米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 写真;映画 -> 株式会社リコー

発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−2970
公開日 平成11年(1999)1月6日
出願番号 特願平9−155198
出願日 平成9年(1997)6月12日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 武久 (外1名)
発明者 高橋 充
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 像担持体に形成された複数の像を中間転写体に重ね合わせて転写する画像形成装置において、前記中間転写体を具備する中間転写ユニットを設け、該中間転写ユニットに前記中間転写体を作動する駆動源が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】 前記駆動源が、前記中間転写ユニットの奥側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体に形成された複数の像を中間転写体に重ね合わせて転写する、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】中間転写ベルト等の中間転写体を有するフルカラー複写機等では、通常転写ベルトの駆動源として画像形成装置本体側に設けた駆動モータを使用しているものが多い。そして、その駆動モータからの駆動をギヤ、カップリング等の駆動伝達手段を介して駆動ローラを回転させている。
【0003】ところで、近年、フルカラー複写機等では数色の像を重ね合わせたときの位置精度がますます厳しく要求されており、現在では4色のトナー像を位置合わせた際のずれ量が0.07mm以下にすることが要求されている。かかる要求を満足しようとすると、中間転写体の僅かな回転ムラも見過ごすことができない要因の1つとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記したフルカラー複写機では駆動モータからの駆動伝達に用いられているギヤの偏心やカップリングの芯ずれ、ギヤの精度等が起因して中間転写体の回転ムラが生じており、この回転ムラを軽減することはかなり難しいものであった。
【0005】本発明は、上記した従来の事情に鑑み、中間転写体の回転ムラを抑えられ、精度の良い重ね合わせ画像が得られる画像形成装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明は、像担持体に形成された複数の像を中間転写体に重ね合わせて転写する画像形成装置において、前記中間転写体を具備する中間転写ユニットを設け、該中間転写ユニットに前記中間転写体を作動する駆動源が設けられていることを特徴としている。
【0007】なお、本発明は前記駆動源が、前記中間転写ユニットの奥側に配置されていると、効果的である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。図1、本発明に係るカラーの画像形成装置を示す概略構成図である。
【0009】図1において、カラー画像形成装置はカラー画像読取り装置、カラー画像記録装置、給紙バンク等で構成されている。カラー画像読取り装置(以下、カラースキャナーと称す)200は、コンタクトガラス202上の原稿180の画像を照明ランプ205、ミラー群204A〜C、およびレンズ206を介して、カラーセンサー207に結像して、原稿のカラー画像情報を、例えばBlue、Green、Redの色分解光毎に読み取り、電気的な画像信号に変換する。
【0010】カラーセンサー207は、この例ではB、G、Rの色分解手段とCCDの様な光電変換素子で構成されており、3色同時読み取りを行なう。そして、このカラースキャナー200で得たB、G、Rの色分解画像信号強度レベルをもとにして、画像処理部(図示なし)で色変換処理を行ない、Black(以下、BKと記す)、Cyan(同、C)、Magenta(同、M)、Yellow(同、Y)のカラー画像データを得る。
