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発明の名称 シャッター用ロック金物
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2000−87627(P2000−87627A)
公開日 平成12年3月28日(2000.3.28)
出願番号 特願平10−259749
出願日 平成10年9月14日(1998.9.14)
代理人 【識別番号】100104927
【弁理士】
【氏名又は名称】和泉 久志
発明者 岸本 保幸 / 福澤 敏行
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】実質的に構成部品を収容するケース本体と、このケース本体に固設された支軸に対して回動自在に設けられた施錠ロック片と、この施錠ロック片に設けられた段差係合部に対して係脱することによって施・解錠を成す係合片が設けられた操作レバーとを備えたシャッター用ロック金物において、前記施錠ロック片の段差係合部と操作レバーの係合片との係合状態が直接視認できるように、前記ケース本体の前記係合部相当箇所に係合確認孔を形成したことを特徴とするシャッター用ロック金物。
【請求項2】前記ケース本体に対して、シャッター引降ろし用操作紐を連結するとともに、この操作紐の他端側に磁石が埋設された金属吸着用小片部材を取り付けた請求項1記載のシャッター用ロック金物。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅用窓などの外側に一体的または別体で設けられるシャッターのロック金物に関する。
【0002】
【従来の技術】内開き障子窓、引き違い障子窓などの住宅用窓の外側には、日除け、雨よけや防犯などの目的のためにシャッターを設けることが従来より行われている。
【0003】前記シャッターは、窓の上部位置に窓枠と一体的に、または別体でシャッターボックスを設けると共に、この内部に巻き回転方向に付勢された収納用ドラムを配設し、スラットを呼ばれる横方向に長尺のシャッター板を縦方向にヒンジ連結したシャッターを巻き上げ収納するようにしたものであり、前記シャッターを人力等によって下げ降ろし、最下端部のエンドスラットを窓の下端位置に係止するためにシャッター用ロック金物が用いられる。
【0004】従来より、この種のロック金物としては、たとえば特開平6−307176号、特開平9−317360号などが知られている。前者のものは、エンドスラットの両端部に側方に出没自在のラッチをシャッター枠のガイド溝に設けられたロック孔に嵌入させることにより施・解錠を成すようにしたもので、一方後者のものは、周縁部にシャッター閉鎖位置に固定されたロックピンに対して係合されるロック用切欠き溝が形成されていると共に、前記ロックピンに係合した状態を保持するための段差係合部とが形成された施錠ロック片をケース本体内部に回動自在かつロック解除回転方向に付勢させて保持するとともに、前記施錠ロック片の段差係合部に対して一部を係合させることにより前記施錠ロック片を施錠回動位置で保持するための操作レバーとを備え、シャッターの閉鎖時には単にシャッターを引き下げるのみで自動的にシャッターの施錠が成されるようにしたものである。すなわち、シャッターを引き降ろすと、前記施錠ロック片のロック用切欠き溝に対してロックピンが嵌入し、そのままさらに引き降ろすと施錠ロック片が押し上げられて回動し、段差係合部が操作レバーに自動的に係合し施錠状態を保持する。解錠に当たっては、前記操作レバーを回動操作して段差係合部に対する係合を解くと、前記施錠ロック片が解錠方向に回動しロックピンが抜脱可能な状態となり、シャッターの施錠が解かれる。
【0005】前者のロック装置の場合には、確実な施錠が行えるものの、例えば引き違い障子などの場合には、一方のロック金物が障子の裏側に隠れてしまいロック操作がし難い、また両側部に配置された2つのロック金物を施・解錠操作しなければならず、操作が煩雑となるなどの問題があった。これに対して、後者のロック装置は、シャッターを引き降ろすだけで自動的に施錠がなされるとともに、操作レバーの簡単な操作で解錠が成されるなどの利点を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、後者のロック装置の場合、前記回動可能なロック片と操作レバーとの係合によって施錠がなされる構造となっており、製造時における構造的なガタや製作誤差が大きかったり、研磨材と共にバレルとよばれる回転函体に入れて回転研磨を行うバレル仕上げなどの面取り仕上げによって前記施錠ロック片の段差係合部や操作レバーの係合片が必要以上に削り落とされることがあると、施錠ロック片と操作レバーの係合が浅くなり、走行車等による振動や不慮の衝撃によって自然に解錠されてしまうことがあるなどの問題があった。
