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発明の名称 画像記録方法及びシステム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−143298
公開日 平成11年(1999)5月28日
出願番号 特願平9−322031
出願日 平成9年(1997)11月10日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】渡部 敏彦
発明者 伊勢 誠 / 杉浦 崇 / 遅沢 憲良 / 大橋 一仁 / 高橋 匡 / 亀井 正文
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 原稿画像を読み取る画像読取装置と、外部から画像信号を入力可能な画像入力制御装置と、供給されたシートに画像を記録する第1及び第2の画像記録装置と、画像が記録されたシートを収納する第1及び第2の収納装置とを具備した画像記録システムによって画像を記録する画像記録方法であって、前記第1の画像記録装置と前記第2の画像記録装置は、同時に作動或いは各々独立に作動可能であり、記録される画像は前記画像読取装置及び前記画像入力制御装置より各々独立に供給され、記録される画像が前記画像読取装置より単独で供給され、且つ前記第1の画像記録装置と前記第2の画像記録装置が同時に作動する際は、前記第1の画像記録装置と前記第2の画像記録装置にて記録された画像が記録されたシートは、前記第2の収納装置に交互に収納され、記録される画像が前記画像読取装置と前記画像入力制御装置より同時に供給される場合は、前記画像入力制御装置より供給される画像信号が優先的に前記第2の画像記録装置に供給されて、前記第2の画像記録装置にて画像が記録されたシートは前記第2の収納装置に収納されるように制御することを特徴とする画像記録方法。
【請求項2】 前記第1及び第2の画像記録装置は、レーザービームを利用した電子写真複写装置であることを特徴とする請求項1記載の画像記録方法。
【請求項3】 前記第1及び第2の画像記録装置は、レーザービームプリンタであることを特徴とする請求項1記載の画像記録方法。
【請求項4】 原稿画像を読み取る画像読取装置と、外部から画像信号を入力可能な画像入力制御装置と、供給されたシートに画像を記録する第1及び第2の画像記録装置と、画像が記録されたシートを収納する第1及び第2の収納装置とを具備した画像記録システムであって、前記第1の画像記録装置と前記第2の画像記録装置は、同時に作動或いは各々独立に作動可能であり、記録される画像は前記画像読取装置及び前記画像入力制御装置より各々独立に供給され、記録される画像が前記画像読取装置より単独で供給され、且つ前記第1の画像記録装置と前記第2の画像記録装置が同時に作動する際は、前記第1の画像記録装置と前記第2の画像記録装置にて記録された画像が記録されたシートは、前記第2の収納装置に交互に収納され、記録される画像が前記画像読取装置と前記画像入力制御装置より同時に供給される場合は、前記画像入力制御装置より供給される画像信号が優先的に前記第2の画像記録装置に供給されて、前記第2の画像記録装置にて画像が記録されたシートは前記第2の収納装置に収納されるように制御する制御装置を設けたことを特徴とする画像記録システム。
【請求項5】 前記第1及び第2の画像記録装置は、レーザービームを利用した電子写真複写装置であることを特徴とする請求項4記載の画像記録システム。
【請求項6】 前記第1及び第2の画像記録装置は、レーザービームプリンタであることを特徴とする請求項4記載の画像記録システム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写装置或いはレーザービームプリンタ等の画像記録装置を用いた画像記録方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像をシートに記録する画像記録装置として多種多様なものが実用化されてきた。例えば、原稿の画像を感光体等を介してシートに記録する電子写真複写装置或いは電気信号化された画像情報を画像としてシートに再現するプリンタ等がある。これらの画像記録装置は、近年、事務の合理化等の要請から高機能化、多機能化が要求されるようになってきた。