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発明の名称 生理用ナプキン
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2000−37417(P2000−37417A)
公開日 平成12年2月8日(2000.2.8)
出願番号 特願平10−205616
出願日 平成10年7月21日(1998.7.21)
代理人 【識別番号】100066267
【弁理士】
【氏名又は名称】白浜 吉治
【テーマコード(参考)】
4C003
【Fターム(参考)】
4C003 EA03 FA01 
発明者 水谷 聡
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 透液性表面シートと不透液性裏面シートとの間に吸液性コアが介在するナプキン本体と、前記ナプキン本体の両側縁のそれぞれから幅方向外方へ延出して着用ショーツの股下部裏面側へ折り重ねて貼着することが可能なウイングとを有する縦に長い生理用ナプキンであって、前記ウイングは、前記裏面シートが前記ナプキン本体の側縁中央域から幅方向外方へ延出している部分と、前記裏面シート部分の上面に接合している補強部材とで構成されていて、前記補強部材が、前記ナプキン本体の長手方向へ延びる内側縁と外側縁とを有し前記内側縁が前記ナプキン本体の側縁から離間して前記外側縁へ向かって凸となるように湾曲しており、前記ナプキン本体の側縁近傍の上面に接合して前記側縁のほぼ全域から幅方向外方へ延出する弾性伸縮性カバーシートが、前記ウイングの上面に接合し、前記ウイングの下面には、前記着用ショーツへの粘着性止着域が形成されていることを特徴とする前記ナプキン。
【請求項2】 前記カバーシートが、前記ナプキン本体の側縁から幅方向内方へ延びて前記表面シートの上方に位置する部分を有し、前記表面シートの上方に位置する部分は、前記長手方向へ伸長された状態で前記ナプキン本体の両端縁部上面に接合されている請求項1記載のナプキン。
【請求項3】 前記ナプキン本体の側縁から幅方向外方へ延出している部分の前記カバーシート下面のうち、前記ウイングと重なり合っていない部分に粘着性止着域が形成されている請求項1または請求項2記載のナプキン。
【請求項4】 前記補強部材の剛性が、前記裏面シートと前記カバーシートいずれの剛性よりも高い請求項1ないし請求項3いずれかに記載のナプキン。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、経血を吸収保持する生理用ナプキンに関する。
【0002】
【従来の技術】実開平7−33314号公報に開示のフラップ付きの生理用ナプキンは、ナプキン本体とナプキン本体の両側縁それぞれから幅方向外方へ延出するウイングとを有し、ナプキン本体とウイングとの裏面それぞれに着用ショーツに対する粘着性止着域が形成されている。ナプキンの着用時には、本体の粘着性止着域をショーツ股下域の内面に貼着し、ウイングは、折曲して着用ショーツの外面へ折り重ね、貼着する。
【0003】このナプキンのフラップには、ナプキンの長手方向へ延びる補強シート片が取り付けられている。補強シート片によって、ウイングの摘持と折曲操作とが容易になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記実開平7−33314号公報に開示のナプキンでは、補強シート片の内側縁がコアの側縁と平行して直状に延びている。このようなナプキンは、着用時に補強シート片の内側縁が着用者の脚周りに局所的に圧接して違和感を与えることがある。
【0005】本発明の課題は、かかる原因によって着用感が損なわれることのないナプキンを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決するために、本発明が前提とするのは、透液性表面シートと不透液性裏面シートとの間に吸液性コアが介在するナプキン本体と、前記ナプキン本体の両側縁のそれぞれから幅方向外方へ延出して着用ショーツの股下部裏面側へ折り重ねて貼着することが可能なウイングとを有する縦に長い生理用ナプキンである。
【0007】かかる前提において、本発明が特徴とするところは、前記ウイングは、前記裏面シートが前記ナプキン本体の側縁中央域から幅方向外方へ延出している部分と、前記裏面シート部分の上面に接合している補強部材とで構成されていて、前記補強部材が、前記ナプキン本体の長手方向へ延びる内側縁と外側縁とを有し前記内側縁が前記ナプキン本体の側縁から離間して前記外側縁へ向かって凸となるように湾曲しており、前記ナプキン本体の側縁近傍の上面に接合して前記側縁のほぼ全域から幅方向外方へ延出する弾性伸縮性カバーシートが、前記ウイングの上面に接合し、前記ウイングの下面には、前記着用ショーツへの粘着性止着域が形成されていることにある。
【0008】本発明の実施の形態の一例としては、前記カバーシートが、前記ナプキン本体の側縁から幅方向内方へ延びて前記表面シートの上方に位置する部分を有し、前記表面シートの上方に位置する部分は、前記長手方向へ伸長された状態で前記ナプキン本体の両端縁部上面に接合されている。
【0009】本発明の実施の形態の他の一例としては、前記ナプキン本体の側縁から幅方向外方へ延出している部分の前記カバーシート下面のうち、前記ウイングと重なり合っていない部分に粘着性止着域が形成されている。
【0010】本発明の実施の形態の他の一例としては、前記補強部材の剛性が、前記裏面シートと前記カバーシートいずれの剛性よりも高い。
