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発明の名称 電子写真画像形成装置及び現像装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−174842
公開日 平成11年(1999)7月2日
出願番号 特願平9−361798
出願日 平成9年(1997)12月10日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】新井 一郎
発明者 高原 浩行
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 電子写真感光体ドラムと、電子写真感光体ドラムの周辺に配置された潜像形成手段と、潜像形成手段により形成された潜像を現像剤であるトナーにより現像する現像手段を有する電子写真画像形成装置において、現像手段は、電子写真感光体ドラムに対向して一方向に回転し、電子写真感光体ドラムにトナーを搬送してトナー像を形成するスリーブ部材と、該スリーブ部材に略一定の隙間を有して対向配置されたブレード部材と、を有し、該スリーブ部材とブレード部材とが対向している付近のトナーに接触し、且つトナーをスリーブ部材の回転軸方向と略平行方向へ移動させて撹拌する撹拌部材を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
【請求項2】 前記撹拌部材は、前記スリーブ部材の軸方向へ移動することを特徴とする請求項1に記載の電子写真画像形成装置。
【請求項3】 前記撹拌部材は、ブレード部材とスリーブ部材とが対向する位置の、スリーブ部材回転方向に対して上流に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子写真画像形成装置。
【請求項4】 前記撹拌部材はスリーブ部材とほぼ同長でスリーブ部材と平行に移動自在に現像手段の現像容器に支持され、端部が往復動駆動手段に結合されている請求項1から3の何れか1つに記載の電子写真画像形成装置。
【請求項5】 前記往復動駆動手段はカム装置である請求項4に記載の電子写真画像形成装置。
【請求項6】 前記カム装置に用いられるカムは溝付斜板カムである請求項5に記載の電子写真画像形成装置。
【請求項7】 前記スリーブ部材とブレード部材が対向している付近のトナーに接触する、スリーブ部材の軸方向の長さに比して短かい撹拌部材を有し、前記撹拌部材はねじ送り装置により前記トナーの範囲をスリーブ部材に平行に往復動可能とされた請求項1から3の何れか1つに記載の電子写真画像形成装置。
【請求項8】 前記ねじ送り装置は正逆転可能な駆動装置により送りねじが正逆転する請求項7に記載の電子写真画像形成装置。
【請求項9】 スリーブ部材とほぼ同長でスリーブ部材と平行に移動自在に設けられた2つの撹拌部材を有し、前記撹拌部材はスリーブ部材と平行に異なる方向へトナーを送る請求項1から3の何れか1つに記載の電子写真画像形成装置。
【請求項10】 前記撹拌部材はコイルばねである請求項9に記載の電子写真画像形成装置。
【請求項11】 前記各コイルばねは同じねじれ方向を有し、異なる回転方向に駆動される請求項10に記載の電子写真画像形成装置。
【請求項12】 前記コイルばねは異なるねじれ方向を有し、同方向に回転駆動される請求項11に記載の電子写真画像形成装置。
【請求項13】 潜像形成手段により形成された潜像を現像剤であるトナーにより現像する現像装置において、潜像形成手段にトナーを搬送してトナー像を形成するスリーブ部材と、該スリーブ部材に略一定の隙間を有して対向配設されたブレード部材と、を有し、該スリーブ部材とブレード部材とが対向している付近のトナーに接触し、且つトナーをスリーブ部材の回転軸方向と略平行方向へ移動させて撹拌する撹拌部材を有することを特徴とする現像装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、ファクシミリ、プリンター等の電子写真画像形成装置及び現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりの、画像形成装置において、像担持体に形成された潜像にトナーを供給してトナー像を形成させる現像手段である現像器の一例を図8に示す。
