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発明の名称 プロセスカートリッジ及び画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−174936
公開日 平成11年(1999)7月2日
出願番号 特願平9−341580
出願日 平成9年(1997)12月11日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】山下 亮一
発明者 小林 和典
要約 目的
トナー容器と現像容器間の溶着条件が変動しても、トナー容器と現像容器の溶着状態のばらつきを吸収し、撹拌ギヤとそれに噛み合うギヤとの位置関係を適正に保って駆動力の伝達を可能とするプロセスカートリッジを提供すること。

構成
画像形成装置に対して着脱自在であって、トナーを収納するトナー容器11と、該トナー容器11上に設けられた撹拌ギヤ27と、現像手段を内包する現像容器23と、該現像容器23上に設けられて前記撹拌ギヤ27と噛み合うギヤ29を有するプロセスカートリッジにおいて、前記トナー容器11と現像容器23との結合面に対して略垂直方向に前記撹拌ギヤ27が移動できるよう構成する。
特許請求の範囲
【請求項1】 画像形成装置に対して着脱自在であって、トナーを収納するトナー容器と、該トナー容器上に設けられた撹拌ギヤと、現像手段を内包する現像容器と、該現像容器上に設けられて前記撹拌ギヤと噛み合うギヤを有するプロセスカートリッジにおいて、前記トナー容器と現像容器との結合面に対して略垂直方向に前記撹拌ギヤが移動できるよう構成したことを特徴とするプロセスカートリッジ。
【請求項2】 画像形成装置に対して着脱自在であって、トナーを収納するトナー容器と、該トナー容器上に設けられた撹拌ギヤと、現像手段を内包する現像容器と、該現像容器上に設けられて前記撹拌ギヤと噛み合うギヤを有するプロセスカートリッジにおいて、前記現像容器上に設けられたギヤと前記撹拌ギヤに噛み合う複数のアイドラギヤを有し、回転駆動力を現像容器上のギヤからトナー容器上のギヤに伝達する回転駆動力伝達経路上で現像容器上の最後のギヤが移動可能で、その移動方向が回転駆動力伝達経路上で移動可能なギヤの前のギヤとトナー容器上の最初のギヤとのそれぞれの中心を結ぶ線に対して略垂直方向であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
【請求項3】 画像形成装置に対して着脱自在であって、トナーを収納するトナー容器と、該トナー容器上に設けられた撹拌ギヤと、現像手段を内包する現像容器と、該現像容器上に設けられて前記撹拌ギヤと噛み合うギヤを有するプロセスカートリッジにおいて、前記現像容器上に設けられたギヤと前記撹拌ギヤに噛み合う複数のアイドラギヤを有し、回転駆動力を現像容器上のギヤからトナー容器上のギヤに伝達する回転駆動力伝達経路上でトナー容器上の最初のギヤが移動可能で、その移動方向が回転駆動力伝達経路上で現像容器上の最後のギヤと移動可能なギヤの次のギヤのそれぞれの中心を結ぶ線に対して略垂直方向であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
【請求項4】 前記トナー容器と現像容器を熱溶着又は振動溶着によって結合したことを特徴とする請求項1,2又は3記載のプロセスカートリッジ。
【請求項5】 トナーを収納するトナー容器と、該トナー容器上に設けられた撹拌ギヤと、現像手段を内包する現像容器と、該現像容器上に設けられて前記撹拌ギヤと噛み合うギヤを有するプロセスカートリッジを着脱自在に装填する画像形成装置において、前記プロセスカートリッジのトナー容器と現像容器との結合面に対して略垂直方向に前記撹拌ギヤが移動できるよう構成したことを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】 トナーを収納するトナー容器と、該トナー容器上に設けられた撹拌ギヤと、現像手段を内包する現像容器と、該現像容器上に設けられて前記撹拌ギヤと噛み合うギヤを有するプロセスカートリッジを着脱自在に装填する画像形成装置において、前記プロセスカートリッジの現像容器上に設けられたギヤと前記撹拌ギヤに噛み合う複数のアイドラギヤを有し、回転駆動力を現像容器上のギヤからトナー容器上のギヤに伝達する回転駆動力伝達経路上で現像容器上の最後のギヤが移動可能で、その移動方向が回転駆動力伝達経路上で移動可能なギヤの前のギヤとトナー容器上の最初のギヤとのそれぞれの中心を結ぶ線に対して略垂直方向であることを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】 