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発明の名称 電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−174933
公開日 平成11年(1999)7月2日
出願番号 特願平9−356284
出願日 平成9年(1997)12月9日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】新井 一郎
発明者 河口 秀司
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 プロセスカートリッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、前記プロセスカートリッジを装着する装着スペースと、前記プロセスカートリッジを装着スペースの外部への開口部とプロセスカートリッジ装着位置間を移動させるカートリッジ搬送部材と、前記装着スペースの外部への開口部を開閉する開閉カバーと、前記開閉カバーとカートリッジ搬送部材とを連動するための連動部材と、を有し、開閉カバーを開いた状態でプロセスカートリッジを搬送部材に係合して開閉カバーを閉じることによりプロセスカートリッジが装着位置へ搬入され、開閉カバーを開くことによりプロセスカートリッジが装着位置から開口部へ搬出されることを特徴とする電子写真画像形成装置。
【請求項2】 前記プロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着されたことを検知する検知手段を有し、プロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着され且つ開閉カバーが閉ったことを共に一つの検知手段により検知することを特徴とする請求項1に記載の電子写真画像形成装置。
【請求項3】 画像形成装置本体に前記開口部とプロセスカートリッジ装着部間を結んで前記カートリッジ搬送部材をガイドするガイド条を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子写真画像形成装置。
【請求項4】 カートリッジ搬送部材はガイド条に対して移動自在で且つ回動可能に係合していることを特徴とする請求項3に記載の電子写真画像形成装置。
【請求項5】 開閉カバーは画像形成装置本体に対して回動可能に取り付けられ、前記連動部材は開閉カバーに一端が枢着され他端がカートリッジ搬送部材に固定又はカートリッジ搬送部材と一体の連結部材であることを特徴とする請求項4に記載の電子写真画像形成装置。
【請求項6】 カートリッジ搬送部材はプロセスカートリッジに有する位置決め部材を嵌合可能であって、カートリッジ搬送部材がプロセスカートリッジの装着位置に達した際、プロセスカートリッジの位置決め部材を突き当てる位置決め部を有することを特徴とする請求項1から5の何れか1つに記載の電子写真画像形成装置。
【請求項7】 前記ガイド条に平行してプロセスカートリッジの姿勢決め部材をガイドする第2のガイド条を有することを特徴とする請求項3から6の何れか1つに記載の電子写真画像形成装置。
【請求項8】 カートリッジ搬送部材はガイド条に対して移動自在に係合していることを特徴とする請求項3に記載の電子写真画像形成装置。
【請求項9】 開閉カバーは画像形成装置本体に対して回動可能に取り付けられ、前記連動部材は開閉カバーに一端が枢着され他端がカートリッジ搬送部材に枢着されたリンクであることを特徴とする請求項8に記載の電子写真画像形成装置。
【請求項10】 カートリッジ搬送部材はプロセスカートリッジに有する位置決め部材を嵌合可能であって、カートリッジ搬送部材がプロセスカートリッジの装着位置に達した際、プロセスカートリッジの位置決め部材を突き当てる位置決め部を有することを特徴とする請求項8又は9に記載の電子写真画像形成装置。
【請求項11】 カートリッジ搬送部材はプロセスカートリッジの位置決め部材を収容できる収容部と、姿勢決め部材を載置してプロセスカートリッジを担持するカートリッジ担持部と、を有することを特徴とする請求項8から10の何れか1つに記載の電子写真画像形成装置。
【請求項12】 カートリッジ装着部へプロセスカートリッジを搬入出する搬送部材を有する画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、前記搬送部材に担持されたために搬送部材に載置される載置部を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
【請求項13】 前記載置部はプロセスカートリッジを画像形成装置本体に対して位置決めるための位置決め部材が兼ねることを特徴とする請求項12に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項14】 画像形成装置本体の姿勢決めガイド条にガイドされる姿勢決めガイド部を有することを特徴とする請求項12に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項15】 前記プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである請求項12から14の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