【0003】図中矢印の方向に回転する像担持体である感光ドラム101に対して、現像器102が配置されている。現像器102は、感光ドラム101に直接トナーを供給する現像スリーブ103が、感光ドラム101に対して一定の距離で対向する位置に設けられている。現像器102は現像容器104に対して、補給されたトナーTを現像スリーブ103側に搬送する第1の撹拌棒105、及び第2の撹拌棒106が設けられており、不図示の駆動手段により、それぞれ図中の矢印の方向に回転してトナーを搬送する。現像スリーブ103は、現像容器104に回転自在に設けられており、不図示の駆動手段により図中矢印の方向に回転する。第1撹拌棒105により搬送されたトナーは、現像スリーブ103に吸着して回転搬送される。現像スリーブ103には、現像スリーブ103上のトナー層を均一の厚さにすると共にトナーを摩擦帯電して現像性を高めるために、現像スリーブ103に一定の間隔を空けて、現像ブレード107が配置されている。
【0004】この現像容器104、不図示のトナー貯蔵部から供給されたトナーTは、現像容器104内の第2の撹拌棒106付近に落下し、この第2の撹拌棒106により、トナーは、第1の撹拌棒105側へ搬送され、更に、第1の撹拌棒105により、トナーは、現像スリーブ103へ搬送される。現像スリーブ103により搬送されるトナーは、現像ブレード107により、高さを規制されると共に、摩擦帯電された後、現像スリーブ103と現像ブレード107との隙間を通り抜け、感光ドラム101の方向に搬送される。こうして、現像スリーブ103上のトナーは感光ドラム101上の静電潜像に対して、静電吸着することにより静電潜像の現像化を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前項で、説明したように、従来の一般的な画像形成装置の現像手段である現像器においては、安定した現像性を得るために、現像スリーブ103に対向する現像ブレードを配設して、トナーに安定した電荷を与えると共に、現像スリーブ上のトナー高さを一定にすることを行っている。このために、現像ブレード103の現像スリーブ回転方向上流には、トナー溜まり部T′ができる。このトナー溜まりのトナーは、第1の撹拌棒105から搬送された順番に排出される必要性がないために、溜まっている間に強く撹拌されたトナーと弱く撹拌されたトナーとが混在することになり、摩擦帯電により帯電量、及び力学的なダメージの程度の違うトナーが、不均一に混在する状態が生成される。このため、現像スリーブと現像ブレードの間から感光ドラム方向へ搬送されるトナーは、前に説明した不均一な物理量を有することになり、従って、感光ドラム上の現像(トナー像)は、不均一なムラが生じるため、画像としては、カブリ、濃度薄等の程度を劣化させる原因になり得る。
【0006】本発明は均一な特性のトナーを電子写真感光体ドラムへ搬送し得る現像装置及び電子写真画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段(及び作用)】本発明は上記の問題点を解決するための主要な本発明は請求項の番号と同番号を付して示せば以下の通りである。
【0008】本出願に係る第1〜3の発明は電子写真感光体ドラムと、電子写真感光体ドラムの周辺に配置された潜像形成手段と、潜像形成手段により形成された潜像を現像剤であるトナーにより現像する現像手段を有する電子写真画像形成装置において、現像手段は電子写真感光体ドラムに対向して一方向に回転し、電子写真感光体ドラムにトナーを搬送してトナー像を形成するスリーブ部材と、該スリーブ部材に略一定の隙間を有して対向配設されたブレード部材と、を有し、該スリーブ部材とブレード部材とが対向している付近のトナーに接触し、且つトナーをスリーブ部材の回転軸方向と略平行方向へ移動させて撹拌する撹拌部材を有することを特徴とする電子写真画像形成装置とした。
【0009】これにより、電子写真感光体ドラム方向へ搬送されて、現像に寄与するトナーを撹拌して、均一な特性にすることができるために、得られる画像の画像ムラを低減させることができる。
【0010】また、前記撹拌部材は、前記スリーブ部材の略回転軸方向へ移動することにより、力学的な方法で確実にトナーを撹拌することができる。
【0011】更に、前記撹拌部材は、ブレード部材とスリーブ部材とが対向する位置の、スリーブ部材回転方向に対して上流に位置させることにより、トナーをスリーブ部材の回転軸方向に撹拌して均一にした後、ブレード部材とスリーブ部材との間を通ってトナー高さを揃えるために、均一なトナーによる均一な高さのトナー層が現像スリーブ上に形成される。従って、より安定した均一性の高い画像が得られる。
