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発明の名称 パンツ型の使い捨ておむつ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2000−107222(P2000−107222A)
公開日 平成12年4月18日(2000.4.18)
出願番号 特願平10−278343
出願日 平成10年9月30日(1998.9.30)
代理人 【識別番号】100066267
【弁理士】
【氏名又は名称】白浜 吉治
【テーマコード(参考)】
3B029
4C098
【Fターム(参考)】
3B029 BB03 BB06 BC06 BC07 BD09 BD10 BD12 BD13 BD14 BD17 DA01 
4C098 AA09 CC14 CC27 CE05
発明者 大坪 俊文
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 吸収体と、前記吸収体の内側に位置する内面シートと、前記吸収体の外側に位置する外面シートとからなり、着用者の腹側を覆う前胴周り域と、背側を覆う後胴周り域と、これら両域間に位置して股部を覆う股下域とを有し、前記吸収体が前記股下域を中心に前胴周り域と後胴周り域とへ延び、これら前後胴周り域の側縁部どうしが接合して形成する胴周り開口と脚周り開口との縁部それぞれに周り方向へ伸長状態で延びる弾性部材を備え、前記開口それぞれの縁部で前記内外面シートが互いに接合しているパンツ型の使い捨ておむつであって、前記吸収体が、前記前後胴周り域の開口縁部それぞれに前端縁部と後端縁部とを有し、前記内面シートに対しては、前記前後胴周り域と股下域とにおいて移動を拘束されていて、前記外面シートに対しては、少なくとも前記前後胴周り域において移動可能であり、前記内外面シートが、前記吸収体の前後端縁部から延出して前記胴周り開口の縁部へ至るまでの間において互いに分離していることを特徴とする前記おむつ。
【請求項2】 前記内面シートは、前記吸収体の前後端縁部のいずれかから延出して前記胴周り開口の縁部へ至るまでの間の部分が、前記吸収体と前記外面シートとの間に折り込まれている請求項1記載のおむつ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パンツ型の使い捨ておむつに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、透液性内面シートと、不透液性外面シートと、これら両シート間に介在する吸収体とからなり、胴周り開口部と一対の脚周り開口部とを備えたパンツ型の使い捨ておむつは周知である。図4は、かかるおむつの一例を側面図で示すものであって、おむつ100の前後胴周り域106,107が互いの側縁部で合掌状に重なり合って接合し、胴周り開口111と一対の脚周り開口112とを形成してパンツ型を呈している。胴周り開口111と脚周り開口112とには、それらの周り方向へ延びる胴周り弾性部材113と脚周り弾性部材114とが伸長状態で取り付けられている。図5は、図4において各弾性部材113,114が収縮したときの側面図である。脚周り開口112の最上部121を基準にして、脚周り弾性部材114が収縮する前後の状態を図4と5とで比べてみると、部材114の収縮で脚周り開口112が小さくなるように、おむつ100の股下域108が上昇し、その上昇とともに、吸収体102も上昇する。ただし、吸収体102は、前後端縁部119,120の直上部で内外面シート103,104がホットメルト接着剤116Aによって接合しているので、自由に上昇することができず、図示のように屈曲する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術のように屈曲した吸収体にその癖がついてしまうと、着用したおむつと肌との間に隙間が生じて、体液の速やかな吸収が難しくなる。また、吸収体の屈曲によっておむつの見掛の厚みが増し、梱包したときのおむつがその厚み方向において嵩張ったものになる。
【0004】そこで、この発明は、前記従来技術のような吸収体の屈曲を解消することができるパンツ型の使い捨ておむつの提供を課題にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題解決のために、この発明が前提とするのは、吸収体と、前記吸収体の内側に位置する内面シートと、吸収体の外側に位置する外面シートとからなり、着用者の腹側を覆う前胴周り域と、背側を覆う後胴周り域と、これら両域間に位置して股部を覆う股下域とを有し、前記吸収体が前記股下域を中心に前胴周り域と後胴周り域とへ延び、これら前後胴周り域の側縁部どうしが接合して形成する胴周り開口と脚周り開口との縁部にそれぞれ周り方向へ伸長状態で延びる弾性部材を備え、前記開口それぞれの縁部で前記内外面シートが互いに接合しているパンツ型の使い捨ておむつである。
【0006】かかる前提において、この発明が特徴とするところは、前記吸収体が、前記前後胴周り域の開口縁部それぞれに前端縁部と後端縁部とを有し、前記内面シートに対しては、前記前後胴周り域と股下域とにおいて移動を拘束されていて、前記外面シートに対しては、少なくとも前記前後胴周り域において移動可能であり、かつ、前記内外面シートが、前記吸収体の前後端縁部から延出して前記胴周り開口の縁部へ至るまでの間において互いに分離していること、にある。
