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発明の名称 水性懸濁状除草剤組成物
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−328902(P2001−328902A)
公開日 平成13年11月27日(2001.11.27)
出願番号 特願2001−71783(P2001−71783)
出願日 平成13年3月14日(2001.3.14)
代理人 【識別番号】100093285
【弁理士】
【氏名又は名称】久保山 隆 (外2名)
【テーマコード(参考)】
4H011
【Fターム(参考)】
4H011 AB01 AB02 BA01 BA06 BB09 BB10 BB17 BC18 BC19 DA15 DD01 DG16 DH14 
発明者 植田 展仁
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】(a)水難溶性除草活性成分、(b)水易溶性除草活性成分および(c)アニオン性水溶性高分子を含有し、(a)水難溶性除草活性成分が固体微粒子として組成物中に懸濁してなる水性懸濁状除草剤組成物。
【請求項2】(c)アニオン性水溶性高分子の溶解度が20℃における水100gに対し1g以上である請求項1に記載の水性懸濁状除草剤組成物。
【請求項3】(c)アニオン性水溶性高分子の1重量%水溶液における表面張力が40dyne/cm以上である請求項2に記載の水性懸濁状除草剤組成物。
【請求項4】(c)アニオン性水溶性高分子の添加量が本組成物中0.1〜20重量%である請求項1〜3の何れかに記載の水性懸濁状除草剤組成物。
【請求項5】(c)アニオン性水溶性高分子が、多糖類または多糖類の誘導体である請求項1〜4の何れかに記載の水性懸濁状除草剤組成物。
【請求項6】(b)水易溶性除草活性成分がアミノ酸系除草活性成分である請求項1〜5の何れかに記載の水性懸濁状除草剤組成物。
【請求項7】雑草または雑草の発生域に請求項1〜5のいずれかに記載の水性懸濁状除草剤組成物を施用することを特徴とする雑草防除方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水性懸濁状除草剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】現在、農耕地あるいは非農耕地用として数多くの除草剤が使用されているが、防除の対象となる雑草の種類は多く、単独の除草活性化合物によって多種の雑草を防除することは困難なため、しばしば複数の活性化合物を組合せた混合剤が用いられる。特に、グリフォセートの塩やグルフォシネートの塩に代表される易水溶性除草剤は、非選択性除草剤として優れた剤であるが、一般に除草効果の発現に時間を要するために、近年、プロトポルフィリノーゲンオキダーゼ阻害型除草剤との混合によって速効性が付与された除草剤組成物が提案されている(特開平5−208904号公報)。
【0003】一方、液状製剤、特に水性製剤は、例えば農薬散布時における製剤計量の簡便性の点で固形製剤に比べ使用者にとって望ましい製剤であり、特に、大規模農場等で使用されつつある、農薬製剤タンク及び水タンクを農薬散布(希釈)液タンクと固定配管で接続して農薬散布液調製を行うシステム(バルクデリバリーシステム)等において、特にこの製剤形態が使用される。また、前記易水溶性除草剤はその高い水溶性により、一般的に水性製剤として使用される場合が多い。しかしながら、例えば前記プロトポルフィリノーゲンオキダーゼ阻害型除草剤は、一般に水難溶性であるため、易水溶性除草剤とプロトポルフィリノーゲンオキダーゼ阻害型除草剤とを含有する水性懸濁状製剤としたとき、その製剤安定性(懸濁安定性等)は満足できるものではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる状況下本発明者らは、水難溶性除草活性成分及び水易溶性除草活性成分を含む水性除草剤組成物について鋭意検討を重ねた結果、該組成物中に特定の分散剤と界面活性剤を使用することにより、製剤安定性の高い水性懸濁状除草剤組成物が得られることを見出し、本発明に至った。すなわち本発明は、(a)水難溶性除草活性成分、(b)水易溶性除草活性成分および(c)アニオン性水溶性高分子を含有し、(a)水難溶性除草活性成分が固体微粒子として組成物中に懸濁してなる水性懸濁状除草剤組成物(以下、本組成物と記す。)