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発明の名称 カメラ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−174540
公開日 平成11年(1999)7月2日
出願番号 特願平9−352025
出願日 平成9年(1997)12月8日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】田北 嵩晴
発明者 樫山 律夫 / 佐藤 洋一
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 ストロボ撮影時に被写体の目が赤く写ることを緩和するために被写体を照射する赤目緩和機能と、自動焦点検出のために被写体を照射する自動焦点検出補助光機能を有して、自動焦点検出補助光を使用した場合には、赤目緩和機能を動作させない制御を行うことを特徴とするカメラ。
【請求項2】 前記自動焦点検出補助光機能と赤目緩和機能は、同一光源であることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
【請求項3】 前記自動焦点検出補助光機能が照射する光は、可視光であることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
【請求項4】 ストロボ撮影時に被写体の目が赤く写ることを緩和するために被写体を照射する赤目緩和機能と、自動焦点検出のために被写体を照射する自動焦点検出補助光機能と、前記自動焦点検出補助光照射後の時間を計測する計時手段を有して、自動焦点検出補助光を使用した後、前記計時手段による計時時間が所定時間以下である場合には赤目緩和機能を動作させない制御を行うことを特徴とするカメラ。
【請求項5】 請求項4記載のカメラにおいて、十分に瞳孔を絞ることのできない光量の補助光を用いる場合には、赤目緩和のための光の照射時間を補助光を使用しない場合に比べて補助光を使用した場合は短くする制御を行うことを特徴とするカメラ。
【請求項6】 前記自動焦点検出補助光機能と赤目緩和機能は、同一光源であることを特徴とする請求項4又は5記載のカメラ。
【請求項7】 前記自動焦点検出補助光機能が照射する光は、可視光であることを特徴とする請求項4又は5記載のカメラ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤目現象緩和機能及び自動焦点検出装置を有するカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、閃光撮影を行う際には、瞳孔内部に閃光が反射して赤く光って撮影されてしまう現象である赤目現象が発生する場合がある。この赤目現象を緩和するための対策として撮影動作を行う前に数秒間光を照射して瞳孔を小さく絞っておく方法がある。瞳孔が絞られた状態での閃光撮影では、赤目現象が発生したとしても不自然に感じさせない程度に、赤目現象を緩和することができる。
【0003】次に、自動焦点検出装置を持つカメラ、特に位相差検出方式により焦点検出を行うカメラにおいて、被写体の明るさが不足した場合やコントラストが不足した場合などに、焦点検出能力を上げるために、被写体に対して焦点検出のための補助光を照射するものがある。
【0004】これらの赤目緩和装置の発光源と焦点検出のための補助光の発光源は、それぞれ別に設けているか、両者を兼用して同一発光源を用いるものとなっている。また、赤目緩和装置と焦点検出のための補助光に同一発光源を用いた場合に、赤目緩和機能に必要な光量は焦点検出のための補助光の光量よりも少なくて済むために、特開平7−333694号には、赤目緩和機能時には焦点検出のための補助光の光量よりも少ない光量で発光させることが提案されている。なお、これらの光源は、補助光の光源を独立で設けた場合には、可視光若しくは赤外光が用いられるが、同一光源を用いた場合には可視光を使用することが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来例においては、赤目現象を緩和させるためには、瞳孔を絞るように数秒間被写体に光を照射すればよかったが、赤目緩和機能の光源と焦点検出のための補助光の光源を同一光源にした場合や、独立した補助光の光が可視光である場合には、焦点検出のために被写体に可視光の光を照射した後、レリーズ前に再度被写体に赤目緩和のための光を照射することになる。この場合、焦点検出のための補助光の照射により被写体の瞳孔を絞ることができるので、補助光の照射後に再度赤目緩和のための光を照射することは、無駄な光の照射を行うことになり、限られた電池で動作するカメラにとってはエネルギーの無駄になり、写真を写される被写体側にとっては余計に眩しさを感じさせられることになるという問題がある。
