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発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平11−143297
公開日 平成11年(1999)5月28日
出願番号 特願平9−307415
出願日 平成9年(1997)11月10日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】谷 義一 (外1名)
発明者 小巻 由夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 記録紙上に画像データを形成する画像形成装置であって、前記画像データを生成する画像データ生成手段と、前記記録上に前記画像データを形成する複数の画像形成手段と、前記複数の画像形成手段を所定の制御間隔で制御する複数の画像形成制御手段と、前記記録紙間の搬送間隔を示す距離情報を決定する距離情報決定手段と、前記距離情報を含む複数の記録紙に対応した処理仕様データを生成する処理仕様データ生成手段と、前記処理仕様データに基づいて、前記複数の画像形成制御手段の制御間隔を変更する制御間隔変更手段と、前記処理仕様データを前記複数の画像形成制御手段に転送する処理仕様データ転送手段とを具えたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】 原稿を読み取る原稿読取手段をさらに具え、該読み取ったデータから前記画像データを生成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】 前記複数の画像形成制御手段は、前記処理仕様データに対応して、画像形成のための制御パラメータを設定する複数の制御パラメータ管理部と、前記制御パラメータに基づいて画像形成の制御を行う複数の画像形成制御部とからなることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
【請求項4】 前記複数の画像形成制御手段は、定着処理を所定の制御間隔で制御する定着制御手段をさらに具えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項5】 前記定着制御手段は、前記処理仕様データに対応して、定着処理のための制御パラメータを設定する複数の制御パラメータ管理部と、前記制御パラメータに基づいて定着処理の制御を行う複数の定着制御部とからなることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
【請求項6】 前記距離情報決定手段は、紙検知センサの検知信号に基づいて記録紙間の搬送間隔を示す距離情報を決定することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項7】 前記距離情報決定手段は、給紙ローラの駆動タイミングのタイミング信号に基づいて記録紙間の搬送間隔を示す距離情報を決定することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項8】 前記距離情報決定手段は、搬送ローラの駆動タイミングのタイミング信号に基づいて記録紙間の搬送間隔を示す距離情報を決定することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項9】 前記距離情報決定手段は、前記原稿読取手段の原稿走査タイミングのタイミング信号に基づいて記録紙間の搬送間隔を示す距離情報を決定することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項10】 前記複数の画像形成手段は、感光ドラムを含み、電子写真式により画像を形成することを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項11】 前記複数の画像形成手段は、LED光源を含むことを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
【請求項12】 前記複数の画像形成手段は、レーザ光を出射するレーザ光源を含むことを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
【請求項13】 前記複数の画像形成手段は、インクを吐出するインクジェットヘッドを含むことを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
【請求項14】 ホスト装置から出力された画像データを画像形成装置に転送して画像の形成を行う画像処理システムであって、前記画像形成装置として、請求項1ないし13のいずれかに記載の画像形成装置を用いて画像の形成を行うことを特徴とする画像処理システム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画像形成制御部を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、画像形成の処理を連続して行う画像形成装置の1例を示す。
