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発明の名称 遊技機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2000−42233(P2000−42233A)
公開日 平成12年2月15日(2000.2.15)
出願番号 特願平10−227703
出願日 平成10年7月27日(1998.7.27)
代理人 【識別番号】100095278
【弁理士】
【氏名又は名称】犬飼 達彦
【テーマコード(参考)】
2C088
【Fターム(参考)】
2C088 BA02 BC45 CA17 
発明者 若林 源一郎 / 武内 康浩
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 複数の図柄を変動表示可能な図柄表示器と、遊技球が特定領域を通過したことを検出する遊技球検出器と、電源投入時から所定時間毎に加算する判定カウンタとタイムカウンタを有する遊技制御装置を配置し、前記遊技球検出器が遊技球を検出したときの前記判定カウンタの値が特定値であると、前記図柄表示器には特別図柄を確定表示すると共に特別遊技状態を生起する遊技機であって、前記判定カウンタの値は前記タイムカウンタの値によって変更させられることを特徴とする遊技機。
【請求項2】 判定カウンタの値は前記タイムカウンタの値を加算することを特徴とする請求項1の遊技機。
【請求項3】 タイムカウンタの値に依存して、判定カウンタの値に加算或いは減算することを特徴とする請求項1の遊技機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に備えた特別遊技状態等を選定する遊技制御装置に、不正基板を付設して行う不正行為を防止することに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機としてのパチンコ機には、遊技領域のほぼ中央に複数の図柄を変動表示可能な図柄表示器が配置してある。そして、遊技球が入賞口に入賞すると賞品球の払出しを行い、始動入賞口に入賞して特定領域を通過して、遊技球検出器は遊技球検出信号を発生して、その信号によって図柄表示器の図柄が可変表示する形式のものがある。この種のパチンコ機における制御は、主として、図2(A)に示すように、遊技制御装置、図柄表示器の図柄表示を制御する表示制御装置、遊技球検出信号を発生する遊技球検出器、中継基板等で構成してある。この遊技制御装置にはCPU(CENTRAL PROCESSOR UNIT)と遊技プログラムが記憶のROM(READ ONLY MEMORY)が備えてある。又、表示制御装置は、CPUからの信号によって、図柄を液晶式の図柄表示器に表示する。
【0003】そして、前記構成のパチンコ機は、よく知られた判定方法に基づいて特別遊技状態を生起させる。その一方法について説明する。前記遊技プログラムには、電源投入と同時に初期化され、所定時間(2ms)毎に、1を加算する判定カウンタHcが設けてあり、この判定カウンタHcは特別遊技状態の確率に対応して、例えば、1/330の確率に対しては0〜329(数字)の循環カウンタである。又、遊技制御装置は、この判定カウンタHcに1加算する2ms毎にパルス信号を発生し、このパルス信号は、遊技制御装置の端子A、Bを介して表示制御装置の端子a、bに出力され、図柄表示器における図柄表示のタイミングをとっていると共に、他の端子は表示図柄の選定等の信号に使用する。
【0004】そして、遊技球が、遊技領域に設置の始動入賞口に入賞して特定領域を通過すると、遊技球検出器により検出される。この遊技球検出信号は遊技球検出器の端子C、Dを介して中継基板の端子c、dに出力され、更に中継基板からの出力信号が遊技制御装置に出力される。そして、この遊技球検出信号の立下り時における判定カウンタHcの値が記憶され、この記憶値が特別遊技状態を生起させるか否かが判断されると共に、表示制御装置(図柄表示器)に図柄変動を開始する信号を送る。前記記憶値が特定値(例えば、「7」)であるときには、所定時間後に、図柄表示部には同じ図柄(特別図柄)を確定表示して、遊技者にとって有利となる特別遊技状態を生起させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、不正手段として、図2(B)に示すように、cpuや不正ソフトウエアを記憶のrom等を配置の不正基板を介して回路構成をなす。即ち、前記遊技制御装置の端子A、Bからの出力信号を不正基板の端子A’、B’を介して入力する。又、前記遊技球検出器の端子C、Dを、中継基板から外して、不正基板の端子C’、D’に接続すると共に、不正基板の端子e、fと中継基板の端子c、dに接続する。
