米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 医学 -> 株式会社モリタ東京製作所

発明の名称 歯科治療装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2000−245753(P2000−245753A)
公開日 平成12年9月12日(2000.9.12)
出願番号 特願平11−56168
出願日 平成11年3月3日(1999.3.3)
代理人 【識別番号】100090985
【弁理士】
【氏名又は名称】村田 幸雄
【テーマコード(参考)】
4C052
【Fターム(参考)】
4C052 AA06 AA10 AA13 CC30 GG08 GG09 GG15 LL06 LL07 
発明者 小林 達雄 / 三畑 幸則
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 歯科用チエアユニットにおける水処理装置が、インスツルメント及び給水用水回路の排出並びに吸引と、給水コップ及びスピットンの各水回路に、殺菌水と洗浄水及び乾燥用エアとを切り替えて供給し、滅菌、洗浄、及び乾燥を行う歯科治療装置において、管径が大きい給水用、給水コップ用、スピットン洗浄用の各水回路と、管径が小さい各インスツルメント用の水回路とに区分けし、前記管径が大きい水回路と、管径の小さい水回路の区分けに対応する殺菌水、洗浄水、乾燥エアとの切り替えを、時系列で行う水回路切り替え制御部及び操作スイッチにより殺菌水と洗浄水及び乾燥用エアとを切り替えて供給し、給水用水回路の排出並びに吸引を行い、それぞれ滅菌、洗浄、及び乾燥を順次行うようにしたことを特徴とする歯科治療装置。
【請求項2】 時系列で、管径が大きい水回路と管径の小さい水回路に区分けし、該区分けに対応する殺菌水、洗浄水、乾燥エアとの切り替えを行う水回路切り替え制御部及び操作スイッチを、歯科用チエアユニット内に備えてなることを特徴とする請求項1に記載の歯科治療装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本装置は、歯科用チエアユニットにおける水処理装置に係り、特に管径が大きい給水用、給水コップ用、スピットン洗浄用の各水回路と、管径が小さい各インスツルメント用の水回路とに区分けし、時系列で殺菌水と洗浄水及び乾燥用エアとを切り替えて供給して、順次水回路の排出並びに吸引を行いそれぞれ滅菌、洗浄、乾燥を行う治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、歯科用チエアユニットにおける水処理装置の操作は、インスツルメント及び給水用水回路と、給水コップ及びスピットンの各水回路に、殺菌水と洗浄水及び乾燥用エアとを切り替えて排出並びに吸引し、滅菌、洗浄、乾燥作業を行う場合その操作は、水回路管径の大きい給水用、給水コップ用、スピットン洗浄用の各水回路及び、管径が小さい各インスツルメント用の水回路が一括して操作されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記水処理装置操作に際し、水処理のための殺菌水と洗浄水及び乾燥用エア供給源の圧力は一定であるため、管径の大きい水回路が優先され、管径の小さい水回路は処理時間がかかり、滅菌、洗浄、エア乾燥が行われにくいことがあった。したがってこの課題を解決する装置を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記に鑑み本発明者等は、鋭意実験研究の結果下記に示す手段によりこの課題を解決した。