【0011】これを、次に述べるカラー画像記録装置(以下、カラープリンターと称す)400によって、BK、C、M、Yの顕像化を行ない最終的なカラーコピーとする。なお、BK、C、M、Yの画像データを得るためのカラースキャナー200の動作方式は、カラープリンター400の動作とタイミングを取ったスキャナースタート信号を受けて、図1において、照明・ミラー光学系が左矢印方向へ原稿走査し、1回走査毎に1色の画像データを得る。
【0012】この動作を合計4回繰り返すことによって、順次の4色画像データを得る。そして、その都度カラープリンター400で順次顕像化しつつ、これを重ね合わして4色フルカラー画像を形成する。
【0013】次に、カラープリンター400の概要を説明する。書き込み光学ユニットは、カラースキャナーからのカラー画像データを光信号に変換して、原稿画像に対応した光書込みを行ない、像担持体としての感光体、例えば感光体ドラム414に静電潜像を形成する。
【0014】該書き込み光学ユニットは、レーザー発光手段441とその発光駆動制御部(図示せず)、ポリゴンミラー443とその回転用モータ444、f/θレンズ442や反射ミラー446等で構成されている。
【0015】感光体ドラム414は、矢印の如く反時計方向に回転するがその回りには、感光体クリーニングユニット421、除電ランプ414M、帯電器419、電位センサー414D、リボルバー現像装置420の選択された現像器、現像濃度パターン検知器414P、中間転写体としての中間転写ベルト415Bを備えた中間転写ユニット415などが配置されている。なお、中間転写ユニット415は中間転写ベルト415Bに代わって中間転写ドラムまたは中間転写ローラを具備するものであってもよい。
【0016】リボルバー現像装置420は、BK現像器420K、C現像器420C、M現像器420M、Y現像器420Yと、各現像器を矢印の如く反時計方向に回転させる、リボルバー回転駆動部(図示せず)から構成される。各現像器は、静電潜像を現像するために現像剤の穂を同光体414の表面に接触させて回転する現像スリーブ(420KS、420CS、420MS、420YS)と、現像剤を汲み上げ・撹拌するために回転する現像パドルなどで構成されている。
【0017】さて、待機状態ではリボルバー現像装置はBKの位置にセットされており、コピー動作が開始されると、カラースキャナ200で所定のタイミングからBK画像データの読み取りがスタートし、この画像データに基づきレーザー光による光書き込み・潜像形成が始まる(以下、BK画像データによる静電潜像をBK潜像と称す。C、M、Yについても同じ)。
【0018】このBK潜像の先端部から現像可能とすべくBK現像器の現像位置に潜像先端部が到達する前に、現像スリーブ420KSを回転開始して、BK潜像をBKトナーで現像する。そして以後、BK潜像領域の現像動作を続けるが、潜像後端部がBK現像位置を通過した時点で、速やかにBK現像ユニット現像位置から次の色現像位置まで、リボルバー現像装置が回転する。これは少なくとも、次の画像データによる潜像先端部が到達する前に完了させる。
【0019】像形成サイクルが開始されると、先ず感光体ドラム414は矢印の如く反時計廻りに、中間転写ベルト415Bは時計廻りに図示しない駆動モータによって回転される。中間転写ベルト415Bの回転にともなってBKトナー像形成、C像形成、M像形成、Y像形成が行われ、最終的にBKCMYの順に中間転写ベルト415B上に重ねてトナー像が作られる。
【0020】まずBK像形成は以下のようにして行われる。帯電器419はコロナ放電によって感光体ドラム414を負電荷で約−700Vに一様に帯電する。続いてレーザーダイオード441はBK信号に基づいてラスタ露光を行う。
【0021】このようにラスタ像が露光されるとき、当初一様荷電された感光体ドラム414の露光された部分は、露光光量に比例する電荷が消失し、静電潜像が形成される。
【0022】現像装置420内のトナーはフェライトキャリアとの撹拌によって負極性に帯電され、また本現像装置のBK現像スリーブ420KSは感光体ドラム414の金属基体層に対して図示しない電源手段によって負の直流電位と交流とが重畳されて電位バイアスされている。この結果感光体414の電荷が残っている部分にはトナーが付着せず、電荷の無い部分つまり露光された部分にはBKトナーが吸着され、潜像と相似なBK可視像が形成されることになる。
【0023】中間転写ユニット415の中間転写ベルト415Bは、駆動ローラ415D、転写対向ローラ415T、クリーニング対向ローラ415Aおよび従動ローラ群に張架されており、後述する駆動モータにより駆動制御される。