【0006】そこで、請求項1乃至3に記載の発明の目的は、焦点検出時に補助光を使用した場合には赤目緩和機能のための光の照射を行わないようにすることで、無駄な光の照射を無くすカメラを提供することにある。
【0007】更に、請求項4乃至7に記載の発明の目的は、焦点検出時の補助光の照射条件に追従して赤目緩和のための光の照射を行わないようにしたり、照射時間を調節したりすることによって、無駄な光の照射を無くすことができるカメラを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、ストロボ撮影時に被写体の目が赤く写ることを緩和するために被写体を照射する赤目緩和機能と、自動焦点検出のために被写体を照射する自動焦点検出補助光機能を有して、自動焦点検出補助光を使用した場合には、赤目緩和機能を動作させない制御を行うことを特徴としている。 上記構成によれば、補助光を使用した場合には赤目緩和機能のための光の照射を行わないので、無駄な光の照射を無くして電池容量を節約できる。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、前記自動焦点検出補助光機能と赤目緩和機能は、同一光源であることを特徴としている この構成によれば、請求項1のカメラで、カメラの構成部品を削減することができる。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、前記自動焦点検出補助光機能が照射する光は、可視光であることを特徴としている。 この構成によれば、請求項1のカメラで、焦点検出用の補助光により赤目緩和機能の光が代用できる。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、ストロボ撮影時に被写体の目が赤く写ることを緩和するために被写体を照射する赤め緩和機能と、自動焦点検出のために被写体を照射する自動焦点検出補助光機能と、前記自動焦点検出補助光照射後の時間を計測する計時手段を有して、自動焦点検出補助光を使用した後、前記計測時間手段による計時時間が所定時間以下である場合には赤目緩和機能を動作させない制御を行うことを特徴としている。
【0012】この構成によれば、補助光発光から所定時間以内にレリーズを行う場合には、補助光による赤目緩和の効果十分として赤目緩和機能のための光の照射を行わないようにすることで、無駄な光の照射を無くし電池容量の節約が可能になる。
【0013】また、請求項5に記載の発明は、請求項4記載のカメラにおいて、十分に瞳孔を絞ることのできない光量の補助光を用いる場合には、赤目緩和のための光の照射時間を補助光を使用しない場合に比べて補助光を使用した場合は短くすることを特徴としている。 この構成によれば、補助光発光から赤目緩和のための光の照射までの時間を測定して、所定時間以内の時のみ赤目緩和のための光照射時間を短くすることによっても、無駄な光の照射を無くし電池容量の節約が可能になる。
【0014】また、請求項6に記載の発明は、前記自動焦点検出補助光機能と赤目緩和機能は、同一光源であることを特徴としている。 この構成によれば、請求項4又は5のカメラで、カメラの構成部品を削減節約できる。
【0015】また、請求項7に記載の発明は、前記自動焦点検出補助光機能が照射する光は、可視光であることを特徴としている。 この構成によれば、請求項4又は5記載のカメラで、焦点検出用の補助光により赤目緩和機能の光を代用できる。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発明の第1の実施の形態について図を参照して説明する。
【0017】図1は本発明の第1の実施の形態に係るカメラの正面図である。
