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発明の名称 位置情報記録可能なカメラ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−183994
公開日 平成11年(1999)7月9日
出願番号 特願平9−365954
出願日 平成9年(1997)12月24日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】中村 稔
発明者 中川 和幸
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 撮影時の位置情報を検出する位置情報検出手段と、検出された前記位置情報をフィルムの記録部へ記録する記録手段とを有する位置情報記録可能なカメラにおいて、フィルムの記録部に対して、検出された前記位置情報のうち、どの情報を表示するかを指定する為の表示階層情報をも前記記録手段に記録させることを特徴とする位置情報記録可能なカメラ。
【請求項2】 前記表示階層情報の選択を行う操作部材を有し、該操作部材は、前記表示階層情報の選択を、階層を選択することにより行うことを特徴とする請求項1記載の位置情報記録可能なカメラ。
【請求項3】 前記操作部材の選択操作が為されてからの経過時間が所定の時間よりも長い場合には、現在選択されている階層を、既に設定してある階層とすることを特徴とする請求項2記載の位置情報記録可能なカメラ。
【請求項4】 前回の撮影からの経過時間が所定の時間よりも長い場合には、現在選択されている表示階層情報を、既に設定してある表示階層情報とすることを特徴とする請求項2又は3記載の位置情報記録可能なカメラ。
【請求項5】 検出された現在の位置情報が前回の位置情報に較べて所定値よりも大きい場合は、現在選択されている表示階層情報を、既に設定してある表示階層情報とすることを特徴とする請求項2,3又は4記載の位置情報記録可能なカメラ。
【請求項6】 前記記録手段による前記表示階層情報の記録は、検出された位置情報の記録の後に行うことを特徴とする請求項1記載の位置情報記録可能なカメラ。
【請求項7】 選択される前記階層名を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項2又は3記載の位置情報記録可能なカメラ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影時の位置情報をフィルムの記録部へ記録する記録手段を有する位置情報記録可能なカメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、GPS受信機(衛生からの電波を受信して位置情報を出力する測位手段)を備えたカメラは存在していたが、該GPS受信機からの位置情報により、どの程度詳細な情報を表示するか指定する手段を持っているカメラは存在しなかった。
【0003】また、特開平6−110117号に示されている様に、カメラの内部に存在する地名データ記憶部に地名データを蓄積しておき、使用者がカメラに蓄えられている地名データを選択部材により選択し、該地名データを撮影画像に対応させて記録するものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記GPS受信機を備えたカメラには、どの程度詳細な情報を表示するか指定する手段を持っているカメラは存在しなかったため、その情報を利用する際に再度どの情報を利用するかを指定する必要があった。
【0005】また、特開平6−110117号に提案のカメラにおいては、撮影時にカメラ対して、予め撮影地(日本,東京など)の選択を行い設定する行為が必要となり、設定ミスにより、誤ったデータを記録してしまったり、設定しなかったために撮影地情報が欠落してしまう場合が存在していた。さらに、データを選択するためには、選択するためのデータをすべて蓄えておく必要があり、データを保存するための領域が膨大なものとなってしまっていた。
【0006】(発明の目的)本発明の第1の目的は、撮影後に位置情報を利用する場合に、どの様な情報を利用するのかを一々選択するといった煩わしさを無くすことのできる位置情報記録可能なカメラを提供しようとするものである。
【0007】本発明の第2の目的は、位置情報から地名に変換するための変換テーブルを不要としてカメラのメモリ容量を削減すると共に、選択時には階層名の表示のみを行うして、位置情報を表示情報に変換する為の時間を削減することのできる位置情報記録可能なカメラを提供しようとするものである。
【0008】本発明の第3の目的は、設定された表示階層情報の信頼度を上げることのできる位置情報記録可能なカメラを提供しようとするものである。
