米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 医学 -> 日本電気株式会社

発明の名称 無線健康端末装置及びそれに用いる計測結果送信方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2000−60806(P2000−60806A)
公開日 平成12年2月29日(2000.2.29)
出願番号 特願平10−232405
出願日 平成10年8月19日(1998.8.19)
代理人 【識別番号】100088812
【弁理士】
【氏名又は名称】▲柳▼川 信
発明者 吉田 俊明 / 仁平 秀治
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 被験者が医療機関に行かなくても健康管理をすることを可能とする在宅医療システムの無線健康端末装置であって、前記被験者の生体情報を取込みかつ着脱自在な計測用コードと、前記計測用コードからの信号を基に前記被験者の生体情報を計測する計測手段と、前記計測手段の計測結果を前記医療機関のサーバ装置に無線公衆回線にて送信する無線送信手段と、前記計測手段の計測結果を記憶する記憶手段とを有し、予め設定された所定時刻及び前記サーバ装置からの送信要求のうちの少なくとも一方に応答して前記無線送信手段が前記記憶手段の内容を前記サーバ装置に送信するよう構成したことを特徴とする無線健康端末装置。
【請求項2】 前記無線送信手段は、外部指示に応答して前記サーバ装置に予め設定されたメッセージを送信するよう構成したことを特徴とする請求項1記載の無線健康端末装置。
【請求項3】 前記無線送信手段は、前記無線公衆回線を介して基地局との間で位置情報を授受するよう構成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の無線健康端末装置。
【請求項4】 前記無線送信手段は、前記サーバ装置からの着呼時及び前記メッセージの送信時に前記サーバ装置との間で通話可能状態とするよう構成したことを特徴とする請求項2または請求項3記載の無線健康端末装置。
【請求項5】 被験者が医療機関に行かなくても健康管理をすることを可能とする在宅医療システムの無線健康端末装置であって、前記被験者の生体情報を取込みかつ着脱自在な計測用コードからの信号を基に前記被験者の生体情報を計測するステップと、その計測結果を前記医療機関のサーバ装置に無線公衆回線にて送信するステップと、計測された前記被験者の生体情報を記憶するステップとを有し、予め設定された所定時刻及び前記サーバ装置からの送信要求のうちの少なくとも一方に応答してその記憶内容を前記サーバ装置に送信するようにしたことを特徴とする計測結果送信方法。
【請求項6】 前記計測結果を前記サーバ装置に送信するステップは、外部指示に応答して前記サーバ装置に予め設定されたメッセージを送信するようにしたことを特徴とする請求項5記載の計測結果送信方法。
【請求項7】 前記無線公衆回線を介して基地局との間で位置情報を授受するようにしたことを特徴とする請求項5または請求項6記載の計測結果送信方法。
【請求項8】 前記サーバ装置からの着呼時及び前記メッセージの送信時に前記サーバ装置との間で通話可能状態とするようにしたことを特徴とする請求項6または請求項7記載の計測結果送信方法。
【請求項9】 被験者が医療機関に行かなくても健康管理をすることを可能とする在宅医療システムの無線健康端末装置の計測結果送信制御プログラムを記録した記録媒体であって、前記計測結果送信制御プログラムは無線健康端末装置に、前記被験者の生体情報を取込みかつ着脱自在な計測用コードからの信号を基に前記被験者の生体情報を計測させ、その計測結果を記憶させ、予め設定された所定時刻及び前記医療機関のサーバ装置からの送信要求のうちの少なくとも一方に応答してその記憶内容を無線公衆回線にて前記サーバ装置に送信させることを特徴とする計測結果送信制御プログラムを記録した記録媒体。
【請求項10】 前記計測結果送信制御プログラムは無線健康端末装置に、前記計測結果を前記サーバ装置に送信させる際に、外部指示に応答して前記サーバ装置に予め設定されたメッセージを送信させることを特徴とする請求項9記載の計測結果送信制御プログラムを記録した記録媒体。
【請求項11】 前記計測結果送信制御プログラムは無線健康端末装置に、前記無線公衆回線を介して基地局との間で位置情報を授受させることを特徴とする請求項9または請求項10記載の計測結果送信制御プログラムを記録した記録媒体。