(1)歯科用チエアユニットにおける水処理装置が、インスツルメント及び給水用水回路の排出並びに吸引と、給水コップ及びスピットンの各水回路に、殺菌水と洗浄水及び乾燥用エアとを切り替えて供給し、滅菌、洗浄、及び乾燥を行う歯科治療装置において、管径が大きい給水用、給水コップ用、スピットン洗浄用の各水回路と、管径が小さい各インスツルメント用の水回路とに区分けし、前記管径が大きい水回路と、管径の小さい水回路の区分けに対応する殺菌水、洗浄水、乾燥エアとの切り替えを、時系列で行う水回路切り替え制御部及び操作スイッチにより殺菌水と洗浄水及び乾燥用エアとを切り替えて供給し、給水用水回路の排出並びに吸引を行い、それぞれ滅菌、洗浄、及び乾燥を順次行うようにしたことを特徴とする歯科治療装置。
(2)時系列で、管径が大きい水回路と管径の小さい水回路の区分け、該区分けに対応する殺菌水、洗浄水、乾燥エアとの切り替えを行う水回路切り替え制御部及び操作スイッチを、歯科用チエアユニット内に備えてなることを特徴とする(1)項に記載の歯科治療装置。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は時系列によって、管径が大きい水回路と管半径の小さい水回路の区分け並びに、該区分けに対応する殺菌水、洗浄水、乾燥エアの切り替えを順次行って作業し、各水回路の滅菌、洗浄及び乾燥作業の効率化を図るとともに、水回路の酸化による腐食や劣化を防止している。
【0006】
【実施例】本発明の歯科治療装置の実施例を、図面に基づいて以下に説明する。図1は歯科用チェアユニットのスピットンに水回路処理ユニットを配設した平面外観図である。図において1は歯科用チェアユニット、2はチェア、3は移動用アーム、4はブラケットテーブル、5は操作盤、6は施療用チェア、7は補助者用テーブル、8はスピットン、9はインスツルメント、10は補助者用インスツルメント、11a、16aはスリーウエイシリンジチューブの基部、11b、16bはスリーウエイシリンジチューブの接続端部、12aはスケーラーチューブの基部、12bはスケーラーチューブの接続端部、13aはマイクロモータハンドピースチューブの基部、13bはマイクロモータハンドピースチューブの接続端部、14a、15aはエアタービンハンドピースチューブの基部、14b、15bはエアタービンハンドピースチューブの接続端部、17aはバキュームシリンジチューブの基部、17bはバキュームシリンジチューブの接続端部、18aはサラエバエジェクタチューブの基部、18bはサラエバエジェクタチューブの接続端部、19は水回路処理ユニット、25はスピットン洗浄管、26は貯留タンク上部と下部の止め具、36aは給水口チューブの基部、36bは給水口チューブ接続端部、60はコップ給水管、61は給水コップ受け口、をそれぞれ示す。
【0007】図示したように、水回路処理ユニット19は、スピットン8の排水口80(水回路処理ユニット19の下部)の上に着脱自在に取り付けられている。また、前記各インスツルメント9の排出用チューブの基部(上記11a、12a、13a、14a、15a及び16a)から伸長されたチューブ接続端部(上記11b、12b、13b、14b、15b及び16b)並びに、給水口チューブの基部36aから伸長されたチューブ36bのそれぞれの接続端部がセットされており、さらに、吸引用チューブの基部(上記17a及び18a)から伸長されたチューブ接続端部(上記17b及び18b)がセットされている。作動時には、前記各排水用チューブ水回路の殺菌水、洗浄水及び乾燥用エアは、いったん水回路処理ユニット19の貯留槽21(図2・図4)に貯留されるとともに、吸引用チューブ17d、18d(図4)によって吸引されて外部排水管に排出される。以上の各インスツルメント9の水回路の管径は小さいので、これらを一つのグループとして、次記の水回路の管径の大きいグループと区別し、時間をずらせて時系列的に後述するように処理される。
