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セミサブ型浮体構造物 - 住友重機械工業株式会社
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発明の名称 セミサブ型浮体構造物
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2000−168677(P2000−168677A)
公開日 平成12年6月20日(2000.6.20)
出願番号 特願平10−357017
出願日 平成10年12月2日(1998.12.2)
代理人 【識別番号】100074907
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 正信
発明者 神沢 雅彦
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】上部デッキと、該上部デッキを支承する浮体コラムとで構成されるセミサブ型浮体構造物の周囲に、上部デッキから海面に達するスカートを設け、上部デッキと海面とスカートで囲まれる閉鎖空間を形成するとともに、上部デッキに窒素ガス発生循環装置を設け、前記閉鎖空間に窒素ガスを循環、供給するようにしたことを特徴とするセミサブ型浮体構造物。
【請求項2】スカートの裾部に、海面に浮遊する浮体を取り付けたことを特徴とする請求項1記載のセミサブ型浮体構造物。
【請求項3】浮体を、断面楕円形状とし、下部に重錘を設けて、半没水して縦向きの状態で海面を浮遊するようにしたことを特徴とする請求項2記載のセミサブ型浮体構造物。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海上に浮かせて諸用途に使用される浮体構造物に関し、特に、セミサブ型の浮体構造物に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、浮体構造物は、海洋における石油掘削リグや海上作業台あるいは浮き桟橋や浮き防波堤等として製作され、使用されている。最近、浮体構造物を超大型化して、これを災害時の防災基地やエアポートとして利用しようとする構想があり、長辺が数kmにも及ぶ大型浮体構造物の開発、研究が進められている。
【0003】大型浮体構造物は、大別して図3に示すポンツーン型Aと、図4に示すセミサブ型Bとがある。ポンツーン型は簡単に云えば、函体を海上に浮かせたものであり、セミサブ型は上部デッキを、多数の浮体コラムで支えた半没水型である。このセミサブ型大型浮体構造物は海面の流れを完全に遮蔽してしまうものではなく、波浪に対して強いと云うメリットを有している。
【0004】しかし、多数のコラムを有する構造のため、ポンツーン型と較べて喫水線を中心とするスプラッシュゾーンCの総面積が遥かに大きくなる。このスプラッシュゾーンCは、海水に浸ったり、空気に曝されたりするゾーンであり、その影響により貝類やそれに寄生する微生物等の海洋生物が発生し、付着しやすくなる。
【0005】海洋生物が発生しだすと、浮体構造物設置海域の環境に変化を来すことがあるし、また、付着した海洋生物が金属表面の塗装を傷つけたり、剥離したりして金属に悪影響を及ぼすことがある。このように、スプラッシュゾーンCは海水に浸ったり、空気に曝されたり、また、海洋生物の影響を受けたりするので、金属の酸化による腐食の進行が速く、浮体構造物を長期に耐用させる上で問題となっている。
【0006】従来、この対策としてはスプラッシュゾーンCに、チタン等腐食に強い材質のクラッド材を張り付けている。しかし、チタンは非常に高価な材料であるため、スプラッシュゾーンCの総面積が小さなポンツーン型には有効であるが、スプラッシュゾーンCの総面積が大きいセミサブ型では経済的でなく、有効な対策とは云えなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、スプラッシュゾーンにおける海洋生物の付着を防止し、コラムの腐食の進行を抑え、セミサブ型の浮体構造物の設置海域環境の保全を図ると共に、その耐用年数を増大させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】セミサブ型の浮体構造物の周囲に、上部デッキから海面に達するスカートを設け、上部デッキと海面とスカートとで閉鎖空間を形成するとともに、上部デッキに窒素ガス発生循環装置を設け、前記閉鎖空間に窒素ガスを循環供給するようにした。また、スカートの裾部に海面に浮遊する浮体を取り付けた。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図に添って本発明の実施の形態について説明する。図1において、1は、セミサブ型の浮体構造物Bの上部デッキであって、該上部デッキ1は多数本の浮体コラム2で支承されている。浮体コラム2は円筒状の浮体として構成されている。3は、上部デッキ1の全周囲に亙って設けられたスカートであって、その裾部は海面に達しており、該裾部には浮体4が取り付けられている。
【0010】スカート3は塩化ビニールや繊維強化ゴム等の撓み性があり、耐侯性、耐油性のある材料で造られており、裾部に取り付けた浮体4の動きに応じて、海面と浮体構造物との動きに柔軟に対応し(図2)、そして、図示のごとく上部デッキ1と海面とスカート3とで閉鎖空間5が形成される。浮体4は、スカート3の幅方向に沿って、断面楕円状とした長尺のものが使用され、下部には重錘4′を有し、半没水して縦向きの状態で海面に浮遊するようになっている。
【0011】6は、上部デッキ1上に設けられた窒素ガス発生循環装置であって、例えば、空気を窒素の臨界温度以下に冷却、空気中の窒素を凝縮、液化して蓄え、該液化窒素を蒸発させて使用するような装置が使用される。そして、該窒素ガス発生循環装置6は、前記閉鎖空間5に開口する供給パイプ7と循環パイプ8を有しており、閉鎖空間5に対してクローズドに窒素ガスを供給し、循環する。なお、浮体4を半没水させ、縦向きの状態で海面に浮遊するようにしたので、閉鎖空間5の密封度は充分に保つことができる。
【0012】本発明の構成は以上の通りであって、次に作用について説明する。まず、上部デッキ1と海面とスカート3とで形成される閉鎖空間5内に、窒素ガス発生循環装置6から窒素ガスを供給パイプ7で供給する。この際、閉鎖空間5内の大気は循環パイプ8により窒素ガス発生循環装置6へ循環される。つまり、浮体構造物Bのコラム2部分への大気の循環を遮蔽し、窒素ガスリッチな閉鎖環境を生成する。
【0013】窒素ガスリッチな状態となるから、閉鎖空間5内の大気中に含まれる酸素及び海水から発生する酸素を分離除去することができる。これによって、コラム2部分のスプラッシュゾーンCに対する海洋生物の発生及び付着を抑えることができる。また、大気に曝されないことと、海洋生物による影響を除去したことから金属材料の酸化による腐食の進行を抑えることができる。
【0014】
【発明の効果】セミサブ型浮体構造物の全周囲に、上部デッキから海面に達するスカートを設け、上部デッキと海面とスカートで囲まれる閉鎖空間を形成するとともに、上部デッキに窒素ガス発生循環装置を設け、前記閉鎖空間に窒素ガスを循環、供給するようにしたので、海洋生物の発生を抑えることができ、浮体構造物設置海域の環境保全が図れるし、また、金属材料に与える影響も抑えられる。
【0015】そして、金属材料の酸化による腐食の進行を抑えることができ、浮体構造物の耐用年数を延ばすことができた。なお、本発明は、大型のセミサブ型浮体構造物に適用して、特に効果的であるが、普通のセミサブ型浮体構造物にも適用することができる。




 

 


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