【0012】本出願に係る第13の発明は潜像形成手段により形成された潜像を現像剤であるトナーにより現像する現像装置において、潜像形成手段にトナーを搬送してトナー像を形成するスリーブ部材と、該スリーブ部材に略一定の隙間を有して対向配設されたブレード部材と、を有し、該スリーブ部材とブレード部材とが対向している付近のトナーに接触し、且つトナーをスリーブ部材の回転軸方向と略平行方向へ移動させて撹拌する撹拌部材を有することを特徴とする現像装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図を用いて本発明による画像形成装置の実施の形態1を説明する。本実施の形態では本発明を複写機に実施している。図1は本実施の形態の画像形成装置の全体構成を示す断面図、図2は本実施の形態の画像形成装置の主要部の断面図、図3は本実施の形態の画像形成装置の左側断面図である。
【0014】図1、図2、図3を用いて本実施の形態1の画像形成装置の構成と動作を説明する。本画像形成装置は、原稿台に置かれた原稿を走査露光し、この画像を給紙台より搬送されるシート状転写材にトナー像を形成し排紙台に排出するものである。
【0015】原稿台1に置かれた原稿に対してこれを走査しながら照明する光源2及び第1のミラー3が一体的に第1のミラー台4に固定されている。同様に第2のミラー5、及び第3のミラー6が一体的に第2のミラー台7に固定されている。第1のミラー4及び第2のミラー台7は走査時に不図示の駆動手段によりそれぞれX2a,X3aの位置よりX2b,X3bの位置まで互いに同期して駆動される。第3のミラー6からの光線を受ける位置に結像レンズ8が設けられ、更に結像レンズ8からの光束を第4のミラー9が反射し原稿の画像を像担持体である感光ドラム10上に結像させる。第1のミラー台と第2のミラー台7は、原稿面と感光ドラム10上の受光面の光学的な共役関係を保つように駆動され原稿面の画像を走査露光する。感光ドラム10には、転写材にトナー像を形成するための一連のユニットが配設されている。感光ドラム10は第1のミラー台4、及び第2のミラー台7の走査動作と同期して図中矢印方向へ回転し、感光ドラム10の表面電位を均一に上げる1次帯電器11が設けられており、その後原稿面からの光束を第4のミラー9から受け感光ドラム10上に静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器12により供給される磁性体を有するトナーにより現像され、トナー像となる。現像器12は補給部22よりトナーが補給される。このトナー像は給紙部13から1枚ずつ搬送されレジストローラー対14を経て感光ドラム10へ搬送される転写材P上に転写帯電器15により転写される。更に感光ドラム10から転写材Pを分離させる分離帯電器16を経て、ベルト装置である搬送台17により定着器18へ搬送される。定着器18は不図示のヒーターにより高温に保たれているローラー対18a,18bから構成されており、トナー像を加熱、及び加圧することで転写材に定着させる。その後画像を形成された転写材は排紙台19に排出される。
【0016】一方転写帯電器15によりトナー像を感光ドラム10から転写材へ転写する際に、完全に転写されず感光ドラム10上に残った残留トナーは感光ドラム10の回転に従い、クリーニング器20に設けられたクリーニングブレード21により感光ドラム10上から掻き落とされクリーニング器20内に回収される。クリーニング器20に回収された残留トナーは、クリーナースクリュー25によりクリーニング器20から排出される。排出された残留トナーは、還流搬送部23によりトナー補給部22に搬送され、現像剤として再び使用される。
【0017】次に、図2、図3を用いて本実施の形態の画像形成装置の現像部について説明する。
【0018】本実施の形態では、現像容器31に対して、トナーを撹拌して搬送するための第1の撹拌棒32、第2の撹拌棒33が共に回転可能に設けられている。2つの撹拌棒32,33は、画像形成装置本体に設けられている不図示の駆動手段に接続されており、図中の矢印の方向に同期して駆動される。また、現像容器31の感光ドラム10側には、トナーを担持搬送するスリーブ部材として現像スリーブ34が設けられている。現像スリーブ34は、磁石等の磁性体をローラー状にしたものである。現像スリーブ34は、画像形成装置本体に設けられている不図示の駆動手段に接続されており、画像形成時に図中の矢印の方向に駆動される。現像容器31の現像スリーブ34側には、現像ブレード支持板35が固定されており、現像ブレード35には、現像スリーブ34上に所定の層厚のトナー層を形成すると共にトナーに摩擦帯電して電荷を生ぜしめるブレード部材として現像ブレード36が固定されている。現像ブレード支持板35は、非磁性の材料で構成され、本実施の形態では、非磁性のステンレス材を使用している。又、現像ブレード36は、磁性材料で構成されており、本実施の形態では、磁性の鋼材を使用している。現像ブレード36は、現像スリーブ34に対して、0.23mmのギャップを保つように現像ブレード支持板35に固定されている。従って、現像スリーブ34と現像ブレード36との間には、磁界が発生している構成を採る。現像ブレード36の現像スリーブ34に対向する位置の、現像スリーブ34の回転方向上流には、トナーの撹拌部材として撹拌コイルばね37が設けられている。即ち、現像スリーブ34と現像ブレード36が対向配置している付近のトナーT′にコイル状部分37dが接触している。