に関するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本組成物における水難溶性除草活性成分は、20℃における水溶解度が10g/L以下のものである。本組成物において用いられる水難溶性除草活性成分(以下、水難溶性活性成分と記す)として、代表的にはプロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ阻害型除草活性成分(以下、PPO活性成分と記す)を挙げることができる。PPO活性成分はプロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ酵素を阻害する作用によって除草活性を発揮する除草活性成分である。
【0006】かようなPPO活性成分の具体例としては、2−フェニルピリダジンー3―オン骨格を有するピリダジノン系化合物、N−フェニルテトラヒドロフタルイミド骨格を有するイミド系化合物、1−フェニルピリミジン−2,6−ジオン骨格を有するウラシル系化合物、ジフェニルエーテル系化合物等が挙げられる。さらに具体例を挙げると、ペンチル[2−クロロ−5−(シクロヘキ−1−エン−1,2−ジカルボキシミド)−4−フルオロフェノキシ]アセテート(一般名:フルミクロラックペンチル)、N−(7−フルオロ−3,4−ジヒドロ−3−オキソ4−4−プロップ−2−イニル−2H−1,4−ベンゾキサジン−6−イル)シクロヘキ−1−エン−1,2−ジカルボキシミド(一般名:フルミオキサジン)、ピリダジノン系PPO活性成分としては、エチル 2−[2−クロロ−4−フルオロ−5−(5−メチル−6−オキソ−4−(トリフルオロメチル−1,6−ジヒドロピリダジン−1−イル)フェノキシ)アセテート、メチル [[2−クロロ−4―フルオロ−5[(テトラヒドロ−3−オキソ−1H,3H−[1,3,4]チアジアゾロ[3,4−a]ピリダジン−1−イリデン)アミノ]フェニル]チオ]アセテート(一般名:フルチアセットメチル)、エチル α, 2−ジクロロ−5−[4−(ジフルオロメチル)−4,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]―4―フルオロベンゼンポロパノエート(カルフェントラゾンエチル)、N−[2,4−ジクロロ−5−[4−(ジフルオロメチル)−4,5−ジヒドロ−3―メチル−5−オキソ−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]フェニル]メタンスルホンアミド(一般名:スルフェントラゾン)、ジフェニル系PPO活性成分としては、エチル 2−クロロ−5−(4−クロロ−5−ジフルオロメトキシ−1−メチルピラゾール−3−イル)−4−フルオロフェノキシアセテート(一般名:ピラフルフェンエチル)、エチル 2−クロロ−3−[2−クロロ−5−(1,3−ジオキソ−4,5,6,7−テトラヒドロイソインドリン−2−イル)フェニル]アクリレート(一般名:シニドンエチル)、2−[2,4−ジクロロ−5−(2−プロピニルオキシ)フェニル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,5,−a]ピリジン−3(2H)−オン(一般名:アザフェニジン)、エチル O−[5−(2−クロロ−α,α,α,−トリフルオロ−p−トリロキシ)−2−ニトロベンゾイル]−DL−ラクテート(ラクトフェン)、メチル 5−(2,4−ジクロロフェノキシ)−2−ニトロベンゾエート(一般名:ビフェノックス)、2−クロロ5−(3−メチル−2,6−ジオキソ−4−トリフルオロメチルー3、6―ジヒドロ−2.H.−ピリミジン−1−イル)−ベンゾイックアシッド 1−アリロキシカルボニル−1−メチルーエチルエステル(一般名:ブタフェナシル)等を挙げることができる。
【0007】これらの水難溶性活性成分は1種または2種以上を使用することができ、本組成物中に、通常0.1〜30重量%、好ましくは0.3〜20重量%含有される。
