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画像形成装置 - キヤノン株式会社
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発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−184018
公開日 平成11年(1999)7月9日
出願番号 特願平9−349636
出願日 平成9年(1997)12月18日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】近島 一夫
発明者 松永 剛
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 本体の上面にシートを載置する一方、前記シートの下方に配されると共に、走査方向に移動して該シートの画像を読み取る画像読み取り手段を備えた画像形成装置において、前記画像読み取り手段の読み取り開始位置よりも走査方向上流側に設けられ、該画像読み取り手段を固定する固定部材と、前記固定部材の方向に付勢手段により付勢されると共に、前記画像読み取り手段が走査方向に移動する際、前記付勢手段の付勢力に抗しながら該画像読み取り手段と共に移動する移動部材と、前記画像読み取り手段が読み取り終了位置に移動した際、該画像読み取り手段と共に移動した移動部材を前記付勢力に抗しながら係止する一方、前記本体が移動される際、前記移動部材の係止を解除する係止手段と、を備え、前記本体が移動される際、前記係止手段による係止が解除され、前記付勢力によって前記固定部材の方向に復帰移動する前記移動部材により前記画像読み取り手段を押圧し、該画像読み取り手段を前記固定部材に固定される位置まで移動させることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】 前記画像読み取り手段は前記固定部材と係合する係合部を備え、前記固定部材は、前記本体の移動が終了した後、前記係合部との係合を解除するように動作することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】 前記係合部は、前記固定部材を保持する保持孔及び該保持孔の先端に内方に向かってのみ回動可能に設けられた係合爪とを備えたものであることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】 前記固定部材と前記係合部とは弾性的に係合することを特徴とする請求項2又は3記載の画像形成装置。
【請求項5】 前記係止手段は、前記本体が移動される際の本体持ち上げ動作に連動して前記移動部材の係止を解除する方向に移動するように構成されたものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項6】 前記係止手段は一端部に、前記画像読み取り手段と共に移動する移動部材により押圧されて回動し、前記移動部材の通過後復帰回動して該移動部材を係止する構成の回動部を備えていることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
【請求項7】 前記本体には前記移動部材の移動をガイドずるガイド手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関し、特に画像形成装置を輸送する際の画像読み取り手段の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、本体の上面にシートを載置する一方、シートの下方に配されると共に、走査方向に移動してシートの画像を読み取る画像読み取り手段を備えた画像形成装置があり、このような画像形成装置においては、特にミラー走査台等の画像読み取り手段は精密に組み立てられている。
【0003】したがって、製品出荷や、装置移動の際に振動等の強い外力を受け、ミラーやレンズが揺れてズレた場合には、良好な画像形成が行われない。そこで、これを防止する為、従来、レンズやミラー台をロック固定する輸送用ロックねじ等を予め締めて出荷するようにしていた。なお、この輸送用ロックねじは、ユーザが簡単に着脱できるようにできており、最初の設置時にこれをとりはずせばコピーがとれるようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の画像形成装置よりもロック性能の優れた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体の上面にシートを載置する一方、前記シートの下方に配されると共に、走査方向に移動して該シートの画像を読み取る画像読み取り手段を備えた画像形成装置において、前記画像読み取り手段の読み取り開始位置よりも走査方向上流側に設けられ、該画像読み取り手段を固定する固定部材と、前記固定部材の方向に付勢手段により付勢されると共に、前記画像読み取り手段が走査方向に移動する際、前記付勢手段の付勢力に抗しながら該画像読み取り手段と共に移動する移動部材と、前記画像読み取り手段が読み取り終了位置に移動した際、該画像読み取り手段と共に移動した移動部材を前記付勢力に抗しながら係止する一方、前記本体が移動される際、前記移動部材の係止を解除する係止手段と、を備え、前記本体が移動される際、前記係止手段による係止が解除され、前記付勢力によって前記固定部材の方向に復帰移動する前記移動部材により前記画像読み取り手段を押圧し、該画像読み取り手段を前記固定部材に固定される位置まで移動させることを特徴とするものである。
