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発明の名称 画像処理装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−194665
公開日 平成11年(1999)7月21日
出願番号 特願平9−369115
出願日 平成9年(1997)12月29日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】谷 義一 (外1名)
発明者 田代 浩彦 / 甲谷 英人 / 野中 隆
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 電子写真方式による画像形成手段を有する複写手段と、該複写手段の該画像形成手段を共有する印刷手段と、前記画像形成手段による画像形成が開始されてから所定時間経過後に先行給紙を行う先行給紙手段とを有する画像処理装置において、前記印刷手段および前記複写手段の割り込み優先度を設定するための割込優先度設定手段と、該割込優先度設定手段により前記印刷手段および前記複写手段に設定された割り込み優先度が同一である場合は、割り込みを禁止し、割込み優先度が異なる場合は、前記先行給紙手段による前記画像形成手段への先行給紙を含めた画像形成を、前記デフォルトの処理速度より遅い所定の処理速度で行い、割り込み優先度が高い方の手段による低い方の手段の処理への割り込みを可能にする割込処理手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
【請求項2】 請求項1において、前記割込処理手段は、前記印刷手段および前記複写手段のうちの割り込み優先度が高い方の手段から低い方の手段による処理に切り換える切換手段を有し、前記画像形成手段による画像形成開始から前記先行給紙手段による先行給紙開始までの時間間隔を、前記切換手段による切り換えが可能な時間間隔にすることを特徴とする画像処理装置。
【請求項3】 電子写真方式による画像形成手段が中間転写体を有する複写手段と、該複写手段と該画像形成手段を共有する印刷手段と、画像先端を要求する信号に応答して所定時間経過後に発生される先行給紙を要求する信号に従って先行給紙を行う先行給紙手段とを有する画像処理装置において、前記印刷手段および前記複写手段の割り込み優先度を設定するための割込優先度設定手段と、該割込優先度設定手段により前記印刷手段および前記複写手段に設定された割り込み優先度が同一である場合は、割り込みを禁止し、割り込み優先度が異なる場合は、前記中間転写体の画像を転写した直後に、該中間転写体を所定回数だけ空回転させ、該中間転写体が空回転される間に発生される前記画像先端を要求する信号をマスクして、割り込み優先度が高い方の手段による低い方の手段の処理への割り込みを可能にする割込処理手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
【請求項4】 請求項3において、前記割込処理手段は、前記中間転写体を1回だけ空回転させることを特徴とする画像処理装置。
【請求項5】 請求項3において、前記割込処理手段は、前記印刷手段および前記複写手段のうちの割り込み優先度が高い方の手段から低い方の手段による処理に、前記中間転写体の空回転が終了した時点で切り換える切換手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
【請求項6】 電子写真方式による画像形成手段が中間転写体を有する複写手段と、該複写手段と該画像形成手段を共有する印刷手段と、画像先端を要求する信号に応答して所定時間経過後に発生される先行給紙を要求する信号に従って先行給紙を行う先行給紙手段とを有する画像処理装置において、前記印刷手段および前記複写手段の割り込み優先度を設定するための割込優先度設定手段と、該割込優先度設定手段により前記印刷手段および前記複写手段に設定された割り込み優先度が同一である場合は、割り込みを禁止し、割り込み優先度が異なる場合は、割り込み優先度が高い方の手段による低い方の手段への割り込みが発生したときのみ、前記中間転写体の画像を転写した直後に、該中間転写体を所定回数だけ空回転させ、該中間転写体が空回転される間に発生される前記画像先端を要求する信号をマスクして、割り込み優先度が高い方の手段から低い方の手段への割り込みを可能にする割込処理手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
【請求項7】 請求項6において、前記割込処理手段は、前記中間転写体を1回だけ空回転させることを特徴とする画像処理装置。
【請求項8】 請求項6において、前記割込処理手段は、前記印刷手段および前記複写手段のうちの割り込み優先度が高い方の手段から低い方の手段による処理に、前記中間転写体の空回転が終了した時点で切り換える切換手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子複写方式による印刷機能と複写機能の両方を有する画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、プリント機能とコピー機能を有する画像処理システムが知られており、この画像処理システムは、例えば、図16に示すように、ホストコンピュータ3104に、プリンタコントローラ3103を介してプリンタ3102が接続してあり、画像読み取り装置3501が直接接続してある。図16に示す画像処理システムは、プリンタ3102の印字用紙給紙部からの給紙だけでなく、オプション給紙装置3104からの印字用紙の給紙を可能にするため、オプション給紙装置3104がオプションコントローラ3006を介してプリンタコントローラ3103に接続してある。ホストコンピュータ3104からプリンタコントローラ3103に送られてきた画像データは、プリンタ3102のプリンタエンジンの動作に合せて、プリンタコントローラ3103によりプリンタ3102に送り出される。
【0003】このようなプリント機能とコピー機能を有する画像処理システムは、プリンタコントローラ3103と画像読み取り装置3501とをネットワーク3105を介して相互結合し、プリンタコントローラ3103にプリンタを接続するとともに、オプションコントローラ3006を介してオプション給紙装置3104を接続しても構成することができる。その例を図17に示す。
