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発明の名称 連続血圧測定方法と連続健康管理システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2000−333918(P2000−333918A)
公開日 平成12年12月5日(2000.12.5)
出願番号 特願平11−145315
出願日 平成11年5月25日(1999.5.25)
代理人 【識別番号】100065385
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 穣平
【テーマコード(参考)】
4C017
5K048
5K101
【Fターム(参考)】
4C017 AA02 AA08 BD01 
5K048 AA05 BA34 DC07 EB10
5K101 KK13 LL12 MM07
発明者 三木 淳司
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 携帯用血圧計と万歩計、携帯電話を組み合わせて24時間体制で患者の血圧の変動を測定する連続血圧測定方法において、患者は血圧計を終日装着し、携帯電話のデータ通信機能を用いて定期的に測定値を情報管理サーバに転送し、日常生活における血圧の変動を前記万歩計のカウント値との相関によって患者の健康状態を判断することを特徴とする連続血圧測定方法。
【請求項2】 請求項1に記載の連続血圧測定方法において、さらに、前記患者に心拍数を測定する心拍計を前記携帯電話のデータ通信機能を介して前記情報管理サーバに格納し、前記血圧の変動を前記万歩計のカウント値と前記心拍数との相関によって、前記患者の健康状態を判断することを特徴とする連続血圧測定方法。
【請求項3】 患者は血圧計と万歩計、モバイル端末、携帯電話とを所持し、所定間隔で自己の血圧と歩行数とを計測して前記モバイル端末に通知する通知手段と、前記携帯電話により基地局及び公衆網を介して医療機関に通知する通知手段と、前記血圧と前記歩行数とを関連付けてサーバーコンピュータの記憶手段に格納する格納手段と、前記血圧と前記歩行数との関連により前記患者の健康状態を判断する判定手段とを備えたことを特徴とする連続健康管理システム。
【請求項4】 請求項3に記載の連続健康管理システムにおいて、さらに、前記患者に心拍数を測定する心拍計を前記携帯電話のデータ通信機能を介して前記情報管理サーバに格納する格納手段と、前記血圧の変動を前記万歩計のカウント値と前記心拍数との相関によって、前記患者の健康状態を判断する判定手段とを備えたことを特徴とする連続健康管理システム。
【請求項5】 請求項3に記載の連続健康管理システムにおいて、さらに、前記判定手段により前記患者の前記モバイル端末に患者の健康状態について警告を発する警報手段を備えたことを特徴とする連続健康管理システム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話を利用した24時間連続血圧測定方法とそのシステムに関し、主に携帯電話と病院の監視装置との連携による24時間連続血圧測定方法及び連続健康管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、健常者や在宅療養者の体温、心電、血圧等を本人又は医師、看護婦等が測定器具を用いて測定し、その測定結果の生体データを本人の自宅に設置されている電話機から電話回線を介して、医療機関や健康管理センター等のホスト側に送信していた。これを受信するホスト側では、医療や健康管理の専門家によって、健常者や在宅療養者の生体リスクの管理を行っていた。
【0003】しかし、従来例1として、電話機を介する生体リスク管理では、生体測定が容易ではなく、測定データの記録や保管が煩雑で、ホスト側への送信操作が難しいという問題を解決することを目的として、特開平9−173304号公報(特許2767744号)による生体リスク管理用アダプターが開示されている。
【0004】本公報によれば、図2(a),(b)を参照して、センサー部(5)とモデム(2)から構成し、センサー部(5)はフレキシブルロッド(4)の先端部に電極(−)(5a)と温度センサーとしてのサーミスタ(5e)から構成し、モデム(2)の抗菌性ケースにはフレキシブルロッド(4)が伸縮自在に引き出すことができる収納部と、電源スイッチ(3)、電極(N:ニュートラル)(5b)、プラス電極(+)(5c)、時計セットボタン(6)、測定ボタン(7)、測定データを送信する送信ボタン(8)、動作状態を表示する表示部(9)、携帯電話に接続するための接続プラグ(10)等を設け、サーミスタ(5e)で体温を、電極(−)(5a)、電極(N:ニュートラル)(5b)、プラス電極(+)(5c)の3極で心電、心拍を測定すると共に、これらの生体の各種測定データを携帯電話を媒体として医療機関に送信することを特徴とする健常者を対象とするA型の生体リスク管理用アダプター(1A)及び生体リスク管理用アダプター(1A)に指カフ(11)を追加し、血圧と酸素飽和度の測定ができるようにしたことを特徴とする在宅療養者を対象とするB型の生体リスク管理用アダプター(1B)使用による携帯電話を媒体とした装置としての生体リスク管理用アダプターが開示されている。
