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発明の名称 生体電極接続部構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2000−220(P2000−220A)
公開日 平成12年1月7日(2000.1.7)
出願番号 特願平10−166966
出願日 平成10年6月15日(1998.6.15)
代理人 【識別番号】100065385
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 穣平
発明者 福本 彰
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 生体に接触する電極片に信号線ケーブルを接続すると共に、該信号線ケーブルをシールドした同軸のシールド被覆体に、前記電極片をシールドするシールド電極を接続した構造において、前記電極片を取り付けた絶縁ホルダーには、前記シールド電極が設けられており、前記電極片およびシールド電極の各接続端子が、前記絶縁ホルダーの背部のソケットに配置されており、また、前記信号線ケーブル側の絶縁ホルダーには、前記信号線ケーブルの接続プラグおよび前記シールド被覆体に接続されるシールド電極接点が設けられ、前記ソケットにおいて、前記電極片およびシールド電極の各接続端子に着脱自在に接続されていることを特徴とする生体電極接続部構造。
【請求項2】 前記電極片側の絶縁ホルダーは円盤状で、そこに設けた電極片は、これをカバーするように設けられた前記シールド電極でシールドされており、そのソケットの中央で前記電極片の接続端子に前記接続プラグが着脱自在に接続され、また、前記ソケットの外周で前記シールド電極の接続端子にシールド電極接点が着脱自在に接続され、同時に、前記ソケットに、前記信号線ケーブル側の絶縁ホルダーが着脱自在に嵌合される構造であることを特徴とする請求項1に記載の生体電極接続構造。
【請求項3】 前記信号線ケーブル側の絶縁ホルダーは、中央に前記接続プラグを配置すると共に、前記ソケットに弾性的に嵌合するC字形の嵌合部を具備することを特徴とする請求項2に記載の生体電極接続構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工心肺装置などの医療用電子機器において使用する生体電極接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような生体電極接続構造の使用環境には、種々の電子機器が置かれている場合が多いので、電子機器と接続される信号線ケーブルには、電波ノイズを拾わないようにシールドされた同軸ケーブルが用いられるが、その先端の、生体に接触する電極片でのシールドも必要である。そこで、この点を配慮した生体電極接続構造として、例えば、実開昭57ー2006号公報や実開昭57ー74011号公報に所載ものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一方において、生体に接触する電極片は、常に清潔を維持し、生体間での細菌の感染防止を配慮する必要がある。そのため、生体に接触する電極片を含む先端素子は、生体毎に新しいものと交換され、使い捨てされる形式にするか、あるいは、取り外しが可能で、消毒、洗浄が容易、可能でなければならない。
【0004】本発明は、上記事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、生体に接触する電極片を含む先端素子を、電波シールドの状態に保持しながら、しかも、容易に、交換あるいは取り外し可能にした生体電極接続構造を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、生体に接触する電極片に信号線ケーブルを接続すると共に、該信号線ケーブルをシールドした同軸のシールド被覆体に、前記電極片をシールドするシールド電極を接続した構造において、前記電極片を取り付けた絶縁ホルダーには、前記シールド電極が設けられており、前記電極片およびシールド電極の各接続端子が、前記絶縁ホルダーの背部のソケットに配置されており、また、前記信号線ケーブル側の絶縁ホルダーには、前記信号線ケーブルの接続プラグおよび前記シールド被覆体に接続されるシールド電極接点が設けられ、前記ソケットにおいて、前記電極片およびシールド電極の各接続端子に着脱自在に接続されていることを特徴とする。
【0006】この場合、本発明の好ましい実施の形態としては、前記電極片側の絶縁ホルダーが円盤状で、そこに設けた電極片が、これをカバーするように設けられた前記シールド電極でシールドされており、そのソケットの中央で前記電極片の接続端子に前記接続プラグが着脱自在に接続され、また、前記ソケットの外周で前記シールド電極の接続端子にシールド電極接点が着脱自在に接続され、同時に、前記ソケットに、前記信号線ケーブル側の絶縁ホルダーが着脱自在に嵌合される構造である。更に、要すれば、前記信号線ケーブル側の絶縁ホルダーは、中央に前記接続プラグを配置すると共に、前記ソケットに弾性的に嵌合するC字形の嵌合部を具備するのがよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。図3において、符号17は本発明に係わる生体電極接続構造の先端素子であって、シールド同軸ケーブル12を介して、例えば、生体信号を処理する医療用電子機器14に接続される。この使用環境には、他にも人工心肺装置などの医療用電子機器15や生体に刺激を与える医療用電子機器16などが設置されている。
