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発明の名称 使い捨ておむつ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2000−14702(P2000−14702A)
公開日 平成12年1月18日(2000.1.18)
出願番号 特願平10−185326
出願日 平成10年6月30日(1998.6.30)
代理人 【識別番号】100066267
【弁理士】
【氏名又は名称】白浜 吉治
【テーマコード(参考)】
3B029
4C098
【Fターム(参考)】
3B029 BD01 BD08 
4C098 AA09 CC01 CE07
発明者 三嶋 祥宜
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 透液性トップシートと、不透液性バックシートと、これらシートの間に介在する吸液性コアとを有し、胴周り方向と交差する長手方向が前胴周り域と、後胴周り域と、これら両域間に位置する股下域とで構成され、前記後胴周り域の両側それぞれから前記胴周り方向へ延出する翼部を前記前胴周り域の外面に取り外し可能に係合させて着用する使い捨ておむつであって、前記翼部には、前記翼部の側縁から内側へ所要寸法離間した部位に、前記おむつの幅方向を二分する中心線へ向かって凸となって延び、前記翼部を厚み方向において貫通している一条の切断線によって前記胴周り方向外方へ折曲可能なタブが形成され、前記タブの外面には、少なくとも前記タブを折曲したときに前記翼部の側縁から外方へ延びる部位に、前記前胴周り域の外面へ着脱可能な係合手段(第1係合手段)が形成されていることを特徴とする前記おむつ。
【請求項2】 前記翼部の内面には、前記翼部側縁近傍に前記前胴周り域外面に着脱可能な係合手段(第2係合手段)が形成されている請求項1記載のおむつ。
【請求項3】 前記第1係合手段が、前記タブを折曲したときに前記翼部の側縁よりも内側に位置する部位にも形成されている請求項1または請求項2記載のおむつ。
【請求項4】 前記翼部が、少なくとも前記表面シートと前記裏面シートとこれらの間に介在する補強シート片と前記第1係合手段とで構成されている請求項1〜3のいずれかに記載のおむつ。
【請求項5】 前記第1係合手段と前記第2係合手段とが、ループ部材とフック部材とからなるメカニカルファスナのいずれか一方の部材で形成され、前記前胴周り域の外面には、前記メカニカルファスナのもう一方の部材からなる係合域が形成されている請求項1〜4のいずれかに記載のおむつ。
【請求項6】 前記第1係合手段と前記第2係合手段とが、前記翼部に塗布された粘着剤である請求項1〜4のいずれかに記載のおむつ。
【請求項7】 前記切断線が、前記翼部の上方に位置する上端と、前記翼部の下方に位置する下端とを有し、前記上端から前記中心線へ向かって延びている部分が、前記中心線と直交して延びる仮想水平線とほぼ平行し、前記下端から前記中心線へ向かって延びている部分が、前記仮想水平線に対して20〜60°の交差角度範囲にある請求項1〜6のいずれかに記載のおむつ。
【請求項8】 前記切断線の上下端を結ぶ線と前記翼部の側縁との離間寸法が、3〜30mmの範囲にある請求項1〜7のいずれかに記載のおむつ。
【請求項9】 前記切断線の上下端を結ぶ線が、前記中心線と交差する方向へ延びている請求項1〜8のいずれかに記載のおむつ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開放型の使い捨ておむつに関する。
【0002】
【従来の技術】実開平5−65321号公報記載の使い捨ておむつは、後胴周り域の側部が部分的に胴周り方向へ長く延びて、胴周り側部を覆い、前胴周り域にまで達することが可能なウイング部を有し、ウイング部の外側縁近傍に前胴周り域との連結手段が形成されている。この使い捨ておむつは、テープファスナに代えてウイング部をファスナとして使用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、後胴周り域の側部にファスナとして機能するウイング部を形成することになると、ウイング部の分だけ後胴周り域を大きく作らなければならず、その分多くのシート材料を使うことになる。
【0004】本発明の課題は、ウイング部分を比較的小さく作ることができ、それによって後胴周り域でのシート材料の使用度を少なくすることができる使い捨ておむつの提供である。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために、本発明が前提とするのは、透液性トップシートと、不透液性バックシートと、これらシートの間に介在する吸液性コアとを有し、胴周り方向と交差する長手方向が前胴周り域と、後胴周り域と、これら両域間に位置する股下域とで構成され、前記後胴周り域の両側それぞれから前記胴周り方向へ延出する翼部を前記前胴周り域の外面に取り外し可能に係合させて着用する使い捨ておむつである。