【0006】前記構成において、この不正行為を行う前提として、遊技機における判定カウンタHcの値は0〜329の循環数であり、特別遊技状態となる特定値は「7」であることは予め調査してある。そして、遊技者が通常通り遊技を行うが、下記のごとくソフトウエアによって制御される。即ち、不正基板のcpuは、判定カウンタHcに1を加算する2ms毎に発生するパルス信号を、遊技制御装置の端子A、Bを介して受け取る毎に、疑似カウンタGcを1加算する処理を行う。この処理によって、不正基板における疑似カウンタGcは、判定カウンタHcと同じ値(0〜329)となる。
【0007】そして、不正に遊技する者は、通常と異なる遊技、例えば、遊技球検出信号をカウントして、10になった後に、遊技を一定時間(例えば3分)休止し、再度、遊技を開始して、次に、遊技球が始動入賞口に入賞して、遊技球検出器からの遊技球検出信号をカウントして、例えば、12になった後に一定時間(例えば3分)休止する、所謂、セット打法を行う。そして、このセットを予め決められた回数を行うとセットが完了する。そして、遊技球が始動入賞口に入賞して特定領域を通過し、遊技球検出器からの遊技球検出信号を検出したとき、即座に、中継基板に出力せず、疑似カウンタGcの値が「7」となる寸前に立下り信号を、不正基板の端子e、fから中継基板の端子c、dに出力する。そうすると、判定カウンタHcは、あたかも、遊技球検出器から遊技球検出信号が出たと看做して、特別遊技状態を生起する。このように、不正基板におけるcpuは、図柄表示器からの遊技球検出信号を疑似カウンタGcの値と比較しながら、特別遊技状態となるタイミングで、判定カウンタHcに出力するので、簡便に、特別遊技状態を生起させることができる。
【0008】以上のように、不正基板によるソフトウエアは、一見、通常通りに遊技しているかの如く制御するので、係員が容易に不正行為であるか否かを判別できないし、この不正基板は小さいため、不正基板を取り付けてあるか否かは遊技機の裏面から容易に発見できない。そこで、本発明は、かかる不正基板を取り付けても、不正行為の防止を図ることができる遊技機を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の遊技機は、複数の図柄を変動表示可能な図柄表示器と、遊技球が特定領域を通過したことを検出する遊技球検出器と、電源投入時から所定時間毎に加算する判定カウンタとタイムカウンタを有する遊技制御装置を配置し、遊技球検出器が遊技球を検出したときの前記判定カウンタの値が特定値であると、前記図柄表示器には特別図柄を確定表示すると共に特別遊技状態を生起し、判定カウンタの値はタイムカウンタの値によって変更させられるものであるので、電源投入後、リセット時間毎に1を加算する疑似カウンタを設けても、判定カウンタHcの値と一致させることは不可能となって不正行為を阻止できる。
【0010】請求項2の遊技機は、判定カウンタの値はタイムカウンタの値を加算することによって、又、請求項3の遊技機は、タイムカウンタの値に依存して、判定カウンタの値に加算或いは減算することによって、電源投入後、リセット時間毎に1を加算する疑似カウンタを設けても、判定カウンタHcの値と一致させることは不可能となって不正行為を阻止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】遊技機としてのパチンコ機は、よく知られた形式であり、図1に示す正面図、図2に示す制御ブロック図を参照して、本発明の要旨に関係ある事項について説明する。遊技領域19のほぼ中央部には、複数の変動図柄を介して可変表示ゲームを行う液晶表示式の図柄表示器Lが配置してあり、この図柄表示器Lは、後述の遊技制御装置に配設のCPU(CENTRAL PROCESSOR UNIT)と、その遊技制御装置に接続の表示制御装置を介して、図柄表示部L1〜L3に区分表示可能とし、図柄「0〜9、A〜F」をこの順序で変動表示する。