【請求項12】 前記計測結果送信制御プログラムは無線健康端末装置に、前記サーバ装置からの着呼時及び前記メッセージの送信時に前記サーバ装置との間で通話可能状態とさせることを特徴とする請求項10または請求項11記載の計測結果送信制御プログラムを記録した記録媒体。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線健康端末装置及びそれに用いる計測結果送信方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体に関し、特に被験者の生体情報を計測・収集するための健康端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の健康端末装置においては、被験者が病院等の医療機関に行かなくとも、被験者の血圧や脈拍等の生体情報を計測して医療機関に備えたサーバに通知することで、被験者の健康管理を可能とする在宅医療システムを、上記のサーバとともに構成している。以下、この健康端末装置を在宅健康端末とする。
【0003】従来の在宅健康端末装置は、図3に示すように、被験者が計測を行う際の操作方法をパネルに表示するメッセージ表示パネル31と、被験者の生体情報(心電図や血圧等)を計測するためのバイタルユニット32と、被験者が計測を行う際の操作方法を音声によって案内したり、生体情報収集サーバ(図示せず)の利用者の音声を出力するスピーカ33と、ボタン押下時に家庭用の公衆電話回線を通して生体情報収集サーバの利用者に被験者の身体が危険な状態であることを知らせるための通報用ボタン34と、被験者の生体情報を計測する計測用コード(図示せず)を差込むための計測用コード差込口35と、バイタルユニット32で測定した被験者の生体情報を生体情報収集サーバに送信するベースユニット36とから構成されている。
【0004】ベースユニット36には在宅健康端末装置から生体情報収集サーバに対して生体情報や通報ボタン34が押下されたことを送信するための家庭用の公衆電話回線である家庭用電話回線37が接続されている。
【0005】バイタルユニット32に設けられている計測用コード差込口35に差込まれる計測用コードには、図7(a)に示すように、その先端にディスポーザブル電極38が取付けられたものがある。このディスポーザブル電極38は、図7(b)に示すように、接着面からシートをはがした後に、図7(c)に示すように、被験者の測定位置R,L,Fに夫々貼付けることで、被験者の心電図データを取込むものである。
【0006】また、他の計測用コードには、図8に示すように、その先端にカフ(CUFF)39が取付けられたものがある。カフ39は被験者の腕に巻き付けられ、非観血血圧データを取込むものである。
【0007】さらに、別の計測用コードには、図9(a)に示すように、その先端にプローブ40が取付けられたものがある。プローブ40は、図9(b)に示すように、被験者の指先に装着され、血液中酸素飽和度(SpO2 )データを取込むものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の在宅健康端末装置では、家庭用の公衆電話回線を利用しているので、予め設定された所定場所以外では被験者の生体情報を計測することができず、しかも所定場所以外では被験者の生体情報を生体情報収集サーバが設置された病院等の医療機関へ送信することができない。
【0009】また、在宅健康端末装置では、家庭用の公衆電話回線を利用しているので、被験者に身につけておくことができないため、生体情報収集サーバの利用者が在宅健康端末装置で測定される被験者の生体情報をいつでも知ることができない。
【0010】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、予め設定された所定場所以外でも被験者の生体情報の計測とその計測データの生体情報収集サーバへの送信とを可能とすることができる無線健康端末装置及びそれに用いる計測結果送信方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による無線健康端末装置は、被験者が医療機関に行かなくても健康管理をすることを可能とする在宅医療システムの無線健康端末装置であって、前記被験者の生体情報を取込みかつ着脱自在な計測用コードと、前記計測用コードからの信号を基に前記被験者の生体情報を計測する計測手段と、前記計測手段の計測結果を前記医療機関のサーバ装置に無線公衆回線にて送信する無線送信手段と、前記計測手段の計測結果を記憶する記憶手段とを備え、予め設定された所定時刻及び前記サーバ装置からの送信要求のうちの少なくとも一方に応答して前記無線送信手段が前記記憶手段の内容を前記サーバ装置に送信するよう構成している。
