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発明の名称 生理用ナプキン
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2000−210329(P2000−210329A)
公開日 平成12年8月2日(2000.8.2)
出願番号 特願平11−12514
出願日 平成11年1月20日(1999.1.20)
代理人 【識別番号】100066267
【弁理士】
【氏名又は名称】白浜 吉治
【テーマコード(参考)】
4C003
【Fターム(参考)】
4C003 BA01 DA01 HA05 
発明者 柏木 政浩 / 原田 裕之 / 太田 晶子
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 透液性表面シートと、不透液性裏面シートと、これら両シート間に介在する吸液性コアとを有し、縦方向へ長く形成されている生理用ナプキンであって、前記表面シートと裏面シートと吸液性コアとが重なり合う範囲のうちで、前記縦方向と直交する横方向において、前記ナプキンの中央域の剛性が、該中央域に隣接する両側域の剛性よりも低いことを特徴とする前記ナプキン。
【請求項2】 前記中央域が、幅10〜30mmを有し、前記コアの両端部間に延びている範囲である請求項1記載のナプキン。
【請求項3】 前記コアが、前記中央域の下面側に該コアの両端部間に延びる逆U字状および逆V字状いずれかの溝部を有している請求項1または2記載のナプキン。
【請求項4】 前記コアが、前記中央域の下面を除き、前記両側域の下面において前記裏面シート内面に接合している請求項1〜3のいずれかに記載のナプキン。
【請求項5】 前記コアの下面が、前記ナプキンの横方向へ延び、縦方向へ間欠的に並ぶ複数条の接着剤塗布部を介して接合している請求項4記載のナプキン。
【請求項6】 前記裏面シートが、前記コアの中央域と重なり合う部分を除く残余の域の外面において着用ショーツへ止着可能に形成されている請求項1〜5のいずれかに記載のナプキン。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、生理用ナプキンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、着用した生理用ナプキンの肌への密着性を向上させるために、吸液性コアの横方向中央域を中高に形成したものが種々提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ナプキンに中高のコアを採用することは、中高のコアを成形することや、そのコアに透液性表面シートを密着させること等において、少なからぬ手間を要する。また、かかるナプキンは、中高な部分が嵩張るから、複数個を重ねたときにコンパクトな包装品にならないとか、中高な部分が簡単には折れ曲がらないから、小さく折り畳むことが難しいという問題がある。
【0004】この発明は、中高のコアを有するナプキンと同様に作用することが可能で、しかもそのようなナプキンに固有の諸問題を解消することができるナプキンの提案を課題にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題解決のために、この発明が前提とするのは、透液性表面シートと、不透液性裏面シートと、これら両シート間に介在する吸液性コアとを有し、縦方向へ長く形成されている生理用ナプキンであり、この発明が特徴とするところは、前記表面シートと裏面シートと吸液性コアとが重なり合う範囲のうちで、前記縦方向と直交する横方向において、前記ナプキンの中央域の剛性が、該中央域に隣接する両側域の剛性よりも低いこと、にある。
【0006】この発明の好ましい実施態様の一つにおいて、前記中央域が、幅10〜30mmを有し、前記コアの両端部間に延びている範囲である。
【0007】実施態様の他の一つにおいて、前記コアが、前記中央域の下面側に該コアの両端部間に延びる逆U字状および逆V字状いずれかの溝部を有している。
【0008】実施態様の他の一つにおいて、前記コアが、前記中央域の下面を除き、前記両側域の下面において前記裏面シート内面に接合している。
【0009】実施態様の他の一つにおいて、前記コアの下面が、前記ナプキンの横方向へ延び、縦方向へ間欠的に並ぶ複数条の接着剤塗布部を介して接合している。