【0008】次ぎに、コップ給水管60から排出する殺菌水、洗浄水及び乾燥エアは、コップ給水受け口61との間に連結された飛散防止用連結管39を経由して、水回路処理ユニット19に排出されて、貯留槽21に貯留され、前記吸引チューブ17d及び18dによって外部排水管に排出される。そして、スピットンの洗浄は、スピットン洗浄管25から直接、スピットン排水口80に殺菌水と洗浄水及び乾燥エアを流して、滅菌、洗浄及び乾燥を行うと同時に、水回路の酸化による腐食や劣化を防止している。なお、この水回路はスピットン8の内部に収納されている。上記の水回路の管径は大きく前記インスツルメントの水回路のグループと区分し処理される。
【0009】以上、水回路管径の大小により排水処理を時系列で処理する例を説明したが、両者に共通する水回路として、前記貯留槽21に貯留される給水管の排水用チューブ36dからの排出用の殺菌水、洗浄水、乾燥エア及び前記貯留された殺菌水、洗浄水、乾燥エアを吸引・排出する吸引用チューブ17d及び18dの水回路が作動する。
【0010】図2は、スピットン排水口の上に取着された水回路処理ユニットに排出並びに吸引用チューブ接続端をセットした状態と、給水口及び制御操作スイッチを示すスピットン内部の外観斜視図である。図において、20は水回路処理ユニットの上部、21は貯留槽、33は吸引用チューブ群(17d・18d)、34は排出用チューブ群(11d〜18d)、36dは排水用チューブ、37は水量開閉調整つまみ、39は飛散防止用連結管、49aは制御部操作スイッチ、81はフィルタ、82はバキュームタンクを示す。図2の水回路処理ユニットの吸引排出用(サラエバエジェクタチューブの接続端部8b)は、挿着部の中央に突設継手管(図示せず)が設けられ、その下部先端は貯留槽21の底面まで伸長されており、貯留槽内に洗浄水等が残留しないようになっている。また、給水口チューブの基部36a、水量開閉調整つまみ37、水回路切り替え制御部49(図示せず)及び制御操作スイッチ49aはスピットン8の扉(省略)の内部に配設されており、容易に操作できるようになっている。
【0011】次に前記時系列操作の作用をフローチャート及びブロック図により説明する。図3は、給排出水回路の滅菌・洗浄・エア乾燥の時系列操作のフローチャートである。図において、まず装置の水回路に殺菌水を供給送出するために洗浄水用バルブ及び乾燥エア用バルブを閉じ、殺菌水用バルブを開いて、殺菌水開101とし、給水口・コップ給水・スピットン水回路開102及びAT・MM・SC・3W各インスツルメント水回路開103を同時に行う。なお、(ATはエアタービンハンドピース、MMはマイクロモータハンドピース、SCはスケーラ、3Wはスリーウエイシリンジの略称)とする。上記水回路から排出された殺菌水は、一定量になるまで水回路処理ユニット貯留槽に注水貯留104され。T1時間経過後、VC・SE貯留水吸引・排出開105とし、(VCはバキュームシリンジ、SEはサラエバエジェクタの略称)吸引・排出が開始される。なお、前記貯留された水位をセンサーにより検出し、一定量に達した時検知信号により吸引・排出を開始してもよい。そしてT2時間経過後前記給水口・コップ給水・スピットン注水閉106とし、AT・MM・SC・3W水回路のみが注水されているが、T3時間経過後、AT・MM・SC・3W水回路閉107とし、注水が終わる。なお、通常上記T1は10数秒、T2、T3は数10秒間である。
【0012】前述したように給水口・コップ給水・スピットン水回路の管径は大きいので、早期に注水を閉とし、AT・MM・SC・3W水回路の管径は小さいので遅延させて閉とすることにより、両方の水回路の排出を均等に効率よく行うことができる。そしてT4時間経過後、前記VC・SE吸引排出閉108することにより、貯留槽内の貯留殺菌水はなくなる。また、この状態で各水回路内の殺菌残留水保持109をT5時間行い殺菌して水回路の滅菌工程131が終了する。なお、通常上記T4は数10秒、T5は数分間である。
