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発明の名称 ヒューズ断通報装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−69599
公開日 平成11年(1999)3月9日
出願番号 特願平9−222657
出願日 平成9年(1997)8月19日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外6名)
発明者 由良 晴彦
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】電源部とこの電源部により電力供給される負荷との間に介在される主ヒューズが切断された場合に、この主ヒューズが切断されたことを通報するヒューズ断通報装置において、自己が切断された場合に、自己が切断されたことを表示する機能を有する警報ヒューズと、前記主ヒューズに対して並列に接続され、前記主ヒューズが切断された場合に予め与えられた値の電流を発生する電流発生手段と、この電流発生手段における電流発生の有無に応じてオンオフ制御されるスイッチ手段と、このスイッチ手段がオンされたことに応じて前記警報ヒューズに過電流を流し、前記警報ヒューズを切断する切断手段とを具備することを特徴とするヒューズ断通報装置。
【請求項2】前記電流発生手段は、抵抗であることを特徴とする請求項1記載のヒューズ断通報装置。
【請求項3】前記電流発生手段は、定電流回路であることを特徴とする請求項1記載のヒューズ断通報装置。
【請求項4】前記スイッチ手段は、前記電流発生手段に対して直列に接続された発光素子と、この発光素子に対して対向配置され、前記警報ヒューズに接続されたフォトトランジスタとを備えたフォトカプラであることを特徴とする請求項1記載のヒューズ断通報装置。
【請求項5】前記スイッチ手段は、前記電流発生手段による電流発生の有無に応じて前記警報ヒューズに接続された接点部を閉じるリレーであることを特徴とする請求項1記載のヒューズ断通報装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば高圧電源と負荷との間に設けられたヒューズが切断されたことを通報するヒューズ断通報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ヒューズは低圧用と、電力回路などに用いられる高圧用とに大別される。特に高圧用ヒューズは、切断時におけるアークの発生を抑制するための機能(消弧機能)を備えている。
【0003】ところで、従来より、切断されたことを例えば目印等により表示する機能を有したヒューズがあり、これは特に警報ヒューズと呼ばれている。低圧用の警報ヒューズは簡単な構成で実現できるため安価に市販されている。
【0004】ところが、高圧用の警報ヒューズを実現するためには、切断表示機能と同時に消弧機能を持たせねばならないので構造が複雑となり、また高価になる。このため、特に高圧用ヒューズが切断されたことを表示したい場合には、安価な低圧用警報ヒューズを用いて高圧用ヒューズ(切断表示機能を持たない)が切断されたことを表示するようにしたヒューズ断通報装置が用いられている。
【0005】従来のヒューズ断通報装置の構成を図5に示す。このヒューズ断通報装置は高圧の直流電源に対して用いられるもので、主電源10と負荷20との間に設けられた主ヒューズ30に対して並列に低電圧用の警報ヒューズ40を接続し、さらにこの接続経路の主電源10側にツェナダイオード50を接続したものとなっている。すなわち主ヒューズ30が切断されるとツェナダイオード50を介して警報ヒューズ40に過電流が流れ、これにより間接的に警報ヒューズ40が切断されるようになっている。上記構成によりヒューズ断通報装置を実現することができるが、このヒューズ断通報装置は、次に示す問題点を有していた。
【0006】第1に、低圧用の警報ヒューズの両端に印加することのできる電圧は、安全性を考慮すると高々数十ボルトである。このため実際に回路を構成する際にツェナダイオード50の選択が困難となる。
【0007】第2に、実際の運用においては負荷20のインピーダンスの変動等により主電源10の出力を通常値よりも下げたい場合がある。ところが、この主電源10の電圧切り替えが行われた場合に、ヒューズ断通報装置の正常な動作が保証されないことがあった。
【0008】すなわち、ツェナダイオード50の動作点は主電源10の出力電圧および警報ヒューズ40の定格電圧を考慮して最適に設定されているが、一般にツェナダイオードは動作点と定格電圧との差が小さいため、主電源10の出力変動により正常に動作しない場合があった。つまり、主電源10の出力が通常よりも高い状態で主ヒューズ30が切断されると警報ヒューズ40に定格以上の高電圧がかかり、警報ヒューズ40が焼損する場合がある。一方、主電源10の出力が通常よりも低い状態で主ヒューズ30が切断されると、ツェナダイオード50を介して電流が流れず警報ヒューズ40が動作しない場合があるという不具合があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のヒューズ断通報装置には、部品の選択が困難なため構成することが容易でなく、また主電源の出力電圧値が切り替えられた場合には、確実に動作する保証がないという問題点があった。