【0010】実施態様のさらに他の一つにおいて、前記裏面シートが、前記コアの中央域と重なり合う部分を除く残余の域の外面において着用ショーツへ止着可能に形成されている。
【0011】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照して、この発明に係る生理用ナプキンの詳細を説明すると、以下のとおりである。
【0012】図1に部分破断平面図で示された生理用ナプキン1は、縦方向へ長く延びたもので、熱可塑性合成繊維製不織布からなる透液性表面シート2と、熱可塑性合成樹脂製フィルムからなる裏面シート3と、これら両シート2,3間に介在し、粉砕パルプを40重量%以上含有する吸液性コア4とを有する。表裏面シート2,3は、コア4の周縁から延出した部分で重なり合い、多数の小点で示された部分がホットメルト接着剤または溶着により互いに接合している。表裏面シート2,3は、ナプキン1の縦方向中央域において側方へ特に長く延出し、翼部6を形成している。
【0013】図2は、図1のII−II線断面図である。コア4は、ナプキン1の横方向中央域Aと、それに隣る両側域Bとを有する(図1を併せて参照)。中央域Aは、その厚さが側域Bと同じであるかまたはそれよりも僅かに厚く、かつ、その密度が側域Bよりも低く、コア4を横方向へ曲げるときの剛性が側域Bのそれよりも小さくなるように作られている。中央域Aの寸法は10〜30mmの範囲にあり、側域Bの寸法の範囲もまた10〜30mmの範囲にあることが好ましい。かようなコア4は、例えば、中央域Aと側域Bとの組成を同じにして、側域Bが中央域Aよりも高密度になるように圧縮することで得られる。裏面シート3では、コア4の側域Bと重なる部分の外面および翼部6の外面に、着用ショーツへ固定するための粘着性止着域11,12が形成され、これら両域11,12が剥離紙13,14で保護されている。このナプキン1において、コア4の中央域Aと重なる部分の裏面シート3は、ショーツに止着することがない。
【0014】図3,4は、この発明の実施態様の一例を示す図1,2と同様の図面である。このナプキン1では、コア4の側域Bにおける下面16Bが、ナプキン1の横方向へ延び、縦方向へ間欠的に並ぶ複数条のホットメルト接着剤塗布部17において裏面シート3の内面に接合している。また、中央域Aにおける下面16Aには逆U字状または逆V字状の溝部18が形成され、この溝部18がコア4の横方向へ延びる端縁21,22にまで達している。
【0015】これら図示例のように形成されたこの発明に係る生理用ナプキン1は、着用ショーツに取り付けられて横方向からの圧縮力を受けると、剛性が相対的に低い中央域Aを頂部にして逆V字状または逆U字状に変形し易く、その変形によってナプキン1が身体に密着する方向へ動く(図2の仮想線参照)。特に、粘着剤塗布部17が横方向へ延び、縦方向へ間欠的に並んでいたり、溝部18が形成されていると、ナプキン1は中央域Aが頂部となるように容易に変形する。塗布部17は、ナプキン1の縦方向の寸法が0.5〜10mmの範囲にあり、縦方向で隣り合う塗布部17どうしの間隔は、5〜80mmの範囲にあることが好ましい。ただし、塗布部17をナプキン1の縦方向へ延び、横方向へ間欠的に並ぶ塗布部に替えたり、スパイラルを画いて縦または横方向へ延びる塗布部に替えたりすることができる。溝部18は、その深さがコア4の厚みの1/4〜4/5の範囲にあり、横方向の寸法が、5〜20mmの範囲にあることが好ましい。
【0016】図5もまた、この発明の実施態様の一例を示す図4と同様の図面である。このナプキン1では、中央域Aをまたいで横方向へ延びる弾性部材21がコア4の下面16または裏面シート3の外面にホットメルト接着剤22を介して伸長状態で接合している。部材21の収縮によってナプキン1が逆V字状に容易に変形する。
【0017】この発明におけるコア4は、60重量%を限度として高吸水性ポリマー粉末を含むことができ、また、20重量%を限度として熱可塑性合成繊維を含むことができる。
【0018】
【発明の効果】この発明に係る生理用ナプキンは、横方向中央域の剛性が相対的に低く、横方向から圧縮されると、中央域の上面が頂部となるように変形し易いから、コアが中高なものではなくて、比較的平坦なものであっても着用者の身体によく密着する。
【0019】かかるナプキンは、比較的製造容易であり、コンパクトに折り畳むことも容易である。




 

 


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