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発明の名称 遊技機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2000−93601(P2000−93601A)
公開日 平成12年4月4日(2000.4.4)
出願番号 特願平11−8892
出願日 平成10年9月18日(1998.9.18)
代理人 【識別番号】100095278
【弁理士】
【氏名又は名称】犬飼 達彦
【テーマコード(参考)】
2C088
【Fターム(参考)】
2C088 AA36 AA42 BC22 CA27 
発明者 竹内 則一
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 複数の図柄を可変表示可能な複数の図柄表示部を設け、図柄始動口に遊技球が入賞すると、図柄変動開始信号によって図柄表示部の図柄が変動を開始し、所定時間後に、図柄が確定表示する可変表示ゲームが行われ、大当たり図柄が確定表示する図柄表示部の組合せ(有効ライン)がある遊技機であって、選別された複数の図柄表示部に対し、それらの図柄表示部に同じ確定図柄を表示する個数を表示する個数表示手段を有することを特徴とする遊技機。
【請求項2】 複数の図柄を可変表示可能な複数の図柄表示部を設け、図柄始動口に遊技球が入賞すると、図柄変動開始信号によって図柄表示部の図柄が変動を開始し、所定時間後に、図柄が確定表示する可変表示ゲームが行われ、大当たり図柄が確定表示する図柄表示部の組合せ(有効ライン)がある遊技機であって、選別された複数の図柄表示部に対し、同じ確定図柄を表示する図柄表示部の位置を表示する位置表示手段を有することを特徴とする遊技機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の図柄を変動表示する図柄表示部を有する遊技機であって、可変表示ゲームにおける図柄表示に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機としてのパチンコ機には、複数の図柄を変動表示可能な複数の図柄表示部L11、L12、L13、L21、L22、L23、L31、L32、L33を有する特別図柄表示器が配設してある。そして、遊技球が図柄始動口に入賞することによって、前記各図柄表示部L11〜L33の図柄が一斉に変動を開始し、予め大当たりとなる有効ライン(例えば、m1(L11、L12、L13)、m2(L21、L22、L23)、m3(L31、L32、L33)、m4(L11、L22、L33)、m5(L13、L22、L31))が表示され、順次図柄が停止する可変表示ゲームが行われる。そして、前記表示の有効ラインの図柄表示部に表示の確定図柄が、例えば、全て同じ図柄(大当たり図柄)であるとき、遊技者にとって多量の賞品球の獲得が可能である特別遊技状態(大当たり)が生起するというものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記可変表示ゲームにおける図柄変動方式は、遊技者によく知られているため、面白味に欠ける。そこで、本発明は、可変表示ゲームにおいて、遊技者にとって面白味を与えることができる遊技機を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の遊技機は、複数の図柄を可変表示可能な複数の図柄表示部を設け、図柄始動口に遊技球が入賞すると、図柄変動開始信号によって図柄表示部の図柄が変動を開始し、所定時間後に、図柄表示部の組合せ(有効ライン)に大当たり図柄が確定表示すると大当たりとなり、選別された複数の図柄表示部に対して同じ確定図柄を表示する個数を表示する個数表示手段を有している。従って、選別された図柄表示部に同じ図柄が表示される個数が報知されるので、可変表示ゲームの結果の予測ができ、従来にない面白味を生ずる。又、請求項2の遊技機は、位置表示手段に同じ確定図柄を表示する図柄表示部の位置が表示されるので、可変表示ゲームの結果の予測ができて面白味のある遊技機である。