特に出力速度(単位時間当たり画像記録するシート処理枚数)の向上が強く要望されて、これらの画像記録装置の高速化が進むと共に、これらの電子写真複写装置やプリンタと、さらにはファクシミリ等の機能を1台の装置で合わせ持つ複合事務機器が作られるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、それぞれの方式には差はあるものの、それに見合った速度というものがあり、それを超えて高速化しようとすれば、多くの問題点が発生する。電子写真複写装置を例に挙げれば、紙送り機能そのものは比較的容易に高速化に対応できる。しかしながら、装置全体を単純に紙送り速度、即ち機械速度を上げることにより高速化すると、感光体の感度不足、露光ランプの寿命、昇温、振動、騒音、耐久性等、様々な問題点が発生する。
【0004】一方で、同じく電子写真装置を例に挙げれば、その装置の動作を一旦停止させなければならない状況が少からず発生しがちである。例えば、紙やトナーの補給、紙詰まり処理、定期メンテナンス、不慮のトラブル発生時には、必ずその装置の動作を一旦停止しなければならない。
【0005】また、複写装置やプリンタ、ファクシミリ等の機能を1台の装置で合わせ持つ複合機器を例に挙げれば、1つの機能を実行中に他の機能が全く使用できない状況にあれば、操作性も悪く、かえって使いに難いものになってしまう。
【0006】このような装置の動作停止時間を考慮すると、いかに装置の動作の高速化を図っても、トータルとしての生産性は上がらないという問題点があった。
【0007】本発明は上述した従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、トータルとしての生産性の向上を図ることができる多機能な画像記録方法及びシステムを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために請求項1記載の画像記録方法は、原稿画像を読み取る画像読取装置と、外部から画像信号を入力可能な画像入力制御装置と、供給されたシートに画像を記録する第1及び第2の画像記録装置と、画像が記録されたシートを収納する第1及び第2の収納装置とを具備した画像記録システムによって画像を記録する画像記録方法であって、前記第1の画像記録装置と前記第2の画像記録装置は、同時に作動或いは各々独立に作動可能であり、記録される画像は前記画像読取装置及び前記画像入力制御装置より各々独立に供給され、記録される画像が前記画像読取装置より単独で供給され、且つ前記第1の画像記録装置と前記第2の画像記録装置が同時に作動する際は、前記第1の画像記録装置と前記第2の画像記録装置にて記録された画像が記録されたシートは、前記第2の収納装置に交互に収納され、記録される画像が前記画像読取装置と前記画像入力制御装置より同時に供給される場合は、前記画像入力制御装置より供給される画像信号が優先的に前記第2の画像記録装置に供給されて、前記第2の画像記録装置にて画像が記録されたシートは前記第2の収納装置に収納されるように制御することを特徴とする。
【0009】また、上記目的を達成するために請求項2記載の画像記録方法は、請求項1記載の画像記録方法において、前記第1及び第2の画像記録装置は、レーザービームを利用した電子写真複写装置であることを特徴とする。
【0010】また、上記目的を達成するために請求項3記載の画像記録方法は、請求項1記載の画像記録方法において、前記第1及び第2の画像記録装置は、レーザービームプリンタであることを特徴とする。
【0011】また、上記目的を達成するために請求項4記載の画像記録システムは、原稿画像を読み取る画像読取装置と、外部から画像信号を入力可能な画像入力制御装置と、供給されたシートに画像を記録する第1及び第2の画像記録装置と、画像が記録されたシートを収納する第1及び第2の収納装置とを具備した画像記録システムであって、前記第1の画像記録装置と前記第2の画像記録装置は、同時に作動或いは各々独立に作動可能であり、記録される画像は前記画像読取装置及び前記画像入力制御装置より各々独立に供給され、記録される画像が前記画像読取装置より単独で供給され、且つ前記第1の画像記録装置と前記第2の画像記録装置が同時に作動する際は、前記第1の画像記録装置と前記第2の画像記録装置にて記録された画像が記録されたシートは、前記第2の収納装置に交互に収納され、記録される画像が前記画像読取装置と前記画像入力制御装置より同時に供給される場合は、前記画像入力制御装置より供給される画像信号が優先的に前記第2の画像記録装置に供給されて、前記第2の画像記録装置にて画像が記録されたシートは前記第2の収納装置に収納されるように制御する制御装置を設けたことを特徴とする。