【請求項16】 前記プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである請求項12から14の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
【請求項17】 前記プロセスカートリッジとは、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能とするものである請求項12から14の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロセスカートリッジを着脱可能なレーザービームプリンタや複写機等の電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されいる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンらによらずユーザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画像形成装置において広く用いられている。
【0003】このようなプロセスカートリッジの画像形成装置本体(以下、装置本体という)への着脱方法としては図14に示すようにオペレータが装置本体Aの蓋18を開け、プロセスカートリッジBを(オペレータの手で押し込んだり引き抜いたりする方法が一般的に採用されている。
【0004】また、オペレータの安全確保のため、画像形成装置は装置本体A内にプロセスカートリッジBが有るかどうかを検知する手段と、プロセスカートリッジBを着脱するための蓋18が閉じているかどうかを検出する手段との両方を有し、まず蓋18が閉かどうかを検知し、閉であれば次にプロセスカートリッジBの有無を検知している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来例では装置本体に対するプロセスカートリッジの着脱のほぼ全行程においてオペレータがプロセスカートリッジを保持しなければならずオペレータの負担が大きい。
【0006】本出願に係る発明の第1の目的はオペレータが装置本体に対してプロセスカートリッジ着脱動作の負担を軽くして操作性の向上を図った電子写真画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】また、蓋の開閉と装置本体内のプロセスカートリッジの有無が独立しているのでプロセスカートリッジが装置本体内に有で蓋が開いている状態を検知せねばならず(蓋が開いていてプロセス手段に電圧がかかっているとオペレータが誤って触わってしまうことがあるかもしれない)蓋の閉とプロセスカートリッジが装置本体内に有るかどうかの両方の検知手段が必要であった。
【0008】本出願に係る発明の第2の目的は検知手段を減らすことのできる電子写真画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】主要な本発明は請求項の番号と同番号を付して示せば以下のとおりである。
【0010】本出願に係る第1の発明はプロセスカートリッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、前記プロセスカートリッジを装着する装着スペースと、前記プロセスカートリッジを装着スペースの外部への開口部とプロセスカートリッジ装着位置間を移動させるカートリッジ搬送部材と、前記装着スペースの外部への開口部を開閉する開閉カバーと、前記開閉カバーとカートリッジ搬送部材とを連動するための連動部材とを有し、開閉カバーを開いた状態でプロセスカートリッジを搬送部材に係合して開閉カバーを閉じることによりプロセスカートリッジが装着位置へ搬入され、開閉カバーを開くことによりプロセスカートリッジが装着位置から開口部へ排出されることを特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0011】本出願に係る第2の発明は前記プロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着されたことを検知する検知手段を有し、プロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着され且つ開閉カバーが閉ったことを共に一つの検知手段により検知することを特徴とする第1の発明に記載の電子写真画像形成装置である。
【0012】本出願に係る第12の発明はカートリッジ装着部へプロセスカートリッジを搬入出する搬送部材を有する画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、前記搬送部材に担持されたために搬送部材に載置される載置部を有することを特徴とするプロセスカートリッジである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明に係るプロセスカートリッジ及び画像形成装置の一実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。以下の説明において長手方向とは装置本体へのプロセスカートリッジの挿入方向に対して直交し記録媒体の表面に平行する方向をいう。また長手方向に直交する方向を短手方向という。