【0009】本発明の第4の目的は、連続している撮影駒の表示データにばらつきが出るのを防ぐことのできる位置情報記録可能なカメラを提供しようとするものである。
【0010】本発明の第5の目的は、撮影位置の移動による表示階層情報の不正確さを低減することのできる位置情報記録可能なカメラを提供しようとするものである。
【0011】本発明の第6の目的は、記録部への記録容量が不足した場合でも、撮影位置を特定する為の位置情報については確実に記録することのできる位置情報記録可能なカメラを提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成するために、請求項1記載の本発明は、撮影時の位置情報を検出する位置情報検出手段と、検出された前記位置情報をフィルムの記録部へ記録する記録手段とを有する位置情報記録可能なカメラにおいて、フィルムの記録部に対して、検出された前記位置情報のうち、どの情報を表示するかを指定する為の表示階層情報をも前記記録手段に記録させる位置情報記録可能なカメラとするものである。
【0013】上記第2の目的を達成するために、請求項2及び7記載の本発明は、表示階層情報の選択を行う操作部材を有し、該操作部材は、前記表示階層情報の選択を、階層を選択することにより行う位置情報記録可能なカメラとするものである。
【0014】上記構成においては、表示階層情報の選択を、国,市,町,名所などの階層名を選択することにより行うようにして、カメラに位置情報から地名に変換するための膨大な変換テーブルを持たなくて良いようにしている。上記第3の目的を達成するために、請求項3及び7記載の本発明は、操作部材の選択操作が為されてからの経過時間が所定の時間よりも長い場合には、現在選択されている階層名を、既に設定してある階層とする位置情報記録可能なカメラとするものである。
【0015】上記第4の目的を達成するために、請求項4記載の本発明は、前回の撮影からの経過時間が所定の時間よりも長い場合には、現在選択されている表示階層情報を、既に設定してある表示階層情報とする位置情報記録可能なカメラとするものである。
【0016】上記第5の目的を達成するために、請求項5記載の本発明は、検出された現在の位置情報が前回の位置情報に較べて所定値よりも大きい場合は、現在選択されている表示階層情報を、既に設定してある表示階層情報とする位置情報記録可能なカメラとするものである。
【0017】上記第6の目的を達成するために、請求項6記載の本発明は、記録手段による表示階層情報の記録は、検出された位置情報の記録の後に行うようにした位置情報記録可能なカメラとするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の実施の一形態に係るカメラの電気的構成を示すブロック図である。
【0020】図1において、1はカメラ全体の制御を司るマイクロプロセッサ、2は測光回路、3は測距回路、4はシャッタ制御回路、5は絞り制御回路であり、何れも公知のものである。
【0021】6(SW1)は測光・測距開始用のスイッチであり、7(SW2)は撮影動作開始用のスイッチであり、これらスイッチはレリーズボタンの第1ストローク及び第2ストロークによりオンするものである。8はメインスイッチ、9は磁気記録再生回路、10は磁気ヘッド、11はフィルムカートリッジが装填されるカートリッジ室の開閉状態を検知する為のカートリッジ室蓋スイッチ、12はフィルムカートリッジ16の後述するデータディスク17の情報を読み取る為のバーコード情報読取回路、13はシャッタ秒時や絞り値の表示やフィルムカートリッジの有無,フィルム取出しの警告等を行う表示器やその駆動回路を具備した表示装置、14(REW)はフィルムの途中巻戻し開始を指示する途中巻戻しスイッチである。
【0022】15はフィルムカートリッジ16内よりフィルムの送り出しや巻き戻しを行う為のモータ駆動回路である。詳しくは、スラスト式のフィルムカートリッジ16内のフィルム供給スプールをフィルム送り出し方向に駆動し、該フィルムカートリッジ16内よりフィルムFを送り出すと共に、送り出されたフィルムFをフィルム巻取りスプール19により巻き取り、又フィルムカートリッジ16内のフィルム供給スプールをフィルム巻き戻し方向に駆動してフィルムFをフィルムカートリッジ16内に巻戻す働きを持つ。
【0023】17は、フィルムカートリッジ16内のフィルム供給スプールに一体的に設けられ、その供給スプールの回転に伴って回転する表面に指標としてのバーコードが記録されているバーコード記録部としてのバーコードディスクである。18はフィルムFに形成されたパーフォレーションを検出するパーフォレーション検出回路であり、例えばフォトリフレクタの投光部と受光部で構成され、フィルムのパーフォレーションの有無を検出する。20はピント合わせの為のレンズ駆動回路、21は撮影位置情報を検出するための位置情報検出装置、22は前記位置情報検出装置21で検出された位置情報をどの程度の階層まで表示するかを選択するための表示階層選択部材である。
