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発明の名称 カメラ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−183983
公開日 平成11年(1999)7月9日
出願番号 特願平9−355023
出願日 平成9年(1997)12月24日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】丸島 儀一
発明者 井上 浩二
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 フィルム面に磁気記録部を有し、フィルム使用状態表示を備えたカートリッジを装填可能であり、前記磁気記録部へ情報の書込み或いは、読み出しを行う磁気ヘッドと、フィルムへの露光動作終了後、該駒に対応する磁気記録部へ磁気情報の書込み指示を前記磁気ヘッドに行う指示手段と、前記フィルム使用状態表示手段の状態を検出するフィルム使用状態検出手段と、カメラの情報を保存する不揮発性メモリと、前記フィルムを巻き上げ或いは巻き戻しが可能な給送手段と、フィルムの全駒への撮影が終了する前にフィルムを巻き戻す指示を行う、途中巻き戻し指示手段を備え、フィルムの使用状態が、撮影途中であるカートリッジが装填された際には最後に磁気記録された次の駒をアパーチャ位置に停止させる頭出し動作を行うカメラにおいて、カートリッジが装填された際に、前記フィルム使用状態検出手段が、撮影途中であると検出された場合、前記不揮発性メモリに頭出し動作開始フラグを設定した後に、前記頭出し動作を行い、終了時に、前記頭出し動作開始フラグを削除することで、電源投入時、前記頭出し開始フラグが設定されている場合には、自動的に頭出し動作を開始することを特徴とするカメラ。
【請求項2】 カートリッジが装填された際に、前記フィルム使用状態検出手段が、撮影途中であると検出された場合、前記不揮発性メモリに頭出し動作開始フラグを設定した後に、前記頭出し動作を行い、終了時に、前記頭出し動作開始フラグを削除することで、電源投入時、前記頭出し開始フラグが設定されている場合には、フィルムをカートリッジ内にフィルムを巻き戻した後に、自動的に頭出し動作を開始することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルム面上に磁気記録部を有するカートリッジを装填可能なカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、新しい方式のフィルムカートリッジとして、米国特許第4834306号で下記のものが提案されている。
【0003】フィルム通過スリットと、一端をフィルムスプールに固着されフィルムスプールに巻かれたフィルムと、フィルムスプールに同軸上に配置され、フィルム最外周の半径方向の拡がりを規制部にて規制し、フィルムの最外周がフィルムのカートリッジの内壁に実質的に接触するのを防ぐ押さえ部材と、前記押さえ部材の一部を変形させ、押さえ部材の半径方向の規制からフィルム最外周部を連続的に解除する解除部材と、規制から解除されたフィルムの部分をフィルム通過スリットに導く誘導部材とを備え、フィルムスプールのフィルム押し出し方向の回転によって生じるフィルムの巻き緩みによる最外周の拡がりにより、フィルムの外周と前記押さえ部材間をすべりのない状態都市、フィルムに押し出し方向の駆動力を与え、フィルムカートリッジからのフィルムの排出を可能にしたものである。以後、この種のフィルムスプールの回転によりフィルムの排出を可能とするフィルムカートリッジをスラスト式フィルムカートリッジと呼ぶ。
【0004】前記フィルムカートリッジは、従来の35mmフィルムと異なり、フィルムをフィルムカートリッジ内に引き込んだ後も該カートリッジ内のフィルムスプールの回転により再び該カートリッジ外へフィルムの排出が可能となる。従って、このフィルムカートリッジを用いることにより、フィルムの途中の駒まで露光動作を行い、一旦フィルムを巻き戻し、カメラから取り出した後、再びカメラに装填して残りの駒からの露光動作を行うことが可能である。
【0005】また、近年、磁気記録部を有するフィルムを使用し、この磁気記録部にシャッタ秒時、絞り値、年月日、タイトルなどの撮影情報を磁気ヘッドにより書き込み且つ、必要に応じてこの撮影情報を読み出す様ににしたカメラが米国特許第4864332号などにて提案されている。