【0008】本組成物における水易溶性除草活性成分(以下、水溶性活性成分と記す)は、20℃における水溶解度が100g/L以上のものである。かような除草活性成分の具体例としては、例えばN−(ホスホノメチル)グリシン(一般名:グリフォセート)、アンモニウムDL−ホモアラニン−4−イル(メチル)ホスフィネート(一般名:グリフォシネート)等のアミノ酸系除草活性成分、3−イソプロピル−1H−2,1,3−ベンゾチアジアジン−4(3H)−オン2,2−ジオキサイド(一般名:バサグラン)、4−[ヒドロキシ(メチル)ホスフィノイル]−L−ホモアラニル−L−アラニル−L−アラニン(一般名:ビアラフォス)、3,6−ジクロロピコリニックアシッド(一般名:クロピラリド)、2,4−ジクロロアセチックアシッド(一般名:2,4−D)、3,6−ジクロロ−2−メトキシベンゾイックアシッド(一般名:ダイカンバ)、2―(2、4―ジクロロフェノキ)プロピオニックアシッド(一般名:シジクロプロップ)、(4−クロロ−2−メチルフェノキシ)アセチックアシッド(一般名:MCPA)、4−(4−クロロ−O−トリロキシ)ブチリックアシッド(一般名:MCPB)、2−(4−クロロ−2−メチルフェノキシ)プロピオニックアシッド(一般名:メコプロップ)、4−アミノ−3,5,6−トリクロロピコリニックアシッド(一般名:ピクロラム)等を挙げることができ、通常はこれらの塩として用いられる。本組成物における水溶性活性成分の塩は、農学的に許容できる塩すべてが使用できるが、例えば、ナトリウム塩、アンモニウム、イソプロピルアンモニウム塩、トリメシウム塩、カリウム塩等を挙げることができる。
【0009】水溶性活性成分は、これらの1種または2種以上を使用することができ、本組成物中に、通常、15〜80重量%含有され、好ましくは25〜65重量%、さらに好ましくは30〜60重量%含有される。
【0010】本組成物におけるアニオン性水溶性高分子としては、溶解度が20℃における水100gに対し1g以上であるものが使用できる。本組成物におけるアニオン性水溶性高分子は、通常その分子内に、スルホン酸基、カルボン酸基、リン酸基、ホウ酸基、硫酸基の中から選ばれる少なくとも1種以上の官能基を有しており、これらの官能基は解離した酸、解離しない酸、または塩として該アニオン性水溶性高分子中に存在し、アニオン性水溶性高分子の1重量%水溶液における表面張力が40dyne/cm以上であるものが使用できる。本発明におけるアニオン性水溶性高分子の中でも特にカルボン酸基を有するものが好ましい。
【0011】また、本組成物におけるアニオン性水溶性高分子としては、主鎖構造内に糖構造を含有するもの、アルキル構造を含有するもの等を挙げることができ、中でも特に糖構造を有するもの、すなわち多糖類が好ましく用いられる。かようなアニオン性水溶性高分子としては、アラビアガム、アルギン酸塩、カルボシキメチルセルロース塩、リグニンスルホン酸塩等が挙げられる。
【0012】本組成物におけるアニオン性水溶性高分子の分子量としては、製剤学的に許容可能な範囲で使用できるが、通常、2000〜1000000の範囲のものが使用でき、好ましくは、10000〜100000である。本組成物におけるアニオン性水溶性高分子の粘度は取扱い性の観点から、20℃における1%水溶液として、通常10000mPa・s以下、好ましくは、5000mPa・s以下である。アニオン性水溶性高分子は、本組成物中に、通常0.1〜20重量%含有され、好ましくは0.5〜10重量%、更に好ましくは1〜5重量%含有される。
【0013】本組成物は、(a)水難溶性活性成分、(b水溶性活性成分および(c)アニオン性水溶性高分子を含有し、必要に応じて、水難溶性溶剤、界面活性剤、粘度調節剤、消泡剤、凍結防止剤、防腐剤、安定化剤、着色剤、香料、効力増強剤、薬害軽減剤等を含有することができる。
【0014】該水難溶性溶剤は、通常、20℃における水溶解度が10g/L以下であり、その具体例としては、例えば、芳香族系溶剤、動植物油系溶剤、パラフィン系溶媒、エステル系溶剤等を挙げることができる。
【0015】芳香族系溶媒としては、キシレン、アルキルベンゼン、アルキルナフタレン等を挙げることができ、動植物油類としては、菜種油、大豆油、アマニ油等をあげることができる。パラフィン系溶媒としては、炭素数5以上のノルマルパラフィン、炭素数5以上のイソパラフィン、および炭素数5以上のシクロパラフィン等を挙げることができ、好ましくは炭素数5〜70程度のノルマルパラフィン、炭素数5〜200程度のイソパラフィン、および炭素数5〜200程度のシクロパラフィン等を挙げることができ、さらに好ましくは炭素数5〜45程度のノルマルパラフィン、炭素数5〜100程度のイソパラフィン、および炭素数5〜100程度のシクロパラフィン等を挙げることができる。
【0016】本組成物における水難溶性溶剤は単独で、あるいは2種以上の混合物として用いることができる。また、本組成物において水難溶性溶剤を使用する場合、その量は、製剤形態、使用目的等により適宜決めることができるが、水難溶性活性成分に対し通常は0.1〜500重量倍、好ましくは1〜100重量倍、さらに好ましくは2〜50重量倍である。