【0005】
【発明の実施の形態】図1(正面図)は遊技機としてのパチンコ機10を示す。このパチンコ機の側部には球貸機20が設置してあって、この球貸機20にはカードリーダ(図示略)が内蔵してある。又、この球貸機20の正面パネル21には、この球貸機の作動が有効であるときの表示ランプやカード挿入口22が設けてある。一方、パチンコ機の前面パネル11に取り付けてある上皿12には、前記球貸機20の操作釦等が配設してあり、具体的には、前記カード挿入口22に挿入されたカードの残高(度数)等を表示する表示器13a、遊技者の操作により球貸機20を介してパチンコ機に貸球を供給する変換釦13b、カード返却用の返却釦13cが設けてある。
【0006】尚、上皿12の下には下皿17が配設してあって、上皿12が満杯となったときオーバーフローした賞品球を貯留する。又、発射装置のハンドル18の操作により前記上皿12からの1球毎に供給される遊技球をガイドレール31で案内して遊技領域19に発射する。遊技領域19のほぼ中央部には、複数の変動図柄を介して可変表示ゲームを行う液晶表示の図柄表示器Lが配置してある。そして、この図柄表示器LはL11、L12、L13、L21、L22、L23、L31、L32、L33に区分表示可能とし、図柄「0〜9、A〜E」の15種類を、この順序で変動表示する。尚、これらの図柄「0〜9、A〜E」のうち、「1、3、5、7、A」の5種類を特定図柄に、それ以外の10種類の図柄を非特定図柄とする。
【0007】又、選別された前記図柄表示部L11、L21、L31に対して、同じ確定図柄を表示する個数を表示する個数表示手段K1が図柄表示部L11の上部に表示可能になっているし、同様に、選別された図柄表示部L12、L22、L32に対しては個数表示手段K2が、選別された図柄表示部L13、L23、L33に対しては個数表示手段K3が表示可能になっている(図2)。又、大当たり(特別遊技状態)のときには、図2に示すように、有効ライン(m1(L11、L12、L13)、m2(L21、L22、L23)、m3(L31、L32、L33)、m4(L11、L22、L33)、m5(L13、L22、L31))の何れかにおいて同じ図柄(大当たり図柄)が確定表示する。
【0008】又、図柄表示器Lの左右側部には、普通図柄始動ゲート23a、23bが備えてあり、遊技球が通過すると後述の大入賞口58に付設の普通図柄表示器56の図柄が変動を開始し、所定時間経過後に停止し、その確定図柄が予め設定した図柄と一致したとき当たりとなり、普通電動役物57を所定時間、開成する。そして、この普通電動役物(図柄始動口)57に遊技球が入賞すると、可変表示ゲームに寄与する判定メモリQ(I)が順次記憶されると共に、その記憶の未処理の可変表示ゲーム数に対応して、記憶ランプLRが点灯して、遊技者に残りの可変表示ゲームの数を知らせる。又、遊技領域19には、その他、普通入賞口55a、55b等が配設してある。
【0009】次に、前記構成の遊技機における可変表示ゲームの処理について、割込処理で実行される制御フローを参照して説明する。図3(A)は初期化を行い、パチンコ機の電源が投入されると(S1)、遊技者にとって有利な大当たり(特別遊技状態)となる確率を低確率状態(1/330)に設定すると共に、判定カウンタHc(0〜329の循環数)、確定図柄決定手段である循環カウンタM11〜M33、判定メモリQ(I)(I=1〜4)の初期化を行う(S2)。
【0010】図3(B)は、判定カウンタHc(0〜329)と、大当たり等における各図柄表示部L11〜L33に確定表示する図柄を選定する循環カウンタM11〜M33(0〜14)、及び有効数Y(0〜4)の選定を行う。先ず、判定カウンタHcにリセット時間(所定時間(2ms))毎に1を加算し(S20)、その加算した判定カウンタHcの値が、330であるか否かを判定する(S21)。判定カウンタHcの値が330であるときには、判定カウンタHcの値を初期化する(S22)。この処理によって、判定カウンタHcの値は0〜329の循環数となる。
