米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 写真;映画 -> キヤノン株式会社

発明の名称 電子写真画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−174762
公開日 平成11年(1999)7月2日
出願番号 特願平9−344916
出願日 平成9年(1997)12月15日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】中川 周吉 (外1名)
発明者 會田 修一 / 溝江 希克 / 荒平 文弘 / 杷野 祥史
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 電子写真感光体にトナー像を形成し、該像を転写材に転写して画像を形成する画像形成装置において、1個の電子写真感光体の周りに、前記電子写真感光体を帯電するための帯電手段と、前記帯電した電子写真感光体に選択的露光して潜像を形成する露光手段と、前記潜像をトナー現像してトナー像を形成する現像手段と、前記トナー像を転写する転写手段とを有するプロセス手段を複数セット配置し、且つトナー像転写後に前記電子写真感光体に残留したトナーを前記現像手段によって回収可能に構成したことを特徴とする電子写真画像形成装置。
【請求項2】 前記電子写真感光体をベルト部材で構成し、前記複数のプロセス手段を前記ベルト部材の移動方向に沿って配置したことを特徴とする請求項1記載の電子写真画像形成装置。
【請求項3】 1個の電子写真感光体の周りに前記プロセス手段を2個配置した画像形成セットを複数配置し、転写材がそれぞれの画像形成セットの転写手段を順に搬送されるよう構成したことを特徴とする請求項1記載の電子写真画像形成装置。
【請求項4】 前記転写手段をベルト部材で構成し、該ベルト部材によって転写材を搬送可能に構成したことを特徴とする請求項3記載の電子写真画像形成装置。
【請求項5】 1個の電子写真感光体の周りに前記プロセス手段を2個配置した画像形成セットを複数配置し、それぞれの画像形成セットの転写手段を一連のベルト部材で構成し、該ベルト部材に転写されたトナー像を転写材に一括して転写するよう構成したことを特徴とする請求項1記載の電子写真画像形成装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機やプリンタ、ファクシミリ装置等の電子写真画像形成装置に関し、更に詳しくは複数の画像を同時に形成することが可能な電子写真画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の画像形成方法としては多数の方法が知られているが、一般には光導電性物質を利用し、種々の手段により電子写真感光体上に電気的潜像を形成し、ついで該潜像をトナーで現像して可視像とし、必要に応じて紙等の転写材にトナー画像を転写した後、熱、圧力等により転写材上にトナー画像を定着して転写画像を得るものである。
【0003】このような電子写真方式の画像形成装置は、近年、画像入力手段、通信、コンピュータ等の普及により、広く用いられるようになっており、これに伴って種々の要求も増えている。例えば、電子写真画像形成装置に求められる機能として、例えばファクシミリと複写機能を備えた装置、ファクシミリとプリンタ機能を備えた装置、あるいは複写機とプリンタとファクシミリの機能を揃えた装置等があり、これら機能を備えた装置も製品化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記機能を備えた従来の画像形成装置は、複数の入力が重なった場合、その作業を同時に遂行することはできず、一時ストップするか、あるいは入力情報を一時保存して別作業終了時に画像形成を実行するようになっている。
【0005】この場合、例えば、複写作業中にプリンタとして作動する信号を受けた場合、複写作業を一時中断し、プリンタとしての作業を終了するまで待機せねはならないなどの不具合を生じることがあった。
【0006】特に、コンピュータの普及及びファクシミリ等の通信手段の発展により、ネットワーク中に存在する画像形成手段に対して、このような事態の改善が望まれている。
【0007】また、近年では画像形成手段としてクリーナレス方法の技術開示が盛んに行われている。電子写真方法におけるクリーニング工程は、従来ブレードクリーニング、ファーブラシクリーニング、ローラークリーニング等が用いられていた。これらはいずれの方法も力学的に転写残余のトナーを掻き落とすか、又はせき止めて廃トナー容器へと捕集するものである。このため、このような部材が電子写真感光体表面に押し当てられることに起因する問題が生じていた。