【0011】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照して、本発明に係る生理用ナプキンの詳細を説明すると、以下の通りである。
【0012】図1,2は、生理用ナプキン1の部分破断斜視図と、図1のA−A線断面図である。図1に示すように、生理用ナプキン1は、縦に長いものであって、ナプキン本体1aと、本体1aの両側縁1cそれぞれから幅方向外方へ延出している一対のウイング1bと、ウイング1bを覆うカバーシート5とで構成されている。
【0013】図1,2において、ナプキン本体1aは、透液性表面シート2と、不透液性裏面シート3と、これらシート2,3の間に介在し、必要に応じて接着剤により表面シート2の下面と裏面シート3の上面とのうちの少なくとも一方に接合される吸液性コア4とを有する。表面シート2と裏面シート3とは、コア4の両端縁4aから長手方向外方へ延出する部位と、コア4の両側縁4aから幅方向外方へ延出する部位とで互いに接合されている。本体1aにおける裏面シート3の下面には、着用ショーツに対する粘着性止着域31(図2参照)が形成されている。
【0014】ウイング1bは、本体1aの側縁1cの中央域から幅方向外方へ延出している裏面シート部分3aと、裏面シート部分3aの上面に接着剤33により接合された補強シート片6とにより形成されている。ウイング1bの下面には、粘着剤を塗布することによって着用ショーツに対する止着域32が形成されている。
【0015】補強シート片6は、本体1aの長手方向へ延びる内側縁6aと外側縁6bとを有し、コア4の側縁4aと向かい合う内側縁6aが、外側縁6bへ向かって凸となるように湾曲している。補強シート片6の長手方向の寸法は、裏面シート部分3aのそれと同じであるか、または、それよりも小さい。補強シート片6の外側縁6bは、裏面シート部分3aの外側縁3bの内側に位置するか、または、外側縁3bに一致していてもよい。補強シート片6は、カバーシート5の下面に接合されていてもよい。
【0016】補強シート片6の剛性は、裏面シート3およびカバーシート5いずれの剛性よりも高く、JIS−L1096に準拠した45度カンチレバー法による剛性値は、30mm以上であることが好ましい。かかる高剛性の補強シート片6の存在によって、ウイング1bの摘持と折曲操作とが容易になる。補強シート片6には、薄葉紙、不織布、シート状のパルプ、またはポリエステルやポリプロピレン樹脂製のシート等を用いることが好ましい。ウイング1bを高剛性化するには、補強シート片6に代えて、ウイング1bにホットメルト接着剤等の接着剤や粘着剤を塗布してもよい。
【0017】カバーシート5は、本体1aの側縁部において長手方向へ延びる弾性伸縮性のシートであって、本体1aの両端縁1d間に延びる接合線7で本体1aに固定されている。カバーシート5は、本体1aの側縁部から外方へ延びる部分が、ウイング1bを覆って、ウイング1bに接合され、側縁部から内方へ延びる部分が、本体1aの長手方向へ伸長された状態で、本体1aの両端縁部に接合線36によって固定されている。ウイング1bを越えて本体1aの長手方向へ延びる両端縁部5aの下面には、着用ショーツの股下部裏面に貼着するための粘着剤が塗布される場合と、されない場合とがある。カバーシート5の幅方向内方へ延びる部分と本体1aとの間には、接合線7と36とによって囲まれ、本体1aの内方へ向かって開口するポケット9が形成されている。カバーシート5は、本体1aの長手方向とそれに直交する方向とに弾性的に10〜200%伸長するものであることが好ましい。
【0018】カバーシート5に使用する弾性伸縮性シートには、エラスチックフィルム、弾性伸縮性不織布等があり、これらは疎水性であることが好ましい。フィルムと不織布とのラミネートシートを使用することもできる。かかるラミネートシートは、不織布が肌に当接するようにして使用することが好ましい。
【0019】図3は、仮想線で示す着用ショーツ10の股下部に止着したナプキン1であり、ウイング1bが股下部裏面側へ折曲されているときのナプキン1の裏面図である。折曲されたウイング1bは、粘着剤を介してショーツ10裏面に貼付し、補強シート片6の内側縁6aが、ショーツ10の脚周り開口縁部に沿って延びる。伸縮性のカバーシート5の両端縁部5aの下面が、粘着性である場合は、その両端縁部5aを、伸長して貼着し、ショーツ10の裏面をなるべく広く覆うようにする。この発明にかかる生理用ナプキン1では、補強シート片6の全域がカバーシート5により覆われるので、比較的剛性の高い補強シート片6が着用者の肌に直接当たって刺激性を与えるということがない。ウイング1bおよび補強シート片6をショーツ10の脚周り開口縁部に沿って折曲するときには、特にカバーシート5をナプキン1の幅方向へ引っ張りながら折曲すると、補強シート片6の内方へ延びる部分を本体1aの上面から上方へ移動させ、ポケット9を大きく開口させることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る生理用ナプキンによれば、ウイングを着用ショーツの裏面側へ折曲すると、補強シート片の湾曲した内側縁が着用ショーツの脚周り開口縁部に沿って延び、脚周りの一部に局所的に当接するということがない。ウイングを覆うカバーシートの両端縁部をナプキンの幅方向外方へ伸長してショーツ裏面に貼着すると、着用ショーツの股下域外面を広い範囲で覆うことができるから、それだけ、ショーツの汚れを広範囲にわたって防止できる。カバーシートをナプキンの幅方向へ伸長すると、ポケットが大きく開口し、ナプキン横方向へ流れる経血の捕捉が容易になる。




 

 


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