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発明の名称 ファクシミリ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−15325
公開日 平成11年(1999)1月22日
出願番号 特願平9−162615
出願日 平成9年(1997)6月19日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】松村 博
発明者 川辺 真裕
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 トナー像が転写された記録紙を加熱して記録紙にトナー像を定着させる定着装置を有するファクシミリ装置において、受信時刻を記憶し蓄積する記憶部と、この記憶部の受信記憶データをもとに1日の中で受信頻度の高い時間帯を抽出する受信時刻解析部と、この受信時刻解析部が抽出した時間帯の前に、前記定着装置の定着ヒータを発熱させ、前記定着装置を予熱状態にして、前記時間帯に到達した後に前記定着装置が稼働可能となるように制御する制御部とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
【請求項2】 トナー像が転写された記録紙を加熱して記録紙にトナー像を定着させる定着装置を有するファクシミリ装置において、受信時刻を記憶し蓄積する記憶部と、この記憶部の受信記憶データを曜日ごとに分類し、さらに各曜日における1日の中で受信頻度の高い時間帯を抽出する受信時刻解析部と、この受信時刻解析部が抽出した時間帯の前に、前記定着装置の定着ヒータを発熱させ、前記定着装置を予熱状態にして、前記時間帯に到達した後に前記定着装置が稼働可能となるように制御する制御部とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
【請求項3】 トナー像が転写された記録紙を加熱して記録紙にトナー像を定着させる定着装置を有するファクシミリ装置において、所定の宛先に送信した後にその宛先と同一の宛先から受信があった場合、その時の送信と受信との間の時間を記憶し蓄積する記憶部と、この記憶部に蓄積された時間データから頻度の高い間隔時間を抽出する受信時刻解析部と、前記同一の宛先に送信した時点から前記受信時刻解析部が抽出した時間を経過する前に、前記定着装置の定着ヒータを発熱させ、前記定着装置を予熱状態にして、前記時間が経過した後に前記定着装置が稼働可能となるように制御する制御部とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
【請求項4】 トナー像が転写された記録紙を加熱して記録紙にトナー像を定着させる定着装置を有するファクシミリ装置において、受信データを記憶する記憶部と、使用者が操作部を操作することによって、任意の時刻に到達する前に、前記定着装置の定着ヒータを発熱させ、前記定着装置を予熱状態にして、前記任意の時刻に到達した後に前記定着装置が稼働可能となるように制御する制御部とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
【請求項5】 トナー像が転写された記録紙を加熱して記録紙にトナー像を定着させる定着装置を有するファクシミリ装置において、ファクシミリ機能を有する他の複数の電子写真方式の記録装置との間でデータの入出力が可能なように接続する入出力部と、この入出力部を介して各記録装置の定着装置の状態をモニタし、受信があった際に稼働可能な予熱状態の定着装置を有する記録装置を探し出し、その記録装置に受信データを転送する制御部とを備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
【請求項6】 トナー像が転写された記録紙を加熱して記録紙にトナー像を定着させる定着装置を有するファクシミリ装置において、受信があった際に稼働不可能な予熱状態の場合には、他のファクシミリ装置に回線の接続先を切り換えるように制御し、稼働可能な予熱状態であれば受信データを出力させる制御手段を有することを特徴とするファクシミリ装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式により画像記録を行うファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真方式により画像記録を行うファクシミリ装置は、受信がない状態が一定時間経過すると省エネモードに切り換わり、定着ヒータがオフになる。
【0003】また、従来におけるこの種の他の技術としては、特開平6−118836号公報,特開平5−80603号公報,特開平5−333743号公報に記載されたものがある。
【0004】特開平6−118836号公報には、前回の印刷が終了した後に今回の印刷の開始条件が発生するまでの印刷時間を計時し、印刷間隔が予め設定した設定時間よりも長くなると、通常モードから省電力モードに切り換えてヒータの通電を停止し、印刷間隔と設定時間の差が予め設定された判定値より短い場合、設定時間を更新して長くすることにより、印刷が可能になるまでの予熱時間を短くして電子写真記録装置の利用効率を向上させる、ことが開示されている。