【0004】また、図18に示すようなプリント機能とコピー機能を有する画像処理装置も知られている。この画像処理装置は、オプション給紙部3607から画像転写位置までの給紙経路の距離が、プリンタエンジン部3605内のカセットから画像転写位置までの給紙経路の距離に比べて長くなっているので、オプション給紙部3607から給紙するタイミングを、プリンタエンジン部3605内のカセットから給紙するタイミングより早くしてある。プリント機能を機能させる場合は、コントローラ部3602によりセレクタ3603を制御して切り換え、コントローラ部3602により、プリンタエンジン部3605とオプションコントローラ3606を制御可能にする。他方、複写機能を機能させる場合は、リーダ部3604によりセレクタ3603を制御して切り換えて、リーダ部3604により、プリンタエンジン部3605とオプションコントローラ3607を制御可能にする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような画像処理システムおよび画像処理装置では、コピー割り込み要因が発生したときに、既にプリントのために用紙が先行給紙されていた場合には、この割り込みが実行されないという問題点があった。このことを図18に示す画像処理装置を例に、より具体的に説明すると、リーダ部3604により割り込みが要求されたとき、既に、コントロール部3602によりプリントのために用紙が先行給紙されていた場合には、リーダ部3604とコントローラ部3602の割り込み優先度に関係なく、既に給紙されていた全ての用紙が排出されるまで、リーダ部3604は割り込みを行うことができなかった。
【0006】本発明の目的は、上記のような問題点を解決し、印刷機能と複写機能の割り込み優先度が異なる場合に割り込み優先度が高い機能の割り込み優先度が低い機能に対する割り込みを速やかに行うことができる画像処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置は、電子写真方式による画像形成手段を有する複写手段と、該複写手段の該画像形成手段を共有する印刷手段と、前記画像形成手段による画像形成が開始されてから所定時間経過後に先行給紙を行う先行給紙手段とを有する画像処理装置において、前記印刷手段および前記複写手段の割り込み優先度を設定するための割込優先度設定手段と、該割込優先度設定手段により前記印刷手段および前記複写手段に設定された割り込み優先度が同一である場合は、割り込みを禁止し、割込み優先度が異なる場合は、前記先行給紙手段による前記画像形成手段への先行給紙を含めた画像形成を、前記デフォルトの処理速度より遅い所定の処理速度で行い、割り込み優先度が高い方の手段による低い方の手段の処理への割り込みを可能にする割込処理手段とを備えている。
【0008】割込処理手段は、印刷手段および複写手段のうちの割り込み優先度が高い方の手段から低い方の手段による処理に切り換える切換手段を有することができ、画像形成手段による画像形成開始から先行給紙手段による先行給紙開始までの時間間隔を、前記切換手段による切り換えが可能な時間間隔にすることができる。
【0009】また、本発明の画像処理装置は、電子写真方式による画像形成手段が中間転写体を有する複写手段と、該複写手段と該画像形成手段を共有する印刷手段と、画像先端を要求する信号に応答して所定時間経過後に発生される先行給紙を要求する信号に従って先行給紙を行う先行給紙手段とを有する画像処理装置において、前記印刷手段および前記複写手段の割り込み優先度を設定するための割込優先度設定手段と、該割込優先度設定手段により前記印刷手段および前記複写手段に設定された割り込み優先度が同一である場合は、割り込みを禁止し、割り込み優先度が異なる場合は、前記中間転写体の画像を転写した直後に、該中間転写体を所定回数だけ空回転させ、該中間転写体が空回転される間に発生される前記画像先端を要求する信号をマスクして、割り込み優先度が高い方の手段による低い方の手段の処理への割り込みを可能にする割込処理手段とを備えている。
【0010】割込処理手段は、中間転写体を1回だけ空回転させるようにすることができる。
【0011】割込処理手段は、前記印刷手段および前記複写手段のうちの割り込み優先度が高い方の手段から低い方の手段による処理に、前記中間転写体の空回転が終了した時点で切り換える切換手段を備えることができる。
【0012】さらに、本発明の画像処理装置は、電子写真方式による画像形成手段が中間転写体を有する複写手段と、該複写手段と該画像形成手段を共有する印刷手段と、画像先端を要求する信号に応答して所定時間経過後に発生される先行給紙を要求する信号に従って先行給紙を行う先行給紙手段とを有する画像処理装置において、前記印刷手段および前記複写手段の割り込み優先度を設定するための割込優先度設定手段と、該割込優先度設定手段により前記印刷手段および前記複写手段に設定された割り込み優先度が同一である場合は、割り込みを禁止し、割り込み優先度が異なる場合は、割り込み優先度が高い方の手段による低い方の手段への割り込みが発生したときのみ、前記中間転写体の画像を転写した直後に、該中間転写体を所定回数だけ空回転させ、該中間転写体が空回転される間に発生される前記画像先端を要求する信号をマスクして、割り込み優先度が高い方の手段から低い方の手段への割り込みを可能にする割込処理手段とを備えている。
【0013】割込処理手段は、中間転写体を1回だけ空回転させるようにすることができる。
【0014】割込処理手段は、印刷手段および複写手段のうちの割り込み優先度が高い方の手段から低い方の手段による処理に、中間転写体の空回転が終了した時点で切り換える切換手段を備えることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の一実施の形態を示す。図1に示すように、プリンタとコピー機の複合機として画像処理装置がホストコンピュータ2104に接続してあり、この画像処理装置はリーダ部101とプリンタ部2001を有する。
【0017】リーダ部101を説明する。図1において、102は原稿台であり、原稿を載置するためのものである。103は光源であり、原稿台102に載置された原稿を照明するものである。104は光電変換部であり、原稿から反射され、光学系により導かれた光信号を電気信号に変換するものである。105は画像入力部であり、光電変換部104からの画像信号をデジタル信号に変換して、リーダコントローラ106内の画像信号処理部902(図2)に伝送するものである。
【0018】プリンタ部2001を図6を参照して説明する。図6において、2003は画像形成部であり、スキャナ401と、感光体402と、色現像器403と、黒現像器404と、中間転写体405と、転写ベルト406と、定着器407とにより構成されている。スキャナ401はプリンタコントローラ2103からの画像信号(/VDO)に従って変調したレーザ光を出射するものである。感光体402は反時計回りに回転され、スキャナ401からのレーザ光により走査される。黒現像器404は感光体402上に帯電された電荷に応じて黒トナーを感光体402上にのせる(現像させる)働きをするものである。色現像器403はイエロートナーと、マゼンタトナーと、シアントナーとにより、感光体402上の潜像を現像するものである。画像が白黒の場合は黒現像器404のみが動作し、画像がカラーの場合は色現像器403と黒現像器404が使用される。中間転写体405は時計回りに回転され、転写ベルト406と協働してトナー像を用紙に転写するものである。感光体402に生成されたトナー像を転写するものである。中間転写体405は白黒の場合は1回転し、カラーの場合は4回転して転写動作を完了する。定着ローラ407は用紙に転写されたトナー像を熱と圧力により用紙に定着するものである。