【0006】さらに、米国特許第4878075号では、以下のものが提案されている。露出終了の後、磁気ヘッドにより各駒毎に露出情報を書き込む様にし、フィルムの途中の駒まで撮影を行い、一旦フィルムカートリッジ内まで巻き戻し、再びそのフィルムカートリッジがカメラに装填された場合、露出済みか未露出の駒かを上記露出済み情報が書き込まれているか否かで判断し、未露出の駒からの撮影を可能とする為にその未露出駒をアパーチャに頭出しするものである。
【0007】更に、米国特許第4887110号では、フィルムが完全に使われたか、或いは途中まで使われたかを識別することの出来る表示部を有するフィルムカートリッジが提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前出の米国特許第4864332号で提案された機能と米国特許第4878075号で提案された機能の両者を兼ね揃えたカメラを達成し、該カメラに米国特許第4887110号で提案された様なフィルムが完全に使われた或いは途中まで使われたかを識別する視認可能な表示手段を有するフィルムカートリッジを用いた場合、頭出し動作途中に電源電圧が降下などの理由により、頭出し動作途中で停止してしまった場合、カメラは二重露光防止のため、撮影禁止状態になる。また前記撮影禁止状態で、電池を交換しても、二重露光防止のため撮影禁止状態は継続している。
【0009】つまり、撮影者が前記撮影禁止状態を回避するためには、途中巻き戻し指示部材を操作して、途中巻き戻し動作を行い、終了後再度カートリッジを取り出して再度装填し直すといった複雑な作業が必要であるという問題点があった。
【0010】また、電池を交換しカメラ本体に異常が無い場合でも前記撮影禁止状態となってしまうので撮影者がカメラ本体に異常が発生していると判断してしまう問題があった。
【0011】本出願に係わる発明の目的は、前記撮影禁止状態から回避するために、撮影者が複雑な作業を必要となくすることであり、電池を交換しカメラ本体に異常が無い場合に、前記撮影禁止状態とならないようにし、撮影者がカメラに異常が発生していると誤判断しないようにすることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本出願に係わる発明は、カートリッジが装填された際に、前記フィルム使用状態検出手段が、撮影途中であると検出された場合、前記不揮発性メモリに頭出し動作開始フラグを設定した後に、前記頭出し動作を行い、終了時に、前記頭出し動作開始フラグを削除することで、電源投入時、前記頭出し開始フラグが設定されている場合には自動的にフィルムをカートリッジ内にフィルムを巻き戻した後に、再度頭出し動作を開始し、撮影者に複雑な作業を強いることなく、確実に頭出しを行うことができ、また、電池を交換しカメラ本体に異常が無い場合は前記撮影禁止状態となることなく、撮影者がカメラ本体に異常が発生していると判断してしまうことを防止できるカメラとするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態におけるカメラの回路ブロック図で、1-1はカメラの各種回路を制御するマイクロコンピュータなどで構成される制御回路、1-2は、カメラに装填されたフィルムの巻き上げ或いは巻き戻しを行うために不図示のフィルム給送用モータを制御するフィルム給送制御回路、1-3は、カートリッジに表示されているフィルム状態表示を検出するフィルム状態検出回路、1-4は、カメラ内にカートリッジが装填されたことによりONするカートリッジ装填検出スイッチ、1-5は、カートリッジを装填する際の蓋が閉じられたことによりONするカートリッジ蓋スイッチ、1-6は、フィルム面の磁気記録部へ情報を書き込み或いは読み出しを行う磁気ヘッド、1-7は、磁気ヘッド1-6を制御する磁気ヘッド制御回路、1-8は、不図示のレリーズ釦が押圧操作がなされることによりONするレリーズスイッチ、1-9は、撮影レンズのピント合わせや露出制御を行うAF・AE制御回路である、1-10は、カメラの情報を必要に応じて書き込み或いは読み出しの可能な不揮発性メモリであるEPROM、1-11は、カメラに装填されているカートリッジを途中で巻き戻す為に、不図示の途中巻き戻し釦の押圧操作がなされることによりONする途中巻き戻しスイッチである。
