定距離dだけ下方に位置する。更に、図3に示す前記ナイロンコード32の回転径D2は、図2に示す前記円板状刈刃22の回転径D1よりも大きい。このように、前記刈刃22、32の取付高さおよび形の差異によって、前記刈刃安全カバー30、30’の形状寸法も、図2および図3に示すように、それに応じて異なる。
【0010】図1を見て分かるように、前記刈刃安全カバー30、30’は、全体的に平面視扇状の形状を有し、前記円板状刈刃22の前記回転面P1に沿って半径方向外方に延びるルーフプレート部分36、36’と、該ルーフプレート部分36、36’の外周縁から下方に延びるスカート部分38、38’と、を有する。前記ルーフプレート部分36、36’の内端である取付部40が、前記操作杆6の先端に取付けられている。図2および図3を見て分かるように、本実施形態にかかる前記刈刃安全カバー30、30’においては、前記ルーフプレート部分36、36’の半径方向中間部分で、半径方向内側部分42と、半径方向外側部分44、44’と、の二つの部品に分割されている。前記半径方向外側部分44、44’は、前記半径方向内側部分42に対して着脱自在となっており、前記半径方向外側部分44、44’を、装着された前記刈刃22、32の種類によって、それに適したものに交換可能になっている。
【0011】図4は、刈刃安全カバーの半径方向内側部分の、また、図5は、円板状刈刃用の半径方向外側部分の、更に、図6は、ナイロンコード用の半径方向外側部分の平面図である。図2および図3、更に、図4を参照しつつ、前記半径方向内側部分42の形状について説明する。前記半径方向内側部分42は、平面視全体的に扇状の形状をなしており、内端部に前記操作杆6の先端部へ固着せしめるための前記取付部40が形成されている。前記半径方向内側部分42の前記取付部40の半径方向外方に、前記刈刃22、32の前記回転面P1,P2に沿って径方向に略真っ直ぐに延びるルーフプレート内側部分43を有する。また、図2および図5に示す、前記円板状刈刃22用の前記半径方向外側部分44は、前記円板状刈刃22の前記回転面P1に沿って径方向に略真っ直ぐに延びるルーフプレート外側部分46と、その外周縁から下方に延びる前記スカート部分38と、で構成されている。図3および図6に示す、前記ナイロンコード32用の前記半径方向外側部分44’は、前記ナイロンコード32の前記回転面P2に沿って径方向に略真っ直ぐに延びるルーフプレート外側部分46’と、その外周縁から下方に延びる前記スカート部分38’と、で構成されているが、前記円板状刈刃22用の前記半径方向外側部分44と比較して、前記ルーフプレート外側部分46’の径方向の寸法が大きく、また、前記スカート部分38’の長さ寸法が長い点で異なる。前記半径方向内側部分42の外周縁部50と、前記半径方向外側部分44、44’の内周縁部52、52’とが、後に詳述するように、互いに着脱自在になっている。前記半径方向内側部分42および前記半径方向外側部分44、44’は、いずれも、プラスチック材の射出成形によって一体成形される。
【0012】図7は、図5に示すVII-VII線に沿った円板状刈刃用の半径方向外側部分の断面図であり、該半径方向外側部分を成形するための金型との関係を示す図であり、金型の一部を仮想線で示す。図2および図5と、図3および図6とを見て分かるように、前記半径方向外側部分44、44’の前記ルーフプレート外側部分46、46’の下面46a、46’aには、半径方向内方に、すなわち、前記半径方向内側部分42に向かって延びる棚部54、54’が、その円周方向に沿って三つ設けられている。該棚部54、54’は、前記ルーフプレート外側部分46、46’の前記下面46a、46’aに沿って、且つ、該下面46a、46’aの下方に離間して延び、それらの間に、前記半径方向内側部分42の前記外周縁部50を受け入れる受入れ領域Sが形成されている。前記ルーフプレート外側部分46、46’には、前記棚部54、54’のそれぞれに対して、成形のための金型58、59の型抜き方向において隣接して窓部56、56’が形成されている。該窓部56、56’は、平面視したとき前記棚部54、54’よりやや大きい大きさを有する。