【0003】913は、原稿読取装置等からなるリーダ部である。1は、そのリーダ部913により読み取られた原稿のデータに基づいて、画像形成の処理を行う画像形成本体部である。
【0004】以下、画像形成本体部1の概略構成について説明する。
【0005】912は、リーダ部913の駆動制御および読み取ったデータが入力されるリーダ制御部である。911は、そのリーダ制御部912からデータが転送される画像形成制御部である。317,318,319,320は、記録紙10に対してY,M,C,Kの各色のカラー画像の形成を行う画像形成部である。347は、紙検知センサであり、画像形成部317〜320に搬送される記録紙10の検知を行う。
【0006】そして、紙検知センサ347で記録紙10の到達が検知されると、画像形成制御部911は、リーダ制御部912に原稿走査開始の信号を出力すると同時に、各色の画像形成部317〜320に画像形成開始の信号を出力する。
【0007】ここで、画像形成開始の信号は、紙検知センサ347から画像形成位置までの遅延時間に従って順次出力される。同様に、画像形成終了の信号が、記録紙10の搬送方向の長さに応じて、所定時間後に順次出力される。
【0008】各色の画像形成部317〜320において連続して画像形成を行う場合は、画像形成開始および画像形成終了の信号に基づいて、各記録紙10に対して画像形成処理を同時並行して行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置においては、画像形成制御部911が、紙検知センサ347に対する制御、および、各色の画像形成部317〜320の画像形成開始,終了の制御を一括して行っている。
【0010】しかしながら、特定色の画像形成部、例えばユニット毎のバージョンアップに伴って、Y色の画像形成部317の制御の変更が必要な場合、画像形成制御部911を変更する必要がある。このため、変更を必要としない他色の画像形成部に対する制御方法までもが変更される可能性があり、信頼性、拡張性が低下するという問題点がある。
【0011】そこで、本発明の目的は、複数の画像形成部に対する制御を各々独立して行うことにより、特定の画像形成部の制御変更に対しては、その特定の画像形成部に対応する画像形成制御部の変更で対応することにより、信頼性および拡張性を向上させることが可能な画像形成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録紙上に画像データを形成する画像形成装置であって、前記画像データを生成する画像データ生成手段と、前記記録上に前記画像データを形成する複数の画像形成手段と、前記複数の画像形成手段を所定の制御間隔で制御する複数の画像形成制御手段と、前記記録紙間の搬送間隔を示す距離情報を決定する距離情報決定手段と、前記距離情報を含む複数の記録紙に対応した処理仕様データを生成する処理仕様データ生成手段と、前記処理仕様データに基づいて、前記複数の画像形成制御手段の制御間隔を変更する制御間隔変更手段と、前記処理仕様データを前記複数の画像形成制御手段に転送する処理仕様データ転送手段とを具えることによって、画像形成装置を構成する。
【0013】ここで、原稿を読み取る原稿読取手段をさらに具え、該読み取ったデータから前記画像データを生成することができる。
【0014】前記複数の画像形成制御手段は、前記処理仕様データに対応して、画像形成のための制御パラメータを設定する複数の制御パラメータ管理部と、前記制御パラメータに基づいて画像形成の制御を行う複数の画像形成制御部とから構成できる。
【0015】前記複数の画像形成制御手段は、定着処理を所定の制御間隔で制御する定着制御手段をさらに具えることができる。
【0016】前記定着制御手段は、前記処理仕様データに対応して、定着処理のための制御パラメータを設定する複数の制御パラメータ管理部と、前記制御パラメータに基づいて定着処理の制御を行う複数の定着制御部とから構成できる。
【0017】前記距離情報決定手段は、紙検知センサの検知信号に基づいて記録紙間の搬送間隔を示す距離情報を決定することができる。
【0018】前記距離情報決定手段は、給紙ローラの駆動タイミングのタイミング信号に基づいて記録紙間の搬送間隔を示す距離情報を決定することができる。
【0019】前記距離情報決定手段は、搬送ローラの駆動タイミングのタイミング信号に基づいて記録紙間の搬送間隔を示す距離情報を決定することができる。
【0020】前記距離情報決定手段は、前記原稿読取手段の原稿走査タイミングのタイミング信号に基づいて記録紙間の搬送間隔を示す距離情報を決定することができる。
【0021】前記複数の画像形成手段は、感光ドラムを含み、電子写真式により画像を形成することができる。