【0018】図2は図1に示すカメラの電気回路系のブロック図である。
【0019】図3は図2に示すカメラの制御手段の構成図である。
【0020】図4は図1に示すカメラの制御動作のフローチャートである。
【0021】図1において、1はカメラ本体、2はカメラ本体に装着される撮影レンズ、3は赤目緩和機能及び補助光のための光を照射する発光源であり、可視光を照射する。4はレリーズボタン、5はカメラの各種状態を設定するためのダイヤル、6は赤目緩和機能をオン・オフ切り替えるためのスイッチである。
【0022】図2において、7はレリーズボタン4の第1ストロークの押下動作でオンとなるスイッチで、カメラの測光や測距を開始するための測光・測距開始スイッチ、8はレリーズボタン4の第2ストロークでの押下動作でオンとなるスイッチで、カメラの露光動作を開始するためのレリーズスイッチ。9は焦点検出を行うための光電変換素子からなる測距センサであり、一般的に二次結像光学系によりフィルム面位置(図示していない)に結ばれる像を再結像する位置に配置される。
【0023】10はカメラ本体に装着されたレンズ2の焦点調節を行うためのモータ、11はモータ10の回転量を検出するためのエンコーダであり、エンコーダの外周付近に櫛歯状の光の透過部と非透過部が設けられている。12はエンコーダ11の櫛歯状の光変化を検知して回転量を電気信号に変換するための検出素子であるフォトインタラプタ、13は赤目緩和装置及び補助光のための光源であるランプ、14はランプ13を駆動するための点灯制御スイッチのトランジスタである。
【0024】15はカメラ全体を制御するためのマイクロコンピュータであり赤目緩和機能オン・オフスイッチ6、測光、測距開始スイッチ7、レリーズスイッチ8が入力ポート15a、15b、15cに接続され、測距センサ9が15dのA/Dコンバータ入力端子に接続され、測距センサが検知した像の信号出力電圧をA/Dコンバータによりディジタルデータに変換している。レンズ駆動用モータ10が出力ポート15e、15fに接続されており正転、逆転動作を行う、フォトインタラプタ12が入力ポート15gに接続されてモータ10の回転量を検出することで、焦点調節用レンズ2の移動量を検出する。
【0025】ランプ駆動用トランジスタ14が出力ポート15hに接続され、出力ポートの出力状態を変化させることでランプ13の点灯制御を行う。また、マイクロコンピュータ15の内部には記憶手段であるRAMや、ROMを内蔵している。さらに入力ポート15a、15b、15cにはそれぞれプルアップ抵抗が内蔵されており、接続されているスイッチのオン・オフによりポートの状態が変わるようになっている。
【0026】図3において、16は補助光発光制御手段であり、焦点検出のための補助光発光制御を行うと共に、補助光を発光したことを記憶するようになっている。これらの各手段は、どちらかというと主として、マイクロコンピュータ15によるソフトウェアを中心とする領域である。17は赤目緩和機能情報手段であり、赤目緩和機能の動作が必要であるかどうかの情報を入手するための手段であって、カメラに設けられた赤目緩和機能オン・オフスイッチの状態から赤目緩和機能の動作が必要かどうか判断している。また、この機能はスイッチの状態だけでなく、測光センサ(図示していない)等からの被写体輝度情報から所定の輝度以下であるときなど、赤目緩和機能の動作が必要な場合の情報や、カメラに内蔵又は外付けされたストロボの使用、非使用などから赤目緩和機能の動作が必要な場合の情報を入手する機能であり、これらの情報から赤目緩和機能の動作が必要であるかどうかを判断している。この機能はカメラの赤目緩和オン・オフスイッチのあるカメラ、カメラに赤目緩和機能オン・オフスイッチが無いカメラどちらでも構成することができる。
【0027】18は赤目緩和機能判別手段であり、補助光発光制御手段16からの情報と、赤目緩和機能情報手段17からの情報により赤目緩和機能の動作を判別するものである。19は赤目緩和機能発光手段であり、赤目緩和機能判別手段18からの情報により赤目緩和機能のための発光を行う。