【0024】図2は、上記構成のカメラにおいて、磁気書込み可能なフィルムFへ磁気データの書込みを行う磁気ヘッドやフィルムのパーフォレーションを検出するフォトリフレクタの配置関係を示している。
【0025】図2において、磁気書込み可能なフィルムFには、該フィルムFの各駒を割り出すためにパーフォレーション51a,51b,52a,52b……が存在している。このパーフォレーションは各駒に対して2個づつ形成されており、フィルムの駒位置がアパーチャーに対してずれないようになっている。
【0026】61及び62は前記パーフォレーション51a,51b,52a,52b……を検出するためのフォトリフレクタであり、フィルムの位置を検出している。10は磁気書込み可能なフィルムFに対して、情報の書き込み及び情報の読み出しを行う為の磁気ヘッドである。
【0027】ここで、カメラの情報書き込み領域としては、−1駒目,0駒目、そして、1駒目からの撮影可能駒が存在している。
【0028】本実施の形態にて示しているカメラが記録する撮影位置情報、及び、例えば国,市,町,名所などの階層設定情報は、各撮影駒の画像と対応させるために、各駒に対してそのデータが書き込まれるようにしている。
【0029】次に、図3のフローチャートを用いて、露光動作が完了した後の書き込み動作について説明するまず、ステップ#100において、GPS情報がカメラに対して蓄えられているか否かの判定を行い、GPS情報が存在していない場合はステップ#101へ進み、撮影地が不明である事を示すフラグを設定する。そして、後述するステップ#107へ進む。
【0030】また、上記ステップ#100にてGPS情報が存在していると判定した場合はステップ#102へ進み、該カメラに対して階層情報が設定されているか否かの判定を行う。もし階層情報が設定されていなければステップ#114へ進み、予め決められている設定値(以下、デフォルト値とも記す)に基づいた階層情報を書き込む様にするために、カメラに設定されているGPS情報の階層情報をデフォルト値に設定する。そして、後述するステップ#107へ進む。
【0031】また、上記ステップ#102にて階層情報が設定されていた場合にはステップ#103へ進み、ここでは前回の撮影からどの程度の時間が経過しているかの判定を行い、前回の撮影からの経過時間が所定の時間よりも小さければ(短ければ)後述するステップ#106へと進むが、前回の撮影からの経過時間が所定時間よりも大きい(長い)場合はステップ#104へ進む。そして、このステップ#104においては、階層情報が設定されてからの経過時間が所定の時間(上記所定の時間と同じであっても良いし、異なっても良い)よりも長いか否かを判定し、長い場合はステップ#113へ進み、現在設定されている階層情報をリセットし、予め設定してあるデフォルト値を設定してステップ#107へと進む。また、階層情報が設定されてから所定の時間よりも短い場合は、現在カメラに対して設定されている階層情報に基づいて、階層情報データの書き込みを行う様に設定し、ステップ#105へ進む。
【0032】ステップ#105においては、カメラに対して階層情報が設定されてからどの程度位置が移動したかの判定を行い、移動距離が所定値よりも大きい場合はステップ#113へ進み、前述した様に現在設定されている階層情報をリセットし、予め設定してあるデフォルト値を設定してステップ#107へと進む。また、階層情報が設定されてからの移動距離が所定値よりも小さい場合は、現在カメラに対して設定されている階層情報に基づいて、階層情報データの書き込みを行う様に設定し、ステップ#106へ進む。
【0033】ステップ#106においては、階層情報の保持を行う。そして、次のステップ#107において、モータ駆動装置15等を駆動してフィルムの給送を開始し、次のステップ#108において、磁気ヘッド10によりフィルムに対して、光源の種類,シャッタ秒時,絞り値などの撮影情報の書き込みを開始し、続くステップ#109において、フィルムに対して、撮影駒に対する撮影位置情報などの書き込みを行う。そして、次のステップ#110において、前記ステップ#109にて書き込みを行った撮影位置情報をどの程度詳細に位置の表示を行うかを示すための、表示階層情報の書き込みを行う。
【0034】次のステップ#111においては、フィルムの給送が完了したか否かの判定を行い、完了していなければこのステップに留まる。その後、フィルムの給送が完了したことを判定するとステップ#112へ進み、上記モータ駆動装置15の駆動を停止して、一連の動作を終了する。