【0005】特開平5−80603号公報には、電力制御手段を有するヒータにより加熱される定着器を備え、通信手段により定着器の電力状態を相互にモニタ可能な複数の電子写真装置によって制御グループを形成し、グループ内の電子写真装置の定着器電力状態に対応して定着器の電力制限制御を実施して電子写真装置を起動することにより、同一ビルあるいは同一フロア内の複数の電子写真装置の定着器が同時に最大付加となることを防止し、ピーク電力を低減して給配電設備の能力を低減して給配電設備の能力に不足を来すことを防止できる、ことが開示されている。
【0006】特開平5−333743号公報には、定着装置は、定着装置電源切り換え手段からの制御により、電力の供給が切り換えられ、データ受信検知手段4は、上位装置からのデータ受信があると、定着装置の電源をオンにさせる制御信号を出力し、タイマー手段は印刷を実行しない時間がある一定時間経過した場合に、定着装置の電源をオフさせる制御信号を出力することにより、ヒートローラを使用した定着装置の電力供給を、印刷が実行されない間では停止させ、電力消費を減らす、ことが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子写真方式により画像記録を行うファクシミリ装置は、受信がない状態が一定時間経過すると省エネモードに切り換わり、定着ヒータをオフにすることにより、エネルギーの無駄な消費を防止している。
【0008】しかし、完全にオフの状態から定着可能な状態まで立ち上げるまでに時間がかかるという不具合があった。
【0009】本発明は、このような問題点を解決し、エネルギーの無駄が少なくかつ記録紙の素早い入手が可能なファクシミリ装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決達成するための本発明は、トナー像が転写された記録紙を加熱して記録紙にトナー像を定着させる定着装置を有するファクシミリ装置において、受信時刻を記憶し蓄積する記憶部と、この記憶部の受信記憶データをもとに1日の中で受信頻度の高い時間帯を抽出する受信時刻解析部と、この受信時刻解析部が抽出した時間帯の前に、前記定着装置の定着ヒータを発熱させ、前記定着装置を予熱状態にして、前記時間帯に到達した後に前記定着装置が稼働可能となるように制御する制御部とを備えたことを特徴とする。このような構成により、受信頻度の高い時間帯に定着装置を予熱状態にすることができ、記録紙の素早い入手が可能になる。
【0011】また本発明は、受信時刻を記憶し蓄積する記憶部と、この記憶部の受信記憶データを曜日ごとに分類し、さらに各曜日における1日の中で受信頻度の高い時間帯を抽出する受信時刻解析部と、この受信時刻解析部が抽出した時間帯の前に、前記定着装置の定着ヒータを発熱させ、前記定着装置を予熱状態にして、前記時間帯に到達した後に前記定着装置が稼働可能となるように制御する制御部とを備えたことを特徴とする。このような構成により、定着装置を予熱状態にする時間帯をさらに詳しくすることができる。
【0012】また本発明は、所定の宛先に送信した後にその宛先と同一の宛先から受信があった場合、その時の送信と受信との間の時間を記憶し蓄積する記憶部と、この記憶部に蓄積された時間データから頻度の高い間隔時間を抽出する受信時刻解析部と、前記同一の宛先に送信した時点から前記受信時刻解析部が抽出した時間を経過する前に、前記定着装置の定着ヒータを発熱させ、前記定着装置を予熱状態にして、前記時間が経過した後に前記定着装置が稼働可能となるように制御する制御部とを備えたことを特徴とする。このような構成により、相手先からの送信時刻を予測して、前もって定着装置を予熱状態にすることができる。
【0013】また本発明は、受信データを記憶する記憶部と、使用者が操作部を操作することによって、任意の時刻に到達する前に、前記定着装置の定着ヒータを発熱させ、前記定着装置を予熱状態にして、前記任意の時刻が到達した後に前記定着装置が稼働可能となるように制御する制御部とを備えたことを特徴とする。このような構成により、一度の定着ヒータを発熱させたときに多くの受信データを出力することが可能となり、予熱状態にするために定着ヒータを発熱させる回数が削減できる。
【0014】また本発明は、ファクシミリ機能を有する他の複数の電子写真方式の記録装置との間でデータの入出力が可能なように接続する入出力部と、この入出力部を介して各記録装置の定着装置の状態をモニタし、受信があった際に稼働可能な予熱状態の定着装置を有する記録装置を探し出し、その記録装置に受信データを転送する制御部とを備えたことを特徴とする。また、受信があった際に稼働不可能な予熱状態の場合には、他のファクシミリ装置に回線の接続先を切り換えるように制御し、稼働可能な予熱状態であれば受信データを出力する制御手段を有することを特徴とする。このような構成により、予熱状態の定着装置を有するファクシミリ装置があった場合にその装置が出力用として使用されるため、受信源のファクシミリ装置の定着装置を予熱状態にするために定着ヒータを発熱させる必要がなく、早く記録紙を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の実施形態の装置における制御系を示すブロック図であり、1は中央処理装置(以下、CPUと称する)、2は定着装置、3は定着装置2のヒータ、4はヒータ3を駆動させるヒータ駆動回路、5はヒータ駆動回路4を制御するプロッタ制御部、6は原稿の画像を読み取るイメージセンサ、7は読取制御部、8は受信時刻解析部、9は時計、10は送受信制御部、11は各種の情報の表示および使用者により入力を行うための操作部、12はROM、13はRAM、14は、外部装置との間で連結し、データの送受を行うためのI/O部、15はI/O部14に接続された電子写真方式のファクシミリ装置を示す。
