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発明の名称 インストルメントパネル構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2000−71812(P2000−71812A)
公開日 平成12年3月7日(2000.3.7)
出願番号 特願平10−239619
出願日 平成10年8月26日(1998.8.26)
代理人
発明者 古庄 宏次
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 インストルメントパネルの前端部をフロントデフロスタグリルを介してダッシュパネルに固定するインストルメントパネルにおいて、ダッシュパネルにピンが設けられ、このピンの根本には弾性体が挿入され、前記インストルメントパネルにはフロントデフロスタノズルが固定され、このフロントデフロスタノズルには穴が設けられ、前記フロントデフロスタグリルにはフランジ、爪が設けられ、このフランジには溝、易変形部が形成され、前記ピンがフロントデフロスタノズルの穴を貫通し、前記フロントデフロスタグリルの溝に係止されていることを特徴とするインストルメントパネル構造。
【請求項2】 インストルメントパネルの前端部をフロントデフロスタグリルを介してダッシュパネルに固定するインストルメントパネルにおいて、前記ダッシュパネルにピンが設けられ、このピンの根本には弾性体が挿入され、前記インストルメントパネル前部に下方へ向かってフランジが一体で形成され、前記フランジには穴が設けられ、前記フロントデフロスタグリルにはフランジ、爪が設けられ、このフロントデフロスタグリルのフランジには溝、易変形部が形成され、前記ピンがインストルメントパネルのフランジの穴を貫通し前記フロントデフロスタグリルの溝に係止されていることを特徴とするインストルメントパネル構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インストルメントパネル構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインストルメントパネル構造としては、例えば特開平8−25859号公報に示すようなものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来のインストルメントパネル構造にあっては、インストルメントパネルの前端部を貫通して装着されるデフロスタグリルにクリップが形成され、このクリップがダッシュパネルに形成されたクリップ穴に挿入係止されてインストルメントパネルがダッシュパネルに結合された構造となっていたため、インストルメントパネルが振動し、特にクリップの軸方向に力が加わる場合、クリップが抜ける可能性がある。また、クリップの締結力を高めると、デフロスタグリルの組付性や取り外し性が低下するという問題点があった。この発明は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、ダッシュパネルにピンを設け、ピンの根本には弾性体を配置し、フロントデフロスタノズルに穴を設けて前記ピンを貫通させ、インストルメントパネルを貫通させたフロントデフロスタグリルに設けたフランジの溝を前記ピンに係止させる構造とすることにより、上記問題点を解決することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1記載のインストルメントパネル構造では、ダッシュパネルにピンが設けられ、このピンの根本には弾性体が挿入され、前記インストルメントパネルにはフロントデフロスタノズルが固定され、このフロントデフロスタノズルには穴が設けられ、前記フロントデフロスタグリルにはフランジ、爪が設けられ、このフランジには溝、易変形部が形成され、前記ピンがフロントデフロスタノズルの穴を貫通し、前記フロントデフロスタグリルの溝に係止されている構成とした。請求項2記載のインストルメントパネル構造では、ダッシュパネルにピンが設けられ、このピンの根本には弾性体が挿入され、前記インストルメントパネル前部に下方へ向かってフランジが一体で形成され、前記フランジには穴が設けられ、前記フロントデフロスタグリルにはフランジ、爪が設けられ、このフロントデフロスタグリルのフランジには溝、易変形部が形成され、前記ピンがインストルメントパネルのフランジの穴を貫通し前記フロントデフロスタグリルの溝に係止されている構成とした。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明の実施の形態1を示す図である。まず構成を説明すると、本発明の実施の形態はインストルメントパネル1の前部にフロントデフロスタノズル3が溶着、またはスクリュー等により固定されている。ダッシュパネル4にはピン5が溶接等により固定されており、このピン5の根本には図2に示すようにスポンジやゴム等でできた弾性体6が挿入されている。前記フロントデフロスタノズル3には図3に示すように穴11が設けられている。フロントデフロスタグリル2には図4に示すように爪9、フランジ10が一体で成形されており、さらにフランジ10には易変形部8及び溝18が形成されている。