【0012】また、上記目的を達成するために請求項5記載の画像記録システムは、請求項4記載の画像記録システムにおいて、前記第1及び第2の画像記録装置は、レーザービームを利用した電子写真複写装置であることを特徴とする。
【0013】また、上記目的を達成するために請求項6記載の画像記録システムは、請求項4記載の画像記録システムにおいて、前記第1及び第2の画像記録装置は、レーザービームプリンタであることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図面に基づき説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施の形態に係る多機能画像記録システムの構成を示す縦断面図であり、同図中、1は第1の画像記録装置、2は第2の画像記録装置、3はバッファーで、第1及び第2の画像記録装置1,2により画像記録されたシートを収容して第1及び第2のスタックトレイ303,308に分配する。4は増設搬送部で、第2の画像記録装置2から排出されたシートをバッファー3へ導く。5は原稿フィーダーで、自動的に原稿を画像読取装置6へ搬入する。6は原稿の画像を読み取る画像読取装置、7は本システムの操作情報を入力したり、本システムの諸状況を表示する操作部で、キー入力部701と表示部702を有している。8は画像入力制御装置で、外部から入力された画像信号を受け、第1及び第2の画像記録装置1,2に同期をとって供給する。
【0016】第1及び第2の画像記録装置1,2は、レーザービームを利用したデジタル電子写真複写装置で、互いに略同一構成となっている。
【0017】まず、第1の画像記録装置1について説明する。
【0018】第1の画像記録装置1の回転駆動される感光体101の周囲には、画像形成部として一次帯電器102、現像器103、転写帯電器104、クリーニング装置105が配置されている。感光体101上に、画像信号に応じて変調されたレーザー光がレーザースキャナー106により走査露光され、所定の電子写真プロセスで顕像化される。
【0019】一方、給紙部107に積載されたシートP1は、既知のローラー等の給紙手段108により1枚ずつ分離給送され、画像形成前搬送路109を通って感光体101、一次帯電器102、現像器103、転写帯電器104、クリーニング装置105等よりなる画像形成部に送りまれる。この画像形成部に送り込まれたシートP1上には、感光体101上の顕像が転写される。次いでシートP1は定着部110に至り、加熱或いは加圧等の手段により画像が定着される。
【0020】シートP1の片面のみに画像を形成する場合、シートP1はそのまま排出路111を通って第1の画像記録装置1の外部へ排出される。
【0021】また、シートP1の両面に画像を形成する場合、片面画像定着後のシートP1は、第1の搬送路切換手段112の作用により第2搬送路113を通って反転搬送路114に導かれる。ここで反転したシートP1は、第2の搬送路切換手段115の作用により両面搬送路116に導かれる。その後シートP1は、再び画像形成前搬送路109に導かれ、画像形成部でシートP1の裏側に2面目の画像を形成した後、定着部110で再度定着され、排出路111を通って第1の画像記録装置1の外部へ排出される。
【0022】また、シートP1の片面に多重画像を形成する場合、片面画像定着後のシートP1は、第1の搬送路切換手段112の作用により第2搬送路113に導かれる。そして、更に第3の搬送路切換手段117の作用により両面搬送路116に導かれる。その後シートP1は、再び画像形成前搬送路109に導かれ、画像形成部でシートP1の表側に2面目の画像を形成した後、定着部110で再度定着され、排出路111を通って第1の画像記録装置1の外部へ排出される。
【0023】なお、第1の画像記録装置1内のシート搬送路中の適所には、シートP1の搬送状態を監視し、紙詰まり等を検知する複数のセンサー118,119,120,121,122,123,124が配置されている。
【0024】第1の画像記録装置1で画像記録されたシートP1は、排出路111を通って第1の画像記録装置1の外部へ排出された後、バッファー3に搬入される。このバッファー3の第1搬入路301から搬入されたシートP1は、このシートP1に記録された画像が画像読取装置6或いは画像入力制御装置8のいずれから供給されたかによって、スタック切換手段309により第1排出路302を通って第1スタックトレイ303に収納されるか、若しくは第2排出路307を通って第2スタックトレイ308に収納される。即ち、記録画像が画像読取装置6からの原稿画像である場合には第1スタックトレイ303に収納され、記録画像が画像入力制御装置8からの外部入力画像である場合には第2スタックトレイ308に収納される。