【0024】さて、感光体414上に形成したBKトナー像は、感光体と接触状態で等速駆動とている中間転写ベルト415Bの表面に、ベルト転写コロナ放電器(以下、ベルト転写器)416によって転写される(以下、感光体から中間転写ベルトへのトナー像転写を、ベルト転写と称す)。
【0025】感光体414上の若干の未転写残留トナーは感光体414の再使用に備えて感光体クリーニング装置421で清掃される。ここで回収されたトナーは回収パイプを経由して図示しない排トナータンクに蓄えられる。
【0026】なお、中間転写ベルト415Bには、感光体414に順次形成するBK、C、M、Yのトナー像を、同一面に順次位置合せして、4色重ねのベルト転写画像を形成し、その後、転写紙に電荷付与手段としてのコロナ放電転写器417にて一括転写を行う。なお、電荷付与手段としては転写ローラ、転写ブラシ、転写ブレードの接触転写部材であってもよい。
【0027】ところで、感光体414側ではBK工程の次にC工程に進むが、所定のタイミングからカラースキャナーによるC画像データ読み取りが始まり、その画像データによるレーザー光書き込みで、C潜像形成を行う。
【0028】C現像器はその現像位置に対して、先のBK潜像後端部が通過した後で、且つC潜像の先端が到達する前にリボルバー現像装置の回転動作を行い、C潜像をCトナーで現像する。
【0029】以後、C潜像領域の現像を続けるが、潜像後端部が通過した時点で、先のBK現像器の場合と同様にC現像ユニットの回転動作を行う。これもやはり次のM潜像先端部が到達する前に完了させる。
【0030】なお、MおよびYの工程については、それぞれの画像データ読み取り・潜像形成・現像の動作が上述のBK・Cの工程と同様であるので説明は省略する。ベルトクリーニング装置415Cは、入口シール、ゴムブレード、排出コイル、および入口シール、ブレードの接離機構などで構成されており、1色目のBK画像をベルト転写した後の、2、3、4色目をベルト転写している間は、ブレード接離機構によってベルト面から入口シール、ブレードを離間させておく。
【0031】紙転写コロナ放電器417(以下、紙転写器)は、コロナ放電方式にてAC+DC、又はDC成分を印加して、中間転写ベルト415B上の重ねトナー像を転写紙に転写する。なお、給紙バンク内の転写紙カセット482A〜Cには、各種サイズの転写紙が収納されており、指定されたサイズ紙の収納カセットから、給紙コロ483A〜Cによってレジストローラ方向に給紙・搬送される。412B2は、OHP用紙や厚紙などの手差し給紙トレイである。
【0032】像形成が開始される時期に、転写紙は前記のいずれかの給紙口から給送され、レジストロール対418Rのニップで待機している。そして紙転写器417に中間転写ベルト415B上のトナー像先端がさしかかるときに、ちょうど転写紙先端がこの像先端に一致する如くにレジストローラ対418Rが駆動され紙と像のレジスト合わせが行われる。
【0033】このようにして転写紙が中間転写ベルト415Bの像と重ねられて正電位につながれた紙転写器417の上を通過する。このとき、コロナ放電電流で転写紙が正電荷で荷電され、トナー画像の殆どが転写紙上に転写される。続いて紙転写器417の左に配した図示しないAC+DCコロナによる分離除電器にて通過するときに、転写紙は除電され、中間転写ベルト415Bから剥離して搬送ベルト422に移る。
【0034】さて、中間転写ベルト415B面から4色重ねトナー像を一括転写された転写紙は、紙搬送ベルト422で定着器423に搬送され、所定温度にコントロールされた定着ローラ423Aと加圧ローラ423Bのニップ部でトナー像を溶融定着され、排出ロール対424で本体外に送り出され、図示しないコピートレイに表向きにスタックされ、フルカラーコピーを得る。
【0035】なお、ベルト転写後の感光体414は、感光体クリーニングユニット421(ブラシローラ、ゴムブレード)で表面をクリーニングされ、また、除電ランプ414Mで均一に除電する。
【0036】また、転写紙にトナー像を転写した後の中間転写ベルト415Bは、クリーニングユニット415Cを再びブレード接離機構でブレードを押圧して表面をクリーニングする。
