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発明の名称 自動車の車体後部構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2000−43754(P2000−43754A)
公開日 平成12年2月15日(2000.2.15)
出願番号 特願平10−213069
出願日 平成10年7月28日(1998.7.28)
代理人 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和 (外8名)
【テーマコード(参考)】
3D003
【Fターム(参考)】
3D003 AA01 BB04 CA14 CA35 CA37 CA45 CA48 DA17 
発明者 ▲高▼城 将弘
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 リヤエンドクロスメンバの側部とフロアパネルとに接合されるリヤピラーインナの内周側フランジと外周側フランジとに跨ってリヤピラーレインフォースを接合して、リヤピラーインナの車幅方向寸法のリヤピラー閉断面を構成し、該リヤピラーレインフォースの下縁に沿って車両センター側に延設部を有するサイドロアレインフォースを接合配置し、該サイドロアレインフォースの下縁をフロアパネルに接合して前記リヤピラー閉断面の下端部を構成すると共に、該サイドロアレインフォースの延設部をリヤエンドパネルおよびリヤエンドクロスメンバに接合して、該リヤピラー閉断面と、リヤエンドパネルとリヤエンドクロスメンバとで構成したリヤエンドクロス閉断面とを連続させて接続したことを特徴とする自動車の車体後部構造。
【請求項2】 サイドロアレインフォースの外周側の側面と、リヤエンドパネル側縁とリヤフェンダ後縁との接続部間とに跨ってパッチプレートを接合配置し、サイドロアレインフォースとリヤエンドパネルとの間に第2のリヤピラー閉断面を構成したことを特徴とする請求項1に記載の自動車の車体後部構造。
【請求項3】 リヤエンドパネルの側部に、前方に向けて曲折したパネル補強面を設け、サイドロアレインフォースの延設部を該パネル補強面に接合したことを特徴とする請求項1,2に記載の自動車の車体後部構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車、とりわけ、バン型車等のバックドアタイプの自動車の車体後部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】バン型車等のバックドアタイプの自動車にあっては、後輪から車体リヤエンドに亘る後方オーバーハング量が比較的大きくなり、これに伴ってバックドアが装着される車体の後部開口部に作用する捩れ荷重が大きくなる傾向にある。
【0003】従って、車体の後部開口部の側縁部を構成するリヤピラーと、該後部開口部の下縁部を構成するリヤエンドパネルおよびリヤエンドクロスメンバとの接続部分の捩れ剛性を高める必要がある。
【0004】このため、従来では例えば特開平7−52825号公報に示されているように、リヤピラーインナの面内にレインフォースを接合してリヤピラー閉断面を構成し、前記接続部分の捩れ剛性を高める工夫がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述のようにリヤピラーインナの面内にレインフォースを接合してリヤピラー閉断面を構成しても、該閉断面積が小さく制約されてしまい、しかも、レインフォースの下端が途切れてしまうため捩れ剛性をより高めようとする要望には応えられない。
【0006】一方、特開平8−104258号公報に示されているように、リヤピラーの閉断面をリヤピラーインナとそのレインフォース、および該レインフォースに接続したリヤフレームとで構成するようにしたものも知られているが、この場合もレインフォースの下端が途切れる構造であるため、前者の構造と略同程度の捩れ剛性が得られるにとどまってしまう。
【0007】そこで、本発明はリヤピラーの閉断面積を可及的に拡大できると共に、リヤピラー構成部材とリヤエンドパネルおよびリヤエンドクロスメンバとを完全に接続して、リヤピラー閉断面とリヤエンドクロス閉断面とを連続して接続することができて、これら閉断面同志の接続部分の捩れ剛性を一段と高めることができる自動車の車体後部構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にあっては、リヤエンドクロスメンバの側部とフロアパネルとに接合されるリヤピラーインナの内周側フランジと外周側フランジとに跨ってリヤピラーレインフォースを接合して、リヤピラーインナの車幅方向寸法のリヤピラー閉断面を構成し、該リヤピラーレインフォースの下縁に沿って車両センター側に延設部を有するサイドロアレインフォースを接合配置し、該サイドロアレインフォースの下縁をフロアパネルに接合して前記リヤピラー閉断面の下端部を構成すると共に、該サイドロアレインフォースの延設部をリヤエンドパネルおよびリヤエンドクロスメンバに接合して、該リヤピラー閉断面と、リヤエンドパネルとリヤエンドクロスメンバとで構成したリヤエンドクロス閉断面とを連続させて接続したことを特徴としている。