【0011】次に、循環カウンタM11にリセット時間(所定時間(2ms))毎に1を加算し(S25)、循環カウンタM11の値が15であるか否かを判定する(S26)。そして、循環カウンタM11の値が15であるときには、循環カウンタM11を初期化すると共に、循環カウンタM12に1を加算する(S27)。このステップ25〜ステップ27の処理によって、循環カウンタM11は0〜14の循環数となり、図柄「0〜9、A〜E」に対応させる。以下、ステップ27〜ステップ29によって循環カウンタM12、ステップ29〜ステップ31によって循環カウンタM13、………が各々、0〜14の循環数となり、図柄「0〜9、A〜E」に対応させる。又、ステップ46においては、後記で実行する選定有効ラインYa(0〜4)を有効数Yで選定するために、有効数Yを(0〜4)の循環数とし、Ya=0のとき、有効ラインはm1、Ya=1のとき、有効ラインm2……とする。
【0012】図4は、普通電動役物(図柄始動口)57に入賞した入賞球の処理を行うものであり、普通電動役物57に入賞したか否かを検出し(S5)、検出したときには後記で詳述する判定カウンタHc(0〜329)の値を読み取る。そして、判定メモリQ(1)がゼロであるか否かを判定し(S6)、ゼロであるときには、入賞球の可変表示ゲームを実施中であるか、或いは、入賞球がない状態であるので、カウンタIの値を1にセットする(S7)。即ち、ステップ14以下で詳述する判定メモリQを記憶する番地(1〜4)をセットする。
【0013】反対に、判定メモリQ(1)がゼロでないときには、判定メモリQ(2)の値がゼロであるか否かを判断し(S8)、ゼロであるときには、カウンタIを2にセットする(S9)。以下、順次、判定メモリQ(3)、Q(4)について判断すると共に、カウンタIの値をセットする(S10〜S13)。尚、判定メモリQ(4)がゼロでないときには、既に、最大記憶(4個)があるため、この入賞球を無視するので、このルーチンの処理を終了する。また、可変表示ゲームに寄与する前記入賞球の判定メモリQ(I)が、ゼロでない数に対応して、遊技領域19に配設の記憶ランプLRが点灯するので、遊技者は残りの可変表示ゲームの数を知ることができる。
【0014】そして、前記読み込んだ判定カウンタHc(0〜329)の値が「7」であるか否かを判定する(S14)。そして、「7」であるときには、後記の可変表示ゲームにおいて大当たり(特別遊技状態)を生起するために、判定メモリQ(I)に1を書込む。次に、前記判定カウンタHc(0〜329)の値が「80〜90」であるときには、後記の可変表示ゲームにおいてリーチ態様を表示するために、判定メモリQ(I)に2を書込み(S16、S17)、それ以外の場合には判定メモリQ(I)に3を書込んで外れ処理を行う(S18)。以上の処理によって、判定メモリQ(I)(I=1〜4)は、大当たりの場合には「1」、リーチのときには「2」、外れの場合には「3」の何れかが記憶される。
【0015】次に、可変表示ゲームの制御について、図3、図4を前提として、図5、図6に示す制御フローを参照して説明する。先ず、判定メモリQ(1)がゼロであるか否か、即ち、図柄変動開始記憶(可変表示ゲームを行う)があるか否かを判定し(S50)、かかる記憶がないときには、この処理ルーティンを終了する。次に、判定メモリQ(1)において、「1(大当たり)」の記憶があるかを判断し(S51)、大当たりのときには記憶変数QQを「1」に設定する(S52)する。
【0016】前記ステップで、大当たりでないときには、判定メモリQ(1)において、「2(リーチ)」の記憶があるかを判断し(S53)、リーチであるときには記憶変数QQを「2」に設定し(S54)、それ以外のときには、外れとして、記憶変数QQを「3」に設定する(S55)。そして、判定メモリQ(I)(I=2〜4)をQ(I−1)にシフトすると共に判定メモリQ(I)に「0」を書き込んで(S56)、次の可変表示ゲームに対する新たな入賞球の記憶を可能にする(図4参照)。尚、前記記憶変数QQが「2」であることは、後述するように、多くの有効ラインにおいてリーチ態様の表示が可能であることを意味し、記憶変数QQが「3」の外れである場合であってもリーチ態様を表示する可能性がある。