【0013】次の工程として、装置の水回路に洗浄水を供給送出するために殺菌水用バルブ及び乾燥エア用バルブを閉じ、洗浄水用バルブを開き、洗浄水開110とし、給水口・コップ給水・スピットン水回路開111及びAT・MM・SC・3W各インスツルメント水回路開112を同時に行う。上記水回路から排出された洗浄水は、水回路処理ユニット貯留槽に注水貯留113され、T6時間経過後、VC・SE貯留水吸引・排出開114とし、吸引・排出が開始される。そしてT7時間経過後前記給水口・コップ給水・スピットン注水閉115とし、AT・MM・SC・3W水回路のみが注水されているが、T8時間経過後、AT・MM・SC・3W水回路閉116とされる。なお、上記T6は10数秒、T7、T8は数10秒である。前述したように給水口・コップ給水・スピットン水回路の管径は大きいので、早期に注水を閉とし、AT・MM・SC・3W水回路の管径は小さいので遅延させて閉とすることにより、両方の水回路の排出を均等に効率よく行うことができる。そしてT9時間経過後、前記VC・SE吸引排出閉117することにより、貯留槽内の貯留洗浄水はなくなる。T9時間は数10秒間である。また、この状態で各水回路内に洗浄水残留118しているが、水回路の洗浄工程132が終了し、前記残存する殺菌水は排出されているので水回路が酸化により腐食あるいは劣化することを防止される。
【0014】さらに次の工程として、装置の水回路に乾燥エアを供給送出するために殺菌水用バルブ及び洗浄水用バルブを閉じ、乾燥エアバルブを開き、乾燥エア開120とする。給水口・コップ給水・スピットンエア回路開121及びAT・MM・SC・3W各インスツルメントエア回路開122を同時に行う。上記水回路から排出された乾燥エアは、水回路処理ユニット貯留槽にエア貯留123され、T10時間経過後、VC・SE貯留エア吸引・排出開124とし、吸引・排出が開始される。T10は数秒間である。そして給水口・コップ給水・スピットン内残留水排出125が行われ、T11時間経過後、給水口・コップ給水・スピットンエア回路閉126となり、、AT・MM・SC・3W各インスツルメント内残留水排出127が行われる。さらに、T13時間経過後、前記VC・SE吸引排出閉128することにより、貯留槽内の貯留乾燥エアはなくなるとともに、前記T11〜T13時間経過の間に各水回路内の残留洗浄水も、各水路内を通過するエアにより乾燥129される。なお、T11〜T13は数10秒間である。上記のエア乾燥工程133が終了すると、水回路の殺菌・洗浄・エア乾燥工程完130が終了し、全工程140が完了する。前述したように給水口・コップ給水・スピットン水回路の管径は大きいので、早期に乾燥エアの供給を閉とし、AT・MM・SC・3W水回路の管径は小さいので遅延させて閉とすることにより、両方の水回路のエアによる排出を均等に効率よく行うことができる。以上のようにして水路の管内は洗浄後乾燥されるので水回路が酸化により腐食あるいは劣化することも防止される。かつ、寒冷地等における水回路の冬季凍結も防止することができる。なお、上記エア乾燥の工程は、診療終了時又は診療前のいずれの時間帯に行ってもよいが、前記凍結防止には診療終了時行うことが望ましい。
【0015】次に前記時系列操作の作用をブロック図によって説明する。図4は本発明の水処理装置のブロック図である。