【0022】前記複数の画像形成手段は、LED光源、又は、レーザ光を出射するレーザ光源、又は、インクを吐出するインクジェットヘッドを記録用ヘッドとして構成することができる。
【0023】また、本発明は、ホスト装置から出力された画像データを画像形成装置に転送して画像の形成を行う画像処理システムであって、前記画像形成装置として、上記画像形成装置を用いて画像の形成を行うことによって、画像処理システムを構成することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0025】まず、第1の実施の形態を、図1ないし図6に基づいて説明する。なお、従来例(図8参照)と同一部分については同一符号を付す。
【0026】図2は、本発明に適用可能なデジタルカラー複写機の概略構成を示す外観図である。このデジタルカラー複写機は、第1の大別要素としてのカラーリーダ部2と、第2の大別要素としてのプリンタ部3とに分けられる。
【0027】カラーリーダ部2は、その上方に付設された原稿給紙装置4から原稿5をカラーで読み取り、デジタルカラー画像を出力する。なお、この原稿給紙装置4を付設する代わりに、カラーリーダ部2の上面に鏡面圧板(図示せず)を装着して構成してもよい。
【0028】プリンタ部3は、画像形成本体部1内に設けられ、カラーリーダ部2から出力されるデジタル信号を記録紙10に記録する。
【0029】[カラーリーダ部の構成]カラーリーダ部2の概略構成について説明する。
【0030】301は、原稿5が設置される原稿台ガラス(プラテン)である。303および304は、原稿5を照明する光源(ハロゲンランプ又は蛍光灯)である。305および306は、光源303,304の光を原稿5の面に集光する集光ミラーである。307〜309はミラーである。310は、原稿5からの反射光又は投影光をCCD101上に集光するレンズである。311は、CCD101が実装された基板である。312は、図3に示すような画像形成の処理を行う画像処理部である。314は、光源303,304と、集光ミラー305,306と、ミラー307とを収容するキャリッジである。315は、ミラー308,309を収容するキャリッジである。313は、他のIPU等とのインターフェイス(I/F)部である。
【0031】図3は、画像処理部312におけるデジタル画像処理を行う部分の概略構成を示す。
【0032】光源303,304からの光が、原稿台ガラス301にセットされた原稿5に照射され反射されることによって、その反射光はCCD101に導かれて電気信号(アナログ画像信号)に変換される。
【0033】なお、CCD101は、カラーセンサの場合、R,G,Bのカラーフィルタが1ラインCCD上にR,G,Bの順に配列されたものや、3ラインCCDでそれぞれRフィルタ・Gフィルタ・Bフィルタを各ラインのCCD毎に並べたものでもよいし、さらには、フィルタが、チップ化又はCCDとは別構成になったものでもよい。
【0034】そして、その変換された電気信号は、画像処理部312の処理部102に入力される。この処理部102において、電気信号は、サンプルホールド(S/H)され、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅し、A/D変換して、例えばR,G,Bの各8ビットのデジタル信号に変換して出力される。
【0035】その変換されたR,G,Bのデジタル信号は、シェーディング部103において、シェーディング補正および黒補正が施された後、処理部104に入力される。この処理部104においては、つなぎ、MTF補正、原稿検知の各処理を実行する。例えば、CCD101が3ラインCCDの場合には、つなぎ処理はライン間の読取位置が異なるため、読取速度に応じてライン毎の遅延量を調整し、3ラインの読取位置が同じになるように信号タイミングを補正する。MTF補正処理は、読取速度や変倍率によって読み取りのMTFが変わるため、その変化を補正する。原稿検知処理は、原稿台ガラス301上の原稿5を走査することによって、原稿サイズを認識する。
【0036】読取位置タイミングが補正されたデジタル信号は、入力マスキング部105によって、CCD101の分光特性、光源303,304および集光ミラー305,306の分光特性を補正する。入力マスキング部105からの出力信号は、外部インターフェイス(I/F)部114からの外部I/F信号との切り換え可能なセレクタ106に入力される。また、入力マスキング部105からの出力信号は、色判定部117に入力される。色判定部117では、有彩色の画素を8×8画素の領域で連続して検出すると、原稿5に有彩色が含まれるものと判断し、その有彩色に相当する値を内部レジスタに書き込む。
【0037】セレクタ106からの出力信号は、色空間圧縮、下地除去、LOG変換の各処理を実行する処理部107と、下地除去部115とに入力される。下地除去部115に入力された出力信号は、下地除去された後、原稿5中の黒文字かどうかを判定する黒文字判定部116に入力され、黒文字か否かを示す判定信号を生成する。