【0014】(実施の形態1)図1から図11を参照して実施の形態1について説明する。尚、図10はプロセスカートリッジを装着した状態の画像形成装置の構成説明図である。
【0015】〔全体構成〕画像形成装置は図10に示すように、電子写真画像形成プロセスによって記録媒体に画像を形成するものである。そして、像担持体であるドラム形状の電子写真感光体(以降感光ドラムと称す)にトナー像を形成する。そして前記トナー像の形成と同期して、給送トレイ3aにセットした記録媒体2をピックアップローラ3b及び給送ローラ3c等からなる搬送手段3で搬送する。次いで、プロセスカートリッジBの有する前記感光ドラム7に形成したトナー像を転写手段としての転写ローラ4に電圧を印加することによって記録媒体2に転写する。その後トナー像の転写を受けた記録媒体2をガイド板3dでガイドして、定着手段5へと搬送する。この定着手段5は、ヒータを内蔵する定着回転体5b、及び前記回転体5bに記録媒体2を押圧して搬送する加圧ローラ5aからなり、記録媒体2に熱及び圧力を印加して転写トナー像を記録媒体2に定着する。この記録媒体2を排出ローラ対3e,3fで搬送して排出部6へと排出する。
【0016】〔プロセスカートリッジ〕一方、前記プロセスカートリッジBは図10、図11に示すように、像担持体としての感光層を有する感光ドラム7を回転し、その表面を帯電手段である帯電ローラ8からの電圧印加によって一様に帯電する。次いで、光学系1から画像情報に応じたレーザービーム光を露光開口部9を通して感光ドラム7へ照射して静電潜像を形成し、トナーを用いて現像手段10によって現像する。即ち、帯電ローラ8は感光ドラム7に接触して設けられてあり、感光ドラム7に帯電を行う。また、現像手段10は、感光ドラム7の現像領域へトナーを供給して、感光ドラム7に形成された潜像を現像する。
【0017】なお光学系1はレーザーダイオード1a、ポリゴンミラー1b、Fθレンズ1c、反射ミラー1dを備えている。
【0018】この現像手段10は、トナー室10a内のトナーTを現像室10bへ供給し、現像室10bに取り付けた現像ローラ10cを回転させると共に、現像ブレード10dによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を固定磁石を内蔵した現像ローラ10cの表面に形成し、そのトナーを感光ドラム7の現像領域へ供給する。そして、そのトナーを前記潜像に応じて感光ドラム7へ転移させることによって、トナー像を形成して可視像化する。
【0019】そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極性の電圧を印加して、感光ドラム7に形成されたトナー像を記録媒体2に転写した後に、クリーニング手段11によって感光ドラム7上の残留トナーを除去する。ここでクリーニング手段11は弾性クリーニングブレード11aによって感光ドラム7に残留したトナーを掻き落として廃トナー溜め11bへ集める。
【0020】前記感光ドラム7等の各部品は、トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13、更にはクリーニング枠体14とを結合して構成するカートリッジ枠体内に収納してカートリッジ化している。即ち、トナー現像枠体12とトナー現像壁部材13を溶着してトナー室10a及び現像室10bを構成し、この現像室10bに現像ローラ10c及び現像ブレード10dを取付けている。またクリーニング枠体14には感光ドラム7、帯電ローラ8、及びクリーニング手段11を構成する各部材を取付けている。そして、前記トナー現像枠体12とクリーニング枠体14とを揺動可能に結合することによって、プロセスカートリッジBを構成する。クリーニング枠体14にはプロセスカートリッジBを装置本体Aへ着脱する際に手で持つための把手26が設けてある。
【0021】前記プロセスカートリッジBには画像情報に応じた光を感光ドラム7へ照射するための露光開口部9及び感光ドラム7を記録媒体2に対向するための転写開口部15が設けてある。そして、図10に示すように両開口部9,15を開閉可能なシャッタ部材16が取付けてある。即ち、前記転写開口部15は、感光ドラム7に形成されたトナー像を記録媒体2に転写するためのものである。
【0022】尚、前述プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化と、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも1つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものである。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能とするものをいう。
【0023】〔プロセスカートリッジの画像形成装置本体への着脱構成〕次に画像形成装置本体Aに対するプロセスカートリッジBの着脱について図1〜9を用いて説明する。なお図1〜5は蓋18の開閉動作と、これと連動する連動部材31の動きとプロセスカートリッジBの動きを表わす断面図であり、その中で連動部材31の動きを表わした斜視図が図7〜9、図6は連動部材31と装置本体Aの関係を表わす斜視図である。
