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発明の名称 デジタル放送の受信回路
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−8602
公開日 平成11年(1999)1月12日
出願番号 特願平9−159562
出願日 平成9年(1997)6月17日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 正美
発明者 深見 正
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】複数のチャンネルのデジタルデータを1つのチャンネルのデータに多重化し、この多重化されたデータを放送するデジタル放送であって、このデジタル放送を受信する受信回路において、上記1つのチャンネルのデータを上記複数のチャンネルのデータにデコードするデコーダ回路と、このデコーダ回路から出力されるデータをもとのデータにデコードする別のデコーダ回路とを有し、上記デコーダ回路は、上記デコードした1つのチャンネルのデータを出力するとき、上記別のデコーダ回路を特定する識別コードを出力し、上記別のデコーダ回路は、上記デコーダ回路からの上記識別コードが自分を指定しているときのみ、上記デコーダ回路から出力されるデータをもとのデータにデコードして出力するようにしたデジタル放送の受信回路。
【請求項2】請求項1に記載のデジタル放送の受信回路において、上記別のデコーダ回路がデータ伸長回路とされ、このデータ伸長回路は、上記デコーダ回路からの上記識別コードが自分を指定しているときのみ、上記デコーダ回路から出力されたデータをデータ伸長してもとのデジタルオーディオデータを出力するようにしたデジタル放送の受信回路。
【請求項3】請求項2に記載のデジタル放送の受信回路において、少なくとも上記デコーダ回路および上記データ伸長回路が1つのICにIC化されているようにしたデジタル放送の受信回路。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルオーディオ放送の受信機に適用して好適なデジタル放送の受信回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパでは、Eureka147規格にしたがったDAB(デジタルオーディオ放送)が実施されているが、その送信側における信号処理は次のとおりである。
(1) 最大で64チャンネルのデジタルオーディオデータを、チャンネルごとにMPEGオーディオのレイヤIIによりデータ圧縮する。
(2) (1) 項の結果の各チャンネルのデータに、畳み込み符号化および時間軸のインターリーブにより誤り訂正用のエンコード処理を行う。
(3) (2) 項の結果を1つのチャンネルに多重化する。このとき、PADなどの補助的なデータも付加する。
(4) (3) 項の結果を、周波数軸でインターリーブ処理するとともに、同期用のシンボルを付加する。
(5) (4) の結果をOFDM処理(直交周波数分割多重処理)し、さらにD/A変換する。
(6) (5) 項の結果によりキャリア信号をQPSK変調(直交変調)し、このQPSK信号を送信する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のように複数チャンネルのデジタルデータを同時に放送するデジタル放送の受信機において、複数のチャンネルを同時に選択してデコードする場合に、これが容易にできるようにするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、この発明においては、複数のチャンネルのデジタルデータを1つのチャンネルのデータに多重化し、この多重化されたデータを放送するデジタル放送であって、このデジタル放送を受信する受信回路において、上記1つのチャンネルのデータを上記複数のチャンネルのデータにデコードするデコーダ回路と、このデコーダ回路から出力されるデータをもとのデータにデコードする別のデコーダ回路とを有し、上記デコーダ回路は、上記デコードした1つのチャンネルのデータを出力するとき、上記別のデコーダ回路を特定する識別コードを出力し、上記別のデコーダ回路は、上記デコーダ回路からの上記識別コードが自分を指定しているときのみ、上記デコーダ回路から出力されるデータをもとのデータにデコードして出力するようにしたデジタル放送の受信回路とするものである。したがって、各データは指定されたデコーダ回路にのみ有効に供給されてデコードされる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1に示す例においては、上述した64チャンネルのうち、任意の7つのチャンネルを同時に選択でき、その7つのチャンネルのオーディオ信号をAチャンネル〜Gチャンネル(出力チャンネル)に出力する場合である。
【0006】すなわち、図1において、DABの放送波信号がアンテナ11により受信され、この受信信号が、スーパーヘテロダイン形式に構成されたフロントエンド回路12に供給されて中間周波信号に変換され、この中間周波信号がA/Dコンバータ回路13に供給されてデジタル信号に変換される。
【0007】そして、このデジタル信号が直交復調回路14に供給されてベースバンドのデータが復調され、このデータがFFT回路15に供給されてOFDM復調され、そのOFDM復調されたデータがビタビデコーダ回路16に供給される。また、このとき、システム制御用のマイクロコンピュータ40からデコーダ回路16にチャンネルの選択信号(選局信号、番組選択信号)が供給される。
【0008】こうして、デコーダ回路16においては、選択信号によって選択されたチャンネルのデータに対してデコード処理としてデインターリーブおよびエラー訂正が行われる。この場合、そのチャンネルの選択、すなわち、デインターリーブおよびエラー訂正は、この例においては、7つのチャンネルまで有効とされる。なお、以下の説明においては、その有効とされた7つのチャンネルの処理後のデータをデータD01〜D07とする。
