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発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−7207
公開日 平成11年(1999)1月12日
出願番号 特願平9−161443
出願日 平成9年(1997)6月18日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】樺山 亨 (外1名)
発明者 菊井 伸介
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】像担持体と、この像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、前記像担持体上の潜像を現像してトナー像とする現像装置と、転写材を搬送して前記像担持体上のトナー像を前記転写材へ転写させる転写ベルトと、この転写ベルトに転写バイアスを印加する転写バイアス印加手段と、前記転写ベルトの表面を清掃するクリーニングブレードとを有する画像形成装置において、前記像担持体上のトナー付着量を検知するトナー付着量検知手段と、前記像担持体上の非画像形成領域にトナーを付着させることにより該トナーを前記転写ベルトに転写させて前記クリーニングブレードに入力せしめるトナー付着手段と、前記像担持体上の非画像形成領域のトナーに対する前記トナー付着量検知手段の検知結果により前記非画像形成領域のトナーの付着状態を変更するトナー付着状態変更手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前記トナー付着状態変更手段は前記像担持体上の非画像形成領域のトナーに対する前記トナー付着量検知手段の検知結果により前記非画像形成領域のトナー付着量を変更することを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】請求項1記載の画像形成装置において、前記トナー付着状態変更手段は前記前記像担持体上の非画像形成領域のトナーに対する前記トナー付着量検知手段の検知結果により前記非画像形成領域のトナー付着間隔を変更することを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は転写ベルトを有する複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置においては、感光体上に形成したトナー像を転写紙に転写するために、コロナ転写方式がよく用いられていたが、近年は転写紙の分離搬送性の向上、あるいは、オゾン生成量の低減等を目的として、中抵抗のゴム材料等の弾性体からなる転写ベルトを有する接触転写装置が用いられている。この接触転写装置は、電圧印加装置により転写バイアスを転写ベルトに印加し、転写ベルトにより転写紙を搬送すると共に、感光体上に形成したトナー像を転写ベルトにより転写紙に転写させる。また、画像形成装置において転写ベルトを有する接触転写装置を用いる場合には、転写ベルト上の残留トナーによる転写紙裏面の汚れを防止するために、転写ベルトの表面を清掃するためのクリーニングブレードがよく設けられる。
【0003】上記接触転写装置を備えた画像形成装置においては、画像面積率の低い画像形成、あるいは、白紙の画像形成を多数枚行うと、転写ベルト上に残留トナーがほとんど無い状態となることがあり、転写ベルトが接触しているクリーニングブレードのエッジ部においてもトナーがほとんど無くなってしまう。この状態では、転写ベルトとクリーニングブレードとの摩擦係数が上がり、クリーニングブレードのエッジが転写ベルト表面により引っ張られることになり、クリーニングブレードエッジ部の振動、あるいは、めくれが発生し、転写ベルトのクリーニング不良、あるいは、転写ベルトの損傷、あるいは、クリーニングブレードの破損を引き起こすことになる。
【0004】このような不具合の対策として、感光体上の画像形成領域外の一部にトナー像を形成し、このトナー像を転写ベルトに定期的に供給してクリーニングブレードの潤滑性を保つことにより、転写ベルトやクリーニングブレードを長期にわたり効率よく使用できるようにする技術が特開平3ー235977号公報に記載されている。また、感光体のクリーニングブレードによるクリーニングについても同様な技術が特開昭64ー59287号公報や特開平4ー198974号公報に記載されている。