【0008】この同軸ケーブル12の先端部には、コードクリップとしての絶縁ホルダー2(例えば、弾性を有する合成樹脂製である)が設けられており、上述の先端素子17は、この絶縁ホルダー2に対して着脱自在に装着できる構造になっている。即ち、本発明に係わる生体電極接続構造は、基本的には、生体に接触する、例えば、円環状の電極片13にシールド同軸ケーブル12の内側の信号線ケーブル(図示せず)を接続すると共に、該信号線ケーブルをシールドした同軸のシールド被覆体に、電極片13を電波ノイズからシールドするための、例えば、円板状のシールド電極6を接続した構造である。
【0009】このような構成において、前述の先端素子17として、電極片13を取り付けた、例えば、円板状の絶縁ホルダー1は、そこに、上述のシールド電極6が設けられており、電極片13の接続端子3a(これは絶縁ホルダー1の中央に設けた小円板状の電極接点3から上方に貫通する円筒状のもので、電極接点3は絶縁ホルダー1の下面において導電性ゲル体4を介して、電極片13に電気的に接続されている)およびシールド電極6の接続端子6aが、絶縁ホルダー1の背部に突出する円筒状のソケットの内側および外側に配置されている。
【0010】また、信号線ケーブル側の絶縁ホルダー2には、前記信号線ケーブルの接続プラグ7(例えば、弾性金属片で構成される)および前記シールド被覆体に接続される、例えば、弧状のシールド電極接点8が設けられ、それらの接点部7aおよび8aは、前記ソケットにおいて、電極片13(即ち、電極接点3)およびシールド電極6の各接続端子3aおよび6aに着脱自在に接続されている。
【0011】特に、この実施の形態では、シールド同軸ケーブル12はケーブルベンド11を介して、その信号線ケーブルとシールド被覆体とを2系統に分離しており、一方の信号線ケーブルは、別にシールド被覆された信号線ケーブル10として、絶縁ホルダー2の内部を通り、接続プラグ7まで導かれ、その先端10aを接続プラグ7の基端に電気的に接続している。同様に、他方のシールド被覆体は、シールドケーブル9として、絶縁ホルダー2の内部を通り、シールド電極接続点8まで導かれ、その先端9aをシールド電極接続点8に電気的に接続している。この電気的接続は半田付けなどの手段によればよい。
【0012】また、この実施の形態では、絶縁ホルダー1に設けた電極片13が、これをカバーするように設けられたシールド電極6でシールドされており、その絶縁ホルダー1のソケットの中央で、電極片13の接続端子(即ち、電極接点3の接続端子3a)に接続プラグ7の先端が着脱自在に接続(嵌合)され、また、前記ソケットの外周でシールド電極6の接続端子6aにシールド電極接点8が着脱自在に接続されると同時に、前記ソケットに、前記信号線ケーブル側の絶縁ホルダー2が着脱自在に嵌合される構造である。
【0013】更に、前記信号線ケーブル側の絶縁ホルダー2は、中央2a上側に延びるステージ2fに接続プラグ7を配置すると共に、前記ソケットに弾性的に嵌合する、全体としてC字形の嵌合部2b、2cを具備し、また、両嵌合部の基部2gからケーブルベンド11の分岐部に向けて延びるクリップ操作腕部2d、2eを具備する。そして、このクリップ操作腕部2d、2eを摘むことで、絶縁ホルダー2の弾性を利用して、嵌合部2b、2cの相互を引き離し、それらで囲まれた内部空間を拡げ、絶縁ホルダー1のソケットを、その内部空間内に案内し、その摘み操作を解除することで、絶縁ホルダー2の弾性復元力で、内部空間を縮小し、ソケットに対する嵌合を達成するのである。なお、符号5はシールド電極6の保護カバーである。
【0014】このような構成では、電極片13を含む先端素子17には、電波ノイズに対するシールドがなされており、しかも、その先端素子17が取り外し可能で、交換や洗浄などが容易に行えるという利点が得られる。
【0015】この生体電極接続構造の先端素子17は、実際の生体への装着に際しては、電極片13および導電性ゲル体4を生体表面に接触させる。そして、それらから電極接点3の接続端子3a、接続プラグ7を経由して、信号線ケーブル10へと生体信号を伝えるのである。
【0016】この際、電極片13、導電性ゲル体4、電極接点3は、シールド電極6およびその接続端子6aで実質的に包まれていて、外部からの電波ノイズが内側に侵入しないように、シ−ルドされる。なお、信号線ケーブル10はシールド同軸ケーブル12に到る間、それ自体、同軸シールドされていて、上述と同様のシ−ルド効果が得られる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、生体に接触する電極片に信号線ケーブルを接続すると共に、該信号線ケーブルをシールドした同軸のシールド被覆体に、前記電極片をシールドするシールド電極を接続した構造において、前記電極片を取り付けた絶縁ホルダーには、前記シールド電極が設けられており、前記電極片およびシールド電極の各接続端子が、前記絶縁ホルダーの背部のソケットに配置されており、また、前記信号線ケーブル側の絶縁ホルダーには、前記信号線ケーブルの接続プラグおよび前記シールド被覆体に接続されるシールド電極接点が設けられ、前記ソケットにおいて、前記電極片およびシールド電極の各接続端子に着脱自在に接続されていることを特徴とする。
【0018】従って、生体信号を計測する経路の内、特に、生体電極部におけるシールドが確実に成され、外部からの電波ノイズの影響を実質的に受けないようにすることができ、しかも、生体電極部とケーブルとの間の接続をプラグ形式で実現したので、生体に接触する部分の交換、洗浄などが容易に行える効果も得られる。




 

 


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