【0007】他方、シャッターは窓の外側上部の手の届かないところに収納されているため、前記シャッターを収納状態から引き降ろすために、予めシャッターのエンドスラット等に対して引き下げ用操作ワイヤの一端部を連結しておき、この操作ワイヤを引張下げることによってシャッターの閉鎖操作を行っていたが、前記操作ワイヤをエンドスラットなどに固定するためには、止め環などを用いて緊締する必要があり、連結に手間が掛かっていた。また、建て付け時または使用中に前記操作ワイヤが曲がってしまうことがあったり、シャッターが窓の外側にあるために、操作者の身長が低かったり、窓タイプが出窓などの場合は、操作ワイヤを手で捕まえることが大変であったり、シャッター閉鎖時に操作ワイヤの納まりが悪く、取扱い性に欠けるなどの問題もあった。
【0008】そこで本発明の主たる課題は、施錠ロック片に設けられた段差係合部に対して操作レバーの一部が係脱することによって施・解錠がなされるシャッター用ロック金物において、製品完了時に前記段差係合部の係合状態が容易に確認できるようにすることで、施・解錠不良を無くすことにある。
【0009】また、第2の課題は、シャッター引降ろし用操作部材の取付けを容易にするとともに、シャッター操作が容易に行えるようにし、かつシャッター閉鎖時における前記操作部材の納まり、取扱い性等に優れたものにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために本発明は、実質的に構成部品を収容するケース本体と、このケース本体に固設された支軸に対して回動自在に設けられた施錠ロック片と、この施錠ロック片に設けられた段差係合部に対して係脱することによって施・解錠を成す係合片が設けられた操作レバーとを備えたシャッター用ロック金物において、前記施錠ロック片の段差係合部と操作レバーの係合片との係合状態が直接視認できるように、前記ケース本体の前記係合部相当箇所に係合確認孔を形成したことを特徴とするものである。
【0011】本発明においては、ケース本体に対して係合状態を直接確認できるように係合確認孔を形成してあるため、製品完了時に直接目で係合具合を確認できるようになり、ロック金物の施・解錠不良を確実に無くすことができるようになる。
【0012】一方、第2の課題は、前記シャッター金物において、前記ケース本体に対して、シャッター引降ろし用操作紐を連結するとともに、この操作紐の他端側に磁石が埋設された金属吸着用小片部材を取り付けることによって解決される。
【0013】引き降ろし操作部材として柔軟な紐を用いることにより、ケース本体に対する連結が容易に行えるようになるとともに、シャッター収納時にはたとえばシャッター枠(金属部分)の最も手の届き易い任意の位置に金属吸着用小片部材を接着させておくことで、シャッター閉鎖時に簡単に操作紐を掴んでシャッターを下げ降ろしできるようになる。また、シャッターを下げ降ろす際には、そのままシャッター下枠に垂れ降ろしたままとでき、邪魔になることがないなど納まり及び取扱い性に優れたものとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。図1は本発明に係るシャッター用ロック金物1の正面図、図2はその平面図、図3は施錠状態の縦断面図である。
【0015】シャッター用ロック金物1(以下、単にロック金物ともいう。)は、板材を断面略変形ハット形状に加工したケース本体2と、このケース本体2内に水平軸周りに回動自在に支持された施錠ロック片3と、この施錠ロック片3による施・解錠を制御するための操作レバー6と、前記施錠ロック片3を解錠回転方向に付勢させると共に、前記操作レバーを施錠スライド方向に付勢する巻きバネ5とから主に構成されたものである。
【0016】以下、具体的に詳述すると、前記ケース本体2は、一方の鍔フランジ2Aを外側に折曲げると共に、他方側の鍔フランジ2Cを内側に折曲げ加工し、中間に各構成部品を収容する断面コ字状部2Bが形成された板材加工品であり、前記鍔フランジ2Aにはエンドスラットに対して固定するためのボルト孔2bが形成されているとともに、鍔フランジ2Cの基端上下位置にはそれぞれ切欠き2f,2gが形成されいる。本ロック金物1は、図3に示されるように、前記切欠き2f,2gをエンドスラット11に形成された上側・下側の突片11a,11bに対して嵌合させた状態で前記ボルト孔2bに固定用ボルト12を挿入し、前記上側突片11a、下側突片11bに跨って配設されたネジ待ち9に対して螺入させ、前記上側突片11a、下側突片11bを挟み付けるようにしてエンドスラット11に固定される。
【0017】前記コ字状部2Bの前面板には、その下縁側にロックピン8が嵌入されるためのU字状切欠き2dが形成され、またその略中央部には後述される前記施錠ロック片3の段差係合部3cと、操作レバー6の係合片6aとが係合する部位に対し、これら部材の施錠係合状態を直接的に目で確認できるようにするため係合確認孔2eが形成されている。
【0018】前記コ字状部2Bの前面板には、支軸4が裏側に突出して設けられており、この支軸4によって前記施錠ロック片3と、操作レバー6とが挿通保持されている。前記施錠ロック片3は、その周縁部に相対的に突出長さの大きい長アーム片3aとこれに隣接する短アーム片3bとによってロックピン8を施錠保持するためのロック用受け溝Pが形成されているとともに、その上部側に段差係合部3cが形成された異形形状の板材であり、施錠時には前記ケース本体2のU字状切欠き2dと前記ロック用受け溝Pとによってロックピン8が抜け出ないように保持する。
