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発明の名称 パンツ型の使い捨て着用物品
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2000−116704(P2000−116704A)
公開日 平成12年4月25日(2000.4.25)
出願番号 特願平10−292202
出願日 平成10年10月14日(1998.10.14)
代理人 【識別番号】100066267
【弁理士】
【氏名又は名称】白浜 吉治
【テーマコード(参考)】
3B029
3E056
4C098
【Fターム(参考)】
3B029 BD12 BD13 BD14 BD21 BF07 DA01 
3E056 AA01 AA02 BA01 BA02 CA11 DA05 FG08
4C098 AA09 CC12 CC28 CE05
発明者 大坪 俊文
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 透液性トップシートと、不透液性バックシートと、これら両シートの間に介在する吸液性コアとから構成され、幅方向と交差する長手方向に前胴周り域と、後胴周り域と、これら前後胴周り域の間に位置する股下域とを有し、前記前後胴周り域の両側縁部を互いに接合することで胴周り開口と、一対の脚周り開口とが形成され、前記胴周り開口の周縁部には、胴周り用弾性部材が伸長状態で配置され、前記脚周り開口の周縁部には、脚周り用弾性部材が伸長状態で配置され、前記脚周り用弾性部材が、前記コアの側縁から外側へ離間して前記脚周り開口の周縁に沿って位置し、前記脚周り用弾性部材と前記コアの側縁との離間距離が、前記股下域のほぼ中央部を基準として前記前後胴周り域の一方よりも他方において大きいパンツ型の使い捨て着用物品において、前記着用物品をその上下方向に二分して前記幅方向へ延びる折曲線で区画された前記着用物品の上部と下部とが、互いに重なり合うように前記折曲線を介して前記離間距離が大きい方の前記前後胴周り域のいずれか一方の側へ二つに折り畳まれていることを特徴とする前記着用物品。
【請求項2】 前記脚周り用弾性部材が、第1弾性部材と第2弾性部材とからなり、前記第1,2弾性部材の中央部分それぞれが、前記股下域において前記コアを横切り、前記第1弾性部材の両側部分それぞれが、前記前胴周り域側における前記脚周り開口のほぼ前半分に位置し、かつ、前記第2弾性部材の両側部分それぞれが、前記後胴周り域側における前記脚周り開口のほぼ後半分に位置している請求項1記載の着用物品。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パンツ型の使い捨て着用物品に関する。
【0002】
【従来の技術】トップシートとバックシートとの間に吸液性コアが介在し、胴周り開口の周縁部に沿って、胴周り用弾性部材が伸長状態で取り付けられ、前後胴周り域の間に位置する股下域の両側に形成された脚周り開口に沿って、脚周り用弾性部材が伸長状態で取り付けられたパンツ型の使い捨て着用物品は公知である。
【0003】特開平3−82467号公報に開示の使い捨て着用物品は、脚周り用弾性部材が、第1弾性部材と第2弾性部材とからなり、第1,2弾性部材の中央部分が股下域においてコアを横切り、第1弾性部材の両側部分それぞれが脚周り開口のほぼ前半分に位置し、かつ、第2弾性部材の両側部分それぞれが脚周り開口のほぼ後半分に位置しており、第1弾性部材の伸縮応力を第2弾性部材のそれよりも大きくしてある。この着用物品では、着用者の脚周りのほぼ前半分に位置する第1弾性部材の両側部分が第2弾性部材の両側部分よりも肌に強く圧接するとともに、脚周り弾性部材の中央部分が着用物品の股下域を持ち上げる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】脚周り開口に弾性部材が取り付けられた着用物品は、後胴周り域に位置する脚周り用弾性部材を着用者の脚周りに当接させるため、後胴周り域側の弾性部材とコアの両側縁との離間寸法を、前胴周り域側の弾性部材とコアの両側縁とのそれよりも大きくしている。弾性部材の伸長状態を解除して着用物品を自然に放置すると、コアの両側縁に近接している前胴周り域側の弾性部材の収縮力がコアに大きく作用し、コアを長手方向へ収縮させるので、コアに皺が形成され易い。
【0005】特開平3−82467号公報に開示の着用物品においては、第1弾性部材の伸縮応力が強いので、前胴周り域側に位置するコアの収縮が顕著になる。皺が形成された部分では、コアの見掛けの厚みが増して嵩張るので、着用物品をコンパクトな状態で個袋に収納するときや複数個をパッケージに収納するときに、嵩張った部分を圧縮しながら収納しなければならず、梱包作業に手間を要する。