【0006】また本発明は、前記画像読み取り手段は前記固定部材と係合する係合部を備え、前記固定部材は、前記本体の移動が終了した後、前記係合部との係合を解除するように動作することを特徴とするものである。
【0007】また本発明は、前記係合部は、前記固定部材を保持する保持孔及び該保持孔の先端に内方に向かってのみ回動可能に設けられた係合爪とを備えたものであることを特徴とするものである。
【0008】また本発明は、前記固定部材と前記係合部とは弾性的に係合することを特徴とするものである。
【0009】また本発明は、前記係止手段は、前記本体が移動される際の本体持ち上げ動作に連動して前記移動部材の係止を解除する方向に移動するように構成されたものであることを特徴とするものである。
【0010】また本発明は、前記係止手段は一端部に、前記画像読み取り手段と共に移動する移動部材により押圧されて回動し、前記移動部材の通過後復帰回動して該移動部材を係止する構成の回動部を備えていることを特徴とするものである。
【0011】また本発明は、前記本体には前記移動部材の移動をガイドずるガイド手段が設けられていることを特徴とするものである。
【0012】また本発明のように、走査方向に移動して本体の上面に載置されたシートの画像を読み取る画像読み取り手段の読み取り開始位置よりも走査方向上流側に、画像読み取り手段を固定する固定部材を設けると共に、固定部材の方向に付勢手段により付勢された移動部材を画像読み取り手段が走査方向に移動する際、付勢手段の付勢力に抗しながら画像読み取り手段と共に移動させるようにする。そして、画像読み取り手段が画像読み取り終了位置に移動した際、画像読み取り手段と共に移動した移動部材を付勢力に抗しながら係止手段により係止する一方、本体が移動される際、係止手段による係止を解除することにより、付勢力によって移動部材を固定部材の方向に復帰移動させると共に、この移動部材によって画像読み取り手段を押圧し、画像読み取り手段を固定部材に固定される位置まで移動させる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例である電子写真画像形成方法を用いて画像形成を行う電子写真画像形成装置の全体構成を説明するための図である。同図において、Aは電子写真画像形成装置であり、この電子写真画像形成装置Aは、画像読み取り手段1、像担持体である感光体ドラム7、現像手段9、定着手段5等を備えている。
【0015】ここで、画像読み取り手段1は、電子写真画像形成装置本体(以下、装置本体という)A1の上面に設けられた原稿ガラス1a上に画像面を下向きにして載置した不図示のシートである原稿に対した光源1bから光照射し、その反射光を第1、第2及び第3ミラー1e,1f,1g、合焦レンズ1d及び第4、第5ミラー1c,1c’を介してプロセスカートリッジB内の感光体ドラム7へ照射して潜像を形成し、その潜像を現像手段9によりトナー像として可視像化するようになっている。
【0016】なお、このトナー像形成と同期して記録媒体2は、給紙カセット3aからピックアップローラ3b、反転ローラ3c、更には搬送ローラ対3d及びレジストローラ対3e等からなる搬送手段3によりプロセスカートリッジBとしてカートリッジ化された画像形成部に搬送されるようになっている。そして、この後、画像形成部において、記録媒体2には感光体ドラム7に形成されたトナー像が転写手段としての転写ローラ4により転写される。
【0017】さらにこの後、この記録媒体2は搬送ベルト3fにより、ヒータからの熱を受ける定着回転体5aと、この定着回転体5aに記録媒体2を押圧して搬送する駆動ローラ5bとを備えた定着手段5へ搬送されると共に、この定着回転体5aとローラ5b間を通過する際に印加される熱及び圧力によりトナー像が記録媒体2に定着される。なお、定着手段5を通過した記録媒体2は排出トレイ6へと排出される。
【0018】ところで、画像形成手段を構成するプロセスカートリッジBは、感光層を有する感光体ドラム7を回転し、その表面を帯電手段である帯電ローラ8への電圧印加によって一様に帯電し、読み取り手段1からの光像を露光用開口を介して感光体ドラム7に露光して潜像を形成し、現像手段9によって現像するようにしている。
【0019】なお、現像手段9は、トナー溜め9a内のトナーをトナー送り部材9bで送り出し、固定磁石を内蔵した現像ローラ9cを回転させると共に、現像ブレード9dによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ローラ9cの表面に形成し、そのトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム7へ転移させることによってトナー像を形成して可視像化するものである。