【0005】また、従来例2として、特開平10−302188号公報には、管理対象者に携帯されて移動し、定期的に管理対象者の個人健康データを無線で遠隔の管理センターに伝言すると共に、管理対象者が健康上緊急異常状態に陥った場合に自動的に前記管理センターに異常緊急通報を行うことが記載されている。またさらに、健康状態の正常状態を示す健康領域データを記憶する記憶手段と、前記健康領域データと収集した個人健康データとを相互に比較して管理対象者の健康状態を検出する健康診断手段と、または、管理対象者の現在の活動状態を示す活動パターンを設定する設定手段と、設定された活動パターンに基いて健康領域データを補正する補正手段とを有することが記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に、人体の血圧は、患者の動作、緊張度などによって変動する。そのため、測定の直前に運動をしてきた場合や、診察時に極度に緊張していた場合等は、定常値を正確に測定することができないという問題があった。これまで、治療効果を確認するために、24時間血圧計で一定時間毎に血圧を測定するという技術はあったが、測定時の行動は患者本人の記憶が頼りで、判断基準としては曖昧であった。
【0007】そこで、本発明は、測定時の患者本人の活動状態を把握した上で、遠隔の医療機関に通報できるようにした健康状態を管理することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、携帯用血圧計と万歩計、携帯電話を組み合わせて24時間体制で患者の血圧の変動を測定する連続血圧測定方法において、前記患者は血圧計を終日装着し、携帯電話のデータ通信機能を用いて定期的に測定値を情報管理サーバに転送し、日常生活における血圧の変動を前記万歩計のカウント値との相関によって患者の健康状態を判断することを特徴とする。
【0009】また、本発明による連続健康管理システムは、患者は血圧計と万歩計、モバイル端末、携帯電話とを所持し、所定間隔で自己の血圧と歩行数とを計測して前記モバイル端末に通知し、前記携帯電話により基地局及び公衆網を介して医療機関に通知し、前記血圧と前記歩行数とを関連付けてサーバーコンピュータの記憶手段に格納し、前記血圧と前記歩行数との関連により前記患者の健康状態を判断することを特徴とする。
【0010】また、本発明は、携帯用血圧計と携帯電話を組み合わせて24時間体制で患者の血圧の変動を測定するものである。患者は血圧計を終日装着し、携帯電話のデータ通信機能を用いて定期的に測定値を情報管理サーバに転送することにより、日常生活における血圧の変動を監視することができる。また、患者に万歩計を取り付け、そのカウント値を同時転送し血圧値と関連付けて記録することより、患者の動作と血圧の関係を把握することができる。以上の説明からわかるように、本発明の特徴は日常の動作と結びつけた血圧測定をリアルタイムで行えるということである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明による実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0012】[第1の実施形態]
(1)構成の説明本発明の第1の実施形態の構成を、図1を参照して説明する。図において、このシステムは、患者11と、血圧計12、万歩計13、モバイル端末14、携帯電話15、基地局16、公衆網17、病院18、サーバーコンピュータ19とから構成される。
【0013】ここで、血圧計12は患者11の手首または腕に、万歩計12は患者1の腰部に取り付けられ、どちらもモバイル端末14にケーブルで接続されている。また、モバイル端末14には携帯電話15が接続されており、基地局16、公衆網17を介して病院18内にあるサーバコンピュータ19とデータ通信を行える仕組みになっている。
【0014】なお、血圧計12は手首や腕、指先に一度圧力を掛けて収縮しその後血流の流れに応じて血流のオンオフを検出して最大血圧と最小血圧とを測定するもので、人体の動作に影響を与えない部位で測定することが好ましく、マイクロコンピュータの制御の下で測定することができる。また、万歩計13は人体の上下の揺れをカウントすることにより1上下で1カウンタがカウントされ、通常1日1万歩歩けば十分であるといわれている。
【0015】本実施形態では、一定時間、例えば万歩計13の計測カウント値において例えば1分に50歩の50カウント値を得られたときに、血圧計12の血圧測定値が高くなっている場合と、万歩計13で1分に5歩の5カウント値における血圧計12の血圧測定値とでは、後者の血圧測定値を重視して平常時の血圧値として正常であるかを判断し、前者の値が万歩計13のカウント値に対して以前にその人について記録していた血圧測定値と異なっていれば、異常であると判断する。
【0016】また、モバイル端末14は万歩計13及び血圧計12用の専用機としても良いし、ノート型パーソナルコンピュータにPCカード式のデータ変換器を介して万歩計13及び血圧計12からのデータを取得することができる汎用機としてもよい。また、携帯電話15はPHS(Personal Handyphone System)であっても、PDC(Personal Digital Cellular)であっても、他の本モバイル端末14用に特別仕様の専用携帯電話であってもよい。できれば、汎用機のほうが、コスト的にも形態的にも好ましい。