【0008】例えば、部材を強く押し当てることにより、感光体を摩耗させ、感光体が短命化することが挙げられている。一方、装置面からみると、かかるクリーニング装置を具備するために装置が必然的に大きくなり、装置のコンパクト化を目指すときのネックになっていた。
【0009】以上の理由により、装置小型化等の観点より、トナーの有効活用という意味で廃トナーのでないシステムが望まれており、そのために現像と同時のクリーニング、又はクリーナレスと呼ばれた技術として特開昭59−133573号、特開昭62−203182号、特開昭63−133179号、特開昭64−20587 号、特開平2 −51168 号、特開平2 −302772号、特開平5 −2287号、特開平5 −2289号、特開平5 −53482 号、特開平5 −61383 号等が提案されている。
【0010】本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、クリーナーレスの技術を活用し、同時に複数の画像処理が可能な電子写真画像形成装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、電子写真感光体にトナー像を形成し、該像を転写材に転写して画像を形成する画像形成装置において、1個の電子写真感光体の周りに、前記電子写真感光体を帯電するための帯電手段と、前記帯電した電子写真感光体に選択的露光して潜像を形成する露光手段と、前記潜像をトナー現像してトナー像を形成する現像手段と、前記トナー像を転写する転写手段とを有するプロセス手段を複数セット配置し、且つトナー像転写後に前記電子写真感光体に残留したトナーを前記現像手段によって回収可能に構成したことを特徴とする。
【0012】上記構成にあっては、同一の電子写真感光体に対して複数の画像を形成して複数の画像を同時に転写材に画像転写することができる。
【0013】また、1個の電子写真感光体の周りに前記プロセス手段を複数配置した画像形成セットを複数配置し、転写材がそれぞれの画像形成セットの転写手段を順に搬送されるよう構成することにより、複数のカラー画像を同時に形成することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0015】〔第1実施形態〕図1は2つの入力信号を同時に画像形成する電子写真画像形成装置の説明図であり、図において、電子写真感光体1の周りに該電子写真感光体1を帯電するための帯電手段2aと、前記帯電した電子写真感光体に画像情報に基づいて選択的露光して潜像を形成する露光手段3aと、前記潜像をトナー現像してトナー像を形成する現像手段4aと、前記トナー像を転写する転写手段5aとを配置した第一プロセス手段Aと、同様の機能を有する帯電手段2b、露光手段3b、現像手段4b、転写手段5bを配置した第二プロセス手段Bが配置されている。
【0016】前記第一プロセス手段Aの画像転写部に対しては、カセット6に収納したシートS1 を搬送ローラ7及びガイド部材8によって供給し、これと同期して電子写真感光体1を回転して帯電手段2aで帯電し、露光手段3aからの露光によって形成した潜像を現像手段4aでトナー現像し、このトナー像を転写手段5aによってシートS1 に転写して画像形成する。そして、トナー像が転写されたシートS1 を定着手段9へ搬送して熱及び/又は圧力を印加して定着した後に機外へと排出する。
【0017】一方、前記第一プロセス手段Aによる画像形成と同時に、第二プロセス手段Bの画像転写部に対してトレイ10にセットしたシートS2 を搬送ローラ11及びガイド部材12によって供給し、第二プロセス手段Bによって形成したトナー像をシートS2 に転写し、そのシートS2 を定着手段13へ搬送して定着した後、機外へと排出するように構成している。
【0018】尚、前記電子写真感光体1に形成したトナー像をシートS1 ,S2 に転写した後に該電子写真感光体1に残留したトナーはそれぞれの現像手段4a,4bによって現像と同時のクリーニングによって回収されるようになっている。そのためには、現像手段4a,4bがいわゆる反転現像方式であり、電子写真感光体1の帯電極性とトナーの摩擦帯電極性が同じであり、且つ現像手段4a,4bに使用されるトナーが同等であることが必要である。これにより、転写手段5a,5bを通過した電子写真感光体1上の残留トナーは、帯電手段2a,2bにより正規の帯電極性へと揃えられる。そして、現像手段4a,4bは前記トナーを回収しつつ露光手段3a,3bによって形成された潜像を現像することが可能となり、現像と同時の残留トナーのクリーニングが行われる。
【0019】上記のように構成することにより、コンパクトな装置によって同時に2種類の画像を形成することができ、シートS1 及びS2 に対して別個の画像を同時に記録することが可能となる。
