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発明の名称 使い捨て着用物品
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2000−33100(P2000−33100A)
公開日 平成12年2月2日(2000.2.2)
出願番号 特願平10−203633
出願日 平成10年7月17日(1998.7.17)
代理人 【識別番号】100066267
【弁理士】
【氏名又は名称】白浜 吉治
【テーマコード(参考)】
3B029
4C098
【Fターム(参考)】
3B029 BA04 BA12 BA17 BC06 BD04 BD06 BD09 BD10 BD13 BD14 BG04 CA05 CB02 CB04 CB10 CB11 
4C098 AA09 CC14 CE07 CE12 DD10 DD12 DD23 DD30
発明者 篠原 哲嗣 / 三嶋 祥宜
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 着用者の肌に当接する表面とその裏側である裏面とを有して前記着用者の股部を中心に腹部方向と臀部方向とに延びる縦長の着用物品本体と、前記本体の前記裏面に両端部が接合して前記本体の縦方向へ平行して延びる一対の帯片とからなり、前記帯片が前記縦方向へ弾性的に伸縮可能な使い捨て着用物品であって、前記本体が、前記縦方向へ延びる一対の側縁と、前記側縁と交差して横方向へ延びる一対の端縁と、前記縦方向の長さを2等分する仮想の第1中心線と、前記横方向の長さを2等分する仮想の第2中心線とを有し、前記物品が前記第2中心線に関して対称に作られており、両端部が前記裏面に接合している前記帯片のそれぞれは、前記本体の側縁寄りに位置する外側縁と、前記第2中心線寄りに位置する内側縁と、これら内外側縁の端部どうしの間に延びて前記内側縁から外側縁へ向かって進むときに前記第1中心線に接近するように傾斜している一対の端部接合線とを有し、一方の前記端部接合線(第1接合線)と該第1接合線を越えて前記本体の縦方向へ延びる帯片部分とが前記本体の裏面に取り外し可能に接合し、もう一方の前記端部接合線(第2接合線)と該第2接合線を越えて前記本体の縦方向へ延びる帯片部分とが前記本体の裏面に取り外し不能に接合していることを特徴とする前記着用物品。
【請求項2】 前記帯片は、前記第2接合線に沿って折曲されたときに前記本体の裏面と当接する前記第2接合線近傍の部位もまた、前記本体裏面に取り外し可能に接合する請求項1記載の着用物品。
【請求項3】 前記帯片がメカニカルファスナのフック部材を有し、前記本体の裏面がループ部材を有し、これらフック部材とループ部材との係脱によって、前記帯片が前記本体の裏面に取り外し可能に接合する請求項1または2記載の着用物品。
【請求項4】 前記本体の裏面が不透液性シートで形成され、前記本体の表面が体液吸収性のパッド部材を取り付け可能に形成されている請求項1〜3のいずれかに記載の着用物品。
【請求項5】 前記本体が、透液性表面シートと、不透液性裏面シートと、これら両シート間に介在する吸収性コアとを有する請求項1〜3のいずれかに記載の着用物品。
【請求項6】 前記本体の側縁近傍には、前記縦方向へ延びる弾性部材が伸長状態で取り付けられている請求項1〜5のいずれかに記載の着用物品。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、使い捨ておむつやおむつカバー、トレーニングパンツ、生理用ショーツ等として使用することができる使い捨ての着用物品に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平4−28365号公報に開示のパンツ型使い捨て着用物品は、縦長の着用物品本体の両側に、縦方向へ延びるエラスチックバンドを有する。このバンドは伸長状態にあり、両端部が本体に接合している。両端部の間の中間部分は、着用物品の胴周りエラスチックバンドとなる部分で、本体には接合しておらず、物品の着用者はこのバンドと本体との間に脚を挿入する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知のおむつは、簡易な構造のものであるから製造コストが低く、安価な製品として市場に供給することができる。その反面、このおむつは、パンツ型のものであるから、各種のサイズを用意しないと需要に幅広く応えられない。そのために品種が増すことは、コストが高くなる要因となる。
【0004】そこで、この発明は、着用者の身体の大きさに幅広く対応することができる簡易な構造の着用物品を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題解決のために、この発明が前提とするのは、着用者の肌に当接する表面とその裏側である裏面とを有して前記着用者の股部を中心に腹部方向と臀部方向とに延びる縦長の着用物品本体と、前記本体の前記裏面側に両端部が接合して前記本体の縦方向へ平行して延びる一対の帯片とからなり、前記帯片が前記縦方向へ弾性的に伸縮可能な使い捨て着用物品である。