【0009】請求項2の発明にあっては、請求項1に記載のサイドロアレインフォースの外周側の側面と、リヤエンドパネル側縁とリヤフェンダ後縁との接続部間とに跨ってパッチプレートを接合配置し、サイドロアレインフォースとリヤエンドパネルとの間に第2のリヤピラー閉断面を構成したことを特徴としている。
【0010】請求項3の発明にあっては、請求項1,2に記載のリヤエンドパネルの側部に、前方に向けて曲折したパネル補強面を設け、サイドロアレインフォースの延設部を該パネル補強面に接合したことを特徴としている。
【0011】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、リヤピラーレインフォースはリヤピラーインナの内周側フランジと外周側フランジとに跨って接合して、リヤピラー閉断面をリヤピラーインナの車幅方向寸法で構成し、ピラー閉断面積を拡大してあると共に、このリヤピラーレインフォースの下縁に沿って接合したサイドロアレインフォースによって、リヤエンドクロス閉断面との接続部分となるリヤピラー閉断面の下端部を、拡大した面積を維持した状態で構成してあり、しかも、このサイドロアレインフォースの延設部をリヤエンドパネルとリヤエンドクロスメンバとに接合して、リヤピラー構成部材をこれらリヤエンドパネルとリヤエンドクロスメンバとに完全に接続して、リヤピラー閉断面と、リヤエンドクロス閉断面とを連続して接続してあるため、これら閉断面同志の接続部分の捩れ剛性を一段と高めることができる。
【0012】また、前述のようにサイドロアレインフォースは車両センター側に延びる延設部を備えていて、リヤエンドパネルとのオーバーラップ量を大きくした状態で該リヤエンドパネルに接合してあるため、サイドロアレインフォースとリヤエンドパネルおよびリヤエンドクロスメンバとの接続剛性が高く、捩れ剛性をより一層高めることができる。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、パッチプレートによってリヤエンドクロス閉断面との接続部分となるリヤピラー閉断面の下端部に第2のリヤピラー閉断面を構成し、リヤピラー閉断面の総面積を拡大してあることと併せて、サイドロアレインフォースがリヤピラー閉断面と第2のリヤピラー閉断面とを隔成する車幅方向のリブ壁として存在するようになるから、捩れ剛性を更に高めることができる。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、請求項1,2の発明の効果に加えて、リヤエンドパネルはその側部に前方に曲折したパネル補強面を備えていて、該パネル補強面にサイドロアレインフォースの延設部を接合してあるから、サイドロアレインフォースとの接合剛性を高められ、延いては前記捩れ剛性を他の補強部材を用いることなくより効果的に高めることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面と共に詳述する。
【0016】図1,2において、1はフロアセンター1Aとフロアサイド1Bとからなるフロアパネル、2はフロアパネル1の後縁フランジ1aに接合したリヤエンドパネル、3は逆L字形断面に形成されて、後縁フランジ3aをリヤエンドパネル2の上縁フランジ2aに接合し、下縁フランジ3bをフロアパネル1に接合したリヤエンドクロスメンバを示し、これらリヤエンドパネル2とリヤエンドクロスメンバ3およびフロアパネル1の後端部とでリヤエンドクロス閉断面4を構成している(図4,5参照)。
【0017】リヤエンドパネル2の側部の略下半部には、前方に向けて略くの字状に曲折したパネル補強面5を形成してある(図4,7,8参照)。
【0018】6は内周側の側縁にリヤエンドクロスメンバ3の上壁に連なって車体後部開口部の周壁を構成する側壁を備えたリヤピラーインナで、下縁フランジ6aをフロアパネル1に接合してあると共に、車両センター側に延出した内周側の端部をリヤエンドクロスメンバ3の側部に外嵌して接合してある。
【0019】7はリヤピラーインナ6の外側に配置したリヤピラーレインフォースで、リヤピラーインナ6の前記側壁後縁に設けた内周側フランジ6bと、外周側フランジ6cとに跨って接合して、該リヤピラーインナ6の車幅方向寸法のリヤピラー閉断面8を構成している(図6参照)。