トナーを収納するトナー容器と、該トナー容器上に設けられた撹拌ギヤと、現像手段を内包する現像容器と、該現像容器上に設けられて前記撹拌ギヤと噛み合うギヤを有するプロセスカートリッジを着脱自在に装填する画像形成装置において、前記プロセスカートリッジの現像容器上に設けられたギヤと前記撹拌ギヤに噛み合う複数のアイドラギヤを有し、回転駆動力を現像容器上のギヤからトナー容器上のギヤに伝達する回転駆動力伝達経路上でトナー容器上の最初のギヤが移動可能で、その移動方向が回転駆動力伝達経路上で現像容器上の最後のギヤと移動可能なギヤの次のギヤのそれぞれの中心を結ぶ線に対して略垂直方向であることを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロセスカートリッジとこれを着脱可能に装填する画像形成装置に関する。
【0002】ここで、画像形成装置としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンター(LEDプリンター、レーザービームプリンター等)、電子写真ファクシミリ装置、電子写真ワードプロセッサー等が含まれる。
【0003】又、プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも1つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されるものである。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用いた電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及びこれに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化してプロセスカートリッジとし、このプロセスカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能に装填する方式が採用されている。この方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらないでユーザー自身で行うことができるために格段に操作性を向上させることができ、この方式は画像形成装置において広く用いられている。
【0005】又、プロセスカートリッジは、電子写真感光体である感光ドラム上の潜像を現像するための現像手段及び該現像手段を内包する現像容器と、その現像手段に供給するトナーを収納するトナー容器を備えている。
【0006】而して、プロセスカートリッジにおいては、画像形成本体内に装着されるまでの輸送時等にトナーが飛散及び劣化しないように前記トナー容器と現像容器の間をシール部材を用いて閉鎖し、トナーが現像手段に供給されないようにしている。そして、プロセスカートリッジは、前記シール部材を引き抜いた後に画像形成本体内に装着されて画像形成に供される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにプロセスカートリッジはトナー容器と現像容器の間にシール部材を設ける都合上、トナー容器と現像容器を別々に作り、トナー容器又は現像容器の開口部にシール部材を取り付け、その後、それぞれの容器を熱溶着や振動溶着等を用いて結合して結合部よりトナーが漏れないようにしている。このため、溶着条件や溶着環境等が変動した場合にはトナー容器と現像容器の相対位置関係が変化する。
【0008】上述のようにトナー容器と現像容器の相対位置関係が変化すると、トナー容器と現像容器とに跨がって作用する部品が悪影響を受ける場合がある。例えば、トナー容器上に設けられた撹拌ギヤと現像容器上に設けられたギヤとが噛合する場合、ギヤ間の寸法のばらつきによってギヤの噛合が良好な状態に保たれず、ギヤが回らなくなったり、ギヤ間で歯飛びが生じてしまうという問題があった。