【0019】408は上段カセットであり、用紙を収容するためのものである。411はピックアップローラであり、上段カセット408から用紙を1枚づつ分離するものである。413は給紙ローラであり、ピックアップローラ411により分離された用紙を給送するためのものである。409は下段カセットであり、用紙を収容するためのものである。412はピックアップローラであり、下段カセット409から用紙を1枚づつ分離するものである。414は給紙ローラであり、ピックアップローラ412により分離された用紙を給送するためのものである。415は搬送ローラであり、給紙ローラ413あるいは414により給送された用紙をレジストローラ421に搬送するためのものである。レジストローラ421は、用紙が、中間転写体405での画像形成終了タイミングで中間転写体405と転写ベルト406の間に来るように給送タイミングを制御するものである。
【0020】画像が定着された用紙は、プリンタコントローラ2103により予め指定されていたフェイスアップ排紙口417またはフェイスダウン排紙口418のいずれかに搬送され、排紙される。このように構成することにより、プリンタコントローラ2103から送られてきた画像情報を出力することができる。
【0021】図1を説明する。2103はプリンタコントローラであり、ホストコンピュータ2104から送られてくるビットマップデータ、PDL(page discription language )記述のデータ、等々をメモリに展開し、ラスタ形式のデータを作成するものである。2002はエンジン制御部であり、プリンタコントローラ2103からのラスタ形式のデータに基づき画像形成部2003を駆動制御し、プリンタ部2001内の紙搬送制御を行うものである。プリンタコントローラ2103は、オプションコントローラ2006を制御することで、オプションで迫加できる給紙カセットデッキ2004やソータ2005等のオプション装置3104を制御することができる。
【0022】106はリーダコントローラであり、画像入力部105から出力されたデジタル画像データを処理し、原稿の読み取りを行うための不図示のモータを制御し、エンジン制御部2002やプリンタコントローラ2103との通信を制御するものである。リーダコントローラ106をプリンタ部2001内に配置して、エンジン制御部2002やプリンタコントローラ2103との通信制御を行うための機外ケーブルを用いない構成になっている。905は操作部であり、機能によるプリントの優先順位を指定するためのものであり、コピー優先か、プリンタ部2001優先か、コピーの優先度およびプリンタ部2001の優先度を同じ、のいずれかに設定することができる。
【0023】3101はオプションI/Fであり、プリンタコントローラ2103とオプションコントローラ2006間の通信を行うものである。3013はペーパハンドリングI/Fであり、オプションコントローラ2003とオプション装置3104間の通信を行うものである。プリンタコントローラ2103は、オプションI/Fによりオプション装置3104を制御することができるので、ペーパハンドリングI/Fについての詳細な説明は省略する。
【0024】プリンタコントローラ2103とエンジン制御部2002との間のビデオI/F2101の代表的な信号の一覧を表1に示す。
【0025】
【表1】

【0026】プリンタパワーレディ信号(/PPRDY)はプリンタ部2001に電源が供給され、初期設定等の処理が終了した後、プリンタコントローラ2103との通信が可能となったことを表す信号である。
【0027】コントローラパワーレディ信号(/CPRDY)はプリンタコントローラ2103に電源が供給され、初期設定等の処理が終了した後、エンジン制御部2002との通信が可能となったを表す信号である。
【0028】レディ信号(/RDY)はエンジン制御部2002がプリンタコントローラ2103からプリント信号(/PRNT)により、プリント動作可能になったことを表す信号である。このレディ信号(/RDY)が真になる条件は、定着器内の温度が所定温度に達しているか、記録紙がプリンタ部2001内に残留していないか、ポリゴンミラーが所定の速度で回転しているか、等々のプリンタ部2001の各部分が正常に動作している場合のみである。
【0029】プリント信号(/PRNT)はプリンタコントローラ2103がエンジン制御部2002に対して、印字動作の開始または継続を指示するための信号である。
【0030】画像先端要求信号(/TOP)はエンジン制御部2002からプリンタコントローラ2103に対して渡される、画像の垂直走査の基準となる同期信号である。この同期信号は、プリント信号(/PRNT)がプリンタコントローラ2103から出力されてから一定時間後に出力される。
【0031】ライン同期信号(/LSYNC)はプリンタコントローラ2103が水平走査の基準とする同期信号であり、画像先端要求信号(/TOP)と同様に、プリント信号(/PRNT)がプリンタコントローラ2103から出力されてから一定時間後に、プリンタコントローラ2103に対して出力される。
【0032】ビデオクロック信号(/VCLK)は、画像イネーブル信号(/VDOEN)と、画像信号(/VDO)のための同期クロックであり、プリンタコントローラ2103から、画像信号に対応する周波数のクロックを発生する。
【0033】画像イネーブル信号(/VDOEN)はプリンタコントローラ2103が出力する画像信号のエンジン制御部2002への取り込みを制御する信号である。エンジン制御部2002はビデオクロック信号(/VCLK)に同期して、この信号が真または偽のいずれであるかを検出し、真の場合は画像信号を取り込み、偽の場合は取り込みを行わない。
【0034】画像信号(/VDO)は画像データである。プリンタコントローラ2103は垂直方向に対しては画像先端要求信号(/TOP)を基準とし、水平方向に対してはライン同期信号(/LSYNC)を基準として、ビデオクロック信号(/VCLK)に同期して出力される。
【0035】コントローラクロック信号(/CCLK)はプリンタコントローラ2103がシリアルコマンドをエンジン制御部2002に送信する時と、エンジン制御部2002がシリアルステータスをプリンタコントローラ2103に対して返答する時の同期クロックであり、プリンタコントローラ2103から出力される。
【0036】コマンドビジー信号(/CBSY)はプリンタコントローラ2103がコマンド信号(/CMD)を用いてシリアルコマンドを送信していることをエンジン制御部2002に示す信号である。
【0037】コマンド信号(/CMD)はプリンタコントローラ2103がエンジン制御部2002へシリアル情報を送信する場合に使用する信号であり、シリアル情報をコマンドと呼ぶことにする。
【0038】ステータスビジー信号(/SBSY)はエンジン制御部2002がステータス信号(/STS)を用いてシリアルステータスを返信していることをプリンタコントローラ2103に示す信号である。
【0039】ステータス信号(/STS)はエンジン制御部2002がプリンタコントローラ2103に対してシリアル情報を返答する時に使用する信号であり、シリアル情報をステータスと呼ぶことにする。