【0017】水難溶性溶剤の具体例としては、例えば、ハイゾールSAS−296(1−フェニル−1−キシリルエタンと1−フェニル−1−エチルフェニルエタンの混合物、日本石油株式会社の商品名)、ハイゾールSAS−LH(日本石油株式会社の商品名)、シェルゾールA(シェル化学株式会社の商品名)、シェルゾールAB(シェル化学株式会社の商品名)、シェルゾールE(シェル化学株式会社の商品名)、シェルゾールR(シェル化学株式会社の商品名)、シェルゾールT(シェル化学株式会社の商品名)、シェルゾールD−70(シェル化学株式会社の商品名)、カクタスソルベントHP−MN(メチルナフタレン80%、日鉱石油化学株式会社の商品名)、カクタスソルベントHP−DMN(ジメチルナフタレン80%、日鉱石油化学株式会社の商品名)、カクタスソルベントP−100(炭素数9〜10のアルキルベンゼン、日鉱石油化学株式会社の商品名)、カクタスソルベントP−150(アルキルベンゼン、日鉱石油化学株式会社の商品名)、カクタスソルベントP−180(メチルナフタレンとジメチルナフタレンの混合物、日鉱石油化学株式会社の商品名)、カクタスソルベントP−200(メチルナフタレンとジメチルナフタレンの混合物、日鉱石油化学株式会社の商品名)、カクタスソルベントP−220(メチルナフタレンとジメチルナフタレンの混合物、日鉱石油化学株式会社の商品名)、カクタスソルベントPAD−1(ジメチルモノイソプロピルナフタレン、日鉱石油化学株式会社の商品名)、ソルベッソ100(芳香族炭化水素、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、ソルベッソ150(芳香族炭化水素、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、ソルベッソ200(芳香族炭化水素、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、スワゾール100(トルエン、丸善石油株式会社の商品名)、スワゾール200(キシレン、丸善石油株式会社の商品名)、ビニサイザー20(ジイソトリデシルフタレート、花王株式会社の商品名)、ビニサイザー40(アジピン酸ジイソブチル、花王株式会社の商品名)、ビニサイザー50(アジピン酸ジイソデシル、花王株式会社の商品名)、ビニサイザー85(フタル酸ジアルキル、花王株式会社の商品名)、ビニサイザー105(フタル酸ジデシル、花王株式会社の商品名)ビニサイザー124(フタル酸ジアルキル、花王株式会社の商品名)、エキセパールO−OL(オレイン酸オクチル、花王株式会社の商品名)、エキセパールL−OL(オレイン酸ラウリル、花王株式会社の商品名)、エキセパールOD−OL(オレイン酸オクチルドデシル、花王株式会社の商品名)、トキサノンPP−1000(ポリオキシプロピリングリコール、三洋化成工業株式会社の商品名)、ニッコールIPA−A(ミリスチン酸イソプロピル、日光ケミカル株式会社の商品名)、ニッコールIPA−EX(ミリスチン酸イソプロピル、日光ケミカル株式会社の商品名)、テクリーンN−30(日本石油株式会社の商品名)、テクリーンN−32(日本石油株式会社の商品名)、テクリーンN−33(日本石油株式会社の商品名)、マシン油46P(日米礦油株式会社の商品名)、農薬マシン油P(日米礦油株式会社の商品名)、農薬オイルH(日米礦油株式会社の商品名)、スーパーオイルA(日米礦油株式会社の商品名)、スーパーオイルB(日米礦油株式会社の商品名)、スーパーオイルC(日米礦油株式会社の商品名)、スーパーオイルD(日米礦油株式会社の商品名)、スーパーオイルE(日米礦油株式会社の商品名)、スーパーオイルF(日米礦油株式会社の商品名)、1号スピンドル油(日米礦油株式会社の商品名)、2号スピンドル油(日米礦油株式会社の商品名)、Bマシン油(日米礦油株式会社の商品名)、Cマシン油(日米礦油株式会社の商品名)、ナフテゾールM(ナフテン/イソパラフィン/ノルマルパラフィン/アロマ=75%以上/5〜10%/10%以下/5%以下、日本石油化学工業株式会社の商品名)、ナフテゾールM(ナフテン/イソパラフィン/ノルマルパラフィン/アロマ=70%以上/5〜10%/15%以下/5%以下、日本石油化学工業株式会社の商品名)、アイソゾール300(日本石油化学工業株式会社の商品名)、アイソゾール400(日本石油化学工業株式会社の商品名)、エクソールD80(パラフィンとシクロパラフィンの混合溶媒