【0006】かかる前提において、この発明が特徴とするところは、前記本体が、前記縦方向へ延びる一対の側縁と、前記側縁と交差して横方向へ延びる一対の端縁と、前記縦方向の長さを2等分する仮想の第1中心線と、前記横方向の長さを2等分する仮想の第2中心線とを有し、前記物品が前記第2中心線に関して対称に作られており、両端部が前記裏面に接合している前記帯片のそれぞれは、前記本体の側縁寄りに位置する外側縁と、前記第2中心線寄りに位置する内側縁と、これら内外側縁の端部どうしの間に延びて前記内側縁から外側縁へ向かって進むときに前記第1中心線に接近するように傾斜している一対の端部接合線とを有し、一方の前記端部接合線(第1接合線)と該第1接合線を越えて前記本体の縦方向へ延びる帯片部分とが前記本体の裏面に取り外し可能に接合し、もう一方の前記端部接合線(第2接合線)と該第2接合線を越えて前記本体の縦方向へ延びる帯片部分とが前記本体の裏面に取り外し不能に接合していること、にある。
【0007】この発明の好ましい実施態様の一つにおいて、前記帯片は、前記第2接合線に沿って折曲されたときに前記本体の裏面と当接する前記第2接合線近傍の部位もまた、前記本体裏面に取り外し可能に接合する。
【0008】実施態様の他の一つにおいて、前記帯片がメカニカルファスナのフック部材を有し、前記本体の裏面がループ部材を有し、これらフック部材とループ部材との係脱によって前記帯片が前記本体の裏面に取り外し可能に接合する。
【0009】実施態様の他の一つにおいて、前記本体の裏面が不透液性シートで形成され、前記本体の表面が体液吸収性のパッド部材を取り付け可能に形成されている。
【0010】実施態様の他の一つにおいて、前記本体が、透液性表面シートと、不透液性裏面シートと、これら両シート間に介在する吸収性コアとを有する。
【0011】実施態様の他の一つにおいて、前記本体の側縁近傍には、前記縦方向へ延びる弾性部材が伸長状態で取り付けられている。
【0012】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照して、この発明に係る使い捨て着用物品の詳細を説明すると、以下のとおりである。
【0013】図1は、使い捨て着用物品の一例である使い捨ておむつ1が着用状態にあるときの部分破断斜視図である。おむつ1は、着用者の股部を中心に、腹部と臀部とにあてがうことができるようにU字型に湾曲している本体2と、着用者の胴周り方向へ延びる帯片3とを有する。帯片3は、図の後方に位置している本体2の後端部7の両側部分から側方へ湾曲しながら延びて、先端部36が本体2の前端部6に当接している。ただし、帯片3の一方3Aの先端部36は、本体前端部6に当接していない状態で図示されている。本体前端部6の裏面には、マジックテープ等の商品名で知られるメカニカルファスナのループ部材10Aを貼着することによってターゲットゾーン11が形成されており、帯片3が、その先端部36にメカニカルファスナのフック部材10Bを貼着することによって形成された第1止着部12において、ターゲットゾーン11に取り外し可能に接合している。本体2と帯片3とのかかる接合によって、おむつ1には、胴周り開口13と一対の脚周り開口14とが形成される。
【0014】本体2は、透液性表面シート16と、不透液性裏面シート17と、これら両シート16,17間に介在する吸収性コア18とを有する。脚周り開口14を形成している本体2の側縁33の近傍では、前後端部6,7方向へ伸長状態で延びる弾性部材19が収縮し、表裏面シート16,17に多数のギャザー21が形成されている。
【0015】帯片3は、重なり合う2枚のシート22,23の少なくとも一方の内面に複数条の弾性部材24が伸長状態で接合し、この部材24が収縮することによって多数のギャザー26が形成されている。帯片3の先端部36は、帯片3の幅を斜めに横切る折曲線41において内側へ折り重ねられ、ターゲットゾーン11と当接する面に第1止着部12を形成するフック部材10Bが貼着されている。帯片3には、折曲線41で折曲された第1止着部12に隣接するように第2のフック部材10Cを貼着することによって第2止着部32が形成されている。帯片3は、第1止着部12および/または第2止着部32によって、ターゲットゾーン11に接合する。
【0016】図2は、図1のおむつ1を平坦に伸展したときの裏面側の部分破断平面図である。帯片3は、本体2の幅を2等分して縦方向へ延びる中心線A−Aに関して対称に配置されているものであるが、図では、帯片3の一方3Bが本体2の縦方向へ伸長されてターゲットゾーン11に接合した状態にあり、帯片3のもう一方3Aは、直角に折曲されて、本体2の側方へ延びている。
【0017】本体2は、縦に長いほぼ矩形のものであって、縦方向へ延びる一対の側縁33と横方向へ延びる一対の端縁34とを有し、端縁34は仮想中心線A−Aによって2等分され、側縁33は仮想中心線B−Bによって2等分される。