【0038】一方、セレクタ106からの出力信号が入力された処理部107では、色空間圧縮は読み取った画像信号がプリンタ部3において再現できる範囲に入っているかどうか判断する。再現できる範囲に入っている場合はそのままの状態で出力し、入っていない場合は画像信号をプリンタ部3で再現できる範囲に入るように補正する。そして、下地除去処理を行い、LOG変換処理によりR,G,Bの信号からC,M,Yの信号に変換する。
【0039】そして、処理部107の出力信号は、遅延部108に入力され、黒文字判定部116で生成された判定信号との出力タイミングが調整される。これら2種類の信号は、モワレ除去部109に入力されることにより、モワレが除去され、変倍処理110で主走査方向に変倍処理される。
【0040】変倍処理部110で処理された信号は、UCR、マスキング、黒文字反映の各処理を実行する処理部111に入力される。C,M,Yの信号は、UCR処理でC,M,Y,Kの信号が生成され、マスキング処理部でプリンタ部3の出力にあった信号に補正されると共に黒文字判定部116で生成された判定信号がC,M,Y,Kの信号にフィードバックされる。
【0041】処理部111から出力された信号は、γ補正部112で濃度調整された後、フィルタ部113でスムージング又はエッジ処理がなされる。
【0042】以上処理された信号は、8ビットの多値信号としてカラーリーダ部2からプリンタ部3へ出力される。そして、プリンタ部3の2値変換部(図示せず)において、8ビットの多値信号は2値信号に変換される(変換方法は、ディザ法・誤差拡散法・誤差拡散の改良したもののいずれでもよい)。
【0043】[プリンタ部の構成]プリンタ部3の概略構成について説明する。
【0044】図2において、317〜320は、画像形成手段としての画像形成部である。317はY色の画像形成部、318はM色の画像形成部、319はC色の画像形成部、320はK色の画像形成部であり、各々の構成は同一である。
【0045】画像形成部317〜320において、342〜345は感光ドラムである。これら感光ドラム342〜345は、光源としてのLEDアレイ410〜413からの光によって、その表面に潜像が形成される。LEDアレイ410〜413には、画像データに基づいて2値変換部で変換された2値信号が入力され、これによって発光制御がなされる。
【0046】321,324,327,330は、感光ドラム342〜345の表面を所定の電位に帯電させ、潜像形成の準備をする一次帯電器である。322,325,328,331は、感光ドラム342〜345上の潜像を現像して、トナー画像を形成する現像器である。これら現像器322,325,328,331は、現像バイアスを印加して現像するためのスリーブ355〜358を備えている。323,326,329,332は、転写ベルト333の背面から放電を行い、感光ドラム342〜345上のトナー画像を、転写ベルト333上の記録紙10などへ転写する転写帯電器である。なお、本例では、転写効率がよいためクリーナ部を配置していないが、クリーナ部を装着してもよい。
【0047】次に、画像形成処理について説明する。
【0048】カラーリーダ部2は、原稿走査を開始する所定時間前にプリンタ部3に対して画像形成開始信号を出力する。プリンタ部3は、カラーリーダ部2からの開始信号を受けると、記録紙等の給紙動作を開始する。なお、黒単色モードからカラーモードの切り替え時等は、モード切り替えのための切り替え時間の経過後に給紙動作を開始する。
【0049】カセット340,341に格納された記録紙10等は、ピックアップローラ338,339により1枚毎、給紙ローラ336,337で転写ベルト333上に供給される。給紙された記録紙10は、吸着帯電器346で帯電される。
【0050】転写ベルトローラ348は、転写ベルト333を駆動すると共に、吸着帯電器346と対になって記録紙10を帯電させ、これにより、転写ベルト333に記録紙10を吸着させる。その給紙された転写ベルト333上の記録紙10は、紙検知センサ347によって、記録紙先端が検知される。その後、記録紙10は、転写ベルト333によって搬送され、画像形成部317〜320において、Y,M,C,K色の順に記録紙表面にトナー画像が形成される。
【0051】そして、K色の画像形成部320を通過した記録紙10は、転写ベルト333からの分離を容易にするため、除電帯電器349で除電された後、転写ベルト333から分離される。剥離帯電器350は、記録紙10が転写ベルト333から分離する際の剥離放電による画像乱れを防止する。
【0052】このようにして分離された記録紙10は、トナーの吸着力を補って画像乱れを防止するために、定着前帯電器351,352で帯電された後、定着器334よってトナー画像が熱定着された後、排紙トレイ335に排紙される。
【0053】[システム制御系の構成]次に、システム制御系の構成を、図1に基づいて説明する。