図において、11d〜16d、36d、64dは排水用チューブ、17d、18dは吸引用チューブ、44は流入方向矢印、45、46は水回路開閉用電磁弁、47は逆止弁、48は給水ポンプ、50は殺菌水生成装置、51は排出水路元管の流路方向矢印、52は分岐排出管流路方向矢印、53は分岐吸引管水路の流路方向矢印、54は吸引水路元管の流路方向矢印、55は排水吸引ポンプ、56は吸引水の外部排出管への排出方向、57は貯留槽の水位検知、58は溢水流路の流出方向矢印、59は外部排水管への排出方向、62は逆止弁、63はコップ給水用の水路、64aはコップ給水管の基部、65はスピットン洗浄の水回路、66は流路方向矢印、67は乾燥用エアコンプレッサ、68は乾燥用エア回路の乾燥用エアの噴出方向、69は乾燥エア用逆止弁、70は排水路開閉用電磁弁、71は乾燥用エア開閉用電磁弁、72は乾燥用エア管路、73は乾燥用エア吸引ポンプ、74は排水用電磁弁、75は乾燥用エア開閉用電磁弁、76はスピットンの外部排気管への排気方向、77は排気管路、78は合流排水管、83は排出用チューブ群の水回路開閉電磁弁、84は給水口、コップ給水、スピットン洗浄水回路用開閉電磁弁、をそれぞれ示す。
【0016】施療作業終了後、前記時系列操作によって水回路内を殺菌水により滅菌し、次に洗浄水により殺菌水を洗い流し、さらに乾燥エアによって水回路を空にし乾燥させる場合を説明する。始めに、殺菌水による水回路の滅菌工程を説明する。まず、洗浄水を流入方向44のように流入させ、各種の水回路開閉電磁弁を時系列で制御し切り替える回路を有する水回路切り替え制御部49によって、洗浄水用の水路開閉用電磁弁45を閉じ、殺菌水生成装置50用の水路開閉用電磁弁46を開き殺菌水を生成する。上記制御切り替え回路は、例えばタイマーによる時間設定と電磁弁の開閉をシーケンスによって順次時間系列で切り替えて行く方式や、あるいはCPUを内蔵し時刻発生器からのクロック信号により予め設定されたタイミングにより、順次電磁弁を開閉してゆく方式としてもよい。そして操作は制御操作スイッチ49aを押すことにより開始され、以降の滅菌、洗浄、エア乾燥の工程は自動的に行われる。
【0017】上記の動作中、前述したように水回路の管径の太い給水口管の排水チューブ36d、コップ給水管の排水用チューブ64d及びスピットン洗浄水回路66は、前記、吸引排出開始後T2時間経過すると給水口、コップ給水、スピットン洗浄水回路用開閉電磁弁84が閉じられるので、管径の小さいインスツルメントの排出用チューブ群34のみに殺菌水が供給されるため、その流量は急激に増大して管内を通過し前記貯留槽21に貯留されて吸引用チューブ群33により吸引排出される。上記のように、最初管径の大小の水回路を一緒に排出し、途中で管径の大きい水回路の排出を停止することにより、管径の小さい管路群の排出量が増大するため、効率よく作業を進めることができる。そして、T4時間経過後、前記吸引排出用電磁開閉弁70を閉じて滅菌作業工程を終了する。
【0018】上記工程中、貯留槽21への排出貯留量と、それを吸引して外部に排出する量とは、同等あるいは吸引量をやや多く設定してあるが、もし、吸引器に不具合が生じ、排出貯留量が吸引量をオーバーしたときは、貯留槽21の底面中央に立設されている円筒状の溢水放流口24の上部から、一定水位以上の水は上記円筒の内を通ってスピットン8の排出口より、溢水流路の流出方向矢印58のように排出され、合流排水管78より外部に排出される。なお、このとき溢水流路用開閉電磁弁79は、水回路切り替え制御部49によって貯留槽21の水位検知57からの信号により開かれているものとする。
【0019】さらに、一方前記排出元管からの流路方向矢印66のように分岐された殺菌水は、スピットン洗浄管25から直接スピットン洗浄の水回路65に流入し、開かれた排水開閉用電磁弁74を通り、外部排水管への排出方向59のように排出され、前記吸引水の外部排水管への排出方向56と合流し、合流排水管78に排出される。なお、上記の場合排気開閉用電磁弁75は閉じられているものとする。