【0006】本発明の課題は、個袋やパッケージへ容易に収納することができるように折り畳まれたパンツ型の使い捨て着用物品を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決するために、本発明が前提とするところは、透液性トップシートと、不透液性バックシートと、これら両シートの間に介在する吸液性コアとから構成され、幅方向と交差する長手方向に前胴周り域と、後胴周り域と、これら前後胴周り域の間に位置する股下域とを有し、前記前後胴周り域の両側縁部を互いに接合することで胴周り開口と、一対の脚周り開口とが形成され、前記胴周り開口の周縁部には、胴周り用弾性部材が伸長状態で配置され、前記脚周り開口の周縁部には、脚周り用弾性部材が伸長状態で配置され、前記脚周り用弾性部材が、前記コアの側縁から外側へ離間して前記脚周り開口の周縁に沿って位置し、前記脚周り用弾性部材と前記コアの側縁との離間距離が、前記股下域のほぼ中央部を基準として前記前後胴周り域の一方よりも他方において大きいパンツ型の使い捨て着用物品である。
【0008】かかる前提において、本発明の特徴とするところは、前記着用物品をその上下方向に二分して前記幅方向へ延びる折曲線で区画された前記着用物品の上部と下部とが、互いに重なり合うように前記折曲線を介して前記離間距離が大きい方の前記前後胴周り域のいずれか一方の側へ二つに折り畳まれていることにある。
【0009】本発明の実施の形態の一例としては、前記脚周り用弾性部材が、第1弾性部材と第2弾性部材とからなり、前記第1,2弾性部材の中央部分それぞれが、前記股下域において前記コアを横切り、前記第1弾性部材の両側部分それぞれが、前記前胴周り域側における前記脚周り開口のほぼ前半分に位置し、かつ、前記第2弾性部材の両側部分それぞれが、前記後胴周り域側における前記脚周り開口のほぼ後半分に位置している。
【0010】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照して、本発明に係るパンツ型の使い捨て着用物品の詳細を説明すると、以下のとおりである。
【0011】図1,2は、使い捨て着用物品1の部分破断斜視図と、図1の着用物品1の分解斜視図である。着用物品1は、可撓透液性トップシート2と、可撓不透液性バックシート3と、トップシート2とバックシート3との間に介在し、これらシート2,3のうちの少なくとも一方の内面に接合された半剛性で砂時計型の吸液性コア4とで構成され、幅方向と交差する長手方向に前胴周り域20と、後胴周り域22と、これら前後胴周り域20,22の間に位置する股下域21とを有する。
【0012】着用物品1には、前後胴周り域20,22の両側縁をわずかに残し、前後胴周り域20,22の両側縁部20a,22aを互いに接合することで、胴周り開口23と一対の脚周り開口24とが形成されている。これら前後胴周り域20,22の両側縁部20a,22aは、着用物品1の長手方向へほぼ等間隔で離間し、着用物品1の幅方向へ並行して延びる複数の接合線10により接合されている。
【0013】胴周り開口23には、前後胴周り域20,22の端縁部20b,22bに沿って幅方向へ延びる胴周り用弾性伸縮性部材7,8が、トップシート2とバックシート3との間に介在し、これらシート2,3のうちの少なくとも一方の内面に伸長状態で取り付けられている。
【0014】股下域21の両側縁には、図2に示すように、着用物品1の内側へ向かって脚周り用凹欠部9が形成され、凹欠部9には、第1弾性部材5と第2弾性部材6とからなる脚周り用弾性部材がトップシート2とバックシート3との間に介在し、これらシート2,3のうちの少なくとも一方の内面に伸長状態で取り付けられている。これら部材は、ホットメルト接着剤による接着、ヒートシールまたはソニックシール等の技術を用いて接合されている。
【0015】第1,2弾性部材5,6の中央部分5a,6aそれぞれは、股下域21においてその幅方向中央部から前胴周り域20側へ偏倚した部分に位置している。第1,2弾性部材5,6は、中央部分5a,6aの両端それぞれにおいて互いに交差してコア4を横切り、交差部11から外側へ延出する両側部分5b,6bそれぞれが凹欠部9に沿って延びている。第1弾性部材5の両側部分5bは、前胴周り域20側における脚周り開口24のほぼ前半分に位置し、第2弾性部材6の両側部分6bは、後胴周り域22側における脚周り開口24のほぼ後半分に位置している。