【0017】また、基地局16及び公衆網17は、携帯電話15に対応するもので、携帯電話15がPHSの場合には、基地局16はISDN網に接続され、公衆網17はISDN網となる。また、病院18とサーバーコンピュータ19とを一体的に扱える場合もあるし、サーバーコンピュータ19が例えばインターネットの一つのサーバコンピュータとして、病院側の医療機関が任意にサーバーコンピュータ19に蓄積された特定個人の万歩計13及び血圧計12のデータ値を読み出すようにしてもよい。また、医療機関としては、患者11との健康管理の一貫としての契約に従って、患者11の健康管理の一つとして、患者11が携帯する万歩計13及び血圧計12のカウント値と血圧測定値とをその患者11の現実の経時変化と経験的に事前に記録していた正常時の経時変化とを比較して、正常か否かを判断することで、異常事態が発生した場合には、その携帯電話15に通報して異常であることを報告したり、或いは当該携帯電話15の位置情報を救急車に通知して、救助に向かうようにすることもできる。
【0018】(2)動作の説明図1を参照して、本実施形態の動作を説明する。
【0019】まず、患者11が持ち運ぶ万歩計13は1分程度の間隔でカウント値をモバイル端末14に通知し、その後、万歩計13本体のカウント値を0にリセットする。
【0020】つぎに、モバイル端末14は万歩計13から受け取ったカウント値をモバイル端末14内の記憶手段であるバッファに保存する。このカウント値は万歩計13からデータが送られる度に更新される。こうすることによりバッファには常に最近の患者の動きを表すデータが入っていることになる。
【0021】つぎに、血圧計12は一定時間毎に血圧を測定し、その血圧測定値をモバイル端末14に通知する。さらに、モバイル端末14は血圧計12から血圧測定値のデータを受け取った時点で、携帯電話15に回線接続の信号を送る。
【0022】次に、サーバコンピュータ19と回線接続が確立すると、携帯端末15は万歩計13のカウント値と血圧計12の血圧測定値を転送する。
【0023】つぎに、サーバコンピュータ19は送られてきた情報を保存し、グラフ表示する。また、万歩計13のカウント値との相関も考えて、血圧測定値が異常な値を示した場合は、アラームを生成し、携帯電話で患者に状況を確認する。
【0024】上記実施形態では、万歩計13のカウント値と血圧計12の血圧測定値との相関によって、患者11の正常状態と異常状態を判断したが、血圧計12の血圧測定値と心電計の計測値との相関についても相関値は小さく、これらを指標に患者の健康状態を判断してもよい。また、心拍数と血圧計12の血圧測定値との関係においても、相関値は小さく、万歩計3のカウント値と血圧計12の血圧測定値との関係と同様に健康状態を判断してもよい。例えば、急激に走ったため、万歩計のカウント値が急激に上昇し、血圧測定値も同様に上昇していれば、運動のための血圧上昇と判断できるので、警告を発することもないが、血圧測定値が上昇して、万歩計のカウント値に変化が内場合には、健康状態の悪化を通報するようにする。数字的には、カウント値が100秒で200アップし、血圧測定値が120から140に変化していれば、健康な証拠として健康である旨を通知することもできる。
【0025】また、上記万歩計13のカウント値と血圧計12の血圧測定値との2つの指標ばかりでなく、心電計の計測値と、心拍数との4つの組合せの指標に基づいて健康状態を判断してもよい。
【0026】また、サーバコンピュータ19は、万歩計13のカウント値と血圧測定値との相関で、異常でなくても、相関関係から現状の当該患者の健康度合いを通報し、携帯電話の音声出力部から、健康度合いを出力して、休憩時間をとらせたり、運動量を増加させたりの指示を与える。また、携帯電話に患者の健康状態について警告を発する赤いLEDを点灯したり、振動を与えて、歩行度合いを指示したりして、患者の健康管理に努めることができる。
【0027】[第2の実施形態]次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0028】GPSを使用して患者の位置を計測し、血圧の血圧測定値、万歩計のカウント値と共に記録することにより、患者の行動を把握して現実の動作における健康状態をより限定することができる。
【0029】また、患者が携帯端末から従前に格納していた血圧の血圧測定値と万歩計のカウント値とをサーバコンピュータにアクセスすることによって、自分のその日の血圧の遷移及びその遷移から現在の健康状態を好きなときに、確認できる機能を付加することも可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、人間の血圧は環境によって微妙に変動するため、高血圧症患者の治療効果を確認する場合等は診察時のみの測定では不十分である。本発明の適用により、24時間、患者の行動と血圧を観察することができ、測定値が異常な値を示した場合の対応も迅速に行えるという効果が期待できる。




 

 


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