【0040】状態変化通知信号(/CCRT)はプリンタ部2001内のステータスが変化した時にプリンタコントローラ2103に対して報告するための信号である。プリンタコントローラ2103がこの報告信号を受けると、コマンド信号(/CMD)を使ってエンジン側の状態の何が変化したかを問い合わせるコマンドを発行し、それに対してエンジン制御部2002は、ステータス信号(/STS)でその状態を知らせる。
【0041】図2はプリンタコントローラ2103とリーダコントローラ106とエンジン制御部2002の電気的な接続を示す。なお、リーダコントローラ106とプリンタコントローラ2103の間で送受信される信号と、リーダコントローラ106とエンジン制御部2002との間で送受信される信号は、物理的に異なるので、各信号の名称は変えずに、前者に属する信号には表1に示す略称の頭にCを付け、後者に属する信号にはPを付けて区別するようにした。
【0042】図2において、905は図1と同一部分を示す。902は画像信号処理部であり、画像入力部(図1)からのデジタル画像信号を処理するものである。903は原稿走査光学系制御部であり、走査光学系を駆動制御するものである。904は原稿給送制御部であり、原稿給送系を駆動制御するものである。
【0043】図3はプリンタコントローラ2103とリーダコントローラ106とオプションコントローラ2006の電気的な接続を示す。なお、プリンタコントローラ2103とリーダコントローラ106の間で送受信される信号と、リーダコントローラ106とオプションコントローラ2006との間で送受信される信号は、物理的に異なるので、各信号の名称は変えずに、前者に属する信号には表1に示す略称の頭にCを付け、後者に属する信号にはOを付けて区別するようにした。
【0044】図4はエンジン制御部2002とプリンタコントローラ2103とオプションコントローラ2006の電気的な接続を示す。
【0045】図4において、/CLKは通信制御用の同期クロックであり、オプションコントローラ2006からプリンタコントローラ2103に渡される信号である。
【0046】/TXは通信制御用の送信信号であり、ビデオコントローラからオプションコントローラ2006に渡される信号である。オプションコントローラ2006内の共有メモリのアドレス指定、および、共有メモリへの書き込みデータを示す。
【0047】/RXは通信制御用の受信信号であり、オプションコントローラ2006からプリンタコントローラ2103に渡される信号である。オプションコントローラ2006内の共有メモリからの読み出しデータ、および、パリティ情報、アクセス完了情報等のデータを示す。
【0048】/STROBEは通信制御用の通信イネーブル信号であり、ビデオコントローラからオプションコントローラ2006に渡される信号である。この信号が真の間に通信を行う。
【0049】/CKENは通信制御用のクロックイネーブル信号であり、ビデオコントローラからオプションコントローラ2006に渡される信号である。ビデオコントローラが/CLXを受信できる状態であることをオプションコントローラ2006に示す。この信号は8ビットを1単位として制御する。
【0050】/PPRNTはビデオI/F2101上で定義されている信号であり、プリンタコントローラ2103がエンジン制御部2002に対して、印字動作の開始あるいは継続を指示する信号であり、オプションコントローラ2006にも供給される。
【0051】/TOPR信号はビデオI/F2101上で定義されている信号であり、エンジン制御部2002からプリンタコントローラ2103に渡される信号であり、オプションコントローラ2006にスルーされている。この信号は、レジストローラで待機しているプリント用紙が再搬送されるタイミングを示す。
【0052】/PDLYはビデオI/F2101上で定義されている信号であり、エンジン制御部2002からプリンタコントローラ2103に渡される信号であり、オプションコントローラ2006にスルーされている。この信号はプリンタ部2001から用紙が排出されるタイミングを示す。
【0053】/PPFEDは2101ビデオI/F2101上で定義されている給紙イネーブル信号であり、エンジン制御部2002からプリンタコントローラ2103に渡され、オプションコントローラ2006にスルーされている。この信号は、給紙部がオプション入力装置に指定されている場合にのみ出力され、オプション入力装置からプリンタ部2001ヘ用紙を給紙するタイミングを示す信号である。
【0054】図5は図1に示すリーダコントローラ106の構成を示す。図5において、105は図1と同一部分を示し、902は図2と同一部分を示す。2201はセレクタであり、画像信号処理部902の出力か、プリンタコントローラ2103からの信号のいずれかを選択して、エンジン制御部2002へ出力するものである。セレクタ2201で切り換える信号は、画像クロック(/VCLK)と、画像イネーブル信号(/VDOEN)と、画像データ(/VDO)の3つの信号である。2202はシリアル通信コントローラであり、エンジン制御部2002とオプションコントローラ2006との間の通信を行うものである。2203はI/Oポートであり、シリアル通信コントローラ2202での通信を補う信号の送受信を行うものである。2204は割り込みコントローラであり、画像先端要求信号(/PTOP)と状態変化通知信号(/PCCRT)が入力されている。
【0055】2205はシリアル通信コントローラであり、プリンタコントローラ2103との通信をを制御するものである。2206はI/Oポートであり、シリアル通信コントローラ2205での通信を補う信号の送受信を行うものである。2207はゲートであり、プリンタ部2001からの信号をプリンタコントローラ2103へ送出するかどうかを制御するものである。ゲート制御が行われる信号は、画像先端要求信号(/TOP)とライン同期信号(/LSYNC)である。2208はゲートであり、ゲート機能とフラグセット機能を有し、状態変化通知信号(/CCRT)を制御する。ゲート2208を開閉することにより、エンジン制御部2002により発行された状態変化通知信号(/PCCRT)をプリンタコントローラ2103に伝送するかどうかを制御し、また、フラグをセットすることにより、リーダコントローラ106から、プリンタ状態変化通知信号(/CCRTをプリンタコントローラ2103に発行することができる。2209はCPU(central processing unit )であり、リーダコントローラの各部を制御するものである。
【0056】次に、図7を参照してビデオI/F2101間でやり取りされる信号のタイミングを説明する。プリンタコントローラ2103の画像情報の準備が完了すると、/PRNTをローレベル(以下、Lという)にし、エンジン制御部2002に伝える。それと同時に、画像信号の転送に用いられる画像同期信号(/VCLK)も発生する。それに応答して、エンジン制御部2002はプリンタ部2001内の様々な設定等を行う。そして、画像の受け入れが可能となった時点で、画像先端要求信号(/TOP)とライン同期信号(/LSYNC)をプリンタコントローラ2103に出力する。垂直同期信号としての画像先端要求信号(/TOP)と、水平同期信号としてのライン同期信号(/LSYNC)に合わせて、プリンタコントローラ2103は画像信号(/VDO)と、画像イネーブル信号(/VDOEN)をエンジン制御部2002に転送する。