【0037】リピートコピーの時は、カラースキャナーの動作および感光体への画像形成は、1枚目の(4色目)画像工程に引き続き、所定のタイミングで2枚目の(1色目)画像工程に進む。
【0038】また、中間転写ベルト415Bの方は、1枚目の4色重ね画像の転写紙への一括転写工程に引き続き、表面をベルトクリーニング装置415Cでクリーニングされた領域に、2枚目のBKトナー像がベルト転写されるようにする。その後は、1枚目と同様動作になる。
【0039】以上、4色フルカラーコピーモードの説明であったが、3色コピーモード、2色コピーモードの場合は、指定された色と回数の分について、上記同様の動作を行うことになる。
【0040】また、単色コピーモードの場合は、所定枚数が終了するまでの間、リボルバー現像装置420の所定色の現像器のみを現像作動(所定色の現像位置)状態にして、ベルトクリーニング装置415Cのブレードをベルトに押圧状態のまま連続してコピー動作を行う。
【0041】このように構成されるカラー画像形成装置は、フルカラーモードにおいて中間転写ベルト415Bに4色重ね画像が形成されるが、この4色のトナー像を中間転写ベルト415B上に位置合わせた際、そのずれ量を極小にすることが要求されている。この位置合わせのずれは、中間転写ベルト415Bの回転ムラが大きな影響を及ぼしており、この回転ムラはカラープリンターの駆動モータからの駆動伝達に用いられているギヤの偏心やカップリングの芯ずれ、ギヤの精度等が起因していることを見出した。
【0042】そこで、本発明は図2に示すように、中間転写ベルト415Bを駆動する駆動源としての駆動モータ415Mを中間転写ユニット415に直接設けている。この場合、駆動モータ415Mの出力軸415Jには図3に示すように、駆動ギヤ415Gが取り付けられており、この駆動ギヤ415Gは駆動ローラ415Dの軸415J’に取り付けられたギヤ415G’に噛み合っている。なお、駆動モータ415Mの出力軸415Jに取り付けられる駆動ギヤ415G及び駆動ローラ415Dの軸415J’に取り付けられるギヤ415G’は、ネジ止め、キー止め等の方法で取り付けると偏心して回転ムラになるので、共に偏心の虞がない圧入で取り付けることが好ましい。
【0043】また、駆動モータ415Mは中間転写ユニット415のユニット側板415Sに固定されるが、この場合機械の奥側となる後ユニット側板415Sに固定することが好都合である。すなわち、駆動モータ415Mを後ユニット側板415Sに固定すると、中間転写ベルト415B等の脱着、点検等において中間転写ユニット415は機械の手前側に引き出されるが、このとき面積の取る駆動モータ415Mは後ユニット側板415S側に配置されている方が操作等において有利である。さらに、駆動モータ415Mは、回転を制御するため、エンコーダーを搭載していることがあり、そしてそのドライバー基板(図示せず)は機械の奥側に配置しているものが殆どである。従って、駆動モータ415Mを後ユニット側板415S側に配置することでドライバー基板までのハーネス415Hが長くなることを防止でき、ノイズによる悪影響を受けにくくすることができる。なお、符号415Eはドライバー基板に接続するコネクタである。
【0044】このようにして、駆動モータ415Mを中間転写ユニット415に設けることで、中間転写ベルト415Bの回転ムラを少なくでき、回転ムラによる重ね画像の位置ずれを防止することができる。
【0045】図4は、本発明の他の実施の形態を示す説明図であって、本例では駆動モータ415Mを、その出力軸415Jが駆動ローラ415Dの軸415J’と一直線上になるように配置し、そして両軸をカップリング415Kで連結している。
【0046】このように構成すれば、駆動モータ415Mが駆動ローラ415Dをほぼ直接、かつ出力軸415Jと軸415J’を一直線にして駆動するので、中間転写ベルト415Bの回転ムラをより確実に防止することができる。
【0047】
【発明の効果】請求項1の構成によれば、中間転写ユニットに駆動源を配置しているので、中間転写体のの回転ムラを少なくでき、回転ムラによる重ね画像の位置ずれを防止することができる。
【0048】請求項2の構成によれば、駆動源を中間転写ユニットの奥側に配置しているので、中間転写体の脱着、点検等が容易で、駆動源へのハーネスも短くすることができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013