【0005】すなわち、特開昭64ー59287号公報には、クリーニングブレードのめくれを防止するための黒帯を網目状に形成することにより、黒帯を形成する現像剤の付着量の減少を図り、品質の高い画像が得られるようにする技術が記載されている。特開平4ー198974号公報には、感光体の画像形成に常に使用されない領域にトナー配置手段でトナーを配置することにより、クリーニングブレードのめくれや振動等の不具合をより効果的に抑制可能にする技術が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平3ー235977号公報記載の技術は、感光体上の画像形成領域外の一部にトナー像を形成し、このトナー像を転写ベルトに定期的に供給してクリーニングブレードの潤滑性を保つようにしているが、転写ベルト上にトナーが付着するのは、ジャム等により転写紙が無い状態で転写ベルトに感光体から直接トナー像を入力しまい、あるいは、感光体上の画像形成領域と転写紙のサイズ、位置がずれてしまうことで、同様に転写ベルトに感光体からトナー像を入力しまう場合ばかりではない。
【0007】画像形成装置に用いられる現像装置はトナーを摩擦等で帯電させて各トナーに同極性の電荷を与えているが、その度合は均一にはならず、微弱に、あるいは、逆極性に帯電したトナーが発生する。この微弱に、あるいは、逆極性に帯電したトナーは、現像装置から感光体を介して転写ベルトに入力されてしまう。この現象は、トナーの帯電量をトナー量にて制御する2成分現像方式で顕著であり、低温低湿環境下では、トナーの帯電量が上昇し、結果としてトナー量が増加するために、特に顕著になる。
【0008】この状態では、転写紙間、あるいは、転写紙搬送方向と垂直な方向の非画像形成領域において、上述した微弱に、あるいは、逆極性に帯電したトナーが転写ベルトに連続して入力されるので、上記対策として、さらにトナーを転写ベルトに入力すると、転写ベルトのトナー入力過多となり、転写ベルト上のトナーをクリーニングブレードでクリーニングしきれなくなってしまい、転写ベルト上のトナーにより転写紙の裏面を汚してしまう恐れがある。
【0009】本発明は、転写ベルト用クリーニングブレードのめくれを防止することができる画像形成装置、転写ベルト用クリーニングブレードのめくれを防止することができると共に転写ベルト用クリーニングブレードのクリーニング不良を防止することができる画像形成装置、及び潜像を形成して画像形成を行う方式にも拘らず転写ベルト用クリーニングブレードのめくれを防止することができると共に転写ベルト用クリーニングブレードのクリーニング不良を防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、像担持体と、この像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、前記像担持体上の潜像を現像してトナー像とする現像装置と、転写材を搬送して前記像担持体上のトナー像を前記転写材へ転写させる転写ベルトと、この転写ベルトに転写バイアスを印加する転写バイアス印加手段と、前記転写ベルトの表面を清掃するクリーニングブレードとを有する画像形成装置において、前記像担持体上のトナー付着量を検知するトナー付着量検知手段と、前記像担持体上の非画像形成領域にトナーを付着させることにより該トナーを前記転写ベルトに転写させて前記クリーニングブレードに入力せしめるトナー付着手段と、前記像担持体上の非画像形成領域のトナーに対する前記トナー付着量検知手段の検知結果により前記非画像形成領域のトナーの付着状態を変更するトナー付着状態変更手段とを備えたものであり、転写ベルト用クリーニングブレードのめくれを防止することができる。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記トナー付着状態変更手段は前記像担持体上の非画像形成領域のトナーに対する前記トナー付着量検知手段の検知結果により前記非画像形成領域のトナー付着量を変更するものであり、転写ベルト用クリーニングブレードのめくれを防止することができると共に転写ベルト用クリーニングブレードのクリーニング不良を防止することができる。