【0016】第1,2弾性部材5,6の中央部分5a,6aは、バックシート3に接合することなく、コア4の中央部の下面に位置している。第1,2弾性部材5,6の中央部分5a,6aは、バックシート3に接合してもよい。第1,2弾性部材5,6は、中央部分5a,6aを交差させることなく、長手方向へ離間させてもよいし、中央部分5a,6aを互いに接触させてもよい。
【0017】第2弾性部材6の両側部分6bと仮想線で示すコア4の両側縁4aとの離間寸法は、第1弾性部材5の両側部分5bとコア4の両側縁4aとのそれよりも大きくしてある。第1弾性部材5の両側部分5bが、コア4の両側縁4aに近接すると、第1弾性部材5の収縮力が大きく作用し、前胴周り域20側に位置するコア4を着用者の肌に密着させることができるが、コア4に皺4bが形成され易くなる。
【0018】この着用物品1においては、第1弾性部材5の伸縮応力を、第2弾性部材6のそれよりも大きくしてもよい。第1弾性部材5の伸縮応力を第2弾性部材6のそれよりも大きくするには、これら第1,2弾性部材5,6の材質、本数、断面積が同一の場合、第1弾性部材5の伸長量を第2弾性部材6のそれよりも多くして接合すればよい。第1弾性部材5の材質、本数、断面積を、第2弾性部材6のそれらと異なるようにしてもよい。第1弾性部材5の伸縮応力を大きくすると、第1弾性部材5の両側部分5bを第2弾性部材6の両側部分6bよりも肌に強く圧接させることができるが、前胴周り域20側に位置するコア4に皺4bが形成され易くなる。
【0019】図3は、二つに折り畳まれた着用物品1の斜視図である。着用物品1は、着用物品1をその上下方向に二分して幅方向へ延びる折曲線Y(図1参照)で上部1aと下部1bとに区画され、着用物品1の上部1aと下部1bとが互いに重なり合うように折曲線Yを介して後胴周り域22側へ折曲されている。
【0020】図4は、図3のA−A線断面図である。折曲線Yを介して二つに折り畳まれた着用物品1は、折曲部において互いに重なり合うコア4のうち、下側に位置するコア4の厚みの分だけ上側に位置するコア4が長手方向に伸びる。その結果、折曲前に第1弾性部材5の収縮力で生じた前胴周り域20側に位置するコア4の皺4bが伸ばされるので、コア4の部分的な嵩張りがなくなる。
【0021】着用物品1は、第1弾性部材5の両側部分5bとコア4の両側縁4aとの離間寸法を、第2弾性部材6の両側部分6bとコア4の両側縁4aとのそれよりも大きくしてもよい。この場合、後胴周り域22側に位置するコア4に皺4bが形成され易くなる。着用物品1を二つに折り畳むには、着用物品1の上部1aと下部1bとが互いに重なり合うように折曲線Yを介して前胴周り域20側へ折曲すればよい。
【0022】トップシート2には、疎水性不織布を親水化剤で処理したものや親水化剤を練り込んだ繊維で形成した親水性不織布が用いられる。これら不織布に代えて開孔を有する熱可塑性合成樹脂フィルムを用いることもできる。
【0023】バックシート3には、合成樹脂フィルムまたは合成樹脂フィルムと疎水性不織布とのラミネートシート等の可撓性に優れた素材が用いられる。コア4は、フラッフパルプと高吸収性ポリマー粒子またはそれらに吸収体形状を維持するための繊維を加えた混合物であり、所要の厚みに圧縮され、全体がティシュペーパ等の透液性シートによって被覆されており、それゆえに半剛性である。
【0024】この発明は、胴周り用弾性部材7,8の他に、前胴周り域20と後胴周り域22とにおいて幅方向へ延びる多数の弾性部材を、トップシート2とバックシート3との間に介在させ、これらシート2,3のうちの少なくとも一方の内面に伸長状態で接合した着用物品1に適用することもできる。多数の弾性部材を接合した着用物品1は、これら弾性部材と第1,2弾性部材5,6の中央部分5a,6aとの間に位置するコア4の部分が折れ曲がり易いので、その部分において特に嵩が増してしまう。折曲線Yで着用物品1を折り畳むことにより、コア4の折れ曲がりを伸ばすことができるので、着用物品1の部分的な嵩高をなくすことができる。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る使い捨て着用物品によれば、折曲線を介して着用物品の上部と下部とが互いに重なり合うように、脚周り用弾性部材とコアの両側縁との離間距離が大きい方の前後胴周り域のいずれかの側へ折曲すると、折曲前に前後胴周り域いずれかの側のコアに形成された皺が伸びるので、着用物品に生じる皺、即ち、部分的な嵩張りをなくすことができる。したがって、着用物品を個袋に収納する操作や複数個の着用物品をパッケージに収納する操作に手間取らない。




 

 


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