【0020】また、既述したように転写ローラ4によりトナー像を記録媒体2に転写した後、このプロセスカートリッジBは、クリーニングブレードによって感光体ドラム7に残留したトナーを掻き落とすと共に、廃トナー溜めへ集めるクリーニング手段10によって感光体ドラム7上に残留したトナーを除去するように構成されている。
【0021】ところで、同図において、11は第1ミラー1eを保持する第1ミラー台、12は第2及び第3ミラー1f,1gを保持する第2ミラー台であり、これら2つのミラー台11,12には、不図示の光学モータ及びギヤ列で駆動される不図示の光学ワイヤが取り付けられている。
【0022】そして、原稿を読み取る際は、光学モータが作動し、光学ワイヤによって両ミラー台11,12は同図に示す画像読み取りスタート位置から矢印C方向へ移動走査する。また、原稿読み取りが終わると、矢印D方向に移動し、再び画像読み取りスタート位置へ戻るようになっている。
【0023】一方、同図において、20は画像読み取り手段1を、具体的にはミラー台11,12をロックするロック装置、13は揺動軸14を支点として揺動する固定部材であるロック部材、12aは係合部であり、この係合部12aはロック部材13と係合するよう第2ミラー台12の側部に突設されたものである。なお、これらロック部材13及び係合部12aは、ロック装置20の一部を構成するものである。また、係合部12aの細部については後述する。
【0024】ここで、このロック部材13の上端には、図2に示すように第2ミラー台12の係合部12aと係合するロック爪13aが形成されている。そして、このロック部材13は、ロック爪13aと揺動軸14との間に取り付けられたロックバネ15により時計回りの方向に付勢され、第2ミラー台12の係合部12aとの係合が可能な位置に保持されている。
【0025】さらに、このロック部材13の下端部には、ソレノイド16のプランジャ16aが連結されており、後述するように電源が入り、コピーボタンが押されると、このソレノイド16が作動し、これにより第2ミラー台12との係合が解除される方向、即ち反時計回りの方向に揺動するようになっている。
【0026】また、同図において、31は開口部31aを備えた光学枠板であり、第1及び第2ミラー台11,12が読み取り開始位置にある場合、第2ミラー台12の係合部12aは、この開口部31aから突出した状態となる。なお、ロック部材13は第2ミラー台12の読み取り開始位置よりも走査方向上流側に設けられているため、係合部12aが突出した状態となっても同図に示すようにロック爪13aとは係合しない。
【0027】一方、30は、矢印Cに示す第1及び第2ミラー台11,12の走査方向に延びた光学ガイド枠であり、この光学ガイド枠30には走査方向に延びたガイド溝30aが形成されている。また、12cは第2ミラー台12に形成されたアームであり、このアーム12cは第2ミラー台12が走査方向に移動する際、このガイド溝30aに沿って移動するようになっている。
【0028】さらに、21は移動レール22の上をガイド手段であるであるガイド溝30aに沿って移動する移動部材である移動コマであり、第2ミラー台12が走査方向に移動する際、アーム12cにより押圧されて第2ミラー台12と共に走査方向に移動するようになっている。また、この移動コマ21にはリール箱24より繰り出された戻し条23が固定されている。
【0029】ここで、このリール箱24内には、例えばぜんまいばね等を用いた付勢手段である巻き取り手段24aが設けられており、この巻き取り手段24aにより、繰り出された戻し条23を介して移動コマ21は常時リール箱内に巻き取られる方向、即ちロック部材13の方向に付勢されている。
【0030】また、17は、このロック部材13の方向に付勢されている移動コマ21を係止して移動コマ21のロック部材方向への移動を阻止する係止手段であるスライドバーであり、このスライドバー17は回動部17aと、本体部17bと、戻しばね17cと、突出ばね17gとを備えている。なお、このスライドバー17と移動コマ21とにより、ロック装置20の残りの部分が構成される。
【0031】ここで、回動部17aは本体部17bの上端に回動可能に支持されたものであり、第2ミラー台12が走査方向に移動する際、第2ミラー台12と共に移動する移動コマ21に押圧され、移動コマ21の移動方向と直交する方向に回動するようになっている。これにより、移動コマ21はスライドバー17を通過することができるようになっている。
【0032】なお、この回動部17aは、本体部17bに戻しばね17cで連結されており、移動コマ21が通過し、移動コマ21による押圧が解除されると、この戻しばね17cにより同図に示す移動コマ21の移動を阻止する元の状態に復帰回動するようになっている。
【0033】そして、このように回動部17aが元の状態に戻ると、読み取りが終了した第2ミラー台12が読み取り開始位置に戻る際、巻き取り手段24aの付勢力により第2ミラー台12と共に戻ろうとする移動コマ21が、図3に示すように回動部17aに形成された突き当て部17eに当接するようになり、移動コマ21の移動が阻止されるようになっている。