【0012】請求項3に係る発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記トナー付着状態変更手段は前記前記像担持体上の非画像形成領域のトナーに対する前記トナー付着量検知手段の検知結果により前記非画像形成領域のトナー付着間隔を変更するものであり、潜像を形成して画像形成を行う方式にも拘らず転写ベルト用クリーニングブレードのめくれを防止することができると共に転写ベルト用クリーニングブレードのクリーニング不良を防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施形態の制御系を示し、図2は第1実施形態の概略を示す。この第1実施形態は請求項1、2に係る発明の一実施形態であり、デジタル画像形成装置の一実施形態である。像担持体としての感光体は、例えば感光体ドラム1が用いられ、回転駆動部により回転駆動される。この感光体ドラム1は、帯電器2により均一に帯電された後に図示しない露光手段にて画像露光光3により露光されて静電潜像が形成される。
【0014】この露光手段は、例えば周知のレーザ光学系からなる書き込み装置が用いられ、画像信号を光信号3に変換して該光信号3により感光体ドラム1を露光することで画像を感光体ドラム1に書き込んでネガーポジ潜像を感光体ドラム1上に形成する。従って、帯電器2及び露光手段は感光体ドラム1上に静電潜像を形成する潜像形成手段を構成する。
【0015】この場合、露光手段は、外部又は画像読み取り装置からの画像形成を行うための画像信号により感光体ドラム1を露光して画像形成用の静電潜像を形成するだけでなく、画像間(各画像の間、つまり、転写紙上に画像形成を行うための各静電潜像の間)にて基準濃度パターン発生部からの所定の基準濃度を有する基準濃度パターンの画像信号により感光体ドラム1を露光して基準濃度パターンの静電潜像を形成する。
【0016】現像装置は、接触現像器4及びトナー補給器5が用いられ、接触現像器4は現像バイアス電源から現像バイアス電圧が印加されると共に現像器用駆動部26により駆動されて感光体ドラム1上の静電潜像をあらかじめ決められた現像ポテンシャル(=感光体ドラム1の表面電位(潜像電位)−現像バイアス電圧)で2成分現像剤により現像してトナー像とする。光学センサからなるトナー付着量検知手段6は感光体ドラム1上の基準濃度パターン(基準濃度パターンの静電潜像を接触現像器4で現像して得た基準濃度パターンのトナー像)のトナー付着量を検知する。
【0017】トナー補給器5は、制御部7により制御され、接触現像器4へトナーを補給することにより現像剤にトナーを補給する。制御部7は、現像能力制御手段を兼ね、感光体ドラム1上の基準濃度パターンに対する光学センサ6の出力値を読み込んで該出力値に基づいて基準濃度パターンのトナー付着量が一定になるようにトナー補給器5を制御することにより、接触現像器4の現像能力を制御する。
【0018】つまり、制御部7は、基準濃度パターンのトナー付着量が設定値より多い場合には、トナー補給器5を停止させトナーの帯電量をアップさせて接触現像器4の現像能力を低下させる。また、制御部7は、基準濃度パターンのトナー付着量が設定値より少ない場合には、トナー補給器5に接触現像器4へトナーを補給させトナーの帯電量をダウンさせて接触現像器4の現像能力を向上させる。これにより、基準濃度パターンのトナー付着量=接触現像器4の現像能力が一定に制御される。このため、接触現像器4におけるトナー自体の帯電能力が変化しても接触現像器4の現像能力が安定に維持され、安定した画像が得られる。
【0019】転写装置は中抵抗のゴム材料等の弾性体からなる転写ベルト8を有する接触転写装置が用いられる。この接触転写装置においては、転写ベルト8は、感光体ドラム1に圧接され、導電性ローラ9、10に掛け渡されて図示しない回転駆動部により駆動ローラ9が回転駆動されて転写ベルト8が感光体ドラム1と同じ線速で回転する。導電性ローラ9、10は、転写ベルト8をアースに接地する第2電極部材を兼ね、電圧印加装置11を介してアースに接地される。
【0020】バイアスローラからなる第1電極部材12は転写ベルト8の内面側に当接し、電圧印加装置11はバイアスローラ12を介して転写ベルト8に所定の電圧を印加して転写ベルト8に電荷を付与する。転写紙からなる転写材13は給紙装置から給紙されて搬送系により転写ベルト8へ搬送され、転写ベルト8は転写紙13を搬送して転写ベルト8と感光体ドラム1とのニップ部で感光体ドラム1上の画像形成用のトナー像(画像形成用の静電潜像を現像したもの)を転写紙13に転写させることにより転写紙13上に画像を形成する。