【0009】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、トナー容器と現像容器間の溶着条件が変動しても、トナー容器と現像容器の溶着状態のばらつきを吸収し、撹拌ギヤとそれに噛み合うギヤとの位置関係を適正に保って駆動力の伝達を可能とするプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、画像形成装置に対して着脱自在であって、トナーを収納するトナー容器と、該トナー容器上に設けられた撹拌ギヤと、現像手段を内包する現像容器と、該現像容器上に設けられて前記撹拌ギヤと噛み合うギヤを有するプロセスカートリッジにおいて、前記トナー容器と現像容器との結合面に対して略垂直方向に前記撹拌ギヤが移動できるよう構成したことを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、画像形成装置に対して着脱自在であって、トナーを収納するトナー容器と、該トナー容器上に設けられた撹拌ギヤと、現像手段を内包する現像容器と、該現像容器上に設けられて前記撹拌ギヤと噛み合うギヤを有するプロセスカートリッジにおいて、前記現像容器上に設けられたギヤと前記撹拌ギヤに噛み合う複数のアイドラギヤを有し、回転駆動力を現像容器上のギヤからトナー容器上のギヤに伝達する回転駆動力伝達経路上で現像容器上の最後のギヤが移動可能で、その移動方向が回転駆動力伝達経路上で移動可能なギヤの前のギヤとトナー容器上の最初のギヤとのそれぞれの中心を結ぶ線に対して略垂直方向であることを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、画像形成装置に対して着脱自在であって、トナーを収納するトナー容器と、該トナー容器上に設けられた撹拌ギヤと、現像手段を内包する現像容器と、該現像容器上に設けられて前記撹拌ギヤと噛み合うギヤを有するプロセスカートリッジにおいて、前記現像容器上に設けられたギヤと前記撹拌ギヤに噛み合う複数のアイドラギヤを有し、回転駆動力を現像容器上のギヤからトナー容器上のギヤに伝達する回転駆動力伝達経路上でトナー容器上の最初のギヤが移動可能で、その移動方向が回転駆動力伝達経路上で現像容器上の最後のギヤと移動可能なギヤの次のギヤのそれぞれの中心を結ぶ線に対して略垂直方向であることを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は3記載の発明において、前記トナー容器と現像容器を熱溶着又は振動溶着によって結合したことを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、トナーを収納するトナー容器と、該トナー容器上に設けられた撹拌ギヤと、現像手段を内包する現像容器と、該現像容器上に設けられて前記撹拌ギヤと噛み合うギヤを有するプロセスカートリッジを着脱自在に装填する画像形成装置において、前記プロセスカートリッジのトナー容器と現像容器との結合面に対して略垂直方向に前記撹拌ギヤが移動できるよう構成したことを特徴とする。
【0015】請求項6記載の発明は、トナーを収納するトナー容器と、該トナー容器上に設けられた撹拌ギヤと、現像手段を内包する現像容器と、該現像容器上に設けられて前記撹拌ギヤと噛み合うギヤを有するプロセスカートリッジを着脱自在に装填する画像形成装置において、前記プロセスカートリッジの現像容器上に設けられたギヤと前記撹拌ギヤに噛み合う複数のアイドラギヤを有し、回転駆動力を現像容器上のギヤからトナー容器上のギヤに伝達する回転駆動力伝達経路上で現像容器上の最後のギヤが移動可能で、その移動方向が回転駆動力伝達経路上で移動可能なギヤの前のギヤとトナー容器上の最初のギヤとのそれぞれの中心を結ぶ線に対して略垂直方向であることを特徴とする。
【0016】請求項7記載の発明は、トナーを収納するトナー容器と、該トナー容器上に設けられた撹拌ギヤと、現像手段を内包する現像容器と、該現像容器上に設けられて前記撹拌ギヤと噛み合うギヤを有するプロセスカートリッジを着脱自在に装填する画像形成装置において、前記プロセスカートリッジの現像容器上に設けられたギヤと前記撹拌ギヤに噛み合う複数のアイドラギヤを有し、回転駆動力を現像容器上のギヤからトナー容器上のギヤに伝達する回転駆動力伝達経路上でトナー容器上の最初のギヤが移動可能で、その移動方向が回転駆動力伝達経路上で現像容器上の最後のギヤと移動可能なギヤの次のギヤのそれぞれの中心を結ぶ線に対して略垂直方向であることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0018】<実施の形態1>先ず、本発明に係る画像形成装置を図2〜図7に基づいて説明する。尚、図2は画像形成装置の断面図、図3は同画像形成装置の斜視図、図4はプロセスカートリッジの断面図、図5はプロセスカートリッジの斜視図、図6及び図7は画像形成装置本体のプロセスカートリッジ装着部の斜視図である。
【0019】[画像形成装置及びプロセスカートリッジの概略構成]本実施の形態に係る画像形成装置Aは、図2及び図3に示すように、画像情報に応じて発光したレーザー光源からの光を回転するポリゴンミラー1aで走査するとともに、レンズ1b及び反射ミラー1cを介して照射する光学手段1を有し、この光学手段1から画像情報に基づいて光像を照射して電子写真感光体である感光ドラム7に潜像を形成し、この潜像を現像手段9によって現像してトナー像として顕像化する。