、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、エクソールD110(パラフィンとシクロパラフィンの混合溶媒、エクソン化学株式会社の商品名)、エクソールD130(パラフィンとシクロパラフィンの混合溶媒、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、エクソールD160(パラフィンとシクロパラフィンの混合溶媒、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、アイソパーE(ケロシン、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、アイソパーG(ケロシン、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、アイソパーH(ケロシン、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、アイソパーM(ケロシン、エクソンモービル化学株式会社の商品名)、ネオチオゾール(ケロシン、中央化成株式会社の商品名)IPソルベント2028(イソパラフィン系オイル、出光石油化学株式会社)、IPソルベント2835(イソパラフィン系オイル、出光石油化学株式会社)、ナプレックス38(ナフテン系オイル、エクソンモービル石油株式会社の商品名)、ホワイトレックス205(エクソンモービル石油株式会社の商品名)、ホワイトレックス207(エクソンモービル石油株式会社の商品名)、ホワイトレックス215(エクソンモービル石油株式会社の商品名)、ホワイトレックス247(エクソンモービル石油株式会社の商品名)、ホワイトレックス2210(エクソンモービル石油株式会社の商品名)、ホワイトレックス307(エクソンモービル石油株式会社の商品名)、ホワイトレックス309(エクソンモービル石油株式会社の商品名)、ホワイトレックス326(エクソンモービル石油株式会社の商品名)、ホワイトレックス335(エクソンモービル石油株式会社の商品名)等を挙げることができる。
【0018】本組成物において使用し得る界面活性剤としては、ノニオン性界面活性剤およびアニオン性界面活性剤から選ばれる少なくとも1種の界面活性剤が挙げられる。ノニオン性界面活性剤としては、糖エステル型ノニオン性界面活性剤、脂肪酸エステル型ノニオン性界面活性剤、植物油型ノニオン性界面活性剤、アルコール型ノニオン性界面活性剤、アルキルフェノール型ノニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマー型ノニオン性界面活性剤、ビスフェノール型ノニオン性界面活性剤、多芳香環型ノニオン性界面活性剤、シリコン型ノニオン性界面活性剤、およびフッ素型ノニオン性界面活性剤等を挙げることができる。糖エステル型ノニオン性界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪族エステル、ショ糖脂肪酸エステル等が挙げられる。脂肪酸エステル型ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン樹脂酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸ジエステル等が挙げられる。植物油型ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等が挙げられる。アルコール型ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等が挙げられる。アルキルフェノール型ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンジアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル・ホルマリン縮合物等が挙げられる。ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマー型ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマー、アルキルポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマーエーテル、アルキルフェニルポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマーエーテル等が挙げられる。