【0021】電圧印加装置11は、バイアスローラ12に印加する電圧を、電圧印加装置11からバイアスローラ12に流れる総電流より駆動ローラ9及び従動ローラ10を介して帰還される電流を除いた差分電流値、すなわち、バイアスローラ12より感光体ドラム1へ流れる転写電流を一定にするように制御している。このようにすることで、転写ベルト8の電気特性のバラツキにかかわらず、転写電流=差分電流値が一定に制御され、安定した転写特性が得られる。
【0022】転写紙13は図示しない定着装置によりトナー像が定着されて外部へ排出される。感光体ドラム1は、画像形成用トナー像の転写後にクリーニング装置14により清掃されて基準濃度パターン及び残留トナーが除去され、次の画像形成動作に備える。転写ベルト8の表面は、残留トナーによる転写紙13の裏汚れを防止するため、クリーニング装置のクリーニングブレード15により常時クリーニングされて残留トナーが除去される。
【0023】本実施形態では、第3図に示すタイミングで予め決まった画像形成間隔毎に感光体ドラム1上の画像間(画像形成用トナー像の間)の非画像形成領域に画像形成領域の幅いっぱいに決められた幅のトナーラインが感光体ドラム1上に形成されるようになっており、このトナーラインが転写ベルト8上に転写されて入力される。このトナーラインは、トナーにより主走査方向(感光体ドラム1及び転写ベルト8の幅方向)と平行に決められた幅で直線状に形成されるものである。
【0024】トナーライン信号発生部16は図3に示すタイミングで感光体ドラム1の起動時にトナーライン信号を発生し、露光手段はトナーライン信号発生部16からのトナーライン信号により感光体ドラム1上の帯電器2により均一に帯電された画像間の非画像形成領域を露光してトナーラインの静電潜像を形成する。この静電潜像は接触現像器4により現像されてトナーラインとなり、このトナーラインが転写ベルト8上に転写されて入力される。
【0025】制御部7は、図3に示すタイミングで感光体ドラム1の起動時に現像器用駆動部26を制御して接触現像器4を駆動したり停止させたりする。光学センサ6は、接触現像器4が停止している状態で感光体ドラム1上の画像間の非画像形成領域のトナー付着量(トナーラインが形成されていない非画像形成領域のトナー付着量)を検知し、かつ、接触現像器4が現像器用駆動部26により駆動されている状態で感光体ドラム1上の画像間の非画像形成領域におけるトナーラインのトナー付着量を検知する。
【0026】制御部7は、接触現像器4が停止している状態での感光体ドラム1上の画像間の非画像形成領域のトナー付着量に対する光学センサ6の出力値と、接触現像器4が駆動されている状態での感光体ドラム1上の画像間の非画像形成領域におけるトナーラインのトナー付着量に対する光学センサ6の出力値とを比較してその比(接触現像器4駆動時のトナーラインのトナー付着量に対する光学センサ6の出力値/接触現像器4停止時の画像間の非画像形成領域のトナー付着量に対する光学センサ6の出力値)を演算し、この比によりトナーライン信号発生部16を制御してトナーラインの幅を可変制御する。
【0027】すなわち、制御部7は、上述の比により、画像形成が所定の回数例えば29回行われる毎に、図4に示すようにトナーライン信号発生部16を制御してトナーラインの幅を可変制御する。つまり、制御部7は、■上述の比が95%以上の場合にはトナーラインの幅を2mmとし、■上述の比が87.5%以上95%未満の場合にはトナーラインの幅を1mmとし、■上述の比が87.5%未満の場合にはトナーラインの幅を0mmとする(トナーラインを形成させない)。
【0028】上述の比が95%以上の場合にトナーラインの幅を0mmとすると、クリーニングブレード15のめくれが発生し、上述の比が87.5%未満の場合にトナーラインの幅を2mmとすると、転写ベルト8のクリーニング不良による汚れが発生するが、本実施形態により上述のようにトナーライン幅の制御を行うことで、これらの不具合が解消されることが実験で確認された。
【0029】このように、本実施形態では、感光体ドラム1上の画像間の非画像形成領域のトナー付着量に対する光学センサ6の検知結果により、トナーラインの幅をゼロを含めて調整することで、高温高湿環境等の、トナーの帯電量、トナー濃度が低下し、微弱帯電あるいは逆極性帯電のトナーがごく僅かになり、感光体ドラム1上の非画像形成領域のトナー付着量がほぼ無くなる状態であっても、転写ベルト8、クリーニングブレード15のエッジ部にトナーを供給することが可能となり、クリーニングブレード15のめくれ等の異常を防止することができる。