【0017】次に、有効数Y(0〜4)を読み込んで、大当たりとリーチのときには、少なくとも大当たり図柄を確定表示する選定有効ラインYa(=Y)の選定を行う(S61)。尚、以下のステップでは、判りやすいように、選定有効ラインYa=0(m1)として例示する。そして、図柄表示部L11〜L33に表示する確定図柄は、原則として、前記循環カウンタM11〜M33に対応する図柄であるが、下記の要領で、記憶変数QQの値によって、図柄表示部L11〜L33の図柄を選定し直す(S62)。
【0018】(1)大当たりのとき(QQ=1)
(イ)大当たり図柄の選定選定有効ラインYa=0(有効ラインm1)のときには、図柄表示部L11、L12、L13には循環カウンタM11の値に対応する図柄を表示する。尚、他の選定有効ラインYaに対しては、下記のごとく大当たり図柄の選定をする。選定有効ラインYa=1(有効ラインm2)のときには、図柄表示部L21、L22、L23には循環カウンタM21の値に対応する図柄を表示する。選定有効ラインYa=2(有効ラインm3)のときには、図柄表示部L31、L32、L33には循環カウンタM31の値に対応する図柄を表示する。選定有効ラインYa=3(有効ラインm4)のときには、図柄表示部L11、L22、L33には循環カウンタM11の値に対応する図柄を表示する。選定有効ラインYa=4(有効ラインm5)のときには、図柄表示部L13、L22、L31には循環カウンタM13の値に対応する図柄を表示する。
【0019】(ロ)個数表示手段K1、K3に表示する数と左図柄表示部L11、L21、L31と右図柄表示部L13、L23、L33に表示する確定図柄の選定。個数の選定は、ランダムな値である循環カウンタM11を使用し、左図柄表示部L11、L21、L31に対する個数表示手段K1は、循環カウンタM11がa1〜a2(0〜8)の値のときには3、循環カウンタM11がa2〜a3(9〜12)の値のときには2、循環カウンタM11がa3〜a4(13〜14)の値のときには1を表示する。又、右図柄表示部L13、L23、L33に対する個数表示手段K3に対しても、個数表示手段K1と同様に選定する。尚、この個数表示手段K1、K3の選定は任意であるが、大当たりを生起する場合には、リーチ表示となる有効ライン数の増加を図り、遊技者に大当たりを生起する可能性が高いことを知らせる。
【0020】次に、前記個数表示手段K1、K3が3のとき、左図柄表示部L11、L21、L31と右図柄表示部L13、L23、L33の確定図柄について説明すると、左図柄表示部L11、L21、L31と右図柄表示部L13、L23、L33には、個数表示手段K1、K3が3であるので全て同じ図柄を表示する。そして、その図柄は、前記選定有効ラインYa(=0)に対応する循環カウンタM11の値に対応する図柄を確定図柄として表示する。
【0021】又、個数表示手段K1、K3が2のとき、左図柄表示部L11、L21、L31と右図柄表示部L13、L23、L33の確定図柄は下記のように選定する。前記選定有効ラインYa(=0)に対する左図柄表示部L11、右図柄表示部L13には循環カウンタM11の値に対応する図柄を表示する。更に、選定有効ラインYaに隣接する有効ライン(=1)の左図柄表示部L21、右図柄表示部L23には左図柄表示部L11と同じ図柄を表示して、個数2に対応させる。しかし、左図柄表示部L31と右図柄表示部L13には循環カウンタM31、M31の図柄(但し、循環カウンタM11と異なる値)を表示する。以上によって、左図柄表示部L11、右図柄表示部L13、左図柄表示部L21、右図柄表示部L23には同じ図柄が表示されるが、左図柄表示部L31と右図柄表示部L13には異なる図柄が確定表示される。尚、前記選定有効ラインYa(=0)以外に同じ図柄を表示する他の有効ラインの選定は、前記隣接する方法の他に、抽選等によって選定してもよいことはいうまでもない。