【0012】又、図柄表示器Lの左右側部には、普通図柄始動ゲート23a、23bが備えてあり、遊技球が通過すると後述の大入賞器58に付設の普通図柄表示器56の図柄が変動を開始し、所定時間経過後に停止し、その確定図柄が予め設定した図柄と一致したとき当たりとなり、普通電動役物57を所定時間開成する。そして、遊技球が、普通電動役物57に入賞して、特定領域を通過したときには、その入賞球を検出する遊技球検出器(図示略)は、遊技球検出信号を発生し、後記で詳述する特別遊技状態等を生起するか否かを判定する。
【0013】図2(A)は、パチンコ機の制御をするブロック図であり、従来と同じ構成である遊技制御装置、図柄表示器の図柄表示を制御する表示制御装置、遊技球検出信号を発生する遊技球検出器、中継基板等で構成してある。この遊技制御装置にはCPU(CENTRAL PROCESSOR UNIT)と、不正行為の防止を可能な遊技プログラムが記憶してあるROM(READ ONLY MEMORY)が配置してある。
【0014】そして、前記遊技プログラムは、CPUのリセット(2ms)毎に1を加算する0〜329の循環カウンタである判定カウンタHcを設け、このリセット時間(所定時間)毎に発生させるパルス信号は、遊技制御装置の端子A、Bを介して表示制御装置の端子a、bに出力して、図柄表示器における図柄表示のタイミングをとっていると共に、他の端子は表示図柄の選定等の信号に使用する。尚、前記所定時間(2ms)は、遊技ソフトウエア全体を実行できる時間である。
【0015】又、遊技球が遊技領域に設置の始動入賞口に入賞して特定領域を通過すると、その遊技球を検出する遊技球検出器は遊技球検出信号(図柄始動信号)を発生し、この遊技球検出信号は、遊技球検出器の端子C、Dを介して中継基板の端子c、dに出力される。そして、前記遊技球検出信号の立下がり時における判定カウンタHcの値(0〜329)が記憶され、この記憶値により特別遊技状態を生起させるか否かが判断されると共に、表示制御装置(図柄表示器)に図柄変動を開始する信号を送る。前記記憶値が特定値(例えば、「7」)であるときには、所定時間後に、図柄表示部には同じ図柄(特別図柄)を確定表示して、遊技者にとって有利となる特別遊技状態(大当たり)を生起させる。
【0016】次に、前記ROMに記憶のソフトウエアにおける不正行為の防止に関する事項について説明する。尚、不正行為は、図2(B)に示す不正基板を取り付けると共に配線を行い、従来と同じソフトウエアである。(第1の実施の形態)本実施の形態を制御フローを示す図3(A)(B)を参照して説明する。電源が投入されたときには、判定カウンタHcの初期化を行う(S1、S2)と共に、この初期化されたパルス信号は、遊技制御装置の端子A、Bを介して表示制御装置の端子a、bに出力する(図3(A))。従って、不正基板を取り付けたとき、この初期化信号を受けとって、不正基板に配置のcpuは、パルス信号によって1を加算する疑似カウンタGc(0〜329)を初期化する。
【0017】その後は、図3(B)に示す制御フローが2ms(CPUのリセット時間)毎に発生させるパルス信)に実行され、先ず、CPUに備えてあるタイムカウンタTcの値を読み込む(S3)。尚、このタイムカウンタTcは、CPUに付設のレジスタ(8ビット)であって、例えば、0〜255の値であり、CPUを作動させるクロック周波数に依存している。そして、判定カウンタHcの値に「タイムカウンタ」の値を加算し(S4)、その値が330以上であるか否かを判断し(S5)、以上であるときには、判定カウンタHcの値から330(判定カウンタHcの最大値+1)を引いた値にセットする(S6)。尚、この処置によって、判定カウンタHcの値は、0〜329を均等に取り得る。
【0018】以上の結果、判定カウンタHc(0〜329)は1リセット時間(2ms)毎に、「タイムカウンタTc(0〜255)」の値が加算されるため、電源投入時に初期化した判定カウンタHcの値は、その後、1リセット時間(2ms)毎に1加算する値とは異なると共にランダムな値となる。そのため、電源投入時に初期化信号を受けとって、その後、不正基板に配置のcpuが、1リセット時間毎に1を加算する疑似カウンタGc(0〜329)を作成しても、前記判定カウンタHcの値とは異なるので、特別遊技状態となる「遊技球検出信号」の出力タイミングが判らず、特別遊技状態を任意に発生させることを防止できる。
【0019】尚、判定カウンタHcはタイムカウンタTc(0〜255)の値を加算処理しているが、特定のビット(例えば、3ビット)を抽出して、0〜7の値を加算処理してもよい。