【0020】上記トナー像の形成と同期して、記録媒体2を給紙カセット3aからピックアップローラ3b、搬送ローラ対3c,3d及びレジストローラ対3e等から成る搬送手段3で反転搬送し、プロセスカートリッジBとしてカートリッジ化された画像形成部において記録媒体2上に感光ドラム7上のトナー像を転写する。即ち、転写手段としての転写ローラ4に電圧を印加することによって感光ドラム7上のトナー像を記録媒体2に転写する。
【0021】その後、トナー像が転写された記録媒体2をガイド部材3fでガイドしつつ定着手段5に搬送する。定着手段5はヒータ5aを内蔵する定着ローラ5bと該定着ローラ5bに記録媒体2を押圧してこれを搬送する駆動ローラ5cとで構成されており、この定着手段5の定着ローラ5bと駆動ローラ5cの間を通過することによってトナー像が加熱及び加圧されて記録媒体2上に定着される。そして、トナー像の定着を受けた記録媒体2は排出ローラ対3g,3h,3iによって搬送され、反転経路3jを経て排出部6へと排出される。尚、揺動可能なフラッパ3kを動作させ、排出ローラ対3mによって反転搬送経路3jを経ることなく記録媒体2を直接的に排出することも可能である。
【0022】一方、画像形成部を構成する前記プロセスカートリッジBにおいては、図4及び図5に示すように、感光層を有する感光ドラム7が回転駆動され、帯電手段である帯電ローラ8への電圧印加によって感光ドラム7の表面が一様に帯電され、光学手段1からの光像が露光部を介して感光ドラム7に露光されることによって該感光ドラム7上に潜像が形成され、この潜像は現像手段9によって現像されてトナー像として顕像化される。
【0023】上記現像手段9は、トナー収納部9a内のトナーをトナー送り部材9bで送り出し、固定磁石を内蔵した現像ローラ9cを回転させるとともに、現像ブレード9dによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ローラ9cの表面に形成し、トナーを前記潜像に応じて感光ドラム7へ転移させることによってトナー像を形成して潜像を可視像化する。
【0024】尚、転写ローラ4にトナー像と逆極性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写した後は、クリーニング手段10のクリーニングブレード10aによって感光ドラム7に残留したトナーが掻き落とされ、この掻き落とされたトナーは廃トナー溜め10bに回収され、残留トナーが除去された感光ドラム7は次の工程に備えられる。
【0025】ところで、感光ドラム7等の各部品は、トナー容器11と現像容器23を結合した現像枠体12とクリーニング枠体13とで構成したハウジング内に収納されてプロセスカートリッジBとしてカートリッジ化され、このプロセスカートリッジBは画像形成装置Aの本体に設けられたカートリッジ装着手段に対して着脱される。
【0026】図6及び図7に示すように、カートリッジ装着手段においては、開閉部材15を開くとカートリッジ装着スペースが設けられており、装置本体の左右内側面にはカートリッジ装着部材16が取り付けられている。そして、このカートリッジ装着部材16にはプロセスカートリッジBを挿入するためのガイド部16aが対向して設けられており、このガイド部16aに沿ってプロセスカートリッジBを挿入し、開閉部材15を閉じることによってプロセスカートリッジBを画像形成装置Aに装着することができる。
【0027】次に、図4、図5、図8及び図9を用いてプロセスカートリッジBのハウジングの構成について更に詳しく説明する。
【0028】[プロセスカートリッジのハウジングの構成]本実施の形態に係るプロセスカートリッジBは、現像枠体12及びクリーニング枠体13を結合してハウジングを構成しているが、以下、そのハウジングの構成について説明する。
【0029】図4に示すように、現像枠体12はトナー容器11と現像容器23とで構成されており、トナー容器11にはトナー収納部9aを形成するとともに、トナー送り部材9bを取り付けている。又、現像容器23には、現像ローラ9c及び現像ブレード9dを取り付け、更に現像ローラ9cの近傍には現像室内のトナーを循環させる撹拌部材9eを回転可能に取り付けている。そして、トナー容器11と現像枠体12を溶着して一体的な現像ユニットを構成している。
【0030】又、クリーニング枠体13には感光ドラム7、帯電ローラ8及びクリーニング手段10の各部材を取り付け、更にプロセスカートリッジBを画像形成装置Aから取り外したときに感光ドラム7を覆ってこれを保護するドラムシャッター部材18を取り付けてクリーニングユニットを構成している。