【0020】このリヤピラーレインフォース7は図2の鎖線で示すように、リヤピラーインナ6の内周側の側壁が車両センター側へ弯曲して延びるコーナー部付近の高さ位置まで存在している。
【0021】9は上縁の接合代9aの部分で前記リヤピラーレインフォース7の下縁に沿って接合して、該リヤピラーレインフォース7の下方延長上に配設したサイドロアレインフォースを示す。
【0022】このサイドロアレインフォース9は後壁に車両センター側に延びる延設部10を備え、外周側に曲折した側壁の前縁をリヤピラーレインフォース7と同様にリヤピラーインナ6の外周側フランジ6cに接合し、かつ、該側壁の下縁の接合代9bをフロアサイド1Bの側部上縁に接合すると共に、後壁下縁に延設部10の形成範囲に亘って設けた接合代9cを、フロアパネル1の後縁フランジ1aとリヤエンドパネル2との間に挟んで接合して、前記ピラー閉断面8の下端部を構成している。
【0023】延設部10の車両センター側の端部は、リヤエンドパネル2のパネル補強面5の曲折形状に合わせて曲折成形してあり、該延設部10の上縁フランジ10aを部分的にリヤピラーインナ6の内周側フランジ6bと共にリヤエンドクロスメンバ3の後縁フランジ3aと、リヤエンドパネル2の上縁フランジ2aとに一体的に接合すると共に、該上縁フランジ10aをリヤエンドクロスメンバ3の上壁に接合し、かつ、延設部10の曲折成形した部分をリヤエンドパネル2のパネル補強面5に重合して接合することによって、前記リヤピラー閉断面8と、リヤエンドクロス閉断面4とを連続させて接続してある(図3,4,7参照)。
【0024】11はパッチプレートを示し、前縁の接合代11aを前記サイドロアレインフォース9の外周側の側壁の後縁部分に接合すると共に、後縁フランジ11bをリヤエンドパネル2の側縁フランジ2bと、リヤフェンダ12の後縁フランジ12aとの間に挟んで一体的に接合して、サイドロアレインフォース9とリヤエンドパネル2との間に第2のリヤピラー閉断面13を構成している(図6,7,8参照)。
【0025】図1,2中、14はリヤフェンダ12の一部を構成して図外のリヤコンビランプの装着部を構成するリヤコンビランプベースで、下縁の接合代14aをリヤフェンダ12とリヤエンドパネル2とに亘って接合すると共に、内周側フランジ14bをリヤピラーインナ6の内周側フランジ6bおよびリヤエンドパネル2の上縁フランジ2aに一体的に接合してある。
【0026】以上の実施形態の構造によれば、リヤピラーレインフォース7は、リヤピラーインナ6の内周側フランジ6bと外周側フランジ6cとに跨って接合して、リヤピラー閉断面8をリヤピラーインナ6の車幅方向寸法で構成し、ピラー閉断面積を拡大してあると共に、このリヤピラーレインフォース7の下縁に沿って接合したサイドロアレインフォース9によって、リヤエンドクロス閉断面4との接続部分となるリヤピラー閉断面8の下端部を、拡大した面積を維持した状態で構成してあり、しかも、このサイドロアレインフォース9の延設部10をリヤエンドパネル2とリヤエンドクロスメンバ3とに接合して、リヤピラー構成部材をこれらリヤエンドパネル2とリヤエンドクロスメンバ3とに完全に接続して、リヤピラー閉断面8と、リヤエンドクロス閉断面4とを連続して接続してあるため、これら閉断面4,8の接続部分の捩れ剛性を一段と高めることができる。
【0027】また、前述のようにサイドロアレインフォース9は車両センター側に延びる延設部10を備えていて、リヤエンドパネル2とのオーバーラップ量を大きくした状態で該リヤエンドパネル2に接合してあるため、サイドロアレインフォース9とリヤエンドパネル2およびリヤエンドクロスメンバ3との接続剛性が高く、捩れ剛性をより一層高めることができる。
【0028】特に本実施形態では、前述のようにパッチプレート11によって、リヤエンドクロス閉断面4との接続部分となるリヤピラー閉断面8の下端部に第2のリヤピラー閉断面13を構成し、リヤピラー閉断面の総面積を拡大してあることと併せて、サイドロアレインフォース9がリヤピラー閉断面8と第2のリヤピラー閉断面13とを隔成する車幅方向のリブ壁として存在するようになるから、捩れ剛性を更に高めることができる。
【0029】また、リヤエンドパネル2はその側部に前方に曲折したパネル補強面5を備えていて、該パネル補強面5にサイドロアレインフォース9の延設部10を接合してあるから、サイドロアレインフォース9との接合剛性を高められ、延いては前記捩れ剛性を他の補強部材を用いることなく効果的に高めることができる。




 

 


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