【0019】他方、前記操作レバー6は、前記施錠ロック片3の段差係合部3cに対して係合する係合片6aが施錠ロック片3の側縁に対して摺接するように施錠ロック片3側に突出して形成されているととも、中間に巻きバネ5を収容するために断面コ字状部6bが形成され、この断面コ字状部6bに支軸4が挿通される部材長手方向の長孔6cが形成されている。また、操作側端部はL字状に屈曲させ、このL字部6dにカバー材13を被嵌されている。なお、14は前記ケース本体2の前面側を覆うように設けられた樹脂よりなる本体カバーである。
【0020】組立に当たっては、図2に示されるように、支軸4に前記施錠ロック片3を挿通させた後、次いで巻きバネ5を挿設し、最後に前記操作レバー6を取り付ける。操作レバー6の取付けは、ケース本体2の断面コ字状部2Bの側壁に形成されたスリット孔2iより先端側を差し込み、先端をさらに他方側の側壁に形成されたスリット溝2hより外部に突出させた状態で、前記長孔6cを支軸4に挿入した後、これら施錠ロック片3,巻きバネ5および操作レバー6が抜け出ないように支軸4の先端をカシメて固定する。
【0021】前記巻きバネ5は、一方側端部を施錠ロック片3の小孔3dに対して係止せることによって、前記施錠ロック片を解錠回転方向(図1において反時計回り方向)に付勢するようにしてあり、他方側端部を操作レバー6の断面コ字状部6bの上端に係止させることによって、前記操作レバー6を施錠スライド方向(図1において右方向)に付勢させるようになっている。
【0022】前記ロック金物1は、シャッターのエンドスラット11の長手方向の任意箇所に1または複数取り付けられ、シャッター枠の下枠には、前記ロック金物1の配設相当位置にロックピン8を有する受け金具7が配設固定される。
【0023】シャッターの閉鎖時には、図4(A)に示されるように、エンドスラット11を下げ降ろすと、施錠ロック片3の長アーム片3aにロックピン8が衝合し、そのままさらに下降させると、施錠ロック片3が施錠回転方向に回転し、施錠ロック片3の段差係合部3cが操作レバー6の係合片6aを乗り越えた時点で、前記係合片6aが巻きバネ5の付勢力によって前記段差係合部3cの下側に潜り込み、図4(B)に示されるように、施錠ロック片3が元の回動位置に戻るのを阻止することによって、ロックピン8が抜け出ないように施錠ロック片3の短アーム片3bによって保持する。
【0024】シャッターを開放する場合には、前記操作レバー6を押し込むことによって、係合片6aを施錠ロック片3の段差係合部3cから離脱させると、施錠ロック片3は、巻きバネ5の付勢作用によって解錠回転方向に回転し、ロックピン8を解放する。
【0025】以上、本ロック金物1について説明したが、前述したようなロック片の引掛かりによって施・解錠を成す構造のものは、各部品の取付けガタや製品精度、さらには面取り研磨加工など種々の原因によって、施錠係合部の掛かりが浅くなるなどの施・解錠不良が問題となるが、本ロック金物1では、ケース本体2に対して、前記操作レバー6の係合片6aと、施錠ロック片3の段差係合部3cとが係合する部位に対し係合確認孔2eを形成しているため、ロック金物1の製品完了時にロック状態の検査が容易に行い得るようになり、施・解錠不良などを確実に無くすことができるようになる。
【0026】他方、本ロック金物1においては、ケース本体2の前面板の一部を切り起こして連結部2aを形成し、図5に示されるように、シャッター引降ろし用操作紐(以下、単に操作紐)15が連結される。この操作紐15の他端側には、ペンダント状の金属接着用小片部材16が取り付けられている。この金属接着用小片部材16は、図6に示されるように、樹脂よりなる円盤状樹脂部材の片面に磁石17を埋設し、シャッター枠の金属部分に対して任意に接着・離脱できるようにしたものである。
【0027】したがって、図7に示されるように、シャッターを収納した状態では、居住者が前記操作紐15を掴み易くするために、前記接着用小片部材16を手の届きやすい任意の位置(シャッター枠の金属箇所)に対して接着しておくことができ、またシャッターの閉鎖時においても、任意に変形可能な紐であれば納まりに困ることがないとともに、金属接着用小片部材16によって操作紐15を扱い易い場所に止めておくことができるようになる。
【0028】なお、前記金属接着用小片部材16の接着箇所については、金属層を表面に有する粘着シールをロック金物1と共に供給し、これを任意箇所に貼り付けるようにすれば、金属部分以外の任意箇所に操作紐15を止めておくことができるようになる。
【0029】
【発明の効果】以上詳説のとおり、本発明によれば、施錠ロック片に設けられた段差係合部に対して操作レバーの一部が係脱することによって施・解錠がなされるシャッター用ロック金物において、製品完了時に前記施錠係合部の係合状態が容易に確認できるようになるため、施・解錠不良を確実に無くすことができるようになる。
【0030】また、シャッター引降ろし用操作部材の取付けが止め環などを用いることなく容易に行えるようになる。また、操作紐を任意の金属位置に接着しておくことができるようになるため、シャッター操作が容易に行えるようになるとともに、シャッター閉鎖時における前記操作部材の納まり、取扱い性等にも優れたものとなる。




 

 


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