【0025】第2の画像記録装置2の構成は、基本的には第1の画像記録装置1と全く同一である。第2の画像記録装置2の構成要素の説明で、第1の画像記録装置1と同一部分には、3桁の数字の3桁目の数字「1」を「2」と置き換えて表示する(例えば、第1の画像記録装置1の感光体101は、第2の画像記録装置2では感光体201と表示する)ことで、その説明を省略する。
【0026】第2の画像記録装置2で画像記録されたシートP2は、排出路211を通って第2の画像記録装置2の外部へ排出された後、増設搬送部4の増設搬入路401に搬入される。増設搬入路401に搬入されたシートP2は、増設搬送部4の増設搬送路402を通って増設排出路403から第1の画像記録装置1の外部へ排出され排出される。
【0027】なお、増設搬送部4のシート搬送路中の適所には、シートP2の搬送状態を監視し、紙詰まり等を検知するセンサー404,405,406が配置されている。
【0028】増設排出路403から第1の画像記録装置1の外部へ排出されたシートP2は、バッファー3に搬入される。バッファー3の第2搬入路304から搬入されたシートP2は、シートP1に記録された画像が画像読取装置6或いは画像入力制御装置8のいずれから供給されたかによって、スタック切換手段309により第1排出路302を通って第1スタックトレイ303に収納されるか、若しくは第2排出路307を通って第2スタックトレイ308に収納される。即ち、記録画像が画像読取装置6からの原稿画像である場合には第1スタックトレイ303に収納され、記録画像が画像入力制御装置8からの外部入力画像である場合には第2スタックトレイ308に収納される。
【0029】原稿トレイ501に積載された原稿P0は、操作部7のキー入力部701から適切な指示情報を入力することにより、画像読取装置6へ搬入されて画像を読み取られる。また、操作部7のキー入力部701から適切な指示情報を入力することにより、原稿P0の両面の画像を読み取ることも可能である。
【0030】画像読取装置6は、搬入された原稿P0を露光ランプ602により照明し、その反射光をミラー603,604,605によりレンズ606に導き、更に画像読取素子としてのCCDセンサー607に結像させる構成となっている。
【0031】以上のよう構成の画像記録システムで、画像読取装置6若しくは画像入力制御装置8のいずれか一方のみが単独で稼働する場合に、生産性の高い画像記録にいかに対応するかについて、図1及び図2を用いて以下詳細に説明する。
【0032】図2は、本実施の形態に係る画像記録システムの動作を示すフローチャートである。
【0033】まず、画像読取装置6のみを稼働させ、片面に画像を記録する場合について説明する。
【0034】本システムの場合、まず、原稿フィーダー5及び画像読取装置6により読み取られた原稿の画像信号Ss1を、第1及び第2の画像記録装置1,2に分配し、両画像記録装置1,2を並列に動作させる(図2)。即ち、まず、画像信号Ss1は、基本バッファメモリーB0に一時貯蔵された後、第1バッファメモリーB1と第2バッファメモリーB2に振り分けられる。そして、第1の画像記録装置1は、第1給紙部107から給送されたシートP1が画像形成前搬送路109内に配設されたセンサー119で検知されると、それと同期をとって第1バッファメモリーB1に指令を出し、シートP1の片面上に画像信号Ss1による画像を記録する。その後、シートP1はスタック切換手段309により第1排出路302を通って第1スタックトレイ303上に排出される。
【0035】一方、第2の画像記録装置2は、第1給紙部107からシートP1が給送されてから所定時間経過後に、第2給紙部207からシートP2が給送される。第2給紙部207から給送されたシートP2が画像形成前搬送路209内に配設されたセンサー219で検知されると、それと同期をとって第2バッファメモリーB2に指令を出し、シートP2の片面上にシートP1と同一の画像信号Ss1による画像を記録する。その後、シートP2は増設搬送部4に導かれ、更にバッファー3に搬入されてスタック切換手段309により第1排出路302を通って第1スタックトレイ303上に排出される。このとき、シートP1とシートP2は、第1スタックトレイ303上に交互に収納される。