【0019】図3に示すように、撹拌コイルばね37は、現像容器31に対して回転しないように、ガイドされていて、現像スリーブ34の回転軸方向に移動可能である。撹拌コイルばね37を駆動するための往復動手段は次のとおりである。撹拌コイルばね37の軸端部37aは、現像容器31の端部から外部に突出しており、画像形成装置本体に設けた駆動モータ38の回転軸に取り付けられた溝付斜板カムであるカム39のカム溝39aに嵌合している。このカム溝39aは断面がT溝形であって、カム39を正面より見てほぼ円環状である。このカム溝39aの拡大された奥側には、撹拌コイルばね37の軸端部37aを膨出させてカム溝39aから軸方向へ脱出しない従動子37bが設けられている。
【0020】従ってカム39が回転すると従動子37bは現像スリーブ34の軸方向と平行に移動して撹拌コイルばね37を往復動するようになっている。
【0021】図2に示すように撹拌コイルばね37を非回転とするため、撹拌コイルばね37には回り止め37cが一体的に設けられている。この回り止め37cは現像容器31の内壁に設けられ現像スリーブ34と平行なスリット31dに移動自在に嵌合している。
【0022】前記撹拌コイルばね37のコイル状部分37d即ちトナーの撹拌に与る部分は現像スリーブ34のほぼ全長に近くある。この撹拌コイルばね37はばねとして機能するものではなく、従って必ずしもばね材料によらなくてもよい。ただし、ばね常数の小さなばねとして撹拌コイルばね37の往復動の際に振動を生ずるようにしてもよい。この振動によりトナーT′をほぐして均一にする効果を助勢することができる。
【0023】次に、本実施の形態の現像部の動作について説明する。
【0024】画像を形成するために、現像器12に対してトナー補給部22が図2に示すトナーTを補給する。補給されたトナーTは、不図示の駆動手段により駆動される第2の撹拌棒33により、第1の撹拌棒32側へ撹拌されながら搬送される。第1の撹拌棒32へ搬送されたトナーは、次に第1の撹拌棒32により現像スリーブ34側へ、更に撹拌されながら搬送される。現像スリーブ34へ到着したトナーは、磁気的に現像スリーブ34へある厚みを持って吸着され、現像スリーブ34の回転により現像ブレード36部へ搬送される。現像ブレード36部へ到着したトナーは、現像ブレード36により、その高さを規制され、一定の厚みに現像スリーブ34上に付着して感光ドラム10部へ搬送される。トナーが現像スリーブ34と現像ブレード36との間のギャップを通過する際に、この間には、磁束が発生しているために、トナーは高密度に圧縮され更に撹拌されて摩擦帯電される。このようにして、現像ブレード36が、現像スリーブ34上のトナーを規制するために、現像ブレード36の現像スリーブ34の回転方向上流には、トナー溜まりT′が形成される。これら一連のトナー撹拌搬送の動作と同時に、撹拌コイルばね37が駆動されて、トナー溜まりT′を現像スリーブ34の回転軸方向に撹拌する。撹拌コイルばね37は、不図示の画像形成装置の制御部により制御されて駆動モーター38が回転し、これによりカム39が回転することによって撹拌部材37は現像スリーブ34の回転軸方向へ往復運動する。これにより、感光ドラム10方向へ現像されるために搬送される直前のトナーを現像スリーブ34の回転軸方向へ撹拌してトナーを均一に混合することができることにより、得られる画像の画像ムラを低減させることができる。
【0025】(実施の形態2)図を用いて本発明による画像形成装置の実施の形態2を説明する。本実施の形態では本発明を複写機に実施しており、画像形成装置の全体の構成は図1に示す実施の形態1と同様であるのでここではその説明を省略する。
【0026】図4、図5を用いて本実施の形態による画像形成装置の現像部について説明する。なお、図4、図5内の符号の内、図1の符号と同じものは同部材である。
