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発明の名称 使い捨ておむつ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2000−60899(P2000−60899A)
公開日 平成12年2月29日(2000.2.29)
出願番号 特願平10−274182
出願日 平成10年8月21日(1998.8.21)
代理人 【識別番号】100066267
【弁理士】
【氏名又は名称】白浜 吉治
【テーマコード(参考)】
3B029
4C098
【Fターム(参考)】
3B029 BD04 BD06 BD10 
4C098 AA09 CC12 CC14 CE07
発明者 鈴木 尚美 / 丹治 浩之
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 透液性トップシートと不透液性バックシートとの間に吸液性コアが介在し、胴周り方向と交差する長手方向が前胴周り域と、後胴周り域と、これら両域間に位置する股下域とで構成され、前記後胴周り域の両側縁それぞれから前記胴周り方向外方へ延出するテープファスナの自由端部を前記前胴周り域の外面に形成された止着域に取り外し可能に係合させたときに胴周り開口と一対の脚周り開口とが形成される開放型の使い捨ておむつであって、前記止着域には、前記おむつの幅方向を二分する中心線から左右対称の位置に前記胴周り方向へ並ぶ複数の第1指標が表示され、前記第1指標には、前記テープファスナの自由端部に形成された第2指標を前記第1指標に一致させたときの胴周り寸法と、前記胴周り寸法に対応する平均的な脚周り寸法とが表示されていることを特徴とする前記おむつ。
【請求項2】 前記第1指標が、前記中心線と平行に延びる直線と、前記中心線と交差する方向へ延びて隣り合う前記直線どうしの上端と下端とを結ぶ斜線とで形成され、前記直線の上端部には、前記胴周り寸法と前記脚周り寸法とのうちの一方が表示され、前記直線の下端部には、前記寸法のうちの他方が表示されている請求項1記載のおむつ。
【請求項3】 前記第2指標が、前記中心線と平行な前記テープファスナの自由端部の先端および前記先端よりも内側の位置で前記テープファスナ外面に表示されていて前記中心線に平行して延びる止着案内線のいずれかである請求項1または請求項2記載のおむつ。
【請求項4】 前記止着域が、ループ部材とフック部材とからなるメカニカルファスナの一方の部材で形成され、前記テープファスナが、前記メカニカルファスナの他方の部材を有している請求項1ないし請求項3いずれかに記載のおむつ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開放型の使い捨ておむつに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平5−317356号公報に開示のおむつは、前後身頃の胴周りの対向側部を重ね合わせ、さらに、先端部の内面に係着部を設けた各締結片の基端部を重ね合せて一体に接合し、前身頃の側部には、各締結片の接合部の近傍に、前身頃の側部を後身頃の側部から切離すための切断線を設けている。おむつの前身頃には、胴周り部の外面にスケール目盛を表示した帯状シートを貼着してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知技術の帯状シートは、締結片の係着部を繰り返し係着するための補強と、係着部の係着位置を示すインジケータとの機能を果たすものであるが、着用者の胴周りおよび脚周りの寸法合わせの目安にはならない。寸法合わせは、母親が経験や勘に頼った目測で行っているため、着用者の胴周りと脚周りとの寸法が事前にわかっていても、実際の着用者のそれら寸法に合わせることが難しい。
【0004】本発明の課題は、着用者の胴周りおよび脚周りの寸法にある程度対応する目安を設け、着用時にこの目安を用いながら微調整を行うことで、容易に寸法合わせをすることができる使い捨ておむつの提供である。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために、本発明が前提とするのは、透液性トップシートと不透液性バックシートとの間に吸液性コアが介在し、胴周り方向と交差する長手方向が前胴周り域と、後胴周り域と、これら両域間に位置する股下域とで構成され、前記後胴周り域の両側縁それぞれから前記胴周り方向外方へ延出するテープファスナの自由端部を前記前胴周り域の外面に形成された止着域に取り外し可能に係合させたときに胴周り開口と一対の脚周り開口とが形成される開放型の使い捨ておむつである。