【0012】本発明による無線健康端末装置の計測結果送信方法は、被験者が医療機関に行かなくても健康管理をすることを可能とする在宅医療システムの無線健康端末装置であって、前記被験者の生体情報を取込みかつ着脱自在な計測用コードからの信号を基に前記被験者の生体情報を計測するステップと、その計測結果を前記医療機関のサーバ装置に無線公衆回線にて送信するステップと、計測された前記被験者の生体情報を記憶するステップとを備え、予め設定された所定時刻及び前記サーバ装置からの送信要求のうちの少なくとも一方に応答してその記憶内容を前記サーバ装置に送信するようにしている。
【0013】本発明による無線健康端末装置の計測結果送信制御プログラムを記録した記録媒体は、被験者が医療機関に行かなくても健康管理をすることを可能とする在宅医療システムの無線健康端末装置の計測結果送信制御プログラムを記録した記録媒体であって、前記計測結果送信制御プログラムは無線健康端末装置に、前記被験者の生体情報を取込みかつ着脱自在な計測用コードからの信号を基に前記被験者の生体情報を計測させ、その計測結果を記憶させ、予め設定された所定時刻及び前記医療機関のサーバ装置からの送信要求のうちの少なくとも一方に応答してその記憶内容を無線公衆回線にて前記サーバ装置に送信させている。
【0014】すなわち、本発明の無線健康端末装置は、被験者が病院等の医療機関に行かなくても健康管理をすることを可能とした在宅医療システム上の健康端末において、携帯無線電話端末[PHS(Personal Handyphone System)等]に被験者の生体情報を計測して送信する機能を搭載している。
【0015】これによって、被験者は所望の時期及び場所で、自身の生体情報を測定して生体情報収集サーバに送信することが可能となるので、予め設定された所定場所以外でも被験者の生体情報の計測とその計測データの生体情報収集サーバへの送信とが可能になる。
【0016】より具体的に、本発明の無線健康端末装置は、入力された被験者の生体情報を計測して収集するバイタルユニットと、被験者の生体情報(心電図や呼吸等)を取込む計測用コードと、差込まれた計測用コードから収集される被験者の生体情報をバイタルユニットに出力する計測用コード差込口と、バイタルユニットで計測した被験者の生体情報をPHS回線を介して生体情報収集サーバに送信するPHSアンテナとからなる。
【0017】このようにして、本発明ではPHS電話機に健康端末の機能を内蔵させることで、あるいはPHS電話機の機能を健康端末に内蔵させることによって、被験者が所定場所以外の場所にいても、被験者の生体情報を送信することが可能となるので、被験者が屋外にいても、いつでも生体情報を計測して病院や保険センタ等の医療機関へ送信することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による無線健康端末装置の構成を示すブロック図であり、図2は本発明の一実施例による無線健康端末装置の斜視図である。
【0019】これら図において、本発明の一実施例による無線健康端末装置はPHS(Personal Handyphone System)アンテナ1と、計測用コード差込口2(2a,2b)と、スピーカ3と、メッセージ表示パネル4と、バイタルユニット5と、通報用ボタン6と、マイク7と、計測用コード8とから構成されている。
【0020】PHSアンテナ1はバイタルユニット5で計測された被験者の生体情報をPHS回線を介して図示せぬ生体情報収集サーバに送信する。計測用コード差込口2(2a,2b)は差込まれた計測用コード8からの被験者の生体情報(心電図や血圧等)をバイタルユニット5に出力する。
【0021】スピーカ3は被験者が計測を行う際の操作方法を音声によって案内したり、生体情報収集サーバの利用者の音声を出力する。メッセージ表示パネル4は被験者が計測を行う際の操作方法をパネルに表示したり、計測された被験者の生体情報を表示したり、生体情報を送信中や計測中等のバイタルユニット5の状況も表示する。
【0022】バイタルユニット5は制御回路10と、無線送受信部11と、音声信号処理部12と、被験者生体情報計測・収集回路13と、記憶回路14と、番号レジスタ15と、計時回路16と、制御メモリ17とを備えており、計測用コード差込口2(2a,2b)から入力される被験者の生体情報を計測して収集する。
【0023】通報用ボタン6はボタン押下時にPHS電話回線を通して生体情報収集サーバの利用者に被験者の身体が危険な状態であることを通知するためのものである。マイク7は被験者が生体情報収集サーバの利用者との間の通話時に用いるもので、生体情報収集サーバの利用者に被験者の音声を伝えるために被験者の音声が入力される。計測用コード8は被験者の生体情報をバイタルユニット5内に取込むためのものであり、従来と同様にその先端にディスポーザブル電極やカフ(CUFF)、及びプローブ等を取付けることで各種の生体情報が収集可能である。