ビスフェノール型ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシビスフェニルエーテル等が挙げられる。多芳香環型ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンベンジルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンスチリルフェニルエーテル等が挙げられる。シリコン型ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンエーテル型シリコン系界面活性剤、ポリオキシエチレンエステル型シリコン系界面活性剤等が挙げられる。
【0019】アニオン性界面活性剤としては、サルフェート型アニオン性界面活性剤アニオン性界面活性剤、スルフォネート型アニオン性界面活性剤、フォスフェート型アニオン性界面活性剤等を挙げることができる。サルフェート型アニオン性界面活性剤としては、アルキルサルフェート、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェート、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルサルフェート、ポリオキシスチリルフェニルエーテルサルフェート、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマーサルフェート等が挙げられる。スルフォネート型アニオン性界面活性剤としては、パラフィンスルフォネート、ジアルキルスルフォサクシネート、アルキルベンゼンスルフォネート、モノアルキルナフタレンスルフォネート、ジアルキルナフタレンスルフォネート、ナフタレンスルフォネート・ホルマリン縮合物、アルキルジフェニルエーテルジスルフォネート、リグニンスルフォネート、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルスルフォネート等が挙げられる。フォスフェート型アニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテルフォスフェート、ポリオキシエチレンモノアルキルフェニルエーテルフォスフェート、ポリオキシエチレンジアルキルフェニルエーテルフォスフェート、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテルフォスフェート、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマーフォスフェート、アルキルフォスフェート等が挙げられる。
【0020】本組成物においては、中でも、アニオン性界面活性剤の使用が貯蔵安定性の面で好ましく、アニオン性界面活性剤の中でもサルフェート型アニオン性界面活性剤が好ましい。さらに、これらの中でもアルコキシサルフェート型アニオン性界面活性剤、アルキルサルフェート型アニオン性界面活性剤、アルコキシアルキルサルフェート型アニオン性界面活性剤が好ましく、特に炭素数が10から14のアルキルサルフェート型アニオン性界面活性剤が好ましい。なお、本組成物においてノニオン性界面活性剤が使用される場合には、脂肪族アルコール型ノニオン性界面活性剤が好ましく、更には脂肪族アルコールエトキシレートが好ましく、特に脂肪族アルコールポリグリコールエーテルが好ましい。これらのノニオン性および/またはアニオン性界面活性剤は本組成物中に、通常0.1〜30重量%含有され、好ましくは1〜20重量%、更に好ましくは3〜10重量%含有される。
【0021】本組成物において使用し得る粘度調節剤としては、ザンサンガム、ラムザンガム、ローカストビーンガム、カラギーナン、ウェラントガム等の天然多糖類、ポリアクリル酸ナトリウムの合成高分子、カルボキシメチルセルロース等の半合成高分子、アルミニウムシリケート、スメクタイト、ベントナイト、ヘクライト、乾式シリカ等の鉱物質粉末、アルミナゾル等を挙げることがでる。例えば、ザンサンガムとして、ケルザンS(モンサント社製)等が挙げられ、アルミニウムシリケートとして、ビーガムR(バンダビルト製)等が挙げられる。また、乾式シリカとして、アエロジル200(デグサヒュルス製)が挙げられ、乾式シリカとアルミナゾルの混合物して、アエロジルCOK−84(デグサヒュルス製)が挙げられる。粘度調節剤を使用する場合、その量は本組成物中、通常0.01〜10重量%であり、好ましくは0.1〜5重量%である。また、これらの粘度調節剤は、より少量で増粘効果を得るよう、水中で十分に溶解および/あるいは膨潤せしめる必要があるため、水溶性活性成分を添加する前に加えておくことが好ましい。