【0020】(第2の実施の形態)本実施の形態はタイムカウンタTcの値によって、判定カウンタHcに対して加減算処理を行い、電源投入時から1リセット時間毎に1加算する値(疑似カウンタGc)と異なる値にするものであり、図4(A)(B)に示す制御フローを参照して説明する。電源が投入されたときには、判定カウンタHcの初期化を行う(S10、S11)と共に、この初期化されたパルス信号は、遊技制御装置の端子A、Bを介して表示制御装置の端子a、bに出力する(図4(A))。従って、不正基板を取り付けたとき、この初期化信号を受けとって、不正基板に配置のcpuは、パルス信号によって1を加算する疑似カウンタGc(0〜329)を初期化する。
【0021】その後は、図4(B)に示す制御フローが2ms(CPUのリセット時間)毎に発生させるパルス信号)に実行され、先ず、CPUに備えてあるタイムカウンタTcの値(0〜255)を読み込んで、判定を行う(S12、S13)。そして、このタイムカウンタTcの値(0〜255)が、例えば、0〜127であるときには、判定カウンタHcに1を加算し(S14)、それ以外の値のときには1を減算する(S15)。前記判定カウンタHcに1の加算処理した後、判定カウンタHcの値が330以上になったときには、判定カウンタHcの値から330(判定カウンタHcの最大値+1)を引いた値にセットする(S16、s17)。一方、判定カウンタHcに1を減算処理した後、判定カウンタHcの値が負になったときには、判定カウンタHcの値に330(判定カウンタHcの最大値+1)を加算した値にセットする(s18、S19)。尚、前記ステップ17、19の処置によって、判定カウンタHcの値は、0〜329を均等に取り得る。
【0022】以上の結果、判定カウンタHcの値は、0〜329の値になると共に、電源投入時から1リセット時間毎に1を加算する値とは異なる値になる。そのため、前記第1の実施の形態と同様に、疑似カウンタGc(0〜329)は判定カウンタHcの値とは異なるので、特別遊技状態となる「遊技球検出信号」の出力タイミングが判らず、特別遊技状態を任意に発生させることを防止できる。尚、前記ステップ14、15において「1」の加算と減算を実行しているが、その「1」の数に限定されないことはいうまでもない。
【0023】(第3の実施の形態)本実施の形態は、ほぼ前記第2の実施の形態と同じであるが、図5に示すように、特定ビット(ビット番号3)が「1」か「0」かによって、他の特定ビットの値の加算処理を行う。即ち、タイムカウンタTcの値を読み込んで(S20)、ビット番号3が「1」か「0」であるか否かを判断し(S21)、「1」の場合には、タイムカウンタTcのビット番号5〜7の値(0〜7)を判定カウンタHcに加算する(S22)。一方、「0」の場合には、タイムカウンタTcのビット番号0〜2の値(0〜7)を判定カウンタHcに加算する(S23)。そして、判定カウンタHcの値が330以上のときには、判定カウンタHcの値から330(判定カウンタHcの最大値+1)を引いた値にセットする(S24、25)。尚、この処置によって、判定カウンタHcの値は、0〜329を均等に取り得る。このように、判定カウンタHcの値を処理することによって、疑似カウンタGc(0〜329)とは異なる値となるので不正防止を図ることができる。
【0024】尚、前記の各実施の形態は、電源投入後、判定カウンタHcをタイムカウンタTcによって変更する例を挙げたが、加算、減算の他に、掛け算や割り算処理等、それらの例に限定されないことはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】請求項1の遊技機は、判定カウンタの値はタイムカウンタの値によって変更させられるものであるので、電源投入後、リセット時間毎に1を加算する疑似カウンタを設けても、判定カウンタHcの値と一致させることは不可能となって不正行為を阻止できる。請求項2の遊技機は、判定カウンタの値はタイムカウンタの値を加算することによって、又、請求項3の遊技機はタイムカウンタの値に依存して、判定カウンタの値に加算或いは減算することによって、電源投入後、リセット時間毎に1を加算する疑似カウンタを設けても、判定カウンタHcの値と一致させることは不可能となって不正行為を阻止できる。




 

 


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