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発明の名称 心電図用クリーム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2000−126144(P2000−126144A)
公開日 平成12年5月9日(2000.5.9)
出願番号 特願平10−299412
出願日 平成10年10月21日(1998.10.21)
代理人 【識別番号】100074147
【弁理士】
【氏名又は名称】本田 崇
発明者 小池 康昭 / 室園 智美
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 心電図信号を導出する電極を生体の皮膚表面に装着するときに、装着部位の前記皮膚表面に塗布して導電性を付与する心電図用クリームにおいて、自己体積に対して空気を前記自己体積以上に包含してなることを特徴とする心電図用クリーム。
【請求項2】 前記クリームは、油脂(0.4%〜23%)と、界面活性剤(0.03%〜2%)と、保湿剤(0.07%〜4%)と、アルカリ(0.03%〜1.6%)とからなり、容器内に充填され吹き出す手段を用いて泡状とすることを特徴とする請求項1記載の心電図用クリーム。
【請求項3】 前記クリームに着色顔料を添加したことを特徴とする請求項1または2記載の心電図用クリーム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、心電図信号を導出する電極を生体の皮膚表面に装着するときに、装着部位の前記皮膚表面に塗布して導電性を付与する心電図用クリームに関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような心電図クリームは、従来はクリーム状、ペースト状またはゾル状であり、チューブまたは容器に充填されていた。そして使用時にはクリームをチューブまたは容器から取り出し、指で皮膚表面に塗布していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の心電図用クリームは、クリーム状、ペースト状、ゾル状などであったため、1回の塗布で使用される量が多く、また、心電図測定後電極を外して皮膚表面のクリームを拭き取るときに、手間がかかる欠点もあった。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされたもので、使用量が少なくてすみ、塗布及び拭き取りが容易な心電図用クリームを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明は、心電図信号を導出する電極を生体の皮膚表面に装着するときに、装着部位の前記皮膚表面に塗布して導電性を付与する心電図用クリームにおいて、自己体積に対して空気を前記自己体積以上に包含してなることを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の本発明は、前記クリームは、油脂(0.4%〜23%)と、界面活性剤(0.03%〜2%)と、保湿剤(0.07%〜4%)と、アルカリ(0.03%〜1.6%)とからなり、容器に充填され吹き出す手段を用いて泡状とすることを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の本発明は、前記クリームに着色顔料を添加したことを特徴とする。
【0008】請求項1および2に記載の本発明においては、クリームは容器内において石鹸水状となっており、吹き出すと自己体積以上の空気が包含されて泡状となる。泡はつぶれにくく安定である。また、クリームが泡状であるので塗布及び拭き取りが容易になり、しかも使用量を削減することができる。
【0009】請求項3に記載の本発明においては、クリームに着色顔料を添加したので、電極を再度皮膚表面に装着するときには、装着位置に残った顔料が目印となる。
【0010】
【発明の実施の形態】表1に本発明の心電図用クリームの一実施例の成分を示す。
【表1】

表1において、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸は油脂分、アルカリ分、保湿剤である。また、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸についてはヤシ油脂肪酸15grで置き換えてもよい。MGS−150は日光ケミカルズ株式会社のグリセリン脂肪酸エステル系の界面活性剤である。
【0011】次に上記クリームの配合手順の一例を説明する。
(1)水相分を混合して70℃に加熱する。
(2)油相分を70℃に加熱し融解混合させる。
(3)水相分を加熱したまま撹拌し、油相分を徐々に加える。
(4)液のキメを細かくするために、液温を68℃乃至71℃に保ち、混合液はできる限り高速で撹拌する。この撹拌は水分の蒸発を防ぎながら1時間位行なうことが望ましい。
(5)加熱をやめ、室温になったら撹拌を中止し、容器に充填する。
【0012】容器内に充填された石鹸水状のクリームは、容器内の加圧ガスや容器入口に設けられた指ポンプなどの吹き出し手段により外部に吹き出された泡状となる。この泡状となったクリームは皮膚表面に直接吹き付けてもよく、別の容器に例えば使用量の1日分を吹き出しておいてもよい。後者の場合は使用時に1回分の量を指でとり出し、皮膚表面に塗布する。また吹き出し手段によって吹き出されたクリームはその体積以上の空気が包含されて泡状となる。
【0013】本実施の形態において、表1に示す成分の石鹸水状のクリームを容器から吹き出し、クリームの体積以上の空気を包含させて泡状とすることにより、つぶれにくい安定した泡とすることができる。この結果、生体の皮膚表面に塗布しやすく、かつ拭き取りやすくすることができる。しかも従来のペースト状などのクリームに比べて使用量を約1/5に削減することができる。
【0014】なお泡状のクリームを皮膚表面に塗布すると透明となり見えにくくなる。このため電極を再度装着するときの位置が判別しにくくなる。この点を解決するためにクリームにアテアリン酸カルシウムやチタン白などの白色顔料を添加するとよい。チタン白を添加した例を下記に示す。
【表2】

このようにすると一度塗布したクリームの位置が白色となり、電極を再装着するときの目印となる。
【0015】尚、心電図用フォームに求められる要素は、泡のきめの細かさ及び長時間にわたって泡が安定している事である。発砲の主体となる石鹸分の油脂は薄くて泡立ちも悪く、泡もつぶれやすい。濃度が高いとノズルからの押し出しが困難となり、0.4%〜23%が最適であった。アルカリは上記油脂を鹸化させるに必要な量で0.03%〜1.6%の範囲である。一方、界面活性剤は上記石鹸分を均一な水溶液として保つために0.03%〜2%が最適であった。保湿剤は泡の表面から水分が蒸発し破泡し、泡がつぶれるのを防止するために加えられるが、少なすぎれば水分の蒸発が抑えきれず、多すぎれば液体の粘度が高く良好な発砲が得られにくく、0.07%〜4%が適当であった。
【0016】
【発明の効果】請求項1または2記載の心電図用クリームによれば、石鹸水状のクリームを吐出し空気を混和させて泡状としたので、泡が安定し生体の皮膚表面に対する塗布及び拭き取りが容易となり、しかも使用量を削減することができる。
【0017】請求項3記載の心電図用クリームによれば、クリームに着色顔料を添加したので、電極を再度皮膚表面に装着するときに、装着位置に残った顔料が目印となる。




 

 


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