【0022】本組成物において使用し得る消泡剤としては、例えばアンチフォームC(ダウ・コーニング社の商品名)、アンチフォームCE(ダウ・コーニング社の商品名)、TSA730(東芝シリコーン社の商品名)、TSA731(東芝シリコーン社の商品名)、TSA732(東芝シリコーン社の商品名)、YMA6509(東芝シリコーン社の商品名)等のシリコーン系消泡剤、フルオウェットPL80(クラリアント社の商品名)等のフッ素系消泡剤が挙げられる。消泡剤を使用する場合、その量は、製剤中に、通常0.001〜3重量%程度である。
【0023】本組成物において使用し得る凍結防止剤としては、例えばプロピレングリコール等の水溶性グリコール類が挙げられ、凍結防止剤を使用する場合、その量は製剤中、通常0.5〜30重量%、好ましくは1〜20重量%、さらに好ましくは5〜10重量%程度である。
【0024】本組成物において使用し得る防腐剤としては、例えばp−ヒドロキシ安息香酸エステル、サリチル酸誘導体、イソチアゾリン−3−オン誘導体等が挙げられ、防腐剤を使用する場合、その量は製剤中、通常0.01〜5重量%、好ましくは0.05〜3重量%、さらに好ましくは0.1〜1重量%程度である。
【0025】本組成物は、(a)水難溶性活性成分、(b)水溶性活性成分および(c)アニオン性水溶性高分子を含有し、(a)水難溶性活性成分が固体微粒子として組成物中に懸濁してなる水性懸濁状除草剤組成物であり、水を主とする溶媒(以下、水溶媒と記す)中に前記(a)水難溶性活性成分、(b)水溶性活性成分および(c)アニオン性水溶性高分子が存在する。
【0026】本組成物において、水溶媒は連続相(水相)を形成し、水溶性活性成分は通常、水相に溶解して存在する。(a)水難溶性活性成分は水相には実質的に溶解せず、水相に固体微粒子として分散した状態で存在する。
【0027】(a)水難溶性活性成分が水相に固体微粒子として懸濁してなる場合の製剤学的形態としては、固体の水難溶性活性成分が水相に懸濁してなるフロアブル製剤等が挙げられる。
【0028】フロアブル製剤は懸濁製剤、あるいはゾル剤とも呼ばれ、水に固体成分を細かい粒子として懸濁させた製剤である。本組成物がこのようなフロアブル製剤の形態を取る場合には、通常0.1〜50μmに、好ましくは0.3〜20μm、更に好ましくは0.5〜10μm程度の体積中位径に調整された水難溶性活性成分が、水溶性活性成分、界面活性成分、アニオン性水溶性高分子を含む水溶媒を含む水相(以下、単に水相と記すことがある)中に分散している。本組成物がフロアブル製剤の場合、例えば、アニオン性水溶性高分子を水に溶解せしめ、次いでこれに、水難溶性活性成分および水溶性活性成分、必要によりさらに粘度調節剤、界面活性成分、消泡剤、凍結防止剤、防腐剤等の助剤を添加、混合後、ガラスビーズ、ジルコニア等のメディアを用いた湿式粉砕の手法を用いて粉砕分散することにより得られる。また、アニオン性水溶性高分子を水に溶解せしめ、次いでこれに、水溶性活性成分、必要によりさらに粘度調節剤、界面活性成分、消泡剤、凍結防止剤、防腐剤等を添加、混合後、ハンマーミル、エアーミル等の乾式粉砕方法により予め粉砕した水難溶性活性成分をホモジナイザー等の攪拌機を用いて均一に分散することにより得ることもできる。
【0029】本組成物は、さらに他の除草剤を含有していてもよく、その他、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、植物生長調節剤、肥料等を含有することもできる。
【0030】本組成物によって防除できる雑草としては、ソバカズラ、サナエタデ、ギシギシ、スベリヒユ、ハコベ、ウシハコベ、シロザ、アオゲイトウ、ノハラガラシ、ナズナ、アメリカツノクサネム、エビスグサ、ヤブジラミ、イチビ、アメリカキシゴジカ、フィールドパンジー、ヤエムグラ、アメリカアサガオ、マルバアサガオ、セイヨウヒルガオ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、シロバナチョウセンアサガオ、イヌホオズキ、オオイヌノフグリ、オナモミ、ヒマワリ、イヌカミツレ、コーンマリーゴールド、ヨモギ、セイタカアワダチソウ、オオツメクサ等の広葉雑草、カモジグサ、イヌビエ、エノコログサ、アキノエノコログサ、メヒシバ、スズメノカタビラ、ノスズメノテッポウ、エンバク、カラスムギ、セイバンモロコシ、シバムギ、ウマノチャヒキ、ギョウジシバ等のイネ科雑草およびツユクサ等のツユクサ科雑草、コゴメガヤツリ、ハマスゲ等のカヤツリグサ科雑草等が挙げられる。