【0027】本実施の形態では、現像容器31に対して、トナーを撹拌して搬送するための第1の撹拌棒32、第2の撹拌棒33が共に回転可能に設けられている。2つの撹拌棒32,33は、画像形成装置本体に設けられている不図示の駆動手段に接続されており、図中の矢印の方向に同期して駆動される。また、現像容器31の感光ドラム10側には、現像スリーブ34が設けられている。現像スリーブ34は、磁石等の磁性体をローラー状にしたものである。現像スリーブ34は、画像形成装置本体に設けられている不図示の駆動手段に接続されており、画像形成時に図中の矢印の方向に駆動される。現像容器31の現像スリーブ34側には、現像ブレード支持板35が固定されており、現像ブレード支持板35には、現像ブレード36が固定されている。現像ブレード支持板35は、非磁性の材料で構成され、本実施の形態では非磁性のステンレス材を使用している。又、現像ブレード36は、磁性材料で構成されており、本実施の形態では、磁性の鋼材を使用している。現像ブレード36は、現像スリーブ34に対して、0.23mmのギャップを保つように現像ブレード支持板35に固定されている。従って、現像スリーブ34と現像ブレード36との間には、磁界が発生している構成を採る。現像ブレード36の現像スリーブ35に対向する位置の、現像スリーブ34の回転方向上流には、現像スリーブ34に比して長さの著しく短かい撹拌ブラシ50が設けられている。
【0028】図4に示すように先端にらせん50aを有する撹拌ブラシ50は、めねじ51aとヨーク51bを有する撹拌ブラシ保持枠51によって保持されており、該保持枠51は、現像容器31に回転自在に保持されている送りねじ52にめねじ51aがねじ込まれて、現像容器31に送りねじ52と平行に固定されているガイドバー53(図4参照)をヨーク51bがはまり込むことにより保持されている。送りねじ52の端部52aは現像容器31の外部へ突出しており、駆動モーター54の出力軸に軸継手54aにより接続されている。撹拌ブラシ50先端のらせん50aはトナーT′と接触する位置にある。
【0029】次に、本実施の形態の現像部の動作について説明する。
【0030】画像を形成するために、現像器12に対して補給部22がトナーTを補給する。補給されたトナーTは、不図示の駆動手段により駆動される第2の撹拌棒33により、第1撹拌棒32側へ撹拌されながら搬送される。第1の撹拌棒32へ搬送されたトナーは、次に第1の撹拌棒32により現像スリーブ34側へ、更に撹拌されながら搬送される。現像スリーブ34へ到着したトナーは、磁気的に現像スリーブ34へある厚みを持って吸着され、現像スリーブ34の回転により現像ブレード36部へ搬送される。現像ブレード36部へ到着したトナーは、現像ブレード36により、その高さを規制され、一定の厚みに現像スリーブ34上に付着して感光ドラム10部へ搬送される。トナーが現像スリーブ34と現像ブレード36との間のギャップを通過する際に、この間には、磁束が発生しているために、トナーは高密度に圧縮され更に撹拌されて摩擦帯電される。このようにして、現像ブレード36が、現像スリーブ34上のトナーを規制するために、現像ブレード36の現像スリーブ34の回転方向上流には、トナー溜まりT′が形成される。これら一連のトナー撹拌搬送の動作と同時に、撹拌ブラシ50が駆動されて、トナー溜まりT′を現像スリーブ34の回転軸方向に撹拌する。撹拌ブラシ50は、不図示の画像形成装置の制御部により制御されて駆動モーター54が回転し、これより、送りねじ52が回転することによって、撹拌ブラシ保持枠51を現像スリーブ34回転軸方向へ押し、ガイドバー53に案内されることにより、駆動される。画像形成装置の制御部は、駆動モーター54を駆動し始めてから一定時間経過後、駆動モーター54の回転を逆転させる信号を出すことにより、駆動モーター54を逆転させる。この時間は、撹拌ブラシ保持枠51がほぼ、現像容器31の片端から逆端まで移動するのに要する時間として、制御部に設定されている。従って、撹拌ブラシ50は、現像容器31内の片端から逆端まで移動する往復運動を行う。これにより、感光ドラム10方向へ現像されるために搬送される直前のトナーを現像スリーブ34の回転軸方向へ撹拌してトナーを均一に混合することができることにより、得られる画像の画像ムラを低減させることができる。
【0031】(実施の形態3)図を用いて本発明による画像形成装置の実施の形態3を説明する。本実施の形態では本発明を複写機に実施しており、画像形成装置の全体の構成・動作は図1に示す実施の形態1と同様であるのでここではその説明を省略する。
【0032】図6、図7を用いて本実施の形態による画像形成装置の異物回収部について説明する。なお、図6、図7内の符号の内、図1の符号と同じものは同部材である。