【0031】そして、現像ユニットとクリーニングユニットとを結合することによってプロセスカートリッジBを構成している。そのため、現像枠体12の長手方向両側には現像ローラ9cの両端を回動可能に支持する不図示のカバー部材が取り付けられており、このカバー部材に形成されたアーム部19の先端には、図8及び図9に示すように回動軸20が設けられている(図8及び図9は一方側のみ図示)。
【0032】一方、クリーニング枠体13の長手方向両側2箇所には、上記回動軸20を位置決め係止するための凹部21が設けられている。この凹部21に回動軸20を挿入し、凸部22aを有する結合部材22をクリーニング枠体13にネジ止めすることによって現像ユニットとクリーニングユニットは回動軸20を中心に回動可能に結合され、現像ユニットの自重によって現像ローラ9cが感光ドラム7へ押し付けられる。
【0033】このとき、結合部材22に取り付けられた圧縮バネ22bによって現像枠体12を下方へ付勢することにより、現像ローラ9cを感光ドラム7へ確実に押し付ける。従って、現像ローラ9cの長手方向両端に不図示のスペーサリングを取り付けることにより、このスペーサリングが感光ドラム7に押し付けられ、感光ドラム7と現像ローラ9cとが一定間隔を保って対向する。
【0034】次に、本発明に係るプロセスカートリッジBのトナー容器11及び現像容器23について更に詳しく説明する。
【0035】図10に示すように、トナー容器11には開口部11aが形成されており、この開口部11aはトナーシール24によって塞がれている。又、現像容器23にも同様に開口部23aが形成されており、それぞれの容器11,23の開口部11a,23aを合わせるようにして両者を溶着して一体化することによって現像枠体12が構成されている。尚、図10に斜線にて示す面25は溶着面である。
【0036】図11にトナー容器11の断面図を示す。
【0037】図示のようにトナー容器11には、トナー送り部材26がその両端を回動可能に支持されて備えられており、このトナー送り部材26の一端はトナー容器11から突出している。そして、トナー送り部材26のトナー容器11から突出する部分には撹拌ギヤ27がカップリング28を介して連結されている。尚、カップリング部材28は例えばコイルスプリングのような形状を有しており、その両端にそれぞれ結合された部材に同軸からずれた状態で回転駆動力を伝達できる。又、トナー送り部材26とトナー容器11の間はフェルト等の柔軟な材質から成るシール部材29でシールされており、撹拌ギヤ27の回転時にトナーがトナー容器11の外部に漏れ出すことはない。
【0038】図12に現像容器23の断面図を示す。
【0039】現像容器23には現像ローラ9cが回転可能に支持され、その一端は現像容器23の外部に突出している。そして、現像ローラ9cの現像容器23の外部に突出した端部には現像ローラギヤ29が固定されている。図1に示すように、現像ローラギヤ29と撹拌ギヤ27の間には複数のギヤ列が設けられて回転力が伝達される。
【0040】このとき、図13に示すように、撹拌ギヤ27はその軸部が軸受部材31に支えられている。軸受部材31は前記溶着面25に対して垂直方向に形成された溝32に嵌められており、溝32に沿って動くことができる。尚、溝32は溶着面25に対して垂直方向に設けられている。
【0041】前記軸受部材31は弾性部材33を介してトナー容器11に係止されており、弾性部材33は撹拌ギヤ27をアイドラギヤ34に近づける方向に付勢している。尚、このときの付勢力はアイドラギヤ34から撹拌ギヤ27に回転力を伝達する際に撹拌ギヤ27に作用する力の溝32方向の分力より僅かに大きな値に設定されている。ここで、撹拌ギヤ27はギヤ部27aの下に直径がギヤ部27aのピッチ円直径に等しい円筒部27bが同軸上に一体に形成されており、同様にアイドラギヤ34にもギヤ部34aと円筒部34bが形成されている。撹拌ギヤ27は前記付勢力によってアイドラギヤ34とそれぞれの円筒部27b,34bで突き当たり、これによって撹拌ギヤ27とアイドラギヤ34の軸間距離は適正に保たれている。
【0042】以上のような構成を採用することによって溶着状態のばらつきにより生じるトナー容器11と現像容器23の相対位置のばらつきを吸収することができ、駆動力の伝達を可能にすることができる。
【0043】又、溶着面形状が等しくトナー容量が異なるために撹拌ギヤ位置が異なるトナー容器に同一の現像容器を溶着して用いる場合にも、トナー容器と撹拌ギヤの相対位置のばらつきを吸収して駆動力の伝達を可能にすることができる。