【0035】次に、図4のフローチャートを用いて、データの階層情報の設定操作時の動作について説明する。
【0036】まず、ステップ#200において、カメラに存在している表示階層選択部材22が操作されているか否かの判定を行い、該部材22が操作されていなければステップ#208へ進み、表示階層選択部材22以外の操作部材が操作されたか否かの判定を行う。もし表示階層選択部材22以外の操作部材が操作されている場合はステップ#209へ進み、その操作に対応した制御を行う。また、表示階層選択部材22以外の操作部材も操作されていなかった場合はステップ#200へ戻り、再び表示階層選択部材22の操作状態を調べる。
【0037】上記ステップ#201にて表示階層選択部材22の操作がなされたことを検知するとステップ#202へ進み、ここでは最後に操作部材が操作されてからの時間が、予め設定されている一定時間よりも長いか否かを判定し、一定時間よりも長い場合はこのルーチンを終了する。また、一定時間よりも短い場合はステップ#203へ進み、カメラに存在している操作部材の状態変化を検出し、次のステップ#204へ進み、該表示階層選択部材22以外の操作部材が操作されたか否かの判定を行い、表示階層選択部材22以外の操作部材が操作されていればステップ#209へ進み、その操作に対応した制御を行う。
【0038】一方、ステップ#205にて表示階層選択部材22以外の操作部材の操作がなされていない場合はステップ#205へ進み、表示階層選択部材22の操作がなされたか否かの判定を行う。この結果、表示階層選択部材22の操作がなされていなければ上記ステップ#202へ戻り、以下同様の動作を繰り返す。また、表示階層選択部材22の操作がなされていることを検知した場合はステップ#206へ進み、位置情報をどの階層で表示するかを指定するための設定階層情報を変更する。そして、次のステップ#207において、最後に操作部材が操作されてからの時間が、予め設定されている一定時間よりも長いか否かを判定し、一定時間よりも長い場合はこのルーチンを終了する。また、一定時間よりも短い場合は上記ステップ#202へ戻り、以下同様の動作を繰り返す。
【0039】図5(A)〜(F)は、設定階層情報を変更した場合の表示例を示す図である。
【0040】同図において、300はカメラの状態を示す外部表示装置、310は前記外部表示装置300に存在する階層情報表示部、320は前記外部表示装置300に存在するシャッタ秒時表示部、330は前記外部表示装置300に絞り値を表示する絞り値表示部、340は前記外部表示装置300に存在するフィルム枚数表示部である。
【0041】カメラの表示階層選択部材22が操作されて設定階層情報が変化する場合に、カメラ内部の階層情報を更新すると共に、外部表示装置300の階層情報表示部310の表示を、図5(A)〜(F)のように変化させて、階層設定情報が更新されている事を使用者に対して報知するように構成している。
【0042】上記実施の形態では、磁気書き込み可能なフィルムを用いるカメラについて説明したが、その他の光学的、電気的、磁気的に記録する撮影装置であっても適用可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、撮影後に位置情報を利用する場合に、どの様な情報を利用するのかを一々選択するといった煩わしさを無くすことができる位置情報記録可能なカメラを提供できるものである。
【0044】また、本発明によれば、位置情報から地名に変換するための変換テーブルを不要としてカメラのメモリ容量を削減すると共に、選択時には階層名の表示のみを行うして、位置情報を表示情報に変換する為の時間を削減することができる位置情報記録可能なカメラを提供できるものである。
【0045】また、本発明によれば、設定された表示階層情報の信頼度を上げることができる位置情報記録可能なカメラを提供できるものである。
【0046】また、本発明によれば、連続している撮影駒の表示データにばらつきが出るのを防ぐことができる位置情報記録可能なカメラを提供できるものである。
【0047】また、本発明によれば、撮影位置の移動による表示階層情報の不正確さを低減することができる位置情報記録可能なカメラを提供できるものである。
【0048】また、本発明によれば、記録部への記録容量が不足した場合でも、撮影位置を特定する為の位置情報については確実に記録することができる位置情報記録可能なカメラを提供できるものである。




 

 


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