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発明の名称 使い捨ておむつ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2000−83995(P2000−83995A)
公開日 平成12年3月28日(2000.3.28)
出願番号 特願平10−260571
出願日 平成10年9月14日(1998.9.14)
代理人 【識別番号】100066267
【弁理士】
【氏名又は名称】白浜 吉治
【テーマコード(参考)】
3B029
4C098
【Fターム(参考)】
3B029 BD01 BD14 
4C098 AA09 CC14 CE08
発明者 鈴木 尚美 / 三嶋 祥宜
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 透液性トップシートと、不透液性バックシートと、これら両シートの間に介在する吸液性コアと、前記コアの両側縁それぞれから幅方向外側へ延出する一対のサイドフラップとから構成され、前記幅方向と交差する長手方向において前胴周り域と、後胴周り域と、これら前後胴周り域の間に位置する股下域とを有する開放型の使い捨ておむつであって、前記おむつの長手方向を二分して前記おむつの幅方向へ延びる第1折曲案内線と、前記第1折曲案内線と前記前後胴周り域の端縁それぞれとの間で前記おむつの幅方向へ互いに並行して延びる一対の第2折曲案内線と、前記コアの両側縁に沿って前記おむつの長手方向へ互いに並行して延びる一対の第3折曲案内線とを有し、前記おむつがその長手方向において、前記第1折曲案内線で前記バックシートの外面側へ折曲され、前記一対の第2折曲案内線で前記トップシートの外面側へ折曲された後、前記一対のサイドフラップそれぞれが、前記第3折曲案内線で前記前後胴周り域のいずれか一方における前記バックシートの外面側へ折曲されていることを特徴とする前記おむつ。
【請求項2】 前記第1折曲案内線と前記一対の第2折曲案内線との間における前記長手方向の第1寸法それぞれが、前記一対の第2折曲案内線と前記前後胴周り域の端縁の間における前記長手方向の第2寸法それぞれよりも小さい請求項1記載のおむつ。
【請求項3】 前記第1寸法が互いに同一であり、前記第2寸法が互いに同一である請求項1または請求項2記載のおむつ。
【請求項4】 前記一対の第3折曲線の間おける前記幅方向の寸法が、前記コアの両側縁の間における前記幅方向の寸法よりも大きく、前記第3折曲案内線と前記サイドフラップの両側縁の間における前記幅方向の第3寸法が互いに同一である請求項1ないし請求項3いずれかに記載のおむつ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開放型の使い捨ておむつに関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭58−13704号公報に開示の使い捨ておむつは、トップシートと、バックシートと、これら両シートの間に介在する吸収体とを有し、吸収体の両側縁それぞれから幅方向外側へ延出するサイドフラップには、吸収体の両側縁に沿って長手方向へ延びる弾性部材がトップシートとバックシートとの間に介在し、これらシートのうちの少なくとも一方に伸長状態で取り付けられている。おむつは、吸収体の両側縁に沿って長手方向へ互いに並行して延びる折曲線で、サイドフラップそれぞれをトップシートの外面方向へ折曲してコアの上部に位置させた後、おむつの長手方向の寸法をほぼ三等分し、おむつの幅方向へ互いに並行して延びる折曲線でトップシートの外面方向へ三つに折り畳まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開昭58−13704号公報に開示のおむつは、サイドフラップがおむつ本体に挟まれているので、長時間が経過すると、折曲部位でサイドフラップに折り癖が付き易い。サイドフラップに接合された弾性部材は、おむつの折曲時に折曲部位でおむつ本体の厚みの分だけ伸長されるので、その収縮力によってトップシートやコアに皺がより易い。おむつの着用時には、三つ折りの状態にあるおむつを長手方向へ広げ、さらに、折り癖の付いたサイドフラップを幅方向へ広げる手間を要する。
【0004】本発明の課題は、トップシートやコアに皺がより難く、一度の操作でおむつを展開させることができるように折り畳まれた使い捨ておむつを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決するための本発明は、透液性トップシートと、不透液性バックシートと、これら両シートの間に介在する吸液性コアと、前記コアの両側縁それぞれから幅方向外側へ延出する一対のサイドフラップとを有し、前記幅方向と交差する長手方向において前胴周り域と、後胴周り域と、これら前後胴周り域の間に位置する股下域とを有する開放型の使い捨ておむつの折り畳み構造を改良することにある。