【0028】つぎに図4のフローチャートを参照して動作について説明する。 カメラのマイクロコンピュータ15は、測光、測距開始スイッチ(以降測光、測距スイッチと略す)がオンになっているかどうかをポート15bの状態より判断してオンになっていればS102へ進み、オンになっていなければS101に戻り、測光、測距開始スイッチがオンになるまで動作を繰り返す(S101)。 測距センサ9からA/Dコンバータ入力ポート15dより、センサ9上に結像した像の像信号を読出しS103へ進む(S102)。
【0029】続いて、S102で測距センサ9から読出した像信号から焦点位置を検出可能かどうかを判断して、焦点検出が可能であればS108へ進み、焦点検出が可能でなければS104に進む(S103)。
【0030】S103で焦点検出ができなかったので、被写体を照明する補助光を照射するためにポート15hをhighレベルにして、トランジスタ14をオンすることによりランプ13を点灯してS105へ進む(S104)。測距センサ9上に結像した照明された被写体の像信号をポート15dのA/Dコンバータを用いて読出して、S106へ進む(S105)。ポート15hをLowレベルにすることで、トランジスタ14をオフにしてランプ13を消灯してS107へ進む(S106)。マイクロコンピュータ15に内蔵された記憶手段であるRAMに焦点検出のための補助光を照射したことを記憶してS108へ進む(S107)。
【0031】S102又はS105で測距センサ9から読出した像信号から、焦点を検出してポート15e、15fによりモータ10を駆動してポート15gからモータの回転量を検出してレンズを焦点位置まで駆動しS109へ進む(S108)。ポート15aの状態を読取ることにより赤目緩和機能オン、オフスイッチがオンになっているかどうかを判断して、オンになっていればS110へ進み、オンになっていなければS112へ進む(S109)。
【0032】焦点検出の際に補助光を使用したかどうかを、マイクロコンピュータ15に内蔵されたRAMの状態から判断し、補助光を使用していればS112へ進み、補助光を使用していなければS111へ進む(S110)。
【0033】次に、赤目緩和スイッチがオンになっており、補助光を使用していない場合であるので、ポート15hをHighレベルにしてトランジスタ14をオンしてランプ13を点灯し赤目緩和機能を機能させてS112へ進む(S111)。 ポート15cの状態から露光スイッチ8の状態を検出し、露光スイッチ8がオンであればS116へ進み、オンでなければS113へ進む(S112)。測光、測距スイッチ7がオンであるかを判断し、オンであればS112へ戻り、露光スイッチ8の状態検出に戻る。オンでなければS114へ進む(S113)。
【0034】ランプ13が点灯中であるかどうかを判断し点灯中であればS115へ進み、点灯中でなければS101へ戻る(S114)。ポート15hをLowレベルにしてトランジスタ14をオフし、点灯中のランプ13を消灯してS101に戻る(S115)。
【0035】ここまでの動作で、マイクロコンピュータ15は測光、測距スイッチ7がオンされると焦点検出を行った後、赤目緩和機能のランプ照射が必要な時には照射を行って露光スイッチ8がオンするのを待つと供に、露光スイッチ8がオンされる前に測光、測距スイッチがオフされると、赤目緩和機能ランプが点灯している場合には消灯して、再度、測光、測距スイッチがオンされるのを待つ。
【0036】次に、ランプ13が点灯中であるかどうかを判断し点灯中であればS117へ進み、点灯中でなければS118へ進む(S116)。ポート15hをLowレベルにしてトランジスタ14をオフし、点灯中のランプ13を消灯してS118へ進む(S117)。絞りとシャッタ(図示していない)を制御して撮影動作を行い、一連の撮影動作を終了する(S118)。
【0037】このように、本実施の形態によれば、マイクロコンピュータ15の制御により、測距の際に焦点検出のための補助光を使用した後に撮影動作を行う際には、赤目緩和機能オン・オフスイッチがオンの場合でも、赤目緩和のためのランプ点灯を行わずに撮影するようになっている。 なお、ここでは補助光の発光源と、赤目緩和機能の発光源に同一の光源を用いているが、可視光の補助光光源と赤目緩和機能の光源が同一のものでなくても同様な動作が可能であり、実行される。(第2の実施の形態)次に、本発明の第2の実施の形態について図を参照して説明する。 図5は本発明の実施の形態に係るカメラの制御手段の構成図である。 図6は図5に示すカメラの制御手段による制御のフローチャートである。 ここで、図1、図2は各実施の形態で共通であり、図2に示すマイクロコンピュータ15内の処理が図5の構成となっている。
