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発明の名称 カメラ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−174515
公開日 平成11年(1999)7月2日
出願番号 特願平9−343452
出願日 平成9年(1997)12月12日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】岸田 正行 (外3名)
発明者 入江 良昭
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 カメラに記憶されたカメラ機能の変更を指示する機能変更指示手段と、該機能変更指示手段の操作に応じてカメラ機能の内容を変更可能とする機能変更手段とを有するカメラであって、被写界の輝度を検出する測光手段と、撮影目的に応じてカメラに対し交換可能とした異なる拡散特性を有するピント板の交換に対応して、前記測光手段からの出力を補正する測光補正値変更手段を有し、前記機能変更手段の一つであるところの測光補正値変更手段の実行の操作を行なう第1の入力手段と、前記測光補正値変更手段以外の機能変更手段の実行の操作を行なう第2の入力手段とを有し、前記第1の入力手段と第2の入力手段とは夫々異なった操作入力形態をとることを特徴とするカメラ。
【請求項2】 前記測光補正値変更手段の実行の入力動作が行なわれると、前記カメラの機能変更を許可するよう前記入力動作の所定時間の保持を行なわせるタイマー手段が作動することを特徴とする請求項1記載のカメラ。
【請求項3】 前記第2の入力手段は、第1の操作部材の押圧により行なわれるものであり、前記第1の入力手段は、前記第1の操作部材とカメラの他の機能作動を行なう第2の操作部材とを同時に押圧することにより測光補正値変更を行なうものであることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
【請求項4】 カメラに記憶されたカメラ機能の変更を指示する機能変更指示手段と、該機能変更指示手段の操作に応じてカメラ機能の内容を変更可能とする機能変更手段とを有するカメラであって、該機能変更手段により変更可能な複数のカメラ機能の内の特定の一つ以上の機能変更に対応する機能変更手段の作動を入力する第1の入力手段と、前記特定の一つ以上の機能変更以外に対応する機能変更の作動を入力する第2の入力手段とを有し、前記第1の入力手段の動作が行なわれると、前記カメラ機能の機能変更を許可するよう前記入力動作の所定時間の保持を行なうタイマー手段が作動することを特徴とするカメラ。
【請求項5】 カメラに記憶されたカメラ機能の変更を指示する機能変更指示手段と、該機能変更指示手段の操作に応じてカメラ機能の内容を変更可能とする機能変更手段とを有するカメラであって、該機能変更手段により変更可能な複数のカメラ機能の内の特定の一つ以上の機能変更に対応する機能変更手段の作動を入力する第1の入力手段と、前記特定の一つ以上の機能変更以外に対応する機能変更の作動を入力する第2の入力手段とを有し、前記第2の入力手段は、前記機能変更手段の操作を行なう第1の操作部材の押圧により前記特定の一つ以上の機能変更以外の機能変更を行なう入力手段であり、前記第1の入力手段は、前記第1の操作部材とカメラの他の機能作動を行なう第2の操作部材とを同時に押圧することにより機能変更を行なうものであることを特徴とするカメラ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラに係り、特にカメラ本体に予め設定されているカメラ機能を使用者が変更可能なカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラには種々の機能が付加され、そのための操作部材も多くなり、また種々の情報を表示する表示器もカメラ本体に装備されている。
【0003】そこで、より少ない操作部材と情報表示器を用いて、より多くの機能をカメラ本体に装備するための提案が種々なされている。
【0004】例えば、特開平08−043897号公報等に提示されているように、カメラの撮影モードやファンクション機能をカメラ内部に予め記憶しておき、操作部材の操作によって現設定機能と入れ替えることが可能ないわゆるカスタムファンクション機能を備えたカメラが提案され且つ商品化されている。