【0034】なお、同図において、17hは、第2ミラー台12と共に移動する移動コマ21が当接する回動部17aの当接部であり、この当接部17hには、移動コマ21が回動部17aを回動させながら確実に通過できるようテーパ面が設けられている。
【0035】ところで、本体部17bは突出ばね17gにより装置本体A1の底面A2に形成された穴18から下端部17fが突出するよう付勢されている。なお、通常、装置本体A1が設置されている場合、不図示の設置面に本体部17bの下端が当たるようになっており、これによりスライドバー17は突出ばね17gを縮ませながら移動コマ21の移動を阻止する状態となっている。
【0036】一方、装置本体A1を移動する際、装置本体A1を持ち上げると、突出ばね17gにより本体部17bは下端部17fを突出する方向に移動し、このように本体部17bが下方に移動すると回動部17aも下方に移動し、これに伴い移動コマ21との当接が解除される。これにより、移動コマ21が巻き取り手段24aの付勢力によりロック部材13の方向に移動し、第2ミラー台12のアーム12cに衝突するようになっている。
【0037】ここで、このように移動コマ21が衝突すると、それまでロック爪13aと係合していない状態にあった第2ミラー台12が、係合部12aをさらに突出させる方向に移動し、これにより係合部12aがロック爪13aと係合するようになる。
【0038】なお、図4及び図5は、この第2ミラー台の係合部12aとロック爪13aとの係合を詳細に説明するための図である。なお、図4、図5において、12eはロック爪13aを保持するよう係合部12aに設けられた保持孔、12bは保持孔12eの先端に内方に向かってのみ回動可能に設けられた上下一対の係合爪、12dは板ばねである。
【0039】そして、移動コマ21が衝突したことにより第2ミラー台12が読み取り開始位置を通過すると、図4に示すように係止爪12bがロック部材13のロック爪13aに接近し、やがて2本の係止爪12bは、図5に示すようにロック爪13aによって押し倒される。
【0040】そしてこの後、そのまま第2ミラー台12がさらに矢印方向へ移動すると、ロック爪13aは保持孔12eに保持される。なお、ロック爪13aが通過した後、係止爪12bは板ばね12dにより押し戻されて図4に示す状態に復帰する。ここで、係止爪12aはロック爪13aが抜け出る方向には回動しないので、第2ミラー台12に外力が加わってもロック爪13aは外れることはない。これにより、第2ミラー台12は係合部12a及びロック爪13aを介してロック部材13にロックされ、固定される。
【0041】また、第1ミラー台11は第2ミラー台12と光学ワイヤで連結されているので、第2ミラー台12がロックされると同時に、第1ミラー台11もロックされるものである。よって運搬による外力が加わっても両方のミラー台11,12とも移動することはない。
【0042】なお、装置本体A1を設置した後、電源を入れ不図示のコピーボタンが押されると、第2ミラー台12がロック位置にあることを不図示のセンサーが検知し、これによりソレノイド16が作動し、これに伴い既述したようにロック部材13が揺動して係合部12aから解除される。
【0043】また、この後第2ミラー台12も第1ミラー台11と共に読み取り走査を開始し、ロック爪13aとの係合可能な位置から移動し、ロック状態は解消される。なおこの後、ソレノイド16の通電は終了し、再びロック部材13は垂直状態となるようになっている。
【0044】一方、第2ミラー台12が読み取り走査を開始すると、移動コマ21は第2ミラー台12と共にスライドバー17の方向へ移動し、回動部17aに当接する。さらに、第2ミラー台12は走査を続けるので移動コマ21も移動を続け、移動コマ21と回動部17aのテーパ面を有する当接部17hとの相互の当接作用により回動部17aは移動コマ21の移動経路より退避するようになっている。
【0045】次に、このように構成された装置本体A1のミラー台固定動作について説明する。
【0046】まず、通常コピーにおける動作について説明する。この場合、コピーボタンが押されると、図2に示す読み取り開始位置にある第2ミラー台12は読み取り走査を開始し、やがて図6に示すように読み取り終了位置近傍まで移動する。なお、通常コピーにおいては、移動コマ21はスライドバー17により形成された状態となっている。
【0047】そして、この後、第2ミラー台12のアーム12cは光学ガイド枠30のスリット30aから突出している移動コマ21の突出部21aに当接し、移動コマ21と共にさらにわずかの走査を継続し、第2ミラー台12は読み取り終了位置に達する。次に、第2ミラー台12は再び図2に示す読み取り開始位置へ戻る。このように通常コピー動作時には、第2ミラー台12は図2と図6で示す位置を往復する。
【0048】次に、装置本体A1を運搬(移動)するため、持ち上げた場合について説明する。