【0036】このようにすれば、第1及び第2の画像記録装置1,2の単位時間当たり画像記録するシート処理枚数をそれぞれN枚とすれば、本システム全体としての処理能力は、単位時間当たり2N枚となる。従って、機械速度を無理に上げることなく、2倍の生産性を持った高速記録が可能となる。
【0037】次に、画像読取装置6のみを稼働させ、両面に画像を記録する場合について説明する。
【0038】本システムの場合、画像記録する原稿のページ毎の画像信号をSd1,Sd2,Sd3,Sd4,…とした場合、第1の画像記録装置1でシートP1の表側、裏側にそれぞれ記録される画像信号は、Sd(4n−3),Sd(4n−2)、第2の画像記録装置2でシートP2の表側、裏側にそれぞれ記録される画像信号は、Sd(4n−1),Sd(4n)となるように画像信号を分配し、両画像記録装置1,2を並列に作動させる(n=1,2,3,4,5,6,…)。まず、画像信号は基本バッファメモリーB0に一時貯蔵された後、画像信号Sd(4n−3),Sd(4n−2)は第1バッファメモリーB1に、画像信号Sd(4n−1),Sd(4n)は第2バッファメモリーB2に振り分けられる。そして、第1の画像記録装置1は、第1給紙部107から給送されたシートP1が画像形成前搬送路109内に配設されたセンサー119で検知されると、それと同期をとって第1バッファメモリーB1に指令を出し、シートP1の片面上に画像信号Sd(4n−3)による画像を記録する。その後、シートP1は前述した反転動作を行って再び画像形成部へ導かれ、裏面に画像信号Sd(4n−2)による画像を記録し、スタック切換手段309により第1排出路302を通って第1スタックトレイ303上に排出される。
【0039】一方、第2の画像記録装置2は、第1給紙部107からシートP1が給送されてから所定時間経過後に、第2給紙部207からシートP2が給送される。第2給紙部207から給送されたシートP2が画像形成前搬送路209内に配設されたセンサー219で検知されると、それと同期をとって第2バッファメモリーB2に指令を出し、シートP2の片面上にシートP1と同一の画像信号Sd(4n−1)による画像を記録する。その後、シートP2は前述した反転動作を行って再び画像形成部へ導かれ、裏面に画像信号Sd(4n)による画像を記録する。その後、シートP2は増設搬送部4に導かれ、更にバッファー3に搬入されてスタック切換手段309により第1排出路302を通って第1スタックトレイ303上に排出される。このとき、シートP1とシートP2は、第1スタックトレイ303上に交互に収納される。
【0040】また、以上のべた片面及び両面の画像記録動作は、画像入力制御装置8のみを稼働させ、この画像入力制御装置8からの画像信号を記録する場合にも同様に行われ、この場合、シートP1及びシートP2がバッファー3に搬入されてスタック切換手段309により第2排出路307を通って第2スタックトレイ308上に排出される点のみが異なる。
【0041】以上、画像記録装置の高速化という意味での生産性の向上について有効な動作を述べたが、本発明は以下に述べる画像記録システムのダウンタイムを無くすという意味での生産性の向上を実現する上でも更に有効である。即ち、第1及び第2の画像記録装置1,2が同時に作動中、何等かの要因(紙の補給、トナーの補給、紙詰まり、定期メンテナンス、不慮のトラブル発生時等)によって第1及び第2の画像記録装置1,2のいずれか一方が非作動状態となった場合でもシステム全体のダウンタイムを無くす。或いは画像読取装置6と画像入力制御装置8の両方からの画像信号が同時に第1及び第2の画像記録装置1,2に供給された場合でも、どちらか一方の画像記録装置が完全にダウンしてしまうのを防止できる。
【0042】そのときの具体例について、まず、片面画像記録時について説明する。
【0043】例えば、片面画像記録時、第1及び第2の画像記録装置1,2が同時に動作中、第1の画像記録装置1内のシート搬送路内で紙詰まりが発生したとする。すると、まず、センサー118〜124のいずれかで紙詰まりが検知され、第1の画像記録装置1の作動を停止すると同時に、操作部7の表示部702に紙詰まりが発生した旨の情報を表示し、操作者に紙詰まり処理の実行を促す。