【0030】また、低温低湿環境等の、トナーの帯電量、トナー濃度が上昇し、微弱帯電あるいは逆極性帯電のトナーが増加して、感光体ドラム1上の非画像形成領域のトナー付着量が多くなる状態においては、トナーラインの幅をゼロにしてトナーラインを形成しないことにより、転写ベルト8、クリーニングブレード15のエッジ部に過度のトナーを供給することを防止することが可能となり、クリーニング不良を防止することができる。
【0031】また、クリーニングブレード15のめくれを防止するためのトナー消費を必要最小限に抑えることが可能となる。また、感光体ドラム1上の画像間の非画像形成領域のトナー付着量の検知に、接触現像器4の現像能力を制御するための光学センサ6を用いることで、新たな機能を追加することによるコストアップを抑えることができる。
【0032】この第1実施形態は、請求項1に係る発明の一実施形態であって、像担持体としての感光体ドラム1と、この像担持体1上に潜像を形成する帯電器2及び露光手段からなる潜像形成手段と、前記像担持体1上の潜像を現像してトナー像とする接触現像器4及びトナー補給器5からなる現像装置と、転写材としての転写紙13を搬送して前記像担持体1上のトナー像を前記転写材13へ転写させる転写ベルト8と、この転写ベルト8に転写バイアスを印加するバイアスローラ12及び電圧印加装置11からなる転写バイアス印加手段と、前記転写ベルト8の表面を清掃するクリーニングブレード15とを有する画像形成装置において、前記像担持体1上のトナー付着量を検知するトナー付着量検知手段としての光学センサ6と、前記像担持体1上の非画像形成領域にトナーを付着させることにより該トナーを前記転写ベルト8に転写させて前記クリーニングブレード15に入力せしめるトナーライン信号発生部16からなるトナー付着手段と、前記像担持体1上の非画像形成領域のトナーに対する前記トナー付着量検知手段6の検知結果により前記非画像形成領域のトナーの付着状態を変更するトナー付着状態変更手段としての制御部7とを備えたので、転写ベルト用クリーニングブレード15のめくれを防止することができる。
【0033】また、第1実施形態は、請求項2に係る発明の一実施形態であって、請求項1記載の画像形成装置において、前記トナー付着状態変更手段7は前記像担持体1上の非画像形成領域のトナーに対する前記トナー付着量検知手段6の検知結果により前記非画像形成領域のトナー付着量を変更するので、転写ベルト用クリーニングブレード15のめくれを防止することができると共に転写ベルト用クリーニングブレード15のクリーニング不良を防止することができる。
【0034】図5は本発明の第2実施形態を示す。この第2実施形態は、請求項3に係る発明の一実施形態であり、上記第1実施形態とは以下に述べる点が異なって他の点が同じである。第2実施形態においては、露光手段として公知のアナログ光学系が用いられ、ポジーポジ方式の画像形成を行う。アナログ光学系では、原稿台17上に載置された原稿が露光ランプ18により照明されてその反射光が第1ミラー19、第2ミラー20、第3ミラー21、レンズ22及び第4ミラー23を介して感光体ドラム1上に結像されると共に、露光ランプ18、第1ミラー19及び第2ミラー20の移動により原稿の走査が行われて感光体ドラム1上に原稿画像の露光が行われることにより感光体ドラム1上に画像形成用の静電潜像が形成される。
【0035】また、原稿台17のスキャンエンド外に黒ライン24が配置され、この黒ライン24が原稿走査終了後に露光ランプ18により照明されてその反射光が第1ミラー19、第2ミラー20、第3ミラー21、レンズ22及び第4ミラー23介して感光体ドラム1上に結像されることにより、感光体ドラム1上の画像間(画像形成用トナー像の間)の非画像形成領域に主走査方向(感光体ドラム1及び転写ベルト8の幅方向)と平行に画像形成領域の幅いっぱいに決められた幅のトナーラインが感光体ドラム1上に形成される。
【0036】黒ライン24は、例えば幅が1mmで原稿走査方向と直角な主走査方向へ配置された黒のラインからなる。制御部7は、接触現像器4が停止している状態での感光体ドラム1上の画像間の非画像形成領域のトナー付着量に対する光学センサ6の出力値と、接触現像器4が現像器用駆動部26により駆動されている状態での感光体ドラム1上の画像間の非画像形成領域におけるトナーラインのトナー付着量に対する光学センサ6の出力値とを比較してその比(接触現像器4駆動時のトナーラインのトナー付着量に対する光学センサ6の出力値/接触現像器4停止時の画像間の非画像形成領域のトナー付着量に対する光学センサ6の出力値)を演算し、この比によりトナーライン信号発生部16を制御してトナーラインの形成間隔を可変制御する。