【0049】ここで、第2ミラー台12は装置本体A1を持ち上げる前には図2若しくは図6に示す間の任意の位置にあったとする。そして、この状態で装置本体A1を持ち上げると、図7で示すようにスライドバー17が突出ばね17gによってその下端部17fを突出させる方向、即ち下方に所定量スライドし、これに伴い回動部17aも下方に移動し、移動コマ21との当接が解除される。
【0050】これにより、移動コマ21は戻し条23によりロック部材13の方向に移動して第2ミラー台12のアーム12cに衝突し、これにより走査途中にある第2ミラー台12はロック位置へと移動する。即ち、第2ミラー台12は移動コマ21により読み取り開始位置を通り越して移動を続け、その結果同図に示すように係合部12aがロック部材13のロック爪13aと係合する。これにより任意の位置にあった第2ミラー台12の移動とそのロックが成立する。
【0051】一方、このようにして第2ミラー台12をロックした後、運搬を行い、再び装置本体A1を床面に載置すると、図8に示すようにスライドバー17が床面から押し戻され、回動部17aが移動コマ21の移動経路内へ進入した状態となる。なお、この時、第2ミラー台12はロックされたままである。
【0052】この状態で再び電源を入れ、コピーボタンが押されると、センサーからの検知信号に基づき、ソレノイド16が作動する。これにより、図9に示すようにロック爪13aが反時計回りの方向に揺動し、係合部12aから解除される。
【0053】この後、第2ミラー台12が第1ミラー台11と共に読み取り走査を開始すると、図10に示すように係合部12aは、ロック位置から移動し、ロック状態は解消される。なお、この後、図11に示すようにソレノイド16の通電は終了し、再びロック部材13が垂直状態となる。
【0054】一方、移動コマ21は、第2ミラー台12の走査に伴ってスライドバー17の方向へ移動し、同図に示すように回動部17aに当接する。なお、この後、第2ミラー台12は走査を続けるので移動コマ21も移動を続け、これにより移動コマ21に押圧されて回動部17aは回動し、移動コマ21の移動経路より退避する。
【0055】その後も、第2ミラー台12は走査を続け、最後は図6に示す位置に至る。これにより、移動コマ21は回動部17aを通り越し、同時に回動部17aは再び垂直状態に復帰する。なお、この間の動作に伴ってリール箱24から戻し条23が再び繰り出されるので、巻き取り手段24aには戻し条23を巻き戻す付勢力が再び蓄えられる。
【0056】そして、読み取り走査終了後、第2ミラー台12は再び図2の位置へ戻るが、移動コマ21は、回動部17aにより移動が阻止されているので戻し条23によって戻されることなく、再び装置本体A1が持ち上げられるまでこの状態を維持する。
【0057】このように、第2ミラー台12と共に移動する移動コマ21を付勢力に抗しながらスライドバー17により係止する一方、装置本体A1が移動される際、スライドバー17による係止を解除して移動コマ21によって第2ミラー台12を押圧することにより、第2ミラー台12をロック部材13に固定することができる。
【0058】これにより、例えばユーザが引越しする等装置本体A1を長距離、長時間に渡って移動させる際、輸送用ロックねじをつけ忘れたり、またコピーの途中で電源を切ってしまい、ミラー台が走査の途中位置にあるのにかまわず、運搬してしまう場合でも、ミラー台がズレて画像が悪くなるなどの現象が起きるのを防ぐことができる。また、輸送用ミラー走査台ロックねじは不要となり、ロックねじの取りつけ取り外しの手間も省くことができる。
【0059】なお、この実施の形態において、ミラー台11,12を駆動する為の光学モータ以降のギヤ列の中の1ヶのアイドラギヤを揺動ギヤとして構成し、スライドバー17と同様に、装置本体A1の持ち上げ動作に連動して、この揺動ギヤを揺動解除させ、ギヤ列の伝達をここで断ちきるようにしておけば、ミラー台1,12を戻す際、光学モータを逆転させる分、力を節約でき、よって巻き取り手段24aのぜんまいばね力を低減できるので好都合である。
【0060】また、これまでの説明においてはミラー台11,12が、光学ワイヤーにより駆動される場合について説明したが、本発明はこれに限らず、光学ワイヤーを用いない方式、即ちミラー走査台が直接駆動されるリニアモータ駆動方式、あるいは超音波モータ駆動方式である場合においては、非通電時にはミラー台は移動自在であるので運搬時の振動対策は必須であり、本発明の効用が絶大である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画像読み取り手段が画像読み取り終了位置に移動した際、画像読み取り手段と共に移動する移動部材を付勢力に抗しながら係止する一方、本体が移動される際、係止を解除して移動部材を固定部材の方向に復帰移動させて画像読み取り手段を押圧することにより、画像読み取り手段を固定部材に固定することができる。
【0062】これにより、画像読み取り手段が走査範囲のいかなる位置にあっても、またそのとき電源が切られていても装置本体を持ち上げることにより画像読み取り手段をロックすることができるのでユーザのロックし忘れを解消することができ、ロック性能が向上する。




 

 


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