【0005】また、カメラとパーソナルコンピュータを接続してカメラの機能を使用者の好みに応じて変更可能なカメラシステムも商品化されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記カメラのカスタムファンクション(以後CFと称する)の設定の方法では、カメラの各種機能の設定を変更するのに、何れの機能変更の場合においても同じ操作で入力受付をしてしまうことになっていた。つまり、CFによって変更可能な各種機能の中にはカメラの使用者に応じて操作性を向上させるために操作ボタンの入れ替えを行ったり、撮影フィルムの巻き戻し時にフィルムリーダー部を残すか否かといった設定があるが、これらの中には仮に間違った設定をしてしまっても比較的カメラの撮影に何ら影響のないものもある。
【0007】一方では、顕微鏡写真等の特殊撮影や、ファインダ像のピントのピークをつかみ易いように、あるいは明るいファインダ像にしたいといった撮影目的に応じて異なった種類のピント板を、本来標準として装着してあるピント板から交換装着する場合がある。この際、各種撮影レンズにおいて撮影被写体輝度を測定した値に対し、装着されているレンズに応じて補正を行う、いわゆる交換レンズ測光値補正をピント板の種類例えば拡散特性に対応させて、本来カメラに記憶されている測光補正標準値から最適な値に入れ替えるという行為が必要となる。この設定を上記CFの設定で行う場合、CFの設定ミスをしてしまうと上記測光値が正しい値でなくなり、撮影した写真が著しく適正露光からはずれてしまう可能性が高くなる。
【0008】このように直接、撮影の出来、不出来に関係する重要な機能変更までもがCFの同じ設定方法で行われるということは、カメラの使用者がCFを変更する際、CFの設定ミスから撮影が失敗するという虞を常にはらんでいることになる。
【0009】本出願に係る第1の発明の目的は、カメラの使用者がCFによる機能の変更の際に設定ミスを極力抑えることが可能なCF設定手段を有するカメラを提供することにある。
【0010】本出願に係る第2の発明の目的は、拡散性の異なるピント板の交換に伴う測光補正値の変更の設定ミスを抑えることを可能にすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明の目的を実現する構成としては、請求項1記載のように、カメラに記憶されたカメラ機能の変更を指示する機能変更指示手段と、該機能変更指示手段の操作に応じてカメラ機能の内容を変更可能とする機能変更手段とを有するカメラであって、被写界の輝度を検出する測光手段と、撮影目的に応じてカメラに対し交換可能とした異なる拡散特性を有するピント板の交換に対応して、前記測光手段からの出力を補正する測光補正値変更手段を有し、前記機能変更手段の一つであるところの測光補正値変更手段の実行の操作を行なう第1の入力手段と、前記測光補正値変更手段以外の機能変更手段の実行の操作を行なう第2の入力手段とを有し、前記第1の入力手段と第2の入力手段とは夫々異なった操作入力形態をとることを特徴とする。
【0012】本出願に係る第1の発明の目的を実現する第2の構成としては、請求項2記載のように、前記測光補正値変更手段の実行の入力動作が行なわれると、前記カメラの機能変更を許可するよう前記入力動作の所定時間の保持を行なわせるタイマー手段が作動することを特徴とする。
【0013】本出願に係る第1の発明の目的を実現する第3の構成としては、請求項3記載のように、前記第2の入力手段は、第1の操作部材の押圧により行なわれるものであり、前記第1の入力手段は、前記第1の操作部材とカメラの他の機能作動を行なう第2の操作部材とを同時に押圧することにより測光補正値変更を行なうものであることを特徴とする。
【0014】上記した構成によれば、カメラの使用者がCFによる機能の変更の際に設定ミスを極力抑えることが可能なCF設定手段を有するカメラを提供することができる。
【0015】本出願に係る第2の発明の目的を実現する構成としては、請求項4記載のように、カメラに記憶されたカメラ機能の変更を指示する機能変更指示手段と、該機能変更指示手段の操作に応じてカメラ機能の内容を変更可能とする機能変更手段とを有するカメラであって、該機能変更手段により変更可能な複数のカメラ機能の内の特定の一つ以上の機能変更に対応する機能変更手段の作動を入力する第1の入力手段と、前記特定の一つ以上の機能変更以外に対応する機能変更の作動を入力する第2の入力手段とを有し、前記第1の入力手段の動作が行なわれると、前記カメラ機能の機能変更を許可するよう前記入力動作の所定時間の保持を行なうタイマー手段が作動することを特徴とする。