【0037】すなわち、制御部7は、図6に示すようにトナーラインの形成間隔を上述の比により可変制御する。つまり、制御部7は、■上述の比が95%以上の場合にはトナーラインの形成間隔を14回の画像形成毎にトナーライン形成を1回行う間隔とし、■上述の比が87.5%以上95%未満の場合にはトナーラインの形成間隔を29回の画像形成毎にトナーライン形成を1回行う間隔とし、■上述の比が87.5%未満の場合には、トナーラインの形成間隔を無限回の画像形成毎にトナーライン形成を1回行う間隔とする(トナーラインを形成させない)。イレーサ25は、制御部7により制御され、感光体ドラム1上のトナーラインの静電潜像を不要な時に消去する。
【0038】本実施形態では、感光体ドラム1上の画像間の非画像形成領域のトナー付着量に対する光学センサ6の検知結果により、トナーラインの形成間隔を無限大(トナーラインを形成せず)を含めて調整することで、クリーニングブレード15のエッジ部へのトナー供給を的確に制御することが可能となって、アナログ光学系を持つ画像形成装置であっても、転写ベルト8のクリーニング不良による汚れを防止しつつ、クリーニングブレード15のめくれを防止することができる。
【0039】また、第1実施形態と同様に、クリーニングブレード15のめくれを防止するためのトナー消費を必要最小限に抑えることが可能となり、、感光体ドラム1上の画像間の非画像形成領域のトナー付着量の検知に、接触現像器4の現像能力を制御するための光学センサ6を用いることで、新たな機能を追加することによるコストアップを抑えることができる。
【0040】この第2実施形態は、請求項3に係る発明の一実施形態であって、請求項1記載の画像形成装置において、前記トナー付着状態変更手段としての制御部7は前記前記像担持体としての感光体ドラム1上の非画像形成領域のトナーに対する前記トナー付着量検知手段としての光学センサ6の検知結果により前記非画像形成領域のトナー付着間隔を変更するので、潜像を形成して画像形成を行う方式にも拘らず転写ベルト用クリーニングブレード15のめくれを防止することができると共に転写ベルト用クリーニングブレード15のクリーニング不良を防止することができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれば、像担持体と、この像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、前記像担持体上の潜像を現像してトナー像とする現像装置と、転写材を搬送して前記像担持体上のトナー像を前記転写材へ転写させる転写ベルトと、この転写ベルトに転写バイアスを印加する転写バイアス印加手段と、前記転写ベルトの表面を清掃するクリーニングブレードとを有する画像形成装置において、前記像担持体上のトナー付着量を検知するトナー付着量検知手段と、前記像担持体上の非画像形成領域にトナーを付着させることにより該トナーを前記転写ベルトに転写させて前記クリーニングブレードに入力せしめるトナー付着手段と、前記像担持体上の非画像形成領域のトナーに対する前記トナー付着量検知手段の検知結果により前記非画像形成領域のトナーの付着状態を変更するトナー付着状態変更手段とを備えたので、転写ベルト用クリーニングブレードのめくれを防止することができる。
【0042】請求項2に係る発明によれば、請求項1記載の画像形成装置において、前記トナー付着状態変更手段は前記像担持体上の非画像形成領域のトナーに対する前記トナー付着量検知手段の検知結果により前記非画像形成領域のトナー付着量を変更するので、転写ベルト用クリーニングブレードのめくれを防止することができると共に転写ベルト用クリーニングブレードのクリーニング不良を防止することができる。
【0043】請求項3に係る発明によれば、請求項1記載の画像形成装置において、前記トナー付着状態変更手段は前記前記像担持体上の非画像形成領域のトナーに対する前記トナー付着量検知手段の検知結果により前記非画像形成領域のトナー付着間隔を変更するので、潜像を形成して画像形成を行う方式にも拘らず転写ベルト用クリーニングブレードのめくれを防止することができると共に転写ベルト用クリーニングブレードのクリーニング不良を防止することができる。




 

 


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