【0038】図5において、20は補助光発光制御手段であり、焦点検出のための補助光発光制御を行うとともに、補助光を発光したことを記憶するようになっている。21は補助光発光後計時手段であり、補助光を発光してからの経過時間を計時するものである。22は赤目緩和機能情報手段であり、赤目緩和機能の動作が必要であるかどうかの情報を入手するための手段であって、カメラに設けられた赤目緩和機能オン・オフスイッチの状態から赤目緩和機能の動作が必要かどうか判断している。
【0039】また、この機能は、スイッチの状態だけでなく測光センサ(図示していない)等からの被写体輝度情報から所定の輝度以下であるときなど、赤目緩和機能の動作が必要な場合の情報や、カメラに内蔵または外付けされたストロボの使用、非使用などから、赤目緩和機能の動作が必要な場合の情報を入手する機能であり、これらの情報から赤目緩和機能の動作が必要であるかどうかを判断している。この機能は、カメラの赤目緩和オン・オフスイッチのあるカメラ、カメラに赤目緩和機能オン・オフスイッチがないカメラどちらでも構成することができる。
【0040】23は赤目緩和機能判別手段であり、補助光発光制御手段20及び補助光発光後計時手段21からの情報と、赤目緩和機能情報手段22からの情報により赤目緩和機能の動作を判別するものである。24は赤目緩和機能発光手段であり、赤目緩和機能判別手段23からのからの情報により赤目緩和機能のための発光を行う。
【0041】つぎに図6のフローチャートを参照して動作について説明する。
【0042】先ず、測光、測距スイッチ7がオンになっているかどうかをポート15bの状態より判断して、オンになっていればS202へ進み、オンになっていなければS201に戻り測光、測距開始スイッチがオンになるまで動作を繰り返す(S201)。
【0043】A/Dコンバータ入力ポート15dより、測距センサ9上に結像した像の像信号を読出してS203へ進む(S202)。読出した像信号から焦点位置が検出可能かどうか判断して、焦点検出が可能であればS209へ進み、焦点検出が可能でなければS204へ進む(S203)。
【0044】S203で焦点検出ができなかったので、被写体を照明する補助光を照射するために、ポート15hをHighレベルにして、トランジスタ14をオンすることにより、ランプ13を点灯してS205へ進む(S204)。測距センサ9上に結像した照明された被写体の像信号をA/Dコンバータ入力ポート15dを用いて読出して、S206へ進む(S205)。次に、ポート15hをLowレベルにすることで、トランジスタ14をオフにしてランプ13を消灯してS207へ進む(S206)。
【0045】マイクロコンピュータ15に内蔵された記憶手段であるRAMに焦点検出のための補助光を照射したことを記憶してS209へ進む(S207)。続いて、マイクロコンピュータ15に内蔵されたカウンタ手段を用いて、補助光照射後の経過時間の計時を開始して、S209へ進む(S208)。
【0046】S202又はS205で測距センサ9から読出した像信号から、焦点を検出してポート15e、15fによりモータ10を駆動してポート15gからモータ10の回転量を検出して、レンズ2を焦点位置まで駆動してS210へ進む(S209)。
【0047】ポート15aの状態を読取ることにより、赤目緩和機能オン、オフスイッチ6がオンになっているかどうかを判断して、オンになっていればS211へ進み、オンになっていなければS213へ進む(S210)。
【0048】焦点検出の際に補助光を使用した場合、補助光照射後S208で計時を開始してからの時間が所定時間以内であるかどうかを判断し、所定時間以内であればS213に進み、所定時間以上経過していればS212へ進む(S211)。 赤目緩和スイッチ6がオンで、補助光を使用していないか、又は補助光使用後所定時間以上経過している場合は、ポート15hをHighレベルにしてトランジスタ14をオンしてランプ13を点灯し、赤目緩和機能を機能させてS213へ進む(S212)。ポート15cの状態から露光スイッチ8の状態を検出し、露光スイッチがオンであればS217へ進み、オンでなければS214へ進む(S213)。