【0057】次に、図8を参照して、プリンタコントローラ2103とエンジン制御部2002間のプリント動作中のシリアル通信でのコマンドとステータスのやり取りを説明する。状態変化通知信号(/CCRT)を用いない例を説明する。プリンタコントローラ2103がエンジン制御部2002にコマンドを発行したい場合には、コマンドビジー信号(/CBSY)をLにして、コントローラクロック信号(/CCLK)に同期させてコマンド信号(/CMD)にコマンドデータを送る。それを受け取ったエンジン制御部2002は、コマンドビジー(/CBSY)がハイレベル(以下、Hという)であるのを確認した後、ステップビジー信号(/SBSY)をLにして、コマンドに対応したエンジン側のステータスデータを、プリンタコントローラ2103から発生されているコントローラクロック信号(/CCLK)に同期させて、ステータス信号(/STS)に送る。このステータスデータを受信したプリンタコントローラ2103は、その状態によりプリント制御を続行したり中断したりする。
【0058】状態変化通知信号(/CCRT)は、予めプリンタコントローラ2103が指定したエンジン側の状態に変化が生じた場合に、Lとなる信号である。ここで、例えば、紙なしが発生した場合に状態通知信号(/CCRT)を有効にするように、プリンタコントローラ2103が予めコマンド信号(/CMD)で設定していたとする。そこで、残りの記録紙が1枚しかなく、プリンタコントローラ2103が2枚のプリントアウト要求を出したとする。すると、1枚目は間題なくプリントシーケンス動作が正常に処理される。しかし、2枚目の記録紙が存在しないため、2枚目の画像形成が開始された段階で、プリンタエンジン側は状態の変化を検知し、状態通知信号(/CCRT)をHからLへ変化させる。状態通知信号(/CCRT)をHからLへの遷移は、プリンタコントローラ2103に伝えられる。この状態通知信号(/CCRT)を検知したプリンタコントローラ2103は、直ちに、どの給紙カセットが紙なしになっているかを知るために、給紙部紙有無ステータスをエンジン制御部2002に対して要求するコマンドを発行する。この要求コマンドを受け取ったエンジン制御部2002は、紙無しカセットのステータスをプリンタコントローラ2103に返す。状態通知信号(/CCRT)は、ステータスが返されるステータスビジー信号(/SBSY)がLowになったタイミングで、Hにクリアされる。
【0059】次に、図9を参照して、プリント動作時のプリンタコントローラ2103とエンジン制御部2002間のコマンドおよびステータスのやり取りを具体的に説明する。この例はカラー出力の例である。プリント開始要求が発生すると、プリンタコントローラ2103は、画像データの変換処理等を行いつつ、エンジン制御部2002に対してプリンタ部2001のレディ状態をチェックにいく。ついで、記録紙の給紙段を指定のコマンドを発行する。さらに、指定したカセットの収容されている記録紙のサイズを要求するコマンドを発行する。これらの一連のコマンドに対して、エンジン制御部2002は対応するステータスを返す。そして、排紙口を指定するコマンドにより排紙口を決定し、何ページ画像を形成するかを指定するページモード指定コマンドを発行する。最後に、モノクロまたはカラーの指定をするコマンドを発行することにより、プリンタ部2001の全ての設定を終了する。
【0060】その後、プリンタコントローラ2103はエンジン制御部2002に対して、プリント信号(/PRNT)を発生する。すると、この信号に応答して、所定時間で、エンジン制御部2002から画像先端要求信号(/TOP)が返ってくる。この画像先端要求信号(/TOP)に垂直走査方向を同期させ、さらにライン同期信号(/LSYNC)に水平方向を同期させて、画像信号(/VDO)をビデオクロック信号(/VCLK)に合わせてエンジン制御部2002へと画像を転送する。ここでは、カラーモードに設定したので、画像先端要求信号(/TOP)が4回発生し、CMYKの4色分の画像が形成されることになる。
【0061】そして、最終の画像先端要求信号(/TOP)が発生した後、プリント信号(/PRNT)をHに戻す。すると、エンジン制御部2002はプリント要求が終了したことを検知し、中間転写体405のクリーニング動作等の後処理に移行する。さらに、転写された記録紙は定着ローラ407を通過後、指定された排紙口に排出される。最後に、プリンタコントローラ2103は、エンジン制御部2002に対して、記録紙搬送状態でない(排紙終了)を確認した後、プリント終了となり、次のプリント要求が発生するまで、レディ状態で待機する。
【0062】以上のような動作中に記録紙のジャムや、前述した記録紙無しや、ユーザによるドアオープンなどのイリーガル状態が発生すると、状態変化通知信号(/CCRT)を用いて即座にプリンタ部2001の異常をエンジン制御部2002からプリンタコントローラ2103に伝える。プリンタコントローラ2103は、それに応じた対応処理を行うことになる。
【0063】次に、図10を参照して、プリンタコントローラ2103とオプションコントローラ2006の間のシリアル通信を説明する。プリンタコントローラ2103は通信を行う間、通信イネーブル信号(/STROBE)を真にする。プリンタコントローラ2103がクロックイネーブル(/CKEN)を真にすると、オプションコントローラ2006から同期クロック信号(/CLK)が供給され、プリンタコントローラ2103からオプションコントローラ2006に送信信号(/TX)によりデータが送信され、同時に、プリンタコントローラ2103はオプションコントローラ2006から受信信号(/RX)によりデータを受信する。送受信するデータは、オプションコントローラ2006内の共有メモリを読み書きするためのデータである。プリンタコントローラ2103は、オプションコントローラ2006内の共有メモリにデータを読み書きすることにより、オプションコントローラ2006の制御を行う。
【0064】共有メモリは、図11に示すように、コマンドとステータス管理エリアと、搬送状況管理エリアと、立ち上げエリアとに分かれている。コマンドとステータス管理エリアは、プリンタコントローラ2103とオプションコントローラ2006間のコマンドとステータスを制御するエリアである。プリンタコントローラ2103からオプションコントローラ2006ヘコマンドデータを書き込み、オプションコントローラ2006は、コマンドに対応するステータスデータを書き込む。コマンドには、オプション装置3104の状態を間い合わせるものや、オプション装置3104に動作の指示を行うものなどがある。搬送状況管理エリアは、紙搬送に必要な情報を印字1イメージごとに表すエリアであり、40イメージ分の領域がある。印字1イメージのデータには、給紙口、排紙口、紙サイズ、排紙モード、オプション装置3104の紙搬送状態を示すデータ等が含まれる。
【0065】プリンタコントローラ2103は印字1イメージごとに対応する搬送状況管理エリアに、給紙口と、排紙口と、紙サイズと、排紙モード等を書き込む。オプションコントローラ2006はオプション装置3104の状態を判断して、印字1イメージごとに対応する搬送状況管理エリアに、紙搬送の状態を書き込む。