【0006】ここで、この溝18の幅は前記ピン5の根本の軸径よりやや大きく、先端の円錐状部分の最大径よりは小さくなっている。前記フロントデフロスタグリル2の後部には複数個の爪9が前記インストルメントパネル1に係止され、前部はフランジ10がフロントデフロスタノズル3内部の前側の壁面に沿って設置されている。ピン5はフロントデフロスタノズル3に設けられた穴11を貫通し、フロントデフロスタグリル2の溝18に掛かっている。ここでフランジ10やピン5の締結手段は複数個あってもよく、さらにフロントデフロスタグリルの前部に爪9のようなものがあってもよい。なお、7はフロントガラスである。
【0007】次に作用を説明する。図5に本発明のインストルメントパネルの車体への組み付け方法を示す。車体12及びステアリングメンバ13にはねじ溝が切られたブラケット14が設けてあり、インストルメントパネル1が左右端下部、及びクラスタ内においてスクリュ15で締結される。その後、フロントデフロスタグリル2の爪9、及びフランジ10をインストルメントパネル1に挿入するが、その途中の状態を図6に示す。
【0008】図6に示すようにインストルメントパネル1を車両前方に押せば弾性体6が変形することによってインストルメントパネル1が前方へ移動し、ピン5の先端とフロントデフロスタノズル3の前側の壁面との間にすきまが生じる。そこヘフロントデフロスタグリル2のフランジ10を下方へ押し下げてくるとフランジ10の易変形部8が変形しながら溝18がピン5に挿入されていき、最終的には図1に示すようにピン5にてインストルメントパネル1の前側上部が車体12に固定される。このような構造とすることにより、インストルメントパネル1が振動する場合、どのような方向に力が働いてもインストルメントパネル1が車体12から外れることは防ぐことができる。
【0009】また、インストルメントパネル1を車体12から取り外す時は、前側上部についてはフロントデフロスタグリル2をドライバ等でこじって外すことにより締結を外すことができるため、短時間で、かつ特殊な工具も必要なく容易に作業できる。
【0010】また、フロントデフロスタノズル3に設けられた穴11は弾性体6によってシールされるため、穴11からフロントデフロスタノズル内の空気が漏れることはない。さらに、ダッシュパネル4とフロントデフロスタノズル3との間に弾性体6が介在するため、きしみ音の発生も防ぐことができる。
【0011】図7に本発明の実施の形態2を示す。本実施の形態は、フロントデフロスタグリル2aの爪9a、フランジ10aをフロントデフロスタノズル3aの外側においてインストルメントパネル1aと係止させるものである。その構成は、図8に示すように、前記インストルメントパネル1aには係止穴16,17が設けられており、前記フロントデフロスタグリル2aに一体成形された爪9a、フランジ10aがそれぞれ挿入、締結されている。ダッシュパネル4aにはピン5aが溶接などにより固定されており、そのピン5a根本には弾性体6aが挿入されている。インストルメントパネル1aの前部には下方に向かってフランジ19が延びており、フランジ10aの一部が接している。
【0012】ピン5aはフランジ19に設けられた穴11aを貫通してフランジ10aに掛かっている。フランジ10aの溝18aの大きさとピン5aの大きさの関係は実施の形態1と同様である。なお、7aはフロントガラスである。
【0013】組立て方も、実施の形態1と同様に、インストルメントパネル1aを前方に押すことにより弾性体6aが変形してインストルメントパネル1aが前方へ移動する。すると、ピン5aの先端とフランジ19との間にすきまが生じる。そこヘフロントデフロスタグリル2aのフランジ10aを下方へ押し下げてくるとフランジ10aの易変形部8aが変形しながら溝18aがピン5aに挿入されていき、最終的には図8に示すようにピン5aにてインストルメントパネル1の前側上部が車体に固定される。
【0014】したがって、フロントデフロスタグリル2aやフロントデフロスタノズル3aとインストルメントパネル1aとの結合強度が低い場合でも、フランジ19はインストルメントパネル1aと一体で成形されているため、インストルメントパネル1aと車体との結合強度を高くすることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によれば、その構成をダッシュパネルにピンを設け、このピンの根本には弾性体を配置し、フロントデフロスタノズルに穴を設けて前記ピンを貫通させ、インストルメントパネルを貫通させたフロントデフロスタグリルに設けたフランジの溝を前記ピンに係止させる構造としたため、インストルメントパネルに振動等によりどのような方向の力が加わってもインストルメントパネルが車体から外れない、インストルメントパネルの組立て、取り外しが容易に行える、きしみ音が出にくいという効果が得られる。




 

 


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