【0044】その間、第2バッファメモリーB2の作用により画像信号Ss1は送られ続け、第2の画像記録装置2は単位時間当たり画像記録するシート処理枚数をN枚として作動し続ける、そして、紙詰まり処理が終了すると、再び第1の画像記録装置1が作動し、もとの高生産性を維持する。この場合、紙詰まり処理の時間は第1及び第2の画像記録装置1,2が同時に稼働している場合よりも生産性は落ちるが、ダウンタイムがないためトータルとして高生産性を保つことができる。
【0045】本実施の形態においては、一方の画像記録装置が停止しているときに他方の画像記録装置の単位時間当たりの処理枚数をN枚として多機能画像記録システムを作動し続ける構成についてて述べた。しかしながら、本発明はこれに限られるものではなく、一方の画像記録装置が停止しているときは、他方の画像記録装置の単位時間当たりの処理枚数をN枚以上に加速してもよい。そうすれば、第1及び第2の画像記録装置1,2のいずれか一方が非作動状態となったときの生産性を更にに上げることができる。
【0046】一方の画像記録装置が停止しているときは、他方の画像記録装置の単位時間当たりの処理枚数をN枚以上に加速する手段としては、連続して搬送するシート同士の間隔を小さくする、或いは全体の紙搬送速度を速くする等の手段がある。後者の場合は、一時的にではあっても、感光体101(201)の感度不足、露光ランプ602の寿命、昇温、振動、騒音、耐久性等の当初の問題が懸念される。従って、前者の連続して搬送するシート同士の間隔を小さくする方法の方が有効である。この場合、単位時間当たりに通過するシート枚数が多くなるため、定着部110(210)の熱がシートによってより多く奪われ、結果として定着性が不十分となる可能性がある。その場合、一方の画像記録装置が停止しているときに他方の画像記録装置の定着温度をやや上げるように制御すれば、この問題を有効に解決できる。なお、定着温度を上げると、電力が余計にかかる等の問題があるが、一方の画像記録装置が停止しているときのことなので、その分の電力を充てれば問題は発生しない。
【0047】次に、画像読取装置6と画像入力制御装置8の両方からの画像信号が同時に第1及び第2の画像記録装置1,2に供給された場合の具体例について説明する。
【0048】例えば、初めに画像入力制御装置8からの画像信号Ss2のみが第1及び第2の画像記録装置1,2に供給されていて、各々が片面画像記録でバッファー3に搬入されてスタック切換手段309により第2排出路307を通って交互に第2スタックトレイ307上に排出されている状態において、操作部7のキー入力部701から原稿の読取りを始動する指示情報を入力した場合について説明する。
【0049】まず、画像読取装置6の稼働状態を検知する。ここで、画像読取装置6の稼働していない状態で画像入力制御装置8のみが稼働しており、画像信号Ss2が画像入力制御装置8より供給されたとき、画像信号Ss2を第1及び第2の画像記録装置1,2に分配し、両画像記録装置1,2を並列に作動させる(図2)。即ち、まず、画像信号Ss2は基本バッファメモリーB0に一時貯蔵された後、第1バッファメモリーB1と第2バッファメモリーB2に振り分けられる。そして、第2の画像記録装置2は、第2給紙部207から給送されたシートP1が画像形成前搬送路109内に配設されたセンサー119で検知されると、それと同期をとって第1バッファメモリーB1に指令を出し、シートP1の片面上に画像信号Ss2による画像を記録する。その後、シートP1はスタック切換手段309により第1排出路302を通って第1スタックトレイ303上に排出される。
【0050】一方、第2の画像記録装置2は、第1給紙部107からシートP1が給送されてから所定時間経過後に、第2給紙部207からシートP2が給送される。第2給紙部207から給送されたシートP2が画像形成前搬送路209内に配設されたセンサー219で検知されると、それと同期をとって第2バッファメモリーB2に指令を出し、シートP2の片面上にシートP1と同一の画像信号Ss2による画像を記録する。その後、シートP2は増設搬送部4に導かれ、更にバッファー3に搬入されてスタック切換手段309により第2排出路307を通って第2スタックトレイ308上に排出される。このとき、シートP1とシートP2は、第1スタックトレイ303上に交互に収納される。