【0066】この40イメージ分の領域をリング状に使用することにより、常に最新の40イメージの情報をプリンタコントローラ2103とオプションコントローラ2006で共有することができる。また、各オプション装置3104のステータスを知らせる領域も搬送状況管理エリア内にある。このステータスにより、プリンタコントローラ2103は、オプション装置3104のウエイト中やスリープ中と、紙なしと、ジャムと、故障等の状態を知ることができる。
【0067】立ち上げエリアは、プリンタコントローラ2103とオプションコントローラ2006の通信の初期化を行うときに使用する。
【0068】次に、図12を参照して、動作時のプリンタコントローラ2103と、エンジン制御部2002と、オプションコントローラ2006間の信号のやり取りを説明する。プリンタコントローラ2103は共有メモリの搬送状況管理エリアに給紙情報を書き込み、給紙準備を指示する。オプションコントローラ2006はオプション装置3104に給紙準備を指示し、給紙準備が完了すると、共有メモリの搬送状況管理エリア内のプリント許可フラグを許可する。プリンタコントローラ2103は共有メモリの搬送状況管埋エリア内のプリント許可フラグが許可されたことを検知し、エンジン制御部2002に対して、プリント信号(/PPRNT)を真にする。
【0069】エンジン制御部2002は一定期間後に、プリンタコントローラ2103にトツプオブページ信号(/TOP)を返し、前述したように、この画像先端要求信号(/TOP)に同期してエンジン制御部2002へ画像を転送する。画像を受け取ったエンジン制御部2002は画像先端要求信号(/TOP)を出してから一定期間後に、給紙イネーブル信号(/PFED)をプリンタコントローラ2103に出力し、給紙イネーブル信号(/PFED)を受信したプリンタコントローラ2103は、オプションコントローラ2006にエンジン内へ紙を搬送することを指示する。ついで、オプションコントローラ2006はオプション給紙装置に、エンジン内へ紙の搬送を開始することを指示し、搬送された紙がレジストローラでループを形成し待機したところで、エンジン制御部2002は給紙イネーブル信号(/PFED)を偽にする。この間に中間転写体405に画像が形成され、画像先端要求信号(/TOP)から一定期間後に、エンジン制御部2002はレジストローラ421で待機している紙を再給紙し、紙先端信号(/TOPR)をプリンタコントローラ2103に出力する。エンジン制御部2002は紙先端信号(/TOPR)を出力してから一定期間後に紙デリバリ信号(/PDLV)を出力し、紙を機外へ排出したことを示す。
【0070】以上のような動作中に、オプション装置3104内で記録用紙のジャムや、ユーザによるドアオープン等のイリーガル状態が発生すると、前述した共有メモリの搬送状況管理エリアのオプション装置3104ステータスを用いて、即座にオプションコントローラ2006からオプション装置3104内の異常をプリンタコントローラ2103に伝える。プリンタコントローラ2103はそれに応じた対応処理を行うことになる。また、エンジン制御部2002内で記録用紙のジャムや、ユーザによるドアオープン等のイリーガル状態が発生すると、プリンタコントローラ2103はエンジン制御部2002からの通知を受け、それに対応する処理を行うと同時に、オプションコントローラ2006に、動作を停止するコマンドを指示する。オプションコントローラ2006は動作を停止するコマンドにより、オプション装置3104の動作を停止する。
【0071】次に、コピー時に、フルカラー原稿画像を読み取り、読み取られた画像を画像形成装置から出力する方法を説明する。操作部905上にある不図示のコピー開始キーが操作されると、コピーモードを検知したリーダコントローラ106はゲート2207と2208を閉じ、また、画像処理部902の出力が選択されるように、セレクタ2201を設定する。ついで、I/Oポート2203を用いてエンジン制御部2002に対してプリンタ部2001のレディ状態信号(/PRDY)をチェックにいく。ついで、シリアル通信コントローラ2202を用いて、各種設定を行う。まず、記録紙の給紙段を指定のコマンドを発行する。さらに、指定したカセットに収容されている記録紙のサイズを要求するコマンドを発行する。これらの一連のコマンドに、エンジン制御部2002は対応したステータスを返す。
【0072】そして、排紙口を指定するコマンドで排紙口を決定し、何ページ画像を形成するかを指定するページモード指定コマンドを発行する。最後に、モノクロ/カラーの指定をするコマンドを発行することにより、プリンタ部2001側の全ての設定を終了する。
【0073】オプション装置3104が接続されている場合は、さらに、シリアル通信コントローラ2202を用いて、前述した搬送状況管理エリアに印字1ページに対応する給紙口、排紙口、紙サイズ等のデータを書き込む。
【0074】原稿給送装置801で原稿を原稿台上に給送した後に、リーダコントローラ106はエンジン制御部2002に対して、プリント信号(/PPRNT)を発生する。この信号に応答する形で所定時間後にエンジン制御部2002から画像先端要求信号(/PTOP)が返ってくる。これを割り込みコントローラ2204で処理し、画像先端要求信号(/PTOP)と同期させるように光学読み取り装置802を動作させる。この画像先端要求信号(/PTOP)に垂直走査方向は同期させ、さらに、ライン同期信号(/PLSYNC)に水平方向を同期させるとともに、画像信号(/PVDO)をビデオクロック信号(/PVCLK)に同期させ、光電変換装置804から画像処理部902へ入力された信号をエンジン制御部2002へと転送する。ここでは、カラーモードに設定したので、光学系を4回動作させ、4回発生させる画像先端要求信号(/PTOP)に対してCMYKの4色分の画像を形成することになる。
【0075】オプション装置3104が接続されている場合は、最終の画像先端要求信号(/PTOP)の発生後、一定期間後に、エンジン制御部2002から給紙イネーブル信号(/PPFED)が出力される。この給紙イネーブル信号(/PPFED)を受信したリーダコントローラ106は、この信号を、給紙イネーブル信号(/OPFED)としてオプションコントローラ2006にスルーする。リーダコントローラ106は給紙イネーブル信号(/PPFED)を検知すると、オプションコントローラに対して、エンジン制御部2002へ用紙を搬送するようにシリアル通信コントローラ2202を用いて指示する。この指示を受けたオプションコントローラ2006は、オプション給紙装置に紙の搬送を指示する。
【0076】また、最終の画像先端要求信号(/PTOP)の発生後、プリント信号(/PPRNT)をHに戻す。これにより、エンジン制御部2002はプリント要求が終了したことを検知し、中間転写体のクリーニング動作等の後処理に移行する。さらに、転写された記録紙は定着ローラを通過後、指定された排紙口に排出される。オプションソータが接続されている場合は、前述した共有メモリの搬送状況管埋エリアで設定された排出口のデータにより、オプションコントコーラ2006はオプションソータの指定されたビンに用紙を排出するようにオプションソータを制御する。最後に、リーダコントローラ106は、エンジン制御部2002に対して、記録紙搬送状態でない(排紙終了)を碓認した後、プリント終了となり、次のプリント要求が発生するまで、レディ状態で待機する。