【0010】本発明は上記事情を考慮してなされたもので、容易に構成することができ、主電源の出力が変動した場合でも確実に動作するヒューズ断通報装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を達成するために本発明は、電源部とこの電源部により電力供給される負荷との間に介在される主ヒューズが切断された場合にこの主ヒューズが切断されたことを通報するヒューズ断通報装置において、自己が切断された場合に、自己が切断されたことを表示する機能を有する警報ヒューズと、上記主ヒューズに対して並列に接続され、上記主ヒューズが切断された場合に予め与えられた値の電流を発生する電流発生手段と、この電流発生手段における電流発生の有無に応じてオンオフ制御されるスイッチ手段と、このスイッチ手段がオンされたことに応じて上記警報ヒューズに過電流を流し、上記警報ヒューズを切断する切断手段とを具備する。
【0012】上記電流発生手段は、抵抗または定電流回路を備え、また上記スイッチ手段は、上記電流発生手段に対して直列に接続された発光素子と、この発光素子に対して対向配置され、上記警報ヒューズに接続されたフォトトランジスタとを備えたフォトカプラを、あるいは上記電流発生手段による電流の発生に応じて上記警報ヒューズに接続された接点部を閉じるリレーを備え、また切断手段は、例えば低圧電源を備える。
【0013】上記構成によれば、主ヒューズが切断された場合に電源部の電圧が電流発生手段に印加され、これによりスイッチ素子に電流が供給される。これに応じてスイッチ素子はオン状態となり、警報ヒューズに低圧電源から過電流が供給される。これにより警報ヒューズは切断され、主ヒューズが切断されたことを警報ヒューズを通じて通報することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係るヒューズ断通報装置の構成を示す図である。図1において、主電源1とこの主電源1により電力供給される負荷2との間に主ヒューズ3が介在されている。この主ヒューズ3に対して並列に、抵抗4を介してフォトカプラ5が接続される。このフォトカプラ5は発光素子51とフォトトランジスタ52とを有しており、発光素子51が上記抵抗4に接続される。一方フォトトランジスタ52のエミッタは接地され、コレクタには警報ヒューズ6の一方端が接続されている。警報ヒューズ6の他方端には、低圧電源7の陽極が接続されたものとなっている。この低圧電源7の出力電圧は、警報ヒューズ6を切断するのに十分な値に設定されている。また、抵抗4は発光素子51の駆動電流を発生するものとなっている。
【0015】上記構成において、主ヒューズ3が切断されるとこの主ヒューズ3の両端に電圧が発生し、これにより抵抗4を介して駆動電流が発光素子51に流れる。これによりフォトトランジスタ52がオンされ、低圧電源7から警報ヒューズ6に対して過電流が流れる。これにより警報ヒューズ6が切断され、主ヒューズ3が切断されたことが警報ヒューズ6により表示されるようになる。
【0016】上記の動作が行われるなかで、発光素子51の駆動電流の値は警報ヒューズ6を切断するのに必要な電流値に比べて桁違いに小さい。また、一般に発光素子は動作点と定格電流との差が駆動電流に比べて大きい。このことは抵抗4を選択する余地が大きく、また主電源1の電圧変動に対しても大きな余裕を持つことができることを意味する。
【0017】従って、容易に構成することができ、主電源1の出力が変動した場合でも確実に動作するヒューズ断通報装置を提供することが可能となる。
(第2実施形態)図2は本発明の第2実施形態に係るヒューズ断通報装置の構成を示す図である。なお図1と同一部分には同一の符号を付して示し、重複する説明は省略する。
【0018】本実施形態のヒューズ断通報装置は、第1実施形態における抵抗4を定電流回路8で置き換えた構成となっている。この定電流回路8の基本的構成を図3に示す。この定電流回路8は、入力電圧Viが変動しても、ツェナダイオード81における基準電圧をもとに安定した電流Ioを供給するようになっている。
【0019】このように構成することで上記第1実施形態と同様の効果を奏するに加え、主ヒューズ3の切断時において主ヒューズ3の両端電圧が不安定になる場合にも安定して動作するヒューズ断通報装置となる。
【0020】(第3実施形態)図3は本発明の第3実施形態に係るヒューズ断通報装置の構成を示す図である。なお図1と同一部分には同一の符号を付して示し、重複する説明は省略する。
【0021】本実施形態のヒューズ断通報装置は、第1実施形態におけるフォトカプラ5をリレー9で置き換えたものとなっている。このリレー9は、抵抗4に対して例えば電磁コイル91が接続され、この電磁コイル91に流れる電流を検出して警報ヒューズ6に接続されたスイッチ92をオンするものである。
【0022】上記構成において、主ヒューズ3が切断されるとこの主ヒューズ3の両端に電圧が発生し、これにより抵抗4を介して駆動電流が電磁コイル51に流れる。これによりスイッチ92がオンされ、低圧電源7から警報ヒューズ6に対して過電流が流れる。これにより警報ヒューズ6が切断され、主ヒューズ3が切断されたことが警報ヒューズ6により表示されるようになる。本構成によっても上記第1実施形態と同様の効果を奏することが可能である。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、容易に構成することができ、主電源の出力が変動した場合でも確実に動作するヒューズ断通報装置を提供することが可能となる。




 

 


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