【0051】以上のような動作状態に対して、操作部7のキー入力部701から原稿の読み取りを始動する指示情報を入力すると、原稿トレイ501に積載された原稿P0は画像読取部601に搬入されて画像が読み取られる。原稿フィーダー5及び原稿読取装置6により読み取られた原稿の画像信号Ss1が基本バッファメモリーB0に一時貯蔵された後、画像入力制御装置8の稼働状態を検知する。このとき、画像入力制御装置8は既に稼働しており、画像信号Ss1はこの場合には第1バッファメモリーB1のみに振り分けられる。そして、第2の画像記録装置2は、第2給送部207から給送されたシートP1が画像形成前搬送路109内に配設されたセンサー119により検知されると、それと同期をとって第1バッファメモリーB1に指令を出し、シートP1の片面上に画像信号Ss1による画像を記録する。その後、シートP1はスタック切換手段309により第2排出路307を通って第2スタックトレイ308上に排出される。
【0052】一方、この間に画像入力制御装置8より供給された画像信号Ss2が基本バッファメモリーB0に一時貯蔵された後、画像読取装置6の稼働状態を検知する。このとき、画像読取装置6は既に稼働しており、画像信号Ss2はこの場合には第2バッファメモリーB2のみに振り分けられる。第2の画像記録装置2は、第1給紙部107からシートP1が給送されてから所定時間経過後、第2給紙部207からシートP2が給送される。第2給紙部207から給送されたシートP2が画像形成前搬送路209内に配設されたセンサー219で検知されると、それと同期をとって第2バッファメモリーB2に指令を出し、シートP2の片面上に画像信号Ss2による画像を記録する。その後、シートP2は増設搬送部4に導かれ、更にバッファー3に搬入されてスタック切換手段309により第2排出路307を通って第2スタックトレイ308上に排出される。
【0053】第1及び第2の画像記録装置1,2の単位時間当たり画像記録するシート処理枚数をそれぞれN枚とすれば、最初の画像入力制御装置8のみの稼働時に画像入力制御装置8から供給された画像信号Ss1に対するシート処理枚数は、トータル2N枚であったのが、画像読取装置6の同時稼働によって、画像読取装置6と画像入力制御装置8からの記録画像の種類別に、第1の画像記録装置1と第2の画像記録装置2に振り分けて記録し、記録画像の種類別に第1及び第2スタックトレイ303,308に振り分けて排出するので、画像信号Ss1,Ss2に対するシート処理枚数は、各々N枚で分散して作動し続ける。従って、本システム全体での単位時間当たりのシート処理枚数は2N枚に変わりはないが、操作者は画像入力制御装置8が稼働中であっても画像入力制御装置8から供給された画像信号Ss2の画像記録動作を中断するとなく、いつでも画像読取装置6を稼働させて画像読取装置6から読み出された画像信号Ss1の画像記録動作を行うことができる。
【0054】また、初めに画像読取装置6からの画像信号Ss1のみが第1及び第2の画像記録装置1,2に供給されていて、各々が片面画像記録でバッファー3に搬入されてスタック切換手段309により第1排出路302を通って交互に第1スタックトレイ303上に排出されている状態において、画像入力制御装置8を稼働させた場合にも、上述したごとく画像読取装置6と画像入力制御装置8の両方からの画像信号が同時に第1及び第2の画像記録装置1,2に供給された場合と全く同様の動作であり、画像読取装置6と画像入力制御装置8からの記録画像の主類別に第1の画像記録装置1と第2の画像記録装置2に振り分けて記録し、記録画像の種類別に第1スタックトレイ303と第2スタックトレイ308に振り分けて排出するので、画像信号Ss1,Ss2に対する単位時間当たりのシート処理枚数は2n枚に変化はないが、操作者がたとえ画像読取装置6を始動し稼働中であっても、画像読取装置6から供給された画像信号Ss2の画像記録動作を中断することなく、随時、画像入力制御装置8を稼働して画像読取装置6から読み出された画像信号Ss1の画像記録動作を行うことができる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の画像記録方法及び装置によれば、紙送り速度、即ち機械速度を無理に上げることなくシステム全体を高速化でき、多機能を有するものでありながら、感光体の感度不足、露光ランプの寿命、昇温、振動、騒音、耐久性等の問題を生じること無く、生産性の向上を図ることができるという効果を奏する。
【0056】また、紙の補給、トナーの補給、紙詰まり処理、定期メンテナンス、不慮のトラブル発生時等でもシステムを停止させずにダウンタイムを無くして生産性の向上を図ることができるという効果を奏する。




 

 


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