【0006】かかる前提において、本発明が特徴とするところは、前記止着域には、前記おむつの幅方向を二分する中心線から左右対称の位置に前記胴周り方向へ並ぶ複数の第1指標が表示され、前記第1指標には、前記テープファスナの自由端部に形成された第2指標を前記第1指標に一致させたときの胴周り寸法と、前記胴周り寸法に対応する平均的な脚周り寸法とが表示されていることにある。
【0007】本発明の実施の態様の一例では、前記第1指標が、前記中心線と平行に延びる直線と、前記中心線と交差する方向へ延びて隣り合う前記直線どうしの上端と下端とを結ぶ斜線とで形成され、前記直線の上端部には、前記胴周り寸法と前記脚周り寸法とのうちの一方が表示され、前記直線の下端部には、前記寸法のうちの他方が表示されている。
【0008】本発明の実施の態様の他の一例では、前記第2指標が、前記中心線と平行な前記テープファスナの自由端部の先端および前記先端よりも内側の位置で前記テープファスナ外面に表示されていて前記中心線に平行して延びる止着案内線のいずれかである。
【0009】また、前記止着域が、ループ部材とフック部材とからなるメカニカルファスナの一方の部材で形成され、前記テープファスナが、前記メカニカルファスナの他方の部材を有している。
【0010】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照して、この発明に係る使い捨ておむつの詳細を説明すると、以下のとおりである。
【0011】図1,2は、使い捨ておむつ1の部分破断斜視図と、テープファスナ6を仮想線で示すターゲットテープ5の平面図である。図1では、テープファスナ6を前胴周り域20のターゲットテープ5に係合させた状態を示し、テープファスナ6をターゲットテープ5に係合させるその状態を仮想線で示す。
【0012】使い捨ておむつ1は、透液性トップシート2と、不透液性バックシート3と、これらシート2,3のうちの少なくとも一方の内面に接合された吸液性コア4とで構成され、胴周り方向と交差する長手方向に前胴周り域20と、後胴周り域22と、これら両域20,22間に位置する股下域21とを有する。
【0013】前胴周り域20の外面には、テープファスナ6の止着域5となるターゲットテープ5が接合されている。このテープ5は、前胴周り域20の端縁20aと並行しておむつ1の幅方向へ延びる端縁5aが、おむつ1の長手方向へ延びる側縁5bよりも長い矩形のものである。後胴周り域22の左右両側には、胴周り方向外方へ延出した翼部23があり、翼部23の側縁からは、テープファスナ6が延出している。テープファスナ6をその内面に塗布された粘着材7を介して、ターゲットテープ5に止着すると、胴周り開口8と左右一対の脚周り開口9とが形成される。後胴周り域22と股下域21とには、後胴周り域22の端縁22aと股下域21の側縁とに沿って延びる弾性伸縮部材10,11が、トップシート2とバックシート3との間に介在し、これらシート2,3のうちの少なくとも一方の内面に伸長状態で接合されている。
【0014】ターゲットテープ5は、合成樹脂シートで形成され、おむつ1の幅を二分する中心線Yに関して対称な位置に中心線Yに平行して延び、胴周り方向へ並ぶ複数の直線Aと、中心線Yと交差する方向へ延びて隣接する直線Aどうしの上端と下端とを結ぶ複数の斜線Bとが表示されている。直線Aそれぞれの上端部には、中心線Yから離間する方向へ向って、2cm間隔で大きくなる胴周り寸法Wが表示され、下端部には、中心線Yから離間する方向へ向って、1cm間隔で大きくなる脚周り寸法Lが表示されている。
【0015】胴周り寸法Wと脚周り寸法Lとは、テープファスナ6の自由端部の先端6aを、対称位置にある直線Aまたは斜線Bのうちのいずれか一方に一致させて、テープファスナ6それぞれをターゲットテープ5に止着させたときに形成される胴周り開口8の周り方向の寸法と、胴周り寸法Wに対応する平均的な脚周り開口9の周り方向の寸法とである。