【0006】かかる前提において、本発明が特徴とするところは、前記翼部には、前記翼部の側縁から内側へ所要寸法離間した部位に、前記おむつの幅方向を二分する中心線へ向かって凸となって延び、前記翼部を厚み方向において貫通している一条の切断線によって前記胴周り方向外方へ折曲可能なタブが形成され、前記タブの外面には、少なくとも前記タブを折曲したときに前記翼部の側縁から外方へ延びる部位に、前記前胴周り域の外面へ着脱可能な係合手段(第1係合手段)が形成されていることにある。
【0007】本発明の実施の態様の一例では、前記翼部の内面には、前記翼部側縁近傍に前記前胴周り域外面に着脱可能な係合手段(第2係合手段)が形成されている。
【0008】実施の態様の他の一例において、前記第1係合手段が、前記タブを折曲したときに前記翼部の側縁よりも内側に位置する部位にも形成されている。
【0009】実施の態様の他の一例において、前記翼部が、少なくとも前記表面シートと前記裏面シートとこれらの間に介在する補強シート片と前記第1係合手段とで構成されている。
【0010】実施の態様の他の一例において、前記第1係合手段と前記第2係合手段とが、ループ部材とフック部材とからなるメカニカルファスナのいずれか一方の部材で形成され、前記前胴周り域の外面には、前記メカニカルファスナのもう一方の部材からなる係合域が形成されている。
【0011】また、実施の態様の一例において、前記第1係合手段と前記第2係合手段とが、前記翼部に塗布された粘着剤である。
【0012】実施の態様の他の一例において、前記切断線が、前記翼部の上方に位置する上端と、前記翼部の下方に位置する下端とを有し、前記上端から前記中心線へ向かって延びている部分が、前記中心線と直交して延びる仮想水平線とほぼ平行し、前記下端から前記中心線へ向かって延びている部分が、前記仮想水平線に対して20〜60°の交差角度範囲にある。
【0013】実施の態様の他の一例において、前記切断線の上下端を結ぶ線と前記翼部の側縁との離間寸法が、3〜30mmの範囲にある。
【0014】また、実施の態様の他の一例において、前記切断線の上下端を結ぶ線が、前記中心線と交差する方向へ延びている。
【0015】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照して、この発明に係る使い捨ておむつの詳細を説明すると、以下のとおりである。
【0016】図1,2は、使い捨ておむつ1の内面の部分破断平面図と、図1のI−I線断面図である。使い捨ておむつ1は、透液性トップシート2と、不透液性バックシート3と、これらシート2,3のうちの少なくとも一方の内面に接合された吸液性コア4とを有し、胴周り方向と交差する長手方向が前胴周り域20と、後胴周り域22と、これら両域20,22間に位置する股下域21とで構成されている。
【0017】トップシート2とバックシート3とは、コア4の両端縁から長手方向外方へ延出する部位と、コア4の両側縁から幅方向外方へ延出する部位とが、これらシート2,3の内面において互いに接合され、前後胴周り域20,22のそれぞれから胴周り方向へ延出する翼部23,24を形成している。股下域21には、コア4の側縁に向かって凹む凹欠部11が形成され、凹欠部11に沿って伸縮する弾性部材12が延在し、前後胴周り域20,22には、これらの端縁15,16に沿って弾性部材13,14が延在している。弾性部材12,13,14は、両シート2,3間に位置して、これらシート2,3のうちの少なくとも一方の内面に伸長状態で接合されている。弾性部材12,13,14それぞれの伸張状態を解除すると、股下域21の両側縁部と前後胴周り域20,22の端縁部とには、脚周りおよび胴周り用のギャザーが形成される。前胴周り域20の外面には、後胴周り域22のフラップ24を着脱させる係合域19が形成されている(図3参照)。
【0018】後胴周り域22の翼部24は、トップシート2と、バックシート3と、これらシート2,3の間に介在し、これらシート2,3の少なくとも一方の内面に接合された補強シート片5とで形成されている。後胴周り域22の翼部24には、翼部24の側縁10から内側へ所要の寸法離間して、おむつ1の幅方向を二分する中心線Yへ向かって凸となって延び、翼部24を厚み方向において貫通している一条の切断線Aにより、翼部24を部分的に折曲可能なタブ6が形成されている。図では、切断線Aの両端P,Q間を結んで得られる直線Bが仮想線で示されている。図1では、タブ6の一方が直線Bにおいてバックシート3側へ折曲された状態にある。補強シート片5を含む翼部24のクラーク法による剛性値は、60mm〜200mmの範囲にある。