【0024】プロセスカートリッジBを画像形成装置本体へ取り外し可能に着脱するこの着脱手段はプロセスカートリッジBを装着する装着スペース21と、プロセスカートリッジBを積載して装着スペース21の外部への開口部22とプロセスカートリッジ装着位置となるカートリッジ位置決め部29間を移動するカートリッジ搬送部材としての保持部31aと、装着スペース21の外部への開口部を開閉する開閉カバーである蓋18と、開閉カバーとカートリッジ搬送部材とを連動するための連動部材31と、を有し、開閉カバーを開いた状態でプロセスカートリッジBを搬送部材にのせて開閉カバーを閉じることによりプロセスカートリッジBが装着位置へ搬入され、開閉カバーを開くことによりプロセスカートリッジBが装着位置から開口部22へ搬出される。
【0025】まず上記構成の概略について主に図1を用いて説明する。
【0026】蓋18は装置本体Aに対して軸19でもって開閉自在に回転支持されている。図1に示すように連動部材31は保持部31a、軸部31b、アーム部31cからなり、本例では連動部材31の一部である保持部31aがプロセスカートリッジBを搬送する搬送部材を兼ねている。
【0027】保持部31aは、図1に示すようにプロセスカートリッジBの感光ドラム7と同軸であってプロセスカートリッジBの両側面から長手方向に突出した位置決め部材である軸30を保持するU字状の溝部分31a1を有し、装置本体A、カートリッジ装着スペース21の両側面にガイド条として設けられた長孔32に各々嵌め込まれていて、(プロセスカートリッジ軸30、長孔32ともに図示は片側のみを示す)図6に示すように長孔32に沿って移動可能な係合部31a2を有する。連動部材31の軸部31bは蓋18に回動可能に取り付けられている。アーム部31cは保持部31aと軸部31bを連結し、蓋18と保持部31aを連結している。
【0028】長孔32に平行してガイド条23がカートリッジ装着スペース21の左右の壁面に設けられている。本例のガイド条23は条溝であって挿入部23aはカートリッジ装着スペース21の外部へ向って開放されている開口部22側では外部へ向って開いている。このガイド条23はプロセスカートリッジBの姿勢を保つためのものであって、プロセスカートリッジBの長手方向両側の端壁に設けた突条の姿勢決めガイド部材25が移動自在に嵌合するようになっている。
【0029】次に図1〜5、図7〜9を用いて装置本体AにプロセスカートリッジBを装着し終わるまでの動作について順に説明する。
【0030】プロセスカートリッジBが装着されていない装置本体Aの蓋18をオペレータが開くと図6に示す係合部31a2が長穴32に沿って移動し、図2〜図4を経過して図5の状態に蓋18が全開し、保持部31aが開口部22の外へ出る。オペレータはプロセスカートリッジBを持って両側のプロセスカートリッジBの軸30を保持部31aのU字溝部分31a1に入れると共にプロセスカートリッジBの姿勢決めガイド部材25が装置本体Aの姿勢決めガイド条23の挿入部23aの外側のガイド条23の下側の下の案内面23bの延長面23cに接近または載置され、プロセスカートリッジBは図4に二点鎖線で示す状態となる。
【0031】ここで、プロセスカートリッジBの軸30、姿勢決めガイド部材25と装置本体Aの保持部31a、ガイド条23の関係を述べると、以下のとおりである。
(1)保持部31aの溝部分31a1に軸30が入ってプロセスカートリッジBが保持部31aで担持される場合は、軸30はプロセスカートリッジBを保持部31へ載置するための載置部を兼ねることになる。そして、姿勢決めガイド部材25はガイド条23の下側の延長面23cに接近する。またガイド条23のc上側を延長した線(空間)上よりも下方に姿勢決めガイド部材25が位置する。
(2)姿勢決めガイド部材25がガイド条23の下側延長面23cに載置された場合は、軸30は溝部分31a1の底に達しない。また、姿勢決めガイド部材25はガイド条23の上側を延長した面(空間)の下方にある。
【0032】上述のようにプロセスカートリッジBは軸30が保持部31aに担持されるか、姿勢決めガイド部材25がガイド条23に担持されるか何れかの状態で以下のとおり装着動作が行われる。
【0033】図5及び図4の状態で、プロセスカートリッジ軸30、保持部31a、長孔32を抜き出し、これらの動きを模式的に表わした斜視図がそれぞれ図7及び図8である(図7が図5に、図8が図4に対応)。なお、図4において(後述の図3、図2も同様)プロセスカートリッジ軸30がU字溝部分31a1の中央部にあってどこにも接触していないいように示されているが、これは両者に隙間があることを示すための便宜的なものてあり、実際には何れかで接触している。
【0034】次にオペレータが蓋18を閉じる向きに動かすと、図4の状態からアーム部31cが蓋18に押されて保持部31aは長孔32に導かれて右行しプロセスカートリッジBの姿勢決めガイド部材25は右行してガイド条23に入り、図3の状態となり、更に、図3の状態から図2の状態へと保持部31aは長孔32に沿ってまた、姿勢決めガイド部材25はガイド条23に沿って装置本体Aの内部へと動き、プロセスカートリッジBが装置本体Aの内部へと導かれる。