【0006】改良に係る本発明が特徴とするところは、前記おむつの長手方向を二分して前記おむつの幅方向へ延びる第1折曲案内線と、前記第1折曲案内線と前記前後胴周り域の端縁それぞれとの間で前記おむつの幅方向へ互いに並行して延びる一対の第2折曲案内線と、前記コアの両側縁に沿って前記おむつの長手方向へ互いに並行して延びる一対の第3折曲案内線とを有し、前記おむつがその長手方向において、前記第1折曲案内線で前記バックシートの外面側へ折曲され、前記一対の第2折曲案内線で前記トップシートの外面側へ折曲された後、前記一対のサイドフラップそれぞれが、前記第3折曲案内線で前記前後胴周り域のいずれか一方における前記バックシートの外面側へ折曲されていることにある。
【0007】本発明の実施の形態の一例としては、前記第1折曲案内線と前記一対の第2折曲案内線との間における前記長手方向の第1寸法それぞれが、前記一対の第2折曲案内線と前記前後胴周り域の端縁の間における前記長手方向の第2寸法それぞれよりも小さい。
【0008】本発明の実施の形態の他の一例としては、前記第1寸法が互いに同一であり、前記第2寸法が互いに同一である。
【0009】本発明の実施の形態の他の一例としては、前記第3折曲線の間における前記幅方向の寸法が、前記コアの両側縁の間における前記幅方向の寸法よりも大きく、前記第3折曲案内線と前記サイドフラップの両側縁の間における前記幅方向の第3寸法が互いに同一である。
【0010】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照して、本発明に係る使い捨ておむつの詳細を説明すると、以下のとおりである。
【0011】図1,2は、展開した状態にある使い捨ておむつ1の部分破断平面図と、折曲工程を示すおむつ1の斜視図である。使い捨ておむつ1は、透液性トップシート2と、不透液性バックシート3と、トップシート2とバックシート3との間に介在し、これらシート2,3のうちの少なくとも一方の内面に接合された吸液性コア4とで構成され、コア4の両側縁4aそれぞれから幅方向外側へ延出するトップシート2とバックシート3とがサイドフラップ23を形成している。おむつ1は、幅方向と交差する長手方向に前胴周り域20と、後胴周り域22と、これら前後胴周り域20,22の間に位置する股下域21とを有する。
【0012】おむつ1は、長手方向の寸法を二分しておむつ1の幅方向へ延びる第1折曲案内線X1と、おむつ1の前後胴周り域20,22の端縁11,12それぞれと第1折曲案内線X1との間でおむつ1の幅方向へ互いに並行して延びる一対の第2折曲案内線X2と、コア4の両側縁4aの外側に隣接し、これらに沿っておむつ1の長手方向へ互いに並行して延びる一対の第3折曲案内線Y1とを有する。
【0013】第1折曲案内線X1と第2折曲案内線X2との間におけるおむつ1の長手方向の第1寸法M1は、第2折曲案内線X2とおむつ1の前後胴周り域20,22の端縁11,12それぞれとの間におけるおむつ1の長手方向の第2寸法M2よりも小さい。第1寸法M1それぞれは互いに同一であり、第2寸法M2それぞれは互いに同一である。第3折曲案内線Y1の間におけるおむつ1の幅方向の寸法D1は、コア4の両側縁4aの間におけるおむつ1の幅方向の寸法D3よりも大きく、第3折曲案内線Y1とサイドフラップ23の両側縁13との間におけるおむつ1の幅方向の第3寸法D2は互いに同一である。
【0014】サイドフラップ23には、股下域22におむつ1の内側に向かって凹欠部5が形成され、凹欠部5に沿っておむつ1の長手方向へ延びる3本の弾性伸縮性部材6が、トップシート2とバックシート3との間に介在し、これらシート2,3のうちの少なくとも一方の内面に伸長状態で接合されている。
【0015】おむつ1の前後胴周り域20,22には、前後胴周り域20,22の端縁11,12に沿って、おむつ1の幅方向へ延びるフィルム状の弾性伸縮性部材7,8が、トップシート2とバックシート3との間に介在し、これらシート2,3のうちの少なくとも一方の内面に伸長状態で接合されている。後胴周り域22の両側縁部には、おむつ1の幅方向内側へ延出する一対のテープファスナ9の基端部が、トップシート2とバックシート3との間に介在し、これらシート2,3に剥離不能に接合されている。テープファスナ9の自由端部には、粘着材10が塗布されている。前胴周り域20の外面には、テープファスナ9の止着域12となるターゲットテープ14が接合されている。テープファスナ9をその内面に塗布された粘着材10を介して、ターゲットテープ14に止着すると、胴周り開口と左右一対の脚周り開口とが形成される(図示せず)。
【0016】おむつ1は、図2の(A)〜(E)に示す工程を経て折り畳まれる。図2の(A)に示すように、第1折曲案内線X1でバックシート3の外面どうしが互いに重なり合うように二つ折りにする。図2の(B)では、おむつ1の前後胴周り域20,22の端縁11,12それぞれが互いに重なり合っている。二つ折りにしたおむつ1は、図2の(C)に示すように、第2折曲案内線X2から前後胴周り域20,22の端縁11,12の間に延びる部分を、第2折曲案内線X2でトップシート2の外面どうしが互いに重なり合うように折曲する。おむつ1は、第1折曲案内線X1から第2折曲案内線X2へ至る部分と、第2折曲案内線X2から前後胴周り域20,22の端縁11,12へ至る部分とが互いに重なり合うW字状に折り畳まれる。図2の(D)において、おむつ1の第1寸法M1は、おむつ1の第2寸法M2よりも小さいので、第1折曲案内線X1と第2折曲案内線X2との間に延びる部分が、おむつ1の前後胴周り域20,22の端縁11,12から外側へ露出することがなく、トップシート2を汚すことがない。