【0054】図1のプリンタ部3内には、システム制御部1000が設けられている。このシステム制御部1000は、カラーリーダ部2内の画像処理部312と接続されている。
【0055】このシステム制御部1000において、201,202,203,204は、Y,M,C,Kの各色毎に設けられた画像形成制御部である。これら画像形成制御部201〜204は、各色の画像形成部317〜320に接続されている。
【0056】206,207,208,209は、各色の画像形成制御パラメータ管理部である。これら画像形成制御パラメータ管理部206〜209は、記録紙処理仕様データ210からのデータ転送が可能であり、各色の画像形成制御部201〜204に対して、制御パラメータの設定を行う。
【0057】205は、距離情報決定手段としての記録紙間隔測定部である。この記録紙間隔測定部205は、紙検知センサ347からの記録紙検知信号を監視し、記録紙10の到達タイミングを検知すると同時に、記録紙10間の搬送間隔を示す距離情報などの計測を行う。
【0058】211は、記録紙処理仕様データ管理部である。この記録紙処理仕様データ管理部211は、処理仕様データ生成手段211aと、制御間隔変更手段211bと、処理仕様データ転送手段211cとを有している。
【0059】処理仕様データ生成手段211aは、距離情報を含む記録紙10に対応した記録紙処理仕様データ210(後述する図5参照))を生成する。制御間隔変更手段211bは、記録紙処理仕様データ210に基づいて、画像形成制御部201〜204の制御間隔を変更する。処理仕様データ転送手段211cは、記録紙処理仕様データ210を画像形成制御パラメータ管理部206〜209に転送する。
【0060】このように記録紙処理仕様データ管理部211は、記録紙間隔測定部205からの記録紙10の到達タイミング、前紙との距離などの入力情報に基づいて、記録紙処理仕様データ210の生成、更新、転送などの管理を行う。
【0061】次に、システム制御系の動作を、図4〜図6に基づいて説明する。
【0062】図4は、画像形成制御部201〜204における制御処理を中心に説明するフローチャートである。
【0063】ステップS10では、画像形成制御部201〜204が、画像形成制御の開始要求待ち状態にあることを示す。システムが起動されると、この状態に遷移する。そして、画像形成制御部201〜204は、記録紙処理仕様データ管理部211から開始要求を受けると、ステップS20へ遷移する。
【0064】ステップS20〜ステップS21では、画像形成制御部201〜204は、記録紙10の搬送制御を行う。
【0065】ステップS20では、紙検知センサ347のセンサ位置から所定の画像形成部317〜320の画像形成位置までの記録紙搬送のための所用時間をタイマ(図示せず)にセットする。
【0066】ステップS21では、そのタイマがタイムアウトに達すると、ステップS30へ遷移する。
【0067】ステップS30〜ステップS34は、画像形成制御部201〜204は、画像形成処理の制御を行い、画像処理部317〜320に対して画像形成処理の開始を指示する。
【0068】ステップS30では、画像形成制御部201〜204は、画像形成制御パラメータ管理部206〜209に対して、記録紙処理仕様データ210の転送を指示する。画像形成制御パラメータ管理部206〜209は、記録紙10に対応した記録紙処理仕様データ210を画像形成制御部201〜204に転送する。
【0069】ステップS31では、画像形成制御部201〜204は、記録紙処理仕様データ210から画像処理に必要な制御パラメータを決定する。この制御パラメータの決定方法としては、各色毎に異なる方法を用いてもよい。
【0070】ステップS32では、決定された制御パラメータを画像処理部317〜320に設定し、画像形成処理の開始を指示する。
【0071】ステップS33では、記録紙処理仕様データ210の用紙サイズから、記録紙10に対する終了処理までの所用時間を決定し、タイマ(図示せず)にセットする。
【0072】ステップS34では、タイマがタイムアウトに達すると、ステップS40へ遷移する。
【0073】ステップS40〜ステップS44では、画像形成制御部201〜204は、次の記録紙の到着の待ち状態であり、処理中の記録紙10に対する処理終了を指示し、次の記録紙10の搬送を待つ。
【0074】ステップS40では、画像形成制御部201〜204は、終了処理のための制御パラメータを画像処理部317〜320に設定し、処理開始を指示する。
【0075】ステップS41では、画像形成制御パラメータ管理部206〜209に対して記録紙処理仕様データ210の転送を指示する。画像形成制御パラメータ管理部206〜209は、次の記録紙10に対応した記録紙処理仕様データ210を画像形成制御部201〜204に転送する。
【0076】ステップS42では、記録紙処理仕様データ210から、次の記録紙10の有無を判断し、無ければ、ステップS10へ遷移する。
【0077】ステップS43では、記録紙処理仕様データ210の前紙との距離から、次の記録紙10の到着までの所用時間を決定し、タイマ(図示せず)にセットする。