【0044】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形態2を図14に基づいて説明する。尚、図14は本実施の形態に係るプロセスカートリッジの現像枠体の斜視図であり、本図においては図1に示したと同一要素には同一符号を付している。
【0045】本実施の形態に係るプロセスカートリッジと前記実施の形態1に係るプロセスカートリッジとの相違点は、撹拌ギヤが移動可能ではなく、撹拌ギヤに噛み合うアイドラギヤが移動可能なことである。
【0046】即ち、撹拌ギヤ27に噛み合うアイドラギヤ34は、その軸部が軸受部材31に支えられている。軸受部材31は溝32に嵌められており、且つ、弾性部材33を介して現像容器23に係止されているため、溝32に沿って動くことができる。このため、アイドラギヤ34は移動可能である。このとき、溝32は撹拌ギヤ27とアイドラギヤ34に噛み合うギヤ35のそれぞれの中心を結ぶ線に対して略垂直方向に形成されている。
【0047】又、軸受部材31は弾性部材33を介してトナー容器11に係止されており、弾性部材33はアイドラギヤ34を撹拌ギヤ27とギヤ35に同時に近づける方向に付勢している。尚、このときの付勢力は、ギヤ35からアイドラギヤ34に回転力を伝達する際に、アイドラギヤ34に作用する力の溝32方向の分力より僅かに大きな値に設定されている。
【0048】ここで、撹拌ギヤ27は、ギヤ部27aの下に直径がギヤ部27aのピッチ円直径に等しい円筒部27bを同軸上に一体に形成されており、同様にアイドラギヤ34とギヤ35にもギヤ部34a,35aと円筒部34b,34bが形成されている。アイドラギヤ34は前記付勢力により撹拌ギヤ27とギヤ35のそれぞれの円筒部34b,27b,35bで突き当たり、これによってアイドラギヤ34と撹拌ギヤ27及びギヤ35との軸間距離が適正に保たれる。
【0049】このような構成において、溶着状態のばらつきにより生じるトナー容器11と現像容器23の相対位置のばらつきを吸収して駆動力の伝達を可能にすることができる。
【0050】<実施の形態3>次に、本発明の実施の形態3を図15に基づいて説明する。尚、図15は本実施の形態に係るプロセスカートリッジの現像枠体の斜視図であり、本図においても図1に示したと同一要素には同一符号を付している。
【0051】本実施の形態に係るプロセスカートリッジと前記実施の形態2に係るプロセスカートリッジとの相違点は、撹拌ギヤに噛み合うアイドラギヤが現像容器上ではなくトナー容器上にあることである。
【0052】即ち、移動可能なアイドラギヤ34は、その軸部が軸受部材31に支えられている。軸受部材31は溝部32に嵌められており、且つ、弾性部材33を介してトナー容器11に係止されているため、溝32に沿って動くことができる。このため、アイドラギヤ34は移動可能である。このとき、溝部32は撹拌ギヤ27とアイドラギヤ34に噛み合うギヤ35のそれぞれの中心を結ぶ線に対して略垂直方向に形成されている。
【0053】上記軸受部材31は弾性部材33を介してトナー容器11に係止されており、弾性部材33はアイドラギヤ34を撹拌ギヤ27とギヤ35に同時に近づける方向に付勢している。尚、このときの付勢力は、ギヤ35からアイドラギヤ34に回転力を伝達する際にアイドラギヤ34に作用する力の溝32方向の分力より僅かに大きな値に設定されている。
【0054】ここで、撹拌ギヤ27はギヤ部27aの下に直径がギヤ部27aのピッチ円直径に等しい円筒部27bを同軸上に一体に形成されており、同様にアイドラギヤ34とギヤ35にもギヤ部34a,35aと円筒部34b,34bが形成されている。アイドラギヤ34は前記付勢力により撹拌ギヤ27とギヤ35のそれぞれの円筒部34b,27b,35bで突き当たり、これによってアイドラギヤ34と撹拌ギヤ27及びギヤ35との軸間距離が適正に保たれる。
【0055】このような構成において、溶着状態のばらつきにより生じるトナー容器11と現像容器23の相対位置のばらつきを吸収して駆動力の伝達を可能にすることができる。
【0056】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明によれば、トナー容器と現像容器間の溶着条件が変動しても、トナー容器と現像容器の溶着状態のばらつきを吸収することができ、撹拌ギヤとそれに噛み合うギヤとの位置関係を適正に保って駆動力の伝達を行うことができるという効果が得られる。




 

 


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