【0017】送受信制御部10を介して受信が検知された際に、1日(24時間)におけるその時の受信時刻がRAM13に記録され、さらにその記録は使用者によって指定された一定期間、例えば1箇月間の受信時刻データがRAM13に蓄積される。RAM13に蓄積された受信時刻データは受信時刻解析部8に送られ、受信時刻解析部8によって時間帯ごとの受信回数が集計され、高い頻度の時間帯が抽出される。
【0018】図2は受信時刻解析部による時間帯ごとの受信回数の一例を示すグラフである。高頻度と認定する受信回数を高頻度スレッシュラインとし、この高頻度スレッシュラインを越える時間帯が抽出される。図2の場合、10回の受信回数を高頻度スレッシュラインとして設定されているため、10:00〜11:00の間と15:00〜16:00の間が抽出される。そして、10:00〜11:00の間と15:00〜16:00の間に記録紙がすぐに出力できるように、プロッタ制御部5を介してヒータ駆動回路4を駆動してヒータ3を発熱させ、定着装置2を予熱状態にしておく。
【0019】なお、図2の場合は、時間帯の幅を30分ごとに区切っているが、それに限るものではなく、使用者が操作部11を操作して任意に設定して構わない。また、高頻度スレッシュラインも、使用者が任意に設定して構わない。
【0020】図3は曜日別の1日における時間帯の受信回数の頻度の一例を示すグラフであり、図3(a)は金曜日、図3(b)は月曜日、図3(c)は日曜日の場合の例をそれぞれ示す。図3に示すように、金曜日には週の終わりとして最後にまとめて送信するといった理由で受信する回数が午後に集中する傾向がみられる。また月曜日には土曜日,日曜日に入った仕事等の処理のため受信する回数が午前中に集中する傾向がみられる。このように使用環境によっては曜日ごとに受信回数の頻度に特徴が現れる。
【0021】そこで、1箇月の受信時刻データを受信時刻解析部8が曜日別に分類し、さらに各曜日における24時間の受信状況を集計して高頻度の時間帯を抽出することにより、ヒータ3を発熱させる時間帯の設定を曜日ごとに自動的に変えるようにする。
【0022】ところで、ファクシミリ送受信においては、同一相手との送受信である場合が比較的多い。次に示すヒータを発熱させる時間帯の設定例は、相手先に対する送信時間をも加味したものである。
【0023】まず、特に送受信の多い相手先をRAM13に登録しておく。そして登録している相手先に対する送信時に送信時刻をRAM13に記録し、その送信相手先からの受信があった場合にその時の受信時刻をRAM13に記録する。そして、一定期間RAM13に送受信時刻データを蓄積する。その送受信時刻データをもとに受信時刻解析部8が処理し、同一相手との送受信の間の時間の頻度が高いものを抽出する。図4は同一相手における送信,受信の間隔時間の頻度の一例を示すグラフである。図4の場合には、3時間後の頻度が最も高くなっているため、送信した時点から3時間後にすぐに出力できるように、ヒータ3を発熱させる時刻設定がなされる。
【0024】なお、この設定は、受信ピーク時間帯が比較的明確な使用者の場合には有効であるが、そうではないランダムな時刻に受信がある使用者の場合にはあまり有効ではない。そこで、受信データをRAM13に記憶しておき、さらに使用者が操作部11によって任意の時刻にすぐに出力できるようにヒータ3を発熱させるタイミングを設定する。そして、その時刻に達した時点でまとめてRAM13内の受信データを出力する。ここで、すぐに出力したいものは受信記録を見て使用者が操作部11によって出力させる。
【0025】次に、同一フロア内に複数のファクシミリ装置がある場合、少なくとも1つは予熱状態であってすぐに出力可能である可能性が高い。
【0026】そこで、同一フロア内に複数のファクシミリ装置がある場合、その中の任意のファクシミリ装置が受信した際、受信源となる自身の装置が予熱状態でなければ、内線の切り換えの要領で自動的に受信源のファクシミリ装置から他のファクシミリ装置に転送する。そのファクシミリ装置が予熱状態でなければまた次のファクシミリ装置に転送して、次々に転送先を切り換えていき、予熱状態のファクシミリ装置に到達した時点でそのファクシミリ装置との間で回線を接続させ、受信データを出力させるようにしても良い。
【0027】あるいは、I/O部14を介して複数のファクシミリ装置15を互いにケーブル等で連結させ、個々のファクシミリ装置15において定着装置の状態を互いにモニタできるようにする。受信源のファクシミリ装置が受信データを着信するとその受信データを展開して画像データに変換する。この時、受信源のファクシミリ装置が予熱状態でなければ、予熱状態のファクシミリ装置15をサーチする。そして、予熱状態のファクシミリ装置15があれば、そこに画像データを転送して出力させる。
【0028】なお、感熱式のような予熱を必要としないファクシミリ装置がI/O部14に接続されているならば、予熱状態のファクシミリ装置15が検出されなかった場合に、その感熱式のファクシミリ装置に受信データを転送して出力させても良いし、あるいは受信源のファクシミリ装置でメモリ受信を行うようにしても良い。
【0029】
【発明の効果】以上、説明したように構成された本発明によれば、受信頻度が高い時間帯にすぐに出力可能なように、前もってヒータを発熱させて予熱状態にしておくことにより、記録紙を早く入手することができる。




 

 


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