【0024】バイタルユニット5の制御回路10は制御メモリ17に格納されたプログラムを実行することで、バイタルユニット5内の各回路を制御する。無線送受信部11はPHSアンテナ1を通して生体情報収集サーバとの間で被験者の生体情報等のデータや音声を送信または受信するとともに、生体情報収集サーバに対して着呼処理や発呼処理を行う。
【0025】音声信号処理部12は無線送受信部11で受信した生体情報収集サーバの利用者等の音声信号を音声に復元してスピーカ3から出力し、マイク7を通して入力される被験者の音声を音声信号に変換して無線送受信部11に出力する。
【0026】被験者生体情報計測・収集回路13は計測用コード差込口2(2a,2b)に差込まれた計測用コード8からの信号を基に被験者の生体情報を測定して収集し、それら生体情報を記憶回路14に記憶する。
【0027】記憶回路14には被験者生体情報計測・収集回路13で収集された被験者の生体情報を逐次記憶する。番号レジスタ15は通報ボタン6が押下された時に生体情報収集サーバに対して発呼処理を行うための電話番号を保持している。
【0028】計時回路16は現在時刻あるいは予め設定された所定時間を計時しており、現在時刻が予め設定された時刻になるとその旨を、また所定時間経過毎にその旨を夫々制御回路10に通知する。
【0029】制御メモリ17は制御回路10が無線健康端末装置内の各回路を制御するためのプログラムを格納しており、ROM(リードオンリメモリ)やフロッピディスク等が使用可能である。
【0030】このように、PHS電話機を健康端末装置に内蔵することによって、あるいはPHS電話機に健康端末装置の機能を内蔵することによって、被験者が予め設定された所定場所にいなくとも、自身の生体情報を生体情報収集サーバに送信することができる。
【0031】よって、被験者が屋外にいても、いつでも生体情報を計測し、生体情報収集サーバが設置された病院や保険センタ等の医療機関へ送信することができる。尚、本発明の一実施例ではPHS電話機を用いているが、PHS電話機の代わりに他の携帯無線電話端末を用いることも可能である。但し、この携帯無線電話端末には基地局との間で位置情報や基地局登録情報を授受する機能が必要である。
【0032】図3は本発明の一実施例による在宅医療システムの構成を示すブロック図である。図において、本発明の一実施例による在宅医療システムでは病院や保険センタ等の医療機関内に設置された生体情報収集サーバ20が公衆回線100を介して無線健康端末装置21−1〜21−3と在宅健康端末装置22−1〜22−3とに夫々接続されている。
【0033】無線健康端末装置21−1〜21−3は被験者の心電図、呼吸、体温、血圧等の多様な生体情報や問診の結果等を無線回線を介して、生体情報収集サーバ20に伝送する。生体情報収集サーバ20は無線健康端末装置21−1〜21−3及び在宅健康端末装置22−1〜22−3で採取された生体情報等を公衆回線100とデータ伝送用回線101と通報用回線102とを介して収集し、これらの情報を表示、記録、保存する。
【0034】生体情報収集サーバ20における生体情報収集方法は、生体情報収集サーバ20から毎日決まった時刻にデータを収集する方法と、無線健康端末装置21−1〜21−3及び在宅健康端末装置22−1〜22−3から任意の時間に送信する方法との二通りが可能である。
【0035】また、生体情報収集サーバ20はメッセージを無線健康端末装置21−1〜21−3及び在宅健康端末装置22−1〜22−3に送り、そのメッセージを無線健康端末装置21−1〜21−3及び在宅健康端末装置22−1〜22−3に表示させたり、音声を無線健康端末装置21−1〜21−3及び在宅健康端末装置22−1〜22−3に送って病院の医師や保険センタの看護婦等の生体情報収集サーバ20の利用者が被験者と会話をすることも可能である。
【0036】尚、上記の無線健康端末装置21−1〜21−3は夫々図1及び図2に示す無線健康端末装置の構成と同様の構成となっており、在宅健康端末装置22−1〜22−3は図6に示す在宅健康端末装置1の構成と同様の構成となっている。また、生体情報収集サーバ20の構成は公知であり、本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成についての説明は省略する。
【0037】図4は本発明の一実施例による無線健康端末装置の計測動作の一例を示すフローチャートである。これら図1〜図4を参照して本発明の一実施例による無線健康端末装置21−1〜21−3における被験者の生体情報の計測動作について説明する。