【0016】本出願に係る第3の発明の目的を実現する構成としては、請求項5記載のように、カメラに記憶されたカメラ機能の変更を指示する機能変更指示手段と、該機能変更指示手段の操作に応じてカメラ機能の内容を変更可能とする機能変更手段とを有するカメラであって、該機能変更手段により変更可能な複数のカメラ機能の内の特定の一つ以上の機能変更に対応する機能変更手段の作動を入力する第1の入力手段と、前記特定の一つ以上の機能変更以外に対応する機能変更の作動を入力する第2の入力手段とを有し、前記第2の入力手段は、前記機能変更手段の操作を行なう第1の操作部材の押圧により前記特定の一つ以上の機能変更以外の機能変更を行なう入力手段であり、前記第1の入力手段は、前記第1の操作部材とカメラの他の機能作動を行なう第2の操作部材とを同時に押圧することにより機能変更を行なうものであることを特徴とする。
【0017】上記した構成によれば、拡散性の異なるピント板の交換に伴う測光補正値の変更の設定ミスを抑えることが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1〜図8は、本発明を一眼レフカメラに適用した一実施の形態を示す。
【0019】図1において、図1(A)はカメラの外観上面図、図1(B)は同カメラの背面図である。
【0020】1は撮影レンズ、2はレリーズ釦、3は撮影モードダイアルである。撮影モードダイアル3は、設定可能な各種モードを見やすいように拡大して図2に示してある。各撮影モードは撮影モードダイアル3に表示された絵、あるいは文字で表現されており、撮影モードダイアル3を回転させ、選択したいモードの位置をカメラ本体に付けられた指標8に一致させることで、カメラはその撮影モード状態に切り替わる。これら各撮影モードの種類には、カメラ本体の電源のOFF(Lマーク)、カメラまかせの各種自動撮影モード(各絵およびPマーク)、撮影レンズ1の絞り優先モード(AVマーク)、シャッタ速度優先モード(TVマーク)、そして本発明に係る機能変更設定状態となるCF設定モード(CFマーク)等が装備されている。
【0021】4は、撮影モードダイアル3によって上記各種撮影モードに設定された状態において、さらにその条件を変更するためのメインダイアルであり、例えば、撮影モードダイアル3がシャッタ速度優先のTVモードに設定されていれば、ファインダ外部表示7を撮影者が見ながらシャッタ速度2秒から1/8000秒までをメインダイアル4を回転させることで任意に設定可能である。またメインダイアル4は上記機能変更設定状態(CF変更モード)においては、第一の機能変更指示手段であるCF選択ダイアルとなる。
【0022】5はカメラが有する複数の測距領域を撮影者が手動で選択する測距点任意選択モードに入るための測距点選択モード釦である。
【0023】6はカメラで測光した露出制御値を記憶保持するためのAEロック釦である。さらにAEロック釦6は、前記機能変更状態であるCF変更モードにカメラが入っているときには、任意選択されたCFナンバーでの機能変更を確定する第二の機能変更指示手段であるCF変更釦を兼用している。
【0024】図5は、本実施の形態のカメラの電気的構成を示すブロック図で、カスタムファンクション(CF)機能の変更について必要なブロックだけを示している。
【0025】まずCF機能変更を行うための機能変更指示手段であるメインダイアル4、CF変更釦6そして撮影モードダイアル3からの設定入力信号は信号入力回路50でデジタル処理され、CPU(中央処理装置)51に転送される。信号を受けたCPU51は信号の内容を表示するためにLCD駆動回路55に信号を送り、ファインダ外部表示7にCF機能の状態を表示させる。
【0026】次に、CPU51はCF変更釦6からのCF変更確定の信号を受け取ると、変更すべきCF機能の内容に応じてCPU51内部のROM上のソフトの切り換え、あるいはEEPROM(電気的消去可能プログラマブルROM)52の情報を読みに行くアドレスの変更を行う。こうしてCF機能の変更が確定する。また後述する測光補正値情報はEEPROM52に書き込まれている。
【0027】ここで、撮影者が本来カメラに装着されているピント板から、撮影目的に最適なピント板へ交換した場合、交換したピント板の種類例えば拡散特性等に応じて、本来カメラに記憶されている交換レンズ測光補正標準値から、交換したピント板の拡散特性に最適な測光補正値への入れ替えを行う場合のCF変更を例に取って説明する。
【0028】まず最初に、拡散特性の異なったピント板をカメラに装着すると、各種撮影レンズ装着時におけるカメラの測光演算を行う際の測光補正値として例えば交換レンズ用測光補正値を変更しなければならない理由について簡単に説明する。
【0029】図6は、一般的な一眼レフカメラの構造を示した概略図である。