【0033】本実施の形態では、現像容器31に対して、トナーを撹拌して搬送するための第1の撹拌棒32、第2の撹拌棒33が共に回転可能に設けられている。2つの撹拌棒32,33は、画像形成装置本体に設けられている不図示の駆動手段に接続されており、図中の矢印の方向に同期して駆動される。また、現像容器31の感光ドラム10側には、現像スリーブ34が設けられている。現像スリーブ34は、磁石等の磁性体をローラー状にしたものである。現像スリーブ34は、画像形成装置本体に設けられている不図示の駆動手段に接続されており、画像形成時に図中の矢印の方向に駆動される。現像容器31の現像スリーブ34側には、現像ブレード支持板35が固定されており、現像ブレード支持板35は、現像ブレード36が固定されている。現像ブレード支持板35は、非磁性の材料で構成され、本実施の形態では、非磁性のステンレス材料を使用している。又、現像ブレード36は、磁性材料で構成されており、本実施の形態では、磁性の鋼材を使用している。現像ブレード36は、現像スリーブ34に対して、0.23mmのギャップを保つように現像ブレード支持板35に固定されている。従って、現像スリーブ34と現像ブレード36との間には、磁界が発生している構成を採る。現像ブレード36の現像スリーブ34に対向する位置の、現像スリーブ34の回転方向上流には、夫々ねじれ方向が同一のコイルばね状の撹拌コイルスクリュー60,61が設けられている。本例では撹拌コイルスクリュー60,61は同径、同ピッチである。撹拌コイルスクリュー60,61はトナーT′と接触している。
【0034】図7に示すように撹拌コイルスクリュー60,61は、現像容器31に回転自在に設けられている。撹拌コイルスクリュー60,61のそれぞれの端部60a,61aは現像容器31から外側に突出しており、ギヤ62,63が設けられている。このギヤ部には、駆動モーター64が設けられており、その出力軸には、駆動ギヤ65が設けられている。駆動ギヤ65は、ギヤ63と噛み合っており、ギヤ63は、ギヤ62と噛み合っている。
【0035】次に、本実施の形態の現像部の動作について説明する。
【0036】画像を形成するために、現像器12に対してトナー補給部22がトナーTを補給する。補給されたトナーTは、不図示の駆動手段により駆動される第2の撹拌棒33により、第1の撹拌棒32側へ撹拌されながら搬送される。第1の撹拌棒32へ搬送されたトナーは、次に第1の撹拌棒32により現像スリーブ34側へ、さらに撹拌されながら搬送される。現像スリーブ34へ到着したトナーは、磁気的に現像スリーブ34へある厚みを持って吸着され、現像スリーブ34の回転により現像ブレード36部へ搬送される。現像ブレード36部へ到着したトナーは、現像ブレード36により、その高さを規制され、一定の厚みに現像スリーブ34上に付着して感光ドラム10部へ搬送される。トナーが現像スリーブ34と現像ブレード36との間のギャップを通過する際に、この間には、磁束が発生しているために、トナーは高密度に圧縮され更に撹拌されて摩擦帯電される。このようにして、現像ブレード36が、現像スリーブ34上のトナーを規制するために、現像ブレード36の現像スリーブ34の回転方向上流には、トナー溜まりT′が形成される。これら一連のトナー撹拌搬送の動作と同時に、撹拌コイルスクリュー60,61が駆動される。撹拌コイルスクリュー60,61の駆動は、不図示の画像形成装置の制御部が駆動モーター64に回転信号を送ると、駆動モーター64が回転し、ギア51に噛み合っているギヤ63、ギア63に噛み合っているギア62を図7中央印の方向へ回転させる。従って、撹拌コイルスクリュー60は、ギヤ62と同方向に回転し、撹拌コイルスクリュー61はギヤ63と同方向へ回転する。従って、撹拌コイルスクリュー60,61は、それぞれ図7中矢印の方向へトナーを搬送する搬送力を持つことになる。これにより、撹拌コイルスクリュー60,61は、トナー溜まりT′のトナーをそれぞれ矢印の方向へ搬送して撹拌する。これにより、感光ドラム10方向へ現像されるために搬送される直前のトナーを現像スリーブ34の回転軸方向へ撹拌してトナーを均一に混合することができることにより、得られる画像の画像ムラを低減させることができる。
【0037】なお、この実施の形態3において撹拌コイルスクリュー60,61は同じねじれ方向で互いに反対方向に回転したが、ねじれ方向を異なる方向として同方向へ回転してもよい。又、撹拌コイルスクリュー60,61は同径、同ピッチとしてあるが、異なる直径、異なるピッチとしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、電子写真感光体ドラム方向へ搬送されて、現像に寄与するトナーを撹拌して、均一な特性にすることができ、得られる画像の画像ムラを低減させることより、高品位の電子写真画像形成装置が得られる。




 

 


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