【0013】前記半径方向外側部分44、44’は、例えば、上下割りの前記金型58、59を用いて成形され、該金型58、59は、前記スカート部分38、38’の延びる方向(図7の黒矢印の方向)に抜かれる。図7を参照しつつ、前記半径方向外側部分44の場合を例に説明すると、前記窓部56は、前記棚部54に対して前記金型58、59を型抜きする方向において隣接した位置にあるので、前記棚部54を形成する金型部分58aは、前記窓部56を通して延びるるように設計可能である。図7に示すように、前記棚部54を形成する前記金型部分58aは、前記窓部56を通して、前記半径方向外側部分44の壁面を超えて、前記スカート部分38の延びる方向に延び、図7に白矢印で示す方向に型抜きされる。再び、図2および図3を参照すると、前記半径方向外側部分44の前記内周縁部52、52’および前記棚部54、54’には、半径方向断面において、前記窓部56、56’を介する前記金型58、59の型抜きの方向に配向された第一凹凸部60、60’が形成されている。該第一凹凸部60、60’は、図5および図6に点線で示すように、前記棚部54、54’の全体および前記半径方向外側部分44の周方向全体に延びている。一方、前記半径方向内側部分42の前記外周縁部50には、前記半径方向外側部分44と前記棚部54、54’とに形成された前記第一凹凸部60、60’と相補的に嵌合係合する第二凹凸部62が形成されている。該第二凹凸部62も、前記金型58、59の型抜きの方向に配向されており、また、図4に点線で示すように、前記半径方向内側部分42の周方向全体に延びている。前記半径方向外側部分44は、前記半径方向内側部分42に対して、該半径方向内側部分42の前記外周縁部50を、前記半径方向半径方向外側部分44と前記棚部54、54’との間の受け入れ領域Sに、側縁から挿入して互いに連結される。前記半径方向外側部分44の前記半径方向内側部分42に対する抜け防止は、前記第一凹凸部60、60’および前記第二凹凸部62によって行われる。
【0014】図8は、半径方向内側部分の側縁部に形成されたアーチ状受入れ部の、図4に示すVIII-VIII線に沿った矢視断面図である。更に、図5および図6に示すように、前記半径方向外側部分44の一方の側縁部には、円周方向に突出する舌部64、64’が形成されている。一方、図8に示すように、前記半径方向内側部分42の対応する側縁部の上面には、前記半径方向外側部分44と前記半径方向内側部分42とを互いに連結したとき、前記舌部64、64’を受け入れるアーチ状受入れ部66が形成されている。
【0015】図9は、半径方向内側部分の、図4に示すIX-IX線に沿った矢視断面図である。更に、図5および図6を見て分かるように、前記半径方向外側部分44の内周縁部には、平面視したとき、半径方向に凹状の切り欠き68、68’が形成されている。一方、図4および図9に示すように、前記半径方向内側部分42の中間部分には、前記切り欠き68、68’と係合して、前記半径方向外側部分44を前記半径方向に対して係止する弾性係止片70が設けられている。該弾性係止片70は、前記半径方向内側部分42に半径方向内端だけが本体に対して連結されるように、一体成形によって形成されている。前記半径方向外側部分44を前記半径方向内側部分42に対して連結する際には、前記弾性係止片70を指で下方に押して、前記半径方向外側部分44を前記半径方向内側部分42に沿って周方向に摺動させるときの移動通路の外に撓ませる。両者が互いに連結されると、前記切欠き68、68’と前記弾性係止片70とが整列する位置関係にあり、指を離すと、前記弾性係止片70が前記切欠き68、68’に受け入れられる。
【0016】本実施形態によれば、前記窓部56、56’が、前記棚部54、54’に対して前記金型58、59を型抜きする方向、又は前記スカート部分38、38’の延びる方向に隣接した位置にあるので、前記金型58の前記棚部54、54’を形成する部分を、前記窓部56、56’を貫通して延びるように設計することができる。これにより、金型の型抜きをする際、前記スカート部分38の延びる方向に型抜きすれば、前記棚部54、54’を成形するための前記成形金型部分58aも、前記窓部56、56’を通して型抜き可能なので、金型の構造が簡略化され、製造コストを低くすることができる。