【0020】次に、洗浄水により水回路を洗浄する工程を説明する。上記殺菌水の排出後、殺菌水側の水路開閉用電磁弁46を閉じ、洗浄水側の水路開閉用電磁弁45を開いて行われる。以降は、前述した滅菌と同様な工程で前記T6〜T9の操作時間によって、水回路内に洗浄水を効率よく所定時間流し、前記殺菌水を洗い流して洗浄し、水路内の酸化による腐食、劣化を防止している。なお、逆止弁47により前記切り替え時に殺菌水と洗浄水との混合を防止しており、また逆止弁62は水回路処理ユニット19と、コップ給水用の水回路63及びスピットン洗浄の水回路65との混合を防止している。そして、所定時間経過後、水回路開閉用電磁弁45を閉じ、前記貯留槽21内の貯留水を、排水吸引ポンプ55を引き続き作動させて吸引排水を行い、一旦空にして、吸引排水を閉にする。
【0021】次に、乾燥エアにより水回路を空にし、かつ乾燥させる工程を説明する。上記洗浄の工程により、水回路は残留洗浄水のみとなるが、乾燥エアの工程においては、前記水路開閉用電磁弁45及び46は、水回路切り替え制御部49の制御によって、共に閉じられると共に、吸引ポンプも停止している。そして、前記排水路開閉用電磁弁70は閉じられ、乾燥エア開閉用電磁弁71が開かれている。上記の状態とし、以降は乾燥用エアコンプレッサ67を水回路切り替え制御部49によって作動させると、以降は前記洗浄と同様な工程で前記T10〜T13の操作時間によって、水回路内に乾燥エアを効率よく所定時間流し、前記水回路内の残留洗浄水を排出し乾燥させる。また、上記の動作中所定時間経過後、乾燥エア吸引ポンプ73を作動させて、吸引用チューブ17d、18dにより前記貯留されている乾燥用エアの吸引行い、乾燥用エア管路72を通って、排気管路77へ排気される。上記のようにして、所定時系列プログラムに従って乾燥用エアを流すことにより前記各器具の水回路の内部は空になりかつ、乾燥される。
【0022】さらに、一方前記排出元管からの流路方向矢印66のように分岐された乾燥用エアは、スピットン洗浄管25から直接スピットン洗浄の水回路65に噴出されるが、前記スピットン排水口80との間は密閉できないため、逆方向から吸引して排気する。このときスピットン洗浄の水回路65のトラップ内の残留水も前記吸引により排除される。上記の場合排水開閉用電磁弁74は閉じられ、排気開閉用電磁弁75は開くように制御されている。従って、前記乾燥用吸引ポンプ73によって、スピットンの外部排気管への排気方向76のように乾燥用エアは管路72と合流して排気管路77に排気される。上記のようにして、所定時系列プログラムに従って乾燥用エアを流すことによりスピットン水回路の内部は空になりかつ、乾燥される。なお、前記乾燥エアを各水回路に流す際に、該乾燥エアを加熱して供給することにより、迅速に水回路を乾燥させ、かつ滅菌作用をさらに付加することもできる。
【0023】
【発明の効果】本願発明によれば、下記に記載する優れた効果を発揮することができる。
1、本発明の請求項1の発明によれば、管径が大きい給水用、給水コップ用、スピットン洗浄用の各水回路と、管径が小さい各インスツルメント用の水回路とに区分けし、時系列で行う水回路切り替え制御部及び操作スイッチにより殺菌水と洗浄水及び乾燥用エアとを切り替えて供給して、給水用水回路の排出並びに吸引を行い、それぞれ滅菌、洗浄、乾燥を行うことにより、従来一括して操作されていたため、管径の大きい水回路が優先され、管径の小さい水回路は処理時間がかかっていたが、この課題が解決され滅菌、洗浄、エア乾燥作業を効率的に行うことができる。
2、請求項2の発明によれば、時系列で、管径が大きい水回路と管半径の小さい水回路の区分け並びに、区分けに対応する殺菌水、洗浄水、乾燥エアとの切り替えを行う水回路切り替え制御部及び操作スイッチを、歯科用チエアユニット内に備えてなるため、歯科用チェアユニットの全水回路の滅菌、洗浄及び乾燥作業を順序よく効率的に実施することができ、また、操作も簡単である。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013