【0016】図示例の胴周り寸法Wと脚周り寸法Lとには、約700人のモニターの実際の胴周り寸法Wと、この胴周り寸法Wに対応する脚周り寸法Lの平均値とが示されている。たとえば、胴周り寸法Wが40cmの場合は、脚周り寸法Lの平均値が25cmであったから、直線Aの上端部に40が表示され、下端部に25が表示されている。1つの胴周り寸法Wに対する脚周り寸法Lには幅があり、その幅が斜線Bによって示されている。
【0017】テープファスナ6は、プラスチックシートからなり、基端部が翼部23に剥離不能に接合している。テープファスナ6の内面には粘着材7が塗布されており、自由端部の先端部分は、テープファスナ6を摘持し易いように粘着材7が塗布されていない。
【0018】図2は、着用者の胴周り寸法Wが46cm、脚周り寸法Lが27cmの場合を示している。仮想線で示すテープファスナ6の先端6aを数値46と数値27との間に延びる斜線Bに一致させて、テープファスナ6をターゲットテープ5に止着させる。テープファスナ6は、先端6aから基端部に向かっておむつ1の下方向へ傾斜した状態にあり、脚周り寸法が、胴周り寸法W46cmのときの平均値28cmよりも短い27cmとなる。
【0019】図3は、図2とは異なる寸法を有する着用者におむつ1を着用させるときのターゲットテープ5の平面図である。図3では、着用者の胴周り寸法Wが44cm、脚周り寸法Lが28cmの場合を示している。仮想線で示すテープファスナ6の先端6aを数値44と数値28との間に延びる斜線Bに一致させて、テープファスナ6をターゲットテープ5に係合させる。テープファスナ6は、先端6aから基端部に向かっておむつ1の上方向へ傾斜した状態にあり、脚周りの寸法が、胴周り寸法W44cmのときの平均値27cmよりも長い28cmになる。
【0020】図4は、図2,3とは異なる態様のテープファスナ6を止着させたターゲットテープ5の平面図であり、テープファスナ6に表示された止着案内線6bを直線Aに一致させてある。
【0021】テープファスナ6の外面には、先端6aから内側の位置で中心線に平行して延びる止着案内線6bが表示されている。図4では、着用者の胴周り寸法Wが46cm、脚周り寸法Lが28cmである場合を示し、テープファスナ6の止着案内線6bを数値44と数値28との間に延びる直線Aに一致させて、テープファスナ6をターゲットテープ5に係合させている。着用時には、テープファスナ6の先端部を指で摘持するので、指が邪魔になり先端6aを直線Aまたは斜線Bに一致させ難い。止着案内線6bを表示したテープファスナ6は、指が邪魔にならないので、止着案内線6bを直線Aまたは斜線Bに簡単に一致させることができる。
【0022】ターゲットテープ5は、合成樹脂シートに代えて、ループ部材とフック部材とからなるメカニカルファスナのうちの一方の部材で形成し、テープファスナ6には、粘着材7に代えてメカニカルファスナの他方の部材を取り付けてもよい。また、テープファスナ6を不織布やその他のシート素材に代えることもできる。
【0023】ターゲットテープ5には、直線Aと斜線Bとを表示せずに、胴周りと脚周りとの寸法W,Lのみを表示してもよいが、この場合に、テープファスナ6の先端6aまたは止着案内線6bをそれら寸法W,Lに合わせ易いように、胴周りと脚周りとの寸法W,Lどうしを結ぶための目印として、それら寸法W,Lの近傍に互いに向かい合う図形や記号等を表示することが好ましい。この発明において、胴周り寸法Wや脚周り寸法Lは、図示例の寸法に限定するものではなく、大人用や子供用の用途に応じた寸法を採用することができる。寸法には、数値に代えてL、M、S等の記号を採用することでもできる。この発明は、実質的に矩形であって、翼部23のないおむつ1で実施することもできる。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る使い捨ておむつによれば、止着域の指標に胴周り寸法とその胴周り寸法に対応する平均的な脚周り寸法とが表示されているから、この指標がおむつの着用時に着用者の胴周り寸法と脚周り寸法との寸法合わせの目安となる。着用時には、テープファスナ側の指標を一致させるだけなので着用操作に手間取らない。




 

 


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