【0038】制御回路10は計時回路16がある一定の時刻(予め設定された計測時刻等)を通知するか(図4ステップS1)、あるいは被験者が生体情報の計測を指示するためにメッセージ表示パネル4を押下すると(図4ステップS2)、バイタルユニット5はその計測要求に応答して、計測用コード差込口2(2a,2b)を経由して計測用コード8からの被験者の生体情報を収集する。
【0039】すなわち、バイタルユニット5の被験者生体情報計測・収集回路13は計測用コード差込口2(2a,2b)に差込まれた計測用コード8からの信号から被験者の生体情報を測定して収集し(図4ステップS3)、それら生体情報を記憶回路14に記憶する(図4ステップS4)。記憶回路14には計測された被験者の生体情報が生体情報収集サーバ20に送信されるまで、その被験者の生体情報を記憶している。
【0040】また、バイタルユニット5の制御回路10は計時回路16がある一定の時刻(予め設定された送信時刻等)を通知すると(図4ステップS13)、記憶回路14に記憶してある被験者の生体情報を読出し、その被験者の生体情報を無線送受信部11とPHSアンテナ1とPHS回線とを通して生体情報収集サーバ20へ送信する(図4ステップS14)。
【0041】一方、被験者が通報ボタン6を押下してバイタルユニット5の制御回路10に通報要求が入力されると(図4ステップS5)、制御回路10は番号レジスタ15に保持されている生体情報収集サーバ20の電話番号を無線送受信部11に送って生体情報収集サーバ20に対する発呼処理を行わせ、生体情報収集サーバ20に接続された後に無線送受信部11とPHSアンテナ1とPHS回線とを介して生体情報収集サーバ20へ被験者の身体が危険な状態であるという情報(メッセージ)を送信する(図4ステップS6)。
【0042】生体情報収集サーバ20の利用者がその情報を感知し、バイタルユニット5に被験者の身体がどういう状況であるかを確認するために音声信号を出力すると、その音声信号は音声信号処理部12で音声に復元されてスピーカ3から出力される。被験者がその音声を聞き、身体の状況をマイク7を通して入力すると、その音声が音声信号処理部12で音声信号に変換されて無線送受信部11とPHSアンテナ1とPHS回線とを介して生体情報収集サーバ20に送信される(図4ステップS7,S8)。
【0043】つまり、被験者はマイク7を通して生体情報収集サーバ20の利用者に身体の状況を説明する。生体情報収集サーバ20の利用者が被験者の身体が危険だと認知したら、それら応じた処置を取る。その際、被験者が屋外にいた場合にはバイタルユニット5がどのPHS基地局(図示せず)を使って音声を送信しているのかを調べ、PHS基地局の位置から被験者の現在位置を推定することが可能となる。
【0044】また、生体情報収集サーバ20の利用者が被験者に対して問診を行う場合、制御回路10は無線送受信部11を通して生体情報収集サーバ20から着呼を検出すると(図4ステップS9)、無線送受信部11に生体情報収集サーバ20との間の着呼処理を行わせる(図4ステップS10)。
【0045】その後に、生体情報収集サーバ20の利用者が問診内容を音声信号にて出力すると、その音声信号は音声信号処理部12で復元されてスピーカ3から出力される。被験者がその音声を聞き、問診内容についての回答をマイク7を通して入力すると、その音声が音声信号処理部12で音声信号に変換されて無線送受信部11とPHSアンテナ1とPHS回線とを介して生体情報収集サーバ20に送信される(図4ステップS11,S12)。
【0046】図5は本発明の一実施例による無線健康端末装置の計測動作の他の例を示すフローチャートである。これら図1〜図3及び図5を参照して本発明の一実施例による無線健康端末装置21−1〜21−3における被験者の生体情報の計測動作について説明する。
【0047】制御回路10は計時回路16がある一定の時刻(予め設定された計測時刻等)を通知するか(図5ステップS21)、あるいは被験者が生体情報の計測を指示するためにメッセージ表示パネル4を押下すると(図5ステップS22)、バイタルユニット5はその計測要求に応答して、計測用コード差込口2(2a,2b)を経由して計測用コード8からの被験者の生体情報を収集する。
【0048】すなわち、バイタルユニット5の被験者生体情報計測・収集回路13は計測用コード差込口2(2a,2b)に差込まれた計測用コード8からの信号から被験者の生体情報を測定して収集し(図5ステップS23)、それら生体情報を記憶回路14に記憶する(図5ステップS24)。記憶回路14には計測された被験者の生体情報が生体情報収集サーバ20に送信されるまで、その被験者の生体情報を記憶している。
【0049】また、バイタルユニット5の制御回路10は生体情報収集サーバ20からデータ送信要求がくると(図5ステップS33)、記憶回路14に記憶してある被験者の生体情報を読出し、その被験者の生体情報を無線送受信部11とPHSアンテナ1とPHS回線とを通して生体情報収集サーバ20へ送信する(図5ステップS34)。