【0007】この発明の好ましい実施態様において、前記内面シートは、前記吸収体の前後端縁部のいずれかから延出して前記胴周り開口の縁部へ至るまでの間の部分が、前記吸収体と前記外面シートとの間に折り込まれている。
【0008】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照し、この発明に係るパンツ型使い捨ておむつの詳細を説明すると、以下のとおりである。
【0009】図1に部分破断斜視図で示されたパンツ型の使い捨ておむつ1は、吸収体2と、吸収体2の内側に位置する内面シート3と、吸収体2の外側に位置する外面シート4とからなり、着用者の腹側を覆う前胴周り域6と、背側を覆う後胴周り域7と、これら両域6,7間に位置して股部を覆う股下域8とを有する。前後胴周り域6,7は、互いの側縁部どうしが合掌状に重なり合い、上下に間欠的に並ぶ部位9で接合して胴周り開口11と、一対の脚周り開口12とを形成している。各開口11,12の周縁部では、胴周り弾性部材13と脚周り弾性部材14とが内外面シート3,4間において周り方向へ延び、これらシート3,4の少なくとも一方の内面にホットメルト接着剤16を介して伸長状態で接合している。
【0010】図2は、おむつ1の幅を二等分する中心線II−II(図1参照)に沿った断面の部分図であって、図2のAでは胴周り弾性部材13と脚周り弾性部材14とが図1と同様に伸長した状態にあり、図2のBでは、これら弾性部材13,14が収縮した状態にある。
【0011】図2のAに示されるように、吸収体2と内面シート3とは、前後胴周り域6,7と股下域8とにおいてホットメルト接着剤16を介して間欠的に接合しており、吸収体2は内面シート3に対して移動を拘束されている。吸収体2と外面シート4とは、前後胴周り域6,7では接合しておらず、これら胴周り域6,7では吸収体2が外面シート4に対して移動可能である。ただし吸収体2と外面シート4とは、股下域8では接合している場合と接合していない場合とがある。図示例では、股下域8の最下部においてホットメルト接着剤16を介して接合する吸収体2と外面シート4とが示されている。内外面シート3,4は、胴周り開口11の縁部17においてホットメルト接着剤16を介して互いに接合している。この縁部17は、胴周り弾性部材13が内外面シート3,4の少なくとも一方に接合している部位でもある。内外面シート3,4は、互いに接合している縁部17の最下部18と吸収体2の前後端縁部19,20との間に位置する部分L,l,M,mでは互いに接合しておらず、分離した状態にある。部分L,l,M,mの寸法は、10〜150mm、好ましくは20〜130mm、より好ましくは30〜110mmの範囲にある。ただし、内外面シート3,4は、互いに接合している前後胴周り域3,4の側縁部とその近傍では、上下方向のほぼ全体が部位9において間欠的に接合しているか、または連続的に接合している。
【0012】図2のBに示されるように、脚周り弾性部材14が収縮したときには、脚周り開口12の最上部21を固定して考えると、開口12の最下部22とその近傍とに位置している吸収体2と内外面シート3,4とが、上方へ持ち上げられるように移動する。すると、吸収体2の前後端縁部19,20も上昇し、このときに内面シート3の部分L,Mに細かなひだ23が形成され、外面シート4には上下方向に僅かなたるみを生じる。吸収体2は、その上昇を拘束するものがないので、その上昇過程で屈曲その他の変形を生じることがない。
【0013】図3は、この発明の実施態様の一例を示す図2のAと同様な図面の要部拡大図である。このおむつ1では、胴周り開口周縁部17の下方部分18と吸収体2の前端縁部19との間に延在する内面シート3の部分Lが吸収体2と外面シート4との間に折り込まれ、ひだ26を形成している。ひだ26は、吸収体2にも外面シート4にも接合しておらず、吸収体2が上昇するときには、ひだ26が伸展するので、吸収体2の上昇が抑えられることはない。かかる態様は、周縁部17の下方部分18と吸収体2の前端縁部19との離間距離Dを大きくすることができないとき、例えばDが0〜30mm程度の範囲にあるときに採用することが好ましい。かかる内面シート3における胴周り開口周縁部17の下方部分18と吸収体前端縁部19との間に位置する部分L(図2参照)とは、下方部分18から前端縁部19へ至るひだ26を含む部分である。このようなひだ26は、後胴周り域7に作ることもできる。
【0014】この発明において、内面シート3は、おむつ内面のうちで少なくとも吸収体2を覆う部分に透液性シートを使い、吸収体2の周縁部から外側へ延びる部分には実質的に不透液性シートを使うことができる。外面シート4には、不透液性または実質的に不透液性のシートを使うことができる。透液性シートには、例えば不織布や開孔プラスチックフィルムがあり、不透液性シートには、例えばプラスチックフィルムがある。
【0015】
【発明の効果】この発明において、パンツ型の使い捨ておむつの吸収体は、脚周り弾性部材が収縮するときに上方へ自由に移動できるから、従来技術のように屈曲するということがなく、したがってまた、この吸収体には屈曲したときのくせがつくということもない。かかる吸収体は平坦であるから、梱包したときのおむつは徒らに嵩張ることがなく、また着用したときのおむつは肌によく密着する。




 

 


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