【0031】本組成物は、畑地、休耕地、水田の畦畔、果樹園、牧草地、芝生地、森林または非農耕地等の除草剤として用いることができる。例えば、雑草の出芽前または出芽後に、本組成物を、土壌処理、茎葉処理または湛水処理することができる。土壌処理には、土壌表面処理、土壌混和処理等があり、茎葉処理には、植物体の上方からの処理のほか、作物に付着しないように雑草に限って処理する局部処理等があり、本組成物はいずれの処理においても適用可能である。水田等の場合、場合により水口処理、水面処理等、希釈することなくそのまま処理することもできる。また、散布処理用に希釈した本組成物を、ヘリコプター、飛行機またはラジコンヘリにより空中散布することもできる。
【0032】本組成物の施用量は、活性成分の混合比、製剤形態、対象雑草の種類、気象条件等により異なるが、1ヘクタール当りの総活性成分量として、通常100〜20000g、好ましくは500〜8000gである。必要により、さらに展着剤等の補助剤を添加してもよい。展着剤として、液体窒素、アグリデックス(ヘレナ化学社の商品名)、ダイナミック(ヘレナ化学社の商品名)、インデュース(ヘレナ化学社の商品名)、およびシルウェットL−77(日本ユニカー製)等が挙げられる。
【0033】
【実施例】以下、本発明を実施例にてより詳細に説明するが、本発明は以下の例のみに限定されるものではない。
実施例11Lのステンレスビーカー中、アラビアガム(三栄薬品製、商品名:アラビックコールSS)20gを水179gに溶解し、アラビアガム水を得た。本アラビアガム水にフルミクロラックペンチル6.8gを加え、次いで直径1mmのガラスビーズ300gを添加し、スリーワンモーターにて攪拌下、微粉砕を行い、フルミクロラックペンチルの粉砕スラリーを得た。その際、フルミクロラックペンチルの粒子径は2.5μmであった。得られた粉砕スラリー102.9gに、グリフォサートイソプロピルアミン塩の水溶液(純度62%)387.1gおよびシリカ/酸化アルミニウム混合物(デグサヒュルス製、商品名:アエロジルCOK−84)10gを加え、全量をT.K.オートホモミキサーにて高速攪拌し(8000回転/分,5分)、本発明組成物500gを得た。
【0034】実施例2フルミクロラックペンチルに代えてフルミオキサジンを用いる以外は実施例1と同様の操作を行い、本発明組成物を得る。
【0035】実施例3フルミクロラックペンチルに代えてカルフェントラゾンエチルを用いる以外は実施例1と同様の操作を行い、本発明組成物を得る。
【0036】実施例4フルミクロラックペンチルに代えてスルフェントラゾンを用いる以外は実施例1と同様の操作を行い、本発明組成物を得る。
【0037】実施例5フルミクロラックペンチルに代えてフルチアセットメチルを用いる以外は実施例1と同様の操作を行い、本発明組成物を得る。
【0038】実施例6フルミクロラックペンチルに代えてピラフルフェンエチルを用いる以外は実施例1と同様の操作を行い、本発明組成物を得る。
【0039】実施例7フルミクロラックペンチルに代えてシニドンエチルを用いる以外は実施例1と同様の操作を行い、本発明組成物を得る。
【0040】実施例8フルミクロラックペンチルに代えてアザフェニジンを用いる以外は実施例1と同様の操作を行い、本発明組成物を得る。
【0041】実施例9フルミクロラックペンチルに代えてラクトフェンを用いる以外は実施例1と同様の操作を行い、本発明組成物を得る。
【0042】実施例10フルミクロラックペンチルに代えてビフェノックスを用いる以外は実施例1と同様の操作を行い、本発明組成物を得る。
【0043】実施例11フルミクロラックペンチルに代えてブタフェナシルを用いる以外は実施例14と同様の操作を行い、本発明組成物を得る。
【0044】試験例1実施例1で得られた本発明組成物をガラス瓶に入れ、60℃において5日間保存し、製剤安定性を調べた。その結果、保存後において分離は認められなかった。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、製剤安定性の高い水性懸濁状除草剤組成物を提供できる。




 

 


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