【0017】また、本実施形態によれば、前記半径方向外側部分44の前記内周縁部52と前記棚部54、54’とには、前記半径方向外側部分44の半径方向への抜け防止のための前記第一凹凸部60、60’及び前記第二凹凸部62が形成されており、該第一凹凸60、60’および第二凹凸部62は、前記窓部56、56’を介して抜く成形型の型抜きの方向に配向されているので、金型の構造が簡略化され、製造コストを低くすることができる。更に、本実施形態によれば、前記半径方向外側部分44の一方の側縁部に、円周方向に突出する前記舌部64、64’が形成され、また、前記半径方向内側部分42の対応する側縁部の上面に、前記舌部64、64’を受け入れる前記アーチ状受入れ部66が形成されているので、前記半径方向外側部分44、44’を前記半径方向内側部分42に対して周方向に摺動移動させて互いに連結する際に、ストッパとしての役割を果すとともに、前記スカート部分38、38’に上下方向の力が与えられたとき、前記前記半径方向外側部分44、44’が前記半径方向内側部分42に対して上方に持ち上がるのが防止される。更に、本実施形態によれば、前記半径方向外側部分44、44’の前記内周縁部52、52’には、 平面視したとき、半径方向に前記凹状の切り欠き68、68’が形成されており、また、前記半径方向内側部分42の中間部分には、前記切り欠き68、68’と係合して、前記半径方向外側部分44、44’を前記半径方向に対して係止する前記弾性係止片70が設けられているので、前記半径方向外側部分44、44’が前記半径方向内側部分42に対して係止され、周方向への抜けが防止される。
【0018】本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。例えば、本実施形態においては、前記棚部54、54’が前記半径方向外側部分44に設けられ、前記半径方向内側部分42の前記外周縁部50を、前記棚部54、54’と前記半径方向外側部分44、44’との間に受け入れるように構成されているが、前記棚部54、54’は、前記半径方向内側部分42に設けられていてもよく、前記棚部54、54’と前記半径方向内側部分42との間に、前記半径方向外側部分44、44’の前記内周縁部52を受け入れるようにしてもよい。その場合、前記窓部56、56’は、前記半径方向内側部分42に、前記棚部54、54’に隣接して設ければよい。また、本実施形態においては、前記棚部54、54’は、前記半径方向外側部分44の前記内周縁部52の下側に設けられているが、上側に設けられていてもよい。
【0019】更に、本実施の形態形態におては、前記棚部54、54’は前記半径方向外側部分44、44’の下面側に設けられているが、前記棚部54、54’は、上面側に設けられていてもよい。また、本実施の形態の形態においては、三つの前記棚部54、54’が設けられ、それに隣接して、三つの前記窓部56、56’が形成されているが、前記半径方向外側部分44、44’の壁部の強度を維持できる限り、前記窓部56、56’の数を増加したり、大きさを大きくして、前記棚部54、54’の数を増加したり、大きさを大きくしてもよい。他方、前記半径方向内側部分42と前記半径方向外側部分44、44’との連結強度を維持できる限り、前記棚部54、54’の数を減らしたり、また、大きさを小さくしてもよい。更に、本実施形態における前記第一凹凸部60、60’および前記第二凹凸部62は、前記型抜きの方向(前記スカート部分38の延びる方向)に凹凸が配向されていれば、数や形状は変更してもよい。更に、前記半径方向外方部分44、44’の大きさは、単一の前記半径方向内側部分42に対して前記刈刃22、32の大きさや取付け高さによって適宜、種々の寸法のものを、予め複数種用意すればよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、刈刃の種類によって最適な形状のものに容易に交換可能な刈刃安全カバーを提供することができる。また、本発明によれば、成形容易な刈刃安全カバーを提供することができる。




 

 


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