【0017】W字状に折曲されたおむつ1のサイドフラップ23は、図2の(E)に示すように、第3折曲案内線Y1でおむつ1の前胴周り域20の側において、バックシート3の外面どうしが互いに重なり合うように折曲する。サイドフラップ23は、おむつ1の後胴周り域22の側へ折曲してもよい。サイドフラップはおむつ本体に挟まれていないので、サイドフラップに折り癖が付き難い。第3折曲案内線Y1は、コア4の両側縁4aの外側に位置し、コア4が第3折曲案内線Y1により折曲されることはないので、第3折曲案内線Y1がコア4に折り癖を付けることはない。
【0018】図3は、折り畳まれたおむつ1の斜視図である。展開したときの長手方向の寸法が45.0cm、幅方向の寸法が31.5cmの商品名ムーニーMで知られるおむつ1を用いて、従来技術であるおむつ1の長手方向を三つに折り畳んだ場合と、本実施の形態における工程を経て折り畳んだ場合とのおむつ1の縦横の寸法と表面積とを比較した。三つに折り畳んだおむつ1では、縦方向の寸法Lが15.5cm、横方向の寸法Wが12.7cmであり、表面積が196.85cm2となった。これに対し、本実施の形態におけるおむつ1では、縦方向の寸法Lが11.0cm、横方向の寸法Mが14.5cmであり、表面積が159.5cm2とよりコンパクトになっている。図3のおむつ1を展開させるには、前後胴周り域20,22の端縁11,12近傍それぞれを指で把持し、おむつ1を長手方向へ拡張させればよい。
【0019】図4は、図1とは異なる態様のおむつ1の部分破断平面図である。おむつ1は、図4に示すように、コア4が第1折曲案内線X1から第2折曲案内線X2に至る部分に配置されている。おむつ1は、おむつの長手方向を第1折曲案内線X1と第2折曲案内線X2とにより折曲した場合、第2折曲案内線からおむつ1の前後胴周り域20,22の端縁11,12に至る部分にコア4が存在しないので、その分だけ折り畳んだおむつ1の厚みを小さくすることができる。コア4は、第2折曲案内線X2からおむつ1の前後胴周り域20,22の端縁11,12に至る部分のいずれか一方に介在させてもよい。
【0020】サイドフラップ23をコア4の上部に位置させてからおむつ1本体を折り畳むと、サイドフラップ23に接合した弾性部材6は、おむつ1本体の折曲部位でおむつ1本体の厚みの分だけ長手方向へ伸長される。その結果、弾性部材6の収縮力が作用してトップシート2やコア4に皺がよることが多い。このおむつ1では、サイドフラップ23がおむつ1本体に挟まれていないので、おむつ1本体の折曲時に弾性部材6が、長手方向へ伸長されることはない。したがって、弾性部材6の収縮力でトップシート2やコア4に皺がよることはない。
【0021】サイドフラップ23は、コア4の両側縁4aから幅方向外側へ延びる液抵抗性シートと、コア4の両側縁4aから幅方向外側へ延びるバックシート3とにより形成することもできる。液抵抗性シートをコア4の両側縁4aそれぞれの外側近傍でトップシート2の上面に接合することで、排泄物の水分がサイドフラップ23に滲出することを防ぐことができる。
【0022】トップシート2には、疎水性不織布を親水化剤で処理したものや親水化剤を練り込んだ繊維で形成した親水性不織布が用いられる。これら不織布に代えて開孔を有する熱可塑性合成樹脂フィルムを用いることもできる。
【0023】バックシート3と液抵抗性シートとには、合成樹脂フィルムまたは合成樹脂フィルムと疎水性不織布とのラミネートシート等が用いられる。コア4は、フラッフパルプと高吸収性ポリマー粒子との混合物であり、所要の厚みに圧縮され、全体がティシュペーパ等の透水シートによって被覆されている。これら部材の接合には、ホットメルト接着剤等の接着剤や粘着材、各部材に対する熱溶着の技術を利用することができる。
【0024】この発明は、自由側縁部に弾性部材を伸長状態で取り付け、弾性部材の収縮力によりおむつ1の上方へ起立する性向を有する第2のフラップを、サイドフラップ23の上面に接合したおむつ1に適用することもできる。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る使い捨ておむつによれば、折り畳まれたおむつの前後胴周り域の端縁近傍を指で把持して、おむつを長手方向へ拡張するだけで、おむつを展開させることができる。おむつ本体の折曲時には、サイドフラップがコアの両側縁の外側に位置しているので、サイドフラップに接合された弾性部材が、おむつ本体の厚みで伸長されることはなく、その収縮力でトップシートやコアに皺がよることはない。




 

 


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