【0014】次に、図1の回路ブロック図の動作を図2及び図3示すフローチャートである。
【0015】通常カメラは、何らかの操作部材が操作されるまで何も動作は行われない。
【0016】ここでは、カートリッジが装填されて頭出し動作が行われる動作について説明する。
【0017】図2において、ステップ21では、カートリッジ蓋スイッチ1-4の検出を行い、閉じられたことを検出した場合はステップ22に進み、検出しなければ何もせずに終了する。
【0018】ステップ22では、カートリッジ装填検出スイッチ1-5の検出を行い、ONであればステップ23に進み、OFFであれば何もせずに終了する。
【0019】ステップ23では、フィルムの状態検出を行う。フィルム状態検出回路1-3より、装填されたカートリッジが未露光の状態であるか、露光途中の状態であるか或いは撮影済みの状態であるかの検出を行う。
【0020】ステップ24では、ステップ23で検出された装填されたカートリッジのフィルムの状態が露光途中であるかどうかの判定を行う。露光途中のカートリッジであればステップ25に進み、そうでなければ何もせずに終了する。
【0021】ステップ25では、頭出し動作の開始に従って、不揮発性メモリであるEPROM1-10に頭出し動作開始フラグを書き込む。
【0022】ステップ26では、頭出し動作を行う。
【0023】ステップ27では、頭出し動作の終了に伴い、ステップ25で不揮発性メモリであるEPROM1-10に頭出し動作開始フラグを書き込まれたフラグを削除する。
【0024】図3は、カメラに電源を投入された時のシークエンス中のステップ25で不揮発性メモリであるEPROM1-10に書き込まれる頭出し動作開始フラグの判定を行う。
【0025】ステップ31では、ステップ25で不揮発性メモリであるEPROM1-10に書き込まれる頭出し動作開始フラグの判定を行い、書き込まれていればステップ32に進み、書き込まれていなければ何もせずに終了する。
【0026】ステップ32では、巻き戻し動作を行い、一旦フィルムをカートリッジ内に巻き戻す。これは、頭出しが途中で停止したため、フィルムのフレームカウンタが正常にカウント出来ていない可能性が高いためである。
【0027】ステップ33では、頭出し動作を行います。
【0028】ステップ33では、頭出し動作の終了に伴い、不揮発性メモリであるEPROM1-10に頭出し動作開始フラグを書き込まれたフラグを削除する。
【0029】以上の動作がなされることにより、前記撮影禁止状態から回避するために、撮影者が複雑な作業を必要としなくなる。
【0030】また、電池を交換しカメラ本体に異常が無い場合に、前記撮影禁止状態とならないようになり、撮影者がカメラに異常が発生していると誤判断しなくなる。
【0031】なお、特許請求の範囲に記載の構成と以上の実施の形態との対応は、以下の通りである。
【0032】指示手段は、実施の形態でマイクロコンピュータ1-1を示す。
【0033】磁気ヘッドは、実施の形態で磁気ヘッド1-6を示す。
【0034】フィルム使用状態検出手段は、実施の形態でフィルム状態検出回路1-3を示す。
【0035】不揮発性メモリは、実施の形態で不揮発性メモリ1-10を示す。
【0036】給送手段は、実施の形態でフィルム給送制御回路1-2を示す。
【0037】途中巻き戻し指示手段とは、実施の形態で途中巻き戻し釦を示す。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、カートリッジが装填された際に、前記フィルム使用状態検出手段が、撮影途中であると検出された場合、前記不揮発性メモリに頭出し動作開始フラグを設定した後に、前記頭出し動作を行い、終了時に、前記頭出し動作開始フラグを削除することで、電源投入時、前記頭出し開始フラグが設定されている場合には自動的にフィルムをカートリッジ内にフィルムを巻き戻した後に、再度頭出し動作を開始することで、撮影者に複雑な作業を強いることなく、確実に頭出しを行う効果を得るができる。
【0039】また、電池を交換しカメラ本体に異常が無い場合でも前記撮影禁止状態をとることはなく撮影者がカメラ本体に異常が発生していると判断してしまうことをなくす効果を得ることができる。




 

 


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