【0018】帯片3は、ターゲットゾーン11に取り外し可能に接合する先端部36と、その反対端部である基端部37とを有する。図において多数の小点で示される基端部37は、本体2の後端部7に剥離することがないように接着または溶着により接合している。帯片3は、先端部36と基端部37との間に本体2から離間し、本体2の縦方向へ弾性的に伸縮する部分30を有する。この部分30は、本体2の中心線A−Aに平行な内側縁38と外側縁39、およびこれら内外側縁38,39の端部どうしを結ぶ直線状の前後端縁41,42を有する。前後端縁41,42のそれぞれは、内側縁38から外側縁39へ向かうときに、本体1の長さを2等分する中心線B−Bへ次第に接近するように傾斜している。傾斜した前端縁41は、図において直角三角形を呈しているフック部材10Bの斜辺であり、図1における帯片3の折曲線でもある。また傾斜した後端縁42は、帯片3の基端部37の外形線である。帯片3の前端縁41近傍の外面には、第2止着部32が位置している。
【0019】このような構成のおむつ1では、例えば図2において左側に位置する帯片3Bを前端縁41と後端縁42とにおいて、帯片3Bを裏返すように折曲して仮想線のように延ばし、裏面シート17を外側にして本体2の縦方向を湾曲させると、図1のパンツ型のおむつ1となる。
【0020】帯片3はまた、図2に示された右側の帯片3Aのように、先端部36をターゲットゾーン11から外して後端縁42に沿って折曲し、本体2の側縁33から外方へ延ばすことができる。帯片3Bも、帯片3Aと同じように折曲して延ばすことができる。このように帯片3Aと3Bとを延ばしたおむつ1は、開放型のおむつ1となる。帯片3A,3Bは、着用者の胴周りに沿って延ばした後に先端部36をターゲットゾーン11へ押し当てると、第2止着部32とゾーン11とが接合する。胴周りに沿って延ばした帯片3は、第1止着部12を予め前端縁41に沿って折曲しておいてターゲットゾーン11に接合することもできる。このときには、図1の帯片3Aで示されるように、互いに隣接する第1止着部12と第2止着部32とがターゲットゾーン11に接合可能である。
【0021】図3は、この発明の実施態様の一例を示す図2と同様の図面である。このおむつ1では、本体2の後端部7の裏面に比較的小さなループ部材51が取り付けられる一方、帯片3の後端縁42の近傍に比較的小さなフック部材52が取り付けられる。帯片3を仮想線で示すように、やや斜め上方へ延びるように折曲線53で折曲すると、ループ部材51とフック部材52とが互いに接合して、斜めに延びる帯片3の傾斜角度を一定に保つことができる。帯片3の傾斜角度が好ましい値となるように、ループ部材51とフック部材52との位置を選ぶことができる。また、これら両部材51,52が接合すると、これら両部材51,52が存在しない場合に比べて、帯片3がよじれ難くなる。
【0022】この発明に係るおむつ1は、縦長の本体2の裏面に、弾性帯片3を取り付けただけの比較的簡易な構造のものであるから、おむつ1の製造コストを低く抑えることができる。また、このおむつ1は、開放型のものとして使用することができ、胴周り方向へ延びる帯片3の長さは、弾性的に伸縮して着用者胴周りにフィットするばかりでなく、ターゲットゾーン11における位置の選択によって帯片3の実質的な長さを調整することができる。それゆえ、このおむつ1は、一つのもので様々な胴周り寸法に幅広く対応できるから、胴周り寸法について多くの品種を用意する必要がない。おむつ1のこのような特徴もまた、製造コストを低く抑える要因となる。
【0023】この発明において、表面シート16には透液性の不織布や開孔プラスチックフィルムを使用することができる。裏面シート17には、プラスチックフィルムを使用することができる。コア18には、粉砕パルプや粉砕パルプと高吸水性ポリマー粒子の混合物を使用することができる。コア18が、図示のように、本体2の長さと幅とにほぼ等しく作られていて、図1のように帯片3が胴周り方向へ延びたときに、コア18の前後端部が帯片3の下に位置するようであると、帯片3でコア18を抑えることができるから、コア18が着用者の肌によく密着する。帯片3には、不織布やプラスチックフィルムを使用することができる。おむつ1の各部材を接合するには、ホットメルト接着剤等の接着剤を使用することができる。部材が熱溶融性のものであれば、溶着技術を利用することもできる。帯片3を本体2に取り外し可能に接合するための手段として、図示例のメカニカルファスナに代え、粘着剤を使用することもできる。帯片3は、第1止着部12と第2止着部32とに粘着剤を塗布し、本体2の所要域は、それら第1,2止着部12,32が剥離可能に止着できるようにする。
【0024】使い捨ておむつ1を例にして説明したこの発明に係る使い捨て着用物品は、トレーニングパンツや失禁者用パンツ、おむつカバー、生理用ショーツ等として使用することができる。これらの用途において、コア18が必要でないときには、それを省いて着用物品を作ることができる。そのような着用物品は、体液吸収性のパッドを本体表面に着脱できるように作り、裏面シートには不透液性または通気不透液性シートを使用することが好ましい。
【0025】
【発明の効果】この発明に係る使い捨ておむつは、構造が比較的簡易でしかも様々な胴周り寸法に幅広く対応できるから、おむつの製造コストを低く抑えることができる。




 

 


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