【0078】ステップS44では、タイマがタイムアウトに達すると、ステップS30へ遷移する。以上に示すような画像形成制御の処理を繰り返して行う。
【0079】図5は、記録紙処理仕様データ210の構成例を示す。この記録紙処理仕様データ210としては、ID情報210a、用紙サイズ210b、前紙との距離210c、画像サイズ210d、処理モード210eなどからなる。用紙サイズ210bの値が(0,0)の場合には、以後の記録紙は無いことを示す。
【0080】図6は、記録紙処理仕様データ210におけるID情報210aと搬送中の記録紙10との関係を示す。各記録紙10a,10b,10cは、対応するID情報210aの記録紙処理仕様データ210に従って、画像処理部317、画像処理部318、画像処理部319、画像処理部320において、それぞれ画像形成の連続処理中である。一方、記録紙10dは、紙検知センサ347を通過中であり、記録紙間隔測定部205からの検知信号に基づいて、記録紙処理仕様データ管理部211において、対応するID情報210aの記録紙処理仕様データ210を生成している。
【0081】上述したように、記録紙10の搬送間隔を計測し、記録紙処理仕様データ管理部211において記録紙処理仕様データ210を生成し、その記録紙処理仕様データ210を各画像形成制御部201〜204に転送し、各色の画像形成部317〜320に対して各々独立した制御を行うようにしたので、特定色の画像形成部の制御の詳細については各色独立して対応が可能となる。その結果、制御方法の変更に対して柔軟に対応可能となり、仕様変更に伴う信頼性低下の軽減を図ることが可能となる。
【0082】次に、本発明の第2の実施の形態を、図7に基づいて説明する。
【0083】前述した例では、各色の画像形成部317〜320に各々対して画像形成制御部201〜204を設けた構成であった。本例では、記録紙処理仕様データ210を用いて制御方法を決定するその他の処理工程に対しても、個別に制御処理部を設ける構成にしたものである。
【0084】図7は、定着部334に対して、定着制御部230と、定着制御パラメータ管理部231とを設けた場合の構成例を示す。
【0085】定着制御部230は、定着部334に対して定着制御を行う。定着制御パラメータ管理部231は、記録紙処理仕様データ管理部211からの記録紙処理仕様データ210の転送が可能であり、定着制御部230に対して制御パラメータの設定を行う。
【0086】このように記録紙処理仕様データ210を用いて制御方法を決定するその他の処理工程に対しても、個別に制御処理部を設ける構成にしたので、制御方法の変更に対してより柔軟に対応可能となり、仕様変更に伴う信頼性低下の軽減を図ることが可能である。
【0087】なお、紙検知センサ347を監視することによって、記録紙10との距離情報を測定し、記録紙処理仕様データ210を生成したが、データの生成のためには、他の関連データを使用することも可能である。例えば、給紙ローラ337の駆動タイミングなどの給紙、搬送のタイミング、カラーリーダ部2の原稿走査タイミングを利用することも可能である。
【0088】また、画像形成制御パラメータ管理部206〜209、および、定着制御パラメータ管理部231は、記録紙処理仕様データ210を読み出して転送するものであったが、それら制御パラメータ管理部206〜209,231が記録紙処理仕様データ210を更新可能な構成にしてもよい。
【0089】また、記録紙処理仕様データ管理部211の記録紙間隔制御部から開始要求を受け、各画像形成制御部201〜204、および、定着制御部230が状態遷移を開始したが、これら各制御部201〜204,230が互いに接続され、獲得可能なその他のタイミングにより状態遷移を行うことも可能である。例えば、他の画像形成制御部の状態遷移のタイミングを用いて状態遷移を開始してもよい。
【0090】また、光源としてLED光源を用いて説明したが、この他に、レーザ光源や、インクを吐出するインクジェットヘッドを用いても同様な制御を行うことが可能である。
【0091】また、入力される画像データとして、原稿給紙装置4を用いたが、この他に例えばホストコンピュータから画像形成本体部1に転送されるデータを用いて制御を行うことも可能である。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、記録紙の搬送間隔を計測し、記録紙処理仕様データ管理部において記録紙処理仕様データを生成し、その記録紙処理仕様データを各画像形成制御部に転送し、各色の画像形成部に対して各々独立した制御を行うようにしたので、画像形成のための特定工程の制御処理の変更に対しては、その対応する制御部のみの変更で対応可能となり、これにより、装置の信頼性および拡張性を向上させることができる。




 

 


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