【0049】測光、測距スイッチ7がオンであるかどうかを判断し、オンであればS213へ戻って露光スイッチ8の状態検出に戻り、オンでなければS215に進む(S214)。ランプ13が点灯中であるかどうかを判断し、点灯中であればS216へ進み、点灯中でなければS201へ戻る(S215)。点灯中ならポート15hをLowレベルにしてトランジスタ14をオフし、点灯中のランプ13を消灯してS201に戻る(216)。
【0050】ここまでで、マイクロコンピュータ15は、測光、測距スイッチ7がオンされると焦点検出を行った後、赤目緩和機能のランプ照射が必要なときには照射を行って、露光スイッチ8がオンされるのを待つと共に、露光スイッチ8がオンされる前に測光、測距スイッチ7がオフされると赤目緩和機能用ランプが点灯している場合には消灯して、再度、測光、測距スイッチがオンされるのを待つ、という動作を行うことを示している。
【0051】続いて、S213の判断で露光スイッチ8がオンの場合は、ランプ13が点灯中であるかを判断し点灯中ならS218へ進み、点灯中でなければS219へ進む(S217)。ポート15hをLowレベルにしてトランジスタ14をオフし、点灯中のランプ13を消灯してS219へ進む(S218)。絞りとシャッタ(図示していない)を制御して撮影動作を行い、一連の撮影動作を終了する(S219)。
【0052】このように、第2の実施の形態によれば、マイクロコンピュータ15は測距の際に焦点検出のための補助光を使用した後に、所定時間内に撮影動作を行う場合には赤目緩和機能オン・オフスイッチがオンの場合でも、赤目緩和のためのランプ点灯を行わずに撮影を行うようにして、電池を節減できるようになっている。また、第2の実施の形態では補助光の発光源と、赤目緩和機能の発光源に同一光源を用いているが、可視光の補助光の光源と赤目緩和機能の光源が同一のものでなく、例えば、発光ダイオードとランプのような組合わせであっても、同様な動作を行うものである。
【0053】なお、ここまで説明した本発明の2つの実施の形態では、補助光を使用した場合や補助光を使用してから所定時間以内にレリーズ動作を行う場合には、赤目緩和機能を動作させないようにしているが、赤目緩和機能を赤目緩和に必要な時間よりも短い時間だけ点灯させるようにして、無駄な光の照射を行わず電池の消耗を削減することも可能である。 更に、ここまで述べた例では、補助光、赤目緩和機能共にランプを用いた場合について説明しているが、ストロボを光源として使用した補助光や赤目緩和のための照射手段を用いる場合でも同様である。
【0054】
【発明と実施の形態との対応】本願発明の赤目緩和機能は、本実施の形態におけるランプ13、マイコン15からなる構成に対応し、また自動焦点検出補助光機能は、測距センサ9、ランプ13、マイコン15からなる構成に対応する。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、赤目緩和のための光を照射する手段と、焦点検出のための補助光を照射する手段を同一の照射部材から照射する場合又は、独立した可視光の補助光と赤目緩和手段を持つカメラにおいて、焦点検出のための補助光を判断する手段を設け、焦点検出時に補助光を使用した場合には赤目緩和機能のための光の照射を行わないようにすることで、無駄な光の照射を無くすことができる。
【0056】また、補助光の照射を行った時点からの経過時間を測定する手段を設け、所定時間内にレリーズを行う場合には赤目緩和機能のための光の照射を行わないようにすることで、無駄な光の照射を無くすことができる。
【0057】また、十分に瞳孔を絞ることのできない光量の補助光を用いるカメラの場合には、補助光を使用したことを判断する手段を設け、補助光を使用した場合には赤目緩和のための光の照射時間を補助光を使用しない場合に比べて短くすることで、無駄な光の照射を無くすことができる。なお、この場合に補助光発光から赤目緩和のための光の照射までの時間を測定して、所定時間以内の時だけ通常より赤目緩和のための光照射時間を短くすることによっても、無駄な光の照射を無くすことができる。




 

 


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