【0019】かかるおむつ1において、タブ6の外面には、前胴周り域20の係合域19に着脱する第1係合手段7が形成されている。後胴周り域22の翼部24の内面には、翼部24の側縁10の上部近傍と下部近傍とに、前胴周り域20の係合域19に着脱する第2係合手段8a,8bが形成されている。第1,2係合手段7,8a,8bには、商品名マジックテープ等で知られるフック部材とループ部材とからなるメカニカルファスナのうちのいずれか一方の部材を用い、前胴周り域20の係合域19には、もう一方の部材を用いることが好ましい。これら部材は、接着剤または熱溶着手段によりトップシート2やバックシート3に接合される。また、第1,2係合手段7,8a,8bには、メカニカルファスナに代えて粘着剤を使用することができる。このとき、係合域19には、粘着性の係合手段を折り返して着脱させることができる合成樹脂フィルムを使用する。
【0020】トップシート2には、疎水性不織布を親水化剤で処理したものや親水化剤を練り込んだ合成繊維からなる不織布等が用いられる。バックシート3には、合成樹脂フィルムまたは合成樹脂フィルムと疎水性不織布とのラミネートシート等が用いられる。補強シート5には、ポリマー鎖が中心線Yに並行するように配向している合成樹脂フィルムや繊維が中心線に並行するように配向している不織布を用いると、タブ6を胴周り方向へ引張っても、翼部24が簡単に破れるということがない。
【0021】図3は、着用状態を示す使い捨ておむつ1の斜視図である。このように構成されたおむつ1は、タブ6の先端部6bを指で摘み、タブ6を直線Bで折曲して第1係合手段7を前胴周り域20の係合域19に貼着するとともに、翼部24の第2係合手段8a,8bを前胴周り域20の係合域19に貼着する。後胴周り域22の翼部24は、前胴周り域20の係合域19に対しこれら3個所で係合するので、前後胴周り域20,22を確実に連結させることができる。おむつ1には、胴周り開口17と一対の脚周り開口18とが形成され、後胴周り域22の翼部24には、タブ6が存在していた部位に開口部9が形成される。おむつ1内部の湿気は、開口部9から外部へ排出されるので、おむつ1内部のむれを防ぐことができる。
【0022】図4,5は、後胴周り域22の翼部24内面の部分図であるが、図5は、タブ6を胴周り方向外方Oへ折曲された状態を示す。切断線Aは、翼部24の側縁10の内側に位置して上下に離間する上下端P,Qを有し、上端Pから中心線Yへ向かって延びる線A1と、下端Qから中心線Yへ向かって延びる線A2と、これら線A1,A2を結ぶ線A3とからなる。線A1は、中心線Yと直交する仮想水平線Xに対してほぼ平行して延び、線A2は、中心線Yへ向かって登り勾配となるように傾斜し、仮想水平線Xと20〜60°の交差角度αで交差するように延びている。切断線Aは、図示のように一連のものであるが、1個所または2個所以上で翼部24と切離し可能に連結されていてもよいし、切断線Aを切離し可能なミシン目としてもよい。翼部24の側縁10とほぼ並行して切断線Aの上下端P,Qの間に延びている直線Bと翼部24の側縁10との離間寸法W1は、3〜30mmが好ましい。
【0023】第1係合手段7は、図示例においてタブ6の基端部と先端部とを残して形成されているが、直線Bの近傍にまで延びていてもよい。図5に示すように、タブ6を折曲したときに、直線Bと対向する第1係合部7の側縁部7aが、翼部24の側縁10近傍に重なっている。これらが重なり合う部位では、タブ6と翼部24とが互いに係合するので、タブ6の捩じれを抑えることができ、翼部24を前胴周り域20の係合域19へ貼着する操作が容易になる。これらが重なり合う寸法W2は、翼部24の側縁10から内側へ向かって2〜5mmが好ましい。
【0024】図6は、図4,5とは異なる態様の後胴周り域22の翼部10内面の部分図であり、タブ6が胴周り方向外方Oへ折曲されている。タブ6は、上下端P,Qそれぞれから仮想水平線Xにほぼ平行して中心線Yへ向かって延びる線A1,A2と、これら線A1,A2を結び中心線Yに平行して延びる線A3とで形成されている。切断線Aの上下端P,Qには、上端Pから下端Qへ向かって翼部24の側縁10へ下り勾配となるように傾斜する直線Bが延びている。直線Bで胴周り方向外方Oへ折曲されたタブ6は、仮想水平線Xに対して交差し、胴周り方向外方Oへ向かって登り勾配となるように傾斜している。これとは逆に、直線Bを上端Pから下端Qに向かい中心線Yへ接近するように傾斜させることもできる。この場合、折曲されたタブ6は、仮想水平線Xに対して交差し、胴周り方向外方Oへ向かって下り勾配となるように傾斜する。
【0025】切断線Aの上下端P,Qの近傍Cは、これらが互いに離間する方向または接近する方向へ延びるように曲げることができる。このようにすることで、タブ6を引っ張ったときに翼部24を破れ難くすることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る使い捨ておむつによれば、ファスナとして機能するウイング部を特に大きくする必要がないので、後胴周り域を作るためのシート材料を節約することができる。
【0027】後胴周り域の翼部が3個所で前胴周り域の係合域に着脱するので、おむつの着用中に前胴周り域と後胴周り域との係合が簡単に外れることはない。タブを折り返したときに開口部が形成されるので、通気性が向上する。




 

 


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