【0050】一方、被験者が通報ボタン6を押下してバイタルユニット5の制御回路10に通報要求が入力されると(図5ステップS25)、制御回路10は番号レジスタ15に保持されている生体情報収集サーバ20の電話番号を無線送受信部11に送って生体情報収集サーバ20に対する発呼処理を行わせ、生体情報収集サーバ20に接続された後に無線送受信部11とPHSアンテナ1とPHS回線とを介して生体情報収集サーバ20へ被験者の身体が危険な状態であるという情報(メッセージ)を送信する(図5ステップS26)。
【0051】生体情報収集サーバ20の利用者がその情報を感知し、バイタルユニット5に被験者の身体がどういう状況であるかを確認するために音声信号を出力すると、その音声信号は音声信号処理部12で音声に復元されてスピーカ3から出力される。被験者がその音声を聞き、身体の状況をマイク7を通して入力すると、その音声が音声信号処理部12で音声信号に変換されて無線送受信部11とPHSアンテナ1とPHS回線とを介して生体情報収集サーバ20に送信される(図5ステップS27,S28)。
【0052】つまり、被験者はマイク7を通して生体情報収集サーバ20の利用者に身体の状況を説明する。生体情報収集サーバ20の利用者が被験者の身体が危険だと認知したら、それら応じた処置を取る。その際、被験者が屋外にいた場合にはバイタルユニット5がどのPHS基地局(図示せず)を使って音声を送信しているのかを調べ、PHS基地局の位置から被験者の現在位置を推定することが可能となる。
【0053】また、生体情報収集サーバ20の利用者が被験者に対して問診を行う場合、制御回路10は無線送受信部11を通して生体情報収集サーバ20から着呼を検出すると(図5ステップS29)、無線送受信部11に生体情報収集サーバ20との間の着呼処理を行わせる(図5ステップS30)。
【0054】その後に、生体情報収集サーバ20の利用者が問診内容を音声信号にて出力すると、その音声信号は音声信号処理部12で復元されてスピーカ3から出力される。被験者がその音声を聞き、問診内容についての回答をマイク7を通して入力すると、その音声が音声信号処理部12で音声信号に変換されて無線送受信部11とPHSアンテナ1とPHS回線とを介して生体情報収集サーバ20に送信される(図5ステップS31,S32)。なお、図4及び図5各々の処理動作を合わせて一連の動作とするよう構成することも可能である。
【0055】このように、入力された被験者の生体情報を計測して収集するバイタルユニット5と、被験者の生体情報(心電図や呼吸等)を取込む計測用コード8と、差込まれた計測用コードから収集される被験者の生体情報をバイタルユニットに出力する計測用コード差込口2(2a,2b)と、バイタルユニット5で計測した被験者の生体情報をPHS回線を介して生体情報収集サーバ20に送信するPHSアンテナ1とを備え、PHS電話機に健康端末装置の機能を内蔵させ、あるいはPHS電話機の機能を健康端末装置に内蔵させて所定時刻または生体情報収集サーバ20からの要求に応じて計測結果を生体情報収集サーバ20に無線公衆回線にて送信することによって、健康端末装置を屋外へ持ち運ぶことが可能となるので、被験者が屋内にいなくても生体情報を計測することができる。
【0056】また、健康端末装置にPHS電話機を内蔵しているので、いつでも被験者の生体情報を生体情報収集サーバ20に送信することができるとともに、健康端末装置を被験者の身につけておくことで、被験者の身体が危険な状態な時に被験者がどのような状態にあるのかを生体情報収集サーバ20に通知することができる。
【0057】さらに、健康端末装置を被験者の身につけておくことで、基地局の出力範囲が狭いPHS電話機を使用すれば、被験者の身体が危険な状態な時に被験者が屋外にいた場合でも所在がある程度推定することができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被験者が医療機関に行かなくても健康管理をすることを可能とする在宅医療システムの無線健康端末装置において、被験者の生体情報を取込みかつ着脱自在な計測用コードからの信号を基に被験者の生体情報を計測し、その計測結果を記憶しておき、予め設定された所定時刻及び医療機関のサーバ装置からの送信要求のうちの少なくとも一方に応答してこの記憶内容を無線公衆回線にてサーバ装置に送信することによって、予め設定された所定場所以外でも被験者の生体情報の計測とその計測データの生体情報収集サーバへの送信とを可能とすることができるという効果がある。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013