【0030】1は撮影レンズでカメラ本体と着脱可能である。19は撮影レンズの絞り、11は撮影レンズの光束をファインダに導くためのミラーで、図の撮影待機状態から撮影時には上方に待避可能である。また、17はシャッタ、18は撮影用フィルム、12は撮影レンズ1の像を一次結像するためのピント板、13はペンタプリズム、16はピント板12に結像した像を拡大して見るための接眼レンズである。
【0031】図6に示すように、通常、カメラで撮影すべき被写界輝度を測るための測光センサ15は測光レンズ14と共に、接眼レンズ16を通るファインダ光軸からはずれた位置、ペンタプリズム13の射出面上方に配置されることが多い。
【0032】これはファインダー光軸上においてハーフミラー等を用い測光センサ15に光を導くようにするとファインダが暗くなるという欠点があるため、ファインダ光軸からはずれた位置に測光センサ15を配置し、ピント板12で拡散した撮影レンズ1からの光を測光しようというものである。従って、測光センサ15に到達する光量はピント板12の拡散特性に大きく依存することになる。
【0033】また、撮影レンズ1からピント板12に入射する光は撮影レンズ1の開放Fナンバーによってその入射角度は異なり、さらには測光レンズ14のFナンバーによって測光センサ15に入射可能な光の入射角度は制限を受ける。
【0034】従って、拡散性の高いピント板12と拡散性が低く素通しに近いピント板12とでは撮影レンズ1のFナンバーに対して測光センサ15に入射する光量が異なってくる。
【0035】実際に拡散性の異なるピント板12で、測光センサ15に到達する撮影レンズ1の光量が撮影レンズ1の開放Fナンバー(測光はレンズ開放で行うため)でどのように違ってくるかを図6、及び図7を用いて説明する。
【0036】図7(A),(B)は各々異なった拡散特性を有するピント板を装着したカメラにおいて、一定の輝度に対し、焦点距離50mm、開放Fナンバー1.0のレンズを絞りを1段分づつ絞って行った時の測光センサ15に入射した光量を示したもので、図7(A)F2.0のときの光量を基準に各Fナンバーの差分の補正を加えてグラフにしてある。横軸がレンズのFナンバー、縦軸がF2.0を基準としたときのFナンバー補正後の測光誤差(ズレ)を示している。
【0037】本来、このデータは、カメラに装着交換可能な全てのレンズに対する測光値データを開放Fナンバー毎に整理して、レンズを交換したときカメラが行うべき測光補正の値(交換レンズ測光補正値)を求めるべきであるが、ここでは便宜的に焦点距離50mm、開放Fナンバー1.0のレンズを絞りを1段分づつ絞った時の測光値で代用して説明を行う。
【0038】図7(A)は拡散性が低く素通しに近いマット面を有するピント板12の結果である。これによるとF2.0より明るい絞りでは測光センサ15に到達する光量はほとんど変わらず、F2.8を底にして暗いFNO.では再び光量が低下する傾向が認められる。従って、このピント板12に対応した交換レンズ測光補正値は、カメラに装着した撮影レンズ1のFNO.に応じて図8のピント板(A)(CF10−0)の値を用いることで、撮影レンズ1を交換しても正しい被写界輝度を測光できることになる。
【0039】一方、図7(B)は拡散性の高いマット面を有するピント板12における結果であり、明るいFNo.側では図7(A)と似た傾向であるが、F5.6より暗い絞りでは、測光センサ15に到達する光量はほぼ絞り値に比例していることがわかる。従って、このピント板12に対応した交換レンズ測光補正値は、図8のピント板(B)(CF10−1)の値を用いることになる。ここで図8(A),(B)の各値は、EEPROM52に書き込まれていて、CPU51が行う測光値補正演算において、これら2種類の値のいづれかが用いられる。
【0040】ここで、図8のピント板(A)とピント板(B)との値を比較すると、FナンバーF5.6の補正値では1.0段の差がある。これはカメラに標準で装着されている拡散性の低い素通しに近いピント板12とこれに対応した交換レンズ測光補正値が使われている状態から拡散性の高いピント板12に交換し、後述するCFナンバーをCF10−0(標準)からCF10−1に変更を行わないで開放FNO.F5.6の撮影レンズ1で撮影を行うと、1.0段写真がオーバーになることを意味している。
【0041】従って、拡散特性の異なったピント板12を交換使用した場合、交換レンズ用の測光補正値の切り換えが必要になるのである。
【0042】次に、図4のフローチャートを用いて交換レンズ用測光補正値の変更をカスタムファンクション変更(CF変更)で行う手順を説明する。