【0077】次に、プリンタコントローラ2103からの画像を画像形成装置から出力する方法を説明する。コピー動作が終わった時点で、リーダコントローラ106はレディ状態となる。この際、リーダコントローラ106はプリント時の動作のために、ゲート部2207とゲート2208を開放する。リーダコントローラ106は、I/Oポート2203を用いてエンジン制御部2002に対してプリンタ部2001のレディ状態信号(/PRDY)をチェックし、正常であれば、I/Oポート2206を用いて、プリンタコントローラ2103にプリンタ部2001のレディ信号(/CRDY)をセットする。
【0078】ついで、プリンタコントローラ2103は、各種設定を行うために、リーダコントローラ106とシリアル通信コントローラ2205を介して通信を行い、シリアル通信コントローラ2205により受信された各種設定はCPU2209により解釈される。解釈された内容に従い、今度は、リーダコントローラ106がシリアル通信コントローラ2202を用いて各種設定を行う。一連のコマンドに対して、エンジン制御部2002は対応したステータスをリーダコントローラ106に返し、リーダコントローラ106がシリアル通信コントローラ2202を用いてそれを受信する。受信した内容はCPU2209が解釈し、今度は、シリアル通信コントローラ2205を用いてプリンタコントローラ2103へ通信する。
【0079】オプションコントローラ2006が接続されている場合は、リーダコントローラ106は、プリンタコントローラ2103からのコマンドや搬送状況管理エリアに設定するデータをシリアル通信コントローラ2205を用いて受信し、CPU2209が解釈する。その内容に従い、今度は、リーダコントローラ106がシリアル通信コントローラ2202を用いて各種設定を行う。一連のコマンドや搬送状況管理データに対して、オプションコントローラ2006は対応したステータスやデータをリーダコントローラ106に返し、リーダコントローラ106がシリアル通信コントローラ2202を用いてそれを受信する。受信した内容はCPU2209が解釈し、今度は、シリアル通信コントローラ2205を用いてプリンタコントローラ2103へ通信する。
【0080】ついで、プリンタコントローラ2103はリーダコントローラ106に対しプリント信号(/CPRNT)を発生し、プリント信号(/CPRNT)を受信したリーダコントローラ106は、エンジン制御部2002に対して、プリント信号(/PPRNT)を発生する。このプリント信号(/PPRNT)に応答して、所定時間後に、エンジン制御部2002から画像先端要求信号(/PTOP)が返ってくる。この画像先端要求信号(/PTOP)は、ゲート制御部2208を介して、画像先端要求信号(/CTOP)として、リーダコントローラ106に返される。リーダコントローラ106では、画像先端要求信号(/CTOP)に垂直走査方向を同期させるとともに、ゲート制御部2207を通ってきたライン同期信号(/PLSYNC)であるライン同期信号(/CLSYNC)に水平方向を同期させ、画像信号(/CVDO)をビデオクロック信号(/CVCLK)に同期させて、リーダコントローラ106へ転送する。リーダコントローラ106においては、セレクタ2201がプリンタコントローラ2103から送られてきた信号を選択するように設定されており、プリンタコントローラ2103から送られてきた信号がライン同期信号(/PVCLK)と、画像イネーブル信号(/PVDOEN)と、画像信号(/PVDO)として、エンジン制御部2002へと送出される。
【0081】オプションコントローラ2006が接続されている場合は、リーダコントローラ106はエンジン制御部2002からの給紙イネーブル信号(/PPFED)を受けると、給紙イネーブル信号(/CPFED)としてプリンタコントローラ2103にスルーする。リーダコントローラ106は、オプション給紙装置からエンジン制御部2002へ用紙を搬送する指示をシリアル通信コントローラ2205を用いてプリンタコントローラ2103から受信し、CPU2209で解釈して、シリアル通信コントローラ2202を用いてオプションコントローラ2006へ伝える。
【0082】ここで、プリント時の動作とコピー時の動作の差異について、画像送出タイミングに関して説明する。プリンタコントローラ2103の構成に関して詳細な説明は省略するが、内部に画像メモリを有しており、印字するための画像データはそこに事前に用意されている。従って、エンジン制御部2002より送られてきた画像先端要求信号(/TOP)に対して、画像信号(/VDO)を出力できるまでに要する時間は、電気的遅延時間だけである。
【0083】これに対して、コピーモードにおいては、光学系を移動させながら原稿を読み取り、画像データを出力するものであり、図13に示すように、光学系を停止させた状態から、原稿読み取り時の高速移動状態までに加速していくための時間が必要であり、例えば、数100ms程度の時間を要する。従って、コピーモード時の画像先端要求信号(/TOP)をプリントモード時の信号と同じタイミングで送出した場合に、エンジン制御部2002によりエンジンに供給された画像信号(/VDO)がエンジンに到達するのは、コピーモード時の方が数100ms遅れてしまうことになる。そのため、コピー時は、プリント時より早く画像先端要求信号(/TOP)を送出する。
【0084】次に、プリント優先順位による連続出力処理を説明する。本画像処理装置は操作部905では、既に説明したように、機能によるプリントの優先順位を指定することができ、コピー優先か、プリンタ部2001優先か、コピー優先度およびプリンタ部2001の優先度を同じ、のいずれかに設定することができる。
【0085】第1に、図14を参照して、プリンタ部2001優先時のプリンタ部2001の連続出力処理を説明する。プリント動作に先立ち、プリンタコントローラ2103は、時点3701で、複数イメージ分の搬送状況管理データをシリアル通信コントローラ2205を用いてリーダコントローラ106に転送する。リーダコントローラ106は、搬送状況管理データをリーダコントローラ106内の共有メモリのエミュレーション搬送状況管理エリアに入れて管理し、最初の2ページ分のデータを取り出し、オプションコントローラ2006にシリアル通信コントローラ2202を用いて転送する。オプションコントローラ2006は搬送状況管理データにより、オプション装置3104に対して給紙の準備を指示し、給紙準備ができたことを共有メモリの搬送状況管理エリアに記す。
【0086】そして、リーダコントローラ106は、シリアル通信コントローラ2202を用いて搬送状況管理エリアに給紙準備ができたことを示すフラグがセットされたことを確認すると、共有メモリのエミュレーション搬送状況管理エリアにデータをセットする。このセットされたデータを、プリンタコントローラ2103はシリアル通信コントローラ2205を介してエミュレーション搬送状況管理エリアから読み出し、給紙準備ができたことを示すフラグがセットされたことを確認してから、時点3702で、プリント信号(/CPRNT)をリーダコントローラ106に出力し、リーダコントローラ106はPPPRNT信号をエンジン制御部2002へ出力する。このように、リーダーコントローラ内にエミュレーションエリアを設けることで、プリンタコントローラ2103とオプションコントローラ2006のやり取りを調整する。