【0035】そして蓋18を最後まで閉じるとプロセスカートリッジ軸30はU字溝部分31a1と接触した状態から離れ、今度は図9、図1に示すように、保持部31aの位置とスラスト方向(図1の紙面に直角方向)で異なる位置に設けたカートリッジ位置決め部29で支持される。このとき、軸30及び姿勢決めガイド部材25は浮き上り、軸30は溝部分31a1の側壁で蓋18側から押される。カートリッジ位置決め部29は水平面29a及び垂直面29bを有し、これらの面は装置本体Aの主要な画像形成手段〜例えば光学系1、転写部等〜に対し高精度に配置されていて、装置本体AとプロセスカートリッジBの位置を高精度で決めることができるようになっている。このときにU字溝部分31a1は、カートリッジ軸30と接触してプロセスカートリッジBの位置を狂わせない程度(前述の便宜的隙間と同じ)にプロセスカートリッジ軸30よりも大きく形成されている。なお、プロセスカートリッジBは装着時装置本体Aの固設部材40に当り姿勢が規定される。これで装置本体Aは画像形成を行う準備が完了し、スタンバイ状態となる。
【0036】また、装置本体AからプロセスカートリッジBを取り出す場合には、上記と全く逆の順序で同じ動きをする(図1→図2→図3→図4→図5、図9→図8→図7へと動いていく)。
【0037】なお、上記では蓋18と連動部材31の機械的連結を連動部材31のみで行ったが、当然これに限るわけではない、例えば、蓋18の一部にギア部を設け連動部材31にはラックを設け、これらとギア(列)で連結し、蓋18の回転をギアのかみ合いによって連動部材31に伝達してもよい。
【0038】(実施の形態2)ここで、上記構成におけるプロセスカートリッジ検知及び蓋の開閉検知について説明する。
【0039】本発明の上記構成において、図12に示すようにプロセスカートリッジBの一部に検出用の突起33等を設け、プロセスカートリッジBの軸30がカートリッジ位置決め部29にあり、且つ、カートリッジ枠体が固設部材40に当接した状態にあるときに前記突起33を検知する検知手段24(フォトインタラプタ等)を装置本体Aに設ける。そしてこの突起33の有り無しで装置本体Aが次の動作を行うか否かの判断を行う制御手順とするとする。
【0040】この構成においては、プロセスカートリッジBがカートリッジ装着部に装着された状態、即ちプロセスカートリッジB有りで蓋18が開という状態が存在しないので、蓋18の開閉のみを検知する手段が不要となる。
【0041】(実施の形態3)図12に実施の形態3を示す。長孔32にはカートリッジ搬送部材41が移動自在に嵌合している。この長孔32に嵌合する上記搬送部材41と一体のガイド部材41aは長孔32に対して移動自在であるが非回転である。カートリッジ搬送部材41のU溝部41bにはプロセスカートリッジBの軸30が緩く嵌合されて収容可能である。
【0042】プロセスカートリッジBの長手方向両端の位置決め部材である軸30の上方に備えた姿勢決め部材42はほぼ水平方向の下面を有し、この下面がカートリッジ搬送部材41のU溝部41bの縁のカートリッジ載置面41cに載置されることによりプロセスカートリッジBがカートリッジ搬送部材41に担持されるようになっている。上記のように、カートリッジ搬送部材41が長孔32に嵌合して回動しないため、この載置面41cは常にほぼ水平を保ちプロセスカートリッジBは常に一定の姿勢を保って装置本体Aに着脱される。蓋18とカートリッジ搬送部材41は連動部材であるリンク43により連結されている。リンク43は一端がカートリッジ搬送部材41の背部に一体に設けた軸43aに回転自在に結合され、他端は軸43bで開閉カバーである蓋18に枢着されている。
【0043】本例ではプロセスカートリッジBを案内するためのガイド条としては長孔32のみである。
【0044】図13の状態から蓋18を閉めるとリンク43はカートリッジ搬送部材41を右方へ押し、この搬送部材41は長孔32に導かれて右行し、軸30が装置本体Aのカートリッジ位置決め部29に当り、姿勢決め部材42が載置面41cとの全面接触から一部接触へと移り、プロセスカートリッジBは、装置本体Aの固設部材40に当り蓋18からリンク43、カートリッジ搬送部材41を介して軸30がカートリッジ位置決め部29へ押圧されていることを併せて姿勢が定まる。
【0045】なお、各実施の形態において開閉カバーである蓋18は閉った状態で装置本体Aに対して常に閉まる方向へ付勢された不図示の掛金装置によって施錠される。
【0046】実施の形態は長孔32、ガイド条23を直線状としてあるが曲線状としてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る発明によれば、以下の点で操作性が向上する。1.オペレータはプロセスカートリッジを画像形成装置本体の奥の方まで押し込む必要がない。また、どこまで押し込んだらいいか迷うこともない。2.オペレータはプロセスカートリッジを画像形成装置本体の奥の方に手を入れて引き出す必要がない。また、プリンタやコンピュータからのメッセージ等により、プロセスカートリッジの交換や紙詰まりの処理等本体からのプロセスカートリッジを取り出す必要がある場合に、取り出すべきものが飛び出してくるので、間違えることがなくかつ交換も容易である。
【0048】また、本出願に係る発明によれば、開閉カバーの開閉状態を検知する部材が不要となることで製造コストが安くなる。




 

 


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