【0020】尚、図2は前述した電子写真感光体をベルト部材14で構成し、このベルト部材14をローラ15によって張架したものである。このベルト部材14の移動方向に沿って前記した第一プロセス手段Aと第二プロセス手段Bが配置してある。このように電子写真感光体をベルト部材14で構成すると、プロセス手段の配置の自由度を増すことが可能となり、装置形状をよりコンパクトにすることが可能となる。
【0021】また、この実施形態では1つの電子写真感光体の周りに2個のプロセス手段を配置した例を示したが、これは3個以上のプロセス手段を設けるようにしてもよく、設けるプロセス手段の個数に応じて同時に形成しえる画像を増やすことが可能となる。
【0022】〔第2実施形態〕次に図3、図4を参照してカラー画像を形成可能な電子写真画像形成装置について説明する。尚、図3は前述した第1実施形態における転写手段をベルト部材で構成し、これを複数セット配置した画像形成装置の説明図である。
【0023】具体的には、1個の電子写真感光体1の周りにそれぞれ帯電手段2a,2b、露光手段3a,3b、現像手段4a,4bを配置した2個のプロセス手段A,B設けて画像形成セットを構成し、この画像形成セットY,M,C,Bk を4個順に配置してある。そして、それぞれの画像形成セットを順にシートS1 ,S2 が搬送されるように、転写手段となる回転可能なベルト部材16a,16bを配設して構成している。そして、前記画像形成セットYはイエロートナーによる現像が行われ、画像形成セットMはマゼンタトナーによる現像が、画像形成セットCはシアントナーによる現像が、また画像形成セットBk はブラックトナーによる現像が行われるようになっている。
【0024】上記構成にあっては、ベルト部材16aによってシートS1 を図3の右から左へ搬送し、各画像形成セットによって順にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック画像を転写形成し、最終的にカラー画像を得る。また、これと同時にベルト部材16bによってシートS2 を図3の左から右へ搬送し、各画像形成セットによって順にブラック、シアン、マゼンタ、イエロー画像を形成し、最終的にカラー画像を得る。このようにして2種類のカラー画像を同時に形成することが可能となる。
【0025】尚、図4は図3のベルト部材16a,16bを中間転写手段として使用したものであり、このベルト部材16a,16bに各画像形成セットからイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色トナー像を順に転写してカラー画像を形成した後、そのカラー画像を一括して転写ローラ17a,17bを用いてシートS1 ,S2 に転写するように構成したものである。このようにしても、複数の画像情報に基づいて複数の画像を同時に形成することができる。
【0026】〔他の実施形態〕本発明における帯電手段としては、ローラ、ファーブラシ、磁気ブラシ、ブレード形状のものを用いることができ、電子写真感光体に対して接触、非接触を問わない。また、印加する電圧は、直流、交流を問わないが、交流成分を重畳して印加する場合には、電子写真感光体との放電開始電圧の2倍以下の交流成分が好ましい。これは放電開始電圧の2倍を越えると、転写残りトナーの帯電制御が困難になる傾向があり、画像汚れが目立つようになるからである。尚、磁気ブラシを帯電手段として用いる場合は、磁気ブラシによる摩擦帯電性を利用して転写残りトナーの帯電極性制御を行うことが可能であるため、前記電圧の2倍を越えてもかまわない。
【0027】露光手段としては、省スペースの観点からはLEDアレイ等に固定されたタイプのものが好適に用いられる。
【0028】また、現像手段はクリーニング手段を用いない場合、前述したように反転現像が好ましく、また現像剤と電子写真感光体が接触するような構成が好ましい。例えば、接触2成分現像法、接触1成分現像法等が好適に用いられる。その理由は、現像剤と転写残りトナーが電子写真感光体上に接触している場合、静電気力に摺擦力が加わり、効果的に転写残りトナーを現像手段によって回収できるからである。現像の際に印加するバイアス電圧については、その直流成分は黒字部(像露光部分)と、白地部の電位の間にくるようにするのが好ましい。
【0029】また、転写手段も前述したようにローラやベルトを用いるものの他に、コロナ帯電器を用いるものも好適に用いられる。
【0030】
【発明の効果】本発明は前述のように構成したために、同一の電子写真感光体に対して複数の画像を形成して複数の画像を同時に転写材に画像転写することができる。
【0031】また、1個の電子写真感光体の周りに前記プロセス手段を複数配置した画像形成セットを複数配置し、転写材がそれぞれの画像形成セットの転写手段を順に搬送されるよう構成することにより、複数のカラー画像を同時に形成することが可能となるものである。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013