【0009】そして、このデインターリーブおよびエラー訂正のされた7つのチャンネルのデータD01〜D07がデコーダ回路16から時分割式に出力され、データ伸長回路17A〜17Gに並列に(共通に)供給される。
【0010】さらに、例えば、データD01から得られるオーディオ信号を、Bチャンネルに出力する。データD02から得られるオーディオ信号を、Gチャンネルに出力する。データD03から得られるオーディオ信号を、Aチャンネルに出力する。
………データD07から得られるオーディオ信号を、Fチャンネルに出力する。とすれば、これを示すデータが、マイクロコンピュータ40からデコーダ回路16に供給される。すなわち、オーディオ信号を出力するときの出力チャンネル(Aチャンネル〜Gチャンネル)を指定するデータが、マイクロコンピュータ40からデコーダ回路16に供給される。
【0011】さらに、データ伸長回路17A〜17Gには、例えば「1」〜「7」の識別番号(アドレス)が与えられ、この識別番号に一致する識別コード(アドレス信号)IDが供給されたときのみ、供給されたデータを有効に取り込んで処理するものとされる。
【0012】そして、デコーダ回路16からデータ伸長回路17A〜17GにデータD01〜D07が時分割式に供給されるとき、そのデータD01〜D07に同期して識別コードIDがデコーダ回路16からデータ伸長回路17A〜17Gに供給される。この場合、例えば、データD01〜D07から得られるオーディオ信号を上記のようにAチャンネル〜Gチャンネルに出力するのであれば、デコーダ回路16からは、データD01が出力されるとき、ID=2(Bチャンネル)
データD02が出力されるとき、ID=7(Gチャンネル)
データD03が出力されるとき、ID=1(Aチャンネル)
………データD07が出力されるとき、ID=6(Fチャンネル)
のような値の識別コードIDが出力される。すなわち、データD01〜D07から得られるオーディオ信号の出力チャンネル(データ伸長回路17A〜17G)を指定する値の識別コードIDが出力される。
【0013】したがって、上記のように出力チャンネルを設定した場合であれば、デコーダ回路16からデータD01〜D07が出力される場合、データD01が出力されるとき、伸長回路17Bに取り込まれる。データD02が出力されるとき、伸長回路17Gに取り込まれる。データD03が出力されるとき、伸長回路17Aに取り込まれる。
………データD07が出力されるとき、伸長回路17Fに取り込まれる。となる。
【0014】すなわち、データD01〜D07は、すべてのデータ伸長回路17A〜17Gに供給されているが、識別コードIDの示すデータ伸長回路だけに取り込まれ、そのデータ伸長回路においてのみ有効となる。
【0015】そして、データ伸長回路17A〜17Gにおいては、取り込まれたデータが次のデコード処理、今の場合、MPEGデータ伸長されることにより、もとのデジタルオーディオデータにデコードされる。そして、これらデジタルオーディオデータがD/Aコンバータ回路18A〜18Gに供給されてもとのアナログオーディオ信号にD/A変換され、この信号が端子19A〜19Gにそれぞれ取り出される。
【0016】さらに、このとき、ビタビデコーダ回路16からデータの一部がRDI回路22に供給されて所定の転送フォーマットのデータとされ、このデータが端子29に出力される。また、例えばDSPにより同期プロセッサ23が構成されてフロントエンド回路12のAFCが行われるとともに、FFT回路15における同期などの処理が実行される。
【0017】こうして、この受信機によれば、例えば7つのチャンネルのオーディオ信号を同時に得ることができるが、この場合、特にこの受信機によれば、デコーダ回路16からデータを出力するとき、そのデータの処理先(データ伸長回路17A〜17G)を指定する識別コードIDも出力するようにしているので、複数チャンネルのデータを容易にデータ伸長することができる。
【0018】また、同様の理由により、放送されたチャンネルのうちどのチャンネルの信号を、どの出力チャンネル(Aチャンネル〜Gチャンネル)に出力するかも識別コードIDの値を変更するだけで、容易に変更することができる。しかも、そのための構成も簡単である。
【0019】さらに、鎖線で囲った回路14〜16、17A、22、23をLSI10に1チップIC化しておけば、1つのチャンネルのオーディオ信号だけでよい受信機では、LSI10だけを使用し、複数のチャンネルのオーディオ信号を同時に必要とする受信機では、LSI10に(チャンネル数−1)個だけデータ伸長回路およびD/Aコンバータ回路を接続すれば、LSI10はどのようなチャンネル数の受信機にも使用することができる。
【0020】また、デコーダ回路16からのデータD01〜D07および識別コードIDの各信号ラインが、すべての伸長回路17A〜17Gに共通なので、LSI10にIC化するとき、その外部ピン端子の数がチャンネル数に関係せず、チャンネル数により増加することがない。
【0021】なお、上述においては、識別コードIDと、データD01〜D07とを別の信号ラインによりデータ伸長回路17A〜17Gに供給しているが、例えば、所定量のデータD01〜D07ごとに、その先頭にヘッダ区間を設け、このヘッダ区間に識別コードIDを設ければ、信号ラインを共通化することができる。
【0022】また、上述においては、この発明をDAB受信機の受信回路に適用した場合であるが、複数のデジタルデータを1つのデータに多重化して同時に放送するデジタル放送の受信機であれば、この発明を適用することができる。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、複数のチャンネルのオーディオ信号を容易に同時に得ることができる。また、放送されたチャンネルのうちどのチャンネルの信号を、どの出力チャンネルに出力するかも容易に変更することができる。しかも、そのための構成も簡単である。さらに、IC化したとき、そのICをどのよなチャンネル数の受信機にも使用することができるとともに、そのIC化が容易である。




 

 


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