【0022】個数表示手段K1、K3が共に1のとき、左図柄表示部L11、L21、L31と右図柄表示部L13、L23、L33の確定図柄は、前記選定有効ラインYa(=0)に対応する左図柄表示部L11、右図柄表示部L13には循環カウンタM11の値に対応する図柄を表示する。しかし、左図柄表示部L21、L31には循環カウンタM21、M31の図柄、右図柄表示部L23、L33には循環カウンタM23、M33の図柄を表示する。
【0023】(ハ)中図柄表示部L12、L22、L32の図柄選定前記選定有効ラインYa(=0)に対応する中図柄表示部L12には、循環カウンタM11の値(左図柄表示部L11、右図柄表示部L13)に対応する図柄を確定図柄として表示することによって、少なくとも選定有効ライン(Ya=0)には同じ図柄が確定表示される。尚、他の中図柄表示部L22、L32の確定図柄は、循環カウンタM22、M32の図柄を表示することによって異なる図柄となるが、前記左図柄表示部L11(右図柄表示部L13)と同じ図柄を確定表示することによって、前記個数表示手段K1、K3の数との関係で、他の有効ライン(m2〜m5)にも大当たり図柄等が生起する可能性がある。又、個数表示手段K2は、前記中図柄表示部L12、L22、L32に確定表示する図柄を考慮して計数する。
【0024】(2)リーチのとき(QQ=2)
(イ)個数表示手段K1、K3に表示する数と左図柄表示部L11、L21、L31と右図柄表示部L13、L23、L33に表示する確定図柄の選定。個数の選定は、ランダムな値である循環カウンタM11を使用し、左図柄表示部L11、L21、L31に対する個数表示手段K1は、循環カウンタM11がb1〜b2(0〜6)の値のときには3、循環カウンタM11がb2〜b3(7〜11)の値のときには2、循環カウンタM11がb3〜b4(12〜14)の値のときには1を表示する。又、右図柄表示部L13、L23、L33に対する個数表示手段K3に対しても、個数表示手段K1と同様に選定する。尚、この個数表示手段K1、K3の選定は任意であるが、この可変表示ゲームはリーチ態様を表示後に外れとなるので、前記大当たりと異なって、リーチ表示となる有効ライン数を減少させている。そして、前記個数表示手段K1、K3に対する、左図柄表示部L11、L21、L31と右図柄表示部L13、L23、L33の確定図柄は、前記大当たりと同じ方法で選定するので説明を略す。
【0025】(ロ)中図柄表示部L12、L22、L32の図柄選定この中図柄表示部L12、L22、L32には外れ図柄を確定表示させるので、原則として、循環カウンタM12、M22、M32の値に対応する図柄を確定図柄として表示するが、全ての有効ライン(m1〜m5)において大当たりとならないように、外れ図柄を確定表示させる。尚、個数表示手段K2の数は、前記で選定の中図柄表示部L12、L22、L32における、同じ図柄を計数する。
【0026】(3)外れのとき(QQ=3)
(イ)個数表示手段K1、K3に表示する数と左図柄表示部L11、L21、L31と右図柄表示部L13、L23、L33に表示する確定図柄の選定。個数の選定は、ランダムな値である循環カウンタM11を使用し、左図柄表示部L11、L21、L31に対する個数表示手段K1は、循環カウンタM11がc1〜c2(0)の値のときには3、循環カウンタM11がc2〜c3(1)の値のときには2、循環カウンタM11がc3〜c4(2〜3)の値のときには1、それ以外のときには0を表示する。又、右図柄表示部L13、L23、L33に対する個数表示手段K3に対しても、個数表示手段K1と同様に選定する。そして、前記個数表示手段K1、K3に対する、左図柄表示部L11、L21、L31と右図柄表示部L13、L23、L33の確定図柄は、前記大当たりと同じ方法を採用して選定するので説明を略す。従って、この外れのときであっても、前記個数表示手段K1、K3の値によってはリーチ態様を表示するが、多くの場合、個数表示手段K1、K3に「0」を選定させて同じ図柄の表示を避けている。