【0043】ピント板12を交換し終わった撮影者は、撮影モードダイアル3を回転させ、CFマークを指標8に一致させるとカメラは図3(A)に示すように、ファインダ外部表示7の表示形態であるCF変更モードとなる(ステップ#100)。
【0044】この状態においてメインダイアル4を回転させるとファインダ外表示7の内のCFナンバー用の表示部9が1から10の間で順次変更表示される。該表示部9のナンバーはCF変更可能な機能のモードを表している。さらに、表示部9に隣接して配された表示部10は表示部9に示されたナンバーの機能モードの内のいずれかが選択されているかを示しており、カメラの標準状態では0に設定されている。
【0045】ここで図3(A)に示すように、第一の機能変更指示部材であるメンイダイアル4を回転させCF10を選択した状態にする。つまりピント板12の交換に伴う測光補正値変更可能な状態にカメラをセットする(ステップ#101)。
【0046】ちなみに図3(A)に示してあるファインダ外部表示7のCF10−0表示は、CF10の機能変更が今現在なされていないことを示していて、カメラに標準装置されている拡散性の低いピント板12に対応した測光補正値が入っていることを意味している。
【0047】この状態にて、測光補正値をCF−0からCF−1の状態に変更するには以下に述べる第一の入力手段動作を行う。
【0048】第二の機能変更指示部材であるCF変更釦6を押圧すると(ステップ#102)、カメラは撮影者がCF変更釦6を押圧している時間を計測するタイマー手段が動作開始し(ステップ#103、104、105)、押圧が2秒未満の時はステップ#101に戻り、CF選択釦6が押圧されるまで待機する。押圧が2秒経過すると機能変更手段の一つであるところの測光補正値変更手段が作動し、図3(B)に示すようにファインダ外部表示7はCF10−1となり、上記説明したところの図8の測光補正値CF10−0から測光補正値CF10−1への変更がなされ、拡散性の高いピント板12への交換に伴う測光補正値変更が確定する(ステップ#106)。
【0049】一方、上記CF−10以外の設定においては、以下の第二の入力手段動作を実行する。
【0050】つまり、ステップ#101において、メインダイアル4によってCF10以外が選択表示状態にカメラがあり、CF選択釦6を押圧すると(ステップ#107)、上記CF10設定時と異なり、タイマー手段が作動することなしに、瞬時に選択されたCFナンバーでの機能変更が確定する(ステップ#108)。
【0051】例えば、ファインダ外部表示7においてCF1−0をCF1−1にすることで、ファイルの巻き戻し時にフィルム先端部を残した状態で巻き戻し完了するようにカメラは制御を行うようになる。またCF2−0をCF2−1とすることで、カメラに内蔵されたストロボの発光タイミングをシャッタ先幕走行の完了直後からシャッタ後幕走行の直前に変更するといったカメラの機能変更が可能となる。以上、ステップ#106及び、ステップ#108でCF変更が確定するとステップ#101へリターンし、新たなCF設定動作がなされるまで待機する。
【0052】なお、CF選択モードを解除するには、撮影モードダイアル3を回転させ他のモード位置に変更すれば良い。
【0053】また、上記CFの設定変更において、各CFの0から1、さらに1から0へは、CF選択釦6を順次押圧することで変更することができ、やはりCF10−1からCF10−0への変更は上記タイマー手段が作動する。
【0054】また、上記説明において、CF10の設定時に、上記タイマー手段を設ける代わりに、CF選択釦6と測距点選択モード釦5を同時押圧によってのみCF10−0からCF10−1、またはCF10−1からCF10−0への変更を許可するようにし、他のCFナンバーの設定時はCF選択釦6のみの押圧で変更が許可されるようにしても良い。
【0055】上記説明したように、CFのナンバー、つまりCFの機能変更内容に応じて設定釦を押圧する時間を計測するタイマーを設けるか否かによって、あるいは設定釦と他釦との同時押圧が設定釦のみかというCFの機能変更の操作を異ならせることによって、撮影者が不用意に誤った機能の設定をしてしまうことを防ぐことが可能となる。
【0056】
【発明の効果】請求項1,2,3に係る発明によれば、カメラの使用者がCFによる機能の変更の際に設定ミスを極力抑えることが可能なCF設定手段を有するカメラを提供することができる。
【0057】請求項4,5に係る発明によれば、拡散性の異なるピント板の交換に伴う測光補正値の変更の設定ミスを抑えることが可能となる。




 

 


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