【0087】ついで、時点3703で、エンジン制御部2002からの給紙イネーブル信号(/PPFED)により、プリンタコントローラ2103には、給紙イネーブル信号(/CPFED)が供給され、プリンタコントローラ2103は対応するエミュレーション搬送状況エリアにオプション給紙装置から紙を搬送する指示を書き込む。前述した方法により、オプションコントローラ2006に紙を搬送する指示が伝わる。
【0088】時点3704は、画像先端要求信号(/PTOP)から3000ms経過した時点であり、リーダコントローラ106は、この時点までに、2ページ目の給紙の準備ができているか判断し、給紙準備のフラグを共有メモリのエミュレーションエリアにセットしておく。プリンタコントローラ2103は、エミュレーションエリアを監視し、もし給紙準備ができていないと判断すれば、この時点までにプリント信号(/CPRNT)を偽にし、リーダコントローラ106はプリント信号(/PPRNT)を偽にすることにより、エンジンの動作を停止させる。リーダコントローラ106は、この時点で、プリント信号(/CPRNT)が真である場合は、プリンタコントローラ2103は次の画像の準備ができていると判断し、共有メモリのエミュレーション搬送状況管理エリアの3ページ目のデータをオプションコントローラ2006へ転送し、次の給紙の準備を指示し、エンジンを止めることなしに連続して動作を行う。プリント信号(/PPRNT)が真なら、時点3705で、次の画像のための画像先端要求信号(/PTOP)がプリンタ部2001のエンジンから供給され、前述した動作を繰り返す。
【0089】プリンタ部2001が動作中にコピーが割り込まれた場合、プリンタ部2001の方が優先順位が高いので、時点3706で、プリント機能の動作が終了してから、時点3707で、コピー機能に移ることになる。
【0090】次に、図15を参照して、コピー機能の優先度に対してプリント割り込み優先度を高く設定した場合の動作を説明する。プリント動作に先立ち、プリンタコントローラ2103は、時点3801で、複数イメージ分の搬送状況管理データを、前述した方法で、共有メモリのエミュレーション搬送状況管理エリアに書き込む。リーダコントローラ106は、最初の1ページ分のデータを取り出し、オプションコントローラ2006の共有メモリの搬送状況管理エリアに、前述の方法で書き込む。前述した方法で、プリンタコントローラ2103は、共有メモリのエミュレーションエリアにより、1ページ目のデータに対して給紙準備ができたことを示すフラグがセットされたことを確認すると、時点3802で、プリント信号(/CPRNT)をリーダコントローラ106へ出し、リーダコントローラ106はプリント信号(/PPRNT)をエンジン制御部2002へ出力する。
【0091】時点3803で、エンジン制御部2002からの給紙イネーブル信号(/PFED)により、プリンタコントローラ2103に給紙イネーブル信号(/CPFED)が供給され、プリンタコントローラ2103は対応するエミュレーション搬送状況エリアに、オプション給紙装置から紙を搬送する指示を書き込む。前述した方法により、オプションコントローラ2006に紙を搬送する指示が伝わる。
【0092】時点3804は、画像先端要求信号(/PTOP)から3000ms経過した時点であり、リーダコントローラ106は、この時点で、プリント信号(/CPRNT)が真なら、プリンタコントローラ2103による次の画像に対する準備ができていると判断し、プリンタコントローラ2103に対しては2ページ目のデータに対して給紙準備ができていることをダミーデータで知らせ、オプションコントローラ2006に対しては2ページ目の給紙を指示する。また、エンジン制御部2002に対して、空回転挿入コマンドを送る。空回転挿入コマンドを受け取ったエンジン制御部2002は、時点3805で、次の画像先端要求信号(/PTOP)が出力されるタイミングで、画像先端要求信号(/PTOP)をマスクして出力せず、中間転写体405を空回転させる。
【0093】リーダコントローラ106は、時点3806までに、2ページ目の用紙が給紙準備できているかどうか判断し、できていれば、前述したダミーデータはそのままにし、準備ができていなければ、その旨をプリンタコントローラ2103に知らせる。準備ができている旨が知らされたプリンタコントローラ2103は、プリント信号(/CPRNT)を偽にし、エンジンを停止を指示する。時点3807で、中間転写体405の空回転が終了し、エンジン制御部2002から画像先端要求信号(/PTOP)が供給され、再び前述した処理を繰り返す。
【0094】リーダコントローラ106はプリンタ部2001の動作中にコピーの割り込みを受け付けた場合、プリンタ部2001で先行給紙している用紙がない時点3808で、プリント機能からコピー機能に切り換えることができ、時点3809で、スムーズにコピー機能に切り換えることができる。
【0095】第2に、コピー機能の優先度とプリンタ部2001の優先度が同じ場合は、先に受け付けた機能を終了してから後から受け付けた動作が行なわれる。
【0096】第3に、コピー機能で連続プリント中にプリント機能の割り込みを受け付ける場合に、プリント機能よりコピー機能の優先度の方が高いときは、コピー動作が終了してからプリント機能を機能させ、他方、プリント機能の優先度よりコピーの方が低いときは、プリンタ部2001の割り込みを受け付けたときにコピ一機能により、先行給紙されている用紙上にプリントしてから、プリント機能を機能させる。コピー画像は一定した時間で画像をプリンタエンジンに供給できるので、予測できない時間待つことはない。
【0097】ただし、プリント機能よりコピー機能の方が優先度が低いときは、コピー機能の方が優先度が高いときのプリンタ連続出力のように、中間転写体405の空回転を行う制御をすることにより、プリンタ割り込みを受け付けた後、直ちにプリント機能を始めるようにすることも可能である。
【0098】本実施の形態では、転写後に中間転写体405をさらに1回転させ、この回転後に、プリント機能からコピー機能に切り換える例を説明したが、コピー機能の優先度がプリント機能の優先度より高く設定された場合に、先行給紙を含めたプリント処理をデフォルトのプリント処理速度より遅い所定の処理速度で行うようにしても、コピー機能の割り込みがあった場合に、プリント機能による単位の印刷処理が終了した時点でコピー機能に切り換えることができる。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、上記のように構成したので、プリンタおよびコピー機の複合機としての使い勝手のより向上させることができる。




 

 


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