【0027】(ロ)中図柄表示部L12、L22、L32の図柄選定中図柄表示部L12、L22、L32には、外れ図柄を確定表示させるので、原則として、循環カウンタM12、M22、M32の値に対応する図柄を確定図柄として表示するが、全ての有効ライン(m1〜m5)において大当たりとならないように、外れ図柄を確定表示させる。尚、個数表示手段K2には、前記中図柄表示部L12、L22、L32に確定表示する図柄を考慮して計数する。
【0028】前記のように選定される個数表示手段K1、K3の値による、リーチ態様(左図柄表示部L11、L21、L31、右図柄表示部L13、L23、L33)を図7に例示する。尚、このリーチ態様は、前記の選定方法では、大当たり(QQ=1)、リーチ(QQ=2)、外れ(QQ=3)のときにであっても、優先して選定有効ラインYa(=0)においてリーチ態様が表示される。図7(A)は、個数表示手段K1、K3が共に3であるときの表示態様であり(但し、図柄は選定有効ラインYa(=0)に対応する循環カウンタM11の値に対応する図柄であり、0〜9、A〜E」の何れか)、全ての有効ライン(m1〜m5)に対してリーチ態様を表示する。又、図7(B)は、個数表示手段K1が3で、個数表示手段K3が1のときであり、少なくとも選定有効ラインYa(=0)にはリーチ態様が表示されると共に、他の有効ライン(m5)においてもリーチ態様が表示される。
【0029】以上のように、可変表示ゲームにおいて、大当たり(QQ=1)とリーチ(QQ=2)が選定されると、少なくとも選定有効ラインYaにはリーチ態様が表示されると共に、選定された個数表示手段K1、K3の値によって、他の有効ラインにおいてもリーチ態様を表示する。又、外れ(QQ=3)のときであっても、選定された個数表示手段K1、K3の値によって、有効ラインにおいてリーチ態様を表示する。
【0030】前記の要領で図柄表示部L11〜L33における確定図柄が選定されたので、次に、各図柄表示部L11〜L33の図柄を変動開始すると共に(S63)、個数表示手段K1、K3に値(前記選定の数字に替えて図柄等)を表示する(S64)と共に、個数表示手段K2には、不明の図柄(?)を表示する。この個数表示手段K1、K3に表示の値によって、遊技者はリーチ態様、或いは大当たりが生起する可能性があるか否かの予測ができ、従来にない面白味が生ずる。
【0031】そして、個数表示手段K1、K3の値が共に1以上であるか否かを判定する(S65)。この判定は、個数表示手段K1、K3が共に1以上であるときには、例え、外れ(QQ=3)であっても、選定有効ラインYaに優先的に同じ図柄を表示し、リーチ態様を表示するからである。そこで、かかる場合には、先ず、左図柄表示部L11、L21、L31を停止表示し(S70)、次に、右図柄表示部L13、L23、L33を停止表示して、何れかの有効ラインにおいて、リーチ態様を表示する(S71)。そして、中図柄表示部L12、L22、L32において、リーチアクションとして、遊技者が見える程度にゆっくりと、図柄変動表示させる(S72)。その後、最後に停止表示する中図柄表示部L12、L22、L32を確定表示させることによって、大当たり(QQ=1)のときには、少なくとも選定有効ライン(Ya)に大当たり図柄が確定表示されるが、リーチ(QQ=2)と外れ(QQ=3)のときには、外れ図柄が確定表示される(S73)。
【0032】一方、前記ステップ65で、個数表示手段K1、K3の値がともに1以上でない(=0)ときには、左図柄表示部L11、L21、L31と右図柄表示部L13、L23、L33が停止表示した図柄ではリーチ態様を表示しないので、左図柄表示部L11、L21、L31を停止表示し(S80)、次に、右図柄表示部L13、L23、L33を停止表示し(S81)、且つ、早期に、中図柄表示部L12、L22、L32を確定表示させて外れ処理を行う(S82)。
【0033】尚、前記個数表示手段K2に「?」を表示させるのは、図柄表示部L11〜L33の確定図柄は、個数表示手段K1、K3の値がともに1以上のときには、優先して選定有効ラインYaに同じ図柄を表示するように構成しているので、個数表示手段K2を表示すると、個数表示手段K1、K3の値によって、大当たりか否かが容易に推測可能であるからである。
【0034】しかし、かかる方法によらず、何れの図柄表示部に割り当てるかを、選定有効ラインYaを考慮して、抽選等を介して、個数表示手段K1、K3の値に対応して図柄表示部L11〜L33の確定図柄を選定すると、個数表示手段K1、K2、K3の値を、図柄変動開始後に、或いは、リーチアクションが開始した後に表示しても、遊技者に大当たりとなる予測が判り難いので有効な手段である。
【0035】例えば、図7(C)に示すように、個数表示手段K1、K2、K3に「1、1、1」を表示すると共に、選定有効ラインYa(=0)と異なる図柄表示部L21、L23に同じ図柄を表示してリーチ態様を表示し、且つ、個数表示手段K2に「1」を表示しても、遊技者は、大当たりが生起するか否か判らず、図柄表示部L22に同じ図柄が停止されることを望んで遊技を行う。以上のように、個数表示手段K1、K2、K3に同じ図柄が表示される個数(或いは対応する図柄)を表示すると、遊技者に、大当たりとなる可能性があるか否か等の予測を可能にすることができ、従来にない面白味を発揮する。
【0036】又、前記は個数表示手段K1、K2、K3の値を表示して遊技者に報知した構成であるが、前記個数表示手段K1、K2、K3の値に対応して、左図柄表示部L11、L21、L31、中図柄表示部L12、L22、L32、右図柄表示部L13、L23、L33には同じ確定図柄が選定される。そこで、かかる同じ図柄を表示する図柄表示部の位置を位置表示手段M1(i)、M2(i)、M3(i)に記憶すると共に、個数表示手段K1、K2、K3に替えて表示する(図8(A))。
【0037】例えば、個数表示手段K1が「2」のとき、左図柄表示部L11、L21に同じ図柄を表示するときには、位置表示手段M1(i)に「1」と「2」を記憶すると共に表示する。又、個数表示手段K3が「1」のとき、右図柄表示部L13に同じ図柄を表示してリーチ態様を表示するときには、位置表示手段M3(i)に「1」を記憶すると共に表示する。この構成は、位置表示手段M1(i)、位置表示手段M3(i)が表示する値(或いは図形)によって、リーチ態様となるかが判る。尚、位置表示手段M2(i)は報知すると、今回の可変表示ゲームが大当たりか否かが推定できるので好ましくはないので、位置表示手段M2(i)に替えて、個数表示手段K2による数(図形)を表示することが望ましい。
【0038】この様に、同じ図柄が確定表示される位置を知ると、遊技者によっては、この可変表示ゲームがリーチ態様を奏するか否かを判定でき、新たな面白味が生ずるが、左図柄表示部L11、L21、L31には個数表示手段K1の値を、右図柄表示部L13、L23、L33には位置表示手段M3による位置を、中図柄表示部L12、L22、L32には位置表示手段M3による位置を、等のように適宜組み合せて表示してもよく、それらの表示時期も遊技内容によって、図柄変動の開始時、リーチ態様後等、適宜選定できることはいうまでもない。
【0039】尚、個数表示手段K1、K2、K3や位置表示手段M1、M2、M3は、選別された左図柄表示部L11、L21、L31、中図柄表示部L12、L22、L32、右図柄表示部L13、L23、L33に対してであるが、他の図柄表示部の組合せであってもよいし、必ずしも全ての個数表示手段K1、K2、K3や位置表示手段M1を表示する必要はない。又、個数表示手段K1、K2、K3や位置表示手段M1、M2、M3は、前記の表示方法の他に音声等を介してでもよい。また、本発明は、他の遊技機(パチンコ機やスロットマシン等)にも適用できることはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】請求項1の遊技機は、個数表示手段に選別された複数の図柄表示部に対して同じ確定図柄を表示する個数を表示する可変表示ゲームの結果の予測ができ、従来にない面白味を生ずる。又、請求項2の遊技機は、位置表示手段に同じ確定図柄を表示する図柄表示部の位置が表示されるので、可変表示ゲームの結果の予測ができて面白味のある遊技機である。




 

 


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